JPH09269030A - 蓋体等の支持装置 - Google Patents

蓋体等の支持装置

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JPH09269030A
JPH09269030A JP9963796A JP9963796A JPH09269030A JP H09269030 A JPH09269030 A JP H09269030A JP 9963796 A JP9963796 A JP 9963796A JP 9963796 A JP9963796 A JP 9963796A JP H09269030 A JPH09269030 A JP H09269030A
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JP
Japan
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piston
cylinder
gas
gas spring
rod
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JP9963796A
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English (en)
Inventor
Makoto Terada
真 寺田
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SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Original Assignee
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/346Throttling passages in the form of slots arranged in cylinder walls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F1/00Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
    • E05F1/08Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
    • E05F1/10Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
    • E05F1/1091Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance with a gas spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
    • E05Y2900/546Tailgates

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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッシュ音を軽減できるとともに、コスト
を低減できるようにすること。 【解決手段】 車体17に水平軸を介して回転自在に枢
支された後部ドア16の両側を、離反して配置されたガ
ススプリング20、40にて上記車体に支持する後部ド
アの支持装置14において、蓋体の一方の側に配置され
たガススプリング20は、伸長行程でロッド22を伸長
側へ付勢する反力を発生させる反力発生機構38と、伸
長行程において伸側減衰力を発生させる伸側減衰力発生
機構と、伸長行程の伸び切り時にピストン及びロッドを
制動するエアロック機構とを有し、後部ドアの他方の側
に配置されたガススプリング40は、上記伸側減衰力発
生機構及びエアロック機構を廃止し、反力発生機構のみ
を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば四輪自動車
の後部ドア等の蓋体を支持する蓋体等の支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】四輪自動車等では、一般に、後部ドア
(蓋体)を車体(本体)との間で水平軸まわりに開閉で
きるようにし、この後部ドアと車体との間に 2本のガス
スプリングを並列配置し、このガススプリングの付勢力
(アシスト力)で後部ドアの開放時に必要とされる力を
