JPH09264644A - 製氷機の制御装置 - Google Patents

製氷機の制御装置

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JPH09264644A
JPH09264644A JP7614196A JP7614196A JPH09264644A JP H09264644 A JPH09264644 A JP H09264644A JP 7614196 A JP7614196 A JP 7614196A JP 7614196 A JP7614196 A JP 7614196A JP H09264644 A JPH09264644 A JP H09264644A
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JP
Japan
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ice
ice storage
temperature
storage
melt
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JP7614196A
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Moriyuki Yoshida
守志 吉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷機の制御に関し、貯氷モードで、温度検
出装置の温度により、電動圧縮機のみを動作させ冷却装
置により貯氷庫の氷が融解しない所定温度に制御するこ
とにより、氷を溶解することなく貯氷が出来る。 【解決手段】 冷却装置5、循環ポンプ装置8、温度検
知装置9、及び満氷検出装置12とに接続され、温度検
出装置9にて離氷終了を検出した時点で、満氷検出装置
12にて満氷が検出されている場合、貯氷モードとなり
温度検出装置9の温度により、電動圧縮機4のみを動作
させ冷却装置5により貯氷庫11の氷が融解しない所定
温度に制御する主制御部20とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貯水タンク内の製氷
水を冷却装置に循環ポンプ装置にて循環し冷却装置に氷
塊を生成する自動製氷機に関し、特に氷が貯氷庫に満氷
になったときの制御を行う製氷機の制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の製氷機の制御装置は特公
平6−86971号公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の製氷
機の制御装置を説明する。図11は従来の製氷機の断面
図である。
【0004】図12は従来の製氷機の制御装置の機能ブ
ロック図である。図11、図12において、1は断熱壁
にて形成されている製氷機本体、2は冷媒を蒸発させる
蒸発器、3は冷媒を凝縮させる凝縮器、4は蒸発器2及
び凝縮器3と共に冷却回路を形成する電動圧縮機、5は
蒸発器2を具備し氷塊を生成する冷却装置、6は凝縮器
3の冷却用ファン及びそのモータ、7は製氷水を貯留す
る貯水タンク、8は貯水タンク7の製氷水を冷却装置5
に循環させる循環ポンプ装置、9は冷却装置5の温度を
検出する温度検出装置、10は冷却装置5にて生成され
た板氷を所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒー
タ装置、11は板氷切断用ヒータ装置10にて切断され
た氷を貯氷する貯氷庫、12は製氷された氷が貯氷庫1
1に満氷になったことを検出する満氷検出装置、13は
水源に接続された給水管、14は給水管13を電気的に
開閉し貯水タンク7に製氷水を導入する給水弁、15は
貯水タンク7の製氷水を所定水位に維持する排水パイ
プ、16は貯水タンク7の上位レベル水位を検出する上
位水位検出装置、17は貯水タンク7の下位レベル水位
を検出する下位水位検出装置、18は冷却装置5に生成
した板氷を離氷させる際に蒸発器2へ電動圧縮機4より
ホットガスを電気的に制御する電磁弁、19は離氷終了
を検出した時点で満氷検出装置12により貯氷庫11が
満氷になったことを検出されている場合に動作を開始す
る予冷タイマー、20は電動圧縮機4、循環ポンプ装置
8、温度検出装置9、板氷切断用ヒータ装置10、満氷
検出装置12、給水弁14、上位水位検出装置16、下
位水位検出装置17、電磁弁18、予冷タイマー19と
に接続され給水、製氷、離氷、貯氷の一連の動作を行う
主制御部である。
【0005】以上のように構成された製氷機の制御装置
