JPH09262958A - コードデータ出力装置 - Google Patents

コードデータ出力装置

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JPH09262958A
JPH09262958A JP8073483A JP7348396A JPH09262958A JP H09262958 A JPH09262958 A JP H09262958A JP 8073483 A JP8073483 A JP 8073483A JP 7348396 A JP7348396 A JP 7348396A JP H09262958 A JPH09262958 A JP H09262958A
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弘之 福田
Shinzou Matsui
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40068Modification of image resolution, i.e. determining the values of picture elements at new relative positions

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
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  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドットコードの使用環境を考慮して、ドットコ
ードの構成を最適なものにして出力できるようにするこ
と。 【解決手段】コードデータ出力装置10は、印刷すべき
ドットコードの画像としてのデータを入力乃至生成する
画像データ入力生成部12と、該画像データ入力生成部
12で入力乃至生成される画像データの解像度に関する
パラメータ情報を設定するための解像度パラメータ設定
部16と、該解像度パラメータ設定部16で設定された
解像度に関するパラメータ情報を、適用された刷版の作
成装置20が固有に持つ解像度に関する特性に応じて修
正を行う解像度パラメータ修正部18と、上記入力乃至
生成された画像データを、上記解像度パラメータ修正部
18で修正された解像度に関するパラメータ情報に従っ
て上記刷版の作成装置20に出力する画像データ出力部
14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷刷版に形成さ
れる画像データを生成する工程において、素材を全てコ
ンピュータに取り込み、コンピュータで編集及び印刷刷
版上に形成される網点画像への変換を行って出力するデ
ータ出力装置に係り、特に、音声や音楽等のオーディオ
情報、カメラやビデオ機器等から得られる映像情報、及
びパーソナルコンピュータやワードプロセッサ等から得
られるディジタルコードデータ、等を含めた所謂マルチ
メディア情報を光学的に読み取り可能なドットコードと
して印刷媒体に印刷するときに用いる刷版の作成装置に
対し、上記マルチメディア情報に対応した印刷すべきド
ットコードの画像としてのデータを出力するコードデー
タ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声や音楽等を記録する媒体
として、磁気テープや光ディスク等、種々のものが知ら
れている。しかしこれらの媒体は、大量に複製を作った
としても単価はある程度高価なものとなり、またその保
管にも多大な場所を必要としていた。さらには、音声を
記録した媒体を、遠隔地にいる別の者に渡す必要ができ
た場合には、郵送するにしても、また直に持っていくに
しても、手間と時間がかかるという問題もあった。ま
た、オーディオ情報以外の、カメラ,ビデオ機器等から
得られる映像情報、及びパーソナルコンピュータ,ワー
ドプロセッサ等から得られるディジタルコードデータ、
等をも含めた所謂マルチメディア情報全体に関しても同
様であった。
【0003】このような問題に対処するべきものとし
て、特開平6−231466号公報には、オーディオ情
報,映像情報,ディジタルコードデータの少なくとも1
つを含むマルチメディア情報を、ファクシミリ伝送が可
能で、また大量の複製が安価に可能な画像情報即ち符号
化情報としての複数のドットを2次元に配置してなる2
次元コードパターンの形で紙等の情報記録媒体に記録す
るシステム及びそれを再生するためのシステムが開示さ
れている。
【0004】この公報に開示されている2次元コードパ
ターンとしてのドットコードのデータフォーマットで
は、一つのブロックが、マーカ、ブロックアドレス、及
びアドレスのエラー検出,エラー訂正データと、実際の
データが入るデータエリアとから成り、そして、このブ
ロックが縦,横、2次元的に配列され、それが集まって
ドットコードという形で形成される。
【0005】また、本発明の出願人は、上記のようなド
ットコードの記録密度を向上させ得るフォーマットを開
発し、例えば、特願平6−313698号として出願し
ている。これは、図18に示すように、マーカ174に
対して所定の位置、例えば第1の方向に隣接するマーカ
間に、所定のマッチングパターンドット278を配し、
且つマーカ174に対して所定の位置、例えば第2の方
向に隣接するマーカ間に、ブロックアドレスを示すアド
レスドット280を配したものである。ここで、これら
パターンドット278及びアドレスドット280は、デ
ータエリア180内に配されるデータドット282と同
じ大きさのドットで構成されている。而して、このよう
なドットコード170では、配列方向及びデータドット
282の読み取り基準点となるマーカ174の真中心
を、予め決められたパターンを有するパターンドット2
78を使用して求めることができるので、簡単且つ高精
度に読み取り基準点を求めることができる。従って、例
えコードパターンが高密度記録されたとしても、各デー
タドット282の位置を高精度に算出でき、元のマルチ
メディア情報を確実に再生できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なドットコードにおいては、パターンドット278やア
ドレスドット280、データドット282のサイズとし
ては、例えば、1ドットが数十μm、例えば63μmの
大きさであり、これは、アプリケーション,用途によっ
ては数μmレベルまで可能である。そして、例えば、傾
いたヘッドによって印字したときに印字品質が低下する
ことを防止するためにヘッドの傾きを高精度に検出し、
制御する方法を開示する特開平5−159112号公報
や、プリンタのような少ない解像度でのバーコードの印
刷方法を開示する特開平5−54165号公報等のよう
に、バーコードの印字方法に関するものは多数知られて
いるが、上記ドットコードのように極微細な構造をして
いるもので且つ非常に高い位置精度を求められるような
印刷をプリンタで実現する方法はなかった。
【0007】一方、近年、コンピュータで作成した文書
や画像を版下原稿として出力するデスクトップパブリッ
シング(以下、DTPと略す)が普及してきており、こ
のDTPによる出力は、例えば、イメージセッタと呼ば
れる装置によって、モニタで確認された情報をそのまま
フィルム上に製版原稿として焼き付けるようになってい
る。
【0008】従って、上記のようなドットコードを記録
する記録システムにおいても、ドットコードを印刷媒体
に印刷するときに用いる刷版を作成する刷版作成装置に
対して、マルチメディア情報に対応した印刷すべきドッ
トコードの画像としてのデータを出力するコードデータ
出力装置に、このDTPを適用することで、上記ドット
コードのように極微細な構造をしているもので且つ非常
に高い位置精度を求められるような印刷を実現すること
が可能になる。
【0009】即ち、図19の(A)に示すように、ドッ
トコード化しようとしているマルチメディア情報を入力
機器100からコンピュータ102に入力し、コンピュ
ータ102にて、外部記憶装置104に記憶されている
圧縮方式,エラー訂正方式,ドットコードフォーマット
情報,等を参照して、イメージセッタ106に出力する
画像情報に変換する。そして、この画像情報を、イメー
ジセッタ106及び刷版露光装置108でなる刷版作成
装置に与え、ドットコードの画像をフィルム上に焼き付
けて刷版に露光する。こうして作成された刷版を印刷機
110にかけて印刷することで、ドットコードの印刷記
録された印刷物が作成される。
【0010】また最近は、同図の(B)に示すように、
フィルムに焼き付けることなく直接刷版を作成できる装
置も用いられるようになってきている。
【0011】しかしながら、このような刷版を作成する
場合でも、単純にDTP出力を与えれば良いというもの
ではなく、ドットコードの使用環境を考慮して、ドット
コードの構成を最適なものにして出力することが必要で
