JPH09261411A - 発光素子の制御装置及び光学センサの制御装置並びにブランクランプの制御装置 - Google Patents
発光素子の制御装置及び光学センサの制御装置並びにブランクランプの制御装置Info
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Abstract
低精度な抵抗を用いた安価な回路構成で可能とする。 【解決手段】 ブランクランプ制御回路部16に、CP
U14からの出力電圧rが増幅回路13に増幅されてな
る制御信号nと基準電圧発生回路11にて発生されたブ
ランクランプ基準電圧aとを比較し、比較出力kをCP
U14にフィードバックさせるコンパレータ10を設け
る。CPU14では、増幅後の制御信号nの電圧値と基
準電圧aとが等しくなる基本電圧値を、コンパレータ1
0からの比較出力を基に補正し、補正した基本電圧値を
基にブランクランプの点灯状態に応じて電圧値が多階調
に設定されている出力信号rの各電圧値を再設定する。
Description
ランプの制御装置に適用される、CPU(Central Proc
essing Unit)のD/A変換出力にて発光素子の駆動を適
正に制御する発光素子の制御装置に関するものである。
しては、以下に示すようなものがある。特開平1−16
7139号公報には、図33に示すように、CPU54
からD/Aコンバータ55を経て出力される制御電圧信
号により、受光素子52とで光学センサを構成する発光
素子51の発光量が調整される一方、受光素子52にて
発光素子51の発光量を検出し、この発光量を増幅器5
0で増幅した後、A/Dコンバータ53を介してCPU
54に入力させ、CPU54にて、発光量が予め設定し
た上限値と下限値の間に納まるようにD/Aコンバータ
55の制御電圧信号の出力電圧値を調整させる構成が記
載されている。
は、図34に示すように、CPU56から出力した発光
量指示値がD/Aコンバータ58を介してレーザダイオ
ード57の駆動回路59へ送られることで、レーザダイ
オード57が発光量指示値に応じた発光を行う一方、レ
ーザダイオード57の発光量をピンモニタ60にて検出
し、この検出値をA/Dコンバータ61を介して上記C
PU56に入力させ、CPU56にて、発光量指示値と
現在の発光量検出値との差を求め、その差に応じて発光
量指示値を補正するAPC(オート・パワー・コントロ
ール)回路において、CPU56による発光量指示値の
変化に応じて、APCの制御精度を高精度に維持するよ
うに、ピンモニタ60にて検出された検出信号のゲイン
を可変し、ピンモニタ60が出力する信号の値をゲイン
変化に応じたものに変化させてA/Dコンバータ61に
出力する、オペアンプ62aを備えた可変回路62が設
けられた構成が記載されている。
複写機におけるブランクランプの制御装置が記載されて
いる。縮小コピーや枠消し等を行う場合、ブランクラン
プによって感光体ドラム上の画像外領域の電荷を除電す
る必要があるため、例えば片側基準の複写機において
は、図35に示すように、感光体ドラム68のドラム幅
Aから複写される最大画像領域Bの部分を差し引いた所
謂最大画像外領域(斜線部分)の電荷だけを除去すれば
よく、感光体ドラム68に対向させてこの部位に複数個
のブランクランプ63が配されている。
63の制御装置として、図36に示すように、10個の
ブランクランプ63(63a〜63j)を、制御手段6
4から出力する制御用信号にて点灯制御する構成におい
て、制御手段64からの制御用信号をPWM信号(パル
ス幅変調信号)とし、このPWM信号を積分回路65に
てブランクランプ63の制御用電圧信号とする構成が記
載されている。
37に示すように一定期間に設定された信号のパルス幅
を、10個のブランクランプであれば10段階に設定す
ることで10個までのランプの点灯制御が可能となる。
詳細には、制御手段64内のレジスタ部に10個のパル
ス幅を入力することで設定され、該制御手段64内のP
WM信号発生ポートより出力されるものである。
図36に示す積分回路65に送られ、該積分回路65を
通すことによってPWM信号がパルス幅に応じてリニア
に変化する電圧信号に変換される。そして、該電圧信号
がランプ駆動回路部66に入力され、この駆動回路部6
6において、入力された電圧信号に応じた個数のブラン
