JPH09270056A - 自動販売機における販売制御装置 - Google Patents
自動販売機における販売制御装置Info
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- JPH09270056A JPH09270056A JP10377096A JP10377096A JPH09270056A JP H09270056 A JPH09270056 A JP H09270056A JP 10377096 A JP10377096 A JP 10377096A JP 10377096 A JP10377096 A JP 10377096A JP H09270056 A JPH09270056 A JP H09270056A
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Abstract
合に適用される販売制御装置であって、従来の交互販売
方式における商品補充の煩雑さを解消し、且つ、新しい
商品が古い商品よりも先に販売することを防止できるよ
うにする。 【解決手段】 現在稼動コラムとして選択されている商
品コラムの商品残存数を、そのコラムの満杯収納数と稼
動コラムに選択されてからの販売数の差として求める
(S8、S2)。稼動コラムの残存数が零になるか稼動
コラムが売切れになったとき(S3、S4)、次の商品
コラムを稼動コラムに選択する(S6)。
Description
される、商品を1列で収納可能な多数の商品コラムのう
ちの複数の商品コラムに同一の商品を収納する場合に適
用される販売制御装置に関する。
る場合、従来は、複数の商品コラムから1個ずつ交互に
商品を販売するようにしている。
互販売方式では、複数の商品コラムから均等に商品が販
売されるため、商品補充時には複数の商品コラムの全て
に商品を投入しなければならず、手間がかかると共に、
その商品用の商品コラムの数を間違え、例えば、正しく
は4個であるのに3個であると勘違いし、残りの1個の
商品コラムに別の商品を投入してしまうといった誤投入
を生じ易くなる。
ったところで他の商品コラムから商品を販売するような
売切り販売方式を採用すれば、商品を補充すべき商品コ
ラムの数が減るため、補充作業の効率アップを図れると
共に、誤投入の防止にも役立つ。
品コラムに商品を補充した場合、他の商品コラムに前回
補充した商品が満杯で残っているにも拘らず、一の商品
コラムから今回補充した商品を含む全ての商品を販売し
ないと他の商品コラムからの販売が開始されず、結局、
古い商品よりも先に新しい商品が販売されてしまうとい
う不具合を生ずる。
式の利点を活かしつつ、古い商品から順に販売できるよ
うにした販売制御装置を提供することを課題としてい
る。
め、本発明では、自動販売機に内蔵される、商品を1列
で収納可能な多数の商品コラムのうちの複数の商品コラ
ムに同一の商品を収納する場合に適用される販売制御装
置において、複数の商品コラムのそれぞれに設けられ、
商品コラム内の商品が売切られたことを検出する売切れ
スイッチと、複数の商品コラムのうちから販売を行う稼
動コラムを予め定めた順序に従って順に選択する選択手
段と、現在稼動コラムとして選択されている商品コラム
の満杯、収納数と当該商品コラムが稼動コラムに選択さ
れてから販売された商品の販売数との差から商品の残存
数を算定する算定手段とを備え、残存数が零になるか現
在稼動コラムとして選択されている商品コラムの売切れ
スイッチが売切りを検出したとき、選択手段により次の
商品コラムを稼動コラムとして選択するようにしてい
る。
択されている売切り前の商品コラムに商品を補充して
も、当該商品コラムの古い商品が全て販売されたところ
で、算定手段によって算定される残存数が零になり、前
に商品を補充した次の商品コラムが稼動コラムとして選
択される。従って、古い商品よりも先に新しい商品が販
売されることはない。
まで商品が補充されていないと、残存数が零になる前に
売切れになる。そのため、本発明では、上記の如く、売
切れが検出されたときにも稼動コラムを切替えるように
している。
ーヒ等の缶飲料用の自動販売機に適用した実施形態につ
いて説明する。
うに、前面にメインドア2を開閉自在に取付けた筐状の
機体1と、機体1内に配置した商品収納庫3とで構成さ
れている。商品収納庫3の前面には断熱ドア4が開閉自
在に取付けられている。メインドア2には、断熱ドア4
に対向するように商品ディスプレイ5が広く設けられて
いる。そして、商品ディスプレイ5を構成する前面パネ
ル6を透明なガラスやアクリル樹脂等で形成すると共
に、前面パネル6越しに見える断面ドア4も複層構造の
透明なガラスやアクリル樹脂で形成し、商品収納庫3内
を外部から視認可能なシースルー型の自動販売機を構成
している。
ク7が配置されており、各商品ラック7内には、商品コ
ラム8が上下多段に配置されている。各商品コラム8
