JPH09270839A - アンテナ作動スイッチを備えた無線通信装置 - Google Patents

アンテナ作動スイッチを備えた無線通信装置

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JPH09270839A
JPH09270839A JP9062004A JP6200497A JPH09270839A JP H09270839 A JPH09270839 A JP H09270839A JP 9062004 A JP9062004 A JP 9062004A JP 6200497 A JP6200497 A JP 6200497A JP H09270839 A JPH09270839 A JP H09270839A
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impedance
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナが収納されたおよび伸張された位置
の双方において無線機回路28とアンテナアセンブリ2
6との間で整合状態を提供し、これを部品および可動機
械部品の数および複雑さを低減することにより信頼性お
よび量産性を増大する優れた設計で達成する無線通信装
置20を提供する。 【解決手段】 アンテナの位置に応じてスイッチ32に
より再構成される整合回路30が整合状態を提供する。
さらに、給電端子36の一部として一体的に形成できる
スイッチ32、給電端子36およびグランド端子38が
アンテナを適所に保持し、かつグランド端子38が案内
チューブ52を保持することができる。あるいは、スイ
ッチ32はダイオード102およびセンサを含むことが
できる。該センサは給電端子とグランド端子の間の電気
的経路を形成しかつ遮断してダイオードの状態を変える
アンテナアセンブリのロッド46である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には無線通信
の分野に関し、かつより特定的には無線通信装置に関す
る。本発明は広範囲の用途に付されるが、特に手持型の
無線電話において使用するのに適しており、かつ特にそ
の関連で説明する。
【0002】
【従来の技術】格納または収納可能な複合アンテナを有
する無線電話が技術的に知られている。公開されたカナ
ダ特許出願第2,036,677号は伸張された位置お
よび収納された位置の双方において信号を受信可能な、
伸張可能なアンテナを有する無線電話について述べてい
る。しかしながら、この出願はそのそれぞれ伸張されお
よび収納された位置におけるアンテナのインピーダンス
不均衡、または無線送受信機とアンテナとの間の整合状
態を提供するための解決方法については述べていない。
【0003】この特許出願、ならびに米国特許第5,1
77,492号はまた無線電話のケーシングに取り付け
られたロッドアンテナ装着メカニズムを述べており、該
メカニズムはロッドアンテナを伸張されたまたは収納さ
れた位置で保持するために該ロッドアンテナをつかみ固
定する。前記メカニズムにおいて使用される複合アンテ
ナはヘリックスまたはらせんコイル(helix)がロ
ッドと接合する部分で比較的堅く、それはロッドおよび
らせんコイルの接合部はまたアンテナがその収納された
位置にあるとき無線機の給電端子に電気的に結合される
ポイントであるためである。その結果、それらは無線電
話が落下したとき前記接合部において容易に損傷すると
いう問題を有する。
【0004】収納可能な複合アンテナは典型的には長い
柔軟性ある線状のアンテナエレメントを有するから、こ
のエレメントは無線電話の中に案内される必要がある。
米国特許第5,177,492号に述べられているよう
に、線状のアンテナエレメントを導くためにケーシング
から形成したくぼみ(well)を使用することが知ら
れている。この技術は無線電話のかさおよび重量を増大
するという不都合を有している。他の知られた技術はケ
ーシングにストロー様のチューブを取り付けることであ
る。この技術は、さもなければ必要とされない、ケーシ
ングに特定的な組立工程を必要とするという不都合を有
している。他の知られた技術は前記ストロー様のチュー
ブを関連する数多くの組立工程をすでに有している回路
基板に取り付けることである。この技術は、すでに混み
合った回路基板に、前記ストローを保持する目的に特有
の、余分の固定部品を回路基板に加えかつ組み立てる必
要があるという不都合を有している。
【0005】また、米国特許第5,374,937号に
述べられているように、伸張可能なアンテナを有する無
線電話が知られており、該無線電話は伸張された位置に
おいて内部回路をアンテナに結合するために単一の整合
回路および第1の給電端子を使用し、かつ次に収納され
た位置において前記第1の給電端子からある距離に配置
された第2の給電端子により収納された位置におけるア
ンテナに内部回路を結合するために前記整合回路をバイ
パスする。この技術は2つの給電端子を必要とするとい
う不都合を有する。それはさらに2つの給電端子の間の
アンテナ部分がハウジングの内側に放射し、多分ハウジ
ングの内側に配置された敏感な電気部品に妨害を与える
という不都合を有する。
【0006】収納可能な複合アンテナおよび可変インピ
ーダンス整合回路ならびに単一給電端子を有する無線電
話が技術的に知られている。そのような無線電話の1つ
の例は米国特許第5,335,368号に述べられてお
り、かつ他のものはNEC社によって提供されるモデル
番号第TZ−820B型で実施されている。この後者の
無線電話はアンテナと結合した可変インピーダンス整合
回路を有し、該整合回路は2つの並列の回路パスを備
え、各パスは独自のリアクタンスを有する。これらの回
路構成は図1に示されている。リアクティブ要素L
およびCを有する、整合回路10の並列の回路パス
はアンテナ12のインピーダンスを同軸コネクタ14の
インピーダンスに整合させるためにアンテナ12の位置
に応じて選択される。この選択は双極双投スイッチ(d