あるが、従来は、まだそのようなドットコードの構成の
最適化については論じられていなかった。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ドットコードの使用環境を考慮して、ドットコード
の構成を最適なものにして出力することが可能なコード
データ出力装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明によるコードデータ出力装置は、
オーディオ情報、映像情報、ディジタルコードデータの
少なくとも1つを含むマルチメディア情報を光学的に読
み取り可能なドットコードとして印刷媒体に印刷すると
きに用いる刷版の作成装置に対し、上記マルチメディア
情報に対応した印刷すべきドットコードの画像としての
データを出力するコードデータ出力装置であって、上記
印刷すべきドットコードの画像としてのデータを入力乃
至生成する画像データ入力生成手段と、上記画像データ
入力生成手段で入力乃至生成される画像データの解像度
に関するパラメータ情報を設定するための解像度パラメ
ータ設定手段と、上記解像度パラメータ設定手段で設定
された解像度に関するパラメータ情報を、適用された上
記刷版の作成装置が固有に持つ解像度に関する特性に応
じて修正を行う解像度パラメータ修正手段と、上記入力
乃至生成された画像データを、上記解像度パラメータ修
正手段で修正された解像度に関するパラメータ情報に従
って上記刷版の作成装置に出力する画像データ出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0014】即ち、本発明のコードデータ出力装置によ
れば、解像度パラメータ修正手段によって、解像度パラ
メータ設定手段で設定された解像度に関するパラメータ
情報を、適用された上記刷版の作成装置が固有に持つ解
像度に関する特性に応じて修正し、画像データ出力手段
により、この修正された解像度に関するパラメータ情報
に従って上記刷版の作成装置に出力する。従って、刷版
作成装置の解像度に応じて、出力させるドットコードの
画像の解像度を設定する機能を持っているので、リサン
プリングによる歪みが発生しない最適なドットコードを
出力できる。
【0015】また、請求項2の発明によるコードデータ
出力装置は、請求項1の発明のコードデータ出力装置に
おける上記解像度パラメータ修正手段が、上記解像度パ
ラメータ設定手段で設定された解像度に関するパラメー
タ情報の修正を行うために、上記印刷媒体に印刷すべき
ドットコードの最小情報単位である1ドットに割り当て
る画素の構成を上記解像度に関する特性に応じて設定す
る画素構成設定手段と、上記印刷媒体に印刷すべきドッ
トコードの最小情報単位である1ドットの間隔を上記解
像度に関する特性に応じて設定するドット間隔設定手段
とを含むことを特徴とする。
【0016】即ち、このような構成とすることで、刷版
作成装置の解像度に応じて、コードを構成する最小情報
記録単位である1ドットの間隔及びドットを構成する画
素構成を同時に最適にできる。
【0017】また、請求項3の発明によるコードデータ
出力装置は、請求項1の発明のコードデータ出力装置に
おける上記ドットコードが、上記マルチメディア情報の
内容に対応して配置されたデータドットパターンと、該
データドットパターンに関して所定の位置関係で配置さ
れた該データドットパターン読み取り基準位置決定のた
めのマーカとから少なくともなるブロックを複数個2次
元に配列して構成されたものであり、上記解像度パラメ
ータ修正手段が、適用された上記刷版作成装置が固有に
持つ解像度に関する特性に応じて上記解像度パラメータ
設定手段で設定された解像度に関するパラメータ情報の
修正を行う際に、この修正に応じて上記データドットパ
ターンに対する上記マーカの位置補正を行うマーカ位置
補正手段をさらに備えることを特徴とする。
【0018】即ち、このような構成とすることで、刷版
出力装置に用いるイメージセッタの解像度に応じて画素
構成を変更するときに、ドットの間隔とドットの画素構
成を考慮してマーカの位置補正を行うので、マーカとデ
ータドットとの位相ずれが発生しない。
【0019】また、請求項4の発明によるコードデータ
出力装置は、請求項1の発明のコードデータ出力装置に
おける上記ドットコードが、上記マルチメディア情報の
内容に対応して配置されたデータドットパターンと、該
データドットパターンに関して所定の位置関係で配置さ
れた該データドットパターン読み取り基準位置決定のた
めのマーカとから少なくともなるブロックを複数個2次
元に配列して構成されたものであり、上記画像データ出
力手段が、上記ドットコードに対応した画像データを出
力する際、上記刷版作成装置での画素の配列方向と当該
印刷されるドットコードの長手方向とが不一致であるこ
とを認識したとき、当該ドットコードを構成する各ブロ
ックの方向を上記画素の配列方向と一致させるブロック
配列設定手段を備えることを特徴とする。
【0020】即ち、出力装置での出力の際に、出力装置
の画素の並び方向と、コード長手方向が平行でない場
合、コードを構成するブロックの方向を出力装置の画素
の並び方向と平行になるようにするので、見かけ上のコ
ード全体の方向は変えずにブロック内のドットがリサン
プリングされないようにすることができる。
【0021】また、請求項5の発明によるコードデータ
出力装置は、請求項1の発明のコードデータ出力装置に
おける上記ドットコードが、上記マルチメディア情報の
内容に対応して配置されたデータドットパターンと、該
データドットパターンに関して所定の位置関係で配置さ
れた該データドットパターン読み取り基準位置決定のた
めのマーカとから少なくともなるブロックを複数個2次
元に配列して構成されたものであり、上記画像データ出
力手段が、上記ドットコードに対応した画像データを出
力する際、上記刷版作成装置での画素の配列方向と当該
印刷されるドットコードの長手方向とが不一致であるこ
とを認識したとき、当該ドットコードに対応した画像デ
ータが刷版作成装置の画素間隔によりリサンプリングさ
れてもドットコードを読みとるときに誤読み取りが生じ
ないように、当該ドットコードの間隔を調整するドット
間隔調整手段を備えることを特徴とする。
【0022】即ち、出力装置での出力の際に、出力装置
の画素の並び方向と、コード長手方向が平行でない場
合、ドットがリサンプリングされても読み取りに支障が
ない大きさのドットピッチを計算し、自動でそのドット
ピッチ(ドット径)で出力するので、たとえリサンプリ
ングされても影響がない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0024】図1は、その構成を示す図で、コードデー
タ出力装置10は、オーディオ情報、映像情報、ディジ
タルコードデータの少なくとも1つを含むマルチメディ
ア情報を光学的に読み取り可能なドットコードとして印
刷媒体に印刷するときに用いる刷版の作成装置20に対
し、上記マルチメディア情報に対応した印刷すべきドッ
トコードの画像としてのデータを出力する。
【0025】ここで、刷版の作成装置20は、ラスタイ
メージに展開されたデータとしてフィルムまたは直接刷
版に露光を行うものである(ただし、フィルムに出力し
た場合は、そのフィルムを用いてさらに刷版に露光を行
う)。即ち、これは、図19の(A)におけるイメージ
セッタ106と刷版露光装置108との両者、または図
19の(B)における刷版露光装置108に相当する。
【0026】一方、コードデータ出力装置10は、図1
9の(A)又は(B)における入力機器100、コンピ
ュータ102、外部記憶装置104に相当するもので、
画像データ入力生成部12、画像データ出力部14、解
像度パラメータ設定部16、解像度パラメータ修正部1
8からなる。
【0027】画像データ入力生成部12は、図示しない
他のドットコード作成装置等によって作成されたコード
の画像データを入力する機能、または、コードに入れる
べきマルチメディア情報をエンコードし、コードの画像
データを生成する機能を有している。
【0028】画像データ出力部14は、コードの画像デ
ータをイメージセッタ106もしくは刷版露光装置10
8で認識できるフォーマットに変換して送り出す。
【0029】解像度パラメータ設定部16は、最終出力
である印刷物上でドットコードを所望の大きさにするた
めに、コード画像を生成するのに必要なパラメータを設
定する。ここで、パラメータとは、例えば、ドットコー
ドの1ドットの大きさや1ドットを構成する画素数及び
解像度等を含む。この解像度とは、コードの画像を構成
する1画素がイメージセッタ上でどのくらいの大きさに
相当するかを表したもので、通常、1インチ当たりの画
素数dpi(dot per inch)で表現されている。
【0030】解像度パラメータ修正部18は、解像度パ
ラメータ設定部16で設定したパラメータを、適用され
た上記刷版の作成装置20の特性情報に応じて修正を行
