JPH09271133A - ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

ケーブル接続用クロージャ

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JPH09271133A
JPH09271133A JP9961696A JP9961696A JPH09271133A JP H09271133 A JPH09271133 A JP H09271133A JP 9961696 A JP9961696 A JP 9961696A JP 9961696 A JP9961696 A JP 9961696A JP H09271133 A JPH09271133 A JP H09271133A
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base member
closure
core wire
fitting
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JP9961696A
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Mitsuharu Koshiyama
光治 越山
Fujiyoshi Shinoda
冨士吉 篠田
Osamu Hoshino
修 星野
Tatsuro Oikawa
達郎 及川
Akira Nishimura
明 西村
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JAPAN RIICOM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心線接続部へのアクセスが最少工具によるノ
ンスキル作業で行え、かつ、高い密閉性が得られるケー
ブル接続用クロージャを提供する。 【解決手段】 ベース部材2の挿通孔1にゴム様弾性材
からなる筒状のケーブルシール4を嵌入して、該ケーブ
ルシール4に前記ケーブルを液密的に貫通させ、前記ベ
ース部材2の内面に前記挿通孔1の周りで被係止部が形
成された嵌合筒状の係止片11を弾性屈曲可能に突設す
るとともに、該係止片11の外周部に係止可能な係止部
5が形成されたケーブル把持金具6を着脱自在に配備す
ると共に、前記ベース部材2の外周面に前記カバー部材
3の開口端が嵌合可能な筒状嵌合部21 を形成し、パッ
キン8を介して該筒状嵌合部21 を嵌入するバンド7を
着脱自在に備えたことで、組立・解体が容易で配線作業
性をも大巾に向上し、安全で高密度、高信頼性のあるも
のとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィンガーホール
等に配置される地下配線接続用クロージャ、特に、内部
の液密性を損なうことなく光ケーブル等の心線接続部へ
のアクセスが容易に行えるカプセル型のケーブル接続用
クロージャに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ケーブル等のケーブルの接続
に際しては、コネクタを用いてケーブル心線の接続を行
いコネクタをクロージャで保護する。このようなクロー
ジャ、特に、地下配線接続用のクロージャは内部への浸
水を確実に防止できる高度な密閉性が求められる反面、
また、心線接続部に容易にアクセスできることが望まれ
る。このため、従来のクロージャにあっては、シール部
材を介してビス等により接合される2つのケースハーフ
からケースを構成するケース構造、あるいは、ケースに
心線接続部に臨む開口を形成し、この開口にシール部材
を介して蓋をビス止めするケース構造を採用し、密閉性
と接続作業性の両立を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のクロージャにあっては、ケーブルの接続等に際して
心線接続部にアクセスするにはネジ回し等の工具を用い
てビスの取外しや取付を行わなければならず、その作業
が煩雑であるという問題があった。特に、フィンガーホ
ールやハンドホール内に配設されるクロージャにあって
は、フィンガーホール内の空間が狭く作業時に工具がホ
ール壁面と干渉しやすいため、作業性の簡素化が望まれ
ていた。本発明は、これら従来の欠点を排除しようとす
るもので、心線接続部へのアクセスが簡便に行え、最少
工具によるノンスキル作業で配線作業性を大巾に向上し
組立解体も容易でかつ、ケーブル収納の高密度化とケー
ブルシールの作業性もよく組立解体作業も良好で高い密
閉性が得られるクロージャを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の挿通孔