軽減できるようにしている。
【0003】このガススプリングは、後部ドアが閉まっ
た状態でシリンダが上に、ロッドが下にくるようにした
倒立型がよく用いられる。このような倒立型ガススプリ
ングには、四輪自動車の車体側にシリンダを、後部ドア
側にロッドをそれぞれ取り付け、後部ドアが閉まった状
態で取付姿勢が斜めとなって、後部ドアを閉じたときと
開いたときとで、シリンダとロッドとの上下位置関係が
反転する倒立反転タイプのガススプリングがある。
【0004】更に、上述のような倒立反転タイプのガス
スプリングには、伸び切り時の制動をガス(エア)のみ
によって実施して、この伸び切り時の制動を良好にした
ものが特開昭53-1764 号公報(図14)に開示されてい
る。このガススプリング1は、シリンダ2内に、ガスシ
ール3の潤滑にのみ必要十分なごく少量のオイルを封入
し、シリンダ2の内周に、ピストン側室5Aとロッド側
室5Bとを連通するシリンダ溝6を軸方向に切り欠いて
形成し、ピストン7に内側オリフィス孔8Aと外側オリ
フィス孔8Bとを貫通して形成したものである。
【0005】このガススプリング1では、圧縮行程にお
いてピストン側室5A内のガス9がシリンダ溝6、内側
オリフィス孔8A及び外側オリフィス孔8Bを通ってロ
ッド側室5B内へ流れるので減衰力が殆ど発生しない。
【0006】伸長行程においては、ピストン7に設けら
れたリップ10が外側オリフィス孔8Bを閉塞するの
で、ロッド側室5B内のガス9がシリンダ溝6及び内側
オリフィス孔8Aを通ってピストン側室5Aに流れる間
に伸側減衰力が発生する。一方、この伸長行程では、シ
リンダ2内のガスの反力がロッド4に作用し、このロッ
ド4をガススプリング1の伸長方向に移動させるが、上
述の伸側減衰力により、ロッド4の伸長方向への移動速
度(ガススプリング1の伸び速度)が適正にコントロー
ルされる。
【0007】更に、ガススプリング1では伸長行程にお
ける伸び切り時に、ピストン7がシリンダ溝6の形成さ
れていない領域(ガスロック域)に至って、シリンダ2
の開口端側のガスシール3及びロッドガイド11と上記
ピストン7との間でガスロック室を形成し、内側オリフ
ィス孔8Aを流れるガス9の流動抵抗によってのみ伸び
切り時の制動(ガスロック)を実施している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に、四輪自動車の後部ドアを車体に支持する支持装置で
は、通常、後部ドアの両側に 1本づつ計 2本のガススプ
リング1が配置されているが、このガススプリング1で
は、伸長行程においてガス(エア)がシリンダ溝6を流
れるときにスイッシュ音が発生してしまう。このスイッ
シュ音は、シリンダ溝6を流れるガスのレイノルズ数R
e が臨界レイノルズ数Rec(Rec=2310)以上になった
ときに、シリンダ溝6を流れるガスの流れが乱流となっ
て生起される。
【0009】この場合、シリンダ溝6の断面積を小さく
してレイノルズ数Re を臨界レイノルズ数Rec以下にす
ることも考えられるが、このようにシリンダ溝6の断面
積を小さくすると、このシリンダ溝6にて発生する伸側
減衰力が過大となって、ガススプリング1の伸び速度が
必要以上に遅くなり、後部ドアを開く速度が遅くなって
しまう。
【0010】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、スイッシュ音を軽減できるととも
に、コストを低減できる蓋体等の支持装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、本体に水平軸を介して回転自在に枢支された蓋体等
の両側を、離反して配置されたガススプリングにて上記
本体に支持する蓋体等の支持装置において、上記蓋体等
の一方の側に配置されたガススプリングは、開口端部に
シール・案内部材が配設されてガスが封入されたシリン
ダと、上記シリンダ内に摺動自在に配設されたピストン
を一端に固定し、上記シール・案内部材に案内されるロ
ッドと、上記ピストンに設けられ、このピストンの両側
の室を連通する流路と、上記シリンダ内に備えられ、伸
長行程で上記ロッドを伸長側へ付勢する反力を発生させ
る反力発生機構と、上記シリンダの開口端部近傍を除き
上記シリンダの軸方向にシリンダ溝を形成し、上記ピス
トンには、圧縮行程で上記流路を開放するチェック弁機
構を備えたシール手段を配設して、伸長行程において上
記シリンダ溝を経て上記ガスが流れる間に伸側減衰力を
