JPH09270935A - 同期信号発生回路 - Google Patents

同期信号発生回路

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JPH09270935A
JPH09270935A JP8167596A JP8167596A JPH09270935A JP H09270935 A JPH09270935 A JP H09270935A JP 8167596 A JP8167596 A JP 8167596A JP 8167596 A JP8167596 A JP 8167596A JP H09270935 A JPH09270935 A JP H09270935A
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JP
Japan
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pulse
horizontal
synchronizing signal
circuit
vertical
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Application number
JP8167596A
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English (en)
Inventor
Sadaaki Tanaka
貞秋 田中
Hidetoshi Nishimoto
英敏 西本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水平同期信号の切替時に生じる余分なパルス
の発生を抑えて、垂直方向の画像シフトのない正常な画
像を表示する同期信号発生回路を提供する。 【構成】 水平同期信号カウンタ12の数値信号CK1
1が所定値になると、H−FW・GEN13がHリセッ
トパルスHRを生成すると共に、H−REF・GEN1
4が水平同期信号Hと同じ同期信号を発生する。また、
水平同期信号カウンタ12は、水平同期信号H又はHリ
セットパルスHRによりリセットする。そして、H−G
ATE・GEN30が、所定時間低レベルを保持するゲ
ートパルスGを生成し、OR回路32が論理和出力OR
3を生成する。垂直同期信号発生部2が論理和出力OR
3で作動し、数値信号CK10が所定値になると、V−
FW・GEN23がVリセットパルスVRを生成すると
共に、V−REF・GEN24が垂直同期信号Vに対応
した同期信号を発生する。また、垂直同期信号カウンタ
22は、論理積パルスAND1又は垂直同期信号Vによ
りリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号から同期
信号を検出して、同期信号と同様な信号を発生するフラ
イホィール型の同期信号発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の同期信号発生回路を示す
回路図である。図4において、符号1は、水平同期信号
発生部であり、水平同期信号検出回路10と、OR回路
11と、水平同期信号カウンタ12と、水平フライホィ
ールリセットジェネレータ13(以下、「H−FW・G
EN13」と記す)と、水平同期信号ジェネレータ14
(以下、「H−REF・GEN14」と記す)とを具備
している。また、符号2は、垂直同期信号発生部であ
り、垂直同期信号検出回路20と、OR回路21と、垂
直同期信号カウンタ22と、垂直フライホィールリセッ
トジェネレータ23(以下、「V−FW・GEN23」
と記す)と、垂直同期信号ジェネレータ24(以下、
「V−REF・GEN24」と記す)と、AND回路2
5とを具備している。かかる構成により、水平同期信号
検出回路10からの水平同期信号HとH−FW・GEN
13からのHリセットパルスHRに基づいて、OR回路
11から出力された論理和出力OR1によって、水平同
期信号カウンタ12をリセットさせながら、水平同期信
号Hと同様の同期信号をH−REF・GEN14から発
生させる。また、垂直同期信号発生部2においては、O
R回路11からの論理和出力OR1に基づいて、垂直同
期信号カウンタ22を作動させ、数値信号CK10をV
−FW・GEN23とV−REF・GEN24とに出力
させる。そして、V−FW・GEN23からのVリセッ