ouble−pole,double−throw s
witch)16によって行なわれ、該スイッチ16は
アンテナ12が、実線で示された、伸張された位置か
ら、点線で示された、収納された位置に移動したとき、
アンテナ12の下端によって投入されて機械的コンタク
ト、S、をノーマリオープン位置からクローズド位置へ
と押しやる。アンテナ12は無線電話のハウジング24
に取り付けられた保持部材22によってそのそれぞれの
位置に保持され、かつ導電性チューブ20によって案内
される。保持部材22はさらに前記スイッチをアンテナ
に電気的に結合するよう機能する。スイッチおよびマル
チパス整合回路を必要とすることに加えて、収納された
位置で整合を提供するためにグランドとアンテナ12の
一端との間に結合された終端インピーダンス18、およ
びグランド結合された導電性チューブ20が必要であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記整合技術は全ての
手持型無線電話にとって適切なものではない。たとえ
ば、それは整合のために2つの接続状態を提供するため
整合回路に余分の部品を必要とし、かつそれは前記接続
状態を生じさせるために比較的かさばるスイッチを必要
とする。これらの余分の部品は無線電話の寸法を増大さ
せ、これは無線電話がより小型になるに応じてハンディ
キャップとなり得る。さらに、前記スイッチは敏感な送
信および受信信号経路において欠陥のある接続を生じる
確率を増大する。それはさらに余分の終端インピーダン
スおよび導電性チューブを必要とするという不都合を有
する。
【0008】したがって、送受信機と収納可能な複合ア
ンテナの間でアンテナの両方の位置で整合状態を提供
し、かつこれを部品の数および複雑さを低減しかつ可動
機械部品を低減するこにより信頼性および量産性を増大
するエレガントな設計によって達成する手持型無線電話
の必要性が存在する。また、落下したときロッドがらせ
んコイルと接合するポイントで容易に損傷しない手持型
無線電話の必要性が存在する。
【0009】さらに、無線電話の収納可能なアンテナの
位置によって作動することができるスイッチを有し、か
つアンテナから送受信機への信号経路における機械的な
スイッチング部品の付加を最少にする無線電話の必要性
が存在する。
【0010】
【課題を解決するための手段】ここで開示される無線通
信装置はそれが伸張されたおよび収納された両方の位置
で無線機回路と収納可能な複合アンテナとの間で整合状
態を提供し、かつこれを整合回路およびスイッチの複雑
さを低減する設計によって達成する点で知られた手持型
無線電話に対して有利性を与える。
【0011】伝統的な無線電話に対するこれらの有利性
は主として単一の整合回路、単一の給電端子、および前
記整合回路をバイパスし、またはショート除去する(s
horts out)スイッチによって提供される。
【0012】一般には、アンテナがその伸張された位置
にあるとき、前記スイッチは開かれ、かつしたがって前
記整合回路がアンテナアセンブリと無線機回路との間に
直列に結合される。この構成では、整合回路はアンテナ
アセンブリの高いインピーダンス(ほぼ400〜600
オーム)を無線機回路のインピーダンス(ほぼ50オー
ム)に整合するよう機能する。逆に、アンテナが収納さ
れた位置にあるとき、前記スイッチは閉じられ、かつし
たがって前記整合回路はバイパスされかつ整合機能を達
成しないか、あるいはバイパスされかつ整合機能を提供
する上での助けとするためアンテナと並列に再接続され
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図2に示されるように、本発明に
したがって構成された1つのそのような実施形態におい
ては、無線通信装置、たとえば、無線電話20、はハウ
ジング22、回路基板24、アンテナアセンブリ26、
無線機回路28、整合回路30、スイッチ32、グラン
ド面(ground plane)34、給電端子3
6、およびグランドと結合されたグランド端子38を具
備する。回路基板24はハウジング22の内側に配置さ
れ、かつ無線機回路28、整合回路30、スイッチ3
2、グランド面34、給電端子36、およびグランド端
子38は回路基板24上に配置することができる。
【0014】アンテナアセンブリ26はブッシング40
およびアンテナ、たとえば、第1のアンテナ部分、たと
えば、少なくともらせんコイル44、および第2のアン
テナ部分、たとえば、少なくともロッド46の一部、を
有する複合アンテナ42、を含む。第1のアンテナ部分
は第2のアンテナ部分によって担持され、かつ、たとえ
ば直接的な電気的接触により、第2のアンテナ部分に電
気的に結合することができる。ブッシング40はハウジ
ング22に固定することができ、かつ複合アンテナ42
はブッシング40内で図2に示される収納された位置か
ら伸張された位置へと移動することができる。
【0015】伸張された位置では、前記第1のアンテナ
部分はハウジングの外側に位置しかつ第2のアンテナ部
分は実質的にハウジングの外側に位置する。さらに、ア
ンテナの第1の結合位置45、たとえば、前記第2のア
ンテナ部分の下端は、たとえば、直接的な電気的接触に
より、給電端子36と電気的に結合される。収納された
位置では、第1のアンテナ部分は実質的にハウジング2
2の外側に位置し、かつ第2のアンテナ部分はハウジン
グ22の内側にかつグランド面34に近接して位置す
る。さらに、給電端子36は、たとえば、直接的な電気
的接触により、アンテナの第2の結合位置47、たとえ
ば、第1のアンテナ部分の下端、と電気的に結合され、
かつグランド端子38は、たとえば、直接的な電気的接
触により、第1の結合位置45と電気的に結合される。
【0016】複合アンテナ42は該複合アンテナ42の
位置を表わす数多くのパラメータを有する。たとえば、
ハウジング22または給電端子36に対する複合アンテ
ナ42の物理的位置、複合アンテナ42の電気的インピ
ーダンス、または複合アンテナ42が受ける電気信号の
