JP3203682B2 - 垂直同期処理回路 - Google Patents

垂直同期処理回路

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JP3203682B2
JP3203682B2 JP12783091A JP12783091A JP3203682B2 JP 3203682 B2 JP3203682 B2 JP 3203682B2 JP 12783091 A JP12783091 A JP 12783091A JP 12783091 A JP12783091 A JP 12783091A JP 3203682 B2 JP3203682 B2 JP 3203682B2
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裕 村山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばノンインターレ
ース表示の行われるモニタ受像機に使用される垂直同期
処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばモニタ受像機において、テレテキ
スト等の文字多重信号の表示を行う場合には、インター
レース処理に伴う文字の振れ等を無くすため、ノンイン
ターレース処理が行われる。その場合に従来は、例えば
以下のような装置が用いられていた。
【0003】すなわち図5において、入力端子51から
の映像信号は映像回路52に供給される。それと共に入
力端子51からの映像信号がスイッチ53を介して同期
分離回路54に供給され、ここで分離された水平及び垂
直の同期信号が同期処理回路55に供給される。そして
この同期処理回路55にて垂直及び水平の偏向信号が形
成されて、通常の映像信号の表示が行われる。
【0004】これに対して文字表示を行う場合には、入
力端子51からの映像信号が文字多重信号処理部56に
供給されると共に、同期発生回路57からのノンインタ
ーレースの水平及び垂直の同期信号が文字多重信号処理
部56に供給される。そしてこの文字多重信号処理部5
6にて文字表示信号が形成されると共に、スイッチ53
が切換られ、同期発生回路57からの同期信号が同期分
離回路54に供給される。これによって同期処理回路5
5ではノンインターレースの偏向信号が形成されて、ノ
ンインターレースの文字表示信号の表示が行われる。
【0005】ところがこの装置において、文字多重信号
処理部56の同期発生回路57からの同期信号はノンイ
ンターレース表示を行うために、1垂直期間が水平同期
信号の周期の整数倍で構成され、例えば垂直周波数が6
0Hzのシステムでは1垂直期間が263水平周期、垂
直周波数が50Hzのシステムでは1垂直期間が313
水平周期で構成されるようになっている。
【0006】このため従来の装置では、元の映像信号の
同期信号に対して垂直同期信号の位相がずれて行くこと
になり、垂直偏向の鋸歯状波は図6に示すように通常は
破線のようであるものが、ノンインターレースでは実線
のようになってしまう。従って文字表示から通常の映像
表示に切換てノンインターレース処理を解除した際に垂
直偏向信号が不連続になり、垂直ジッターや画流れを生
じてしまっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、文字表示から通常の映像表示に切換てノンインタ
ーレース処理を解除した際に垂直偏向信号が不連続にな
り、垂直ジッターや画流れを生じてしまうというもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給される映
像信号に含まれる垂直同期信号が検出された場合には、
垂直同期信号に同期したタイミングパルスを発生させ、
また、垂直同期信号が検出されない場合には、欠落した
垂直同期信号が補間されたタイミングパルスを発生させ
るための垂直同期処理回路において、上記垂直同期処理
回路を、上記映像信号の垂直同期信号の周期が所定のも
のであると判断される標準モードか、上記映像信号の垂
直同期信号の周期が所定のものでないと判断される非標
準モードか、あるいは、無信号であると判断される無信
号モードのいずれかの動作モードで動作させるために、
垂直周期で計数値が初期値にセットされると共に上記垂
直同期処理回路の動作モードが上記非標準モードとされ
た後に、水平周波数の整数倍の周波数の周期で繰り返し
起動されるソフトウェアであって、少なくとも上記映像
信号の垂直同期信号が検出されたか否かを判別する第1
の手順(ステップ〔1〕)と、上記第1の手順で上記映
像信号の垂直同期信号が検出されなかった場合におい
て、上記垂直同期処理回路の動作モードが、上記標準モ
ードであるか、上記非標準モードであるか、あるいは、
上記無信号モードであるかを判別する第2の手順(ステ
ップ〔2〕)と、上記第2の手順で上記垂直同期処理回
路の動作モードが標準モードであると判別された場合に
おいて、上記計数値を1垂直周期内にソフトウェアが起
動される回数に対応する所定の設定値と比較して、上記
計数値が上記所定の設定値以上である場合には上記計数
値をメモリーへ書込んだ後、リセットし、そうでない場