トパルスVRとH−FW・GEN13からのHリセット
パルスHRとの論理積パルスAND1がAND回路25
からOR回路21に出力されると共に、検出された垂直
同期信号Vが垂直同期信号検出回路20からOR回路2
1に出力される。これにより、論理和出力OR1のパル
ス数を示す数値信号CK10が所定値になると、垂直同
期信号カウンタ22がリセットされると共に、V−RE
F・GEN24から垂直同期信号Vと同様の同期信号が
出力される。そして、OR回路21の論理和出力OR2
により、垂直同期信号カウンタ22をリセットさせる。
この結果、水平同期信号検出回路10や垂直同期信号検
出回路20で検出している水平同期信号Hや垂直同期信
号Vに一時的に不具合が生じ、一瞬同期を検出すること
ができなかったとしても、同期信号を、H−REF・G
EN14やV−REF・GEN24からは連続して出力
することができ、同期検出の安定化を図ることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の同期信号発生回路では、次のような問題があった。図
3の(a)に示すように、水平同期信号発生部1の水平
同期信号Hに切替がない場合には、図3の(b)及び
(c)に示すように、水平同期信号Hに同位相のHリセ
ットパルスHR及び論理和出力OR1が、H−FW・G
EN13及びOR回路11から出力される。したがっ
て、図3の(d)に示すように、垂直同期信号発生部2
の垂直同期信号カウンタ22からの数値信号CK10
は、論理和出力OR1のパルスに対応し、水平同期信号
Hのパルス数を正確に示す。これに対して、図3の
(a)に示す水平同期信号Hから図3の(e)に示す位
相遅れの水平同期信号H´に切り替える場合には、水平
同期信号発生部1の水平同期信号検出回路10で検出さ
れる同期信号は、図3の(f)に示すような状態にな
る。すると、切替点Aにおける切替によって、図3の
(g)に示すように、水平同期信号H´の最初のパルス
とHリセットパルスHR´とに位相のずれが生じ、図3
の(h)に示すように、論理和出力OR1に余分なパル
スOR1´が発生する。これにより、図3の(i)に示
すように、垂直同期信号発生部2の垂直同期信号カウン
タ22が1回余分にカウントアップすることとなる。こ
の結果、V−REF・GEN24から出力される垂直同
期信号が1走査線分だけ進み、画像が1走査線分遅れ
る。すなわち、上記した従来の同期信号発生回路では、
水平同期信号Hから水平同期信号H´に切り替えた瞬間
に、1フレーム分の画像が、1走査線分だけ下方にシフ
トし、非常に見苦しい現象が生じていた。
【0004】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたもので、水平同期信号の切替時における余分なパ
ルスの発生を防止することによって、垂直方向の画像シ
フトのない正常な画像を表示することができる同期信号
発生回路を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る同期信号発生回路は、水平カ
ウント値になると、水平リセットパルスを生成すると共
に検出水平同期信号に対応した生成水平同期信号を発生
し、上記検出水平同期信号のパルスまたは上記水平リセ
ットパルスにより、カウントをリセットする水平同期信
号発生部と、上記水平カウント値なると、所定時間だけ
低レベルを保持するゲートパルスを生成した後、このゲ
ートパルスの生成タイミングに対応した作動パルスを生
成する補正部と、上記補正部の作動パルスにより作動し
て、上記水平カウント値よりも小さな垂直カウント値に
なると、垂直リセットパルスを生成すると共に検出垂直
同期信号に対応した生成垂直同期信号を発生し、上記水
平及び垂直リセットパルスが一致したときに生成される
パルスまたは上記検出垂直同期信号のパルスにより、カ
ウントをリセットする垂直同期信号発生部とを具備する
構成とした。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1の同期信
号発生回路において、上記補正部は、上記水平カウント
値になると、所定時間だけ低レベルを保持した後、高レ
ベルになるゲートパルスを出力する水平同期ゲートジェ
ネレータと、上記ゲートパルスと上記検出水平同期信号
との論理積をとって、その論理積パルスを出力する論理
積回路と、上記論理積パルスと上記水平リセットパルス
との論理和をとり、その論理和出力を上記作動パルスと
