JP4387634B2 - 画像焼付装置の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、刷版に画像を焼き付ける画像焼付装置の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
〔機上製版〕
近年、製版作業の効率の向上や見当精度の向上などを目的として、印刷機自体に製版装置を付設し、この製版装置によって直接印刷機で製版作業を行うようにしている。すなわち、製版装置を印刷機とは別に設けるようなことをせずに、印刷ユニットに製版装置を付設し、版胴には専用の刷版(生版)を装着し、製版装置のヘッドからレーザを照射して刷版に絵柄(画像)を焼き付けている。これを機上製版と呼んでいる。
【0003】
具体的には、印刷機を指定の回転速度まで上げ、回転速度が安定した時点で、ヘッドから刷版へのレーザ照射(露光)をスタートする。その後、露光を続けながら、ヘッドを版胴の軸方向に移動させ、版全体に絵柄を焼き付けて行く。露光時間は版のサイズと露光時の指定回転速度によって決定される。なお、レーザ照射によって刷版に絵柄を焼き付ける技術については、例えば特開平7−314934号公報(文献1)などに示されているので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0004】
図4は4色輪転印刷機への製版装置の付設状態を示す側面図である。同図において、101−1〜101−4は各色の印刷ユニットであり、この印刷ユニット101−1〜101−4に製版装置102−1〜102−4が付設されている。製版装置102−1〜102−4は、通常は図の二点鎖線で示す位置にあり、露光作業を行う際に印刷ユニット101−1〜101−4内の版胴103−1〜103−4に近づけられる。なお、図4において、104−1〜104−4はブランケットが装着されたゴム胴であり、図示してはいないがゴム胴104−1〜104−4の下方には圧胴がある。
【0005】
図5は製版装置102の要部を示す斜視図である。製版装置102は、ヘッド102aを備えた露光装置102bを有し、露光装置102bはテーブル102c上に固定されている。テーブル102cは、モータ102dによって回転するボールネジ102eによって、基台102f上のレール102f1,102f2に案内されながら、版胴103の軸方向(図示矢印AB方向)に移動する。版胴103には刷版(生版)105が装着されている。
【0006】
この機上製版において、刷版105への画像の焼き付け範囲は、実際の画像の焼付開始前に、オペレータが、刷版105のくわえ側の左の端を原点(0,0)とし(図6参照)、そこから画像の範囲の左端までのX座標の距離(X1,0)、および画像の範囲のくわえ側の端までのY座標の距離(0,Y1)を入力することにより定まる。すなわち、画像の大きさが、X軸方向でW、Y軸方向でHとすると、刷版105のくわえ側の左の端を原点(0,0)とし、X座標がX1からX1+W、Y座標がY1からY1+Hの範囲が画像の範囲となる。
【0007】
画像の画素の数をX軸方向でn個(図7参照)、Y軸方向でm個とすると、X軸方向の画素間の距離ΔXはΔX=W/n、Y軸方向の画素間の距離ΔYはΔY=H/mとなる。製版装置102は、このΔXおよびΔYをX軸方向およびY軸方向の焼き付け間隔とし、予め入力されている画像データを上記画像の範囲に焼き付ける。
【0008】
その具体的方法は、版胴103を一定回転で回転させながら、製版装置102のヘッド102aを左から右へ移動させ、X1の位置になったら停止し、Y方向の1ラインの画素をΔYの間隔で焼き付ける。すなわち、(X1,Y1)から(X1,Y1+H)の範囲の画素を焼き付ける。次に、ヘッド102aをΔXだけ右へ移動させ、その位置で次のY方向の1ラインの画素をΔYの間隔で焼き付ける。この動作をX座標が(X1+W)の位置まで繰り返す。
【0009】
なお、各画素の画像データ(画像/非画像(1/0))は、その焼き付け位置のデータと対になって記憶されているわけではなく、その画像/非画像(1/0)のデータのみが順に記憶されている。そして、実際に焼き付ける際には、その画像データを順に呼び出し、(X1,Y1)の位置からY方向へΔYの間隔で、X方向へΔXの間隔で、順に焼き付けて行く。このようにしている理由は、処理する画像データの数が膨大であるため、一々位置のデータと照合して焼き付けるようにすると、膨大な時間がかかってしまい、実用的でなくなってしまうからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
輪転印刷機で印刷する場合、ゴム胴と圧胴との間で印刷用紙に大きな圧力を掛けて印刷するため、印刷用紙が紙尻側に行くに従って伸び、前の印刷ユニットで印刷した絵柄(画像)が紙尻側に行くに従って幅が大きい台形状に拡がってしまい、各色間の見当がずれてしまう。特に、オフセット印刷の場合には、湿し水を供給しながら印刷を行うため、この傾向が大きい。
【0011】
図8に1色目を経た2色目の印刷ユニットでの印刷後の印刷用紙およびその印刷用紙に印刷された画像を示す。106は印刷用紙、107は1色目の画像、108は2色目の画像を示す。2色目の印刷ユニットでの印刷によって印刷用紙106が伸び、1色目の画像107が台形状に拡がり、1色目の画像107と2色目の画像108との間にずれが生じる。すなわち、左右方向のずれw1,w2、天地方向のずれh、歪み方向のずれ(歪み量)s1,s2が生じる。同様にして、3色目の印刷ユニットでの印刷により1色目,2色目の画像が台形状に拡がり、4色目の印刷ユニットでの印刷により1色目,2色目,3色目の画像が台形状に拡がり、各色の画像の間にずれが生じ、不良印刷物となる。
【0012】
なお、本出願人が先に提案した特願2000−25122号(文献2)では、印刷部に印刷用紙を渡す際、この印刷用紙の後端部を横(左右方向)に伸ばし、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に変形させるようにしている。この結果、印刷用紙は、印刷前にあらかじめ紙尻側に行くに従って幅が大きい台形状に変形し、印刷中の印刷用紙の伸びがなくなるあるいは小さくなり、印刷中の印刷用紙の伸びによる歪みによる画像のずれがなくなるあるいは小さくなり、画像のずれは、図9に示すようになる。しかしながら、この方法では、歪み方向のずれs1,s2については補正することが可能であるが、左右方向のずれw1,w2や天地方向のずれhについては補正することができない。
【0013】
図10は文献2に示された枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置の一部を破断して示す正面図、図11は同じく概略の構成を示す側面図、図12は図10におけるIII-III 線断面図、図13は図10におけるIV-IV 線断面図、図14は図10におけるV-V 線断面図である。図15は同じく要部を拡大して示す正面図、図16は固定カムの構造を説明するための図15におけるVII 矢視図、図17は可動カムの構造を説明するための図15におけるVII 矢視図、図18は紙くわえ時とくわえ替え時における爪の位置を示す図である。図19は紙くわえ時とくわえ替え時におけるロッドの大径部の変位量を説明するための模式図である。なお、図16においては、便宜上、可動カムの図示を省略し、図17においては固定カムの図示を省略している。