は、商品ラック7の左右の側板(図示せず)間に架設し
た後下りに傾斜する棚板9によって形成される斜状のス
トック通路10を有するスラントシェルフ形式の商品コ
ラムで構成され、各商品コラム8の前端の商品投入口1
1から投入された商品Wをストック通路10に1列にし
て収納し得るようにしている。各商品コラム8の後端部
には商品払出装置12が設けられており、ストック通路
10内の商品Wを商品収納庫3内の最奥部に設けた落下
通路13に商品払出装置12によって1個ずつ払い出す
ようにしている。落下通路13に払い出された商品W
は、落下通路13の下端に設けた前下りに傾斜するシュ
ート14を介してメインドア2の下部の販売口15に導
かれる。落下通路13には、各商品コラム8の後端から
吊り下げるようにして可動板16が設けられると共に、
これに対向する波板17が設けられ、商品Wが制動され
ながら落下するように構成される。
右側に位置して、紙幣投入口18aや金銭表示器18b
や硬貨投入口18cや返却レバー18d等を有する接客
部18が設けられ、更に、接客部18の下方に位置する
硬貨返却口19が設けられている。
の商品コラム8を1コラム群Cとする複数群にグループ
分けされており、各コラム群Cに属する複数の商品コラ
ム8に同一の商品を収納するようにしている。そして、
メインドア2の商品ディスプレイ5に各コラム群Cに対
応させて設けた選択ボタン20の操作により、対応する
コラム群Cに属するいずれか1個の商品コラム8の商品
払出装置12を作動させて商品を販売するようにしてい
る。
売制御は、選択ボタン20からの信号や各商品コラム8
に設けた図外の売切れスイッチからの信号を入力する図
3に示すコントローラ21によって行う。コントローラ
21はマイクロコンピュータで構成されており、同一の
商品を収納する複数の商品コラム8から成るいずれかの
コラム群Cが選択ボタン20によって選択されたとき、
図4に示す処理を行う。
8における商品の販売順序は予め定められており、最後
の商品コラム8からの販売が済むと最初の商品コラム8
からの販売に移る。
ず、当該コラム群Cに属する複数の商品コラム8のうち
現在稼動コラムとして選択されている商品コラム8(以
下、コラムAと記す)の商品払出装置12を作動させ
て、この商品コラム8から商品を販売する(S1)。
残存数から1を減算した値にセットし(S2)、その後
でこの残存数が零になったか否かを判別する(S3)。
残存数が零になっていないときは、稼動コラムの売切れ
スイッチが売切れを検出しているか否かを判別する(S
4)。
切れのときは、当該コラム群Cに存する全ての商品コラ
ム8が売切れか否かを判別し(S5)、その答えが「N
O」のときは、当該コラム群Cのうちの次の商品コラム
8を稼動コラムとして選択する(S6)。次に、選択さ
れた稼動コラムが売切れか否かを判別し(S7)、売切
れのときはS6のステップに戻って、更に次の商品コラ
ム8を稼動コラムとして選択し、S7のステップで再度
売切れ判別を行う。
8のうち先に稼動していた商品コラム8に対し、販売順
序において最も近い商品コラム8が稼動コラムとして選
択される。そして、この商品コラム8の残存数として満
杯収納数をセットし(S8)、1回の処理を終了する。
該コラム群Cが次に選択されたときは、上記の処理で稼
動コラムとして選択された商品コラム8から商品が販売
され、その残存数が販売の度に満杯収納数から1ずつ減
らされ、結局、残存数は満杯収納数と当該商品コラム8
が稼動コラムに選択されてから販売された商品の販売数
との差になる。
ラムが売切れになるのは、商品補充時にその商品コラム
に商品が満杯まで補充されていなかったときである。稼
動コラムの残存数が零でなく、且つ、稼動コラムが売切
れでないときには、そのまま1回の処理を終了し、次回
も同じ商品コラムを稼動コラムとして商品を販売する。
全ての商品コラムが売切れのときは、当該コラム群Cに
対応する商品の売切れランプを点灯するなどの売切れ処
理を行う(S9)。
品コラムから成るコラム群における商品の販売と補充の
実例を説明する。尚、図中aは最初に補充した商品、b
は2回目に補充した商品、cは3回目に補充した商品、
dは4回目に補充した商品を示している。
ぞれ満杯収納数(5個)の商品aを補充した状態を示し
ており、(ロ)は、の商品コラムの商品を売切り、
の商品コラムから3個の商品を販売した状態を示してい
る。この場合、現在の稼動コラムであるの商品コラム
の残存数は2にセットされている。
を販売すると、の商品コラムから2個の商品を販売し
たところで残存数が零になり、稼動コラムがの商品コ
ラムに切替えられる。従って、の商品コラムに補充し
た新しい商品bは販売されない。
販売した状態を示しており、その残存数は3にセットさ
れている。この状態で(ホ)のように商品cを補充して
から商品を販売すると、の商品コラムから3個の商品
を販売したところで残存数が零になり、稼動コラムが
