JPH09262184A - 水石鹸供給器 - Google Patents

水石鹸供給器

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JPH09262184A
JPH09262184A JP7652796A JP7652796A JPH09262184A JP H09262184 A JPH09262184 A JP H09262184A JP 7652796 A JP7652796 A JP 7652796A JP 7652796 A JP7652796 A JP 7652796A JP H09262184 A JPH09262184 A JP H09262184A
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soap
pipe
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liquid
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JP7652796A
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Hidefumi Toyokichi
英文 豊吉
Yoshiro Inoue
義朗 井上
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分に泡立ったムース状の水石鹸が確実に吐
出される水石鹸供給器を提供する。 【解決手段】 ヘッド8を押し下げると、ベローズ10
内の空気が加圧され、逆止弁18が閉、逆止弁19が開
となり、中継室15内の水石鹸が導管23、逆止弁1
9、送液管20、送液通路21を経て吐出管7から吐出
される。この場合、まず中継室15内の水石鹸だけが導
管開口31から導管23′内に送り込まれる。中継室1
5内の水石鹸液位が開口31のレベルまで下がってくる
と、今度は空気だけが開口31を通って導管23′内に
送り込まれる。導管23′内に先に送り込まれた水石鹸
と後から送り込まれた空気とが逆液管20、送液流路2
1を流れ、この間に水石鹸と空気とが混ざり合い、さら
にメッシュ22で細かい泡よりなるムース状となり、吐
出管7から吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面カウンターなど
に設置される水石鹸供給器(ソープディスペンサ)に係
り、特に給液口を上部に備えた水石鹸供給器に関する。
詳しくは、本発明は、ムース状の水石鹸を吐出させるタ
イプの水石鹸供給器に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面カウンターに設置される水石鹸供給
器として、タンク部分をカウンター内に配置し、手押し
式ポンプの操作ボタン部分及び吐出管を有した水石鹸供
給器上端部をカウンター上面に設けたものがある。この
操作ボタンを押すことにより、吐出管から水石鹸が吐出
する。
【0003】この水石鹸供給器として、ムース状(微細
泡状)の水石鹸を吐出させるタイプのものがある。
【0004】第2図は従来例に係るムース状水石鹸吐出
タイプの水石鹸供給器の縦断面図、第3図はその要部拡
大図である。
【0005】この水石鹸供給器は最下部にタンク1を備
え、このタンク1の上側にトレー2を介してカバーケー
ス3及びコラム4が連結されている。コラム4の上部は
カウンター5の上側に配置されており、このコラム4上
部にヘッド収容部6が設けられると共に、吐出管7が接
続されている。
【0006】このヘッド収容部6にヘッド8が上下方向
摺動自在に収容されている。このヘッド8からは中空パ
イプ状のシャフト9が下方に延設されている。シャフト
9の下端とトレー2との間にベローズ10が設けられて
おり、該ベローズ10内のコイルスプリング11によっ
てシャフト9が上方に押圧可能とされている。
【0007】ヘッド8に給液口12が設けられており、
この給液口12からタンク1内にまで至る水石鹸供給器
内部(ただし、シャフト9及びベローズ10の外側)が
水石鹸の落下流路13となっている。ヘッド8には給液
口12に被さるキャップ12aが設けられている。
【0008】トレー2の一部を凹ませ、蓋状部材たるリ
ッド14をこの凹み部分を覆うように密着接合すること
により中継室15が設けられている。この中継室15内
とベローズ10内とがリッド14の通気口16を介して
連通している。
【0009】中継室15の床面部15aから水石鹸の吸
上管17が垂設されている。この吸上管17の上部に、
水石鹸の上方への流通のみを許容する逆止弁18が設け
られている。
【0010】リッド14に、水石鹸の上方への流通を許
容する逆止弁19が設けられており、この逆止弁19の