が形成されたベース部材にキャップ状のカバー部材の開
口端を嵌合してクロージャケースを構成し、該クロージ
ャケース内に複数のケーブルの接続端部をそれぞれ前記
挿通孔から導入して接続するケーブル接続用クロージャ
において、ベース部材の挿通孔にゴム様弾性材からなる
ケーブルシールを嵌入して、該ケーブルシールに前記ケ
ーブルを液密的に貫通させ、前記ベース部材の内面に前
記挿通孔の周りで被係止部が形成された係止片を弾性屈
曲可能に突設するとともに、該係止片の外周部に係止可
能な係止部が形成されたケーブル把持金具を着脱自在に
配備すると共に、前記ベース部材の外周面に前記カバー
部材の開口端が嵌合可能な筒状嵌合部を形成し、該筒状
嵌合部にバンドを着脱自在に備えたものである。
【0005】この発明は、地下配線接続用のクロージャ
に適し、特に、配置空間が狭いフィンガーホール内やハ
ンドホールなどへ配設されるクロージャに適する。この
クロージャは、カバー部材の延出部の取付孔にボルトや
支持ピン等を挿通させ、フィンガーホール内等に取り付
けられる。ベース部材およびカバー部材は、樹脂の射出
成形等によって成形され、係止片や係止部が一体成形さ
れる。係止片は、弾性変形可能に形成され、被係止部と
して嵌合凹部や穴等が一体形成される。係止部は、リン
グ状のフランジや突起等からなり、このフランジからな
る場合は係止または外し方向の全部に傾斜部分が形成さ
れる。そして、カバー部材は、係止部をベース部材の係
止片にパッキンを介してバンドで嵌着係止させグリップ
で係止状態が保持される。
【0006】ケーブルシールおよびシール部材はエラス
トマやゴム等から、または樹脂の射出成形等により形成
されケーブルの弾接により弾性変形を生じて挿通孔内面
およびケーブルと弾着し、液密性を確保する。パッキン
などのシール部材はベース部材の筒状嵌合部とカバー部
材の開口端面との間に介在し、これらの間の液密性を保
持する。ケーブルの挿通孔には切除可能のキャップが設
けられ使用されない挿通孔を密閉させてベース部材に備
えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明にかかるケーブル接続用
クロージャは、ベース部材に設けた挿通孔にケーブルが
挿通したケーブルシールを嵌入して、該ケーブルシール
をケーブル把持金具により保持し、このケーブル把持金
具が係止部をベース部材の被係止部に係止させて取り付
けられ、また、カバー部材がその係止部をベース部材の
被係止部に係止させて取り付けられ、カバー部材とベー
ス部材の筒状嵌合部との間にはシール部材が介装されバ
ンドで嵌着される。このため、ケーブルの導入やケーブ
ルの心線接続部へのアクセスが工具を用いること無く容
易に行える。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図10を
参照して説明する。複数の挿通孔1が形成された端面板
のベース部材2にキャップ状のカバー部材3の開口端を
嵌合してクロージャケースを構成し、該クロージャケー
ス内に複数のケーブルの接続端部をそれぞれ前記挿通孔
から導入して接続するケーブル接続用クロージャにおい
て、前記ベース部材2の挿通孔1にゴム様弾性材からな
る筒状のケーブルシール4を嵌入して、該ケーブルシー
ル4に前記ケーブルを液密的に貫通させ、前記ベース部
材2の内面に前記挿通孔1の周りで被係止部が形成され
た嵌合筒状の係止片11を弾性屈曲可能に突設するとと
もに、該係止片11の外周部に係止可能な係止部5が形
成されたケーブル把持金具6を着脱自在に配備すると共
に、前記ベース部材2の外周面に前記カバー部材3の開
口端が嵌合可能な筒状嵌合部21 を形成し、パッキン8
を介して該筒状嵌合部21 を嵌入するバンド7を着脱自
在に備えてケーブル接続用クロージャ20としてある。
(図1乃至図3)
【0009】この場合、前記ベース部材2の係止片11
の被係止部がフランジであり、該フランジにケーブルシ
ール4が重合嵌合され、かつケーブル把持金具6の係止
部5で前記ケーブルシール4を締めあげて嵌着されてい
るようになっている。また、前記カバー部材3の外周面
に前記ベース部材2の被係止片と対応した位置決め凹部
1 を形成したバンド7を嵌着してベース部材2と、カ
バー部材3とをパッキン8を介して接続連結してある。
【0010】前記ベース部材2には、取付部材9を介し
て備えられる支持体10に、余長巻取部12およびカセ
ット16の嵌込用のコネクタ収容部13を有する心線収
容体14を連結ピン15で回動自在、例えば90度回動
できるよう備え、前記カバー部材3の中に配備されやす
くなっている。また、前記心線収容体14としては、図
4乃至図6に示すように舌状の心線押さえリブ17を互
い違いに突設した心線導出入部18と、心線余長をルー
