JPH09264214A - V型2サイクルエンジンの吸気装置 - Google Patents

V型2サイクルエンジンの吸気装置

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Publication number
JPH09264214A
JPH09264214A JP7706196A JP7706196A JPH09264214A JP H09264214 A JPH09264214 A JP H09264214A JP 7706196 A JP7706196 A JP 7706196A JP 7706196 A JP7706196 A JP 7706196A JP H09264214 A JPH09264214 A JP H09264214A
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JP
Japan
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intake pipe
engine
intake
attached
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP7706196A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamada
俊之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7706196A priority Critical patent/JPH09264214A/ja
Publication of JPH09264214A publication Critical patent/JPH09264214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インテークパイプの取付けが容易になり作業
性が向上すると共に、締め付け位置が自由に取れるため
に、コンパクトな設計が可能なV型2サイクルエンジン
の吸気装置を提供する。 【解決手段】 クランクケース11にインテークパイプ
21を取り付ける際には、前記専用ホルダー22のイン
テークパイプ21を取り付けてその専用ホルダー22を
エンジンのクランクケース11に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、V型2サイクルエ
ンジンのリードバルブへのインテークパイプの取付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンにおいて、リードバ
ルブ方式のものは、キャブレターからの吸気(混合気)
をインテークパイプを通じてクランクケース内に導入し
ており、クランクケース吸気入口(吸気ポート)に逆止
弁としてのリードバルブを取り付けて、キャブレターか
ら一旦ケース内に導入された吸気が戻らないようにして
いる。2サイクルエンジンのうちで、V型に気筒が配列
されたV型エンジンであって、レース用のもの等ではコ
ンパクト化をはかるために、Vバンクの間にキャブレタ
ーを一列に配列しかつ隣接してリードバルブを配列して
いるものがある。図7にその種のV型4気筒のエンジン
の例を示す。
【0003】図7のエンジンは、4の気筒10a,10
a,10b,10bが上下に2つづつ側面視でV型に配
置されたのであって、各気筒10a,10bのクランク
ケース11は一体なものである。図示しない各気筒毎の
キャブレターがVバンクの間に並べられてそのキャブレ
ターからそれぞれインテークパイプ12を介して吸気入
り口13に混合気が流れるようになっており、この吸気
入り口にはそれぞれリードバルブ14が設けられてい
る。
【0004】これらリードバルブ14は、図8の(a)
に示すような、各バンクに対応する斜面部が側面視(ク
ランク軸方向視)Vの字状かつ正面視谷形状に組合わせ
られた取付け面部15aを有する取付け用アッセンブリ
ー15によりクランクケース11の吸気入り口13に取
り付けられている。インテークパイプ12は、同図の
(b)に示すような、クランクケース側取付けフランジ
16aとキャブレター側取付けのフランジ16bを有し
ており、インテークパイク12がそれぞれ4箇所(前記
フランジ16aの角部の4箇所)でビス17で前記リー
ドバルブ14と共締めされている。また、インテークパ
イプ12は図8の(b)に示すものが前記アッセンブリ
ー15の吸気入り口13に対応して4つ設けられてお
り、各インテークパイプ12は、そのキャブレター側開
口12aが、上下の気筒で同一水平位置になるように、
図8(a)のようにVバンクに挟まれて一列に並んでい
る。なお、符号18は前記ビス17の締着孔である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記隣
り合う上下気筒用のインテークパイプ12,12のビス
17を締め付けるに際して、図8に符号17aで示すよ
うに(対応するビス孔を符号18aで示す)、ビス17
はちょうどインテークパイプ12のキャブレター側フラ
ンジ16bに干渉して隠れてしまい、ビス17の締め付
けが非常に困難である。
【0006】したがって、インテークパイプ12ひいて
はリードバルブ14の締着に際してネジ部を破損しやす
いという問題点があった。これに対して、前記の干渉を
避ける設計をしたとしても、取付け部分が大型化して吸
気口でのシール性が低下したり、エンジンが大型化した
りするという問題点が生じる。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、インテークパイプの取付けが
容易になり作業性が向上すると共に、締め付け位置が自