発生する伸側減衰力発生機構と、上記シール・案内部
材、上記ピストン及び上記シール手段により上記シリン
ダの開口端部近傍にガスロック室を形成して、伸長行程
の伸び切り時に上記ピストン及び上記ロッドを制動する
ガスロック機構と、を有し、上記蓋体等の他方の側に配
置されたガススプリングは、開口端部にシール・案内部
材が配設されてガスが封入されたシリンダと、上記シリ
ンダ内に摺動自在に配設されたピストンを一端に固定し
上記シール・案内部材に案内されるロッドと、上記ピス
トンに設けられ、このピストンの両側の室を連通し、ス
イッシュ音をほぼ発生しない大きさの断面積に形成され
た流路と、上記シリンダ内に備えられ、伸長行程で上記
ロッドを伸長側へ付勢する反力を発生させる反力発生機
構と、を有するものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記蓋体等の他方の側に配置されたガ
ススプリングにおけるピストンの両側の室を連通する流
路は、上記ピストンの外周とシリンダの内周との間に形
成される環状の隙間であり、上記ピストン外周にチェッ
ク弁機能を備えたシール手段を配設しないことにより、
スイッシュ音を発生しない大きさの断面積に形成された
ものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、上記蓋体等の両側に配置された
ガススプリングは、シリンダ溝及びチェック弁機能を備
えたシール手段の有無、並びにこのシール手段を配設す
るためにピストンの外周に形成される環状溝の有無を除
き、同一部材を使用して構成されたものである。
【0014】請求項1又は2に記載の発明には、次の作
用がある。蓋体等の一方の側に配置されたガススプリン
グは反力発生機構の他、伸側減衰力発生機構及びガスロ
ック機構を備えるが、蓋体等の他方の側に配置されたガ
ススプリングは反力発生機構を有するのみで、伸側減衰
力発生機構及びガスロック機構を有していず、しかも、
ピストンの両側の室を連通する流路がスイッシュ音をほ
ぼ発生しない大きさの断面積に形成されたので、蓋体等
の一方の側に配置されたガススプリングでは伸側減衰力
発生機構のシリンダ溝でスイッシュ音が発生するもの
の、蓋体等の他方の側に配置されたガススプリングでは
スイッシュ音がほとんど発生しない。この結果、反力発
生機構、伸側減衰力発生機構及びガスロック機構を全て
有するガススプリングのみを蓋体に使用する場合に比
べ、蓋体等の支持装置全体としてスイッシュ音を低減で
きる。
【0015】また、蓋体等の他方の側に配置されたガス
スプリングには、シリンダにシリンダ溝が形成されず、
ピストンにチェック機能付シール手段が設けられていな
いので、この蓋体等の他方の側に配置されたガススプリ
ングのコストを低減でき、ひいては蓋体等の支持装置の
コストを全体として低減できる。
【0016】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。蓋体等の両側に配置されたガススプリングは、シリ
ンダ溝、チェック機能付シール手段及びピストン外周の
環状溝の有無を除き、同一部品が使用されて構成された
ので、部品の共用化を図ることができ、蓋体等の支持装
置のコストをより一層低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る蓋体等の
支持装置の一つの実施の形態が適用された後部ドアの支
持装置を示す斜視図である。図2は、図1の後部ドアの
支持装置を示す側面図である。図3は、図1の後部ドア
の支持装置の一方のガススプリングを、一部を破断して
示す側面図である。図4は、図3のガススプリングのシ
リンダを、一部を破断して示す側面図である。図5は、
図3のガススプリングのピストンを示す断面図である。
図6は、図5のVI矢視図である。図7は、図4のVII-VI
I線に沿う断面図である。図8は、図7のVIII部拡大断
面図である。図9は、図4のIX-IX 線に沿う断面図であ
る。図10は、図1の後部ドアの支持装置の他方のガス
スプリングを、一部を破断して示す側面図である。図1
1は、図10のガススプリングのシリンダを、一部を破
断して示す側面図である。図12は、図10のガススプ
リングのピストンを示す断面図である。図13は、図1
2のXIII矢視図である。
【0018】図1及び図2に示すように、四輪自動車1
5には、蓋体等としての後部ドア16が本体としての車
体17に対し、水平軸18を介して回転自在に枢支さ