流出側(上側)が送液管20及び送液流路21を介して
吐出管7に連通している。吐出管7の基端部にメッシュ
22が設けられている。
【0011】逆止弁19の下側には、水石鹸の導管23
が垂設されている。この導管23の下端に水石鹸の流入
口24が設けられている。導管23の上部側面に吸気口
25が設けられている。
【0012】前記シャフト9は、縦方向に空気流通孔2
6が延設された管状体よりなり、この空気流通孔26の
上部は、ヘッド8の下側の落下流路13に連通し、さら
に、ヘッド8とヘッド収容部6との間の隙間やキャップ
12aの隙間を介して大気に連通している。
【0013】このシャフト9の下端部には、空気流通孔
26とベローズ10内とを仕切るようにリップ式逆止弁
27が設けられている。このリップ式逆止弁27はV字
形断面形状のゴム材よりなり、下端にスリット27aが
設けられている。ベローズ10内が負圧になると、スリ
ット27aが開唇状となり、空気流通孔26からベロー
ズ10内に空気が流入し、ベローズ10内が正圧になる
と、スリット27aが閉唇状に密閉し、ベローズ10内
から空気流通孔26への空気流出が阻止される。
【0014】トレー2には、中継室15を外れた位置に
透口状の落下口30が設けられている。
【0015】なお、コラム4に螺着されたナット28に
よって水石鹸供給器がカウンター5に固定されている。
コラム4とカバーケース3とは継手ナット29によって
連結されている。
【0016】このように構成された水石鹸供給器におい
て、ヘッド8を押し下げると、ベローズ10内の空気が
加圧され、逆止弁18が閉、逆止弁19が開となり、中
継室15内の水石鹸及び空気が導管23、逆止弁19、
送液管20、送液通路21を経て吐出管7から吐出され
る。なお、このとき水石鹸は流入口24から導管23内
に押し込まれる。中継室15内の上部に溜っていた空気
は、吸気口25から導管23内に送り込まれる。この水
石鹸と空気とが送液管20及び送液流路21を流れる間
に混ざり合い、メッシュ22を通過するときに水石鹸と
空気とが微細化され、ムース状の水石鹸が生成し、吐出
管7の先端からムース状水石鹸が吐出される。
【0017】押し込んだヘッド8から手を離すと、スプ
リング11によってシャフト9及びヘッド8が押し上げ
られ、ベローズ10内が負圧となる。これにより、逆止
弁18が開、逆止弁19が閉となり、タンク1内の水石
鹸が吸上管17及び逆止弁18を介して中継室15内に
吸い上げられる。なお、このときリップ式逆止弁27の
スリット27aを通って少量の空気がベローズ10内に
流入するが、この流入空気量は吸気口25から送り出さ
れた空気量と同量となるように逆止弁27のゴム硬度、
スリット27a幅が選定されている。
【0018】このようにヘッド8を押すことにより、タ
ンク1内の水石鹸を吐出管7からムース状に吐出させる
ことができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水石鹸供給
器にあっては、導管23の吸気口25が中継室15内の
水石鹸の通常の液位よりも上方に位置しており、空気に
晒されている。このため、この吸気口で水石鹸が乾固
し、吸気口25の空気の通りが悪くなるおそれがあっ
た。
【0020】本発明は、このような吸気口における水石
鹸の乾固が防止され、常に十分に微細に泡立ったムース
状の水石鹸を吐出させることができる水石鹸供給器を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の水石鹸供給器
は、上部に水石鹸の給液口と吐出管が設けられ、下部に
該給液口から供給された水石鹸を貯留しておくタンクが
設けられ、該タンク内の水石鹸を該吐出管に送り出すた
めの手動式エアポンプを備えた水石鹸供給器であって、
タンク上部付近にタンクから吸い上げた水石鹸を貯留す
る中継室が設けられ、該中継室内の水石鹸及び空気が該
中継室内に上下方向に設けられた導管を経て前記吐出管
に送り出される水石鹸供給器において、該導管の下部
に、中継室内の水石鹸及び空気を導管内に取り込むため
の開口を設けたことを特徴とするものである。
【0022】かかる本発明の水石鹸供給器においても、
ヘッドを押すことにより中継室内の水石鹸が導管開口か
ら導管内に送り込まれる。中継室内の水石鹸液位が導管
開口にまで下がってくると、中継室内の空気が該導管開
口を通って導管内に送り込まれる。導管内に先に送り込
まれた水石鹸と後から送り込まれた空気とが、送液流路
内を吐出管に向って流れる間に混ざり合い、さらにメッ
シュを通ることによりムース状となる。
【0023】ヘッドから手を離すと、水石鹸がタンクか
ら中継室内に吸い上げられ、導管開口が水石鹸中に没す
るようになる。
【0024】このように導管開口が水石鹸中に没してい
るため、導管開口で水石鹸が乾固することがない。この