について、以下その動作を図13に従い説明する。
【0006】図13は従来の製氷機の制御装置のフロー
チャートである。図13において、上位水位検知装置1
6が上位レベル水位を検出するまで給水弁14を開放
し、貯水タンク7の製氷水を満水とする(STEP0
1)。次に給水弁14を閉鎖し、循環ポンプ装置8によ
り製氷水を循環させ、電動圧縮機4を動作させ冷却装置
5により製氷を開始する(STEP02)。次に氷が生
成され貯水タンク7の製氷水水位が低下し、下位水位検
知装置17にて下位レベル水位を検出すると、循環ポン
プ装置8を停止させ、製氷を終了する(STEP0
3)。次に電磁弁18を開放し、蒸発器2へホットガス
を流し、冷却装置5に生成した板氷の離氷を開始する
(STEP04)。次に上位水位検知装置16が上位レ
ベル水位を検出するまで給水弁14を開放し、貯水タン
ク7の製氷水を満水とする(STEP05)。次に冷却
装置5より板氷が離氷し温度検出装置9が所定温度に達
すると、電磁弁18を閉鎖し離氷を終了する(STEP
06)。次に離氷された板氷は板氷切断用ヒータ装置1
0により切断され貯氷庫11に貯えられる。次に離氷終
了を検出した時点で満氷検出装置12により貯氷庫11
が満氷になったことを検出すると、予冷タイマー21が
所定時間となるまで、循環ポンプ装置8及び電動圧縮機
4を動作させ冷却装置5により予冷運転し、予冷運転を
停止するようになっていた(STEP07)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成においては、予冷運転を所定時間行った後は、予
冷運転を停止するようになっていたので、貯氷状態にて
長期間氷を使用しないと貯氷された氷が溶解してしまう
という欠点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の欠点を解決するもの
で、貯氷モードでは、温度検出装置の温度により、電動
圧縮機のみを動作させ冷却装置により貯氷庫の氷が融解
しない所定温度に制御することにより、貯氷状態にて長
期間氷が使用されない場合であっても氷を溶解すること
なく貯氷が出来る製氷機の制御装置を提供することを目
的とする。
【0009】本発明の他の目的は、貯氷時運転スイッチ
の状態により貯氷モードでの貯氷庫の氷が融解しない所
定温度制御を行うか行わないかを容易に切替える事が出
来る製氷機の制御装置を提供することである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、貯氷モードに
移行した場合、タイマー装置により貯氷モードに移行し
てからの時間が予め記憶している所定時間未満の場合
は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御を行わず、所
定時間以上の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度
制御を開始する事が出来る製氷機の制御装置を提供する
ことである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、貯氷モードに
移行した場合、タイマー装置と設定装置の設定状態から
貯氷庫の氷が融解しない所定温度に制御を行うか行わな
いかを自動的に切替える事が出来る製氷機の制御装置を
提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、貯氷モードに
移行した場合、タイマー装置により曜日を判定し、記憶
装置に記憶されている平均貯氷時間が予め記憶している
所定時間未満の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温
度制御を行わず、所定時間以上の場合は、貯氷庫の氷が
融解しない所定温度に制御することを自動的に切替える
事が出来る製氷機の制御装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の製氷機の制御装置は、冷媒を蒸発させる蒸
発器と、冷媒を凝縮させる凝縮器と、蒸発器及び凝縮器
と共に冷却回路を形成する電動圧縮機と、蒸発器を具備
し氷塊を生成する冷却装置と、製氷水を貯水する貯水タ
ンクと、冷却装置に製氷水を循環する循環ポンプ装置
と、冷却装置の温度を検出する温度検知装置と、製氷さ
れた氷が貯氷庫に満氷になったことを検出する満氷検出
装置と、電動圧縮機、循環ポンプ装置、温度検知装置、
及び満氷検出装置とに接続され、温度検出装置にて離氷
終了を検出した時点で、満氷検出装置にて満氷が検出さ
れている場合、貯氷モードとなり温度検出装置の温度に
より、電動圧縮機のみを動作させ冷却装置により貯氷庫