強度である。
【0017】無線機回路28は、たとえば、デュプレク
サ、送信機、受信機、変調器、復調器、または無線機回
路28の構成要素を接続する配線またはトレース、ある
いはこれらの構成要素およびトレースの何らかの組合わ
せとすることができる。
【0018】整合回路30は給電端子36と無線機回路
28との間に結合されている。整合回路30は、たとえ
ば、一方のアームに容量Cを、他方のアームにインダク
タLを、そして脚部またはレッグにグランド終端イン
ダクタLを備えたT型接続回路とすることができる。
【0019】スイッチ32は給電端子36と無線機回路
28との間に整合回路30と並列様式で電気的に結合さ
れている。スイッチ32はアンテナのパラメータの所定
の変化に応じて状態を変えるよう動作し、それによって
スイッチ32は該スイッチ32が状態を変えたとき整合
回路30を再定義しまたは再構成することができる。ス
イッチ32が一方の状態にあるとき、無線機回路28
は、再構成された整合回路と並列に、給電端子36と直
接接続される。スイッチ32が他方の状態にあるとき、
無線機回路28は整合回路30を介して給電端子36と
接続される。
【0020】スイッチ32および整合回路30は図2に
おいては別個の要素として示されているが、スイッチ3
2は整合回路30のサブコンポーネント、または無線電
話20の他の構成要素のサブコンポーネントとすること
もできる。
【0021】スイッチ32は、たとえば、単極単投スイ
ッチ(single−pole,single−thr
ow switch)を含むことができる。スイッチ3
2はまたセンサ48を含むことができ、あるいは該セン
サはスイッチ32の外部のものとすることもできる。セ
ンサ48はアンテナのパラメータの所定の変動を検出す
る。センサ48は、たとえば、アンテナが伸張されてい
るときにノーマリオープンであり、かつ第2のアンテナ
部分の下端との物理的接触により閉じられた位置に機械
的に移動する単極単投スイッチのアームとすることがで
きる。したがって、前記パラメータはハウジング22ま
たは給電端子36に対する収納可能なアンテナの位置で
あり、かつ前記所定の変動はスイッチを閉じられた位置
に移動させる位置への移動である。あるいは、それは、
たとえば、アンテナの位置を測定する近接センサ、複合
アンテナ42によって受信される信号の強度を測定する
相対強度信号指示器、あるいは複合アンテナ42のイン
ピーダンスを測定するインピーダンスブリッジとするこ
とができる。各々の代替物の下でセンサは制御信号をス
イッチ32に送り、かつスイッチ32は該制御信号に応
じて状態を変えることができる。
【0022】アンテナの電気的特性に関しては、伸張さ
れた位置におけるアンテナのインピーダンスは給電端子
36から見たとき第1のインピーダンスを有する。収納
された位置では、アンテナは給電端子36から見た第2
のインピーダンスを有し、これは前記第1のアンテナ部
分および前記第2のアンテナ部分のインピーダンスの並
列的な組合わせである。さらに、収納された位置ではス
イッチが閉じられているから、整合回路は再接続されか
つ給電端子36とグランドとの間に結合され、それを第
1のアンテナ部分および第2のアンテナ部分と並列接続
状態にする。その結果、整合回路30は伸張された位置
にある場合のアンテナの第1のインピーダンスを(整合
回路30が給電端子36および無線機回路28と直列に
なっている場合)無線機回路28のインピーダンスに実
質的に整合するのみならず、収納された位置にあるとき
にアンテナの第2のインピーダンスを無線機回路28の
インピーダンスと整合する上での助けとするように選択
できる。さらに、当業者は前記スイッチはアンテナが第
1の位置、たとえば、伸張された位置、にあるとき閉じ
られた状態にあり、かつアンテナが第2の位置、たとえ
ば、収納された位置、にあるとき開かれた状態にあるよ
うにすることができ、かつこれに応じて、前記整合回路
はアンテナが伸張された場合に並列になりかつアンテナ
が収納された場合に直列になるようにできることを理解
するであろう。
【0023】アンテナの第1のインピーダンス、アンテ
ナの第2のインピーダンス、および整合回路を実質的に
アンテナの第1のインピーダンスに整合しかつまた、再
接続されたとき、アンテナの第2のインピーダンスと整
合する上での助けとするよう選択する技術は当業者に容
易に理解されるであろう。
【0024】たとえば、もし複合アンテナが2分の1波
長の電気的長さを有するよう選択されれば、伸張された
位置における第1のインピーダンスは動作周波数で約4
00オーム〜約600オームの範囲を持つことができ
る。もし無線機回路28がほぼ50オームのインピーダ
ンス、あるいは無線機回路28に特徴的な他の値、を持
てば、整合回路30はアンテナの第1のインピーダンス
を無線機回路28のインピーダンスに実質的に整合する
よう選択できる。
【0025】さらに、もし第1のアンテナ部分、たとえ
は、らせんコイル44およびロッド46の小さなセグメ
ントが4分の1波長の電気的長さを有するよう選択され
れば、第1のアンテナ部分は収納された位置において給
電端子36から見たとき約50オームの第1のインピー
ダンスを持つであろう。さらに、もし第2のアンテナ部
分、たとえば、ロッド46の残りのセグメントが4分の
1波長の電気的長さを持つよう選択されかつグランド端
子38を介してグランド終端されさらにグランド面34
に近接して配置されれば、第2のアンテナ部分は少なく
とも第1のアンテナ部分のインピーダンスより1桁の大
きさだけ大きなインピーダンスを有する実質的にオープ
ン回路として見えるであろう。その結果、収納された位
置でのアンテナの第2のインピーダンスは実質的に第1
のアンテナ部分のみのインピーダンス、すなわち、約5
0オームである。無線機回路28のこの50オームのイ
ンピーダンスは実質的にアンテナの約50オームの第2
のインピーダンスと整合する。
【0026】したがって、再接続された整合回路30は
それが整合に大きく貢献しないように選択され、たとえ