うものであり、例えば、解像度パラメータ設定部16で
設定した解像度がイメージセッタの解像度と一致してい
ないときに、イメージセッタの解像度に合わせるように
設定し直す。
【0031】つまりコードデータ出力装置10は、画像
データ入力生成部12からの画像データをイメージセッ
タ等の刷版の生成装置20に出力させる場合に、ドット
コードの画像をTIFF形式等のフォーマットで作成
し、画像データ出力部14でポストスクリプト等のフォ
ーマットにして出力している。そのときに、画像データ
の解像度を刷版の作成装置20の解像度と等しくしてお
かないと、リサンプリングによって像が歪んでしまう。
それを防ぐために、画像データを作成する段階で、刷版
の作成装置20が固有に持つ解像度に関する特性情報に
応じて、刷版の作成装置20の解像度に合わせた画像に
する。
【0032】例えば、イメージセッタ106は、装置毎
に異なる解像度が用いられている場合があり、1インチ
当たりの出力画素数で、2400dpiや、3000d
piのもの等、多種存在している。ここで、イメージセ
ッタ106に出力されるデータが、10000画素あっ
たとすると、これを一直線に並べた長さは、2400d
piの場合は約106mmになるが、3000dpiの
場合は約85mmになるので、この解像度を予め考慮し
ておかないと、最終出力される画像サイズがまちまちに
なってしまう。
【0033】例えば、コンピュータ102上で、240
0dpiの解像度を指定して、10000画素を使用し
て白黒交互の画素値を持った破線、即ち、白画素,黒画
素,白画素,黒画素,…というように、黒画素で1画素
分、白画素で1画素分として、黒画素が5000,白画
素が5000の破線を描いたとする。コンピュータ10
2は、出力の指示によって、この画像を、10.6μm
毎に白黒となる約106mmの破線として出力しようと
試みるが、しかしこのとき、出力先のイメージセッタ1
06が3000dpiであったとすると、8.5μm間
隔の白,黒しか出力できないので、破線の長さを85m
mにして出力してしまう。これでは、画像の大きさが変
わってしまうので、目的としていた画像は得られない。
【0034】そこで、コンピュータ102は、画像の大
きさを一定にして、画素数を変更して出力させることも
できるようになっている。つまり、コンピュータ102
においては、画像サイズを一定にするのか、リサンプリ
ングサイズを一定にするのかを選定することができるよ
うになっている。而して、画像サイズを一定に画素数を
変更して出力させる場合、10000画素のデータは、
リサンプリングされて、12500画素にされて出力さ
れるので、図2のような歪みが発生する。即ち、同図
は、図面をわかりやすくするためにバーコードの場合を
示しているが、図中上方に示すような等間隔の黒,白の
バーを印刷出力しようとしても、図中下方に示すよう
に、等間隔に出力することができない。
【0035】ドットコードのように非常に微細なコード
に対しては、このようなリサンプリングによる歪みを発
生させないようにすることが求められている。即ち、本
発明が利用されるようなドットピッチが63μm程度の
ドットコードを出力する場合を考えると、2400dp
iのイメージセッタ106を利用する場合には、ドット
の間隔は6画素で構成することになる。逆に、60μm
のドットピッチのコードを出力したいと考えた場合は、
60μmの公約数のサイズの画素ピッチを持った出力装
置を用いなければならないので、イメージセッタ106
の解像度は2540dpiのもの等でなければならない
ことが判る。
【0036】次に、上記解像度パラメータ修正部18で
のその他の動作について説明する。まず、読み取り必要
条件の点から定まるドットコードの最適化について説明
する。
【0037】例えば、CCD等の撮像素子にてバーコー
ド等の情報を読み取る場合、バーコードのバーの間隔を
Tとすると、CCDの結像面上では光学倍率Mを乗じた
TMの周期で投影されることになる。
【0038】このTMの周期が確実に情報として読み出
されるためには、CCDの画素間隔xは、TM未満でな
ければならいことはサンプリング定理から明らかであ
る。しかし、この条件はバーの方向とCCDの画素ピッ
チの方向が回転してしまうと情報が読み取れなくなって
しまうことがあるため、例えばこれは45°くらい傾い
た時でも読めるという条件を満たすには、
【数1】
【0039】即ち、
【数2】
【0040】とする必要がある。
【0041】一方、本発明が読み取りを行おうとしてい
るドットコードは、各情報がドットで構成されているた
めに、ドットの中心が含まれる画素において、ドットの
占める面積が必ず画素の面積の半分以上になる条件か
ら、ドットのピッチTを求めると、CCDの画素間隔X
は、
【数3】
【0042】の関係が必要となる。即ち、 x<TM*0.63 である。つまり、ドットピッチTの0.63倍の大きさ
の四角(CCD画素に相当)を、図3に示すように、ド
ット22の中心が必ず含まれるように配置した場合に、
このCCD画素24の中には、50%以上の面積でこの
ドット22が入り込んでいるということを意味する。
【0043】この0.63という数値は、ドット22が
真円で、ピッチと直径が等しいサイズで構成されている
理想的な場合であるが、通常は、ドットコードが作成さ
れる媒体の表面形状や、ドットコードを形成する行程の
複雑さ(例えば印刷であれば、インキやトナーの状態
等)によって、条件はさらに厳しいものとなる。従っ
て、撮像面上でのドットピッチの約半分以下の画素間隔
によってサンプリングすることがドットコードを正しく
読み取る場合の必要条件となっている。
【0044】一方、本実施の形態が適用されるドットコ
ードは、図18に示したように、4隅にマーカ174を
配置した四角形を1つのブロック272としており、読
み取りはブロック単位で行われている。そして、ドット
コード170は、このブロック272が複数2次元的に
連続して並んでいるものである。従って、CCDで撮像
されたドットコードの画像には、少なくとも1つ以上の
ブロック272が映っていることが望ましい。つまり、
マーカ174を含めて1ブロックを構成するドットの全
てが撮像画面に入る必要がある。さらに、読み取りのス
キャンによって、ドットコード中の全てのブロックを処
理することを考えると、スキャン速度の面から、1回の
撮像で読み取れるブロックの数が多いほど有利である。
【0045】従って、ドットのピッチTはむやみに大き
くすることはできず、CCDに対しておよそ5画素分以
下の大きさのピッチであることが望ましい。
【0046】これらの条件から、ドットピッチTは、解
像度がR[本/mm]のイメージセッタの最小画素単位
のn個分の距離で構成すると考えると、 (2Rx/M)<n<(5Rx/M) となる。解像度パラメータ修正部18は、この条件を満
たすようにドット間隔を修正する。
【0047】次に、ドットコードの各ドットの構成に関
して説明する。
【0048】ドットコードは、ドットを高密度に並べた
ものなので、図4の(A)に示すように、ドットが接し
合うように並べられているのが理想的である。ところ
が、印刷でドットコードを作成する場合は、このように
並べたとしても、ドットが近付いているためにインキが
つながって、同図の(B)に示すようになってしまい、
隣接するドットでない部分が正しく読み取れなくなって
しまう場合がある。例えば、白であるところにインキが
浸蝕していき、そこを黒ドットであるというふうに誤る
率が高くなる。
【0049】従って、ドットを印刷させる刷版上で、ド
ット同士が完全に分離されていることが望ましい。つま
り、ドットピッチと等しい直径(これを理想ドットの直
径と称す)の円でドットを構成するよりも、若干小さい
円でドットを構成させる。
【0050】また、ドットの形状は、完全な円形が理想
的である。しかしながら、イメージセッタの解像度的に
は、約10μm程度の画素間隔の点で画像を構成してい
るので、厳密的には円を描くことは不可能である。
【0051】一般の観察条件で観察される画像であれ
ば、それで十分な解像度であるが、本発明の適用される
ドットコードにおいて求められるドットサイズは50〜
60μm程度であるため、解像度的には、そのような1
0μm程度の最小画素単位では十分である。
【0052】そこで、円を最小画素単位の点の集合で近
似的に構成している。例えば、1ドットを5画素間隔で
構成する場合の例を、図5の(A)乃至(D)に示す。
なお、これらの図において、図中の円が理想的なドット
形状を表している。また、ハッチングして示す四角がそ
れぞれ出力装置の1つの画素を表している。
【0053】即ち、図5の(A)は、理想ドットの直径
である5画素分の幅を持つドット画素構成であり、この
ような構成を、円形(Circle)に近づけるために
正方形の4隅を削ったような形状で5画素分の幅を持つ
ので、5C型画素構成と称するものとする。
【0054】この5C型画素構成の場合、インキがこの
画素構成を忠実に再現しようとしたとすると、隣り合う
