JPH09263428A - 多層複層ガラス - Google Patents

多層複層ガラス

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JPH09263428A
JPH09263428A JP8077068A JP7706896A JPH09263428A JP H09263428 A JPH09263428 A JP H09263428A JP 8077068 A JP8077068 A JP 8077068A JP 7706896 A JP7706896 A JP 7706896A JP H09263428 A JPH09263428 A JP H09263428A
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JP
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glass
plate
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layered
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JP8077068A
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English (en)
Inventor
Yuji Miyaake
雄司 宮明
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C27/00Joining pieces of glass to pieces of other inorganic material; Joining glass to glass other than by fusing
    • C03C27/06Joining glass to glass by processes other than fusing
    • C03C27/10Joining glass to glass by processes other than fusing with the aid of adhesive specially adapted for that purpose

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】生産性と断熱性に優れた多層複層ガラスの提
供。 【解決手段】内板ガラス2a及び外板ガラス2bと、そ
の間に配されていて保持部材8で保持された板状部材2
cが、連結部材7により連結されたスペーサ3a、3b
を介在して隔置されて空気層10、10が形成され、ス
ペーサ3a、3bのガラス板端縁側に2次シール6が施
されて、多層複層ガラス1aを形成している。4a、4
b、4c、4dは1次シールである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層複層ガラスに関
する。
【0002】
【従来の技術】現状の複層ガラスは、その複層化手段と
して内外に1枚ずつ計2枚の板ガラスを使用し、これら
2枚の板ガラスをその周辺部に配されているスペーサで
離隔し、2枚の板ガラス間に空気層を形成し、かつ、ス
ペーサと板ガラス間に透湿防止効果の優れたブチルゴム
の1次シールを施し、スペーサの板ガラス端縁側に2次
シールを施して、空気層の気密性を保ち、結露を防止す
るようにしてある。
【0003】このような2枚の板ガラスからなる複層ガ
ラスにおいては、空気層の厚みが増したり、複層ガラス
の使用条件などによっては、空気層内部に対流を起こし
て断熱性能が低下する場合が考えられる。
【0004】複層ガラスは垂直方向に設置するのが一般
的であるが、天窓として用いる場合のように水平方向に
設置して用いる場合には、封入された空気の対流で断熱
性が低下する場合が考えられる。
【0005】このような問題を解決するために、図11
に示すような、板ガラスを3枚以上用いた多層複層ガラ
スが考えられるが(本明細書において、多層とは空気層
が2層以上形成されていることを、複層とは板ガラスが
2枚以上使用されていることを意味するものとす
る。)、このような構造の多層複層ガラスでは、多層に
なればなるほど生産性が落ち、結果として高価格とな
る。
【0006】例えば、空気層が2層形成された多層複層
ガラスは、図11のように、板ガラス2a、2c、2b
がその周辺部に配されているスペーサ3、3により離隔
され空気層10、10が形成されている。板ガラス2
a、2c、2bとスペーサ3、3との間にはブチルゴム
による1次シール4a、4c、4d、4bが施され、ス
ペーサ3、3の板ガラス端縁側には2次シール6、6が
施されている。スペーサ3の内部には乾燥剤5が配され
ている。
【0007】1度目の生産ラインで、板ガラス2aと板
ガラス2cとがスペーサ3により空気層10を形成する
ように1次シール4a、4cが施され、1次シール4
a、4cを均一に伸ばすために、板ガラス2aと板ガラ
ス2cとの両端からのプレスが行われ、さらに2次シー
ル6が施された後、2度目の生産ラインで、同様にし