の氷が融解しない所定温度に制御する主制御部とより構
成されたものである。
【0014】また、さらに、主制御部と接続され貯氷モ
ードにおいて、温度検出装置の温度により、電動圧縮機
のみを動作させ冷却装置により貯氷庫の氷が融解しない
所定温度に制御を行うか、行わないかを選択することが
できる貯氷時運転スイッチを設けたものである。
【0015】また、さらに、貯氷時運転スイッチの代わ
りに主制御部に接続されたタイマー装置を設けたもので
ある。
【0016】また、さらに、主制御部に接続された曜日
別に貯氷モード時の貯氷庫の氷が融解しない所定温度制
御の有無を設定できる設定装置を設けたものである。
【0017】また、さらに、設定装置の代わりに主制御
部と接続され曜日別の平均貯氷モード時間を記憶する記
憶装置を設けたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の製氷機の制御装置は、主
制御部は貯氷モードにおいて、温度検出装置の温度によ
り、電動圧縮機のみを動作させ冷却装置により貯氷庫の
氷が融解しない所定温度に制御することにより、貯氷状
態にて長期間氷が使用されない場合であっても氷を溶解
することなく貯氷が可能となる。
【0019】また、主制御部は貯氷時運転スイッチの状
態により貯氷モードでの貯氷庫の氷が融解しない所定温
度に制御を行うか行わないかを容易に切替える事が可能
となる。 また、主制御部は貯氷モードに移行した場
合、タイマー装置により貯氷モードに移行してからの時
間が予め記憶している所定時間未満の場合は、貯氷庫の
氷が融解しない所定温度制御を行わず、所定時間以上の
場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御を開始す
る事が可能となる。
【0020】また、主制御部は貯氷モードに移行した場
合、タイマー装置と設定装置の設定状態から貯氷庫の氷
が融解しない所定温度に制御を行うか行わないかを自動
的に切替えることが可能となる。
【0021】また、主制御部は貯氷モードに移行した場
合、タイマー装置により曜日を判定し、記憶装置に記憶
されている平均貯氷時間が予め記憶している所定時間未
満の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御を行
わず、所定時間以上の場合は、貯氷庫の氷が融解しない
所定温度に制御することを自動的に切替えることが可能
となる。
【0022】以下、本発明の実施の形態における製氷機
の制御装置について、図面を参照しながら説明する。な
お、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における製氷機の制御装置の機能ブロック図であ
る。
【0024】図1において、2は冷媒を蒸発させる蒸発
器、3は冷媒を凝縮させる凝縮器、4は蒸発器2及び凝
縮器3と共に冷却回路を形成する電動圧縮機、5は蒸発
器2を具備し氷塊を生成する冷却装置、7は製氷水を貯
水する貯水タンク、8は冷却装置5に製氷水を循環する
循環ポンプ装置、9は冷却装置の温度を検出する温度検
知装置、12は製氷された氷が貯氷庫11に満氷になっ
たことを検出する満氷検出装置、20aは電動圧縮機
4、循環ポンプ装置8、温度検知装置9、及び満氷検出
装置12とに接続され、温度検出装置9にて離氷終了を
検出した時点で、満氷検出装置12にて満氷が検出され
ている場合、貯氷モードとなり温度検出装置9の温度に
より、電動圧縮機4のみを動作させ冷却装置5により貯
氷庫11の氷が融解しない所定温度に制御する主制御部
である。
【0025】以上のように構成された製氷機の販売制御
装置について、以下その動作を図2に従い従来例と異な
る部分について説明する。
【0026】図2は本発明の実施の形態1例における製
氷機の制御装置のフローチャートである。
【0027】図2において、主制御部20aは離氷が終
了した時点で満氷検出装置12により貯氷庫11が満氷
であるか確認する(STEP11)。次に主制御部20
aは満氷になったことを検出すると、貯氷モードとなる
(STEP12)。次に主制御部20aは温度検出装置
9により温度を検出する(STEP13)。次に主制御
部20aは温度検出装置9が貯氷庫11の氷が融解しな
い所定上限温度以上と検出した場合、電動圧縮機4を動
作させ冷却装置5により貯氷庫11の冷却を開始する
(STEP14)。また、主制御部20aは温度検出装
置9が貯氷庫11の氷が融解しない所定下限温度以下と
検出した場合、電動圧縮機4を停止させ冷却装置5によ
る貯氷庫11の冷却を停止する(STEP15)。以下
主制御部20aは満氷検出装置12により貯氷庫11が
満氷でないことを検出するまで上記動作(STEP11
