JPH09262030A - 遮光資材 - Google Patents

遮光資材

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JPH09262030A
JPH09262030A JP8074240A JP7424096A JPH09262030A JP H09262030 A JPH09262030 A JP H09262030A JP 8074240 A JP8074240 A JP 8074240A JP 7424096 A JP7424096 A JP 7424096A JP H09262030 A JPH09262030 A JP H09262030A
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tape
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豊 前田
Hiroshi Noguchi
比呂志 野口
Nagayo Oohiro
永世 大広
Yoshihiro Sunayama
好弘 砂山
Kiyoo Ishii
清雄 石井
Isamu Hagiwara
勇 萩原
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透湿性、通気性および透水性を保有して、し
かも99.99%以上の略完全な遮光率を確保でき、シ
ェード栽培において日長反応を制御するための遮光用カ
ーテンとして好適に使用できる遮光資材を提供する。 【解決手段】 金属蒸着層もしくは金属箔層により銀面
化したフィルムよりなる赤外線反射性と遮光性に優れる
テープ2を経糸と緯糸の一方に、白色顔料を含有する合
成樹脂フィルムよりなる赤外線反射性に優れるテープ1
を経糸と緯糸の他方に用いて製織したシートAと、黒色
顔料を含有する合成樹脂フィルムよりなる光吸収性と遮
光性に優れるテープ3,4を用いて製織したシートBと
を重ね合せて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にハウス栽培に
おいて日長反応を制御するための内張カーテンとして好
適に使用される遮光資材に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】農業用ハ
ウスでの栽培法として、特に菊、ポインセチア、苺等の
栽培において、日長反応を制御(主に短日処理)して栽
培する、所謂シェード栽培法が知られている。この栽培
法での短日処理のための遮光(シェード)は、ハウス内
の内張カーテンにより行なわれる。
【0003】このシェード栽培法に使用されるハウス内
の遮光用の内張カーテンとしては、 100%の完全な遮光率を有すること 透湿性、通気性、通水性を有すること ハウス内(特にカーテンによる被覆系内)の温度上
昇が少ないことが望まれる。
【0004】従来、かかる内張カーテンに使用する遮光
資材としては、軟質塩化ビニル、ポリエチレン等の合成
樹脂フィルムに、アルミニウム粉末やカーボンブラック
等の遮光性の高い顔料を混練した単層フィルムや該フィ
ルムを含む多層フィルム、あるいはアルミ箔等の遮光材
の積層やアルミ蒸着等による銀面加工を施したフィルム
(金属化フィルム)が知られている。
【0005】しかしながら、これらの遮光資材は、透湿
性や通気性を殆ど有さないために、これを内張カーテン
に使用した場合、ハウス内、特に内張カーテンによる被
覆系内が過湿状態となってしまい、早朝等にカーテン内
面に結露した水滴が落下して作物を腐らす等、病理障害
を引き起こすおそれがある。
【0006】また前記の遮光資材は透水性がないため
に、ハウス内面に結露して落下する水滴がカーテン上面
に溜まり易く、カーテンの開閉作業時に落水するのみな
らず、カーテンの開閉装置に大きな負荷がかかり、開閉
がスムーズにできないことがあり、極端な場合には装置
が故障することもある。そのため作業者は、装置の始動
前にカーテン上の水抜き作業を必要としていた。
【0007】また、遮光性のある不織布表面に遮光性の
ある微多孔皮膜を積層した遮光資材も知られている。
【0008】しかしながら、このような資材は高い透湿
性があり、過湿状態を防止することは可能であるが、目
的とする遮光率を得るために、不織布を厚くする必要が
あって嵩高になり、開閉等の作業性が低下する上、微多