て、この単純な複層ガラスと板ガラス2bとがスペーサ
3により空気層10を形成するように1次シール4b、
4dと2次シール6が施されて複層ガラスが生産され
る。
【0008】一方、2枚の板ガラスにより1層の空気層
を形成した単純な複層ガラスの場合は、複層ガラス生産
ラインに1度通すことにより製造できる。
【0009】したがって、空気層が2層以上形成された
多層複層ガラスの場合は、この生産ラインに2度以上通
して生産する必要があり、非常に生産性が落ちるという
難点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、生産性に優
れた低価格の多層複層ガラス、さらには、断熱性がより
優れた多層複層ガラスの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内板ガラスと
外板ガラスとその間に配された板状部材又はフィルム
(以下、フィルムを含め板状部材という)とをこの順序
で、それぞれの周縁部の間にスペーサを介在させて隔置
させ、それぞれの間に空気層を形成させ、スペーサの板
ガラス端縁側に2次シールが施されてなる多層複層ガラ
スにおいて、前記板状部材が内板ガラス及び外板ガラス
よりも短寸法に形成され、この短寸法の板状部材が、内
板ガラスと外板ガラスとの間の端部内側において保持部
材により保持又は挟持され、該保持部材が、連結部材に
より連結された隣り合うスペーサにより挟持されてなる
ことを特徴とする多層複層ガラスを提供する。
【0012】また、本発明は、内板ガラスと外板ガラス
とその間に配された板状部材とをこの順序で、それぞれ
の周縁部の間にスペーサを介在させて隔置させ、それぞ
れの間に空気層を形成させ、スペーサの板ガラス端縁側
に2次シールが施されてなる多層複層ガラスにおいて、
前記板状部材が内板ガラス及び外板ガラスよりも短寸法
に形成され、この短寸法の板状部材が、内板ガラスと外
板ガラスとの間の端部内側において保持部材により保持
又は挟持され、該保持部材が、複数個の本体部とこれら
隣り合う本体部を連結する連結部とを有するスペーサに
より挟持されてなることを特徴とする多層複層ガラスを
提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
「本発明の多層複層ガラスの第1実施例」図1、図2、
図5によって、本発明の多層複層ガラスの第1実施例を
説明する。内板ガラス2a及び外板ガラス2bとその間
に配される板状部材2cがスペーサ3a、3bを介在し
て隔置されて空気層10、10が形成され、スペーサ3
a、3bのガラス板端縁側に2次シール6が施されて、
多層複層ガラス1aを形成している。スペーサ3a、3
b中には、乾燥剤5が配されている。
【0014】内板ガラス2a及び外板ガラス2bは、板
状部材2cより長寸法の板ガラスであり、板状部材2c
は短寸法の板ガラスである。板状部材2cの端部は、断
面略C字状、又は略コ字状の保持部材8により保持され
ている。板状部材2cは、板ガラスでもプラスチック製
板でもよく、透明でも不透明でよく、無色でも着色して
いてもよい。
【0015】隣り合うスペーサ3a、3bは、保持部材
8の両端部を挟持するように配され、しかも、連結部材
7により連結されている。保持部材8として断面略J字
形状のもの左右2個の保持部材を用い、これにより板状
部材を保持することもできる。スペーサ3a、3bや保
持部材8には、アルミニウム合金やアルミニウム合金に
樹脂を一体成形したもの、又は塩化ビニル樹脂、エチレ
ン・プロピレン共重合体、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ゴムなどの樹脂製のものなどを使用できる。
【0016】内板ガラス2aとスペーサ3aとの間には
1次シール4aが、スペーサ3aと保持部材8との間に
は1次シール4cが、スペーサ3bと保持部材8との間
には1次シール4dが、スペーサ3bと外板ガラス3b
との間には1次シール4bが施されている。1次シール
は、ブチルゴムによるシールなどを使用できる。
【0017】本実施例においては、従来の生産ラインに
多層複層ガラスを1回通せばよいので、生産性に優れ低
価格で生産できる。
【0018】すなわち、別ラインで、板状部材2cを保
持部材8で保持し、さらにこの保持部材8を、連結部材
7で連結したスペーサ3a、3bにより挟持し、1次シ
ール4a、4b、4c、4dを施してプレスしておく。
生産ラインでは、前処理されたこの中間製品を、内板ガ
ラス2aと外板ガラス2bで挟持し、1次シール4a、
4bを施してプレスして、2次シール6を単に1回施せ
ばよい。このように、生産ラインでの2次シールもプレ
スも1回で済むことにより、生産性が向上する。
【0019】連結部材7は、橋部24とその両端に係止
部25a、25bとを有し、隣り合うスペーサ3a、3
bは、各々断面略ロ字状であり、その板状部材2c側で
かつ2次シール6側である角部近傍に、係止部25a、
25bの形状に各々対応した形状の係止溝21、21を
有する。
【0020】連結部材7は、金属製芯22の周囲に樹脂
コート23が一体的形成されてなる金属芯樹脂コート成
形品であり、金属製芯22としてはアルミニウム合金製