【0014】
図10において、全体を符号1で示すものは、枚葉印刷機の紙搬送装置であるスウィングであって、左右のフレーム2,2にホルダ3a,3aおよびベアリング3,3を介して回転自在に支持された中空状の給紙胴軸4が備えられている。図11において、差板6aの見当部から下スウィング5によって、給紙胴1aの紙くわえ位置であるa点に搬送された紙6は、後述する爪軸11の爪13によってくわえられ、給紙胴軸4の回転によって、b点の位置、すなわち圧胴7で紙6をくわえ替える位置に搬送される。給紙胴軸4は、圧胴7と同様に原動機を駆動源としてギアを介して回転するように構成されている。
【0015】
この給紙胴軸4の両端側には、一対の対向する支持レバー8,8の上端部が固定され、これら支持レバー8,8間には爪台バー9が固定され、この爪台バー9には給紙胴軸4の軸線方向に並べられるようにして複数の爪台10が固定されている。また、対向する支持レバー8,8の下端部には、爪軸11がベアリング12を介して爪台バー9に平行となるように回転自在に支持されており、この爪軸11には爪台10に対接する複数の爪13が設けられている。この爪軸11の右方の支持レバー8から突出した突出端部には、レバー14の一端が固定され、このレバー14の他端にはコロ15が枢支されている。
【0016】
16は全周カムであって、この全周カム16は給紙胴軸4に対して回転自在となるようにホルダ3aを介してフレーム2に固定されている。上述したコロ15は爪軸11内のトーションバー11aのねじりモーメントによって常時全周カム16に押圧され、爪13が閉じる方向に回動付勢されている。したがって、給紙胴軸4が回転し、爪軸11の爪13が図11においてa点に位置すると、トーションバー11aのねじりモーメントによって、爪13が爪台10に対接し紙6の端部をくわえる。また、爪軸11の爪13が図11においてb点に位置すると、コロ15が全周カム16の大径部に対接し、トーションバー11aのねじりモーメントに抗してレバー14を介して爪軸11を回動させるので、爪13が爪台10から離間して、紙6の胴7へのくわえ替えが行われるように構成されている。
【0017】
図10において、18は棒状に形成されたロッドであって、このロッド18の中央から図中右方側に大径部18aが設けられている。このロッド18は、左方の支持レバー8のベアリング19と給紙胴軸4に固定された一対の軸受部材20,20のベアリング21,21を介して給紙胴軸4と平行になるようにして回転自在に支持されている。このロッド18の大径部18aには、ベアリング22,22を介して一対の円筒状の押圧部材23,23が回転自在に嵌挿されており、図13に示すように、これら押圧部材23の外周部の一部には、平坦状に形成された係合部としての面取部23aが設けられている。ロッド18を回転自在に支持しているベアリング19,21の回転中心C1に対して、押圧部材23をロッド18に回転自在に支持しているベアリング22の回転中心C2が偏心するように位置付けられている。
【0018】
これら一対の押圧部材23に対応して、給紙胴軸4には、ブッシュ26を介して変位手段としての一対の押圧レバー25が回転自在となるように嵌挿され、給紙胴軸4に固定されたホルダ27によって軸線方向の移動が規制されている。図13に示すように、この押圧レバー25の下端部には、爪軸11が嵌挿される嵌挿孔25aが設けられ、側部には凹部25cが形成された突出部25bが設けられている。上述した爪台バー9はボルト24によってこの押圧レバー25に固定されている。
【0019】
この押圧レバー25の突出部25bには、直方体状の制動部材28が固定されている。29は給紙胴軸4に固定されたブラケットであって、このブラケット29のねじ部29aには、止めねじ30が螺合され、この止めねじ30のフランジ部30aと、上述した押圧レバー25の凹部25cとの間に圧縮コイルばね31が弾装されている。したがって、押圧レバー25が給紙胴軸4を回転中心として図中反時計方向に回動するように付勢され、制動部材28が押圧部材23の面取部23aに圧接されている。
【0020】
図10において、ロッド18の左方の支持レバー8から突出した突出端部には、レバー33の一端が軸着され、このレバー33の揺動端部にはカムフォロア34が枢着されている。35はカムであって、後述するように固定カム35aと可動カム35bとによって構成され、このカム35にカムフォロア34が対接している。ロッド18の左方の支持レバー8の内側に位置する部位には、レバー36の一端が軸着され、図12に示すように、揺動端部にはロッド37の頭部37aが枢着されている。ロッド37は支持レバー8に枢着されたスタッド38の嵌挿孔に摺動自在に支持され、スタッド38と頭部37aとの間には、ロッド37に巻回された圧縮コイルばね39が弾装されている。したがって、図12において、この圧縮コイルばね39の弾発力によって、レバー36を介してロッド18が図中反時計方向に回動するように付勢され、レバー33を介してカムフォロア34がカム35に圧接されている。
【0021】
図15および図16において、40は略円環状に形成された固定カム取付リングであって、フレーム2に近接して給紙胴軸4の周りに設けられ、ボルト40aによってホルダ3aに固定されている。この固定カム取付リング40には半円形のリング状に形成された固定カム35aが給紙胴軸4の周りに設けられるように固定されている。
【0022】
図15および図17において、41は摘み41aを備えた操作軸であって、フレーム2に固定された台座42に枢着されたスタッド43の嵌挿孔に嵌挿され、スタッド43に回転自在に支持されている。操作軸41の下端は自在継手を介して連結部材44上端に連結され、この連結部材44の中空ねじ部にはねじ棒45が螺合され、このねじ棒45は下部が連結部材44から突出するようにダブルナットによって連結部材44に固定されている。
【0023】
摘み41aを回転操作し、操作軸41および連結部材44を介してねじ棒45を回転させることにより、可動カム35bがピン49を回動中心として図中二点鎖線で示すように、給紙胴軸4から接離自在となるように構成されている。すなわち、ねじ棒45はスタッド46のねじ部に螺合され、スタッド46はブラケット47の一端に枢支され、ブラケット47の他端には可動カム35bの一端が固定されている。可動カム35bは半円形のリング状に形成され、給紙胴軸4の周りに設けられ、他端に取り付けた支持レバー48がピン49を介して固定カム取付リング40に枢着されることにより、このピン49を回動中心としてフレーム2側に回動自在に支持されている。
【0024】