孔皮膜の気孔径が小さいことから、透水性が小さく、結
局は、カーテン上面に結露水が溜まり、上述した不都合
が生じる結果となっていた。
【0009】また近年、アルミ蒸着加工を施した合成樹
脂フィルムをスリットして得た蒸着テープを経糸と緯糸
の一方に用いた織編物を、遮光資材として使用すること
も提案されている(例えば、実公昭54−43177号
公報、実公平7−11569号公報)。
【0010】しかし、この資材は、赤外線反射性や透湿
性および通気性あるいは透水性等はよいものの、織編物
特有の構成糸間の隙間から光が漏れるのを完全になくす
ことができないために、完全な遮光性が望まれるシェー
ド栽培での遮光用の内張カーテンとしては満足できるも
のではない。
【0011】例えば、菊の成長に関係する最低光量は数
十ルクスと言われており、夏季の太陽光は十数万ルクス
であることから、遮光率が99.99%以上が要求され
るが、前記の蒸着テープを用いた織編物では、要求され
る遮光率が得られないものである。
【0012】一方、光吸収性と遮光性を有する黒色のテ
ープ状糸を経糸と緯糸の少なくとも一方(主に双方)に
用いて製織した織編物よりなるシートを内張カーテンに
使用した場合は、遮光性は比較的高いが、シート自体が
太陽光を吸収することで発熱し、被覆系内の温度が上昇
し、作物の成育に影響が出るという欠点がある。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなしたもので、農
業用ハウスでシェード栽培を実施するための遮光用の内
張カーテンとして好適に使用できる遮光資材、特に透湿
性、通気性および透水性を保有して、しかも略完全な遮
光性を確保でき、日長反応の制御を好適になし得る遮光
資材を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】本発明では、
上記の課題を解決するために、透湿性、通気性および透
水性を有する織編物を用いることとし、さらに織編物の
場合はその構成組織上、光が漏れるのを100%なくす
ことは不可能であることから、その遮光率を99.99
%以上、好ましくは99.997%以上とすることを目
標として、種々の検討、研究を重ねた結果、下記の発明
に到達したものである。
【0015】本発明は、上記の課題を解決する遮光資材
であり、請求項1の発明は、赤外線反射性と遮光性に優
れる織編物からなるシート(A)と、光吸収性と遮光性
に優れる編織物からなるシート(B)とを重ね合せてな
ることを特徴とする。
【0016】重ね合せた両シート(A)(B)は、透湿
性や通気性を確保するために、両側端部あるいは幅方向
や長さ方向の適宜間隔毎に間隔をおいて融着手段や接着
手段により部分的に結合しておくのがよい。また縫合等
の他の結合手段により両シートを結合することも、また
使用段階で重ね合せた両シートを結合させることもでき
る。
【0017】請求項2の発明は、前記の遮光資材におけ
るシート(A)が、赤外線反射性と遮光性に優れるテー
プ状糸と赤外線反射性に優れるテープ状糸とを用いて製
織した織編物であり、シート(B)が、光吸収性と遮光
性に優れるテープ状糸を用いて製織された織編物である
ことを特徴とする。
【0018】請求項3の発明は、前記の遮光資材を、両
シート(A)(B)を重ね合せた状態での遮光率を9
9.99%以上としたものである。
【0019】前記の請求項1または2の発明の遮光資材
によれば、重ね合せたシート(A)およびシート(B)
がいずれも織編物であるために、全面が1枚で製膜され
たフィルムやシート等とは異なり、織編物特有の透湿
性、通気性、透水性を保有する。それゆえ、この遮光資
材をシェード栽培における遮光用内張カーテンに使用し
た場合に、該カーテンによる被覆系内が過湿状態や高温
状態になることがなく、またカーテン内面に結露が生じ
たり、カーテン上面に結露水が溜ったりするおそれがな
い。
【0020】しかも、赤外線反射性と遮光性のよいシー
ト(A)と光吸収性と遮光性のよいシート(B)との2
重構造になっているので、シート(A)(B)が単独の
ものの場合に比して、高い遮光率が得られる。
【0021】特に前記シート(A)を外側にして使用す
ることにより、被覆系外からの赤外線の入射を防止し、
かつ熱線(赤外線)を反射するとともに、織編物特有の
構成糸間の隙間から光が洩れることがあっても、内側の
光吸収性のあるシート(B)により洩れた光を吸収す