ドットは結合してしまい、前述のようにドットが接する
部分の近傍の非ドット部にまでインキが回り込んでしま
う。そうなってしまうと、平均的にドットサイズは大き
くなってしまい、アンダーエラーが多くなる。
【0055】ここで、アンダ−エラーとは、本来非ドッ
ト部である部分をドットと誤ることで、ドットのない白
画素部分を黒画素と誤るものを指し、露光量がアンダー
で全体的に黒っぽい画像が取り込まれたような時に起き
やすいエラーであるので、このように呼ぶものである。
【0056】この逆で、ドットがかすれたり、濃度が薄
かったりして、ドット部に本来あるはずのドットを検出
できないエラーのことをオーバーエラーと呼んでいる。
【0057】また、図5の(B)は、ドット画素構成が
4画素幅であり、4×4の正方形(Square)の形
状であるので、4S型画素構成と称するものである。
【0058】同様に、図5の(C)は4C型画素構成、
(D)は3S型画素構成と称するものである。
【0059】そして、前述したようなドットが干渉し合
わない条件を満たしているのは、4S,4C,3S型画
素構成であり、この順番にドットが小さくなっていく。
【0060】一方、イメージセッタは、フィルムにレー
ザで露光を行う装置なので、ビーム径等が変わることに
よって、ドットを構成する画素の大きさも異なってきて
しまう。例えば、ビーム径が大きかったり、露光時の光
量が強かったりすることで、現像後の画素が大きくなる
傾向を示す。つまり、現像処理後の画素というのは、例
えば図19の(A)に示す例では、イメージセッタ10
6がフィルムの上に点を1個置く場合、このイメージセ
ッタ106が2400dpiであれば10.6μmの点
となるはずであるが、ビームがぼけていたり、現像時に
撹拌が不十分であったり、現像液が古かったりという種
々の要因により、これが12μm位の点になったりする
ことがある。一般的に、各出力センターにおいてそのイ
メージセッタ106を最適な状態に調整することでこの
ようなことが生じないように試みられているが、使用す
る感光材料の特性に合わせたり、現像処理の特性に合わ
せたり、調整量はまちまちであって、これが標準化され
ているわけではない。
【0061】従って、同一の原稿を用いて、同一の解像
度のイメージセッタを使用して出力したとしても、出力
されるイメージセッタの調整によって、その画像の濃度
即ち画素の大きさは異なってしまうことがある。
【0062】この問題に対処するために、本実施の形態
では、出力させるイメージセッタ(刷版の作成装置2
0)の特性情報から、そのイメージセッタの画素が太る
傾向にあるのか、細る傾向にあるのかを判定し、もし太
るようであれば、画素構成を選択するときにドットの小
さくなるものを選択するようにしている。
【0063】これらの変更は、例えば、解像度パラメー
タ修正部18において、図6に示すようなテーブルを用
いて最適なものを選択することができる。この図に示す
テーブルの例は、約60μmのドットピッチでコードを
作成しようとした場合である。
【0064】例えば、2400dpiや2540dp
i、3000dpiといったイメージセッタの解像度な
どのパラメータが解像度パラメータ設定部16より解像
度パラメータ修正部18に与えられ、この解像度パラメ
ータ修正部18では、60μmに一番近いドットピッチ
で出力させるために、2540dpiであれば60μm
のドットピッチで且つ5C型画素構成でドットを出力さ
せるよう画像データ入力生成部12にパラメータを与え
る。また、2400dpiであれば、60μmに最も近
い63.5μmで5C型画素構成で、3000dpiで
あれば、59.3μmで6C型画素構成でドットを出力
させるよう画像データ入力生成部12にパラメータを与
える。
【0065】しかし、イメージセッタ即ち刷版の作成装
置20の条件が何らかの影響で、画素が太るようになっ
たとすると、その刷版作成装置20の特性情報からそれ
を判定して、例えば2400dpiや2540dpiで
あれば、4S型画素構成で出力させるように変更する。
それでもまだ太い即ち濃い場合には、さらに4C型画素
構成と変更する。
【0066】なお、イメージセッタの出力ドットが太り
気味かどうかを判定するためには、色々な方法が考えら
れるが、例えば、基準パターンを、印刷する部分で実際
に切り落とされてしまう欄外という部分に出力つまり印
刷させておき、その基準パターンがどのように出力され
るかで判定できる。ここで、基準パターンは、イメージ
セッタの最小画素単位がどのように出力されるかを判定
できる程度の小さな点を含むものである。
【0067】次に、ドットのサイズに関して説明する。
【0068】理想的には、ドット間隔の1/2程度の大
きさでCCDのサンプリングされたときが読み取りエラ
ーが起きずに最も少ない画素数でデータが取り込める状
態である。即ち、ドット間隔の1/2よりも大きくなっ
てしまうと、CCDのサンプリングが足りなくなってし
まうので、それより小さくなければならないが、CCD
の開口が小さくなっていくと(これは、相対的にそう表
現しているだけで、実際にはCCDの画素が変わるとい
うものではない。つまり、CCDの画素が固定であると
すると、ドットは逆に大きくなっていくということを表
す)、今度は、後述するように、データがあまり入らな
くなるという問題がでてくる。従って、ある程度ドット
は小さい方が有利、要するに最も少ない画素数でデータ
が取り込めるというメリットが得られる状態ではCCD
サンプリング間隔はドットの1/2が限界である。
【0069】一方、ドット間隔の半分の大きさのCCD
の画素開口で取り込まれたドットデータが解像できるた
めには、少なくともドットの面積が開口の半分以上なけ
ればならない。即ち、図3において、CCDの画素24
の中で半分以上ドットが占めないと、当該画素24が黒
だと判定されない。
【0070】今、図7の(A)の直線で示すように、ド
ット同士の中間を通る境界線で囲まれた内部のことをド
ット存在領域と呼ぶとする。つまり、ドットは、ドット
境界領域内に1つずつ存在していると判断される。
【0071】ここで、同図の(B)は1ドットを5画素
間隔の場合で(同図の(B)乃至(E)において各四角
形はイメージセッタの画素を表す)、3×3画素でドッ
トを構成すると、その面積は、ドット存在領域の36%
である(以降、ドットの面積率36%と表現する)。
【0072】このドットが正確にコードとして印刷され
た場合、つまりイメージセッタが忠実にフィルムに出し
て、更にそれが正確に刷版に写されて、正確に印刷され
たとすると、このように3画素ずつで構成されたものが
そのまま印刷出力されてくる。このようなドットをドッ
トピッチの半分のCCDでサンプリングした場合には、
ドットが解像されなくなる場合があるので、コードとし
ては使うことができない。
【0073】ところが、フィルムへの露光時のビームが
太り気味であったり、フィルムから刷版への露光時の露
光不足によりドット径が太くなったり、さらに、印刷時
の様々な影響によってドットが大きくなることも考えら
れ、それらの要因によって同図の(B)のようなドット
が大きくなって、同図の(C)のようにドット存在領域
の50%のドットとなることがある。このように大きく
なったドットであれば、読み取ることができるようにな
る。つまり、最終出力である印刷されたコードにおい
て、ドットの面積率が50%以上であれば、ドットコー
ドとして正しく読み取ることができるようになる。
【0074】逆に、同図の(D)のように4C型画素構
成の形状でドットを構成する場合、通常の面積はドット
存在領域の48%であるが、前述したようなドットの太
り方をした場合、同図の(E)に示すようになって、ド
ット面積率は80%程度となり、隣接するドットとの干
渉が起きやすくなって、コードの読み取りエラーが増加
する。
【0075】図8は、面積率とコードの読み取りエラー
発生量を表したグラフである。
【0076】このグラフに示すように、読み取りエラー
は、ドット面積率で50%乃至80%位のときに少な
く、約60%程度の時に最も少なくなっている。即ち、
図7の(B)ではほとんどかすれてしまって読めない
が、同図の(C)ではドット面積率が約50%になって
いるので読み取れる。また、ドットが太るということが
わかっていない状態で、同図の(D)に示すようなドッ
ト面積率が丁度50%位のドットを打たそうとすると、
同図の(E)に示すようにドットが大きくなって、ドッ
ト面積率が80%を大きく超えてしまい、読めなくな
る。
【0077】そして、丁度60%程度のところにドット
面積率があると、読み取りエラーが一番少なくなる。こ
の理想的な面積率のドットは、図9に示すようなドット
間隔の0.88倍の直径の円であるので、最終出力結果
が最もこの理想ドットに近くなるように、解像度パラメ
ータ修正部18は、図6に示すようなテーブルからドッ
トの画素構成を選択する。
【0078】次に、マーカ174の中心位置の変更につ
いて説明する。
【0079】本実施の形態が適用されるドットコード