プ状に巻回させる余長巻回通路に突設した心線押え片1
9とを複数備えたトレイ状のケースであって、ケース外
壁に突設したアーム151 に連結ピン15を有し、該連
結ピン15を前記支持体14にベース101 に複数設け
た連結孔152 に着脱させて、前記心線収容体14を取
付けた構成としてある。
【0011】このクロージャ20はフィンガーホール内
に収容され、分岐光ケーブル21の複数(本実施の形態
では6本)の引き込み光ケーブル22への分岐接続に用
いられる。図中明示しないが、分岐光ケーブル21は6
本の引き込み光ケーブル22に対応した6本の支線光ケ
ーブルを外被により被覆してなり、これら支線光ケーブ
ルおよび引き込み光ケーブル22がそれぞれ心線(光フ
ァイバ)と2本のテンションメンバを被覆して構成され
る。そしてクロージャ20内に支持体10を介して取付
けられた心線収容体14がベース部材101 に取り付け
られて収容される。
【0012】図7に示すようにクロージャ20の端面板
となるベース部材2にはケーブル挿通孔1が多数形成さ
れ、該ケーブル挿通孔1に薄肉のキャップ11 を有し、
このキャップ11 を切除してケーブルの分岐、並びに引
き込み用の挿通孔1として使用できるようにし、該挿通
孔1の周囲に筒状ボス部を設けて係止片11とし、この
係止片11にケーブル把持金具6が嵌着保持されるよう
になっている。
【0013】前記ケーブル把持金具6としては、図8に
示す如く前記ベース部材2のケーブル挿通孔1の周りに
ある係止片11に嵌合する係止部61 とテンションメン
バ把持部62 とを上下に備え、さらに係止部61 に対応
する係止部63 を持った定着片26を着脱自在に設けて
ベース部材2に嵌着できるようにしてある(図9)。ま
た、ケーブル把持金具6と定着片26とにはケーブル径
の差異によって付設される円弧状のスペーサ25が着脱
自在に備えられる。
【0014】このスペーサ25としては、ケーブル周囲
を気密にグリップするもので、図10に示すように内周
面に突条のシール部23を有し、取付用のノブ24を有
し、ケーブル把持金具6と定着片26に形成された取付
孔27,271 に嵌脱されて用いられる。また、前記定
着片26は、ケーブル把持金具6の基部と対設されてヒ
ンジ凹凸部28,29で接続され、貫通孔30,31に
ビスなどを挿入して連結組立てられケーブル挿通孔1に
入るケーブルを確実に定着できるようにしてある。
【0015】前記心線収容体14の前記心線導出入部1
8としては、ケース本体のコーナー部の区画壁間に舌片
状の押えリブ17を互い違いに突設して、ケース側面に
心線導出入用の開口部が形成されるようになっていて、
該ケース本体の側壁内面の周囲に心線余長をループ状に
巻回させる心線巻回通路が区画されるように中央部にコ
ネクタ収容部13と、前記余長収納治具を嵌装できる円
筒状嵌合壁の心線巻取部12とを突設し、さらに側壁の
上縁でケース本体の心線余長収納部内に突出する心線押
え片19を複数備えている。このケース本体はベース1
1 にワンタッチで嵌脱できるようにしてある。(図4
及び図5)
【0016】なお、前記コネクタ収容部13としては、
差込スリットを複数間隔をあけて設けた側壁に跨がって
間隔をあけて複数の仕切壁で区画されるコネクタ嵌入凹
部を複数並列したものであって、心線を周方向に案内す
るガイド壁を両側壁に連設し、該ガイド壁の上縁に心線
押え片19を備えて心線余長収納部を形成するのがよ
い。仕切壁では対向面にコネクタを入れたカセット16
を挾持する当接リブ、或いは隙間巾をカセット巾より小
さくしてカセットを挾持し係止しやすくしてある。
【0017】前記挿通孔1の周りにある嵌合筒状の係止
片11は、一端にフランジ111 を有し外周面に条溝が
形成され、この条溝にケーブル把持金具6が嵌着され
る。この嵌合筒部にはケーブルシール4が介装される。
ケーブルシール4は、ゴムやエラストマ、あるいはゲル
等から円筒形状に成形され、内周或いは内周および外周
にそれぞれ突条を有する。
【0018】カバー部材3は、図1乃至図3に示すよう
に、一端(上端)が略半球状に閉止、下端が開口した有
底円筒状をなし、樹脂の射出成形等により成形される。
このカバー部材3の外周面には、複数の滑り止め用の突
条が一体に形成される。
【0019】この実施の形態にあっては、分岐光ケーブ
ル21と引き込み光ケーブル22を接続する場合、先
ず、分岐光ケーブル21をケーブルシール4に挿通して
ベース部材2の大径挿通孔1に貫通させ、また同様に、
引き込み光ケーブル22をケーブルシール4に挿通して
ベース部材2の小径挿通孔1に挿通し、これらケーブル
21,22の接続側端部をベース部材2の内面側に引き
出す。そして、ケーブルシール4を嵌入してケーブル把
持金具6を定着片26で係止止着するとともに、各ケー
