JP2002143024A - 水石けん供給装置 - Google Patents

水石けん供給装置

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JP2002143024A
JP2002143024A JP2000347512A JP2000347512A JP2002143024A JP 2002143024 A JP2002143024 A JP 2002143024A JP 2000347512 A JP2000347512 A JP 2000347512A JP 2000347512 A JP2000347512 A JP 2000347512A JP 2002143024 A JP2002143024 A JP 2002143024A
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Japan
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tank
casing
water soap
air
cover
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JP2000347512A
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Inventor
Hiroshi Oshima
浩 大島
Takeshi Muta
健士 牟田
Yuji Fujie
勇次 藤江
Koichi Owada
浩一 大和田
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Toto Ltd
Koito Industries Ltd
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Toto Ltd
Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タンクの製作コストを低減することができるよ
うにし、また、タンクを容易に交換することができる水
石けん供給装置を提供する。 【解決手段】タンク30をタンクカバー32とタンク本
体31とにより構成し、タンクカバー32をケーシング
20の流出口205側に装着し、タンク本体31をタン
クカバー32に着脱可能に支持し、タンクカバー32に
ポンプ機構40を装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手洗い場のカウン
ターなどに設置され、水石けんを筒形状のケーシングの
注入口に注いで、当該ケーシングの流出口側に配された
タンク内へ補給するようにした水石けん供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の水石けん供給装置としては、例え
ば、特開平8−38381号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】すなわち、ケーシングの注入口に水石けん
を注ぐと、ケーシングの流出口から連結管を通って、流
下した水石けんがタンクに補給されるものがある。連結
管の下端部にタンクが装着され、タンクにはポンプ機構
が内装され、ポンプ機構により水石けんが吸排され、タ
ンク内の水石けんがケーシング側のノズルに送り出され
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の水石けん供給装置では、タンクを容量の異な
る新たなタンクと交換する際に、タンク全体を新たなも
のに交換する必要があり、容量の異なる他種類のタンク
を用意すると、タンクの製作コストが嵩むという問題が
ある。また、タンク交換時に、タンクからポンプ機構を
わざわざ取り外し、取り外したポンプ機構を新たなタン
クに再び組付け、その組付けたタンクをケーシングに装
着する必要があり、タンクを容易に交換できないという
問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、タンクをタンクカバーとタンク本
体とから構成し、タンクの容量を変える際には、タンク
本体のみを交換すれば足りるようにして、タンクの製作
コストを低減することができるようにした水石けん供給
装置を提供することを目的としている。
【0006】また、タンクカバー側にポンプ機構を装着
するようにして、タンク交換時に、ポンプ機構の取外
し、かつ、組付けを不要にして、タンクを容易に交換す
ることができる水石けん供給装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]手洗い場のカウンター(C)などに設置され、水
石けんを筒形状のケーシング(20)の注入口(20
4)に注いで、当該ケーシング(20)の流出口(20
5)側に配されたタンク(30)内へ補給するようにし
た水石けん供給装置であって、前記タンク(30)は、
タンクカバー(32)およびタンク本体(31)からな
り、前記タンクカバー(32)は、前記ケーシング(2
0)の流出口(205)側に装着されており、前記タン
ク本体(31)は、前記タンクカバー(32)に着脱可
能に支持されていることを特徴とする水石けん供給装