は、前記ドットで構成されるデータドット282と、こ
のデータドット282よりも大きいマーカ174からな
っている。このマーカ174は、ドットピッチの5倍、
つまり、25画素分の直径を持つ円からなっていて、そ
の中心座標は、データドット282の中心と位相があっ
ている必要がある。
【0080】図10は、マーカ174とデータドット2
82の関係を示した図である。同図において、格子状の
直線は、イメージセッタの各画素単位の画素セルであ
る。従って、マーカ174及びデータドット282は、
このセル単位で近似的に円形のマーカ及びデータドット
を形成させている。
【0081】ここで例えば、3S型画素構成のデータド
ット282Aは、図からもわかるように、ドットを構成
する画素群の中心に位置する画素の中心がドットの中心
となっている。従って、上記25画素分の直径、つま
り、奇数画素幅の直径を持つマーカ174と3S型画素
構成のデータドット282Aは、図中の白丸印で示すそ
の中心の座標がお互いに位相が合った状態になってい
る。
【0082】一方、4S型画素構成のデータドット28
2Bは、ドットを構成する画素群の中心に画素同士の境
界があるため、画素境界がドットの中心となっている。
従って、データドット282Aと282Bとではその中
心の座標が画素の半分ずれた位置になっており、当然、
マーカ174とデータドット282Bの位相もずれてい
る。
【0083】そこで、データドット282が4S型画素
構成のように偶数画素幅のドット構成の場合には、上記
奇数画素幅のマーカ174の中心座標が画素境界に位置
するように、X方向,Y方向ともに、1/2画素ずつず
らす必要がある。従って、解像度パラメータ修正部18
は、例えば、図11の(A)において、白抜きの部分と
ハッチングで示すセルで構成していたマーカを、白抜き
の部分と黒で塗りつぶした部分で示すセルで構成さする
よう修正することで、同図の(B)に示すようにする。
これにより、マーカ174の中心を画素境界に移すこと
ができる。
【0084】次に、画面内で読み取れるブロック数につ
いて説明する。
【0085】即ち、撮像装置の画像サイズをX,Yの方
向にそれぞれNx,Ny画素とし、毎秒Nfフレームず
つ取り込みながらカメラを移動させるスキャンでドット
コードを取り込む場合、スキャン方向がYの方向である
とし、撮像素子上で1ブロックの大きさがX,Yの方向
にそれぞれBx,By画素であるとすると、1フレーム
中で撮像されるブロック数は、X方向に、Nx/Bx
個、Y方向に、Ny/By個、となる。しかしながら、
本実施の形態が適用されるドットコードは、1ブロック
が完全に画面内に映っていないとそのブロックを読み取
ることが難しい。
【0086】その条件を考慮すると、画面内で確実に読
み取れるブロック数は、X方向に、int(Nx/B
x)−1個、Y方向に、int(Ny/By)−1個、
となる。なおここで、intは、引数の小数点以下切り
捨てによる整数化を表している。
【0087】つまり、図12の(A)において、ハッチ
ングしてある部分がCCDの撮像エリア26であり、丸
印がマーカ174を表している。よって、この図では、
CCDの撮像エリア26の中にはブロック272が2つ
映っており、この2ブロックが読み取ることができる状
態になる。
【0088】これに対して、ドットコードが大きくなっ
てしまうと、同図の(B)に示すように、CCDの撮像
エリア26に対してドットコードがはみ出してしまって
入りきらない状態が起きてしまう。この図では、画面即
ち撮像エリア26の中に、4隅のマーカ174が全て入
っているブロックが1つもないので、読み取ることがで
きるブロックはない。
【0089】従って、ドットコードの大きさは、CCD
の大きさから逆算して、この画面内に必ずブロック27
2が入るように、ブロック272の大きさから規定して
やる必要がある。本実施の形態では、解像度パラメータ
修正部18は、画面内におけるブロックの数が最大とな
るようにドットの間隔を規定するよう動作する。
【0090】次に、最終出力先の媒体との関係について
説明する。
【0091】一般に、最終的にドットコードが印刷出力
される媒体の種類、例えば紙であるのか、フィルムであ
るのかということによって、最終的に印刷されたドット
の形状が変わってくる。例えば、紙に印刷したのであれ
ばドットが太り、フィルムやシール、コート系の紙であ
れば、インキが滲まないので、ドットが太ることはな
い。このようなことがわかっているのであれば、印刷媒
体の特性、即ちドットが太る分、太らない分を考慮し
て、解像度パラメータ修正部18は、選択するドットの
構成を変える。
【0092】次に、撮像素子の画素比との関係について
説明する。
【0093】CCDは、正方にサンプリングしていない
ことが多く、例えばNTSCカメラ等でも、画素の縦横
比が異なっている。このような縦横の比が違うものでサ
ンプリングすると、当然、撮像されたものも潰れた画像
となる。例えば、図13の(A)に示すように、3:2
の画素比のCCDで撮像すると、横方向3、縦方向2の
サンプリングを行うことになるので、丸いドットが縦方
向に潰れてしまう。
【0094】そこで、本実施の形態では、解像度パラメ
ータ修正部18は、ドットコードが撮像素子の縦横の画
素間隔に基づいて撮像した時のドット形状及びドット間
隔が最適になるようにドット形状及びドット間隔を設定
する。即ち、同図の(B)に示すように、初めから打つ
ドットを縦長にしておき、また、そのドットを打つ間隔
も設定する。
【0095】以上のような本実施の形態における解像度
パラメータ修正部18の動作の流れは、図14に示すよ
うになる。
【0096】即ち、まず、おおむねのドットピッチが選
択され(ステップS10)、例えばマニュアル入力でイ
メージセッタの解像度が入力される(ステップS1
2)。さらに、例えばドットが太る傾向であるとか、細
る傾向である等のイメージセッタの特性情報が入力され
る(ステップS14)。
【0097】而して、これらの情報を元に、画素構成テ
ーブル28を参照して、ドットの最適画素構成、例えば
何画素並びで何ピッチということを決定する(ステップ
S16)。そして、最終的に、そのマーカの中心座標が
もしずれるようであれば、それを補正するように、マー
カ補正対象画素テーブル30を参照して、マーカの最適
画素構成を決定する(ステップS18)。
【0098】次に、上記画像データ出力部14の動作に
つき説明する。
【0099】まず、画素の配列方向とドットコードの長
手方向との関係から説明する。
【0100】即ち、図15の(A)に示すように普通に
印字されたドットコードでは、画素の配列方向とドット
コードの長手方向とが一致しているが、それらが一致し
ていないドットコード、例えば、同図の(B)に示すよ
うに、斜めに傾けたドットコードを印刷しようとする
と、前述したようなリサンプリングの悪影響が出てく
る。
【0101】そこで、本実施の形態では、斜めに傾けた
ドットコードを出力する場合には、画像データ出力部1
4において、同図の(C)に示すように、ブロックの向
きは変えずに、ブロック毎の並び方をずらしながら配置
するよう出力することで、画像データ入力生成部12で
作った画素の並び方と刷版の作成装置20(イメージセ
ッタ)に出力する画素の並び方向とが合うようにしてい
る。
【0102】あるいは、画像データ出力部14は、ドッ
トコードをそのまま斜めに傾けて配置したとしても、リ
サンプリングが起きても影響しない程度にまでドットコ
ードを全体的に拡大する。要するに、ドットのサンプリ
ングが多ければ、リサンプリングの影響は小さくなって
くるので、そこまでドットコードを大きくするよう、倍
率を計算して拡大出力する。
【0103】ここで、ドットコードとイメージセッタの
画素の方向が平行でない場合の例を図16の(A)乃至
(C)に示す。これらの図は、簡単化のために、バーコ
ードで表現しているが、ドットコードにおいても全く同
じ考え方ができる。
【0104】即ち、同図の(A)は、コードとイメージ
セッタの画素の並びの位置関係を示しており、破線で示
しているのがイメージセッタの画素の縦方向の並びであ
り、黒く示しているのがコードである(ただし、コード
の幅はイメージセッタの解像度と等しい場合である)。
同図の(B)は、同図の(A)の関係のコードの画像を
イメージセッタがリサンプリングを行った結果を示して
いる。この図のように、コードの形状が歪んでしまい、
最大で、コードの幅の約半分程度の歪みが発生している
ことが分かる。もし仮にイメージセッタの並びと、コー
ドの方向が一致していたならば、完全に歪みのないコー
ドが再現されていたはずのものである。同図の(C)
は、同じ位置関係のコードを倍の細かさでリサンプリン
グした例であり、歪み量がコードの幅の約4分の1程度
となっている。
【0105】ここで、コードの読み取り装置の能力か
ら、読み取り可能な歪み量がコードの幅の4分の1まで
であることが分かっているとすると、コードのサンプリ