由に取れるために、コンパクトな設計が可能なV型2サ
イクルエンジンの吸気装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
課題を解決するため、キャブレタからの吸気を、インテ
ークパイプを介してリードバルブの設けられた吸気ポー
トに導くようにしたV型2サイクルエンジンにおいて、
Vバンク間に位置する吸気ポートにリードバルブを取り
付け、インテークパイプとキャブレタがVバンク間に位
置して並べられたエンジンであって、各バンク用のイン
テークパイプを専用ホルダーに取り付けて、この専用ホ
ルダーをエンジンに締着することにより、インテークパ
イプをエンジンに取り付けるようにしたことを特徴とす
るV型2サイクルエンジンの吸気装置の構成を有する。
【0009】請求項1の発明よれば、V型2サイクルエ
ンジンにおいて、各バンク用のインテークパイプを専用
ホルダーに取り付けて、この専用ホルダーをエンジンに
締着することにより、インテークパイプをエンジンに取
り付けるようにしたので、インテークパイプを直接エン
ジンに取り付けることなく専用ホルダーを介してインテ
ークパイプをエンジンに取り付け可能にしている。した
がって、インテークパイプをそのままエンジンに締着す
ることに比較して、インテークパイプ取付け用のビス等
の締着部を干渉しない部分に設計することができ、か
つ、専用ホルダーも取付けやすく設計できるため、イン
テークパイプの取付けを容易に行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、前記図7、図8と同
様の部分には同一の符号を付してその説明を略する。図
1〜図6は、実施形態のエンジンの説明図であって、図
1は気筒の軸に沿ったエンジンの縦断面図、図2はイン
テークパイプの組み立て説明図、図3はインテークパイ
プの説明図、図4は専用ホルダーの説明図の説明図、図
5はリードバルブ取付けアッセンブリーの説明図、図6
はインテークパイプの専用ホルダーへの取付け状態説明
図である。
【0011】実施形態のエンジンは、4気筒のV型2サ
イクルエンジンであって、2つの気筒10a,10aお
よび10b,10bづつがクランク軸方向に並列されて
その2つの気筒が上下に配列されて側面視(クランク軸
方向視)で「V」の字を呈するように配置されている。
【0012】また、前記上下の気筒10a,10bはV
バンクを形成しており、クランクケース11において、
該Vバンクの間に位置する箇所には、吸気ポートとして
の吸気入り口13を各気筒10a,10bそれぞれに対
応して形成し、この吸気入り口13にはリードバルブ1
4を取付け用アッセンブリー20により取り付けてい
る。そして、インテークパイプ21とキャブレター(図
示省略)の取付け位置がVバンク間に一列に並べられて
いる。
【0013】各バンク用のインテークパイプ21は、専
用ホルダー22にビス23で取り付けて、この専用ホル
ダー22をエンジンにビス24で締着することにより、
インテークパイプ21をエンジンに取り付けるようにし
ている。
【0014】各部の詳細を説明する。図2に示すよう
に、クランクケース11において各気筒10a,10
a,10b,10bの吸気入り口13は、上下の気筒で
挟まれる箇所(Vバンクの一例)に隣接して設けられて
いる。
【0015】図3は、インテークパイプ21aの(a)
が平面図は、(b)が縦断面図、(c)が下面図であ
る。図2、図3に示すように、吸気入り口13側に締着
するフランジ21aとキャブレター側に取り付けるフラ
ンジ21bをそれぞれ有しており、フランジ21aはほ
ぼ矩形状を呈していて4隅に切り欠き部21a1が形成
されている。インテークパイプ21管路部21cはキャ
ブレターに対応するように曲がっており、吸気入り口1
3が下向きのときも上向きのときもキャブレター側に同
じように向くように形成されている。
【0016】また、前記フランジ21aの長手方向の両
端部には、切り欠き部21a1に挟まれた位置に専用ホ
ルダー22に取り付けるビス23を通す孔21d,21
dが穿設されている。それと共に、管路部21cの曲が
り側の辺部は幅方向に突出部21e1が突出形成されて
おり、フランジ21aを締着する際に前記アッセンブリ
ー20に直接締着するためのビス孔21eが前記突出部
21e1に形成されている。
【0017】図4は、前記専用ホルダー22の説明図で
あって、(a)は長辺側の側面視図、(b)は平面図、
(c)は短辺側の側面視図である。図4に示すように、
前記ホルダー22はその本体部22a平面視で中央の空
いた(空間部22b)四角形を2つ繋いだ形状をほぼ呈
しており、両端部と中央部とから先端の平坦なクランク
軸方向にそって見てほぼ三角形状を呈する足部22cが
本体部22aの裏面側に突出している。この足部22c
にはインテークパイプ21締着用の雌ネジの切られたビ
ス孔22c1が形成される。また、取付けアッセンブリ
ー20への定着用のビス孔22dが穿設されている。
【0018】インテークパイプ21の前記専用ホルダー
22への取付けは、その専用ホルダー22の裏面側から
管路部21を前記ホルダー本体部22aの空間部22b
に通して、図4の(c)に一部示すように、インテーク
パイプ21のフランジ21aの両端部を前記足部22c
に当接し、ビス23をビス孔21dに通しかつ前記足部
22cのビス孔22c1に螺着することにより締着す
る。なお、ビス23は例えば皿ネジであってそのネジ頭
に対応して前記フランジ21aのビス孔21dは座ぐり
されている。
【0019】前記取付けアッセンブリー20は、図5に
示すように、各バンクに対応する斜面部が側面視(クラ
ンク軸方向視)Vの字状かつ正面視谷形状に組合わせら