して、上記垂直同期信号発生部に出力する論理和回路と
を具備する構成とした。
【0007】上記請求項1の発明によれば、水平同期信
号発生部において、水平カウント値になると、水平リセ
ットパルスが生成されると共に検出水平同期信号に対応
した生成水平同期信号が発生され、検出水平同期信号の
パルスまたは水平リセットパルスによって、カウントが
リセットされる。すると、補正部において、所定時間だ
け低レベルを保持するゲートパルスが生成された後、こ
のゲートパルスの生成タイミングに対応した作動パルス
が生成される。これにより、補正部の作動パルスによっ
て、垂直同期信号発生部が作動し、水平カウント値より
も小さな垂直カウント値になると、垂直リセットパルス
が生成されると共に検出垂直同期信号に対応した生成垂
直同期信号が発生させされる。また、水平及び垂直リセ
ットパルスが一致したときに生成されるパルスまたは検
出垂直同期信号のパルスによって、カウントがリセット
される。
【0008】上記請求項2の発明によれば、補正部の水
平同期ゲートジェネレータにおいて、水平カウント値に
なると、所定時間だけ低レベルを保持した後、高レベル
になるゲートパルスが出力され、論理積回路において、
このゲートパルスと検出水平同期信号との論理積がとら
れ、その論理積パルスが出力される。すると、論理和回
路において、この論理積パルスと水平リセットパルスと
の論理和がとられ、その論理和出力が作動パルスとし
て、垂直同期信号発生部に出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係る同期信号発生回路を示すブロック図であり、図
2は詳細に示す回路図である。なお、図4に示した要素
と同一の要素については、同一符号を付して説明する。
図1に示すように、本実施形態の同期信号発生回路は、
水平同期信号発生部1と垂直同期信号発生部2と補正部
3とを備えている。
【0010】水平同期信号発生部1は、図2に示すよう
に、水平同期信号検出回路10と、OR回路11と、水
平同期信号カウンタ12と、H−FW・GEN13と、
H−REF・GEN14とを有している。
【0011】水平同期信号検出回路10は、その出力端
がOR回路11の一方入力端に接続され、入力ビデオ信
号V0 から検出した水平同期信号H(検出水平同期信
号)をOR回路11に入力する回路である。OR回路1
1は、他方入力端がH−FW・GEN13の出力端に接
続され、出力端が水平同期信号カウンタ12のリセット
端子RESETに接続されている。これにより、OR回
路11は、水平同期信号検出回路10からの水平同期信
号HとH−FW・GEN13からのHリセットパルスH
R(水平リセットパルス)との論理和をとって、その論
理和出力OR1を出力する。水平同期信号カウンタ12
は、OR回路11の出力端子に接続されたリセット端子
RESETの他に、クロック信号Cを入力するクロック
端子CKとイナーブル端子ENとを有している。このイ
ナーブル端子ENは、電源Vccに接続され、水平同期信
号カウンタ12は常に動作状態に保持されている。これ
により、水平同期信号カウンタ12は、クロック端子C
Kから入力したクロック信号Cのパルスをカウントし、
11ビットの数値信号CK11を出力すると共に、論理
和出力OR1のパルスがリセット端子RESETに入力
すると、カウンタ数値をリセットする。例えば、走査線
数が525本の場合には、1716周期でカウントす
る。H−FW・GEN13は、水平同期信号カウンタ1
2の出力端に接続され、水平同期信号カウンタ12から
の数値信号CK11が所定のカウント値(水平カウント
値)になるとHリセットパルスHRを発生する回路であ
る。例えば、走査線数が525本の場合には、数値信号
CK11が「1715」でHリセットパルスHRを発生
する。H−REF・GEN14は、H−FW・GEN1
3と共に水平同期信号カウンタ12の出力端に接続さ
れ、水平同期信号カウンタ12からの数値信号CK11
の値に基づいて、必要な位相及びパルス幅の水平同期信
号(生成水平同期信号)を生成して出力する回路であ
る。
【0012】また、垂直同期信号発生部2は、垂直同期
信号検出回路20と、OR回路21と、垂直同期信号カ
ウンタ22と、V−FW・GEN23と、V−REF・
GEN24と、AND回路25とを有している。
【0013】垂直同期信号検出回路20は、その出力端
がOR回路21の一方入力端に接続され、入力ビデオ信
