JPH0926534A - 光ファイバ複合架空線 - Google Patents

光ファイバ複合架空線

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JPH0926534A
JPH0926534A JP8110854A JP11085496A JPH0926534A JP H0926534 A JPH0926534 A JP H0926534A JP 8110854 A JP8110854 A JP 8110854A JP 11085496 A JP11085496 A JP 11085496A JP H0926534 A JPH0926534 A JP H0926534A
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な機械特性、信頼性を保持したままで、
光ファイバの収容空間を広くとることができる光ユニッ
トを有する光ファイバ複合架空線を提供する。 【解決手段】 光ファイバ複合架空線は、光ユニット1
を中心として、その外周上に、導体素線の多数本が撚り
合わされたものである。光ユニット1は、ステンレス製
の保護管2で覆われ、この中に、2本の光ファイバユニ
ット3が、余長を有する状態で収容されている。光ファ
イバユニット3は、7心の被覆を施された光ファイバ1
1が撚りなしで束ねられ、紐12で粗巻きされたもので
ある。紐12は、繊維束からなるもので、複数の光ファ
イバユニット3の識別のために着色され、1本の光ファ
イバユニット3に対し2本用い、互いに逆方向になるよ
うに巻き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ複合架
空線に関するものである。
【0002】
【従来の技術】架空送電線の系統保護,制御のために、
架空送電線,架空地線等に光ファイバを収納した光ファ
イバ複合架空線が用いられている。従来の光ファイバ複
合架空地線は、例えば、中心に位置する光ユニットと、
その外周上の導体撚線層からなる。
【0003】図8は、従来の光ファイバ複合架空線の断
面図である。図中、51は光ユニット、52は保護管、
53はスペーサ部材、54は螺旋溝、55は光ファイ
バ、4は導体素線である。従来の光ファイバ複合架空線
は、光ユニット51を中心として、その外周上に、導体
撚線層として、アルミニウム被覆鋼線等の導体素線4の
多数本を撚り合わせて構成されている。光ユニット51
は、アルミニウム製の保護管52で覆われ、この保護管
52の中には、周上に複数の螺旋溝54が形成されたア
ルミニウム製のスペーサ部材53が配置され、この螺旋
溝54の中に光ファイバ55が収納されている。
【0004】従来の光ファイバ複合架空線においては、
アルミニウム製のスペーサ部材53およびアルミニウム
製の保護管52によって光ファイバを保護するものであ
るから、十分な機械強度を有し、信頼性に優れた構造で
ある。しかし、スペーサ部材53を使用しているため
に、光ファイバ55を収容できる空間が少なく、光ユニ
ット51の細径化、および光ファイバの多心化をする上
で問題があった。
【0005】また、従来、特開昭62−194209号
公報に記載されているように、プラスチックパイプ内に
収容する光ファイバユニットの製造方法として、着色さ
れた光ファイバそれぞれの識別を向上させるため、複数
本が集線された光ファイバの外周に短ピッチで粗巻糸で
粗巻きを施し、光ファイバに悪影響を与えないように低
張力で粗巻きを行なうものが知られている。しかし、粗
巻き糸の張力を低張力としながら粗巻きヘッドの回転を
高速とする必要があり、設備的な困難が伴っていた。そ
のため、粗巻き糸の張力を十分小さくすることができ
ず、粗巻き糸の小さな張力の影響について検討できてい
なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、光ファイバの収容空間を広
くとり、かつ、十分な機械特性、信頼性を保持したまま
で、光ユニットの細径化、多心化をはかる光ユニットを
有する光ファイバ複合架空線を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、光ファイバ複合架空線において、撚りなしで