置。
【0008】[2]前記ケーシング(20)側に設けら
れたノズル(50)へ前記タンク(30)内の水石けん
を送り出すためのポンプ機構(40)を備え、前記ポン
プ機構(40)は、タンクカバー(32)側に装着され
ていることを特徴とする[1]に記載の水石けん供給装
置。
【0009】[3]前記ポンプ機構(40)は、前記ケ
ーシング(20)側に設けられたノズル(50)へ前記
タンク(30)内の水石けんを空気と共に送り出すため
のものであり、液ポンプ(430)および、エアポンプ
(440)を有し、前記エアポンプ(440)は、内部
容積を拡縮することにより空気を吸排するエア室(44
1)を有し、前記エア室(441)は、前記ケーシング
(20)の流出口(205)に対向して配される天井部
(420)と、前記ケーシング(20)の流出口(20
5)から前記天井部(420)へ注がれた水石けんを前
記タンク本体(31)側へ伝導可能な周壁(445)と
を有していることを特徴とする[2]に記載の水石けん
供給装置。
【0010】[4]前記液ポンプ(430)は、前記水
石けんを吸排するためのシリンダ(431)と、当該シ
リンダ(431)に内嵌するピストン部材(432)と
を有し、前記シリンダ(431)の内部に面するピスト
ン部材(432)の先端部には、当該ピストン部材(4
32)の基端部側へ凹入する衝撃力吸収用の孔(43
5)が形成されていることを特徴とする[3]に記載の
水石けん供給装置。
【0011】[5]前記エアポンプ(440)は、前記
エア室(441)の周壁(445)を高さ方向に伸縮す
ることにより、前記エア室(441)の内部容積が拡縮
して空気を吸排するものであり、容積減少部材(41
2)を有し、前記容積減少部材(412)は、縮小時の
前記エア室(441)の天井部(420)に近接するよ
うに前記エア室(441)の内部に突設されていて、縮
小時の前記エア室(441)の内部圧力を上げるための
ものであることを特徴とする[3]に記載の水石けん供
給装置。
【0012】[6]前記液ポンプ(430)は、前記水
石けんを吸排するためのシリンダ(431)を有し、前
記容積減少部材(412)は、前記シリンダ(431)
と一体的に形成されていることを特徴とする[5]に記
載の水石けん供給装置。
【0013】[7]前記ケーシング(20)の注入口
(204)を塞ぐカバー部材(60)を有し、前記カバ
ー部材(60)は、嵌合凹部(63)を有し、前記カバ
ー部材(60)の嵌合凹部(63)は、前記カバー部材
(60)が前記ケーシング(20)の注入口(204)
を塞ぐ際に、前記ケーシング(20)の上端部に嵌合し
て当該カバー部材(60)の前記ケーシング(20)回
りの回り止めをするものであることを特徴とする[1]
に記載の水石けん供給装置。
【0014】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。
【0015】タンク(30)はタンクカバー(32)と
タンク本体(31)とにより構成されている。タンクカ
バー(32)はケーシング(20)の流出口(205)
側に装着され、タンク本体(31)はタンクカバー(3
2)に着脱可能に支持されている。
【0016】それにより、容量や大きさの異なるタンク
本体(31)を複数用意しておき、新たなタンク本体
(31)に交換すれば、タンク(30)の容量を変える
ことができる。
【0017】また、タンクカバー(32)側にポンプ機
構(40)を装着したものでは、タンク本体(31)を
交換する際に、タンクカバー(32)側からタンク本体
(31)を外し、新たなタンク本体(31)をタンクカ
バー(32)に装着すればよい。その際に、ポンプ機構
(40)の取外し、かつ、組付けをする必要がなく、タ
ンク本体(31)を容易に交換することができる。
【0018】さらに、ポンプ機構(40)が液ポンプ
(430)およびエアポンプ(440)を有していて、
エアポンプ(440)のエア室(441)が天井部(4
20)と周壁(445)とを有しているものでは、エア
室(441)の天井部(420)をケーシング(20)
の流出口(205)に対向して配し、その天井部(42
0)に注がれた水石けんをタンク本体(31)へ伝導可
能なようにエア室(441)の周壁(445)を形成し
たので、水石けんの補給時において、ケーシング(2
0)の注入口(204)から注がれた水石けんが直接的
にタンク(30)に流下しないで、エア室(441)の
周壁(445)を伝わって流速が落ちた水石けんがタン
ク(30)に流下するようになるので、水石けんがタン
ク(30)内で泡立たず、水石けんの補給が容易にな
る。
【0019】液ポンプ(430)においては、ピストン
部材(432)をシリンダ(431)内で往復移動する
と、水石けんが吸排される。ピストン部材(432)を
一方向に急速に移動して、シリンダ(431)内の容積
を急激に小さくすると、排出される水石けんを媒介にし
て水石けんの供給路内に衝撃力が伝わり、水石けんの供
給路内に配された構成部品の耐久性を低下する要因にな
る。
【0020】そのピストン部材(432)に衝撃力吸収
用の孔(435)が形成されているものでは、シリンダ
(431)内の容積は、実質的に衝撃力吸収用の孔(4
35)の容積を包含したものになり、ピストン部材(4