固定カム35aと可動カム35bとは、互いに対向するように給紙胴軸4の周りに設けられ、これら両カム35a,35bの開放端部(図16および図17に便宜上、格子状にハッチングを施した部位)が互いに厚みが薄く形成され、この部位が重なるように位置付けられている。これは、これら両カム35a,35bとの間で繋ぎ目の発生を防止したものである。すなわち、後述する紙搬送動作において、カムフォロア34が両カム35a,35bの周りを対接しながら回転する際に、これら両カム35a,35bとの間にカムフォロア34が係合することによって、印刷中の機械が故障するのを防止するためである。上述した固定カム取付リング40に突出形成した支持部40bは、図15に示すようにピン52を介して連結部材44に枢着されている。
【0025】
〔動作〕
給紙胴軸4が原動機からの駆動により回転し、図11において、スウィング1がb点の位置からa点の位置に回動すると、支持レバー8も回動し爪軸11も回動する。爪軸11の回動によって、コロ15が全周カム16の小径部に対接することにより、爪軸11がトーションバー11aのねじりモーメントによって回動するので、a点において爪13と爪台10とによって紙6の端部がくわえられる。同時に、給紙胴軸4の回転により、カムフォロア34も給紙胴軸4の周りを回転し、図17に示すように可動カム35bに乗り上げるので、図12においてロッド18が図中時計方向に回動する。
【0026】
ロッド18が回動すると、図13において、押圧部材23の回転中心C2がロッド18の回転中心C1に対して偏心していることにより、ベアリング22を介して押圧部材23が図中わずかに下方に移動する。したがって、押圧レバー25が圧縮コイルばね31の弾発力に抗して、給紙胴軸4を回動中心として図中時計方向にわずかに回動する。このため、押圧レバー25の嵌挿孔25aに嵌挿されている爪軸11と、ボルト24によって固定されている爪台バー9も図中左方に押圧され、爪軸11および爪台バー9の中央部が、図18中二点鎖線で示すようにαだけ撓む。
【0027】
この爪軸11および爪台バー9の撓みによって、スウィング1の爪13および爪台10がa点の位置、すなわち紙6をくわえる位置に、爪軸11および爪台バー9に並設された複数の爪13および爪台10のうち、中央部分の爪および爪台が両側の爪および爪台よりもαだけ後退した位置に位置付けられる。この状態から、給紙胴軸4が回動しスウィング1がa点の位置からb点の位置に回動すると、カムフォロア34が固定カム35aに対接するので、図12中ロッド18が反時計方向に回動する。したがって、図13において、ベアリング22を介して押圧部材23が図中わずかに上方に移動するので、押圧レバー25が圧縮コイルばね31の弾発力によって、給紙胴軸4を回動中心として図中反時計方向にわずかに回動する。
【0028】
このため、押圧レバー25による爪軸11および爪台バー9の図中左方への押圧が解除され、爪軸11および爪台バー9が図18中実線で示すように一直線上に位置付けられ、爪軸11および爪台バー9上の複数の爪13および爪台10も、図18に実線で示す一直線上に位置付けられる。したがって、中央の爪および爪台が移動し、中央を境にして各爪および爪台が紙くわえ時よりも相対的に紙6の左右端側を向くように変向され、紙6が紙尻側に行くに従って伸びるように伸ばされる。これにより、紙6が印刷前にあらかじめ紙尻側に行くに従って幅が大きい台形状に変形され、印刷中の印刷用紙の伸びがなくなるあるいは小さくなり、印刷中の印刷用紙の伸びによる歪みによる画像のずれがなくなるあるいは小さくなるので、出合い見当が修正される。
【0029】
このとき、図13に示すように、押圧部材23がロッド18の大径部18aにベアリング22を介して回転自在に支持され、ロッド18の回動にもかかわらず、制動部材28によって回動するのが規制されている。したがって、図19に示すように、ロッド18の大径部18aが角度θだけ回動すると、大径部18aの上下方向の変位量α′は、図18において上述した爪軸11および爪台バー9の中央部が撓む量αに比例する。これに対して、大径部18aの左右方向の変位量δは、上下方向の変位量α′に対してきわめて小さい量となり、α′がmm単位であるのに対して、μm単位となって、押圧部材23の面取部23aは制動部材28に対して殆ど摺接することがない。しかも、押圧部材23の面取部23aが制動部材28に対して面接触で圧接されているために、面取部23aにおいては圧接力が分散される。したがって、押圧部材23の面取部23aと制動部材28との間の摩耗を相対的に少なくすることができるので、耐久性が向上する。また、爪軸11および爪台9を撓ませるためにロッド18を回動させるのに、給紙胴軸4の回転に追従させて、ロッド18に軸着したレバー33のカムフォロア34を、フレーム2側に固定したカム35に対接させることにより行っている。したがって、ロッド18を回動させる特別な駆動源が不要になるので、部品点数が削減されるだけではなく、構造が簡素化される。
【0030】
次に、紙6の尻側の伸びる量(または縮む量)の変化に対応して爪軸11および爪台バー9の撓み量αを調整する場合には、図17において摘み41aを回転させてねじ棒45を回転させると、スタッド46が図中上下に移動する。したがって、ブラケット47も上下に移動し、このブラケット47を介して可動カム35bがピン49を回動中心として時計方向または反時計方向に回動し、カムフォロア34の可動カム35bに対する乗り上げ量が変わる。このため、ロッド18の回動量が変わり、押圧部材23による押圧レバー25への押圧量も変わるので、爪軸11および爪台バー9の撓み量を変えることができる。このように、フレーム2に取り付けた摘み41aを回動させることにより爪軸11および爪台バー9の撓み量を変えることができる。したがって、印刷機械を止めることなく稼動させた状態で行うことができるので、生産性の向上が図れるとともに、見当合わせをしながらできるので、正確な調整が可能となる。
【0031】
本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、印刷用紙の伸びに伴う各色間の見当のずれをなくし、不良印刷物が生じないようにすることの可能な画像焼付装置の制御装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明は、刷版に画像を焼き付ける際、基準用紙の伸び量に応じて設定されている基準補正量と基準用紙との伸び量の差として印刷用紙の種類に応じて設定されている固有の補正量とを読み出し、この基準補正量および固有の補正量に基づいてその画像の画素の焼付位置を調整するようにしたものである。
【0033】
