JPH09271256A - コンバインの揚穀装置 - Google Patents
コンバインの揚穀装置Info
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- JPH09271256A JPH09271256A JP11051096A JP11051096A JPH09271256A JP H09271256 A JPH09271256 A JP H09271256A JP 11051096 A JP11051096 A JP 11051096A JP 11051096 A JP11051096 A JP 11051096A JP H09271256 A JPH09271256 A JP H09271256A
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Abstract
れた穀粒の堆積山を均一なものとすることができるコン
バインの揚穀装置を提供する。 〔解決手段〕 脱穀装置で脱穀した穀粒を脱穀装置の採
穀口32から取り出して脱穀装置に対向してエンジンボ
ッネット18の直後に設置される穀粒タンク10の上部
に設けられた投口36まで揚穀する揚穀筒34と、投口
36から投入された穀粒を貯留する穀粒タンク10とか
らなるコンバインの揚穀装置において、穀粒タンク10
の上方前部をエンジンボンネット18の上方空間に膨出
させるとともに、投口36を前方に変移させ、揚穀筒3
4を前方に傾斜させたことを特徴とするコンバインの揚
穀装置。
Description
に関するものである。
選穀粒(一番)を脱穀装置と対設される穀粒タンクに一
旦貯留する。而して、穀粒タンクへの供給は、脱穀装置
に設けられた収穀口から揚穀筒で揚げて穀粒タンクの上
部に投入する。一方で、穀粒タンクが設置される脱穀装
置の対向箇所はエンジンボンネットや座席シートの直後
の狭い空間である。
図であるが、ここで、aは穀粒タンクであり、脱穀装置
(図示省略)に対設してエンジンボッネットや座席シー
トbの直後の限られた空間に細長い容器として設けられ
ている。尚、cは脱穀穀粒を脱穀装置から穀粒タンクa
に揚送する揚穀筒、dは穀粒タンクa内の穀粒を上送す
る縦オーガ、eは縦オーガdで上送された穀粒を横送し
て排出する横オーガである。
うな空間にこのような形状で設けられていると、その容
積はいきおい小さなものとならざるを得ない。又、縦オ
ーガdは水平回転させられ、横オーガeは上下動させら
れるが、横オーガe上下動用の伸縮シリンダfが縦オー
ガdと横オーガeとが交差する穀粒タンクaのコーナー
部に設けられているため、穀粒タンクaの容積は更に削
られる。尚、穀粒タンクaの容積が小さいと、排穀され
た穀粒を積む運搬車が交代するようなときに満杯になる
おそれがある。本発明は、このような課題を解決するも
のであり、穀粒タンクの形状に工夫を凝らすことでその
容積を十分に確保できるようにしたものである。
は、脱穀装置で脱穀した穀粒を脱穀装置の採穀口から取
り出して脱穀装置に対向してエンジンボンネットの直後
に設置される穀粒タンクの上部に設けられた投口まで揚
穀する揚穀筒と、投口から投入された穀粒を貯留する穀
粒タンクとからなるコンバインの揚穀装置において、穀
粒タンクの上方前部をエンジンボッネットの上方空間に
膨出させるとともに、投口を前方に変移させ、揚穀筒を
前方に傾斜させたことを特徴とするコンバインの揚穀装
置を提供したものである。
タンクに、穀粒タンク内の穀粒を穀粒タンクに沿って水
平回転可能に立設される縦オーガで上送し、縦オーガで
上送された穀粒を縦オーガの上部に上下動可能に接続さ
れる横オーガで横送する穀粒排出装置を付設するととも
に、横オーガを受ける横オーガレストを揚穀筒の上部に
取り付けたことを特徴とするコンバインの揚穀装置を提
供する。
を参照して説明する。図1は本発明の一例を示すコンバ
インの穀粒排出装置の側面図、図2は平面図であるが、
コンバインの穀粒排出装置は、脱穀装置(図示省略)で
脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンク10と、穀粒タン
ク10内の穀粒を上送する縦オーガ12と、縦オーガ1
2で上送された穀粒を横送して排出する横オーガ14と
からなる。
後部左側に脱穀装置が配され、これと対向する後部右側
に穀粒タンク10が配置される。穀粒タンク10は機体
フレーム16上に起立させられる背の高い細長い容器で
ある。穀粒タンク10は金属製のものが多いが、最近で
は、樹脂をブロー成型して製作されることもある。穀粒
タンク10の前方にはエンジンボッネット18や座席シ
ート20が設けられている。機体フレーム16の前後長
は限られるから、穀粒タンク10とエンジン18等は互
いに入り組んだ配置になっている。
に支承ブラケット22等で支持されて立設される。縦オ
ーガ12の途中の外周にはギア24が取り付けられてお
り、このギア24は図外の油圧シリンダ等で往復運動さ
せられるラックで駆動できるようになっており、これに
よって縦オーガ12は水平回転できる。
上部に上下動可能に接続され、前部は前方に延伸してい
る。そして、その途中は後述する揚穀筒の上部等に取り
付けられる横オーガレスト26で支持されている。この
場合、横オーガ14の側方にステー28を出し、このス
テー28と縦オーガ12との間に伸縮シリンダ30を介
設している。
とで、横オーガ14は上下動できるものとなる。尚、伸
縮シリンダ30は油圧・空圧シリンダや電動シリンダが
あてられるが、配管等のことを考えると電動シリンダが
好ましい。
部分は、従来金属製のパイプで構成されており、非常に
重量の重いものであった。しかし、最近では、少々の大
径のパイプであっても、ブロー成型で強度のあるものが
成型できるようになっていることから、これらも樹脂製