32)を一方向に急速に移動しても、シリンダ(43
1)内の容積が急激に小さくならず、水石けんの供給路
内に衝撃力が伝わるのを防止することができる。
【0021】エアポンプ(440)においては、エア室
(441)の周壁(445)を高さ方向に伸縮すること
により、エア室(441)の内部容積が拡縮して空気が
吸排され、それにより、空気が水石けんと共に送り出さ
れるようになっている。
【0022】縮小時のエア室(441)の天井部(42
0)に近接するように容積減少部材(412)がエア室
(441)の内部に突設されているものでは、拡大時の
エア室(441)の容積に対する縮小時のエア室(44
1)の容積が極めて小さくなり、それにより、縮小時の
前記エア室(441)の内部圧力を極めて高くすること
ができ、簡易な構成で、大型にすることなく、エアポン
プ(440)の効率を上げることができる。
【0023】このような容積減少部材(412)を液ポ
ンプ(430)のシリンダ(431)と一体的に形成す
ることができる。それにより、部品点数を少なくして、
組立工数を削減し、コストを低減することができる。
【0024】カバー部材(60)に嵌合凹部(63)を
設け、カバー部材(60)の嵌合凹部(63)をケーシ
ング(20)の上端部に嵌合することにより、カバー部
材(60)のケーシング(20)回りの回り止めをする
ようにしたものでは、カバー部材(60)でケーシング
(20)の注入口(204)を塞げば、同時に、カバー
部材(60)のケーシング(20)回りの回り止めをす
ることができ、使い勝手がよいものになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係
る水石けん供給装置10は、手洗い場のカウンターなど
に設置されるものであり、カウンターに支持されるケー
シング20と、カウンターの下方に配され、水石けんを
貯留するタンク30と、タンク30に内装されるポンプ
機構40と、泡状の水石けんを噴出するノズル50と、
ポンプ機構40を操作するプッシュカバーであるカバー
部材60とを有している。
【0026】図1〜図9に示すように、ケーシング20
は筒形状に形成され、筒径が大きな上部ケース21およ
び筒径が小さな下部ケース22とを有している。下部ケ
ース22はカウンターCの装着孔H1に嵌合し、下部ケ
ース22の外周に形成されたねじ部23にはフランジ付
の六角ナット24が螺合している。上部ケース21と六
角ナット24とで装着孔H1の周縁部を上下から挟むこ
とによって、ケーシング20がカウンターCに上下方向
へ抜け不能に支持されている。また、上部ケース21は
サイドカバー71により外部から覆われている。
【0027】さらに、下部ケース22の下端部の外周に
は嵌合溝25が形成されている。嵌合溝25は、ケーシ
ング20の筒軸方向に対して直交する平面に沿ってその
溝が切られている。嵌合溝25には筒軸方向に対して直
交する方向からCリングであるストッパ部材72が嵌着
されている。
【0028】ケーシング20には雌ねじ部材である第1
ねじ部材73が外嵌している。後述のタンク30のタン
クカバー32には第2ねじ部材33が一体的に形成され
ている。第2ねじ部材33は、タンクカバー32の円環
形状のボス部34の外周面に螺設された雄ねじ部であ
る。また、タンクカバー32のボス部34にはケーシン
グ20の流出口205側の端部が内嵌している。
【0029】第1ねじ部材73が第2ねじ部材33に螺
合していくと、ストッパ部材72が第1ねじ部材73に
係止して第1ねじ部材73を第2ねじ部材33側へ移動
不能にすることにより、タンク30のタンクカバー32
がケーシング20側に固定されている。
【0030】図1〜図9に示すように、ケーシング20
の筒壁には、筒軸方向とほぼ平行な方向に延びる供給通
路27が形成されている。供給通路27は一対の下部通
路271と、各下部通路271内の水石けんが合流する
上部通路272とから成り、上部通路272の上端部は
ノズル50に連結されている。ノズル50は、ケーシン
グ20側から外方へ延ばされている。一方、各下部通路
271の下端部はタンク30内の逆止弁100に連通し
ている。
【0031】図1、図2および図5に示すように、ケー
シング20の内部には仕切部材80が装着されている。
仕切部材80は、ケーシング20の注入口204側から
流出口205側へ延びていて、ケーシング20の内部を
水石けんの通る補給用通路201と、タンク30の内部
から外気へ通じる空気抜き用通路202とに仕切るもの
である。
【0032】図3および図5〜図12に示すように、仕
切部材80は、略V字状の溝形断面形状に形成されてい
て、両側に溝壁81を有している。仕切部材80の両側
の溝壁81は、ケーシング20の内壁26に当接した状
態で固設されている。溝壁81の上部の丈は、筒形が大
きな上部ケース21に合わせて長く、溝壁81の下部
は、筒径が小さな下部ケース22に合わせて短くなって
いる。
【0033】また、仕切部材80の上端部には、両側の
溝壁81を両端の扇骨として扇形に広がる取付用フラン
ジ82が形成されている。扇形の取付用フランジ82の
要の部位には、後述するピストンロッド433を通す貫
通孔83が形成され、取付用フランジ82には下孔84