図9において、2色目の画像108を1色目の画像107に合わせるためには、2色目の刷版への画像の焼き付けを開始するX軸の座標を−w1だけ移動させ、X軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1+w2)/nとし、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+h)/mとすればよい。すなわち、w1,w2,hを測定しておき、2色目の刷版への画像の焼付開始位置を(X1,Y1)から(X1−w1,Y1)に、X軸方向の画素の間隔ΔXをW/nから(W+w1+w2)/nに、Y軸方向の画素の間隔ΔYをH/mから(H+h)/mに調整すれば、2色目の画像108と1色目の画像107とが合致するようになる。
【0034】
本発明では、例えば、2色目の刷版へ画像を焼き付ける場合、基準用紙の伸び量に応じて設定されている基準補正量としてw1F,w2F,hFを読み出し、基準用紙との伸び量の差として印刷用紙の種類に応じて設定されている固有の補正量としてw1,w2,hを読み出し、この補正量に基づいてその画像の焼付開始位置を(X1,Y1)から(X1−w1F−w1,Y1)に調整し、X軸方向の画素の間隔ΔXをW/nから(W+w1F+w2F+w1+w2)/nに調整し、Y軸方向の画素の間隔ΔYをH/mから(H+hF+h)/mに調整する。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示すブロック図である。同図において、110は画像位置補正制御装置、111は紙搬送装置、112−1は1色目の刷版への画像焼付装置、112−2は2色目の刷版への画像焼付装置、112−3は3色目の刷版への画像焼付装置、112−4は4色目の刷版への画像焼付装置、113は画像データ作成装置である。
【0036】
画像位置補正制御装置110は、CPU110a,ROM110b,RAM110c,入力装置(スイッチ等)110d,表示器110e,入出力装置(フロッピィディスクドライブ等)110fを備え、CPU110aはROM110bに格納されているプログラムに従って動作する。入力装置110d,表示器110e,入出力装置110fはI/O・110gを介して母線BUS1に接続されている。
【0037】
また、母線BUS1には、画像位置データ記憶用のメモリ110h、画像データ記憶用のメモリ110i、基準補正量記憶用のメモリ110j、印刷用紙の種類による固有補正量記憶用のメモリ110k、各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標,各色の画像の画素のX軸方向の間隔およびY軸方向の間隔記憶用のメモリ110l、平均の歪み量記憶用のメモリ110m、紙搬送装置の用紙変形量記憶用のメモリ110n、歪み量−紙搬送装置の用紙変形量変換テーブル記憶用のメモリ110oが接続されている。
【0038】
また、母線BUS1には、I/F・110pを介して画像データ作成装置113が、またI/F・110qを介して紙搬送装置111および画像焼付装置112−1〜112−4が接続されている。画像データ作成装置113は各色の刷版に焼き付けるべき画像の画像データを画像位置補正制御装置110へ供給する。この画像データはメモリ110iに格納される。
【0039】
紙搬送装置111は、先の文献2に示された装置に対応する装置であり、図4に示した印刷ユニット101−1〜101−4からなる印刷部に印刷用紙を渡す際、すなわち印刷ユニット101−1に印刷用紙を渡す際、この印刷用紙の後端部を左右方向に伸ばし、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に変形させる用紙変形機構を有する。
【0040】
紙搬送装置111の概略を図2に示す。紙搬送装置111は、文献2に示されたと同様な構造の用紙変形機構111pを備え、紙搬送時にモータ111jの回転に応じて、搬送方向から送られてきた印刷用紙の端部をスウィング爪でくわえる際に爪軸を紙搬送方向に撓ませて印刷用紙を変形する。すなわち、用紙変形機構111pは、印刷部を構成する1色目の印刷ユニット101−1(図4)に印刷用紙を渡す際、印刷用紙の後端部を左右方向(紙搬送方向と直交する方向)に伸ばし、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に前もって変形させる。この結果、印刷終了後の画像はほゞ矩形状を持つ。
【0041】
紙搬送装置111は、用紙変形機構111pに加えて、図2に示すように、CPU111a,ROM111b,RAM111c,入力装置(スイッチ等)111d,表示器111e,入出力装置(F・Dドライブ等)111fを備えている。CPU111aはROM111bに格納されているプログラムに従って動作する。入力装置111d,表示器111e,入出力装置111fはI/O・111hを介して母線BUS2に接続されている。
【0042】
また、母線BUS2には、I/O・111iを介して用紙変形機構111p用のモータ111j,モータドライバ111k,D/A変換器111l,ロータリーエンコーダ111m,カウンタ111nが接続されている。また、母線BUS2には、紙搬送装置の用紙変形量記憶用のメモリ111gが接続されている。
【0043】
画像焼付装置112−1〜112−4は、図4に示した製版装置102−1〜102−4に対応する装置であり、印刷ユニット101−1〜101−4内の版胴103−1〜103−4に装着された刷版(生版)にレーザ照射によって画像を焼き付ける。
【0044】
画像焼付装置112(112−1〜112−4)は、図3に示すように、CPU112a,ROM112b,RAM112c,刷版への画像焼き付けヘッド112dを備え、CPU112aはROM112bに格納されているプログラムに従って動作する。画像焼き付けヘッド112dはI/O・112eを介して母線BUS3に接続されている。また、母線BUS3には、画像位置データ記憶用のメモリ112f、各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標,各色の画像の画素のX軸方向の間隔およびY軸方向の間隔記憶用のメモリ112gが接続されている。
【0045】
〔データベースの作成〕
先ず、運用を開始するにあたって、各種補正量のデータベースを作成する。このデータベースの作成は次のようにして行われる。
【0046】
〔基準補正量の作成〕
画像位置補正制御装置110の入力装置110dには基準補正量記憶モードスイッチ110d1が設けられている。オペレータは、データベースの作成開始に際して、この基準補正量記憶モードスイッチ110d1をオンとする。すると、CPU110aが基準補正量記憶用のメモリ110jのデータを全て零とする。基準補正量記憶用のメモリ110jには、後述するように、各色の画像の焼き付け位置の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFi(i=1〜4)および紙搬送装置の用紙変形量(基準補正量)s1Fが記憶されるが、これらの基準補正量を全て零にする。
【0047】
また、CPU110aは、画像データ記憶用のメモリ110iに画像データと共に格納されている画像の大きさWとHを読み出し、このW×Hの画像が刷版のX方向の中心位置かつくわえ側の印刷開始位置に一致するように、正確な画像位置(焼付開始位置)のデータ(X1,Y1)を計算し、画像位置データ記憶用のメモリ110hにセットする。