る。その結果、この種の遮光資材として、透湿性や通気
性を有するものでありながら、その遮光率を非常に高め
ることができる。またシート(B)を内側にして使用す
ることにより、該シート(B)の熱線(赤外線)の吸収
量が少なくなり、このシート(B)自体の発熱も防止で
きる。
【0022】したがって、請求項3の発明のように、そ
の遮光率を99.99%以上、必要とあれば99.99
7%以上とすることも容易に可能となり、シェード栽培
での遮光用のカーテンとして好適に使用できる遮光資材
を得ることができる。
【0023】前記の遮光資材におけるシート(A)およ
びシート(B)とする織編物については、赤外線反射性
および遮光性に優れるテープ状糸あるいは光吸収性と遮
光性に優れるテープ状糸を、他の細糸とともにラッセル
編して構成することも可能であるが、平織組織等により
製織されたものが、製造の容易性および遮光性の点から
好ましい。
【0024】前記の遮光資材において、シート(A)を
構成する赤外線反射性と遮光性に優れるテープ状糸とし
ては、合成樹脂フィルムを基材として金属蒸着層もしく
は金属箔層により銀面化(金属表面化)したフィルムを
スリットして得られたテープが好適に用いられ、また赤
外線反射性に優れるテープ状糸としては、白色顔料を混
練して製膜した合成樹脂フィルムをスリットして得られ
た白色テープが好適に用いられる。シート(A)は、こ
れらのテープ状糸の一方のみを用いて製織した織編物で
もよいが、実施上は下記のように組合せ使用するのが好
ましい。
【0025】請求項5の発明は、前記の遮光資材におけ
るシート(A)が、前記の金属蒸着層あるいは金属箔層
により銀面化したフィルムよりなるテープ状糸を経糸ま
たは緯糸の一方に用い、前記の白色のテープ状糸を経糸
と緯糸の他方に用いて製織した織編物よりなることを特
徴としている。
【0026】金属蒸着層あるいは金属箔層により銀面化
したフィルムよりなるテープ状糸は、赤外線反射性に優
れるとともに、白色のテープ状糸に比して遮光性に優れ
ている。他方、白色のテープ状糸は、銀面化したテープ
状糸に比して遮光性は劣るが、赤外線反射性は銀面化し
たテープ状糸よりも高く、また製造コストも安い。
【0027】それゆえ、これらのテープ状糸を経糸およ
び緯糸に用いて平織組織等で製織することにより、両テ
ープ状糸が交互にシート表面に存在し、全面にわたって
赤外線反射性および遮光性のいずれにも優れるシート
(A)を、製造容易にしてコスト安価に得ることができ
る。またこのシート(A)とシート(B)との組合せに
より、前記のように99.99%以上、さらには99.
997%以上の遮光率を持つ遮光資材を容易に得ること
ができる。
【0028】前記の銀面化したフィルムよりなるテープ
状糸としては、請求項6のように、合成樹脂フィルムに
アルミニウム等の金属蒸着加工を施し、さらに蒸着層の
上に合成樹脂皮膜を設けた蒸着フィルムをスリットして
得られた蒸着テープを好適に用いることができる。
【0029】この蒸着テープは、例えば、既知の製法で
製膜した10μm〜50μmの一軸延伸合成樹脂フィル
ムの表面に、300〜700オングストロームの厚みで
アルミニウム等の金属蒸着を施し、さらに蒸着層の上
に、押し出しラミネート、ドライラミネート等の既知の
ラミネート法あるいはディッピング等の既知のコーティ
ング法によって厚み10μm〜40μmの合成樹脂皮膜
を積層した蒸着フィルムを素材とし、該蒸着フィルムを
所要幅のテープ状にスリットすることにより得られる。
【0030】前記の金属蒸着層の厚み、基材フィルムや
合成樹脂皮膜の厚みは、遮光性や製織性および使用上の
強度等に応じて適宜設定される。
【0031】この蒸着テープであると、蒸着層が基材フ
ィルムと合成樹脂皮膜により挟まれて保護され、蒸着フ
ィルムからテープ状にスリットする際や製織の際、さら
に使用中において、蒸着層が剥離したり損傷するおそれ
がなく、赤外線反射性や遮光性を良好に保持できる。
【0032】また前記の白色のテープ状糸は、酸化チタ
ン等の白色顔料を混練して製膜した合成樹脂フィルム、
例えば、合成樹脂ベースレジン100部に対して2〜1
5部の白色顔料を混練して製膜した合成樹脂フィルムを
素材とし、これを所要幅のテープ状にスリットすること
により得ることができる。
【0033】前記の白色顔料としては、前記の酸化チタ
ンのほか、アルミニウム粉末、アルミナ、硫化亜鉛、酸