れ、この後部ドア16にて、車体17の後側の開口部1
9を開閉可能としたものがある。そして、この後部ドア
16は、 2本のガススプリング20及び40を有する後
部ドアの支持装置14によって支持される。上記ガスス
プリング20は、後部ドア16において車両幅方向の一
方の側を、上記ガススプリング40は、後部ドア16に
おいて車両幅方向の他方の側をそれぞれ支持するもので
あり、これら20、40は車両幅方向に離反して配置さ
れる。
【0019】上記ガススプリング20は、倒立反転タイ
プのガススプリングとして使用されるものであり、図3
に示すように、一端が閉塞されたシリンダ21内に、ロ
ッド22の一端に加締め固定されたピストン23が摺動
自在に配設されたものである。シリンダ21のブラケッ
ト24が四輪自動車15の車体17に、ロッド22の他
端が四輪自動車15の後部ドア16にそれぞれ取り付け
られる。
【0020】シリンダ21内には、ガスとしてのエア2
5が封入されるとともに、シリンダ21の開口端部にシ
ール・案内部材としてのロッドガイド26及びガスシー
ル27が配設される。ロッドガイド26によって、ピス
トン23の上記摺動に伴うロッド22の移動が案内さ
れ、また、ガスシール27によりエア25の漏洩が防止
される。シリンダ21内には、ガスシール27を潤滑し
てシール性を良好に維持し、且つ後部ドア16の閉時に
シリンダ21内からエア25を漏洩させないために必要
十分な程度のごく微少量のオイルが封入されている。
【0021】シリンダ21内は、上記ピストン23によ
り、ロッド22が収容されたロッド側室28Bと、ロッ
ド22が収容されていないピストン側室28Aとに区画
される。これらの両室28A及び28Bにエア25が封
入されている。エア25の圧力(エア反力)は、ピスト
ン側室28A側においてもロッド側室28B側において
も同一であるが、ピストン側室28A側のピストン23
の受圧面積が、ロッド側室28B側よりもロッド22の
断面積分だけ大きいので、ガススプリング20の伸長行
程で、ピストン側室28A内のエア反力が、ロッド22
及びピストン23をガススプリング20の伸長方向へ付
勢する付勢力(アシスト力)として作用し、エア25が
反力発生機構38として機能する。
【0022】また、シリンダ21の内周には、図3及び
図4に示すように、シリンダ溝29が形成されている。
このシリンダ溝29は、シリンダ21内周をロール成形
等の塑性加工にて外方へ膨出することにより形成された
ものである。一方、シリンダ21には、ロッドガイド2
6及びガスシール27の配設位置近傍にストッパ部30
が、ロール成形により直径方向に縮径して形成されてい
る。ピストン23は、上記ストッパ部30に当接してそ
れ以上の伸長方向の移動が規制され、ピストン23がス
トッパ部30に当接する位置がピストン23の伸長端と
なる。上記シリンダ溝29は、この伸長端近傍を除くピ
ストン23の略全ストローク域にわたり、シリンダ21
の軸方向に延在して形成されており、ストッパ部30近
傍(シリンダ溝29が形成されていない領域)がエアロ
ック域Xである。
【0023】また、シリンダ溝29におけるシリンダ2
1の一端の閉塞端側は、ガススプリング20の最圧縮時
にピストン23の外周に嵌装した後述のOリング34が
位置する部分から形成され、Oリング34にて区画され
たピストン23両側の室が、シリンダ溝29を介して、
上記最圧縮時にも連通するようになっている。また、こ
のシリンダ溝29はシリンダ21の全くの閉塞端部迄形
成しても良い。
【0024】更に、シリンダ溝29は、図7〜図9に示
すように、溝幅Wが一定で、断面四角形状の角溝であ
り、溝深さHが一定な部分29Aと、ピストン23のエ
アロック域Xへ向い漸次減少する部分29Bとが連設し
て構成される。シリンダ21において、シリンダ溝29
の溝深さHが一定な部分29Aに対応する領域をエア減
衰域Zとし、シリンダ溝29の溝深さHが減少する部分
29Bに対応する領域をエア減衰絞り域Yとする。
【0025】上記ピストン23は、図5及び図6に示す
ように、その外周に環状溝31が切削して形成されて、
外周部が第1フランジ部32Aと第2フランジ部32B
とに区分される。この第2フランジ部32Bに、環状溝
31とロッド側室28Bとを連通可能とする切欠部33
が形成される。従って、上記環状溝31は、第1フラン
ジ部32Aと、第2フランジ部32Bのうち切欠部33
が形成されていない部分との間に形成されており、この