ば、再接続された整合回路は第2のインピーダンスより
1桁大きなインピーダンスを持つことができる。
【0027】当業者は本発明の無線電話においてかつこ
の無線電話の構成において本発明の精神および範囲から
離れることなく、すでに述べたものに加えて、種々の修
正および変更を行なうことができることを認識するであ
ろう。一例として、第1のアンテナ部分と第2のアンテ
ナ部分との間の境界は給電端子36が収納された位置に
おいてアンテナと結合する領域として規定することがで
きる。したがって、第1のアンテナ部分はロッド46の
任意の部分、またはロッド46の全ておよびらせんコイ
ル44の一部とすることができる。さらに、第1のアン
テナ部分および第2のアンテナ部分は異なる形状の放射
エレメントとすることができる。また、一方の構成で整
合回路を無線機回路および給電端子と直列構成にし、か
つ他方の構成で整合回路をアンテナと並列にする他の構
成のスイッチおよび整合回路を使用することもできる。
さらに、第2のアンテナ部分を4分の1波長の、グラン
ド終端されたかつグランド面に隣接するものとする代わ
りに、それは異なる波長とし、あるインピーダンスで終
端し、または接地された導電性のチューブによって囲む
ことができる。また、給電接点およびブッシングは同じ
部品とすることができ、かつ給電接点、グランド接点、
またはスイッチは、たとえば、ハウジング上にまたはハ
ウジングの内側の部品に配置することもできる。
【0028】次に、本発明にしたがって構成した無線電
話の第2の実施形態につき詳細に説明する。適切な場合
には、同じ参照数字を使用して不必要な重複およびすで
に上で参照しかつ説明した同じ要素の説明を避ける。
【0029】図3は、本発明にしたがって構成した無線
電話20の右側側面図であり、部分的に断面図にして該
無線電話のいくつかの内部要素を示している。この図
は、とりわけ、ハウジング22およびハウジング22内
に配置された回路基板24に対する伸張された位置にあ
るアンテナアセンブリ26の物理的関係を示している。
この実施形態では、アンテナアセンブリ26のアンテナ
は線状の放射エレメント58および該線状の放射エレメ
ント58の一端により担持されるらせん放射エレメント
56を含む。伸張された位置では、らせん放射エレメン
ト56は完全にハウジング22の外側に位置し、かつ線
状の放射エレメント58は実質的にハウジング22の外
側に位置する。
【0030】図4は、収納された位置においてアンテナ
アセンブリ26の斜視図を示し、回路基板24、給電端
子36、グランド端子38に関してアンテナアセンブリ
26の物理的構成を強調して示している。また、アンテ
ナアセンブリ26の任意選択的な構成要素としてチュー
ブ52および回路基板24に固定されかつチューブ52
の一端を固定された位置に保持するチューブ支持部54
を示している。チューブ52の他端はグランド端子38
によって固定された位置に保持されている。図面に見ら
れるように、グランド端子38および給電端子36は回
路基板24の一方の側に近く、側部の対向する端部に、
固定されている。収納された位置では、グランド端子3
7はアンテナの第2の部分における第1の部分と直接物
理的かつ電気的に接触し、かつ給電端子36はアンテナ
の前記第2の部分における第2の部分と直接物理的かつ
電気的接触を行なう。また、この実施形態においてはハ
ウジング22に固定された、ブッシング40は給電端子
36に隣接して配置されるように示されている。
【0031】チューブ52は非導電性材料、たとえば、
プラスチック、で構成できかつ、アンテナがチューブ5
2の内側を通って移動する際に、アンテナを伸張された
位置から収納された位置へと案内するよう作用する。さ
らに、チューブ52は導電性材料でコーティングしある
いは全体に導電性材料で構成しかつグランドと結合する
ことができる。この構成では、チューブ52は給電端子
36から見たときアンテナの第1の部分に作用し、した
がってアンテナの第2のアンテナ部分のインピーダンス
に対して比較的高いインピーダンスとして現われる。
【0032】図5は、図4に示されたアンテナおよびブ
ッシングの断面図であり、この実施形態のための複合ア
ンテナ42の詳細を示している。らせんコイル放射エレ
メント56はらせんコイル(helicoil)44を
含むことができる。線状の放射エレメント58はロッド
46を含むことができる。あるいは、らせん放射エレメ
ント56および線状の放射エレメント58はコイルおよ
びロッドアンテナのエレメントの組合わせとすることが
できる。らせんコイル44は適切な手段、たとえば、こ
の実施形態のようにロッド46にかしめられかつらせん
コイル44の一端にはんだ付けされた上部フェルール6
4によってロッド46の一端に固定される。他の適切な
等価な手段もらせんコイル44をロッド46に固定する
ために使用でき、たとえば、コイルをロッドにスポット
溶接しまたははんだ付けし、コイルの端部をロッドの端
部に形成されたウェルにまたはロッドの側部に形成され
た穴に圧着または圧入し、またはらせんコイル44から
ロッド46を囲む非導電性材料を使用することができ
る。
【0033】下部フェルール70はロッド46の端部の
近くにまたは端部に固定され、かつカラー66が、らせ
んコイル44の下の位置で、ロッド46の他の端部近く
に固定される。該フェルールおよびカラーはかしめまた
は他の何らかの適切な手段によってロッドに固定でき
る。この物理的な取り付けはまた下部フェルール70お
よびカラー66のロッド46に対する直接の電気的結合
を提供する。したがって、下部フェルール70はアンテ
ナ上の第1の結合位置として作用し、かつカラー66は
アンテナ上の第1の結合位置として作用する。さらに、
この特定の実施形態では、第1のアンテナ部分はカラー
66かららせんコイル44を含んで延在し、かつ第2の
アンテナ部分はカラー66からロッド46の端部へと延
在する。
【0034】この特定の構造的配列は非導電性材料を露
出される必要のないアンテナの金属部分、すなわち、少
なくとも下部フェルール70の一部およびカラー66、