が形成されている。内壁26には取付座部262が凸設
され、取付座部262には下孔84に対応して雌ねじ部
263が形成されている。下孔84を通り雌ねじ部26
3に螺合する取付ねじにより仕切部材80が上方へ抜け
不能に締結されている。
【0034】また、ケーシング20の内壁26には内方
へ位置決め突起261の一対が凸設されている。扇形の
取付用フランジ82の両側縁には凹部85がそれぞれ形
成され、各凹部85が一対の位置決め突起261にそれ
ぞれ嵌め込まれ、それにより、仕切部材80が筒周方向
に位置決めされている。
【0035】図1、図2および、図13〜図15に示す
ように、タンク30は、略円形断面形状のタンク本体3
1および、タンク本体31の上部開口を塞ぐ、同じく略
円形断面形状のタンクカバー32からなる。前述したよ
うに、タンクカバー32側に第2ねじ部材33に螺合す
る第1ねじ部材73により、ケーシング20の流出口2
05側の端部にはタンクカバー32が着脱可能に支持さ
れている。タンク本体31の上部開口の内周面には雌ね
じ部36が形成され、タンク本体31の雌ねじ部36に
は、タンクカバー32の雄ねじ部37が螺着されてい
る。すなわち、タンク本体31は、タンクカバー32を
介して、ケーシング20の流出口205側の端部に着脱
可能に支持されるものである。
【0036】タンク30内には、ケーシング20側に設
けられたノズル50へタンク30内の水石けんを空気と
共に送り出すためのポンプ機構40が備えられている。
ポンプ機構40は、タンクカバー32側に装着されてい
る。
【0037】図1、図2および図21〜図22に示すよ
うに、具体的には、ポンプ機構40は、吊り部材90を
介してタンクカバー32に支持されている。吊り部材9
0はタンクカバー32に嵌着する環状部91と、その環
状部91から下方に延設される一対の吊り下げ部92と
から成る。環状部91は、直径方向に渡される差し渡し
部93と後述する各種のチューブを保持するクランプ部
94とを有している。差し渡し部93の中央部には貫通
孔95が穿設されている。
【0038】環状部91の外周面には、タンクカバー3
2の下縁に係止する係止突起98が形成されている。各
吊り下げ部92の下端部にはフック部96が形成されて
いる。フック部96の中央部には切り込み溝97が凹設
され、フック部96に復元性をもたせている。
【0039】図1、図2および、図16〜図20に示す
ように、ポンプ機構40は、下部ベース410と上部ベ
ースである天井部420との間の隙間に液ポンプ430
およびエアポンプ440を設けて成る。ポンプ機構40
は、タンク30内の水石けんを空気と共にノズル50へ
送り出すためのものである。
【0040】下部ベース410は、中央部に液ポンプ4
30のシリンダ431、その周りに形成された筒状の容
積減少部材412、その外筒壁に形成されたねじ部41
3、そのねじ部413に連続する円周フランジ414が
一体的に形成されてなる。円周フランジ414には、被
係止溝415および、チューブ挿通溝416が形成され
ている。
【0041】天井部420は、シリンダ431に内嵌す
るピストン部材432を有している。シリンダ431の
内部に面するピストン部材432の先端部には、ピスト
ン部材432の基端部側へ凹入する衝撃力吸収用の孔4
35が形成されている。ピストン部材432には、前記
天井部420を介して、ピストンロッド433が連結さ
れている。シリンダ431には後述のチューブが連結さ
れる液排出管436と、液吸入管437とが連通してい
る。液吸入管437にはタンク本体31の底部側へ延び
る延長管438が連結され、延長管438には水石けん
の吸入のみ行う逆止弁が内装されている。
【0042】エアポンプ440は、エア室441を有し
ている。エア室441は、上部ブラケット442、下部
ブラケット443および、周壁445を有している。上
部ブラケット442は孔を有し、ピストンロッド433
にその孔を通した後、図示しないナットを同様にピスト
ンロッド433に通し、その内側に有したねじ部が天井
部420のねじ部と螺着され、上部ブラケット442と
天井部420とが一体化している。天井部420のねじ
部にはねじ軸方向にピストンロッド433が嵌着されて
いる。下部ブラケット443は、下部ベース410のね
じ部413に螺合するナット部材446により下部ベー
ス410側に締着されている。
【0043】周壁445は、ケーシング20の流出口2
05側から天井部420に注がれた水石けんをタンク本
体31側へ伝導可能なもので、筒形の蛇腹状に形成され
ている。蛇腹状の周壁445が高さ方向に伸縮すること
により、エア室441の内部容積が拡縮して空気を吸排
するものである。また、前記容積減少部材412は、縮
小時のエア室441の天井部420(上部ブラケット4
42と一体化したもの)に近接するようにエア室441
の内部に突設されているものである。容積減少部材41
2は、縮小時のエア室441の内部圧力を上げるための
ものである。
【0044】また、下部ベース410には、エア吸入管
417および、エア排出管418が形成され、エア吸入
管417および、エア排出管418の管路が容積減少部
材412内に形成され、エア室441の内部に連通して
いる。
【0045】図1、図2および、図23〜図25に示す