環状溝31に、弾性に富むシール部材としてのOリング
34が嵌着される。
【0026】Oリング34は、シリンダ21の内周面に
密着するとともに、環状溝31の底面31Aとの間に隙
間を残すようにして環状溝31に嵌着される。従って、
ピストン23の第1フランジ部32Aの外周、環状溝3
1及び切欠部33とシリンダ21の内周との間に流路3
5が形成される。上記Oリング34は、ガススプリング
20の伸長過程では第1フランジ部32Aの壁面36に
当接して上記流路35を閉鎖し、ガススプリング20の
圧縮過程で第2フランジ部32Bの壁面37に当接し
て、上記流路35を開くチェック弁としても機能する。
【0027】また、ピストン23は、図5に示すよう
に、ピストン側室28Aとロッド側室28Bとを連通す
るオリフィス孔等の通路が形成されていない中実構造で
あり、ピストン23の両側の室28A、28Bを連通す
る開放気孔(不図示)を有する粉末焼結合金、例えば鉄
系粉末焼結合金にて構成される。
【0028】従って、ガススプリング20の圧縮行程で
は、ピストン23に嵌装されたOリング34(図5)が
第2フランジ部32Bの壁面37に当接して流路35が
確保されるので、ピストン側室28A内のエア25は、
上記流路35とシリンダ溝29との両方を流れてロッド
側室28B内へ流入する。このため、この圧縮行程では
減衰力が殆ど発生せず、ガススプリング20は迅速に圧
縮される。
【0029】また、ガススプリング20の伸長行程で
は、ピストン側室28A内のエア反力によりピストン2
3及びロッド22にアシスト力が作用し、これらのピス
トン23及びロッド22が伸長方向に移動する。一方、
ガススプリング20の伸長行程では、ピストン23のO
リング34(図5)が第1フランジ部28Aの壁面36
に当接して流路35がOリング34により閉塞されるの
で、ロッド側室28B内のエア25はシリンダ溝29の
みを通ってピストン側室28Aへ至り、このエア25が
シリンダ溝29を通るときの流動抵抗により伸側減衰力
が発生する。ピストン23がシリンダ21のエア減衰域
Zにあるときには、ピストン23及びロッド22の伸び
速度は上記伸側減衰力により適正にコントロールされ
る。
【0030】また、ガススプリングの伸長行程で、ピス
トン23がエア減衰絞り域Yにあるときには、シリンダ
溝29(29B)の断面積がシリンダ溝29(29B)
の深さのみに比例する一次的な比例をして減少するの
で、ピストン側室28Aからのエア反力の作用でロッド
22及びピストン23が伸び方向に移動する伸び速度
は、エア減衰域Zからエア減衰絞り域Yに突入する際に
急激に減速されない。
【0031】更に、ガススプリング20の伸長行程にお
ける伸び切り時で、ピストン23がエアロック域Xにあ
るときには、この領域Zにシリンダ溝29が形成されて
いないので、ピストン23、Oリング34、シリンダ2
1、ガスシール27及びロッドガイド26に囲まれてエ
アロック室が形成される。このエアロック室のエア25
は、ピストン23の開放気孔を通過してピストン側室2
8Aへ流れて、ピストン23がごく低速で伸び方向に移
動し、伸長行程伸び切り時の制動が適切に実施される。
【0032】上述のように、このガススプリング20で
は、シリンダ溝29を備えたエア減衰域Z及びエア減衰
絞り域Yにおけるシリンダ21の部分、ピストン23及
びOリング34を有して、伸側行程時に伸側減衰力を発
生する伸側減衰力発生機構36が構成される。また、こ
のガススプリング20では、シリンダ溝29を備えない
エアロック域Xにおけるシリンダ21の部分、ガスシー
ル27、ロッドガイド26、ピストン23及びOリング
34を有して、伸長行程伸び切り時にピストン23及び
ロッド22を制動するエアロック機構37が構成され
る。
【0033】また、上述のように構成されたガススプリ
ング20では、伸長行程においてロッド側室28B内の
エア25がシリンダ溝29を経てピストン側室28A内
へ流れる間に、シリンダ溝29を流れるエア25のレイ
ノルズ数Re が臨界レイノルズ数Rec以上となるので、
スイッシュ音が発生してしまう。
【0034】他方、図10〜図13に示すガススプリン
グ40は、シリンダ41のブラケット24が四輪自動車
15の車体17に、ロッド22が四輪自動車15の後部
ドア16にそれぞれ取り付けられて、ガススプリング2
0と同様に、倒立反転タイプのガススプリングとして使
用されるものであるが、上記スイッシュ音の発生を防止
したものである。尚、このガススプリング40におい