束ねられた複数心の光ファイバを紐で粗巻きした光ファ
イバユニットが余長を有する状態で金属管の中に収容さ
れた光ユニットを有し、前記紐は、繊維束からなり光フ
ァイバへの側圧を軽減させる余長を有することを特徴と
するものである。
【0008】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の光ファイバ複合架空線において、前記紐は、
100mm以上の粗巻きピッチで巻かれたものであり、
紐の長さをL、前記光ファイバユニットの長さをLu
したとき、 −0.1≦(L−Lu )/Lu ×100 を満足することを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の光ファイバ複合架空線において、前
記紐を前記光ファイバユニットの1本あたり複数本有
し、前記紐は、100mm以上の粗巻きピッチで巻かれ
たものであり、少なくとも1本が着色され、少なくとも
2本が逆方向に巻かれていることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項4に記載の発明においては、請求項
1ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空
線において、前記繊維束は、200℃以下の温度で熱融
着しない材質のものであることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項5に記載の発明においては、請求項
1ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空
線において、前記金属管は、ステンレス管であることを
特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、光ファイバ複
合架空線において、撚りなしで束ねられた複数心の光フ
ァイバを紐で粗巻きした光ファイバユニットが余長を有
する状態で金属管の中に収容された光ユニットを有する
ことから、光ファイバの収容空間を広くとることがで
き、かつ、十分な機械特性、信頼性を保持したままで、
光ユニットの細径化、多心化をはかることができる。
【0013】特に、前記紐は、繊維束からなり光ファイ
バへの側圧を軽減させる余長を有することから、紐と光
ファイバとの接触部分が広がり、光ファイバが紐から受
ける単位面積当たりの側圧を軽減することができるとと
もに、紐の熱収縮などによる側圧を減らし、伝送損失の
増加を少なくすることができる。金属管を用いた場合、
通常のプラスチックチューブの保護管に比べて固く変形
しないため、光ファイバの受ける側圧が大きくなるか
ら、上述した紐の採用による側圧軽減の作用効果が大き
い。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の光ファイバ複合架空線において、前記紐は、1
00mm以上の粗巻きピッチで巻かれたものであり、紐
の長さをL、前記光ファイバユニットの長さをLu とし
たとき、 −0.1≦(L−Lu )/Lu ×100 を満足することから、紐の熱収縮などによる側圧を抑
え、伝送損失の増加を防ぐことができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の光ファイバ複合架空線において、前記
紐を前記光ファイバユニットの1本あたり複数本有し、
前記紐は、100mm以上の粗巻きピッチで巻かれたも
のであり、少なくとも1本が着色され、少なくとも2本
が逆方向に巻かれていることから、紐が光ファイバを締
め付ける力を抑制し伝送損失の増加を防ぐことができる
と同時に、端末部分で紐が緩んでバラケた場合にも、1
本の紐が緩んでほどけても、他の1本が緩まないように
することができ、紐の着色による光ファイバユニットの
識別性の低下を防ぐことができる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空線
において、前記繊維束は、200℃以下の温度で熱融着
しない材質のものであることから、繊維束の熱劣化によ