ように、タンクカバー32には、逆止弁100が装着さ
れている。逆止弁100は弁本体101と、球形状の弁
102とを有している。弁本体101には、一対の連結
管103と混合室104とが形成されている。一対の連
結管103内に球形状の弁102がそれぞれ設けられて
いる。一対の連結管103にはチューブがそれぞれ連結
され、各チューブがポンプ機構40側の液排出管436
およびエア排出管418にそれぞれ延設されている。ま
た、混合室104は水石けんおよび空気とが混合される
が一対の下部通路271にそれぞれ連通している。
【0046】また、タンクカバー32には、エア弁11
0が装着されている。エア弁110は、弁本体111お
よび、薄板状の弁112を有している。弁本体111に
は、連結管113が形成されている。薄板状の弁112
は、弁本体111に形成された外気連通口115を開閉
するものであり、弁本体111の内圧が低くなると外気
連通口115を開き、内圧が高くなると外気連通口11
5を閉じるものである。連結管113にはチューブが連
結され、そのチューブがエア吸入管417に延ばされて
いる。
【0047】図1、図2および、図26〜図31に示す
ように、カバー部材60はケーシング20の注入口20
4を塞ぐためのものであり、注入口204に外嵌する外
側周壁と、その外側周壁の内側に形成された内側周壁
と、内側周壁の中心部に形成された軸を挟み込むための
U字ばねと、そのU字ばねを係止するばね係止部61
と、内側周壁の内面に設けられた被係止部62と、内側
周壁を中心部側へ凹入した扇形状の嵌合凹部63とを有
している。
【0048】ケーシング20の注入口204にはホルダ
ー部材65が内嵌しており、ホルダー部材65は中心部
に形成されたU字ばねを前記係止部61とは直交する方
向で押さえる押さえ部66と、カバー部材60の内側周
壁に内嵌する周壁部と、その周壁部の外面に設けられた
係止部67と、扇形状の嵌合凹部68を有している。ピ
ストンロッド433の上端部がホルダー部材65の中心
孔を通過してカバー部材60の裏面側に当接している。
【0049】押さえ部66は、カバー部材60のばね係
止部61に係止したU字ばねの移動を制限するものであ
り、係止部67は、前述したようにホルダー部材65の
周壁部がカバー部材60の内側周壁に内嵌した際にカバ
ー部材60の被係止部62に弾撥的に係止してカバー部
材60の抜け止めをするものである。また、扇形状の嵌
合凹部63および扇形状の嵌合凹部68には仕切部材8
0の上端部が嵌入するものである。
【0050】次に本実施の形態の作用を説明する。先
ず、ケーシング20と仕切部材80との組立について説
明する。筒形状のケーシング20内に仕切部材80を注
入口204側から挿通する。このとき、仕切部材80の
扇形の取付用フランジ82の両側縁に形成された凹部8
5をケーシング20の内壁26の一対の位置決め突起2
61に嵌め込むようにする。それにより、仕切部材80
の下孔84と取付座部262の雌ねじ部263とが一致
する。
【0051】ビスを下孔84に通して雌ねじ部263に
螺合することにより、ケーシング20の内部に仕切部材
80を装着することができ、ケーシング20の内部を補
給用通路201と空気抜き用通路202とに仕切ること
ができる。また、ケーシング20に仕切部材80を装着
すると、仕切部材80の両側の溝壁81がケーシング2
0の内壁26に当接した状態になる。
【0052】ケーシング20に仕切部材80を装着する
ことにより、ケーシング20内に空気抜き用通路202
が形成されるようになるので、初めからケーシング20
内に空気抜き用通路202を一体的に成形する成形型に
対して、構造が複雑にならず、製作コストを低減するこ
とができる。また、空気抜き用通路202を一体的に成
形しないので、空気抜き用通路202の抜き勾配を補給
用通路201側につける必要がなく、補給用通路201
を狭くしないで済む。また、仕切部材80は、溝形断面
形状の簡易な形状をしているので、仕切部材80の成形
型が複雑にならず、この点からも製作コストを低く抑え
ることができる。
【0053】次に、ケーシング20とタンク30との組
立について説明する。ケーシング20はカウンターCに
取り付けられている。ケーシング20の取付は、ケーシ
ング20の下部ケース22をカウンターCの装着孔H1
に通し、ケーシング20のねじ部23に六角ナット24
を流出口205側から螺合していき、上部ケース21と
六角ナット24とで装着孔H1の周縁部を挟み込むよう
にすればよい。
【0054】このように、カウンターCに取り付けられ
たケーシング20のねじ部23に第1ねじ部材73を同
じく流出口205側から通していき、また、ケーシング
20の嵌合溝25にストッパ部材72を嵌着する。スト
ッパ部材72をケーシング20の筒軸方向に対して直交
する方向からケーシング20の嵌合溝25に装着すれば
よいので、たとえば、ケーシング20の流出口205側
の端部からストッパ部材72を螺合していく必要がな
く、ストッパ部材72をケーシング20に容易に組み付
けることができる。ストッパ部材72が第1ねじ部材7
3に係止すると、第1ねじ部材73が第2ねじ部材33
側へ移動不能になるようにしておく。
【0055】次に、ケーシング20の流出口205側の
端部を円環形状のボス部34に嵌合して、第1ねじ部材