合には上記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリー
へ書込む第3の手順(ステップ〔3〕〜〔5〕)と、上
記第2の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが非
標準モードであると判別された場合において、上記計数
値を垂直同期信号を検出する期間を示すウィンドウの上
限値と比較して、上記計数値が上記ウィンドウの上限値
以上である場合には上記計数値をメモリーへ書込んだ
後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一定
値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第4の手順(ス
テップ〔6〕〜〔8〕)と、上記第2の手順で上記垂直
同期処理回路の動作モードが無信号モードであると判別
された場合において、上記計数値を上記所定の設定値と
比較して、上記計数値が上記所定の設定値以上である場
合には上記計数値をメモリーへ書込んだ後、リセット
し、そうでない場合には上記計数値を一定値づつ増加さ
せた後、メモリーへ書込む第5の手順(ステップ
〔9〕
〜〔11〕)と、上記第1の手順で上記映像信号の垂直
同期信号が検出された場合において、上記垂直同期処理
回路の動作モードが、上記標準モードであるか、上記非
標準モードであるか、あるいは、上記無信号モードであ
るかを判別する第6の手順(ステップ〔12〕)と、上
記第6の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが標
準モードであると判別された場合において、上記計数値
を上記所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定
の設定値に等しい場合には上記計数値をメモリーへ書込
んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を
一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第7の手順
(ステップ〔13〕〜〔15〕)と、上記第6の手順で
上記垂直同期処理回路の動作モードが非標準モードであ
ると判別された場合において、上記計数値を上記ウィン
ドウの下限値と比較して、上記計数値が上記ウィンドウ
の下限値より小さい場合には上記計数値を一定値づつ増
加させた後、メモリーへ書込み、そうでない場合には、
現在の上記計数値とメモリーに書込まれた複数の上記最
大値と最小値にしたがって、上記ウィンドウを更新する
と共に上記計数値をメモリーへ書込んだ後、リセットす
る第8の手順(ステップ〔16〕〜〔20〕)と、上記
第6の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが無信
号モードであると判別された場合において、上記垂直同
期処理回路の動作モードを非標準モードにする第9の手
順(ステップ〔21〕)と、上記第8の手順で上記計数
値が上記所定の値以上であることが所定回数判別された
場合には上記垂直同期処理回路の動作モードを標準モー
ドにする第10の手順(ステップ〔19〕)と、上記第
4の手順で上記計数値が上記ウィンドウの上限値以上で
あることが所定回数判別された場合には上記垂直同期処
理回路の動作モードを無信号モードにする第11の手順
(ステップ〔8〕)とが含まれたソフトウェアが格納さ
れた記憶手段と、前記メモリーに格納された前記ソフト
ウェアを実行して上記計数値を前記垂直偏向用のタイミ
ング情報として出力する演算手段とを備え、上記映像信
号がノンインターレース映像信号であるときには、順次
表示されるフィールドに従って交互に論理値が反転する
フラッグ値を用いて、上記計数値が0であると判断され
た場合には、前記フラッグ値が1である場合には前記フ
ラッグ値を0にするとともに上記計数値のまま出力し、
前記フラッグ値が1でない場合には前記フラッグ値を1
にするとともに上記計数値に水平同期信号の周期の1/
2に相当する計数値を上記計数値に加えて出力する第1
2の手順もしくは、上記計数値が0でないと判断された
場合には、前記フラッグ値が1でない場合には上記計数
値のまま出力し、前記フラッグ値が1の場合には上記計
数値に水平同期信号の周期の1/2に相当する計数値を
上記計数値に加えて出力する第13の手順のいずれかに
より、前記垂直偏向用のタイミング情報を出力すること
を特徴とする垂直同期処理回路である。
【0009】
【作用】これによれば、交互の一方の垂直期間で計数値
に水平同期信号の周期の1/2に相当する値を加算する
ことによって、実質的にリセットの間隔が水平同期信号
の周期の整数倍の位置とされ、簡単な構成で良好なノン
インターレースの垂直偏向信号を形成することができる
と共に、この垂直偏向信号を略映像信号と連続したもの
にすることができる。
【0010】
【実施例】図1は垂直同期処理回路を実現するためのハ
ードウェアの一例を示す。この図において、水平周波数
の2倍(2fH )のタイミング信号と例えば4MHzの
クロック信号がインストラクションアドレス発生器1に
供給される。この発生器1で発生されたアドレスがイン
ストラクション(I)ROM及びRAM2に供給され、