【0048】
次に、オペレータは、入力装置110dに設けられている焼付開始スイッチ110d2をオンとする。すると、CPU110aは、基準補正量記憶用のメモリ110jから各色の画像の焼き付け位置の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiおよび紙搬送装置の基準補正量s1Fを読み出す。この場合、各色の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiおよびs1Fは、全て零とされている。
【0049】
CPU110aは、読み出した基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiにより、各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1Fi)を求めると共に、各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1Fi+w2Fi)/nとして求め、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+hFi)/mとして求める。この場合、各色の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiは全て零とされているので、各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標はX1、各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXはΔX=W/n、各色の画像のY軸方向の画素の間隔ΔYはΔY=H/mとして求められる。
【0050】
CPU110aは、この求めた各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標X1、各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔX=W/n、および各色の画像のY軸方向の画素の間隔ΔY=H/mをメモリ110lに格納すると共に、各色の画像焼付装置112のメモリ112gにセットする。また、CPU110aは、メモリ110hに格納されている画像位置のデータ(X1,Y1)を各色の画像焼付装置112の画像位置データ記憶用のメモリ112fにセットする。また、CPU110aは、メモリ110jから読み出した基準補正量s1F(この場合、s1F=0)を紙搬送装置111のメモリ111gにセットする。
【0051】
各色の画像焼付装置112において、CPU112aは、メモリ112fにセットされた画像位置のデータ(X1,Y1)、メモリ112gにセットされた各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標X1,各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔX=W/nおよびY軸方向の画素の間隔ΔY=H/mを読み出し、(X1,Y1)を焼付開始位置とし、X軸方向へΔX=W/nの間隔で、Y軸方向へΔY=H/mの間隔で、各色の刷版(生版)に画像を焼き付ける。
【0052】
次に、オペレータは、この画像が焼き付けられた各色の刷版を用いて基準の印刷用紙に4色の印刷を行う。そして、この基準の印刷用紙に印刷された画像を確認し、歪み方向のずれが生じないような紙搬送装置の用紙変形量(補正量)s1Fを求め、この補正量s1Fを画像位置補正制御装置110の基準補正量記憶用のメモリ110jにセットする。また、1色目の画像と2色目の画像との間の左右方向のずれ量w1F2,w2F2および天地方向のずれ量hF2、1色目の画像と3色目の画像との間の左右方向のずれ量w1F3,w2F3および天地方向のずれ量hF3、1色目の画像と4色目の画像との間の左右方向のずれ量w1F4,w2F4および天地方向のずれ量hF4を求め、画像位置補正制御装置110の基準補正量記憶用のメモリ110jにセットする。
【0053】
次に、オペレータは、2色目,3色目,4色目の画像が焼き付けられている刷版を生版と交換し、入力装置110dに設けられている焼付開始スイッチ110d2をオンとする。すると、CPU110aは、基準補正量記憶用のメモリ110jから基準補正量w1F2,w2F2,hF2、基準補正量w1F3,w2F3,hF3、基準補正量w1F4,w2F4,hF4および紙搬送装置の基準補正量s1Fを読み出す。
【0054】
そして、CPU110aは、読み出した基準補正量w1F2,w2F2,hF2より、2色目の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標を(X1−w1F2)として求めると共に、2色目の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1F2+w2F2)/nとして求め、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+hF2)/mとして求める。
【0055】
同様にして、CPU110aは、読み出した基準補正量w1F3,w2F3,hF3より、3色目の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標を(X1−w1F3)として求めると共に、3色目の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1F3+w2F3)/nとして求め、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+hF3)/mとして求める。
【0056】
また、読み出した基準補正量w1F4,w2F4,hF4より、4色目の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標を(X1−w1F4)として求めると共に、4色目の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1F4+w2F4)/nとして求め、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+hF4)/mとして求める。
【0057】