のものなどが、樹脂コート22としてはポリアミド製や
塩化ビニル製のものなどが用いられる。
【0021】本実施例においては、隣り合うスペーサ3
a、3bが連結部材7により連結されているので、外板
ガラス2bから内板ガラス2aへの熱伝達断面積が連結
部材7の部分で小さくなり、断熱効果が高まる。さら
に、連結部材7として、金属芯樹脂コート成形品を用い
ることにより一層断熱効果が高まる。
【0022】図5(a)に示すように、本発明の多層複
層ガラス1aは、框50にグレージングチャンネル51
を用いて固定して嵌め込んだり、図5(b)に示すよう
に、框50内にバックアップ材52、52によりその両
側面を支持し、バックアップ材52、52の外側をシー
ル材53、53でシールするなどして用いる。
【0023】「本発明の多層複層ガラスの第2実施例」
図3によって、本発明の多層複層ガラスの第2実施例を
説明する。本実施例では、第1実施例における1次シー
ル4c、4dを用いず、連結部7の2次シール側の隣り
合うスペーサ3a、3b間に1次シールとしてのブチル
シール60が施工されている。第1実施例と同様な効果
が得られ、前述同様の中間製品製造においてプレス工程
が不要という利点もある。
【0024】「本発明の多層複層ガラスの第3実施例」
図4によって、本発明の多層複層ガラスの第3実施例を
説明する。本実施例では、第1実施例における1次シー
ル4c、4dを用いず、連結部7とスペーサ3c、3d
間に1次シールとしてのブチルシール61、61が施工
されている。第1実施例と同様な効果が得られ、前述同
様の中間製品製造においてプレス工程が不要という利点
もがある。
【0025】「本発明の多層複層ガラスの第4、5実施
例」図6、図7によって、本発明の多層複層ガラスの第
4、5実施例を説明する。内板ガラス2a及び外板ガラ
ス2bとその間に配される板状部材(図6においては透
明な板ガラス2cであり、図7においてはプラスチック
製の不透明板状部材32である)がスペーサ13を介在
して隔置されて空気層10、10が形成され、スペーサ
13のガラス板端縁側に2次シール6が施されて、多層
複層ガラス1b、1cを形成している。5は乾燥剤であ
る。
【0026】図7の第5実施例においては、板状部材と
してプラスチック製の不透明板状部材32を用いてお
り、プラスチック製であることにより断熱効果が高ま
り、不透明であることによりブラインド効果が得られ
る。
【0027】内板ガラス2a及び外板ガラス2bは長寸
法の板ガラスである。板状部材としての図6の板ガラス
2c、及び図7の不透明板状部材32は短寸法の板状部
材であり、その端部は断面略C字状の保持部材8により
保持されている。
【0028】スペーサ13は断面略ロ字状の本体部31
a、31bと、この隣り合う本体部31a、31bを連
結する連結部30とを有し、隣り合う本体部31a、3
1bは保持部材8の両端部を挟持するように配されてい
る。スペーサ13としては、アルミニウム合金などの金
属製のものや樹脂製のものなどを使用できる。
【0029】内板ガラス2aとスペーサ13の本体部3
1aとの間には1次シール4aが、スペーサ13の本体
部31bと外板ガラス3bとの間には1次シール4bが
施されている。
【0030】本実施例においても第1実施例同様に、従
来の生産ラインに多層複層ガラスを1回通せばよいの
で、生産性に優れ低価格で生産できる。
【0031】このような2層の空気層を持った多層複層
ガラスの従来例においては、図11に示すように、ブチ
ルゴムの透湿防止シールを4か所の境界面に施す必要が
あったが、この実施例においては、2か所の境界面に施
せばよいので従来よりも透湿防止効果が高くなる。
【0032】本実施例においても、スペーサ13の隣り
合う本体部31a、31bが連結部30により連結され
ているので、外板ガラス2bから内板ガラス2aへの熱
伝達断面積が連結部30の部分で小さくなり、断熱効果
が高まる。
【0033】以上の点は、後述の第6実施例においても
同様である。
【0034】「本発明の多層複層ガラスの第6実施例」
図8、図9によって、本発明の多層複層ガラスの第6実
施例を説明する。第2、3実施例で述べた点は、第6実
施例においてもほとんど同様なので異なる点を以下に述
べる。
【0035】板状部材が複数枚の小片の板状部材(透明
板ガラス2c、ガラス製の不透明板状部材32、・・
・)よりなり、スペーサ13の枠内に格子17が配さ
れ、板状部材としての透明板ガラス2cの端部が断面略
C字状の保持部材8bにより保持され、板状部材として
の不透明板状部材32の端部が断面略C字状の保持部材
8cにより保持されている。
【0036】格子17は断面略ロ字状の本体部35a、
35bと、この隣り合う本体部35a、35bを連結す
る連結部36とを有し、隣り合う本体部35a、35b
は保持部材8b、8cの両端部を挟持するように配され
ている。
【0037】図9は複層ガラス1fを框50に嵌め込ん
だ正面図を示し、透明領域40には、板状部材として透
明板ガラス2cを用い、不透明領域41には、板状部材
としてガラス製の不透明板状部材32を用いている。
【0038】本実施例は、透明領域と不透明領域を組み
合わせた格子の例であるが、無色領域と着色領域を組み