る伝送損失の増加を防ぐことができる。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空線
において、前記金属管は、ステンレス管であることか
ら、十分な機械強度を確保することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を説
明するための光ファイバ複合架空線の断面図である。図
中、1は光ユニット、2は保護管、3は光ファイバユニ
ット、4は導体素線である。導体素線4は、図8の導体
素線4と同様のものである。光ファイバ複合架空線は、
光ユニット1を中心として、その外周上に、導体素線4
の多数本が撚り合わされたものである。光ユニット1
は、例えば、ステンレス製またはアルミニウム製の保護
管2で覆われ、この保護管2の中に、一または複数本、
例えば、2本の光ファイバユニット3が、余長を有する
状態で収容されている。
【0019】図1においては、一例として、導体素線4
と同径の光ユニット1を用い、中央部に光ユニット1を
配し、これを中心として、その外周上に6本の導体素線
4が導体撚線層として配置されいる。しかし、光ユニッ
トと導体素線4の配置関係は、図8を参照して説明した
従来例における光ユニット51と導体素線4と同様にし
てもよく、他の配置関係でもよい。
【0020】また、導体撚線層中の導体素線4の1本と
光ユニット1とを置き換えて配置してもよい。さらに、
複数本の光ユニット1を配置する場合には、光ユニット
1を中央部に加え、導体撚線層中にも配置するか、複数
本の光ユニット1を導体撚線層中のみに配置し、中央部
を導体素線4としてもよい。
【0021】図2は、本発明の実施の形態の光ファイバ
複合架空線に用いる光ユニットの斜視図である。図中、
図1と同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略す
る。11は光ファイバ、12は紐である。光ファイバユ
ニット3は、複数心、例えば7心の、被覆を施された光
ファイバ11であって、一心を中心としてその外周に6
心が撚りなしで束ねられ、紐12で粗巻きされたもので
ある。この複数心の内、中心またはその他の光ファイバ
11を抗張力線に置き換えてもよい。
【0022】この光ファイバ11としては、例えば、外
径125μmの光ファイバガラスの上に、紫外線硬化型
樹脂の一次被覆層を被覆した外径0.25mmの光ファ
イバ、または、シリコーン樹脂の一次被覆層を被覆した
外径0.4mmの光ファイバを用いることができる。
【0023】紐12について説明する。この紐12は、
例えば、繊維束からなるもので、複数の光ファイバユニ
ット3の識別のために着色されている。1本の光ファイ
バユニット3に対する紐は、無着色としても、他の光フ
ァイバユニット3と識別することができる。また、有彩
色だけでなく無彩色の着色でもよい。紐12を形成する
繊維束の繊維を2色に染め分けて、2色の組合せで識別
できるようにしてもよい。
【0024】紐12は、1本の光ファイバユニット3に
対し、複数本を用いてもよい。その場合には、後述する
ように、少なくとも2本は、互いに逆方向になるように
巻き付けることが望ましい。なお、この複数本の紐12
には、同じ色の着色をするが、異なる色の着色をしても
よい。
【0025】光ファイバ複合架空線は、送電線と並設し
て架線されるために、誘導電流や事故時の短絡電流等に
より、瞬間的に200℃程度の高温になる可能性があ
る。さらに、架線張力による伸び、振動による伸び、温
度上昇による伸び等、通常の陸上ケーブルに比べ、より
大きなストレスを受ける。特に、高温で紐12が熱収縮
したとき、紐12の光ファイバ11への締め付け力、お
よび、紐巻きによりバンドルされた光ファイバユニット
3と保護管2の内壁との間で生じる側圧により、光ファ
イバ11は、紐12から側圧を受けることになる。
【0026】光ファイバ11は、側圧を受けるとマイク
ロベンドが発生しやすく、伝送損失が増加してしまう。
特にGI型光ファイバの場合は、SM型光ファイバに比
べて側圧の影響が大きい。このため、光ファイバユニッ
ト3は、余長を有する状態で保護管2の中に収容されて