号V0 から検出した垂直同期信号V(検出垂直同期信
号)をOR回路21に入力する回路である。OR回路2
1は、他方入力端がAND回路25の出力端に接続さ
れ、出力端が垂直同期信号カウンタ22のリセット端子
RESETに接続されている。これにより、OR回路2
1は、垂直同期信号検出回路20からの垂直同期信号V
とAND回路25からの論理積パルスAND1との論理
和をとって、その論理和出力OR2を出力する。垂直同
期信号カウンタ22は、リセット端子RESETの他
に、クロック信号Cを入力するクロック端子CKとイナ
ーブル端子ENとを有している。このイナーブル端子E
Nは、補正部3の出力端に接続され、論理和出力OR3
のパルスがイナーブル端子ENに入力されると動作す
る。これにより、垂直同期信号カウンタ22は、論理和
出力OR3のパルス入力時に、クロック端子CKから入
力したクロック信号Cのパルスをカウントし、10ビッ
トの数値信号CK10を出力すると共に、論理和出力O
R2のパルスがリセット端子RESETに入力するとカ
ウンタの数値をリセットする。例えば、走査線数が52
5本の場合には、525周期でカウントする。V−FW
・GEN23は、垂直同期信号カウンタ22の出力端に
接続され、垂直同期信号カウンタ22からの数値信号C
K10が所定のカウント値(垂直カウント値)になると
VリセットパルスVR(垂直リセットパルス)を発生す
る回路である。例えば、走査線数が525本の場合に
は、数値信号CK10が「524」でVリセットパルス
VRを発生する。V−REF・GEN24は、V−FW
・GEN23と共に垂直同期信号カウンタ22の出力端
に接続され、垂直同期信号カウンタ22からの数値信号
CK10の値に基づいて、必要な位相及びパルス幅の垂
直同期信号(生成垂直同期信号)を生成して出力する回
路である。AND回路25は、一方入力端がV−FW・
GEN23の出力端に接続され、他方入力端が水平同期
信号発生部1のH−FW・GEN13の出力端に接続さ
れている。そして、その出力端はOR回路21の他方入
力端に接続されている。これにより、V−FW・GEN
23からのVリセットパルスVRとH−FW・GEN1
3からのHリセットパルスHRとの論理積をとって、そ
の論理積パルスAND1をOR回路21に入力する。す
なわち、V−FW・GEN23のVリセットパルスVR
は1Hレベル幅であるので、H−FW・GEN13のH
リセットパルスHRとの論理積をとって、水平と垂直の
カウント値を合わせるようになっている。
【0014】一方、補正部3は、水平同期ゲートジェネ
レータ30(以下、「H−GATE・GEN30と記
す)と、AND回路31(論理積回路)とOR回路32
(論理和回路)とを具備している。
【0015】H−GATE・GEN30の入力端は、水
平同期信号発生部1の水平同期信号カウンタ12の出力
端に接続され、出力端はAND回路31の一方入力端に
接続されている。このH−GATE・GEN30は、数
値信号CK11の値が上記リセット値(例えば「171
5」)になると、所定時間だけLレベル(低レベル)を
保持した後、Hレベル(高レベル)になるゲートパルス
Gを出力する。なお、このLレベル間隔は、例えば10
μsであり、水平同期信号Hの位相ずれ間隔に設定され
ている。AND回路31は、入力端がH−GATE・G
EN30の出力端と水平同期信号検出回路10の出力端
とに接続されており、ゲートパルスGと水平同期信号H
との論理積をとって、その論理積パルスAND2を出力
する回路である。OR回路32は、入力端がAND回路
31の出力端とH−FW・GEN13の出力端とに接続
されており、論理積パルスAND2とHリセットパルス
HRとの論理和をとって、その論理和出力OR3を、垂
直同期信号カウンタ22の作動パルスとして、イナーブ
ル端子ENに出力する回路である。
【0016】次に、本実施形態の同期信号発生回路が示
す動作について説明する。図3は、動作時における各信
号のタイムチャート図である。図3の(f)のに示すよ
うに、水平同期信号Hより位相が遅れた水平同期信号H
´が、切替点Aで切り替えられて切替点Bまで入力され
る場合には、切替点Aまでは、位相のずれがない水平同
期信号Hが水平同期信号発生部1の水平同期信号検出回
路10からOR回路11に入力され、H−FW・GEN
13からのHリセットパルスHRも、図2の(g)に示
すように、水平同期信号Hと同位相でOR回路11に入
力される。そして、OR回路11からは、図2の(h)