に付加することを可能にする。たとえば、第2の結合位
置、すなわち、カラー66、をらせんコイル44および
ロッド46を結合する手段、すなわち、上部フェルール
64、から分離することは、たとえば、射出成形(in
jection molding)プロセスにより、ヘ
リコイル44、カラー66と上部フェルール64の間の
ロッド46のセグメント、カラー66の一部にコーティ
ング62を容易に付加できるようにする。さらに、射出
成形によってスリーブ68をロッド46の残りの部分に
付加することもできる。
【0035】この特定の実施形態はカラー66および下
部フェルール70がロッド46と直接物理的かつ電気的
に接触することを示しているが、非導電性材料または誘
電体材料によってフェルールおよび/またはカラーをロ
ッド46から分離し、したがって容量的にロッド46と
結合しかつ結合位置の一部を形成することもできる。さ
らに、この容量結合のリアクタンスは給電用接点から見
たときアンテナのインピーダンスの一部と考えることが
できる。
【0036】さらに、第2の結合位置を前記接続のため
の手段から所定の距離、たとえば、ブッシング40の長
さ、だけ分離することは前記第2の結合位置が前記接続
のための手段と同じポイントにあることによって引き起
こされる付加的な堅さを除去するという利点を提供す
る。これは複合アンテナを使用する知られた無線電話に
対して、アンテナが収納されたとき、前記接続のための
手段が曲がることができ、したがって、たとえば、無線
電話が落とされかつ床がらせん放射エレメント56に衝
撃を与えて前記接続のための手段にトルクを加えた場合
に前記接合部に機械的損傷を与えることを防止するとい
う利点を提供する。
【0037】図6は、アンテナが伸張された位置にある
場合の、回路基板24、給電端子36、および図4に示
されるアンテナアセンブリ26の部分の断片的な正面図
である。この図は、とりわけ、給電端子36が第1の結
合位置においてアンテナと電気的に結合されるのみなら
ず、アンテナを伸張された位置に保持する特徴的機能を
示している。
【0038】特に、第1の結合位置、例えば、下部フェ
ルール70、は第1の厚さを備えた第1のセクションお
よび第1の厚さより大きな第2の厚さを備えた第2のセ
クションを有している。この特定の実施形態では、第1
の厚さは下部フェルール70の円筒形状の先端部(ti
p)78の第1の直径であり、かつ第2の厚さは下部フ
ェルール70の上に、または下部フェルール70から、
形成されたリング72の第2の直径である。(図5をも
参照。)リング72は下部フェルール70を取り囲んで
いるが、前記第1のセクションは下部フェルール70の
回りに部分的にのみ延在しあるいはリング72と同様に
完全に回りに延在する胴部(bulge)とすることが
できる。
【0039】給電端子36は少なくとも1つの柔軟性あ
る部材、例えば、リーフばねとして作用するウイング7
4のような2つの対向する柔軟性ある部材を含む。該少
なくとも1つの柔軟性ある部材はまたばね付勢される
(spring loaded)装置とすることができ
る。アンテナは該柔軟性ある部材を通って伸張された位
置と収納された位置との間で移動することができ、前記
柔軟性ある部材は、アンテナの形状の不規則性のため、
アンテナの移動に対して実質的に垂直の方向に移動す
る。ウイング74はそれらがアンテナから外側に押され
たとき増大する力を加え、かつ弾力性がありかつそれら
の静止位置にもどるよう作用する。円筒形状とすること
ができる、ブッシング40の下端76は前記第2の直径
より小さな直径を有し、かつ従って収納された位置から
伸張された位置へのアンテナの動きを制限する。
【0040】さらに、伸張された位置へ移動する際に、
リング72は第1のセクションの前にウイング74を通
過し、リング72がウイング74を通過する際にウイン
グ74によって及ぼされるばねの力の増大および引き続
く低減はアンテナが完全に収納されたという触覚的また
は移動止め(detent)のフィードバックを無線電
話に提供する。リング72がウイング74を通過した
後、ウイング74は内側に移動して先端部78に接触す
る。その結果、リング72はウイング74とブッシング
の下端部76との間にウイング74によって及ぼされる
力によって保持される。
【0041】(図6に見られる参照数字86で示された
項目は図8に対応する部分で説明する。)
【0042】当業者は、アンテナの移動を収納された位
置に制限するための手段は他の手段、例えば、アンテナ
の上に形成された第2のリング、で達成でき、かつブッ
シングはウイング74がアンテナを保持するためには必
要でないことを理解するであろう。例えば、下部フェル
ール70はそれを囲む凹状のリングで形成でき、かつ該
凹状のリングで着座するリング74はアンテナを伸張さ
れた位置に保持することができる。
【0043】図7は、アンテナが収納された位置にある
場合の、回路基板24、グランド端子38、および図4
に示されるアンテナアセンブリ26の部分の断片的な断
面図である。この図は、とりわけ、第2の結合位置にお
いてアンテナと電気的に結合するのみならず、収納され
た位置においてアンテナをかつチューブ52を保持す
る、グランド端子38の特徴的な機能を示している。
【0044】グランド端子38は堅い部材82および柔
軟性ある部材80を含む。これら2つの部材は単一のシ
ートの金属から一体的に形成でき、あるいはグランド端
子38を構成する2つの個別のエレメントとすることが
できる。堅い部材82は回路基板24に取り付けられ
る。柔軟性ある部材80は、例えば、リーフばねまたは
ばね付勢された装置とすることができ、かつ前記堅い部
材と実質的に垂直方向に移動することができる。アンテ
ナが伸張された位置から収納された位置へ移動すると
き、下部フェルール70はグランド端子38内へと移動
し、かつ下部フェルール70は前記柔軟性ある部材をア
ンテナの移動と実質的に垂直の方向に移動させる。
【0045】下部フェルール70はその上に形成された
胴部、例えば、リング72、を有し、かつアンテナが収