ブル21,22のテンションメンバを把持部62 に止着
する。前記ケーブルシール4は弾性変形を生じてケーブ
ル21,22および挿通孔1の内壁面に弾接し、高い封
止性が得られ、端面板の閉鎖栓一体化構造で支持部の一
体化もできるし、テンションメンバとケーブルの把持具
の一体化で作業性が向上する。
【0020】次に、予め組み付けられた支持体10と心
線収容体14、すなわち、心線収容体14をベース部材
2に取り付ける。ここで、心線収容体14のベース部材
2への取付は、取付部材9で行える。
【0021】次いで、各ケーブル21,22の光ファイ
バを心線収容体14の導出入部17から導いてコネクタ
により接続し、コネクタをコネクタ収容部13の空間内
に収容し、また、余長部分を余長巻取部12に巻回保持
するので安全かつ高密度で高信頼性が得られる。なお心
線収容体14は、カバー部材内径に合わせた高収納効率
形状となっており、ケーブル挿入部からのファイバ配線
の曲げ極小でカセットによるどのスプライスにも適用可
能でスプライス固定位置共通化が図れるほか、片方向配
線により作業の自由度が大きく、ハンドリング時の安全
確保も可能で簡単な心線識別と任意のファイバーが容易
に取り出し可能である。
【0022】この後、カバー部材3をベース部材2に取
り付けて心線収容体14を被蓋する。すなわち、カバー
部材3の開口端をベース部材2の嵌合筒部と嵌合させバ
ックルによるバンド7で締め付ける。ここで、カバー部
材3は、パッキン8を介装してベース部材2に取り付け
られる。このため、カバー部材3の取付も工具を用いる
ことなく簡単にワンタッチで行える。特に、カバー部材
3には位置決め用の突条が形成されているため、バンド
7との位置合わせも容易でカプセルによるシームレス化
が可能である。
【0023】そして、ベース部材2にカバー部材3が取
り付けられた状態では、ベース部材2の嵌合筒部外周面
とカバー部材3の開口端内周面との間に全周にわたって
シール部材のパッキン8が介在して弾着するため、内部
への水の浸入等を確実に防止できる。
【0024】また、ケーブルの再接続等は、前述した手
順と逆に、カバー部材3をベース部材2から取外し、さ
らに、必要に応じて心線収容体14を取り外して行う
が、これらカバー部材3等の取外しも工具を用いること
なく行える。したがって、ケーブルの再接続も容易に行
える。
【0025】上述したように、この実施の形態にかかる
クロージャにあっては、ケーブルの接続等に際してのケ
ース内部へのアクセスが工具を用いることなく行え、ま
た、テンションメンバの止着も最少工具で行える。この
ため、ケーブルの接続作業を容易かつ短時間で行え、ケ
ーブルの設置費用の低減等が図れる。
【0026】なお、上述した実施の形態ではフィンガー
ホールに設置する光ケーブル用のクロージャを例示する
が、この発明のクロージャの設置はフィンガーホールに
限定されるものではなく、ハンドホールやまた、光ケー
ブルに限らず通常のケーブルにも適用できることは述べ
るまでもない。
【0027】さらに、上述した実施の形態では、ベース
部材2を下側にしてフィンガーホール内に設置している
が、このクロージャは高い水密性が得られるため、天地
逆、すなわち、ベース部材2を上側にして設置すること
も可能である。またさらに、上述した実施の形態では、
テンションメンバの止着もケーブル把持金具ねじ等を用
いテンションメンバを止着し、高い止着強度を得ること
も可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明にかかるケーブル接続用クロージ
ャによれば、ベース部材へのカバー部材の着脱が工具を
用いることなく行えると共に、高い密閉性が維持できる
ため、ケーブルの接続作業が容易に行え、また内部への
水の浸入等も確実に防止できる。そして、最少工具によ
るノンスキル作業のため作業性がよくワンタッチバンド
バックル方式による簡易手作業で組立、解体作業でき、
しかも簡易な心線識別と任意心線のハンドリングもしや
すく、かつケーブル取り付けが端面板1個のみによる作
業の向上が得られると共に、スリーブシール部分に粘着
シール材・コンパウンドを使用しないので組立・解体作
業が容易であり、フィンガーホールやハンドホール内で
のクロージャの設置自由度も大きく設置作業が容易であ
る。また、テンションメンバ把持部とケーブル把持部と
の一体化でケーブル把持構成の部品数削減化でき、需要
に応じた把持部品追加もでき、ケーブル把持とケーブル
シール機構の一体化で作業性を大巾に向上できる。さら
に本発明にかかるベース部材に備えられる心線収容体で
は、カバー部材スリーブ内径に合わせた高収納効率形状
としケーブル挿入部からのファイバ配線の曲げ極少カセ
ットによるどのスプライスにも適用可能でスプライス固