〜15)を継続する。
【0028】以上のように本実施の形態によれば、冷媒
を蒸発させる蒸発器2と、冷媒を凝縮させる凝縮器3
と、蒸発器2及び凝縮器3と共に冷却回路を形成する電
動圧縮機4と、蒸発器2を具備し氷塊を生成する冷却装
置5と、製氷水を貯水する貯水タンク7と、冷却装置5
に製氷水を循環する循環ポンプ装置8と、冷却装置5の
温度を検出する温度検知装置9と、製氷された氷が貯氷
庫11に満氷になったことを検出する満氷検出装置12
と、冷却装置5、循環ポンプ装置8、温度検知装置9、
及び満氷検出装置12とに接続され、温度検出装置9に
て離氷終了を検出した時点で、満氷検出装置12にて満
氷が検出されている場合、貯氷モードとなり温度検出装
置9の温度により、電動圧縮機4のみを動作させ冷却装
置5により貯氷庫11の氷が融解しない所定温度に制御
する主制御部20aとから構成されているので、貯氷モ
ードにおいて、貯氷庫の温度を貯氷した氷が溶解しない
所定温度に制御することができる。
【0029】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の製氷機の制御装置について、図面を参照しながら
説明する。なお、実施の形態1と同一構成については同
一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0030】図3は本発明の実施の形態2における製氷
機の制御装置の機能ブロック図である。
【0031】21は主制御部20bと接続され貯氷モー
ドにおいて、温度検出装置9の温度により電動圧縮機4
のみを動作させ冷却装置5により貯氷庫11の氷が融解
しない所定温度に制御を行うか、行わないかを選択する
ことができる貯氷時運転スイッチである。
【0032】以上のように構成された製氷機の制御装置
について、以下その動作を図4に従い実施の形態1と異
なる部分について説明する。
【0033】図4は図3に示した製氷機の制御装置のフ
ローチャートである。図4において、主制御部20bは
貯氷時運転スイッチの状態を確認する(STEP2
1)。主制御部20bは貯氷時運転スイッチの状態が制
御なしと検出すると、電動圧縮機4を停止させ冷却装置
5による貯氷庫11の氷が融解しない所定温度制御を行
わない(STEP22)。また、主制御部20bは貯氷
時運転スイッチの状態が制御ありと検出すると、温度検
出装置9の温度により電動圧縮機4のみを動作させ冷却
装置5により貯氷庫11の氷が融解しない所定温度に制
御を行う(STEP13〜15)。以下主制御部20b
は満氷検出装置12により貯氷庫11が満氷でないこと
を検出するまで上記動作(STEP11〜15、STE
P21〜22)を継続する。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、本発
明の実施の形態1の主制御部20bに接続され貯氷モー
ドにおいて、温度検出装置9の温度により電動圧縮機4
のみを動作させ冷却装置5により貯氷庫11の氷が融解
しない所定温度に制御を行うか、行わないかを選択する
ことができる貯氷時運転スイッチとから構成されている
ので、貯氷時運転スイッチの状態により貯氷庫11の氷
が融解しない所定温度に制御を行うか行わないかを容易
に切替えることができる。
【0035】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3の製氷機の制御装置について、図面を参照しながら
説明するが、本発明の実施の形態2と同一構成について
は同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0036】図5は本発明の実施の形態3における製氷
機の制御装置の機能ブロック図である。
【0037】22は貯氷時運転スイッチ21の代わりに
主制御部20cと接続されたタイマー装置である。
【0038】以上のように構成された製氷機の制御装置
について、以下その動作を図6に従い本発明の実施の形
態1と異なる部分について説明する。
【0039】図6は図5に示した製氷機の制御装置のフ
ローチャートである。図6において、主制御部20cは
タイマー装置22により貯氷モードに移行してからの時
間が予め記憶している所定時間経過したかを確認する
(STEP31)。次に主制御部20cは所定時間経過
していないと検出すると、電動圧縮機4を停止させ冷却
装置5による貯氷庫11の氷が融解しない所定温度制御
を行わない(STEP32)。また、主制御部20cは
所定時間経過したと検出すると、温度検出装置9の温度
により電動圧縮機4のみを動作させ冷却装置5により貯
氷庫11の氷が融解しない所定温度制御を行う(STE