合わせても用いられる。このようにして、本実施例で
は、意匠性に優れた多層複層ガラスを提供できる。
【0039】「本発明の多層複層ガラスの第7実施例」
図10によって、本発明の多層複層ガラスの第7実施例
を説明する。本実施例では、フィルム15が、隣り合う
本体部31a、31bの間に挿入されている、保持部材
としてのフィルム押さえ15により保持されている。フ
ィルム15としては、低放射率のフィルムなどが用いら
れ、多層複層ガラス1gの断熱性の向上を安価に達成で
きる。フィルム押さえ15としては、金属製のものや、
金属芯樹脂コート製のものなどを用いる。
【0040】
【発明の効果】本発明の上記構成により、多層複層ガラ
スの生産性が大幅に向上し、価格的にも今までより大幅
に安くできる。性能面でも、連結部及び連結部材の電熱
面積が小さいので断熱性が向上し、内包される板状部材
をフィルムや樹脂にすれば、さらに断熱性が向上する。
さらに現状のエッジ部分の断熱性向上として、金属芯樹
脂コートの連結部材によりスペーサを連結することによ
り、より一層断熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層複層ガラスの第1実施例の要部断
面図。
【図2】図1における主要部品の説明図であって、
(a)はスペーサの斜視図、(b)は連結部材の斜視
図。
【図3】本発明の多層複層ガラスの第2実施例の要部断
面図。
【図4】本発明の多層複層ガラスの第3実施例の要部断
面図。
【図5】図1の多層複層ガラスを用いた障子の説明図で
あって、(a)はグレージングチャンネルを用いた場合
の要部断面図、(b)はシール材を用いた場合の要部断
面図。
【図6】本発明の多層複層ガラスの第4実施例の要部断
面図。
【図7】本発明の多層複層ガラスの第5実施例の要部断
面図。
【図8】本発明の多層複層ガラスの第6実施例の要部断
面図。
【図9】図8の多層複層ガラスを用いた障子の正面図。
【図10】本発明の多層複層ガラスの第7実施例の要部
断面図。
【図11】従来の多層複層ガラスの要部断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g:多層
複層ガラス 2a、2b、2c:板ガラス 3、3a、3b、3c、3d、13:スペーサ 4a、4b、4c、4d:1次シール 6:2次シール 7:連結部材 8、8b、8c:保持部材 10:空気層 14:フィルム 15:フィルム押さえ(保持部材) 17:格子 21:係止溝 22:金属芯 23:樹脂コート 24:橋部 25a、25b:係止部 30、36:連結部 31a、31b、35a、35b:本体部 32:不透明板状部材 40:透明領域 41:不透明領域 60、61:ブチルシール(1次シール)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内板ガラスと外板ガラスとその間に配され
    た板状部材又はフィルム(以下、フィルムを含め板状部
    材という)とをこの順序で、それぞれの周縁部の間にス
    ペーサを介在させて隔置させ、それぞれの間に空気層を
    形成させ、スペーサの板ガラス端縁側に2次シールが施
    されてなる多層複層ガラスにおいて、前記板状部材が内
    板ガラス及び外板ガラスよりも短寸法に形成され、この
    短寸法の板状部材が、内板ガラスと外板ガラスとの間の
    端部内側において保持部材により保持又は挟持され、該
    保持部材が、連結部材により連結された隣り合うスペー
    サにより挟持されてなることを特徴とする多層複層ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】前記連結部材が橋部とその両端に係止部と
    を有し、前記連結部材により連結されている隣り合うス
    ペーサが、前記係止部の形状に対応した形状の係止溝を
    有する請求項1の多層複層ガラス。
  3. 【請求項3】前記連結部材が、金属製芯の周囲に樹脂コ
    ートを一体的成形してなる金属芯樹脂コート成形品であ
    る請求項2の多層複層ガラス。
  4. 【請求項4】内板ガラスと外板ガラスとその間に配され
    た板状部材とをこの順序で、それぞれの周縁部の間にス
    ペーサを介在させて隔置させ、それぞれの間に空気層を
    形成させ、スペーサの板ガラス端縁側に2次シールが施
    されてなる多層複層ガラスにおいて、前記板状部材が内
    板ガラス及び外板ガラスよりも短寸法に形成され、この
    短寸法の板状部材が、内板ガラスと外板ガラスとの間の
    端部内側において保持部材により保持又は挟持され、該
    保持部材が、複数個の本体部とこれら隣り合う本体部を
    連結する連結部とを有するスペーサにより挟持されてな
    ることを特徴とする多層複層ガラス。
  5. 【請求項5】前記スペーサの枠内に格子が配され、中間
    保持部材が板状部材を保持し、格子が中間保持部材を介
    して板状部材を挟持している請求項1、2、3又は4の
    多層複層ガラス。
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