いる。
【0027】紐12の材質としても、熱劣化によるマイ
クロベンドロス増を防止するために、200℃以下で融
点を持たず、熱融着しない材質とする必要がある。例え
ば、コットン繊維束、ケブラー(登録商標)繊維束等を
用いることができる。
【0028】紐12に繊維束を用いると、繊維束は、断
面形状が変形しやすいため、紐12と光ファイバ11と
の接触部分が面接触となる。したがって、光ファイバ1
1との接触部分が線接触となる1心の丸紐と比較して、
繊維束を用いた方が、接触部分が広くなる。その結果、
単位面積当たりでは、光ファイバ11が紐12から受け
る側圧を軽減することができる。
【0029】特に、保護管2として、ステンレス管など
の金属管を用いた場合、通常のプラスチックチューブの
保護管に比べ、保護管が固く変形しないため、光ファイ
バ11の受ける側圧が大きくなるから、上述した紐12
の採用による側圧軽減は重要となる。
【0030】さらに、紐12自身に余長を持たせること
によって、紐12の熱収縮による側圧を抑えることがで
きる。すなわち、紐の長さをL、粗巻きピッチをP、束
ねられた複数心の光ファイバの最小外接円の直径をD、
光ファイバユニットの長さをLuとしたとき、 L>(1+(πD/P)2 1/2 ×Lu を満足するように、紐12の長さを制御することによ
り、紐12自身に余長を持たせることができる。紐12
自身に余長を持たせる方法は、図3を用いて後述する。
【0031】上述した式の右辺は、光ファイバユニット
の長さがLuの区間において、光ファイバ11の最小外
接円の周囲に接して紐12を巻いたときの紐の長さLを
幾何学的に求めたものである。紐12の断面の直径dを
考慮すると、上述した式中、Dは(D+d)とすべきで
あるが、実際にdの値を正確に測定することは困難であ
り、dの値を無視している。紐12の長さLが上述した
式を満足することは、幾何学的に見て、紐12が光ファ
イバ11の束の外周に接しないですみ、紐12自身が余
長を持つことを意味する。現象的に言い換えれば、紐1
2は光ファイバ11に緩く巻かれていることを意味す
る。
【0032】紐12に繊維束を用いる場合、この繊維束
自身は、撚られている方が好ましい。繊維が毛羽立つ
と、極めて細い毛羽立ち部分が光ファイバ11に引っか
かったりして光ファイバ11を締め付けることによっ
て、ロス増が生じる。繊維束自身を撚ることにより、こ
のロス増を防ぐことができる。また、光ユニットの製造
時において、紐巻き装置から紐が繰り出されるとき毛羽
があると引っかかりが生じ、摩擦力が安定せず、紐12
のサプライ張力が変動するため、製造の安定性の観点か
らも撚りがある方がよい。紐12の撚りピッチは、短す
ぎると、断面が変形しにくくなるため、撚りピッチは、
100mm以上にすることが望ましい。
【0033】紐12を光ファイバ11の束の上に粗巻き
するときの粗巻きピッチは、端末部での光ファイバユニ
ット3の識別性を考えると短い方がよいが、製造性、光
ファイバ11の伝送特性の点からは長い方がよい。光フ
ァイバ11は、撚られずに束ねられているだけであるた
め、このような光ファイバユニット3を曲げると、曲げ
の内側の光ファイバ11は余り、外側の光ファイバ11
は引っ張られることになる。このとき、紐12の粗巻き
ピッチが短いと、光ファイバ11が動きにくくなるた
め、曲げによって生じた曲げの内側で発生する光ファイ
バ11の余長分を均一に吸収できず、蛇行を生じること
になり、その結果、ロス増を生じてしまう。
【0034】また、高温で紐12が熱収縮し、紐12に
より光ファイバ11への締め付け力が生じたときも、粗
巻きピッチを長くした方が締め付け力が小さくなりロス
増が生じにくくなる。すなわち、単位長さ当たりの締め
付け力をT、粗巻き紐の螺旋の曲率をR、粗巻きピッチ
をP、粗巻き紐の半径をrとしたとき、 T∝1/R=1/(P2 /(4π2 r)+r) となり、粗巻きピッチPが大きいほど締め付け力Tは小
さくなる。試験結果を用いて後述するように、粗巻きピ
ッチPを100mm以上とすることにより、ロス増が生
じないことが判明している。
【0035】ただし、粗巻きピッチPが長くなると、端