このROM及びRAM2で発生された信号が、データ用
のROM3及びRAM4と、インストラクションデコー
ダ5に供給される。さらにROM3及びRAM4からの
データがALU6に供給され、ALU6の出力がアキュ
ムレータ(ACC)7を介してROM3及びRAM4と
ALU6に帰還される。また、これらのALU6及びア
キュムレータ7の動作がインストラクションデコーダ5
からの信号によって制御される。さらにアキュムレータ
7からの信号及び垂直同期信号がジャンプ命令の発生器
8に供給され、この発生器8からのジャンプ命令がイン
ストラクションアドレス発生器1に供給される。そして
この回路において、後述するフローチャートに示された
ソフトウェアの演算が行われ、この演算結果がレジスタ
9及び10に取り出される。
【0011】すなわち図2は、上述のインストラクショ
ン(I)ROM及びRAM2に記憶されたソフトウェア
の一例のフローチャートを示す。この図において、この
ソフトウェアは上述の水平周波数の2倍(2fH )の周
期で起動(スタート)される。そしてスタートされると
まずステップ〔1〕で垂直同期信号の期間であるか否か
が判別される。ここで垂直同期信号のパルスの立ち上が
り位置でない(NO)ときは、ステップ〔2〕で標準・
非標準・無信号のモードが判別される。なおこのステッ
プ〔2〕は、後述するフラグで判別が行われる。
【0012】このステップ〔2〕で標準モードのとき
は、ステップ〔3〕で計数値(X)が所定値(Tstm )
に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。そし
てX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔4〕で
計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である(YE
S)ときは、ステップ〔5〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0013】またステップ〔2〕で非標準モードのとき
は、ステップ〔6〕で計数値(X)が後述する検出ウィ
ンドウの上限値(Wmax )に対して、X≧Wmax である
か否かが判別される。そしてX≧Wmax でない(NO)
ときは、ステップ〔7〕で計数値(X)が1加算され、
X≧Wmaxである(YES)ときは、ステップ〔8〕で
計数値(X)が0にリセットされる。その後にこのフロ
ーチャートは停止(ストップ)される。
【0014】さらにステップ〔2〕で無信号モードのと
きは、ステップ
〔9〕で計数値(X)が所定値(Tstm
)に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。
そしてX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔1
0〕で計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である
(YES)ときは、ステップ〔11〕で計数値(X)が
0にリセットされる。その後にこのフローチャートは停
止(ストップ)される。
【0015】一方、ステップ〔1〕で垂直同期信号の
ルスの立ち上がりである(YES)ときは、ステップ
〔12〕で上述のステップ〔2〕と同様にして標準・非
標準・無信号のモードが判別される。そしてこのステッ
プ〔12〕で標準モードのときは、ステップ〔13〕で
計数値(X)と所定値(Tstm )が、X=Tstm である
か否かが判別される。そしてX=Tstm でない(NO)
ときは、ステップ〔14〕で計数値(X)が1加算さ
れ、X=Tstm である(YES)ときは、ステップ〔1
5〕で計数値(X)が0にリセットされる。その後にこ
のフローチャートは停止(ストップ)される。
【0016】またステップ〔12〕で非標準モードのと
きは、ステップ〔16〕で計数値(X)が後述する検出
ウィンドウの下限値(Wmin )に対して、X<Wmin で
あるか否かが判別される。そしてX<Wmin である(Y
ES)ときは、ステップ〔17〕で計数値(X)が1加
算される。これに対してステップ〔16〕でX<Wmin
でない(NO)ときは、ステップ〔18〕でそのときの
計数値(X)から垂直周波数が50/60Hzのシステ
ムが判別され、ステップ〔19〕で検出ウィンドウが更
新されて、ステップ〔20〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0017】さらにステップ〔12〕で無信号モードの
ときは、ステップ〔21〕でモードのフラグが非標準モ
ードとされ、ステップ〔22〕で計数値(X)がX>1
00であるか否かが判別される。そしてX>100でな
い(NO)ときは、ステップ〔23〕で計数値(X)が
1加算され、X>100である(YES)ときは、ステ
ップ〔24〕で計数値(X)が0にリセットされる。そ
の後にこのフローチャートは停止(ストップ)される。
以上のソフトウェアが例えば水平周波数の2倍(2
H )の周期で繰り返し起動(スタート)される。
【0018】そして初期状態では、計数値(X)が0に
初期値セットされると共に、モードのフラグは非標準モ