の商品コラムに切替えられる。従って、の商品コラム
に補充した新しい商品cは販売されない。
の商品コラムから2個の商品を販売した状態を示して
おり、その残存数は3にセットされている。この状態で
(ト)のように商品dを補充してから商品を販売する
と、の商品コラムから3個の商品を販売したところで
残存数が零になり、稼動コラムがの商品コラムに切替
えられる。従って、の商品コラムに補充した新しい商
品dは販売されず、(チ)のようにの商品コラムから
前に補充した商品cが販売される。
品を1個ずつ交互に販売するような交互販売方式を採用
しなくても、新しい商品が古い商品よりも先に販売され
ることを防止できる。そして、交互販売方式に比し商品
補充時に商品を補充すべき商品コラムの数を減らすこと
ができるため、補充作業の効率アップを図ることがで
き、更には、誤投入の可能性も減らすことができる。
図である。
チャートである。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機に内蔵される、商品を1列で
収納可能な多数の商品コラムのうちの複数の商品コラム
に同一の商品を収納する場合に適用される販売制御装置
において、 前記複数の商品コラムのそれぞれに設けられ、商品コラ
ム内の商品が売切られたことを検出する売切れスイッチ
と、 複数の商品コラムのうちから販売を行う稼動コラムを予
め定めた順序に従って順に選択する選択手段と、 現在稼動コラムとして選択されている商品コラムの満杯
収納数と当該商品コラムが稼動コラムに選択されてから
販売された商品の販売数との差から商品の残存数を算定
する算定手段とを備え、 残存数が零になるか現在稼動コラムとして選択されてい
る商品コラムの売切れスイッチが売切りを検出したと
き、前記選択手段により次の商品コラムを稼動コラムと
して選択することを特徴とする自動販売機における販売
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377096A JP3831974B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動販売機における販売制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377096A JP3831974B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動販売機における販売制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09270056A true JPH09270056A (ja) | 1997-10-14 |
JP3831974B2 JP3831974B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=14362705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10377096A Expired - Fee Related JP3831974B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 自動販売機における販売制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3831974B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010514006A (ja) * | 2006-12-14 | 2010-04-30 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 先入れ先出し販売システム |
JP2019101670A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 自動販売機 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP10377096A patent/JP3831974B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010514006A (ja) * | 2006-12-14 | 2010-04-30 | ザ・コカ−コーラ・カンパニー | 先入れ先出し販売システム |
JP2019101670A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 自動販売機 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3831974B2 (ja) | 2006-10-11 |
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