末部分で紐12が緩んでバラケやすく、紐12の着色に
よる光ファイバユニット3の識別が難しくなる。このた
め、1本の光ファイバユニット3に対し、着色された紐
12を2本用い、互いに逆方向に巻くことにより、1本
の紐12が緩んでほどけても、他の1本が緩まないよう
にすることができる。3本以上の紐12を用いてもよ
く、この場合、少なくとも2本のものが逆方向に撚られ
ていればよい。
【0036】図3は、本発明の実施の形態の光ファイバ
複合架空線に用いる光ユニットの製造装置を説明するも
のであり、図3(A)は全体構成図、図3(B)は集線
ダイス22における光ファイバの状態の一例を説明する
ための光ファイバ束の断面図である。図中、図1,図2
と同様な部分には同じ符号を用い説明を省略する。21
はサプライ装置、22は集線ダイス、23は紐巻装置、
24は紐サプライ張力調整板、25はボビン、26はロ
ーラ装置、27は熔接装置、28はサプライ装置、29
はステンレステープ、30は引落し装置、31は巻取装
置である。
【0037】図3(A)を参照して説明する。14本の
光ファイバ11は、それぞれサプライ装置21から供給
されるが、2組に分かれて、個別の集線ダイス22に供
給され、7本ずつの光ファイバ11からなる2本の光フ
ァイバ束にされる。各集線ダイス22から取り出された
2本の光ファイバ束は、ローラ装置26に供給される前
に、それぞれ2台の紐巻装置23を順次通過する。
【0038】紐巻装置23は、紐サプライ張力調整板2
4とボビン25を有し、これらの中心軸が光ファイバ束
に一致するように配置されている。このボビン25に
は、紐12がチーズ巻きされている。紐巻装置23は、
回転のための動力装置を備えず、紐12を、繰り出し時
の摩擦力だけによる低張力で、紐サプライ張力調整板2
4から繰り出し、光ファイバ束に巻き付ける。各2台の
紐巻装置23は、紐12を光ファイバ束に順次互いに逆
方向に巻き付ける。それぞれ2本の紐12が巻き付けら
れた2本の光ファイバ束は、図2を参照して説明した光
ファイバユニット3になる。
【0039】2本の光ファイバユニット3は、ローラ装
置26において、平行にされて熔接装置27に供給され
る。同時に、ステンレステープ29が、サプライ装置2
8から熔接装置27に供給され、2本の光ファイバユニ
ット3を取り囲む任意の外径のステンレス管が形成され
る。このステンレス管は、図2を参照して説明した保護
管2の一具体例であり、全体として、図1,図2を参照
して説明した光ユニット1になる。引落し装置30は、
例えば、光ユニット1をその上下から挟み込むベルトコ
ンベア等の駆動装置であり、光ユニット1を巻取装置3
1に供給する。光ファイバ11は、撚られずに束ねられ
ているだけであるため、サプライ装置21を回転駆動さ
せる必要がなく、設備が簡便になり、かつ製造線速が速
くなる。
【0040】図2を参照して説明したように、紐12自
身に余長を持たせることが望ましいが、紐自身に余長を
持たせる方法として、2通りの方法を例示する。
【0041】第1の方法は、光ファイバ11のサプライ
張力および紐12のサプライ張力を調整する方法であ
る。光ファイバ11のサプライ張力をTf ,ヤング率を
f とし、紐12のサプライ張力をTb ,ヤング率をE
b としたとき、 (Tf /Ef )>(Tb /Eb ) を満足するように設定することにより、紐自身に余長を
持たせる。
【0042】第2の方法は、光ファイバ11がタイトに
束ねられる前に、紐12を巻く方法である。図3(A)
に示された集線ダイス22において、十分大きなダイス
を用い、光ファイバ11をタイトに束ねない。すなわ
ち、図3(B)に示されるように、光ファイバ11間に
隙間のある状態として束ね、その上に紐12を荒巻き
し、その後、ローラ26の位置等において、光ファイバ
11をタイトに束ねる。このようにすることにより、紐
12に余長を付与することができる。
【0043】試作品およびその試験結果について説明す
る。外径が0.25mmφの光ファイバ11を中心に1
心、外周に6心束ねた。このとき、光ファイバ11の幾
何学上の最小外接円の直径をDとすると、D=0.75
mmφとなる。この光ファイバ束に、コットン繊維束の