化亜鉛、鉛白、ホワイトカーボン等の赤外線反射率の高
い白色の顔料を用いることができる。また、白色顔料で
はないが、炭酸カルシウムも使用することができる。
【0034】この白色のテープ状糸は、その素材の合成
樹脂フィルムをテープ長手方向に1軸延伸させておい
て、前記のようにスリットしたテープをヒートセットし
て熱収縮させて用いる。
【0035】請求項7の発明は、銀面化したフィルムよ
りなるテープ状糸が、高密度ポリエチレンフィルムにア
ルミニウム蒸着を施し、さらに蒸着層の上に、中密度ポ
リエチレンの皮膜を積層した蒸着フィルムをスリットし
て得られた蒸着テープであり、白色のテープ状糸が、白
色顔料を混練して製膜した高密度ポリエチレンフィルム
をスリットして得られたテープであることを特徴として
いる。
【0036】このようにシート(A)の構成素材として
高密度ポリエチレンや中密度ポリエチレンを使用するこ
とにより、製膜等の加工が容易になる。すなわち、高密
度ポリエチレンは製膜が容易であり、また中密度ポリエ
チレンは柔らかく、ラミネートが容易である。すなわち
シート(A)をコスト安価に製造できる。
【0037】銀面化したフィルムよりなるテープ状糸と
しては、前記の蒸着加工に替えて、基材となる合成樹脂
フィルムに5μm〜30μm厚のアルミニウム等の金属
箔を既知の手段により積層し、さらに必要に応じて合成
樹脂皮膜を積層した多層複合フィルムを素材とし、これ
を所要幅のテープ状にスリットしたテープを用いること
もできる。
【0038】このテープも、金属箔により優れた赤外線
反射性と遮光性が得られる。また基材フィルムおよび合
成樹脂皮膜として、前記同様にポリエチレン系樹脂のフ
ィルムを用いるのが好ましいが、他の合成樹脂フィルム
を使用することもできる。
【0039】また本発明の遮光資材におけるシート
(B)を構成する光吸収性および遮光性に優れるテープ
状糸としては、カーボンブラック等の黒色顔料を混練し
て製膜した合成樹脂フィルム、例えば、合成樹脂ベース
レジン100部に対して2〜15部の黒色顔料を混練し
て製膜した光吸収性および遮光性に優れる合成樹脂フィ
ルムを素材とし、これを所要幅のテープ状にスリットし
て得られた黒色のテープを好適に用いることができる。
この黒色テープは、その素材の合成樹脂フィルムをテー
プ長手方向に1軸延伸させておいて、前記のようにスリ
ットしたテープをヒートセットして熱収縮させて用い
る。
【0040】シート(B)は、前記の黒色のテープ状糸
を経糸と緯糸の少なくとも一方に用いて製織される。中
でも前記の黒色テープを経糸と緯糸の双方に用いて平織
組織で製織した織編物が、遮光性および製造の容易性の
点から特に好適である。
【0041】前記の黒色顔料としては、カーボンブラッ
クのほか、黒鉛、アニリンラック、シアニンブラック、
アセチレンブラック等の黒色顔料を使用できる。
【0042】請求項9の発明は、シート(A)、(B)
を構成するテープ状糸が延伸合成樹脂皮膜をスリットし
て得られるテープ、もしくは未延伸合成樹脂皮膜をスリ
ットした後、1軸延伸加工を施すことによって得られる
テープであることを特徴としている。
【0043】このようにシートを構成するテープ状糸に
延伸加工を施し皮膜の配向をコントロールすることで、
テープ強度が向上し、かつテープ伸度が抑制される。す
なわち、テープ強度が向上することにより、得られるシ
ートの強度、耐久性が向上するとともに、製織時のテー
プ切れ等のトラブルを防止することが可能となる。また
テープ伸度が抑制されることにより、テープ自体の取扱
性が向上し、また展張時にシートにかかる張力によって
テープの伸長によりテープ打ち込み密度が変化すること
がなく、長期にわたり良好な遮光率を保持することが可
能となる。
【0044】なお、シート(A)に使用する赤外線反射
性と遮光性を有するテープ状糸、例えば金属蒸着層もし
くは金属箔層により銀面化したフィルムによるテープや
白色のテープ、あるいはシート(B)に使用する光吸収
性と遮光性を有するテープ状糸、例えば黒色のテープの
厚みや幅については、それぞれ遮光率、強度、製織密度
や製織後の折れ状態さらには使用態様に応じて適宜設定
できるが、例えば厚みは10μm〜数100μm、幅は
1mm〜数10mmの範囲に設定される。
【0045】また、シート(A)およびシート(B)に
使用するテープ状糸の構成素材としては、ポリエチレン
系樹脂のほか、ポリエステル樹脂等の各種の樹脂を使用