そして、CPU110aは、読み出した紙搬送装置の基準補正量s1Fを紙搬送装置111のメモリ111gにセットする。また、2色目のX座標(X1−w1F2)、X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F2+w2F2)/n、Y軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF2)/mを画像焼付装置112−2のメモリ112gにセットする。同様にして、3色目のX座標(X1−w1F3)、X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F3+w2F3)/n、Y軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF3)/mを画像焼付装置112−3のメモリ112gにセットし、4色目のX座標(X1−w1F4)、X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F4+w2F4)/n、Y軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF4)/mを画像焼付装置112−4のメモリ112gにセットする。
【0058】
画像焼付装置112−2において、CPU112aは、メモリ112f中の画像位置のデータ(X1,Y1)、メモリ112gにセットされた刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1F2),X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F2+w2F2)/nおよびY軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF2)/mを読み出し、(X1−w1F2,Y1)を焼付開始位置とし、X軸方向へΔX=(W+w1F2+w2F2)/nの間隔で、Y軸方向へΔY=(H+hF2)/mの間隔で、2色目の刷版に画像を焼き付ける。
【0059】
同様にして、画像焼付装置112−3において、CPU112aは、メモリ112f中の画像位置のデータ(X1,Y1)、メモリ112gにセットされた刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1F3),X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F3+w2F3)/nおよびY軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF3)/mを読み出し、(X1−w1F3,Y1)を焼付開始位置とし、X軸方向へΔX=(W+w1F3+w2F3)/nの間隔で、Y軸方向へΔY=(H+hF3)/mの間隔で、3色目の刷版に画像を焼き付ける。
【0060】
また、画像焼付装置112−4において、CPU112aは、メモリ112f中の画像位置のデータ(X1,Y1)、メモリ112gにセットされた刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1F4),X軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1F4+w2F4)/nおよびY軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hF4)/mを読み出し、(X1−w1F4,Y1)を焼付開始位置とし、X軸方向へΔX=(W+w1F4+w2F4)/nの間隔で、Y軸方向へΔY=(H+hF4)/mの間隔で、4色目の刷版に画像を焼き付ける。
【0061】
次に、オペレータは、この画像が焼き付けられた2〜4色の刷版と既に画像が焼き付けられている1色目の刷版を用いて基準の印刷用紙に4色の印刷を行う。この印刷に際し、紙搬送装置111は、印刷部に印刷用紙を渡す際、メモリ111gにセットされている基準補正量s1Fを読み出し、この基準補正量s1Fに基づいて印刷用紙の後端部を左右方向に伸ばし、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に前もって変形させる。
【0062】
オペレータは、この基準の印刷用紙に印刷された画像を確認し、各色間の見当のずれが許容範囲内であれば、入力装置110dに設けられている補正基準量記憶スイッチ110d3をオンとし、基準補正量記憶用のメモリ110j中の各色の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiおよびs1Fを確定する。各色間の見当のずれが許容範囲内になければ、許容範囲内となるまで、上述した動作を繰り返す。
【0063】
〔印刷用紙の種類に応じた固有の補正量の作成〕
入力装置110dには固有補正量記憶モードスイッチ110d4が設けられている。オペレータは、上述した基準補正量の作成後、この固有補正量記憶モードスイッチ110d4をオンとする。すると、CPU110aが固有補正量記憶用のメモリ110kのデータを全て零とする。固有補正量記憶用のメモリ110kには、後述するように、印刷用紙の種類に応じた各色の画像の焼き付け位置の固有の補正量w1i,w2i,hi(i=1〜4)および印刷用紙の種類に応じた各色の固有の歪み量s1i,s2iが記憶されるが、これらの固有の値を全て零にする。
【0064】
この後、オペレータは、各色の刷版を用いて基準の印刷用紙以外の印刷用紙(基準の印刷用紙とは種類の異なる印刷用紙)に4色の印刷を行う。オペレータは、この種類の異なる印刷用紙に印刷された画像を確認し、1色目の画像と2色目の画像との間の左右方向のずれ量w12,w22および天地方向のずれ量h2、1色目の画像と3色目の画像との間の左右方向のずれ量w13,w23および天地方向のずれ量h3、1色目の画像と4色目の画像との間の左右方向のずれ量w14,w24および天地方向のずれ量h4を求め、すなわち基準の印刷用紙との伸び量の差を求め、画像位置補正制御装置110の固有補正量記憶用のメモリ110kに固有の補正量としてセットする。
【0065】
また、1色目の画像と2色目の画像との間の歪み方向のずれ量s12,s22を求め、1色目の画像と3色目の画像との間の歪み方向のずれ量s13,s23を求め、1色目の画像と4色目の画像との間の歪み方向のずれ量s14,s24を求め、画像位置補正制御装置110の固有補正量記憶用のメモリ110kに固有の歪み量としてセットする。
【0066】
以下、同様にして、全ての種類の印刷用紙について固有の補正量および歪み量を求め、画像位置補正制御装置110の固有補正量記憶用のメモリ110kにセットする。
【0067】
〔実際に印刷する時の出合い見当補正手順〕
画像位置補正制御装置110の入力装置110dには出合い見当補正スイッチ110d5が設けられている。オペレータは、実際に印刷する時、この出合い見当補正スイッチ110d5をオンとする。すると、CPU110aが画像データ記憶用のメモリ110iに画像データと共に格納されている画像の大きさWとHを読み出し、このW×Hの画像が刷版のX方向の中心位置かつくわえ側の印刷開始位置に一致するように、正確な画像位置のデータ(X1,Y1)を計算し、画像位置データ記憶用のメモリ110hにセットする。
【0068】