ードとされる。これによって上述のフローチャートは、
初期状態ではステップ〔1〕→〔2〕→〔6〕→〔7〕
または〔8〕を通じて駆動され、水平周波数の2倍(2
H )の周期で計数値(X)が1ずつ加算される。これ
によって、例えばステップ〔1〕で垂直同期信号のパル
スの立ち上がり検出されず、この計数値(X)が検出
ウィンドウの上限値(Wmax )を越えると計数値(X)
が0にリセットされる。そしてこのリセットが例えば3
回連続して行われるとモードのフラグが無信号モードと
される。これによってフローチャートは、ステップ
〔1〕→〔2〕→
〔9〕→〔10〕または〔11〕を通
じて駆動され、計数値(X)は水平周波数の2倍(2f
H )の周期で1ずつ加算されて、0→Tstm の値が繰り
返される。
【0019】これに対して、非標準モードでステップ
〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がり検出され
ると、フローチャートは、ステップ〔1〕→〔12〕→
〔16〕→〔17〕または〔18〕→〔19〕→〔2
0〕を通じて駆動される。ここで初期状態ではステップ
〔16〕はX<Wmin である(YES)のままで、やが
てステップ〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がり
検出されなくなってステップ〔1〕→〔2〕→
〔9〕
→〔10〕または〔11〕を通じた駆動に戻されるが、
これらが繰り返される内に、駆動はステップ〔16〕で
X<Wmin でない(NO)状態になるように引き込まれ
る。
【0020】この状態でステップ〔18〕で垂直周波数
の50/60Hzのシステム判別が行われる。なお判別
はこの状態が例えば4回繰り返されたときに行われ、こ
の間の計数値(X)の平均値が略625のとき50H
z、略525のとき60Hzと判別される。これによっ
て例えば上述のTstm の値が、それぞれ50Hzのとき
625、60Hzのとき525に定められる。
【0021】またこの状態でステップ〔19〕で検出ウ
ィンドウの更新が行われる。この更新もこの状態が例え
ば4回繰り返されたときに行われ、この間の計数値
(X)の最大値及び最小値に対してそれぞれ所定のマー
ジンを付加したものが検出ウィンドウの上限値(Wmax
)及び下限値(Wmin )とされる。
【0022】以上がインターレース時の処理で、ノンイ
ンターレース時の場合はこれに続けて図3の処理が行わ
れる。この図においてソフトウェアがスタートされる
と、ステップ〔31〕で計数値X=0であるか否かが判
別される。ここで計数値X=0でない(NO)ときは、
ステップ〔32〕で後述するSWフラグが1であるか否
か判別される。そしてSWフラグが1でない(NO)と
きは、ステップ〔33〕で計数値Xがそのまま出力され
て、その後にこのフローチャートは停止(ストップ)さ
れる。またステップ〔32〕でSWフラグが1(YE
S)ときは、ステップ〔34〕で計数値Xに水平同期信
号の周期の1/2に相当する値(0.5H)が加算され
て出力され、その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0023】またステップ〔31〕で計数値X=0(Y
ES)のときは、ステップ〔35〕でSWフラグが1で
あるか否か判別される。そしてSWフラグが1でない
(NO)ときは、ステップ〔36〕でSWフラグが1に
され、さらにステップ〔37〕で計数値Xに水平同期信
号の周期の1/2に相当する値(0.5H)が加算され
て出力され、その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。またステップ〔35〕でSWフラグが1
(YES)ときは、ステップ〔38〕でSWフラグが0
にされ、さらにステップ〔39〕で計数値Xがそのまま
出力されて、その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0024】従ってこの装置において、計数値Xは、元
の映像信号に対しては図4に破線で示すように変化され
るものが、ノンインターレース処理では実線に示すよう
に変化される。そしてこの場合に、ノンインターレース
処理では計数値Xは実質的に実線を延長した位置でリセ
ットされたのに等しく、リセットの間隔が水平同期信号
の周期の整数倍の位置とされると共に、この計数値Xを
用いて偏向信号を形成することによって、垂直偏向信号
を略映像信号と連続したものにすることができる。なお
この装置においては、例えば図7に示すように上述の上
述の図5における同期処理回路55からの偏向信号が
字多重信号処理部56に供給されることによって処理が
行われる。
【0025】こうして上述の装置によれば、交互の一方
の垂直期間で計数値に水平同期信号の周期の1/2に相
当する値を加算することによって、実質的にリセットの
間隔が水平同期信号の周期の整数倍の位置とされ、簡単
な構成で良好なノンインターレースの垂直偏向信号を形
成することができると共に、この垂直偏向信号を略映像
信号と連続したものにすることができるものである。
【0026】すなわち上述の装置において、ノンインタ
ーレースの垂直偏向信号と元の映像信号の垂直偏向信号
との差は常に水平同期信号の周期の1/2以内であり、