納された位置へと移動するとき、該胴部は柔軟性ある部
材80にわたってスライドし、これは完全に収納された
位置へと到達しつつあることを無線電話で感じることが
できかつ実現することができるアンテナに加えられる増
大されたばね力に変わる。胴部が柔軟性ある部材80を
通過した後、アンテナ上の力は減少し、従ってユーザに
完全に収納された位置に到達したことを通知する。柔軟
性ある部材80は完全に収納された位置において前記結
合位置に対して力を及ぼし続け、かつ従って第1の結合
位置を堅い部材82に対して保持する。
【0046】さらに、堅い部材82はチューブ52が組
立ての間にグランド端子38内に挿入されたときチュー
ブ52の端部を偏向させる上に向いた端部88を有す
る。チューブ52の挿入された端部に対して押圧する上
に向いた端部88はこの端部を適切な場所に保持する。
従って、チューブの端部を保持するために別個の固定手
段が必要とされず、回路基板スペースを節約し組立てを
容易にする。
【0047】図8および図9はアンテナが、それぞれ、
伸張されたまたは収納された位置にある場合の、図3お
よび図4に示される、回路基板、給電端子、およびアン
テナアセンブリの部分の断片的断面図である。これらの
図は、とりわけ、図2に示されたスイッチ32として使
用できる、一体の給電接点およびスイッチの特徴を示し
ている。
【0048】回路基板24はその上に形成されたパッド
84を有する。パッド84は前記スイッチの一方の部分
である。このパッドは電気的に、例えば、整合回路30
と、あるいはより特定的にはLと結合することができ
る。
【0049】給電端子36は回路基板24に固定されか
つその移動がアンテナの物理的位置に応答し動作する部
材、例えば、リーフばねとして作用する柔軟性あるアー
ム86を含むことができる。柔軟性あるアーム86およ
びウイング74はよく知られた打ち抜き(stampi
ng)技術を使用して単一のシート金属から形成でき
る。柔軟性あるアーム86はパッド84に相対して配置
されかつスイッチの他方の部分を形成する。柔軟性ある
アーム86、または給電端子36、は電気的に、例え
ば、整合回路30、あるいはより特定的にはCと結合す
ることができる。
【0050】柔軟性あるアーム86はその静止位置にあ
るとき伸張された位置と収納された位置との間のアンテ
ナの移動の経路内に突出する。従って、この実施形態で
は、スイッチはノーマリオープンである。さらに、それ
はウイング74の下に配置され、従ってアンテナが収納
された位置にあるとき、該スイッチはノーマリオープン
となっている。他の構成も可能である。例えば、もし電
気的接点が、図示された実施形態ではグランド端子38
が配置された、回路基板の反対の端部に配置されれば、
スイッチは収納された位置で閉じられることになる。
【0051】柔軟性あるアーム86はアンテナの通路に
配置されているから、線状の放射エレメント58は収納
された位置からのその移動の間に柔軟性あるアーム86
に接触しかつ柔軟性あるアーム86をパッド84に接触
させる。図9は直接的な電気的接触を行うため柔軟性あ
るアーム86がパッド84に接触している状態を示す。
その結果、アンテナがその2つの物理的位置の内の一方
にあるときに、柔軟性あるアーム86は電気的にパッド
84と結合せず従って前記スイッチを開かれた位置にお
き、かつアンテナが該アンテナの2つの物理的位置の内
の他方にあるとき、柔軟性あるアーム86は電気的にパ
ッド84と結合し、従って前記スイッチを閉じられた位
置にする。
【0052】さらに、柔軟性あるアーム86およびカラ
ー66はアンテナが収納された位置にあるときそれらが
直接物理的かつ電気的接触した状態になるように構成さ
れる。従って、給電端子36は第2の結合位置と電気的
に結合される。
【0053】次に図10に示される概略的な電気回路図
を参照して無線電話の第3の実施形態につき説明する。
適切な場合には不必要な重複および上ですでに参照しか
つ説明した同じ要素の説明を避けるために同じ参照数字
が使用される。前に説明した実施形態と比較した場合に
第3の実施形態が異なる点についてのみ以後説明する。
【0054】図10は特にスイッチ32の別の実施形態
を示している。スイッチ32は給電端子36と無線機回
路28との間にかつ整合回路30と並列構成で電気的に
接続されたダイオード102を備えている。スイッチ3
2はさらに、ロッド46を含む、センサ48を備えてい
る。
【0055】バイアス電圧Vが抵抗100を介してダ
イオード102のカソードに印加されている。Vはグ
ランド電位に関しては負である。さらに、ブロッキング
または阻止用容量106および108が前記バイアス電
圧および無線機回路28および複合アンテナ42の間に
それぞれ結合されている。インダクタ104が電気的に
並列の構成でダイオード102に接続され、かつ給電端
子36および無線機回路28の間に電気的に結合されて
いる。ブロッキング容量107がインダクタ104と直
列に接続されている。ブロッキング容量107は前記並
列インダクタ104を通して何らの直流電流も流すこと
なくダイオード102の間に直流電位を与えることがで
きるようにする。この特定の実施形態では、カラー66
および下部フェルール70は導電性ロッド46と直接物
理的かつ電気的接触している。(図5を参照)。
【0056】次にスイッチ32の動作につき説明する。
アンテナが伸張されたとき、給電端子36は下部フェル
ール70と直接物理的かつ電気的接触を行う。ブロッキ
ング容量106,107,108は直流電流が無線機回
路28、複合アンテナ42、およびインダクタ104に
入ることを阻止する。Vからグランドへ完全な電気的
経路がないため、Vはダイオード102を順方向バイ
アスすることはない。
【0057】複合アンテナ42が完全に格納または収納
された位置に移動したとき、給電端子36はカラー66
と直接物理的かつ電気的接触を形成し、かつグランド端
子38は下部フェルール70と直接物理的かつ電気的接
触を形成する。その結果、ロッド46はグランド端子3