73をタンクカバー32の第2ねじ部材33に螺合して
いくと、やがて、第1ねじ部材73がストッパ部材72
に係止して第2ねじ部材33側へ移動不能になることか
ら、第2ねじ部材33が設けられたタンクカバー32が
第1ねじ部材73側に引き寄せられるようになり、タン
クカバー32が第1ねじ部材73に締結され、ケーシン
グ20に固定される。
【0056】このタンクカバー32には吊り部材90を
介してポンプ機構40が装着されている。次に、タンク
カバー32の雄ねじ部37にタンク本体31の雌ねじ部
36を螺合することにより、ケーシング20とタンク3
0とが組み立てられる。
【0057】次に、水石けんの補給について説明する。
水石けんの補給時において、カバー部材60をケーシン
グ20から外して、ケーシング20の注入口204を開
く。水石けんをケーシング20の注入口204からそそ
ぎ込むと、水石けんは補給用通路201を通って、補給
用通路201の流出口205からタンクカバー32の円
弧状孔38の一方を通ってタンク30内に流下する。
【0058】このとき、水石けんは、タンク本体31に
直接的に注がれるのでなく、ポンプ機構40の天井部4
20に注がれ、かつ、ポンプ機構40のエアポンプ44
0を伝わった後に、下部ベース410の円周フランジ4
14に流下し、かつ、下部ベース410のチューブ挿通
溝416に嵌持されたチューブおよびタンク内壁を伝わ
って、タンク本体31内に流入する。タンク本体31内
に流入する水石けんの流速は低く、水石けんは泡立つこ
となくタンク本体31に補給される。
【0059】一方、タンク30内の空気は、タンクカバ
ー32の円弧状孔38の他方から空気抜き用通路202
を通り、排気口206から外気側へ排出されるので、空
気抜きが適切に行われ、それにより、水石けんの補給が
円滑に行われる。
【0060】仕切り壁に多少隙間があり、水石けんの補
給の途中で、水石けんが間違って空気抜き用通路202
に流入しても、空気抜き用通路202内に空気が抜ける
ときの気流が既に形成されているので、水石けんが空気
抜き用通路202を塞ぐことはなく、空気が抜ける状態
が維持される。
【0061】水石けんの補給が終了したならば、ケーシ
ング20の注入口204をカバー部材60で塞ぐ。この
とき、カバー部材60の扇形状の嵌合凹部63および扇
形状の嵌合凹部68を仕切部材80の上端部の取付用フ
ランジ82に嵌め込むことにより、カバー部材60の回
転方向の位置決めがなされる。
【0062】次に、水石けん供給装置の使用について説
明する。図1において、シリンダ431に内装されたコ
イルばねの復元力に抗して、カバー部材60を下方に押
すと、ピストンロッド433を介してピストン部材43
2がシリンダ431内を下方に移動し、また、天井部4
20が下方に移動する。それにより、シリンダ431内
の水石けんが液排出管436からチューブを通って、逆
止弁100の一対の連結管103の一方の球形状の弁1
02を付勢力に抗して押し上げて、混合室104に流入
する。
【0063】このとき、ピストン部材432に衝撃力吸
収用の孔435が形成されているので、ピストン部材4
32が急速に下方に移動して、ピストン部材432の容
積が急速に減少しても、衝撃力吸収用の孔435の容積
が残っているので、シリンダ431内の容積が実質的に
急速に小さくならず、水石けんの供給路(液排出管43
6〜チューブ〜逆止弁100の連結管103)内に衝撃
力が伝わるのを防止することができる。
【0064】また、エア室441内の空気がエア排出管
418からチューブを通って、逆止弁100の一対の連
結管103の他方の球形状の弁102を付勢力に抗して
押し上げて、混合室104に流入し、混合室104内の
水石けんを泡状にする。泡状になった水石けんは、ケー
シング20の下部通路271〜上部通路272を通っ
て、ノズル50から供給されるようになる。
【0065】コイルばねの復元力により、ピストン部材
432がシリンダ431内を上方に移動すると、天井部
420も上方に移動し、シリンダ431の内圧が低くな
って、タンク本体31内の水石けんが延長管438から
シリンダ431内に流入する。また、外気がエア弁11
0からチューブを通ってエア吸入管417からエア室4
41内に流入する。それにより、次の水石けんの供給に
備えることができる。
【0066】なお、前記実施の形態においては、タンク
30を水石けんを貯留可能なタンク本体31と、ケーシ
ング20の流出口205側に装着されるタンクカバー3
2とにより構成したものを示したが、要は、タンク30
が別体の構成になっていればよく、タンクカバーは、ケ
ーシング20の流出口205側に装着されるものであれ
ば足り、いわゆるカバーとしての機能を有しない場合を
含むものである。
【0067】また、タンクカバー32側に吊り部材90
を介してポンプ機構40を装着したものを示したが、ポ
ンプ機構40の装着手段としては、吊り部材90に限定
するものではない。例えば、ポンプ機構40の本体の外
周にねじ部を形成し、タンクカバー32側のねじ部に螺
着するようにしてもよく、単に、ビス止めするようにし
てもよい。
【0068】さらに、エアポンプ440の構成上、エア
室441の周壁445が蛇腹状に形成されたものを示し