て、前記ガススプリング20と同様な部分は、同一の符
号を付すことにより説明を省略する。
【0035】ガススプリング40は、シリンダ41、ピ
ストン42、ロッド22、流路43及び反力発生機構と
して機能するエア25を有するものであり、前述のガス
スプリング20における伸側減衰力発生機構36及びエ
アロック機構37を省略したものである。
【0036】つまり、シリンダ41は、図10及び図1
1に示すように、一端が閉塞され開口端部にロッドガイ
ド26及びガスシール27が配設されたものであり、閉
塞端にブラケット24が固着される。このシリンダ41
内には、エア25が封入され、ピストン42が摺動自在
に配設される。このピストン42にロッド22の一端が
加締め固定され、このロッド22がロッドガイド27に
案内される。このシリンダ41がガススプリング20の
シリンダ21と異なるのは、シリンダ溝29が形成され
ていない点である。
【0037】また、ピストン42は、図12及び図13
に示すように、ピストン23と同様に、ピストン側室2
8Aとロッド側室28Bとを連通するオリフィス等の通
路が形成されていない中実構造であり、これらのピスト
ン側室28A及びロッド側室28Bを連通する開放気孔
(不図示)を有する粉末焼結合金、例えば鉄系粉末焼結
合金にて構成され切欠部33が形成されるが、環状溝3
1が切削加工されない点がピストン23と異なる。従っ
て、ピストン42の外周にはOリング34が嵌装されて
いない。
【0038】上記流路43は、ピストン側室28Aとロ
ッド側室28Bとを連通するものであるが、ピストン4
2の外周及び切欠部33と、シリンダ41の内周との間
の隙間として構成される。一般に、管路等を流れる流体
は、レイノルズ数Re が臨界レイノルズ数Rec以上とな
ると乱流となってスイッシュ音が発生するが、管路の断
面積が一定以上になると層流状態となり、スイッシュ音
が発生しなくなる。上記ピストン42の外周とシリンダ
41の内周との隙間としての流路43は、その断面積が
スイッシュ音を発生せず、且つ減衰力を発生しない大き
さに設定される。具体的には、この流路43は、ガスス
プリング20においてOリング34を廃止したことによ
り構成されたものである。
【0039】また、シリンダ41におけるピストン側室
28A及びロッド側室28Bにはエア25が封入されて
おり、ガススプリング40においても、ガススプリング
20と同様に、シリンダ41内のエア反力が、ガススプ
リング40の伸長行程で、ピストン42及びロッド22
を伸長方向へ付勢する反力発生機構38となる。
【0040】更に、このガススプリング40において
は、シリンダ41にシリンダ溝29が形成されず、ピス
トン42にOリング34が配設されていないことから、
ガススプリング20のような伸側減衰力発生機構36及
びエアロック機構37が存在しない。
【0041】従って、このガススプリング40の圧縮行
程では、ピストン側室28A内のエア25が、ピストン
42の外周とシリンダ41の内周との環状の隙間にて形
成される流路43を経てロッド側室28B内へ流れ、こ
の流路43が減衰力を発生しない大きさに設定されてい
るため、圧側減衰力が発生せず、ガススプリング40は
迅速に圧縮される。
【0042】また、ガススプリング40の伸長行程で
は、ロッド側室28B内のエア25が上記流路43を経
てピストン側室28A内へ流れ、この流路43が、減衰
力を発生せず、更に、スイッシュ音も発生しない断面積
に形成されているため、伸側減衰力及びスイッシュ音を
発生しない。更に、上記流路43の存在によって、ピス
トン42とロッドガイド26及びガスシール27との間
にエアロック室が形成されず、エアロックが生起されな
い。但し、スイッシュ音は全く発生しないことを要件と
するものではなく、多少発生することを妨げるものでは
ない。
【0043】次に、作用を説明する。後部ドアの支持装
置14においては、四輪自動車15の後部ドア16は、
その一方の側にガススプリング20が、他方の側にガス
スプリング40が配置されて車体17に支持される。ガ
ススプリング20は、ピストン側室28Aのエア反力に
よる反力発生機構38と、シリンダ溝29等による伸側
減衰力発生機構36と、Oリング34等によるエアロッ
ク機構37とを有する。また、ガススプリング40は、
上記伸側減衰力発生機構36及び上記エアロック機構3
7を備えず、上記反力発生機構38のみを有する。
【0044】従って、この後部ドア16を開く際には、