で示すように、水平同期信号H及びHリセットパルスH
Rと同位相の論理和出力OR1が切替点Aまで出力さ
れ、水平同期信号カウンタ12では、この論理和出力O
R1に対応したリセットが繰り返され、数値信号CK1
1が補正部3のH−GATE・GEN30に出力され
る。これにより、H−GATE・GEN30からは、図
3の(j)に示すように、共に一定幅のLレベルとHレ
ベルとを有したゲートパルスGがAND回路31に出力
され続ける。すると、このゲートパルスGと水平同期信
号検出回路10からの水平同期信号HとがAND回路3
1に入力され、図3の(k)に示すように、水平同期信
号Hと同位相の論理積パルスAND2がAND回路31
によって切替点Aまで出力される。そして、この論理積
パルスAND2とH−FW・GEN13のHリセットパ
ルスHRとがOR回路32に入力され、図3の(l)に
示すように、水平同期信号Hと同位相の論理和出力OR
3が、OR回路32から垂直同期信号カウンタ22のイ
ナーブル端子ENに出力される。これにより、垂直同期
信号カウンタ22が論理和出力OR3のパルスタイミン
グで間欠的に動作することとなり、水平同期信号Hのパ
ルス数を示す数値信号CK10が、V−FW・GEN2
3とV−REF・GEN24とに出力される。そして、
数値信号CK10に基づいてV−FW・GEN23から
出力されたVリセットパルスVRとH−FW・GEN1
3からのHリセットパルスHRとが、AND回路25に
入力され、その論理積パルスAND1が垂直同期信号検
出回路20からの垂直同期信号Vと共にOR回路21に
入力される。そして、VリセットパルスVRがAND回
路25に入力されると、すなわち、数値信号CK10の
値が例えば「524」になると、論理和出力OR2がO
R回路21から出力され、垂直同期信号カウンタ22
が、論理和出力OR3のパルスの入力タイミングでリセ
ットされる。以後、同様の動作が繰り返され、水平同期
信号発生部1のH−REF・GEN14から524個の
パルスが出力される都度、垂直同期信号発生部2のV−
REF・GEN24から1個のパルスが出力される。
【0017】そして、図3の(f)に示すように、切替
点Aで位相遅れの水平同期信号H´になると、水平同期
信号H´の最初のパルスが、図3の(g)に示す直前の
HリセットパルスHR´よりも遅れる。これにより、O
R回路11からの論理和出力OR1に余分なパルスOR
1´が発生することとなる。しかし、H−GATE・G
EN30のゲートパルスGがLレベルになるのは、数値
信号CK11が「1715」のときである。すなわち、
余分なパルスOR1´の直前のパルスOR1″の発生時
である。したがって、余分なパルスOR1´の発生時に
は、数値信号CK11が「1715」に至っていない。
このため、図3の(j)の区間Pに示すように、ゲート
パルスGは、余分なパルスOR1´の発生を無視して、
パルスOR1″発生時からのLレベル状態を所定時間保
持する。そして、余分なパルスOR1´発生後の数値信
号CK11が「1715」になると、Hリセットパルス
HR´の次のHリセットパルスHRがH−FW・GEN
13から出力され、このHリセットパルスHRと同位相
の論理和出力OR1のパルスがOR回路11から出力さ
れる。このため、OR回路11の論理和出力OR1に余
分なパルスOR1´が発生しても、図3の(k)に示す
ように、AND回路25の論理積パルスAND2には、
これに対応したパルスが発生せず、次のHリセットパル
スHRの入力時にパルスを発生する。この結果、OR回
路32からの論理和出力OR3には、余分なパルスOR
1´によるパルスは発生しない。
【0018】そして、図3の(f)に示すように、切替
点Bで水平同期信号Hになると、水平同期信号Hの最初
のパルスH1が、水平同期信号H´の最後のパルス発生
後、所定時間よりも短い時間でくるので、H−FW・G
EN13からのHリセットパルスHRには、最初のパル
スH1によるパルスは発生しないが、OR回路11から
の論理和出力OR1には、最初のパルスH1によるパル
スが発生することとなる。この結果、図3の(j)に示
すようなゲートパルスGがAND回路31に出力され、
OR回路32からは、切替点B以後の論理和出力OR1
に対応した論理和出力OR3が出力される。
【0019】したがって、本実施形態の同期信号発生回
路によれば、水平同期信号Hから水平同期信号H´への
切替時に生じる余分なパルスOR1´を除いた論理和出