8と給電端子36とをブリッジ接続してVからグラン
ドへの完全な電気的経路を形成する。直流電流が負の値
のVからグランド端子38、下部フェルール70、ロ
ッド46、カラー66、給電端子36、ダイオード10
2、および抵抗100を通して流れる。抵抗100はダ
イオード102を通って流れる直流電流の大きさを決定
する。
【0058】順方向バイアスされたダイオード102は
有効にインダクタ104をバイパスし、かつさらに整合
回路30をバイパスする低抵抗経路を生成する。従っ
て、ロッド46はアンテナの位置を検出するためのセン
サとして機能し、かつ検出された位置に応じてダイオー
ドの状態を変えさせる。
【0059】ダイオードのバイアスによる無線信号の効
果および部品の選択につき説明する。
【0060】ブロッキング容量106,107,108
の値はこれらのブロッキング容量が無線周波数において
実質的に短絡回路として見えるように選択される。
【0061】伸張された位置では、逆バイアスされたダ
イオード102は無線周波数において寄生容量を有す
る。整合回路30のインピーダンス整合機能に対する寄
生容量の影響を打ち消すために、インダクタ104のイ
ンダクタンスは前記寄生容量との並列結合が整合回路3
0を通る経路に対してハイインピーダンスの経路を提供
するように選択される。抵抗100のインピーダンスも
また無線周波数において整合回路30を通る経路に対し
てハイインピーダンスの経路を提供するよう選択され
る。低い値の抵抗インピーダンスが選択された場合、直
列インダクタンスまたは伝送ラインを使用して高い相対
インピーダンスを提供するようにすることができる。
【0062】無線信号の受信は数10ミリボルトの最大
振幅を備えた電位を給電端子36に発生させる。アンテ
ナが収納されて前記ダイオードが順方向バイアスされた
とき、受信信号の低い電圧はVによって提供されるバ
イアスを克服するのに十分大きなものではない。
【0063】無線機回路28は送信のために無線周波信
号を発生する場合に30ボルトのピーク−ピーク電圧の
範囲で電圧を発生する。アンテナが収納されて前記ダイ
オードが順方向バイアスされたとき、送信信号の大きな
正のスイングはVによってダイオードに印加される順
方向バイアスより大きい。それにもかかわらず、PIN
ダイオードはそれがオンにされたとき大きな電荷蓄積容
量を有し、従って送信信号が正にスイングして瞬時的に
逆バイアスが印加された場合でも、ダイオードは、送信
信号が負にスイングしかつVによって提供される順方
向バイアスを強化するのに十分長い、短時間の間順方向
電流を導き続ける。
【0064】アンテナが伸張されたとき、受信信号の正
の電圧スイングまたは送信信号の負の電圧スイングはダ
イオード102を最初の数サイクルの間導通させるが、
反対極性の電圧スイングは阻止される。阻止された電圧
はブロッキング容量108の両端に負の電位を生じさ
せ、これはダイオード102を急速に逆バイアスにす
る。
【0065】好ましい実施形態では、無線周波数は約9
00メガヘルツであり、容量Cは2ピコファラッド(p
F)であり、Lは10ナノヘンリ(nH)であり、L
は15nHであり、ブロッキング容量は100pFで
あり、インダクタ104は33nHであり、抵抗100
は2キロオームであり、ダイオード102は約1.2p
Fの漂遊容量および約0.2〜0.5オームの順方向バ
イアス抵抗を備えた正−真性−負(PIN)ダイオード
である。
【0066】この実施形態のスイッチは知られたアンテ
ナ作動スイッチに対しそれがアンテナの位置を検出する
ための機械的センサを加えず、代わりにアンテナそれ自
体を使用してそれ自身の位置を検知し、機械的なスイッ
チを単純な信頼性あるソリッドステートダイオードと置
き換えるという利点を与える。
【0067】次に無線電話の第4の実施形態を図11に
示される概略的な電気回路図を参照して説明する。図1
1は特にスイッチ32の別の実施形態を示している。第
3の実施形態と比較して第4の実施形態が異なる点につ
いてのみ以下に説明する。
【0068】スイッチ32はダイオード102およびロ
ッド46のみならず、トランジスタ116をも備えてい
る。トランジスタ116のソースは抵抗100と接続さ
れ、ドレインはVと接続され、かつゲートは抵抗11
2を介して給電端子36に接続されている。ブロッキン
グ容量110は抵抗112とインダクタ104ダイオー
ド102および整合回路30によって形成された3つの
並列な経路との間に接続されている。他の抵抗114が
ゲートおよびVの間に接続されている。ブロッキング
容量108はこの実施形態では必要とされない。
【0069】アンテナが伸張されたとき、トランジスタ
116はターンオフされかつVから流れるための直流
電流の電気的経路はない。アンテナが収納されたとき、
負の電位V、グランド端子38、ロッド46、給電端
子36、抵抗112および抵抗114によって形成され
る電気的経路を介して、正の電位が抵抗114にわたり
出現してトランジスタ116をターンオンする。抵抗1
12,114はロッド46を通る電流を規定する。
【0070】トランジスタ116がターンオンされるか
ら、負の電位V,L,L、ダイオード102、抵
抗100、およびトランジスタ116によって電気的経
路が形成される。従って、アンテナが収納されたとき順
方向バイアスされたダイオード102が整合回路30を
バイパスする。
【0071】当業者は本発明の範囲および精神から離れ
ることなく本発明の第3および第4の実施形態において
かつ前記スイッチの構成において種々の修正および変更
をなすことができることを認識するであろう。一例とし
て、Vはグランド電位に関して正とし、ダイオード1
02を反転することができ、前記スイッチは整合回路を
バイパスするのではなく無線電話の他の状態を変えるた
めに使用することができ、かつ給電接点およびグランド
接点以外の電気的接点によってカラーおよび下部フェル
ール以外のポイントで導電性ロッドと直接電気的接触を
行うこともできる。
【0072】
【発明の効果】要するに、無線通信装置が開示され、該