ガススプリング20及び40の反力発生機構38の作用
で、後部ドア16へ開き方向のアシスト力が作用する
が、この後部ドア16の開き速度は、ガススプリング2
0の伸側減衰力発生機構36による伸側減衰力によって
適正速度に調整される。尚、この際には、ガススプリン
グ20のみで、シリンダ溝29を流れるエア25により
スイッシュ音が発生するが、ガススプリング40ではス
イッシュ音が発生しない。
【0045】また、後部ドア16が全開位置付近に至っ
たときには、ガススプリング20のエアロック機構37
の作用で、後部ドア16が極低速となり、後部ドア16
が静かに全開位置に停止する。
【0046】更に、後部ドア16を閉じる際には、ガス
スプリング20及び40において圧側減衰力が発生しな
いため、後部ドア16を迅速に閉操作することができ
る。
【0047】上記実施の形態によれば、後部ドア16の
一方の側を支持するガススプリング20は、ピストン側
室28A側のエア反力による反力発生機構38の他、シ
リンダ溝29等による伸側減衰力発生機構36及びエア
ロック機構37を備えるが、後部ドア16の他方の側を
支持するガススプリング40は、反力発生機構38を有
するのみで、伸側減衰力発生機構36及びエアロック機
構37を有していず、しかも、ピストン42の両側の室
28A、28Bを連通する流路43がスイッシュ音を発
生しない大きさの断面積に形成されたので、ガススプリ
ング20では、伸側減衰力発生機構36のシリンダ溝2
9でスイッシュ音が発生するものの、ガススプリング4
0ではスイッシュ音が発生しない。この結果、反力発生
機構38、伸側減衰力発生機構36及びエアロック機構
37を全て有するガススプリング20のみを後部ドア1
6に使用する場合に比べ、後部ドアの支持装置14の全
体としてスイッシュ音を低減できる。
【0048】また、後部ドア16の他方の側を支持する
ガススプリング40には、シリンダ41にシリンダ溝2
9が形成されず、ピストン42に環状溝31が形成され
ず、更にピストン42にOリング34が嵌装されていな
いので、このガススプリング40のコストを低減でき
る。
【0049】更に、ガススプリング20、40は、上述
のシリンダ溝29の加工の有無、Oリング34の有無及
びピストン23、42の外周の環状溝31の有無を除
き、同一部品が使用されて構成されたので、部品の共用
化を図ることができる。これらのことから、後部ドアの
支持装置14のコストを全体として低減できる。
【0050】更に、上記後部ドアの支持装置14では、
2本のガススプリング20、40のうち、シリンダ溝2
9を備えた伸側減衰力発生機構36がガススプリング2
0のみに設けられたので、ガススプリング20及び40
における反力発生機構38のエア反力が、ガススプリン
グ20における伸側減衰力発生機構36の伸側減衰力に
勝り、後部ドア16の開き速度を速くできる。この後部
ドア16の開き速度は、ガススプリング20における伸
側減衰力発生機構36のシリンダ29の断面積を小さく
することにより調整できる。このとき、シリンダ溝29
を流れるエア25のレイノルズ数Re が臨界レイノルズ
数Recに対し小さくなる場合には、スイッシュ音の発生
を抑制できる。
【0051】尚、上記実施の形態では、後部ドア16の
両側に 1本ずつ計 2本のガススプリング20、40が配
置されるものを述べたが、後部ドア16の一方の側に複
数本のガススプリング20を配置し、他方の側に複数本
のガススプリング40を配置してもよい。また、ガスス
プリング40のピストン42には切欠部33が形成され
るものを述べたが、この切欠部33を廃止してもよい。
更に、ガススプリング40の流路43はシリンダ41の
内周とピストン42の外周との環状の隙間により形成さ
れるものを述べたが、ピストン42に貫通して形成され
てもよい。また、本発明はコピー機などにも適用でき、
この場合、蓋体等はコピー機の被持上げ部である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る蓋体等の支
持装置によれば、スイッシュ音を低減できるとともに、
コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る蓋体等の支持装置の一つ
の実施の形態が適用された後部ドアの支持装置を示す斜
視図である。
【図2】図2は、図1の後部ドアの支持装置を示す側面
図である。
【図3】図3は、図1の後部ドアの支持装置の一方のガ
ススプリングを、一部を破断して示す側面図である。