P13〜15)。以下主制御部20cは満氷検出装置1
2により貯氷庫11が満氷でないことを検出するまで上
記動作(STEP11〜15、STEP31〜32)を
継続する。
【0040】以上のように本実施の形態によれば、本発
明の実施の形態1の製氷機の制御装置の主制御部20c
に接続されたタイマー装置22とから構成されているの
で、主制御部20cはタイマー装置22により貯氷モー
ドに移行してからの時間が予め記憶している所定時間未
満の場合は、貯氷庫11の氷が融解しない所定温度制御
を行わず、所定時間以上の場合は、貯氷庫11の氷が融
解しない所定温度制御を開始する事を可能とすることが
できる。
【0041】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4における製氷機の制御装置の機能ブロック図であ
る。
【0042】23は主制御部20dと接続され曜日別に
貯氷モード時の所定温度制御の有無を設定できる設定装
置である。
【0043】以上のように構成された製氷機の制御装置
について、以下その動作を図8に従い本発明の実施の形
態4と異なる部分について説明する。
【0044】図8は図7に示した製氷機の制御装置のフ
ローチャートである。図8において、主制御部20dは
貯氷モードに移行した場合、タイマー装置22と設定装
置23の設定状態から所定温度制御の有無を確認する
(STEP41)。次に主制御部20dは所定温度制御
無しと検出すると、電動圧縮機4を停止させ冷却装置5
による貯氷庫11の氷が融解しない所定温度制御を行わ
ない(STEP42)。また、主制御部20dは所定温
度制御有りと検出すると、温度検出装置9の温度により
電動圧縮機4のみを動作させ冷却装置5により貯氷庫1
1の氷が融解しない所定温度に制御を行う(STEP1
3〜15)。以下主制御部20dは満氷検出装置12に
より貯氷庫11が満氷でないことを検出するまで上記動
作(STEP11〜15、STEP41〜42)を継続
する。
【0045】以上のように本実施の形態によれば、本発
明の実施の形態3の製氷機の制御装置の主制御部20d
に接続された曜日別に貯氷モード時の所定温度制御の有
無を設定できる設定装置とから構成されているので、主
制御部20dは貯氷モードに移行した場合、タイマー装
置22と設定装置23の設定状態から貯氷庫11の氷が
融解しない所定温度に制御を行うか行わないかを自動的
に切替えることができるので、飲食店等で使用される場
合、定休日に応じて所定温度制御の有無が切替えられ、
貯氷モードで定休日の場合は氷を融解せず貯氷し、定休
日でない場合は省エネルギー化が実現できる。
【0046】(実施の形態5)図9は本発明の実施の形
態5における製氷機の制御装置の機能ブロック図であ
る。
【0047】24は設定装置23の代わりに主制御部2
0eと接続され曜日別の平均貯氷モード時間を記憶する
記憶装置である。
【0048】以上のように構成された製氷機の制御装置
について、以下その動作を図10に従い本発明の実施の
形態1と異なる部分について説明する。
【0049】図10は図9に示した製氷機の制御装置の
フローチャートである。図10において、主制御部20
eは貯氷モードに移行した場合、タイマー装置22と記
憶装置24から曜日別の平均貯氷モード時間が予め記憶
している所定時間未満かを確認する(STEP51)。
次に主制御部20eは曜日別の平均貯氷モード時間が予
め記憶している所定時間未満である検出すると、電動圧
縮機4を停止させ冷却装置5による貯氷庫11の氷が融
解しない所定温度制御を行わない(STEP52)。ま
た、主制御部20eは曜日別の平均貯氷モード時間が予
め記憶している所定時間以上であると検出すると、温度
検出装置9の温度により電動圧縮機4のみを動作させ冷
却装置5により貯氷庫11の氷が融解しない所定温度に
制御を行う(STEP13〜15)。以下主制御部20
eは満氷検出装置12により貯氷庫11が満氷でないこ
とを検出するまで上記動作(STEP11〜15、ST
EP51〜52)を継続する。
【0050】以上のように本実施の形態によれば、本発
明の実施の形態3の製氷機の制御装置の主制御部20e
に接続された曜日別の平均貯氷モード時間を記憶する記
憶装置とから構成されているので、主制御部20eは貯
氷モードに移行した場合、タイマー装置22により曜日
を判定し、記憶装置24に記憶されている平均貯氷モー
ド時間が予め記憶している所定時間以上の場合、電動圧
縮機4のみを動作させ冷却装置5により貯氷庫11の氷
が融解しない所定温度に制御を行い、また所定時間未満
の場合、所定温度制御を行わないことを自動的に切替え
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、冷媒を蒸