紐12を、1本または2本、粗巻きピッチ100mm以
上で粗巻きし、光ファイバユニット3を製作した。2本
の紐12の場合は、逆方向に巻き付けた。なお、比較例
として、粗巻きピッチ60mmのものも用意した。この
光ファイバユニット3を2本、外径3.0mmφのステ
ンレス製の保護管2の中に収容して、光ユニット1を試
作した。
【0044】図8を参照して説明した従来構成の場合、
光ユニット51に、12心程度の光ファイバを収容する
には、光ユニット51の外径を5.0mm以上にする必
要があったが、上述した試作品では、3.0mmまで細
径化が可能で、かつステンレス管を用いているため十分
な機械強度を確保できる。
【0045】耐熱試験として、200℃ヒートショック
試験および−40〜100℃ヒートサイクル試験を実施
した。初期ロスの損失増および耐熱試験時の損失増は、
いずれも、波長1.55μmにおいて測定した。
【0046】図4は、試作品と比較例の評価結果を示す
説明図である。初期ロスの損失増は、粗巻きピッチが6
0mmの場合、0.1dB/kmであったが、100m
m,300mmの場合にはなかった。また、耐熱試験時
の損失増は、粗巻きピッチが60mmの場合、0.3d
B/kmであった。これに対し、粗巻きピッチが100
mmの場合、紐の余長が0.02%のときには耐熱試験
時の損失増がなかったが、紐の余長がなく0.03%の
張りがあるときには、0.01dB/kmであった。粗
巻きピッチが300mmの場合には、紐に0.03%の
張りがあるときにも耐熱試験時の損失増がなかった。
【0047】上述した試験においては、紐の余長および
紐の張りの測定を次のようにして行なった。まず、測長
する光ファイバユニット3の長さがLuの両端において
紐12を切断し、この紐12のしわを適度に伸ばして、
紐12の長さLを測定した。紐に余長および張りがない
場合の紐の長さは、上述した式の右辺、(1+(πD/
P)2 1/2 ×Lu において、粗巻きピッチPが光ファ
イバ11の幾何学上の最小外接円の直径Dに比べて十分
大きいため、光ファイバユニット3の長さLuに等しい
ものとした。
【0048】しかし、測長する光ファイバユニット3の
紐12の長さは、しわをどの程度延ばすかによって測定
値が異なり、正確に測長することがむずかしかった。そ
こで、紐12のしわを伸ばして正確に測長する方法を検
討し、新たに試験を行なった。
【0049】図5は、光ファイバユニットの紐を測長す
る方法の説明図である。図5(A)は第1の工程、図5
(B)は第2の工程である。図中、図1,図2と同様な
部分には同じ符号を用いて説明を省略する。41は滑
車、42はおもりである。所定長さLの光ファイババン
ドル3に巻かれた紐12の長さを測長する。
【0050】図5(A)において、光ファイバユニット
3の所定長さLuの両端部において、紐12に印を付け
る。印を付けた紐12を、印を付けた区間よりも長い範
囲の両端で切断する。図5(B)において、切断した紐
12の左端を固定部に取り付け、右端を滑車41にかけ
て先端に重り42を吊るす。重り42の重さを変えて、
各引張荷重ごとに紐12上の2つの印の間隔を測長し、
グラフ化する。例えば、5gから25gまで5gステッ
プで測長する。
【0051】図6は、引張荷重に対する紐長さの関係を
表わす線図である。図中、横軸はおもりによる引張荷重
W、縦軸は測長した2つの印の間の紐長さLW である。
図5(B)において、プロットした5点を最小2乗近似
等でフィッティングしてやれば、引張荷重Wが0のとき
のY切片の値が求められる。
【0052】引張荷重が0のときの紐12の長さをLW0
とし、紐12のヤング率をE、紐断面積をSとすると、
次式が成り立つ。
【0053】LW =(W/(E・S)+1)・LW0 図6に示したグラフは、この関係式を表わすものであ
り、Y切片の値は、LW0に等しい。しわを延ばす際に、
荷重をわずかにかけただけでも紐12が延びてしまうた
め、紐12の測長がむずかしかったが、上述した方法で
外挿することによって、引張荷重Wが0の状態であっ
て、かつ、しわがなくなった状態での紐12の長さを正
確に測定することができるようになった。しわがある状