これによって垂直ジッターや画流れは無視できる程度に
なる。
【0027】なお上述の装置において、従来文字多重信
号処理部に設けられていた複合同期信号発生手段を不用
にすることができる。また上述の装置において、ノイズ
や垂直同期信号の欠落等の影響も生じることがなくな
る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、交互の一方の垂直期
間で計数値に水平同期信号の周期の1/2に相当する値
を加算することによって、実質的にリセットの間隔が水
平同期信号の周期の整数倍の位置とされ、簡単な構成で
良好なノンインターレースの垂直偏向信号を形成するこ
とができると共に、この垂直偏向信号を略映像信号と連
続したものにすることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の垂直同期処理回路を実現するハードウ
ェアの一例の構成図である。
【図2】回路を実現するためのソフトウェアの一例のフ
ローチャート図である。
【図3】説明のための要部のフローチャート図である。
【図4】説明のための波形図である。
【図5】従来の装置の構成図である。
【図6】説明のための波形図である。
【図7】 本発明の垂直同期処理回路が適用される装置の
一例の構成図である。
【符号の説明】
1・・・インストラクションアドレス発生器、2・・・
インストラクションROM及びRAM、3・・・データ
用のROM、4・・・データ用のRAM、5・・・イン
ストラクションデコーダ、6・・・ALU、7・・・ア
キュムレータ、8・・・ジャンプ命令の発生器、9,1
0・・・レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/035 (72)発明者 常富 義信 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−75784(JP,A) 特開 昭60−112381(JP,A) 特開 平2−127884(JP,A) 特開 昭61−13860(JP,A) 特開 昭61−264386(JP,A) 特開 平1−295297(JP,A) 特開 昭63−122365(JP,A) 特開 昭63−31274(JP,A) 特開 昭63−193780(JP,A) 特開 昭63−132577(JP,A) 特開 昭63−142774(JP,A) 実開 昭61−158766(JP,U) 実開 昭61−81264(JP,U) 実開 平1−77796(JP,U) 特公 平2−2351(JP,B2) 特公 昭61−26264(JP,B2) 特公 昭63−25750(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/06 G09G 1/12 H04N 3/16 H04N 7/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される映像信号に含まれる垂直同期
    信号が検出された場合には、垂直同期信号に同期したタ
    イミングパルスを発生させ、また、垂直同期信号が検出
    されない場合には、欠落した垂直同期信号が補間された
    タイミングパルスを発生させるための垂直同期処理回路
    において、 上記垂直同期処理回路を、上記映像信号の垂直同期信号
    の周期が所定のものであると判断される標準モードか、
    上記映像信号の垂直同期信号の周期が所定のものでない
    と判断される非標準モードか、あるいは、無信号である
    と判断される無信号モードのいずれかの動作モードで動
    作させるために、垂直周期で計数値が初期値にセットさ
    れると共に上記垂直同期処理回路の動作モードが上記非
    標準モードとされた後に、水平周波数の整数倍の周波数
    の周期で繰り返し起動されるソフトウェアであって、少
    なくとも上記映像信号の垂直同期信号が検出されたか否
    かを判別する第1の手順と、 上記第1の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出さ
    れなかった場合において、上記垂直同期処理回路の動作
    モードが、上記標準モードであるか、上記非標準モード
    であるか、あるいは、上記無信号モードであるかを判別
    する第2の手順と、 上記第2の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    標準モードであると判別された場合において、上記計数
    値を1垂直周期内にソフトウェアが起動される回数に対
    応する所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定
    の設定値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書
    込んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計数値
    を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第3の手