ため、常に微細に泡立ったムース状水石鹸を吐出させる
ことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】第1図は本発明の実施の形態に係
る水石鹸供給器の要部拡大縦断面図であり、導管23′
の構成が従来例の導管23と相違している。
【0026】この導管23′は、下部側面に開口31を
設け、上部の吸気口25を無くしたものとなっている。
その他の構成は第2,3図の従来例と同一である。
【0027】この水石鹸供給器においても、ヘッド8を
押し下げると、ベローズ10内の空気が加圧され、逆止
弁18が閉、逆止弁19が開となり、中継室15内の水
石鹸が導管23、逆止弁19、送液管20、送液通路2
1を経て吐出管7から吐出される。この場合、まず中継
室15内の水石鹸だけが導管開口31から導管23′内
に送り込まれる。中継室15内の水石鹸液位が開口31
のレベルまで下がってくると、今度は空気だけが開口3
1を通って導管23′内に送り込まれる。導管23′内
に先に送り込まれた水石鹸と後から送り込まれた空気と
が逆液管20、送液流路21を流れ、この間に水石鹸と
空気とが混ざり合い、さらにメッシュ22で細かい泡よ
りなるムース状となり、吐出管7から吐出される。
【0028】押し込んだヘッド8から手を離すと、スプ
リング11によってシャフト9及びヘッド8が押し上げ
られ、ベローズ10内が負圧となる。これにより、逆止
弁18が開、逆止弁19が閉となり、タンク1内の水石
鹸が吸上管17及び逆止弁18を介して中継室15内に
吸い上げられ、開口31が水石鹸液中に没するようにな
る。なお、この時、スリット27aを通って少量の空気
がベローズ10内に流入する。
【0029】このようにヘッド8を押すことにより、タ
ンク1内の水石鹸を吐出管7からムース状に吐出させる
ことができる。
【0030】この水石鹸供給器においては、ヘッド8か
ら手を離した待機状態にあっては、第1図の通り開口3
1が中継室15内の水石鹸液中に没しており、水石鹸の
乾固による開口31の詰まりが全く発生しない。従っ
て、常に微細に泡立ったムース状水石鹸を吐出させるこ
とができる。
【0031】上記実施の形態にあっては開口31が1個
だけ図示されているが、複数個の開口31を設けても良
い。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水石鹸供給器によ
ると、導管開口の詰まりが無く、常に十分に微細に泡立
ったムース状水石鹸を吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る水石鹸供給器の要部縦断面図
である。
【図2】従来例に係る水石鹸供給器の縦断面図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 トレー 7 吐出管 8 ヘッド 10 ベローズ 11 スプリング 12 給液口 13 落下流路 14 キャップ 15 中継室 18,19 逆止弁 20 送液管 21 送液流路 22 メッシュ 23,23′ 導管 25 吸気口 31 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に水石鹸の給液口と吐出管が設けら
    れ、下部に該給液口から供給された水石鹸を貯留してお
    くタンクが設けられ、該タンク内の水石鹸を該吐出管に
    送り出すための手動式エアポンプを備えた水石鹸供給器
    であって、 タンク上部付近にタンクから吸い上げた水石鹸を貯留す
    る中継室が設けられ、 該中継室内の水石鹸及び空気が該中継室内に上下方向に
    設けられた導管を経て前記吐出管に送り出される水石鹸
    供給器において、 該導管の下部に、中継室内の水石鹸及び空気を導管内に
    取り込むための開口を設けたことを特徴とする水石鹸供
    給器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002143024A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Toto Ltd 水石けん供給装置
JP2006158673A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Kurashiki System Design:Kk 手洗装置
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JP2012511958A (ja) * 2008-12-11 2012-05-31 ゴジョ・インダストリーズ・インコーポレイテッド 圧力作動自動供給源切り替えディスペンサーシステム

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