品で代替えするのが重量、コスト面からも好ましい。
32から取り出されて脱穀装置と対向して穀粒タンク1
0の側面に立設される揚穀筒34で上方に揚げられ、穀
粒タンク10の上部に設けられた投口36から投入され
る。穀粒タンク10内に貯留された穀粒は、その下部に
設けられた取出口38から取り出されて縦オーガ12で
上送される。
14に引き継がれて横送され、その先端の排穀口(図示
省略)から排出する。排穀口から排出された穀粒は下に
待ち受けている運搬車等に積み込まれる。
行するときには、横オーガ14から排出される穀粒は併
走している運搬車等に積載される。従って、その位置合
わせ等のために縦オーガ12は水平回転、横オーガ14
は上下動される必要があるのは前述したとおりである。
ければならない。このときのアイドルタイム等を考慮す
ると、穀粒タンク10の容量は大きいほど良い。しか
し、スペースに制限があって、むやみに大きくできない
のは前述したとおりである。本発明は、穀粒タンク10
を以下のように構成してこれを解決したのである。
るエンジンボッネット18の上方を外れた辺りから上部
を操縦者の運転の障害にならない程度前方に膨出させ
る。又、上方の形状については、横オーガ14が回動し
ない範囲ではその上部をこれよりも高くする。
に設定しなければ、これから投下された穀粒の山が不均
一になって十分な貯留量を確保できない。従って、穀粒
タンク10の前部が前方に膨出されたことに伴い、投口
36も前方へ変移せざるを得ない。一方で、脱穀装置の
採穀口32の位置は決まっているから、揚穀筒34は前
方へ傾斜したものとなる。
た横オーガレスト26も必然的に前方に移動する。従っ
て、横オーガ14の前方寄りを支持できることになり、
横オーガ14の変形を抑え、横オーガレスト26を強度
の低いもので構成できる利点がある。
ら、即ち、穀粒タンクの上方前部をエンジンの上方に膨
出させたものであるから、穀粒タンクの容積を大きくで
きる。この場合、穀粒タンクの上方後部は伸縮シリンダ
を設ける関係上、コーナーがえぐられたものとなるが、
前方膨出によってこれが補償される。この結果、穀粒タ
ンクの上部と下部とはほぼ同じ前後幅を有することにな
って均衡がとれたものとなる。
面図である。
面図である。
部側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 脱穀装置で脱穀した穀粒を脱穀装置の採
穀口から取り出して脱穀装置に対向してエンジンボッネ
ットの直後に設置される穀粒タンクの上部に設けられた
投口まで揚穀する揚穀筒と、投口から投入された穀粒を
貯留する穀粒タンクとからなるコンバインの揚穀装置に
おいて、穀粒タンクの上方前部をエンジンボンネットの
上方空間に膨出させるとともに、投口を前方に変移さ
せ、揚穀筒を前方に傾斜させたことを特徴とするコンバ
インの揚穀装置。 - 【請求項2】 穀粒タンクに、穀粒タンク内の穀粒を穀
粒タンクに沿って水平回転可能に立設される縦オーガで
上送し、縦オーガで上送された穀粒を縦オーガの上部に
上下動可能に接続される横オーガで横送する穀粒排出装
置を付設するとともに、横オーガを受ける横オーガレス
トを揚穀筒の上部に取り付けたことを特徴とする請求項
1記載のコンバインの揚穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11051096A JP3790782B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | コンバインの揚穀・排穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09271256A true JPH09271256A (ja) | 1997-10-21 |
JP3790782B2 JP3790782B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=14537622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11051096A Expired - Fee Related JP3790782B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | コンバインの揚穀・排穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3790782B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050957A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101072654B1 (ko) * | 2007-09-26 | 2011-10-11 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 작업차 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP11051096A patent/JP3790782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015050957A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | 三菱農機株式会社 | コンバイン |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3790782B2 (ja) | 2006-06-28 |
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