ングは倍の細かさにすればいいことが分かる。つまり、
コードを倍の大きさにして印刷を行えば、読み取りにお
いて、誤りが発生しない。
【0106】最後に、画像データ入力生成部12でのオ
ーサリング動作について、図17を参照して説明する。
【0107】例えば、音声等の情報を圧縮してドットコ
ードとして本等に印刷する場合に、文字や写真、図表を
除いたドットコードを印刷できるスペースというのは限
られている。従って、編集者は、どの範囲にドットコー
ドを配置したいということを予め考えなければならな
い。
【0108】そこで、ドットコード化すべき情報が入力
されたとき、その情報量に応じてドットコードの長さが
変わるので、DTPの作業の段階で、ドットコードのサ
イズがわからなければならない。このドットコード化す
る処理、例えば圧縮処理などは、ある程度時間がかかる
ため、このペイジレイアウトをする段階では、実際に圧
縮等の処理をしてコードを発行するのではなく、大まか
なサイズを概算して、この大きさのドットコードがここ
に入るということだけで、レイアウトを決めていく。
【0109】このような処理を行うために、まず、情報
が入力されてくると(ステップS20)、その情報量を
算出する(ステップS22)。このとき、解像度パラメ
ータ修正部18において、刷版の出力装置20の解像度
情報が入力されて(S30)、前述したようにドット間
隔が決定される(ステップS32)。而して、画像デー
タ入力生成部12では、上記算出した情報量とこの決定
されたドット間隔とからドットコードのサイズを決定す
る(ステップS24)。
【0110】なお、以上の説明のように印刷用刷版を作
製する場合だけでなく、将来的に十分な解像度のプリン
タ装置が実現されたならば、そのような場合にも、本発
明は適用可能である。即ち、そのようなプリンタ装置に
合わせて前述のようにドットコードの構成を最適なもの
にしてコンピュータから直接与えるようにすることで、
ドットコードを印刷出力することができるようになる。
【0111】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0112】(1) オーディオ情報、映像情報、ディ
ジタルコードデータの少なくとも1つを含むマルチメデ
ィア情報を光学的に読み取り可能なドットコードとして
印刷媒体に印刷するときに用いる刷版の作成装置に対
し、上記マルチメディア情報に対応した印刷すべきドッ
トコードの画像としてのデータを出力するコードデータ
出力装置であって、上記印刷すべきドットコードの画像
としてのデータを入力乃至生成する画像データ入力生成
手段と、上記画像データ入力生成手段で入力乃至生成さ
れる画像データの解像度に関するパラメータ情報を設定
するための解像度パラメータ設定手段と、上記解像度パ
ラメータ設定手段で設定された解像度に関するパラメー
タ情報を、適用された上記刷版の作成装置が固有に持つ
解像度に関する特性に応じて修正を行う解像度パラメー
タ修正手段と、上記入力乃至生成された画像データを、
上記解像度パラメータ修正手段で修正された解像度に関
するパラメータ情報に従って上記刷版の作成装置に出力
する画像データ出力手段と、を具備することを特徴とす
るコードデータ出力装置。
【0113】即ち、刷版作成装置の解像度に応じて、出
力させるドットコードの画像の解像度を設定する機能を
持っているので、リサンプリングによる歪みが発生しな
い最適なドットコードを出力できる。
【0114】(2) 上記解像度パラメータ修正手段
は、上記解像度パラメータ設定手段で設定された解像度
に関するパラメータ情報の修正を行うために、上記印刷
媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位である1
ドットに割り当てる画素の構成を上記解像度に関する特
性に応じて設定する画素構成設定手段と、上記印刷媒体
に印刷すべきドットコードの最小情報単位である1ドッ
トの間隔を上記解像度に関する特性に応じて設定するド
ット間隔設定手段とを含むことを特徴とする(1)に記
載のコードデータ出力装置。
【0115】即ち、刷版作成装置の解像度に応じて、コ
ードを構成する最小情報記録単位である1ドットの間隔
及びドットを構成する画素構成を同時に最適にできる。
【0116】(3) 上記画素構成設定手段は、上記解
像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関するパ
ラメータ情報と上記解像度に関する特性とから上記印刷
媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位である1
ドットに割り当てる画素の構成を決定するための参照テ
ーブルをさらに備えており、該参照テーブルを参照する
ことにより、上記解像度に関する特性に応じた最適な画
素の構成を選択するものであることを特徴とする(2)
に記載のコードデータ出力装置。
【0117】即ち、画素構成設定手段は、テーブルから
最適なものを選んで使用するので、計算が必要なく、予
め求められている最適のドット構成を選択できる。
【0118】(4) 上記ドット間隔設定手段は、上記
解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関する
パラメータ情報と上記解像度に関する特性とから上記印
刷媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位である
1ドットの間隔を決定するための参照テーブルをさらに
備えており、該参照テーブルを参照することにより、上
記解像度に関する特性に応じた最適な1ドットの間隔を
選択するものであることを特徴とする(2)に記載のコ
ードデータ出力装置。
【0119】即ち、ドット間隔設定手段は、テーブルか
ら最適なものを選んで使用するので、計算が必要なく、
予め求められている最適のドット間隔を選択できる。
【0120】(5) 上記画素構成設定手段は、上記印
刷媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位である
1ドットに割り当てる画素の構成を設定する際、設定す
べき各画素の幾何学的な配置関係を変更することにより
最適な画素構成の設定を行うものであることを特徴とす
る(2)に記載のコードデータ出力装置。
【0121】即ち、1ドットの画素構成として、ドット
コードの1ドットを構成する出力装置の画素の並び方を
変更するので、最適な形状、例えば、円で構成したドッ
トを用いたコードを読み取った際の画像と最も近くなる
構成とすることができる。
【0122】(6) 上記画素構成設定手段は、上記印
刷媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位である
1ドットの直径が、理想とすべきドット間の距離より小
となるような画素数を有するように上記各画素の幾何学
的な配置関係を変更して最適な画素構成の設定を行うも
のであることを特徴とする(5)に記載のコードデータ
出力装置。
【0123】即ち、画素の並び方は、理想ドット間の距
離より小さくなるような画素数の幅で構成することで、
ドット同士が分離されるようになるので、非ドット部を
ドットと読み誤ることが少なくできる。
【0124】(7) 上記画素構成設定手段により設定
される1ドットの直径は、理想とすべきドット間の距離
の1/2よりも大となるような画素数の配列をもって構
成されることを特徴とする(6)に記載のコードデータ
出力装置。
【0125】即ち、ドットは、ドット間の距離の半分よ
り大きくなるような画素数の直径で構成することで、読
み取りに十分なサンプリングでドットを読み取ることが
できる。
【0126】(8) 上記画素構成設定手段により設定
される1ドットの面積は、理想とすべきドット間距離の
2乗の50%乃至80%となるような画素数の配列をも
って構成されることを特徴とする(6)に記載のコード
データ出力装置。
【0127】即ち、ドットの並び方は、1ドットを表現
するのに使われる画素数を制御していて、その画素数
は、最終出力結果の1ドットの面積が、ドット間の距離
の2乗の50%以上80%以下の面積となるような画素
数の画素並びのものとすることで、読み取りエラーレー
トの最も低くなる最適なドットサイズとなる。
【0128】(9) 上記ドット間隔設定手段は、上記
印刷媒体に印刷すべき1ドットの間隔が上記刷版作成装
置における最小の画素間隔の整数倍となるようにドット
の間隔を設定するものであることを特徴とする(2)に
記載のコードデータ出力装置。
【0129】即ち、変更手段は、ドットの間隔がイメー
ジセッタの最小画素間隔の整数倍のピッチとなるように
計算してリサンプリングの発生しないコードとなる。
【0130】(10) 上記ドット間隔設定手段は、印
刷媒体に印刷されたドットコードを光学的に読み取る撮
像手段の離散開口サンプリングの間隔に応じて、ドット
の間隔を設定するものであることを特徴とする(2)に
記載のコードデータ出力装置。