れた取付け面部20aを有し、その中央部に前記吸気入
り口13に吸気を通じるように形成された孔20a1の
周囲部には、アッセンブリー20の裏側(エンジン側)
にリードバルブ14を取付けるためにビス孔20bが形
成される。それと共に、アッセンブリー20の表側(キ
ャブレター側)に前記専用ホルダー22締着用のビス孔
(雌ネジを切ってある)20cが形成される。さらに、
前記インテークパイプ21を前記ビス孔21eを通して
直接ビスで締着するためのビス孔20dも形成されてい
る。これらのビス孔21e,20dを通しての締着によ
り締着強さを増強する。前記のビス孔21eは、インテ
ークパイプ21で隠れる箇所ではないので、締着が容易
である。
【0020】クランクケース11にインテークパイプ2
1を取り付ける際には、図6に示すように、前記専用ホ
ルダー22のインテークパイプ21を取り付けてその専
用ホルダー22をエンジンのクランクケース11に取り
付ける。したがって、インテークパイプ21をそのまま
エンジンに締着することに比較して、インテークパイプ
取付け用のビス等の締着部を干渉しない部分に設計する
ことができ、専用ホルダー22も取付けやすく設計でき
るため、インテークパイプの取付けを容易に行えるよう
になる。
【0021】なお、前記実施形態では、前方に向かう4
気筒のV型2サイクルエンジンを例示したが、気筒数は
それ以外の形式の例えば前後あるいは左右に配列された
複数気筒のV型エンジンに同様に採用できることは明ら
かである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
専用ホルダーにインテークパイプを取り付けてその専用
ホルダーをエンジンに取り付けることができる。したが
って、インテークパイプをそのままエンジンに締着する
ことに比較して、インテークパイプ取付け用のビス等の
締着部を干渉しない部分に設計することができ、専用ホ
ルダーも取付けやすく設計できるため、インテークパイ
プの取付けを容易に行えるようになる。よって、インテ
ークパイプの取付けが容易になり作業性が向上すると共
に、締め付け位置が自由に取れるために、コンパクトな
設計が可能なV型2サイクルエンジンの吸気装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のエンジンの説明図であって、気筒の
軸に沿ったエンジンの縦断面図である。
【図2】インテークパイプのクランクケースへの取付け
説明図である。
【図3】インテークパイプの説明図であり、(a)はキ
ャブレター側からみた平面図、(b)は管路断面図、
(c)は底面図である。
【図4】専用ホルダーの説明図であって、(a)は長辺
側の側面視図、(b)は平面図、(c)は短辺側の側面
視図である。
【図5】リードバルブ取付けアッセンブリーの説明図で
ある。
【図6】インテークパイプの専用ホルダーへの取付け状
態説明図である。
【図7】従来のVバンクのエンジンの断面説明図であ
る。
【図8】(a)は従来のインテークパイプの取付けアッ
センブリー、(b)はインテークパイプの説明図であ
る。
【符号の説明】
10a,10a,10b,10b エンジンの各気筒 11 クランクケース 13 吸気入り口 20 アッセンブリー 21 インテークパイプ 22 専用ホルダー 23,24 ビス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブレタからの吸気を、インテークパ
    イプを介してリードバルブの設けられた吸気ポートに導
    くようにしたV型2サイクルエンジンにおいて、 Vバンク間に位置する吸気ポートにリードバルブを取り
    付け、インテークパイプとキャブレタがVバンク間に位
    置して並べられたエンジンであって、各バンク用のイン
    テークパイプを専用ホルダーに取り付けて、この専用ホ
    ルダーをエンジンに締着することにより、インテークパ
    イプをエンジンに取り付けるようにしたことを特徴とす
    るV型2サイクルエンジンの吸気装置。
JP7706196A 1996-03-29 1996-03-29 V型2サイクルエンジンの吸気装置 Pending JPH09264214A (ja)

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JP7706196A JPH09264214A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 V型2サイクルエンジンの吸気装置

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JP7706196A JPH09264214A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 V型2サイクルエンジンの吸気装置

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JPH09264214A true JPH09264214A (ja) 1997-10-07

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ID=13623287

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JP7706196A Pending JPH09264214A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 V型2サイクルエンジンの吸気装置

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