次に、オペレータは、使用する印刷用紙の種類を入力のうえ、焼付開始スイッチ110d2をオンとする。すると、CPU110aは、基準補正量記憶用のメモリ110jから、各色の画像の焼き付け位置の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiおよび紙搬送装置の基準補正量s1Fを読み出す。また、固有補正量記憶用のメモリ110kから、入力された印刷用紙の種類に応じた各色の画像の焼き付け位置の固有の補正量w1i,w2i,hiおよび各色の固有の歪み量s1i,s2iを読み出す。
【0069】
そして、CPU110aは、読み出した基準補正量w1Fi,w2Fi,hFiおよび固有補正量w1i,w2i,hiにより、各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1Fi−w1i)を求めると共に、各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔXをΔX=(W+w1Fi+w2Fi+w1i+w2i)/nとして求め、Y軸方向の画素の間隔ΔYをΔY=(H+hFi+hi)/mとして求める。
【0070】
CPU110aは、この求めた各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1Fi−w1i)、各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1Fi+w2Fi+w1i+w2i)/n、および各色の画像のY軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hFi+hi)/mをメモリ110lに格納すると共に、各色の画像焼付装置112のメモリ112gにセットする。また、CPU110aは、メモリ110hにセットされている画像位置のデータ(X1,Y1)を各色の画像焼付装置112の画像位置データ記憶用のメモリ112fにセットする。
【0071】
各色の画像焼付装置112において、CPU112aは、メモリ112fにセットされた画像位置のデータ(X1,Y1)、メモリ112gにセットされた各色の刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標(X1−w1Fi−w1i),各色の画像のX軸方向の画素の間隔ΔX=(W+w1Fi+w2Fi+w1i+w2i)/nおよびY軸方向の画素の間隔ΔY=(H+hFi+hi)/mを読み出し、(X1−w1Fi−w1i,Y1)を焼付開始位置とし、X軸方向へΔX=(W+w1Fi+w2Fi+w1i+w2i)/nの間隔で、Y軸方向へΔY=(H+hFi+hi)/mの間隔で各色の刷版(生版)に画像を焼き付ける。
【0072】
画像位置補正制御装置110において、CPU110aは、固有補正量記憶用のメモリ110kから印刷用紙の種類に応じた各色の固有の歪み量s1iおよびs2iを読み出し、各色の平均の歪み量(s1i+s2i)/2を求める。そして、この各色の平均の歪み量(s1i+s2i)/2より、メモリ110oに格納されている歪み量−紙搬送装置の用紙変形量変換テーブルを用いて、印刷用紙の種類に応じた紙搬送装置の固有の用紙変形量(補正量)s1を求める。そして、この求めた固有の補正量s1と基準補正量記憶用のメモリ110jに格納されている基準補正量s1Fとの和(s1F+s1)を求め、メモリ110nに格納すると共に、紙搬送装置111のメモリ111gにセットする。
【0073】
この後、オペレータは、画像が焼き付けられた各色の刷版を用いて、先の工程でその種類を入力した印刷用紙に対して4色の印刷を行う。この印刷に際し、紙搬送装置111は、印刷部に印刷用紙を渡す際、メモリ111gに格納されている補正量(s1F+s1)に基づいて、印刷用紙の後端部を左右方向に伸ばし、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に変形させる。
【0074】
よって、印刷用紙を尻側の幅が拡がった台形状に変形した状態で印刷を行うため、印刷中の印刷用紙の伸びがなくなるあるいは小さくなり、印刷用紙の伸びによる歪みによる画像のずれがなくなるあるいは小さくなるため、正常な印刷物が印刷できるようになる。
これに対し、各画素の画像データ(画像/非画像(1/0))をその焼付位置のデータと対にして記憶し、各画像の焼付位置のみを補正する場合には、出来上がった印刷物の画像が図8のような台形状に歪んだ画像になり、正常な印刷物がえられない、という問題がある。
【0075】
なお、各画素の画像データ(画像/非画像(1/0))をその焼付位置のデータと対にして記憶し、各画素の焼付位置を補正する場合には、各画素毎に各方向の補正量を記憶し、各画素毎に補正しなければならないため、大きな記憶容量が必要になると共に処理に時間がかかるという問題がある。これに対し、本実施の形態においては、歪み方向の補正は紙搬送装置110の用紙変形機構111pを使用して行うようにしている。
【0076】
このため、各画素の画像データの刷版への焼き付け時には、左右方向と天地方向の補正のみを行えばよく、基準補正量w1Fi、w2Fi、hFi、s1Fおよび紙の種類に応じた固有の補正量w1i、w2i、hi、s1i、s2iのみを記憶するだけでよいため、少しの記憶容量があるだけでよく、かつ、刷版に焼き付けるべき画像の左側の端のX座標、画像のX軸方向の画素の間隔およびY軸方向の間隔を補正するだけでよいため、処理が簡単で、時間がかからない、という利点がある。
この利点は、本願の実施例で説明したように、用紙変形機構111pをモータ111jを用いて自動的に制御する場合のみならず、作業員が、手で用紙変形機構111pを動かす場合にも同様であることは、言うまでもない。
【0077】
また、本実施の形態では、基準補正量記憶用のメモリ110jに4色全ての画像の焼き付け位置の基準補正量w1Fi,w2Fi,hFi(i=1〜4)を格納し、また固有補正量記憶用のメモリ110kに4色全ての画像の焼き付け位置の印刷用紙の種類に応じた固有の補正量w1i,w2i,hi(i=1〜4)を格納するようにしたが、1色目の基準補正量w1F1,w2F1,hF1や印刷用紙の種類に応じた1色目の固有の補正量w11,w21,h1は必ずしも格納しなくてもよい。すなわち、1色目の基準補正量や固有の補正量は常に0であるので、1色目の刷版への画像の焼き付け時には、焼付開始位置として(X1,Y1)を、X軸方向の画素間隔としてΔX=W/nを、Y軸方向の画素間隔としてΔY=H/mを使用すればよい。
【0078】
また、本実施の形態では、製版を印刷機上で行う機上製版で行う場合について説明したが、刷版への画像の焼き付けを印刷機とは別体として設けられた専用の製版機で行い、その後、画像が焼き付けられた刷版を印刷機に取り付けて印刷を行う場合にも、同様の効果があることは、言うまでもない。