できるが、これらの合成樹脂には、UV吸収材等の耐候
剤を添加しておくのが好ましい。また流滴剤の塗布等の
加工を施しておくこともできる。
【0046】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。
【0047】図1は本発明の1実施形態に係る遮光資材
を示し、図2は赤外線反射性と遮光性に優れる織編物よ
りなるシート(A)の一部の平面図、図3は同上の一部
の拡大断面図を示し、また図4は光吸収性と遮光性に優
れる織編物よりなるシート(B)の一部の平面図を示し
ている。
【0048】シート(A)は、白色顔料を混練して製膜
した合成樹脂フィルムをスリットして得られた赤外線反
射性に優れる白色テープ(1)を経糸とし、基材となる
合成樹脂フィルム(21)にアルミニウム等の金属蒸着を
施し、この蒸着層(22)の上に合成樹脂皮膜(23)を設
けた3層構造の蒸着フィルムをスリットして得られた赤
外線反射性と遮光性に優れる蒸着テープ(2)を緯糸と
して、平織組織で製織されている。そのため、表面に
は、白色テープ(1)と、金属蒸着層(21)により銀面
化された蒸着テープ(2)とが経方向および緯方向に交
互にあらわれている。
【0049】シート(B)は、黒色顔料を混練して製膜
した合成樹脂フィルムをスリットして得られた光吸収性
と遮光性に優れる黒色テープ(3)(4)を経糸と緯糸
に用いて平織組織で製織されている。
【0050】これら両シート(A)(B)が、図1に示
すように、重ね合された状態で両端部や中間部等の所要
の個所において溶着手段により結合されており、これに
より本発明に係る遮光資材が構成されている。(5)は
溶着手段による結合部を示している。
【0051】図の場合、シート(A)は緯糸である打込
み本数を、経糸の打込み本数より多くし、またシート
(B)は経糸の打込み本数を、緯糸の打込み本数より多
くしている。これにより、重ね合された両シート(A)
(B)の織物特有の構成糸間の隙間が微妙にずれた状態
になっている。このように両シートの打込み密度を異に
することにより、該隙間からの光の透過を相互に遮光で
きることになり、好ましい。
【0052】この遮光資材は、例えば農業用ハウス内の
シェード栽培における遮光用のカーテンとして、シート
(A)を外側にして使用するもので、その際、織編物よ
りなるシート(A)と(B)の2重構造により、透湿
性、通気性、透水性を保有して、略完全な遮光率を有
し、かつ被覆系内の温度上昇も防止できる。
【0053】すなわち、シート(A)は赤外線反射性と
遮光性に優れているので、被覆系外からの赤外線をシー
ト(A)により反射して光の透過を防止でき、しかもシ
ート(A)から洩れた光は、内側の光吸収性と遮光性に
優れるシート(B)により吸収でき、遮光資材としての
遮光率を非常に高めることができる。また内側になるシ
ート(B)は光吸収性を有するものであっても、太陽光
の吸収量が少ないために、その発熱を抑えることがで
き、被覆系内の温度上昇を防止できる。
【0054】(実施例)まずルチル型酸化チタン顔料4
重量部、ベンゾフェノン系UV吸収剤を2重量部を添加
して製膜した厚み25μmの1軸延伸高密度ポリエチレ
ン(HDPE)フィルムを8mm幅のテープ状にスリッ
トした後、これをヒートセットし熱収縮させて白色テー
プを得た。
【0055】次に、ベンゾフェノン系UV吸収剤2重量
部を添加して製膜した厚み25μmの1軸延伸HDPE
フィルムの片面に、厚み500オングストロームのアル
ミニウム蒸着を施し、この蒸着層の面にベンゾフェノン
系UV吸収剤2重量部を添加した厚み15μmの中密度
ポリエチレンフィルムをラミネートした後、3mm幅の
テープ状にスリットし蒸着テープを得た。
【0056】そして、前記の白色テープを経糸として、
10本/インチの打込み密度で使用し、また前記の蒸着
テープを緯糸として、12本/インチの打込み密度で使
用して平織組織により製織し、図2に示すシート(A)
を得た。
【0057】一方、カーボンブラック5重量部を添加し
て製膜した厚み25μmの1軸延伸HDPEフィルムを
6mm幅にスリットした後、これをヒートセットし熱収
縮させて黒色テープ得た。
【0058】そして、この黒色テープを、経糸として1
2本/インチの打込み密度、緯糸として10本/インチ
の打込み密度で使用して、平織組織で製織し、図4に示
すシート(B)を得た。