態の紐12の長さは、LW0よりも短く、しわが伸びるま
で引張荷重Wは0である。
【0054】したがって、紐の余長および紐の張りの測
定の際に、紐12の長さLは、上述した新たな方法で、
引張荷重Wが0の状態であって、かつ、しわがなくなっ
た状態での紐12の長さLW0として測定することとし
た。なお、光ファイバユニット3において、光ファイバ
11の束を粗巻きした紐に余長および張りがない場合の
紐の長さは、上述した評価の場合と同様に、光ファイバ
ユニット3の長さLu に等しいものとした。
【0055】新たな試作品およびその評価結果について
説明する。外径が0.25mmφの光ファイバ11を中
心に1心、外周に6心束ねた。この光ファイバ束に、コ
ットン繊維束の紐12を、1本または2本、粗巻きピッ
チ80mm以上で粗巻きし、光ファイバユニット3を製
作した。2本の紐12の場合は、逆方向に巻き付けた。
この光ファイバユニット3を2本、外径3.0mmφの
ステンレス製の保護管2の中に収容して、光ユニット1
を試作した。耐熱試験として、200℃ヒートショック
試験および−40〜100℃ヒートサイクル試験を実施
した。初期ロスの損失増および耐熱試験時の損失増は、
いずれも、波長1.55μmにおいて測定した。
【0056】図7は、試作品と比較例の評価結果を示す
説明図である。初期ロスの損失増は、粗巻きピッチが8
0mmの場合、紐の余長を張り側0.15%にすると、
0.1dB/kmであったが、100mm,300mm
の場合にはなかった。また、耐熱試験時の損失増は、粗
巻きピッチが100mmの場合、紐の余長が0.1%張
りのときには損失増がなかったが、0.15%張りのと
きには、0.2dB/kmロス増した。また、粗巻きピ
ッチが300mmの場合、紐の余長が1.0%余りのと
きはユニットの識別が可能であったが、紐の余長が1.
2%余りのときは紐が弛んで紐の着色による光ファイバ
ユニットの識別が困難であった。
【0057】光ファイバユニット3において、光ファイ
バ11を粗巻きしている紐12は、紐の長さをL、光フ
ァイバユニット3の長さをLu としたとき、余長率ε
は、 ε=(L−Lu )/Lu ×100 となる。この値が正の場合には余りの余長、負の場合に
は張りの余長ということができる。
【0058】そして、上述した新たな評価結果から、紐
の粗巻きピッチが100mm以上の場合において、−
0.1≦εを満足する場合に、初期ロスの損失増および
耐熱試験時の損失増がなかった。なお、紐の粗巻きピッ
チが80mmの場合には、ε=−0.1のときにも、耐
熱試験時の損失増が0.15dB/km生じているが、
0.15%張りの場合に比べると耐熱試験時の損失増が
半分にまで減少している。また、上述した新たな評価結
果から、ε≦1.0を満足する場合に、複数ユニットの
識別性が特に良好であった。
【0059】なお、上述した新たな評価結果で特に顕著
であるが、紐12の余長が張りの状態である場合にも、
張りが所定の範囲内であればロス増がなかった。このこ
とは、上述したように、幾何学的に見て、紐12が光フ
ァイバ11の束の外周に接し、紐12自身が張りの状態
にある場合でも、ある範囲まではロス増がないことを意
味する。この理由は、粗巻きピッチが大きいと、少々張
り気味で巻かれていても光ファイバに与える側圧が非常
に小さいため、特性が良好になるためである。
【0060】したがって、紐12の余長が少々張りの状
態である場合にも、実効的には紐12の余長が余りの状
態である場合と同様に、紐12が光ファイバ11に緩く
巻かれていることを意味する。もちろん、0≦εを満足
する場合、すなわち、余長が余りの場合には、紐の材
質、太さなどに影響されることなく損失増を防止するこ
とができる。
【0061】上述した光ファイバユニットの紐を測長す
る方法において、光ファイバユニット3の所定長さLu
の両端部において、必ずしも紐12に印を付ける必要は
ない。例えば、両端部で紐12をそれぞれ把持部材に取
り付けた上で、余分な紐を切断して光ファイバユニット
3から外し、把持部材間に引張荷重をかけて、把持部材
間の長さを測定すればよい。光ファイバユニットの所定
長区間における紐の一部分を、光ファイバユニットから