また、本実施の形態では、画像位置補正制御装置110より紙搬送装置111へ用紙変形量を与えるようにしたが、紙搬送装置111への用紙変形量はオペレータからの入力値として手動により設定するようにしてもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、刷版に画像を焼き付ける際、基準用紙の伸び量に応じて設定されている基準補正量と基準用紙との伸び量の差として印刷用紙の種類に応じて設定されている固有の補正量とを読み出し、この基準補正量および固有の補正量に基づいてその画像の画素の焼付位置を調整するようにしたので、刷版への画像の焼付開始位置(X1,Y1)やX軸方向の画素の間隔ΔXやY軸方向の画素の間隔ΔYを調整することにより、印刷用紙の伸びに伴う各色間の見当のずれをなくし、不良印刷物が生じないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】 紙搬送装置の概略を示すブロック図である。
【図3】 画像焼付装置の概略を示すブロック図である。
【図4】 4色輪転印刷機への製版装置の付設状態を示す側面図である。
【図5】 製版装置の要部を示す斜視図である。
【図6】 刷版への画像の焼き付け範囲を示す図である。
【図7】 刷版に焼き付けられる画像のX軸方向の画素の間隔ΔXおよびY軸方向の画素の間隔ΔYを説明する図である。
【図8】 1色目を経た2色目の印刷ユニットでの印刷後の印刷用紙およびその印刷用紙に印刷された画像を示す図である。
【図9】 文献2に示された装置で印刷用紙の後端部を左右方向に伸ばした場合に依然として残る画像のずれを説明する図である。
【図10】 文献2に示された枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置の一部を破断して示す正面図である。
【図11】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置の概略の構成を示す側面図である。
【図12】 図10におけるIII-III 線断面図である。
【図13】 図10におけるIV-IV 線断面図である。
【図14】 図10におけるV-V 線断面図である。
【図15】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置における要部を拡大して示す正面図である。
【図16】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置において、固定カムの構造を説明するための図15におけるVII 矢視図である。
【図17】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置において、可動カムの構造を説明するための図15におけるVII 矢視図である。
【図18】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置において、紙くわえ時とくわえ替え時における爪の位置を示す図である。
【図19】 この枚葉輪転印刷機のシート状物搬送装置において、紙くわえ時とくわえ替え時におけるロッドの大径部の変位量を説明するための模式図である。
【符号の説明】
101(101−1〜101−4)…印刷ユニット、102(102−1〜102−4)…製版装置、103(103−1〜103−3)…版胴、104(104−1〜104−4)…ゴム胴、105…刷版、106…印刷用紙、107…1色目の画像、108…2色目の画像、110…画像位置補正制御装置、110a…CPU、110b…ROM、110c…RAM、110d…入力装置、110e…表示器、110f…入出力装置、110h〜110o…メモリ、111…紙搬送装置、111a…CPU、111b…ROM、111c…RAM、111d…入力装置、111e…表示器、111f…入出力装置、111g…メモリ、111j…モータ、111k…モータドライバ、111l…D/A変換器、111m…ロータリーエンコーダ、111n…カウンタ、111p…用紙変形機構、112(112−1〜112−4)…画像焼付装置、112a…CPU、112b…ROM、112c…RAM、112d…画像焼き付けヘッド、112g,112f…メモリ、113…画像データ作成装置。

Claims (7)

  1. 刷版に画像を焼き付ける画像焼付装置の制御装置において、
    前記画像焼付装置によって刷版に画像を焼き付ける際、基準用紙の伸び量に応じて設定されている基準補正量と前記基準用紙との伸び量の差として印刷用紙の種類に応じて設定されている固有の補正量とを読み出し、この基準補正量および固有の補正量に基づいてその画像の画素の焼付位置を調整する調整手段
    を備えたことを特徴とする画像焼付装置の制御装置。
  2. 請求項1に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    前記刷版は、複数の印刷ユニットからなる印刷部とこの印刷部に印刷用紙を渡す際この印刷用紙の後端部を変形させる用紙変形手段とを備えた多色印刷機での印刷に使用される刷版である
    ことを特徴とする画像焼付装置の制御装置。
  3. 請求項2に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    前記用紙変形手段は、
    前記印刷部に印刷用紙を渡す際、前記基準用紙の伸び量に応じて設定されている基準の用紙変形量と前記印刷用紙の種類に応じて設定されている固有の用紙変形量とを読み出し、この基準の用紙変形量および固有の用紙変形量に基づいて前記印刷用紙の後端部を変形させる
    ことを特徴とする画像焼付装置の制御装置
  4. 請求項1に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    各色毎の前記基準補正量として、画像データ、および画像の大きさから求められる画像位置データに基づいて画像が焼き付けられた各色毎の刷版を用いて前記基準用紙に印刷された1色目の画像と2色目以降の各画像との各ずれ量を記憶するメモリ
    を備えることを特徴とする画像焼付装置の制御装置。
  5. 請求項1に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    各色毎の前記固有の補正量として、画像データ、および画像の大きさから求められる画像位置データに基づいて画像が焼き付けられた各色毎の刷版を用いて前記基準用紙とは種類の異なる印刷用紙に印刷された1色目の画像と2色目以降の各画像との各ずれ量を記憶するメモリ
    を備えることを特徴とする画像焼付装置の制御装置
  6. 請求項1に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    前記調整手段は、前記画像の画素の焼付位置としてその画像の焼付開始位置および画素の間隔を調整する
    ことを特徴とする画像焼付装置の制御装置。
  7. 請求項6に記載された画像焼付装置の制御装置において、
    前記調整手段は、前記画像の画素の焼付位置としてX軸方向における画像の焼付開始位置およびX軸およびY軸方向における画素の間隔を調整する
    ことを特徴とする画像焼付装置の制御装置
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