無線通信装置はアンテナの収納されたおよび伸張された
位置の双方において無線機回路とアンテナとの間で整合
状態を提供し、かつこれを部品および可動機械部品の数
および複雑さを低減することによって信頼性および量産
性を増大するエレガントな設計によって達成する。前記
無線通信装置はまた落下した場合の損傷に耐えることが
できる。アンテナの位置に応答するスイッチに従って再
構成される整合回路は的確な整合状態を提供する。さら
に、前記スイッチは給電端子、または無線機のアンテナ
の一部として一体的に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の整合回路の構成を示す概略的電気回路図
である。
【図2】本発明に従って構成された無線電話の第1の実
施形態を示す概略的電気回路図である。
【図3】本発明に従って構成された無線電話の第2の実
施形態を、該無線電話のいくつかの内部要素を示す部分
的断面図とともに示す右側面図である。
【図4】図3に示された無線電話の回路基板、端子、お
よびアンテナアセンブリを示す正面、底部、および右側
斜視図である。
【図5】図4に示されるアンテナおよびブッシングの断
面図である。
【図6】アンテナが伸張された位置にある場合の、図4
に示される回路基板、給電端子、およびアンテナアセン
ブリの部分を示す断片的正面図である。
【図7】アンテナが収納された位置にある場合の、図4
に示される回路基板、グランド端子、およびアンテナア
センブリの部分を示す断片的断面図である。
【図8】アンテナが伸張された位置にある場合の、図3
および図4に示される回路基板、給電端子、およびアン
テナアセンブリの部分を示す断片的断面図である。
【図9】アンテナが収納された位置にある場合の、図3
および図4に示される回路基板、給電端子、およびアン
テナアセンブリの部分を示す断片的断面図である。
【図10】本発明に従って構成された無線電話の第3の
実施形態を示す概略的電気回路図である。
【図11】本発明に従って構成された無線電話の第4の
実施形態を示す概略的電気回路図である。
【符号の説明】
20 無線電話 22 ハウジング 22 回路基板 26 アンテナアセンブリ 28 無線機回路 30 整合回路 32 スイッチ 34 グランド面 36 給電端子 38 グランド端子 40 ブッシング 42 複合アンテナ 44 らせんコイル 45 アンテナの第1の結合位置 46 ロッド 56 らせん放射エレメント 58 線状の放射エレメント 64 上部フェルール 66 カラー 70 下部フェルール 102 ダイオード 106,107,108 ブロッキング容量 100 抵抗 104 インダクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/18 H04B 1/18 J 1/38 1/38 (72)発明者 ジェイソン・ディー・ミラード アメリカ合衆国イリノイ州60050、マック ヘンリー、サマー・ブールバード 570、 アパートメント 202 (72)発明者 リチャード・ジェイ・ドムブロウスキー アメリカ合衆国イリノイ州60010、レイ ク・バーリントン、フリント・ドライブ 90

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置であって、 ダイオード、 該ダイオードに結合された電圧源、そして第1の位置と
    第2の位置との間で移動可能なアンテナであって、該ア
    ンテナの移動は前記ダイオードと前記電圧源との間の電
    気的経路を完成させるもの、 を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の位置は収納された位置であ
    り、かつ該収納された位置への移動は前記電気的経路を
    完成させることを特徴とする請求項1に記載の無線通信
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧源は前記電気的経路が完成した
    場合に前記ダイオードを順方向バイアスする方向に向け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧源は直流電圧源であることを特
    徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記ダイオードと前記電圧源との間の電
    気的経路はアンテナを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 さらに並列接続で前記ダイオードに結合
    された整合回路を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 さらに、並列接続で前記電圧源に接続さ
    れた無線機回路を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 さらに、 前記ダイオードが接続された第1の接点、そして前記電
    圧源が接続された第2の接点であって、前記ダイオード
    および前記電圧源は前記第1の接点および前記第2の接
    点の間に直列接続されているもの、 を具備し、前記第1の位置は伸張された位置でありかつ
    前記第2の位置は収納された位置であり、かつ前記収納
    された位置におけるアンテナは前記第1の接点および前
    記第2の接点との直接的な電気的接触を生成し前記ダイ
    オードと前記電圧源との間の電気的経路を完成させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 さらに、 前記電圧源と前記ダイオードとの間に接続され、かつ前
    記第1の接点と接続されたゲートを有するトランジスタ
    を具備し、前記アンテナは収納された位置において該ト
    ランジスタをターンオンすることを特徴とする請求項6
    に記載の無線通信装置。
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