外して引張荷重をかけ、複数の引張荷重の値ごとに紐の
一部分の長さを測定し、この測定値に基づいて引張荷重
が0のときの紐の一部分の長さを求めることができれば
よい。この測長方法は、しわを有する紐の測長一般に適
用することができるが、特に、上述したようなわずかな
余長が問題となる光ファイバユニットの紐の測長に好適
である。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光ファイバ複合架空線によると、架空送電線,架空地
線等の光ファイバ複合架空線において、光ファイバを収
容する空間を広くとることができ、かつ、十分な機械特
性、信頼性を保持したままで、光ユニットの細径化、多
心化を実現できるという効果がある。さらに、紐の少な
くとも1本が着色され、少なくとも2本が光ファイバ束
の上に逆方向に巻かれる場合には、光ファイバの多心化
に伴う端末部分での光ファイバユニットの識別性の低下
を解決できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための光ファイ
バ複合架空線の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の光ファイバ複合架空線に
用いる光ユニットの斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の光ファイバ複合架空線に
用いる光ユニットの製造装置を説明するものであり、図
3(A)は全体構成図、図3(B)は集線ダイスにおけ
る光ファイバの状態の一例を説明するための光ファイバ
束の断面図である。
【図4】試作品と比較例の評価結果を示す説明図であ
る。
【図5】光ファイバユニットの紐を測長する方法の説明
図である。
【図6】引張荷重に対する紐長さの関係を表わす線図で
ある。
【図7】試作品と比較例の評価結果を示す説明図であ
る。
【図8】従来の光ファイバ複合架空線の断面図である。
【符号の説明】
1…光ユニット、2…保護管、3…光ファイバユニッ
ト、4…導体素線、11…光ファイバ、12…紐、22
…集線ダイス、23…紐巻装置、24…紐サプライ張力
調整板、25…ボビン、27…熔接装置、29…ステン
レステープ、30…引落し装置、41…滑車、42…お
もり。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚りなしで束ねられた複数心の光ファイ
    バを紐で粗巻きした光ファイバユニットが余長を有する
    状態で金属管の中に収容された光ユニットを有し、前記
    紐は、繊維束からなり光ファイバへの側圧を軽減させる
    余長を有することを特徴とする光ファイバ複合架空線。
  2. 【請求項2】 前記紐は、100mm以上の粗巻きピッ
    チで巻かれたものであり、紐の長さをL、前記光ファイ
    バユニットの長さをLu としたとき、 −0.1≦(L−Lu )/Lu ×100 を満足することを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
    バ複合架空線。
  3. 【請求項3】 前記紐を前記光ファイバユニットの1本
    あたり複数本有し、前記紐は、100mm以上の粗巻き
    ピッチで巻かれたものであり、少なくとも1本が着色さ
    れ、少なくとも2本が逆方向に巻かれていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の光ファイバ複合架空
    線。
  4. 【請求項4】 前記繊維束は、200℃以下の温度で熱
    融着しない材質のものであることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバ複合架空
    線。
  5. 【請求項5】 前記金属管は、ステンレス管であること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    光ファイバ複合架空線。
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