たが、エア室441の周壁445はこれに限定しない。
例えば、エアポンプ440が液ポンプ430の如くシリ
ンダとピストンから構成されていれば、エア室441の
周壁445は、エアポンプ440のシリンダに相当する
ことになる。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る水石けん供給装置によれ
ば、タンクがタンクカバーとタンク本体とにより構成さ
れ、タンクカバーがケーシングの流出口側に装着され、
タンク本体がタンクカバーに着脱可能に支持されている
ので、容量や大きさの異なるタンク本体を複数用意して
おき、新たなタンク本体に交換すれば、タンクの容量を
変えることができる。
【0070】また、水石けんの補給時において、ケーシ
ングの注入口から注がれた水石けんが直接的にタンクに
流下しないで、エア室の天井部から周壁を伝わってタン
クに流下するようにしたので、流速が落ちた水石けんが
タンクに流下するようになり、水石けんがタンク内で泡
立たず、水石けんの補給が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る水石けん供給装置
をピストンロッドの軸線に沿って破断して示す断面図で
ある。
【図2】図1の破断面に対してその破断面が直交するよ
うに同じくピストンロッドの軸線に沿って水石けん供給
装置の半分を破断して示す断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るケーシングの正面
図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るケーシングの平面
図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るケーシングおよ
び、ケーシングの内部に装着されている仕切部材を示す
平面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面でケーシングを下方か
ら見た図である。
【図7】図4においてVII−VII線で破断して示し
た部分断面図である。
【図8】図4においてVIII−VIII線で破断して
示した部分断面図である。
【図9】図7のXI−XI線断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る仕切部材の正面
図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る仕切部材の平面
図である。
【図12】図10のXII−XII線断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係るタンクカバーの
平面図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係るタンクカバーの
底面図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係るタンクカバーの
要部断面図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係るポンプ機構の要
部断面図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係るポンプ機構の底
面図である。
【図18】本発明の一実施の形態に係るポンプ機構の下
部ベースの要部断面図である。
【図19】本発明の一実施の形態に係るポンプ機構の下
部ベースの要部断面図である。
【図20】図19の部分拡大断面図である。
【図21】本発明の一実施の形態に係る吊り部材の平面
図である。
【図22】図21のXXII−XXII線断面図であ
る。
【図23】本発明の一実施の形態に係る逆止弁の平面図
である。
【図24】本発明の一実施の形態に係る逆止弁の側面図
である。
【図25】図23のXXV−XXV線断面図である。
【図26】本発明の一実施の形態に係るカバー部材の底
面図である。
【図27】図26のXXVII−XXVII線断面図で
ある。
【図28】図26のXXVIII−XXVIII線断面
図である。
【図29】本発明の一実施の形態に係るホルダー部材の
平面図である。
【図30】図29のXXX−XXX線断面図である。
【図31】図29のXXXI−XXXI線断面図であ
る。
【符号の説明】
C…カウンター H1…装着孔 10…水石けん供給装置 20…ケーシング 21…上部ケース 22…下部ケース 23…ねじ部 24…六角ナット 25…嵌合溝 26…内壁 27…供給通路 30…タンク 31…タンク本体 32…タンクカバー 33…第2ねじ部材 34…ボス部 36…雌ねじ部 37…雄ねじ部 38…円弧状孔 40…ポンプ機構 50…ノズル 60…カバー部材 61…被嵌合部 62…被係止部 63…扇形状の嵌合凹部 65…ホルダー部材 66…嵌合部 67…係止部 68…扇形状の嵌合凹部 71…サイドカバー 72…ストッパ部材 73…第1ねじ部材 80…仕切部材 81…溝壁 82…取付用フランジ 83…貫通孔 84…下孔 85…凹部 90…吊り部材 91…環状部 92…吊り下げ部 93…差し渡し部 94…クランプ部 95…貫通孔 96…フック部 97…切り込み溝 98…係止突起 100…逆止弁 101…弁本体 