発させる蒸発器と、冷媒を凝縮させる凝縮器と、蒸発器
及び凝縮器と共に冷却回路を形成する電動圧縮機と、蒸
発器を具備し氷塊を生成する冷却装置と、製氷水を貯水
する貯水タンクと、冷却装置に製氷水を循環する循環ポ
ンプ装置と、冷却装置の温度を検出する温度検知装置
と、製氷された氷が貯氷庫に満氷になったことを検出す
る満氷検出装置と、電動圧縮機、循環ポンプ装置、温度
検知装置、及び満氷検出装置とに接続され、温度検出装
置にて離氷終了を検出した時点で、満氷検出装置にて満
氷が検出されている場合、貯氷モードとなり温度検出装
置の温度により、電動圧縮機のみを動作させ前記冷却装
置により貯氷庫の氷が融解しない所定温度に制御する主
制御部とから構成されているので、貯氷モードにおい
て、貯氷庫の温度を貯氷した氷が溶解しない所定温度に
制御することができる。
【0052】また、さらに、主制御部に接続され貯氷モ
ードにおいて、温度検出装置の温度により電動圧縮機の
みを動作させ冷却装置により貯氷庫の氷が融解しない所
定温度に制御を行うか、行わないかを選択することがで
きる貯氷時運転スイッチを備えることにより、貯氷時運
転スイッチの状態により貯氷庫の氷が融解しない所定温
度に制御を行うか行わないかを容易に切替えることがで
きる。
【0053】また、さらに、貯氷時運転スイッチの代わ
りに主制御部に接続されたタイマー装置を備えることに
より、主制御部は貯氷モードに移行した場合、タイマー
装置により貯氷モードに移行してからの時間が予め記憶
している所定時間経過した場合、温度検出装置の温度に
より電動圧縮機のみを動作させ冷却装置により貯氷庫の
氷が融解しない所定温度制御を開始する事を可能とする
ことができる。
【0054】また、さらに、主制御部に接続された曜日
別に貯氷モード時の所定温度制御の有無を設定できる設
定装置を備えることにより、主制御部は貯氷モードに移
行した場合、タイマー装置と設定装置の設定状態から貯
氷庫の氷が融解しない所定温度に制御を行うか行わない
かを自動的に切替えることができる。
【0055】また、さらに、設定装置の代わりに主制御
部に接続された曜日別の平均貯氷モード時間を記憶する
記憶装置を備えることにより、主制御部は貯氷モードに
移行した場合、タイマー装置により曜日を判定し、記憶
装置に記憶されている平均貯氷モード時間が予め記憶し
ている所定時間未満である検出すると、電動圧縮機を停
止させ冷却装置による貯氷庫の氷が融解しない所定温度
制御を行わない。また、主制御部は曜日別の平均貯氷モ
ード時間が予め記憶している所定時間以上であると検出
すると、温度検出装置の温度により電動圧縮機のみを動
作させ冷却装置により貯氷庫の氷が融解しない所定温度
に制御を行うことを自動的に切替えることができる高機
能の製氷機の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製氷機の制御装置の実施の形態1
の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図2】同実施の形態の製氷機の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図3】本発明による製氷機の制御装置の実施の形態2
の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図4】同実施の形態の製氷機の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図5】本発明による製氷機の制御装置の実施の形態3
の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図6】同実施の形態の製氷機の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図7】本発明による製氷機の制御装置の実施の形態4
の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図8】同実施の形態の製氷機の制御装置の動作を示す
フローチャート
【図9】本発明による製氷機の制御装置の実施の形態5
の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図10】同実施の形態の製氷機の制御装置の動作を示
すフローチャート
【図11】従来の製氷機の制御装置の製氷機の断面図
【図12】従来の製氷機の制御装置の機能ブロック図