    順と、 上記第2の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    非標準モードであると判別された場合において、上記計
    数値を垂直同期信号を検出する期間を示すウィンドウの
    上限値と比較して、上記計数値が上記ウィンドウの上限
    値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書込んだ
    後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一定
    値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第4の手順と、 上記第2の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    無信号モードであると判別された場合において、上記計
    数値を上記所定の設定値と比較して、上記計数値が上記
    所定の設定値以上である場合には上記計数値をメモリー
    へ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計
    数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第5
    の手順と、 上記第1の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出さ
    れた場合において、上記垂直同期処理回路の動作モード
    が、上記標準モードであるか、上記非標準モードである
    か、あるいは、上記無信号モードであるかを判別する第
    6の手順と、 上記第6の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    標準モードであると判別された場合において、上記計数
    値を上記所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所
    定の設定値に等しい場合には上記計数値をメモリーへ書
    込んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計数値
    を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第7の手
    順と、 上記第6の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    非標準モードであると判別された場合において、上記計
    数値を上記ウィンドウの下限値と比較して、上記計数値
    が上記ウィンドウの下限値より小さい場合には上記計数
    値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込み、そう
    でない場合には、現在の上記計数値とメモリーに書込ま
    れた複数の上記最大値と最小値にしたがって、上記ウィ
    ンドウを更新すると共に上記計数値をメモリーへ書込ん
    だ後、リセットする第8の手順と、 上記第6の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
    無信号モードであると判別された場合において、上記垂
    直同期処理回路の動作モードを非標準モードにする第9
    の手順と、 上記第8の手順で上記計数値が上記所定の値以上である
    ことが所定回数判別された場合には上記垂直同期処理回
    路の動作モードを標準モードにする第10の手順と、 上記第4の手順で上記計数値が上記ウィンドウの上限値
    以上であることが所定回数判別された場合には上記垂直
    同期処理回路の動作モードを無信号モードにする第11
    の手順とが含まれたソフトウェアが格納された記憶手段
    と、 前記メモリーに格納された前記ソフトウェアを実行して
    上記計数値を前記垂直偏向用のタイミング情報として出
    力する演算手段とを備え、 上記映像信号がノンインターレース映像信号であるとき
    には、順次表示されるフィールドに従って交互に論理値
    が反転するフラッグ値を用いて、 上記計数値が0であると判断された場合には、前記フラ
    ッグ値が1である場合には前記フラッグ値を0にすると
    ともに上記計数値のまま出力し、前記フラッグ値が1で
    ない場合には前記フラッグ値を1にするとともに上記計
    数値に水平同期信号の周期の1/2に相当する計数値を
    上記計数値に加えて出力する第12の手順もしくは、上
    記計数値が0でないと判断された場合には、前記フラッ
    グ値が1でない場合には上記計数値のまま出力し、前記
    フラッグ値が1の場合には上記計数値に水平同期信号の
    周期の1/2に相当する計数値を上記計数値に加えて出
    力する第13の手順のいずれかにより、前記垂直偏向用
    のタイミング情報を出力することを特徴とする垂直同期
    処理回路。
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