【0059】これらのシート(A)とシート(B)とを
重ね合せて両端部等の所要の個所で溶着加工を行なって
結合一体化させて、図1に示す本発明の遮光資材を得
た。
【0060】得られた遮光資材について、遮光率を測定
したところ、遮光率は99.997%以上であった。ま
た透湿度は1000g/m2 ・day 以上であった。
【0061】また遮光資材表面に水滴を落下させ観察し
たところ、水滴は速かに吸収されて水が溜まらなかっ
た。
【0062】なお、前記のアルミ蒸着テープ、白色テー
プおよび黒色テープについて、それぞれの光の透過率を
分光器で測定したところ、それぞれの透過率は、 (1) アルミ蒸着テープ: 1.0〜 1.5 (2) 白色テープ : 3.0〜10.0 (3) 黒色テープ : 0 〜 0 となった。またアルミ蒸着テープと白色テープを重ねた
ものは、透過率はほとんど0であった。
【0063】下記の表1は、前記のようにして得られた
遮光資材(実施例)と、他の遮光資材(比較例1〜4)
との遮光率の比較と評価、および被覆系内の温度上昇に
ついての評価を示している。
【0064】表1において、基材および重ね合せ資材の
欄の銀白は、前記実施例のアルミ蒸着テープと白色テー
プを経糸と緯糸に用いて製織したシート、白白は、前記
実施例の白色テープのみを経糸と緯糸に用いて製織した
シート、黒黒は、前記実施例中の黒色テープのみを経糸
と緯糸に用いて製織したシートを示し、カッコ内の数字
は、経糸と緯糸の1インチ間の打込み本数を示してい
る。
【0065】
【表1】
【0066】また、前記実施例の遮光資材(銀白/黒
黒)、前記の黒色テープを経糸と緯糸に用いて製織した
シートと、前記の白色テープを経糸と緯糸に用いて製織
したシートとを重ね合せた資材(白白/黒黒:上記表1
中の比較例3)、および前記黒色テープによるシート2
枚を重ね合せた資材(黒黒/黒黒:上記表1中の比較例
4)とについて、遮熱効果を下記のようにして測定した
ところ、図5のような結果が得られた。
【0067】測定方法 縦×横×高さが200×200×100(mm)の内側
を黒く塗った箱を、測定対象の資材で覆い、200mm
上方より白熱電灯を照射し、箱内の温度を測定した。
【0068】上記の表1および図5から明らかなよう
に、黒色テープを用いて製織したシートを2枚重ねにし
た比較例4は、遮光率は高いが、外部からの遮熱効果は
低く、被覆系内の温度上昇の防止効果は得られない。
【0069】また白色テープのみを用いて製織したシー
トと、黒色テープのみを用いて製織したシートとを重ね
合せた比較例2は、白色側を外側にすることにより遮熱
効果、被覆系内の温度上昇の防止効果は良いが、遮光率
はやや低く、シェード栽培の遮光用カーテンとして望ま
れる遮光率は得られない。
【0070】さらに、アルミ蒸着テープと白色テープを
経糸と緯糸に用いて製織したシート2枚を重ね合せた比
較例3は、遮光率が99.186%と低い。これは、2
枚のシート間で光の反射が繰返されて、その一部がも洩
れると考えられる。
【0071】これに対し、実施例の遮光資材は、遮光率
が99.997%となり、しかも遮熱効果、被覆系内の
温度上昇の防止効果も満足できるものとなった。それゆ
えこの遮光資材は、シェード栽培における遮光用のカー
テンとして、特に好適に使用することができる。
【0072】なお、本発明の遮光資材は、シェード栽培
での遮光用カーテン以外の用途にも使用できる。
【0073】
【発明の効果】上記したように本発明の遮光資材は、日
長反応を制御する遮光資材として望まれる略完全な遮光
率を持ち、しかも高い透湿性と透水性および通気性を有
し、遮熱効果にも優れている。
【0074】したがって、本発明の遮光資材は、シェー
ド栽培における遮光用カーテンとして好適に使用でき
る。この使用の際、被覆系内が過湿状態になったり、結
露水が落下することがなく、過湿や落水による作物の病
理障害を防止できる。また赤外線反射性を有するシート
の側を外側にして使用することにより、被覆系内の過度
の温度上昇も抑えることができる。さらに水がカーテン
上面に溜ることもないので、カーテン開閉時に水抜き作
業の必要がなく、また開閉装置に大きな負荷がかかるこ
ともなく、作業の省力化、自動化に寄与できる。
【0075】また、遮光資材を構成する2枚のシート
は、それぞれテープ状糸を用いて平織組織等で製織する