【図13】従来の製氷機の制御装置の動作を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1 製氷機本体 2 蒸発器 3 凝縮器 4 電動圧縮機 5 冷却装置 6 冷却用ファン及びそのモータ 7 貯水タンク 8 循環ポンプ装置 9 温度検出装置 10 板氷切断用ヒータ装置 11 貯氷庫 12 満氷検出装置 13 給水管 14 給水弁 15 排水パイプ 16 上位水位検出装置 17 下位水位検出装置 18 電磁弁 19 予冷タイマー 20、20a、20b、20c、20d、20e 主制
御部 21 貯氷時運転スイッチ 22 タイマー装置 23 設定装置 24 記憶装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を蒸発させる蒸発器と、冷媒を凝縮
    させる凝縮器と、前記蒸発器及び前記凝縮器と共に冷却
    回路を形成する電動圧縮機と、前記蒸発器を具備し氷塊
    を生成する冷却装置と、製氷水を貯水する貯水タンク
    と、前記冷却装置に製氷水を循環する循環ポンプ装置
    と、前記冷却装置の温度を検出する温度検知装置と、製
    氷された氷が貯氷庫に満氷になったことを検出する満氷
    検出装置と、前記電動圧縮機、前記循環ポンプ装置、前
    記温度検知装置、及び前記満氷検出装置とに接続され、
    前記温度検出装置にて離氷終了を検出した時点で、前記
    満氷検出装置にて満氷が検出されている場合、貯氷モー
    ドとなり前記温度検出装置の温度により、前記電動圧縮
    機のみを動作させ前記冷却装置により貯氷庫の氷が融解
    しない所定温度に制御する主制御部とからなる製氷機の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 主制御部と接続され貯氷モードにおい
    て、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御を行うか、行
    わないかを選択することができる貯氷時運転スイッチを
    設け、前記主制御部は前記貯氷時運転スイッチの状態に
    より貯氷モードでの貯氷庫の氷が融解しない所定温度制
    御を行うか行わないかを容易に切替える事を特徴とする
    請求項1記載の製氷機の制御装置。
  3. 【請求項3】 貯氷時運転スイッチの代わりに前記主制
    御部に接続されたタイマー装置を設け、前記主制御部は
    貯氷モードに移行した場合、前記タイマー装置により貯
    氷モードに移行してからの時間が予め記憶している所定
    時間未満の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制
    御を行わず、所定時間以上の場合は、貯氷庫の氷が融解
    しない所定温度制御を開始する事を特徴とする請求項1
    の製氷機の制御装置。
  4. 【請求項4】 主制御部と接続され曜日別に貯氷モード
    時の貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御の有無を設定
    できる設定装置を設け、前記主制御部は貯氷モードに移
    行した場合、前記タイマー装置と前記設定装置の設定状
    態から貯氷庫の氷が融解しない所定温度に制御を行うか
    行わないかを自動的に切替える事を特徴とする請求項3
    の製氷機の制御装置。
  5. 【請求項5】 設定装置の代わりに前記主制御部と接続
    され曜日別の平均貯氷モード時間を記憶する記憶装置を
    設け、前記主制御部は貯氷モードに移行した場合、前記
    タイマー装置により曜日を判定し、前記記憶装置に記憶
    されている平均貯時間が予め記憶している所定時間未満
    の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所定温度制御を行わ
    ず、所定時間以上の場合は、貯氷庫の氷が融解しない所
    定温度に制御することを自動的に切替える事を特徴とす
    る請求項3の製氷機の制御装置。
JP7614196A 1996-03-29 1996-03-29 製氷機の制御装置 Pending JPH09264644A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032062A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012032062A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機

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