【図4】図4は、図3のガススプリングのシリンダを、
一部を破断して示す側面図である。
【図5】図5は、図3のガススプリングのピストンを示
す断面図である。
【図6】図6は、図5のVI矢視図である。
【図7】図7は、図4のVII-VII 線に沿う断面図であ
る。
【図8】図8は、図7のVIII部拡大断面図である。
【図9】図9は、図4のIX-IX 線に沿う断面図である。
【図10】図10は、図1の後部ドアの支持装置の他方
のガススプリングを、一部を破断して示す側面図であ
る。
【図11】図11は、図10のガススプリングのシリン
ダを、一部を破断して示す側面図である。
【図12】図12は、図10のガススプリングのピスト
ンを示す断面図である。
【図13】図13は、図12のXIII矢視図である。
【図14】図14は、従来の後部ドアの支持装置に使用
されたガススプリングを示す断面図である。
【符号の説明】
14 後部ドアの支持装置(蓋体等の支持装置) 15 四輪自動車 16 後部ドア(蓋体) 17 車体(本体) 18 水平軸 20、40 ガススプリング 21 シリンダ 22 ロッド 23 ピストン 25 エア 26 ロッドガイド 27 ガスシール 28A ピストン側室 28B ロッド側室 29 シリンダ溝 31 環状溝 34 Oリング(チェック弁機能を備えたシール手段) 35 流路 36 伸側減衰力発生機構 37 エアロック機構(ガスロック機構) 38 反力発生機構 41 シリンダ 42 ピストン 43 流路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に水平軸を介して回転自在に枢支さ
    れた蓋体等の両側を、離反して配置されたガススプリン
    グにて上記本体に支持する蓋体等の支持装置において、 上記蓋体等の一方の側に配置されたガススプリングは、 開口端部にシール・案内部材が配設されてガスが封入さ
    れたシリンダと、 上記シリンダ内に摺動自在に配設されたピストンを一端
    に固定し、上記シール・案内部材に案内されるロッド
    と、 上記ピストンに設けられ、このピストンの両側の室を連
    通する流路と、 上記シリンダ内に備えられ、伸長行程で上記ロッドを伸
    長側へ付勢する反力を発生させる反力発生機構と、 上記シリンダの開口端部近傍を除き上記シリンダの軸方
    向にシリンダ溝を形成し、上記ピストンには、圧縮行程
    で上記流路を開放するチェック弁機構を備えたシール手
    段を配設して、伸長行程において上記シリンダ溝を経て
    上記ガスが流れる間に伸側減衰力を発生する伸側減衰力
    発生機構と、 上記シール・案内部材、上記ピストン及び上記シール手
    段により上記シリンダの開口端部近傍にガスロック室を
    形成して、伸長行程の伸び切り時に上記ピストン及び上
    記ロッドを制動するガスロック機構と、を有し、 上記蓋体等の他方の側に配置されたガススプリングは、 開口端部にシール・案内部材が配設されてガスが封入さ
    れたシリンダと、 上記シリンダ内に摺動自在に配設されたピストンを一端
    に固定し上記シール・案内部材に案内されるロッドと、 上記ピストンに設けられ、このピストンの両側の室を連
    通し、スイッシュ音をほぼ発生しない大きさの断面積に
    形成された流路と、 上記シリンダ内に備えられ、伸長行程で上記ロッドを伸
    長側へ付勢する反力を発生させる反力発生機構と、を有
    することを特徴とする蓋体等の支持装置。
  2. 【請求項2】 上記蓋体等の他方の側に配置されたガス
    スプリングにおけるピストンの両側の室を連通する流路
    は、上記ピストンの外周とシリンダの内周との間に形成
    される環状の隙間であり、上記ピストン外周にチェック
    弁機能を備えたシール手段を配設しないことにより、ス
    イッシュ音を発生しない大きさの断面積に形成されたも
    のである請求項1に記載の蓋体等の支持装置。
  3. 【請求項3】 上記蓋体等の両側に配置されたガススプ
    リングは、シリンダ溝及びチェック弁機能を備えたシー
    ル手段の有無、並びにこのシール手段を配設するために
    ピストンの外周に形成される環状溝の有無を除き、同一
    部材を使用して構成されたものである請求項1又は2に
    記載の蓋体等の支持装置。
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