【0131】即ち、画素構成を変更する手段は、撮像手
段でのサンプリングを考慮して、ドットコードの1ドッ
トのピッチ(ドット間隔)を変更するので、CCDでの
サンプリングを含めて最適な大きさのデータとすること
ができる。
【0132】(11) 上記ドット間隔設定手段により
設定されるドットの間隔は、上記刷版作成装置における
最小画素のn画素ピッチ(n:整数)で上記画像データ
出力手段が画像データを出力するときに、上記刷版作成
装置の解像度をR[本/mm]、上記撮像手段の光学倍
率をM、その撮像素子における画素間隔をx[mm]と
すると、 (2Rx/M)<n<(5Rx/M) なる式を満足するドット間隔であることを特徴とする
(10)に記載のコードデータ出力装置。
【0133】即ち、ドット間隔は、イメージセッタの最
小画素のn画素のピッチで出力するとしたときに、イメ
ージセッタの解像度をR[本/mm]とし、光学倍率を
Mとし、撮像素子の画素間隔をx[mm]とすると、イ
メージセッタの最小出力画素は、CCD上でM/Rx画
素の大きさに投影されているので、(2Rx/M)<n
とすることで、ドットの直径が撮像素子上の画素数で2
画素以上であり、読み取りに必要な解像度を得ることが
でき、且つ、n<(5Rx/M)とすることで、ドット
の直径が撮像素子上の画素数で5画素以下となり、ブロ
ック単位で読み出すときに、ブロックが完全に視野内に
入りきるので都合が良く、さらにデータが高密度で記録
ができる。
【0134】(12) 上記ドットコードは、上記マル
チメディア情報の内容に対応して配置されたデータドッ
トパターンと、該データドットパターンに関して所定の
位置関係で配置された該データドットパターン読み取り
基準位置決定のためのマーカとから少なくともなるブロ
ックを複数個2次元に配列して構成されたものであり、
上記ドット間隔設定手段は、上記撮像手段の受光面内に
おける上記ブロックの数が最大となるようにドットの間
隔を設定するものであることを特徴とする(10)に記
載のコードデータ出力装置。
【0135】即ち、ブロック毎にデータを読み出す場
合、イメージセッタの解像度に応じてドットの間隔を変
更して、画面内で読み取り可能な最大のブロック数とな
るようにするので、1回の撮像で読み取れるデータの量
が多い。
【0136】(13) 上記ドットコードは、上記マル
チメディア情報の内容に対応して配置されたデータドッ
トパターンと、該データドットパターンに関して所定の
位置関係で配置された該データドットパターン読み取り
基準位置決定のためのマーカとから少なくともなるブロ
ックを複数個2次元に配列して構成されたものであり、
上記解像度パラメータ修正手段は、適用された上記刷版
作成装置が固有に持つ解像度に関する特性に応じて上記
解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関する
パラメータ情報の修正を行う際に、この修正に応じて上
記データドットパターンに対する上記マーカの位置補正
を行うマーカ位置補正手段をさらに備えることを特徴と
する(1)に記載のコードデータ出力装置。
【0137】即ち、出力装置に用いるイメージセッタの
解像度に応じて画素構成を変更するときに、ドットの間
隔とドットの画素構成を考慮してマーカの位置補正を行
うので、マーカとデータドットとの位相ずれが発生しな
い。
【0138】例えば、4S等ドット形状を選択した場合
には、ドットを構成する画素の境界にそのドットの中心
が位置することになる。一方、3Sのドット形状を選択
した場合に、ドットの中心が、ドットを構成する画素の
中心に位置することになる。 (14) 上記マーカ位置補正手段は、上記刷版作成装
置が固有に持つ解像度に関する特性と上記マーカを構成
する画素の関係を規定したマーカ補正テーブルをさらに
備えており、上記マーカの位置補正を行う際、該マーカ
補正テーブルを参照することにより0.5画素単位での
画素値の補正を行うことを特徴とする(13)に記載の
コードデータ出力装置。
【0139】即ち、マーカの位置補正は、マーカの補正
の必要があるときに、補正の必要がない場合のマーカの
画素ならびを基本として、どの画素の画素値を変更すれ
ばいいのかをマーカ補正対象画素テーブルから得、それ
を参照して画素値の変更を行うので、計算を伴わずに正
確に、マーカの中心座標を0.5画素移動させるような
補正を行うことができる。
【0140】(15) 上記ドットコードは、上記マル
チメディア情報の内容に対応して配置されたデータドッ
トパターンと、該データドットパターンに関して所定の
位置関係で配置された該データドットパターン読み取り
基準位置決定のためのマーカとから少なくともなるブロ
ックを複数個2次元に配列して構成されたものであり、
上記画像データ出力手段は、上記ドットコードに対応し
た画像データを出力する際、上記刷版作成装置での画素
の配列方向と当該印刷されるドットコードの長手方向と
が不一致であることを認識したとき、当該ドットコード
を構成する各ブロックの方向を上記画素の配列方向と一
致させるブロック配列設定手段を備えることを特徴とす
る(1)に記載のコードデータ出力装置。
【0141】即ち、出力装置での出力の際に、出力装置
の画素の並び方向と、コード長手方向が平行でない場
合、コードを構成するブロックの方向を出力装置の画素
の並び方向と平行になるようにするので、見かけ上のコ
ード全体の方向は変えずにブロック内のドットがリサン
プリングされないようにすることができる。
【0142】つまり、図15の(C)でコードの長手方
向は右上がりの45度だが、コードを構成する各ブロッ
クは、コードの方向が0度の時と同じであり、イメージ
セッタの画素の並びと一致している。
【0143】(16) 上記ドットコードは、上記マル
チメディア情報の内容に対応して配置されたデータドッ
トパターンと、該データドットパターンに関して所定の
位置関係で配置された該データドットパターン読み取り
基準位置決定のためのマーカとから少なくともなるブロ
ックを複数個2次元に配列して構成されたものであり、
上記画像データ出力手段は、上記ドットコードに対応し
た画像データを出力する際、上記刷版作成装置での画素
の配列方向と当該印刷されるドットコードの長手方向と
が不一致であることを認識したとき、当該ドットコード
に対応した画像データが刷版作成装置の画素間隔により
リサンプリングされてもドットコードを読みとるときに
誤読み取りが生じないように、当該ドットコードの間隔
を調整するドット間隔調整手段を備えることを特徴とす
る(1)に記載のコードデータ出力装置。
【0144】即ち、出力装置での出力の際に、出力装置
の画素の並び方向と、コード長手方向が平行でない場
合、ドットがリサンプリングされても読み取りに支障が
ない大きさのドットピッチを計算し、自動でそのドット
ピッチ(ドット径)で出力するので、たとえリサンプリ
ングされても影響がない。
【0145】(17) 上記ドット間隔調整手段は、上
記ドットコードの方向及び上記ブロックの方向のいずれ
も変更せずに当該ドットコードの間隔を調整する手段を
含むことを特徴とする(16)に記載のコードデータ出
力装置。
【0146】即ち、コードの形状も長方形を維持し、コ
ードの方向も変更しないので、見た目の自然さを保って
コードの向きを自由に変えることができる。
【0147】(18) 上記解像度パラメータ修正手段
は、上記印刷媒体に印刷されるドットコードの最小情報
単位である1ドットの形状を該印刷媒体の種類に応じて
推定する手段を備え、該推定手段の推定結果に応じて上
記解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関す
るパラメータ情報の修正を行うものであることを特徴と
する(1)に記載のコードデータ出力装置。
【0148】即ち、ドットコードの出力される紙種に応
じて印字ドット形状は変わってくるので、それを予め補
正するような最適なドットピッチ、ドット形状を選択す
ることができる。
【0149】紙質によってはインキの染み込み易さが異
なっており、ドットが全体的に細くなる傾向を示す場合
がある。予めそのような紙に印刷されることが分かって
いるならば、ドットを構成するパターンを太めのもの選
択するようにしておけば良い。
【0150】(19) 上記解像度パラメータ修正手段
は、ドットコードが撮像素子によって光学的に所定の縦
横比からなる画素間隔で取り込まれたときに最小情報単
位である1ドットの形状を最適なものとすべく、上記解
像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関するパ
ラメータ情報の修正を行うものであることを特徴とする
(1)に記載のコードデータ出力装置。
【0151】即ち、撮像素子の縦横の画素間隔に基づい
て撮像したときのドット形状を補正するドットの印刷形
状を設定することで、常にドットを最適なサンプリング
比で読み込むことができる。
【0152】(20) 上記解像度パラメータ修正手段