力OR1と同一の論理和出力OR3が、補正部3から垂
直同期信号カウンタ22のイナーブル端子ENに入力さ
れる。すなわち、補正部3が、イナーブル端子ENへの
入力信号から切替時に発生する余分なパルスを除いて、
正常な作動パルスに補正し、この正常な作動パルスを垂
直同期信号カウンタ22に入力する機能を発揮する。こ
れにより、垂直同期信号カウンタ22において、余分な
パルスOR1´による余分なリセットが発生せず、図3
の(m)に示すように、垂直同期信号カウンタ22が論
理和出力OR3の入力タイミングで、正常にカウントす
ることとなり、垂直方向の画像シフトの発生が防止され
る。
【0020】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、補正部において、水平カウント値なる
と、所定時間だけ低レベルを保持するゲートパルスを生
成し、このゲートパルスの生成タイミングに対応した作
動パルスを生成して、垂直同期信号発生部を作動させる
構成であるので、検出水平同期信号の切替時に余分なパ
ルスの発生はなく、この結果、垂直方向の画像シフトの
ない正常な画像を表示することができるという優れた効
果がある。また、請求項2の発明によれば、補正部を、
水平同期ゲートジェネレータと論理積回路と論理和回路
とで構成したので、回路構造が簡略化され、この結
果、、製品コストの低廉化を図ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る同期信号発生回路を
示すブロック図である。
【図2】図1の同期信号発生回路を詳細に示す回路図で
ある。
【図3】動作時における各信号のタイムチャート図であ
る。
【図4】従来例に係る同期信号発生回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1・・・水平同期信号発生部、 2・・・垂直同期信号
発生部、 3・・・補正部、10・・・水平同期信号検
出回路、 11,21,32・・・OR回路、12・・
・水平同期信号カウンタ、 13・・・H−FW・GE
N、 14・・・H−REF・GEN、 22・・・垂
直同期信号カウンタ、 23・・・V−FW・GEN、
24・・・V−REF・GEN、 25,31・・・
AND回路、 30・・・H−GATE・GEN。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平カウント値になると、水平リセット
    パルスを生成すると共に検出水平同期信号に対応した生
    成水平同期信号を発生し、上記検出水平同期信号のパル
    スまたは上記水平リセットパルスにより、カウントをリ
    セットする水平同期信号発生部と、 上記水平カウント値なると、所定時間だけ低レベルを保
    持するゲートパルスを生成した後、このゲートパルスの
    生成タイミングに対応した作動パルスを生成する補正部
    と、 上記補正部の作動パルスにより作動して、上記水平カウ
    ント値よりも小さな垂直カウント値になると、垂直リセ
    ットパルスを生成すると共に検出垂直同期信号に対応し
    た生成垂直同期信号を発生し、上記水平及び垂直リセッ
    トパルスが一致したときに生成されるパルスまたは上記
    検出垂直同期信号のパルスにより、カウントをリセット
    する垂直同期信号発生部と、 を具備することを特徴とする同期信号発生回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同期信号発生回路にお
    いて、 上記補正部は、 上記水平カウント値になると、所定時間だけ低レベルを
    保持した後、高レベルになるゲートパルスを出力する水
    平同期ゲートジェネレータと、 上記ゲートパルスと上記検出水平同期信号との論理積を
    とって、その論理積パルスを出力する論理積回路と、 上記論理積パルスと上記水平リセットパルスとの論理和
    をとり、その論理和出力を上記作動パルスとして、上記
    垂直同期信号発生部に出力する論理和回路と、 を具備することを特徴とする同期信号発生回路。
JP8167596A 1996-04-03 1996-04-03 同期信号発生回路 Pending JPH09270935A (ja)

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