定位置共通化したことで安全かつ高密度・高信頼性が得
られ、片方向配線により作業の自由度が大きく、ハンド
リング時の安全確保と簡単な心線識別と任意のファイバ
ーが容易に取り出し可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部切断側面図である。
【図2】図1の例の分離状態の斜視図である。
【図3】図1の組立使用状態の斜視図である。
【図4】本発明で用いられる心線収容体の斜視図であ
る。
【図5】図4の組立状態を示す斜視図である。
【図6】図4の例の心線収容体を示し、(a)は平面
図、(b)はA−A線における縦断面図である。
【図7】本発明で用いられるベース部材を示し、(a)
はその平面図、(b)は底面図、(c)は縦断面図、
(d)はB−B線における縦断面図である。
【図8】本発明で用いられるケーブル把持金具を示し、
(a)はその平面図、(b)は正面図、(c)は背面
図、(d)は側面図、(e)は切断側面図である。
【図9】本発明で用いられるケーブル把持金具の定着片
を示し、(a)はその平面図、(b)は背面図、(c)
は正面図、(d)は切断側面図である。
【図10】図8の例のケーブル把持金具に用いられるス
ペーサを示し、(a)はその平面図、(b)は側面図、
(c)はC−C線における縦断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル挿通孔 2 ベース部材 3 カバー部材 4 ケーブルシール 5 係止部 6 把持金具 7 バンド 8 パッキン 9 取付部材 10 支持体 11 係止片 12 余長巻取部 13 コネクタ収容部 14 心線収容体 15 連結ピン 16 カセット
フロントページの続き (72)発明者 及川 達郎 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内 (72)発明者 西村 明 東京都渋谷区代々木4−35−3 株式会社 ジャパンリーコム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の挿通孔が形成されたベース部材に
    キャップ状のカバー部材の開口端を嵌合してクロージャ
    ケースを構成し、該クロージャケース内に複数のケーブ
    ルの接続端部をそれぞれ前記挿通孔から導入して接続す
    るケーブル接続用クロージャにおいて、 前記ベース部材の挿通孔にゴム様弾性材からなるケーブ
    ルシールを嵌入して、該ケーブルシールに前記ケーブル
    を液密的に貫通させ、前記ベース部材の内面に前記挿通
    孔の周りで被係止部が形成された係止片を弾性屈曲可能
    に突設するとともに、該係止片の外周部に係止可能な係
    止部が形成されたケーブル把持金具を着脱自在に配備す
    ると共に、前記ベース部材の外周面に前記カバー部材の
    開口端が嵌合可能な筒状嵌合部を形成し、該筒状嵌合部
    にバンドを着脱自在に備えたことを特徴とするケーブル
    接続用クロージャ。
  2. 【請求項2】 前記ベース部材の係止片の被係止部がフ
    ランジであり、該フランジにケーブルシールが重合嵌合
    され、かつケーブル把持金具で前記ケーブルシールを締
    めあげて嵌着されている請求項1記載のケーブル接続用
    クロージャ。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材の外周面に前記ベース部
    材の被係止片と対応した位置決め凹部を形成したバンド
    を嵌着してカバー部材とベース部材とをパッキンを介し
    て接続連結した請求項1または請求項2記載のケーブル
    接続用クロージャ。
  4. 【請求項4】 前記ベース部材に取付部材を介して備え
    られる支持体に、余長巻取部およびコネクタ収容部を有
    する心線収容体を連結ピンで回動自在に備えた請求項
    1、請求項2または請求項3記載のケーブル接続用クロ
    ージャ。
  5. 【請求項5】 前記心線収容体が、舌状の心線押えリブ
    を互い違いに突設した心線導出入部と、心線余長をルー
    プ状に巻回させる余長巻回通路に突設した心線押え片と
    を複数備えたトレイ状のケースであって、ケース外壁に
    突設したアームに連結ピンを有し、該連結ピンを前記支
    持体に複数設けた連結孔に着脱させて前記心線収容体を
    取付けた請求項4記載のケーブル接続用クロージャ。
JP9961696A 1996-02-28 1996-03-29 ケーブル接続用クロージャ Withdrawn JPH09271133A (ja)

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