は、ドットコードが撮像素子によって光学的に所定の縦
横比からなる画素間隔で取り込まれたときに最小情報単
位である1ドットの形状を最適なものとすべく、上記ド
ットコードの最小情報単位である1ドットに割り当てる
画素の構成を設定する画素構成設定手段と、上記ドット
コードの最小情報単位である1ドットの間隔を設定する
ドット間隔設定手段とを含むことを特徴とする(19)
に記載のコードデータ出力装置。
【0153】即ち、撮像素子の縦横の画素間隔に基づい
て撮像したときのドット形状を補正するドットの印刷形
状を設定することで、常にドットを最適なサンプリング
比で読み込むことができる。
【0154】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ドットコードの使用環境を考慮して、ドットコードの構
成を最適なものにして出力することが可能なコードデー
タ出力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック構成図であ
る。
【図2】リサンプリングを説明するための図である。
【図3】ドットピッチとCCD画素の関係を説明するた
めの図である。
【図4】(A)はドットが接し合うように並べられた理
想状態を示し、(B)はドットが近付いているためにイ
ンキがつながってしまった状態を示す図である。
【図5】(A)乃至(D)は、5C,4S,4C,及び
3S型の画素構成を示す図である。
【図6】解像度パラメータ修正部の画素構成テーブルの
例を示す図である。
【図7】(A)はドット存在領域を説明するための図、
(B)乃至(E)はドットの太りを説明するための図で
ある。
【図8】ドット面積率とコードの読み取りエラー発生量
の関係を表す図である。
【図9】理想的な面積率のドットを説明するための図で
ある。
【図10】マーカの中心位置とドットの中心との関係を
説明するための図である。
【図11】(A)及び(B)はマーカの中心座標の移動
法を説明するための図である。
【図12】(A)及び(B)は画面内で読み取れるブロ
ック数についての制限を説明するための図である。
【図13】(A)及び(B)は印刷されたドットと撮像
素子の画素比との関係を説明するための図である。
【図14】解像度パラメータ修正部の動作の流れを説明
するための図である。
【図15】(A)乃至(C)は、画素の配列方向とドッ
トコードの長手方向との関係による画像データ出力部の
動作を説明するための図である。
【図16】(A)乃至(C)は、画素の配列方向とドッ
トコードの長手方向との関係による画像データ出力部の
別の動作を説明するための図である。
【図17】画像データ入力生成部でのオーサリング動作
を説明するための図である。
【図18】従来の2次元コードパターンとしてのドット
コードの別の形態を示す図である。
【図19】(A)及び(B)はマルチメディア情報に対
応した印刷すべきドットコードの画像としてのデータを
出力するコードデータ出力装置にDTPを適用した場合
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 コードデータ出力装置 12 画像データ入力生成部 14 画像データ出力部 16 解像度パラメータ設定部 18 解像度パラメータ修正部 20 刷版の作成装置 22 ドット 24 CCD画素 26 CCDの撮像エリア、 28 画素構成テーブル 30 マーカ補正対象画素テーブル 100 入力機器 102 コンピュータ 104 外部記憶装置 106 イメージセッタ 108 刷版露光装置 110 印刷機 170 ドットコード 174 マーカ 278 パターンドット 280 アドレスドット 282,282A,282B データドット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報、映像情報、ディジタル
    コードデータの少なくとも1つを含むマルチメディア情
    報を光学的に読み取り可能なドットコードとして印刷媒
    体に印刷するときに用いる刷版の作成装置に対し、上記
    マルチメディア情報に対応した印刷すべきドットコード
    の画像としてのデータを出力するコードデータ出力装置
    であって、 上記印刷すべきドットコードの画像としてのデータを入
    力乃至生成する画像データ入力生成手段と、 上記画像データ入力生成手段で入力乃至生成される画像
    データの解像度に関するパラメータ情報を設定するため
    の解像度パラメータ設定手段と、 上記解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関
    するパラメータ情報を、適用された上記刷版の作成装置
    が固有に持つ解像度に関する特性に応じて修正を行う解
    像度パラメータ修正手段と、 上記入力乃至生成された画像データを、上記解像度パラ
    メータ修正手段で修正された解像度に関するパラメータ
    情報に従って上記刷版の作成装置に出力する画像データ
    出力手段と、 を具備することを特徴とするコードデータ出力装置。
  2. 【請求項2】 上記解像度パラメータ修正手段は、上記
    解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関する
    パラメータ情報の修正を行うために、 上記印刷媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位
    である1ドットに割り当てる画素の構成を上記解像度に
    関する特性に応じて設定する画素構成設定手段と、 上記印刷媒体に印刷すべきドットコードの最小情報単位
    である1ドットの間隔を上記解像度に関する特性に応じ
    て設定するドット間隔設定手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のコードデータ
    出力装置。
  3. 【請求項3】 上記ドットコードは、上記マルチメディ
    ア情報の内容に対応して配置されたデータドットパター
    ンと、該データドットパターンに関して所定の位置関係
    で配置された該データドットパターン読み取り基準位置
    決定のためのマーカとから少なくともなるブロックを複
    数個2次元に配列して構成されたものであり、 上記解像度パラメータ修正手段は、適用された上記刷版
    作成装置が固有に持つ解像度に関する特性に応じて上記
    解像度パラメータ設定手段で設定された解像度に関する
    パラメータ情報の修正を行う際に、この修正に応じて上
    記データドットパターンに対する上記マーカの位置補正
    を行うマーカ位置補正手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載のコードデータ出力装置。
  4. 【請求項4】 上記ドットコードは、上記マルチメディ
    ア情報の内容に対応して配置されたデータドットパター
    ンと、該データドットパターンに関して所定の位置関係
    で配置された該データドットパターン読み取り基準位置
    決定のためのマーカとから少なくともなるブロックを複
    数個2次元に配列して構成されたものであり、 上記画像データ出力手段は、上記ドットコードに対応し
    た画像データを出力する際、上記刷版作成装置での画素
    の配列方向と当該印刷されるドットコードの長手方向と
    が不一致であることを認識したとき、当該ドットコード
    を構成する各ブロックの方向を上記画素の配列方向と一
    致させるブロック配列設定手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のコードデータ出力装置。
  5. 【請求項5】 上記ドットコードは、上記マルチメディ
    ア情報の内容に対応して配置されたデータドットパター
    ンと、該データドットパターンに関して所定の位置関係
    で配置された該データドットパターン読み取り基準位置
    決定のためのマーカとから少なくともなるブロックを複
    数個2次元に配列して構成されたものであり、 上記画像データ出力手段は、上記ドットコードに対応し
    た画像データを出力する際、上記刷版作成装置での画素
    の配列方向と当該印刷されるドットコードの長手方向と
    が不一致であることを認識したとき、当該ドットコード
    に対応した画像データが刷版作成装置の画素間隔により
    リサンプリングされてもドットコードを読みとるときに
    誤読み取りが生じないように、当該ドットコードの間隔
    を調整するドット間隔調整手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のコードデータ出力装置。
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