ことにより容易に製造でき、コスト安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る遮光資材を示す一部
を欠截した略示斜視図である。
【図2】赤外線反射性と遮光性に優れる織編物よりなる
シートを示す一部の平面図である。
【図3】同上の一部の拡大断面図である。
【図4】光吸収性と遮光性に優れる織編物よりなるシー
トを示す一部の平面図である。
【図5】遮光資材の遮熱効果を比較するための温度測定
グラフである。
【符号の説明】
(A) 赤外線反射性と遮光性を有するシート (B) 光吸収性と遮光性を有するシート (1) 白色テープ (2) 蒸着テープ (3)(4) 黒色テープ (5) 結合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/20 B32B 27/20 A (72)発明者 砂山 好弘 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内 (72)発明者 石井 清雄 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内 (72)発明者 萩原 勇 東京都中央区日本橋小舟町4番1号 平成 ポリマー株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線反射性と遮光性を有する織編物から
    なるシート(A)と、光吸収性と遮光性を有する織編物
    からなるシート(B)とを重ね合せてなることを特徴と
    する遮光資材。
  2. 【請求項2】シート(A)が、赤外線反射性と遮光性に
    優れるテープ状糸と赤外線反射性に優れるテープ状糸と
    を用いて製織された織編物であり、シート(B)が、光
    吸収性と遮光性に優れるテープ状糸を用いて製織された
    織編物である請求項1に記載の遮光資材。
  3. 【請求項3】両シート(A)(B)を重ね合せた状態の
    遮光率が99.99%以上である請求項1または2に記
    載の遮光資材。
  4. 【請求項4】赤外線反射性と遮光性に優れるテープ状糸
    が、合成樹脂フィルムを基材として金属蒸着層もしくは
    金属箔層により銀面化したフィルムをスリットして得ら
    れたテープであり、赤外線反射性に優れるテープ状糸
    が、白色顔料を混練して製膜した合成樹脂フィルムをス
    リットして得られた白色テープである請求項2または3
    に記載の遮光資材。
  5. 【請求項5】シート(A)が、金属蒸着層もしくは金属
    箔層により銀面化したフィルムよりなるテープ状糸を経
    糸または緯糸の一方に用い、白色のテープ状糸を経糸と
    緯糸の他方に用いて製織された織編物である請求項4に
    記載の遮光資材。
  6. 【請求項6】銀面化したフィルムよりなるテープ状糸
    が、合成樹脂フィルムにアルミニウム等の金属蒸着加工
    を施し、さらに蒸着層の上に、合成樹脂皮膜を設けた蒸
    着フィルムをスリットして得られた蒸着テープである請
    求項4または5に記載の遮光資材。
  7. 【請求項7】銀面化したフィルムよりなるテープ状糸
    が、高密度ポリエチレンフィルムにアルミニウム蒸着を
    施し、さらに蒸着層の上に、中密度ポリエチレンの皮膜
    を設けた蒸着フィルムをスリットして得られたテープで
    あり、白色のテープ状糸が、白色顔料を混練して製膜し
    た高密度ポリエチレンフィルムをスリットして得られた
    テープである請求項4または5に記載の遮光資材。
  8. 【請求項8】シート(B)を構成する光吸収性と遮光性
    に優れるテープ状糸が、カーボンブラック等の黒色顔料
    を混練して製膜した合成樹脂フィルムをスリットして得
    られた黒色テープである請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の遮光資材。
  9. 【請求項9】シート(A)、(B)を構成するテープ状
    糸が延伸合成樹脂皮膜をスリットして得られるテープ、
    もしくは未延伸合成樹脂皮膜をスリットした後、1軸延
    伸加工を施すことによって得られるテープである請求項
    1〜8のいずれか1項に記載の遮光資材。
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