102…球形状の弁 103…連結管 104…混合室 110…エア弁 111…弁本体 112…薄板状の弁 113…連結管 115…外気連通口 201…補給用通路 202…空気抜き用通路 204…注入口 205…流出口 206…排気口 261…位置決め突起 262…取付座部 263…雌ねじ部 271…下部通路 272…上部通路 410…下部ベース 412…容積減少部材 413…ねじ部 414…円周フランジ 415…被係止溝 416…チューブ挿通溝 417…エア吸入管 418…エア排出管 420…天井部 430…液ポンプ 431…シリンダ 432…ピストン部材 433…ピストンロッド 435…衝撃力吸収用の孔 436…液排出管 437…液吸入管 438…延長管 440…エアポンプ 441…エア室 442…上部ブラケット 443…下部ブラケット 445…周壁 446…ナット部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田 健士 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 藤江 勇次 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 大和田 浩一 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 Fターム(参考) 3E014 PA01 PD11 3H075 AA09 BB03 CC33 DA03 DA04 DB14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗い場のカウンターなどに設置され、水
    石けんを筒形状のケーシングの注入口に注いで、当該ケ
    ーシングの流出口側に配されたタンク内へ補給するよう
    にした水石けん供給装置であって、 前記タンクは、タンクカバーおよびタンク本体からな
    り、 前記タンクカバーは、前記ケーシングの流出口側に装着
    されており、 前記タンク本体は、前記タンクカバーに着脱可能に支持
    されていることを特徴とする水石けん供給装置。
  2. 【請求項2】前記ケーシング側に設けられたノズルへ前
    記タンク内の水石けんを送り出すためのポンプ機構を備
    え、 前記ポンプ機構は、タンクカバー側に装着されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の水石けん供給装置。
  3. 【請求項3】前記ポンプ機構は、前記ケーシング側に設
    けられたノズルへ前記タンク内の水石けんを空気と共に
    送り出すためのものであり、液ポンプおよび、エアポン
    プを有し、 前記エアポンプは、内部容積を拡縮することにより空気
    を吸排するエア室を有し、 前記エア室は、前記ケーシングの流出口に対向して配さ
    れる天井部と、前記ケーシングの流出口から前記天井部
    へ注がれた水石けんを前記タンク本体側へ伝導可能な周
    壁とを有していることを特徴とする請求項2に記載の水
    石けん供給装置。
  4. 【請求項4】前記液ポンプは、前記水石けんを吸排する
    ためのシリンダと、当該シリンダに内嵌するピストン部
    材とを有し、 前記シリンダの内部に面するピストン部材の先端部に
    は、当該ピストン部材の基端部側へ凹入する衝撃力吸収
    用の孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記
    載の水石けん供給装置。
  5. 【請求項5】前記エアポンプは、前記エア室の周壁を高
    さ方向に伸縮することにより、前記エア室の内部容積が
    拡縮して空気を吸排するものであり、容積減少部材を有
    し、 前記容積減少部材は、縮小時の前記エア室の天井部に近
    接するように前記エア室の内部に突設されていて、縮小
    時の前記エア室の内部圧力を上げるためのものであるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の水石けん供給装置。
  6. 【請求項6】前記液ポンプは、前記水石けんを吸排する
    ためのシリンダを有し、 前記容積減少部材は、前記シリンダと一体的に形成され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の水石けん供給
    装置。
  7. 【請求項7】前記ケーシングの注入口を塞ぐカバー部材
    を有し、 前記カバー部材は、嵌合凹部を有し、 前記カバー部材の嵌合凹部は、前記カバー部材が前記ケ
    ーシングの注入口を塞ぐ際に、前記ケーシングの上端部
    に嵌合して当該カバー部材の前記ケーシング回りの回り
    止めをするものであることを特徴とする請求項1に記載
    の水石けん供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618264U (ja) * 1992-08-19 1994-03-08 東都発條株式会社 液体洗剤供給装置
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