クランプ63が点灯されることとなる。
67(67a〜67j)とLED(Light Emitting Diod
e)等からなる上記ブランクランプ63(63a〜63
j)とが直列に接続されたもので、該回路が10セット
並列に接続されている。上記各々の比較増幅器67の+
側端子には、上記積分回路65を通って変換された制御
用電圧信号が加えられ、また、上記各々の比較増幅器6
7の−側端子には基準電圧が加えられる。該基準電圧
は、PWM信号のパルス幅(デューティ比に置き換えら
れる)と出力電圧Vとの関係から求められ、1〜10個
のブランクランプ63を点灯させるのに必要な電圧レベ
ル(V1 〜V10)に対応させて電源電圧を抵抗分割して
得られるものである。
しないのでブランクランプ63は1個も点灯されない
が、例えば図37で示した最小のパルス幅であるレベル
1のPWM信号が出力された場合には、上記ランプ駆動
回路部66には図38で示したV1 の電圧が入力されブ
ランクランプ63aのみが点灯されることとなる。以後
PWM信号のパルス幅レベルに応じて順次ブランクラン
プ63b〜63jが点灯されて行く。例えばB4サイズ
からB5サイズへの縮小コピーを行う場合には、縮小率
70%(面積比50%)であり、PWM信号のパルス幅
は最大のレベル10に相当する。したがって、ランプ駆
動回路部66へは電圧V10’が入力されて63a〜63
jまでの10個のブランクランプ全てが点灯されること
となる。
た特開平1−167139号公報に記載されている光学
センサの制御装置や、特開平4−271025号公報に
記載されているAPC回路の構成においては、何れも受
光素子やピンモニタの検出出力をCPUにフィードバッ
クさせる経路にA/Dコンバータが必要であり、また、
受光素子やピンモニタの動作電圧は、CPUの電源電圧
(5V)と同一にするか、或いは受光側に図33、図3
4に示す増幅器50やオペアンプ62aのように、増・
減衰回路等を配設して出力電圧をCPUの電源電圧に等
しくしなければならないといった問題がある。
に記載されているブランクランプの制御装置において
は、ブランクランプの数(ここで言う数とは別々に点灯
制御を行う組数のことであり、以下グループと称する)
が増加すると、制御用電圧信号を生成するまでの回路に
高精度な抵抗等を使用しなければ安定して点灯制御が行
えないといった問題がある。
プのブランクランプを点灯制御するものであったため、
図36におけるランプ駆動回路部66の比較増幅器67
の基準電圧はv1 〜v10の10種類で良く、各基準電圧
間の電圧差(v1 とv2 の差、V2 とV3 の差、…)
は、図39のテーブルに示すように、約1.6(V)で
あった。但し、抵抗分割する前の基準電圧は18(V)
とする。
えば15種類のブランクランプを点灯制御し、かつ、ブ
ランクランプを全消灯させるOFFモードをも制御する
と、比較増幅器67の基準電圧はv1 〜v16の16種類
必要となり、各基準電圧間の電圧差(v1 とv2 の差、
v2 とv3 の差、…)は、約1.1(V)と小さくな
る。
ると、比較増幅器67からの比較出力で安定してブラン
クランプ63の点灯を制御するためには、制御用電圧信
号の電圧誤差を少なくする必要があり、必然的に高精度
な抵抗等を使用しなければならなくなり、コスト高を招
来する。
めに、本発明の請求項1記載の発光素子の制御装置は、
D/Aコンバータを備えた制御手段から発光素子の発光
を制御するための信号を出力して発光素子の発光を制御
する発光素子の制御装置であって、上記制御手段からの
出力信号の電圧値と基準電圧とを比較して、上記制御手
段に帰還入力される2値の比較出力を生成するコンパレ
ータを備え、上記制御手段は出力信号の電圧値を、上記
比較出力が2値の何れの値であるかに応じて、発光素子
を適正に発光させ得る電圧値に設定することを特徴とし
ており、この構成を用いて、例えば請求項2に記載の光
学センサの制御装置や、請求項3に記載のブランクラン
プの制御装置を構成することで、上記の課題を以下のよ
うに解決し得る。
装置は、D/Aコンバータを備えた制御手段から、発光
素子及び受光素子を含む光学センサの上記発光素子の発
光量を制御するための信号を出力する光学センサの制御
装置であって、上記光学センサの受光素子からの受光量
に基づくセンサ電圧と基準電圧とを比較して、上記制御
手段に帰還入力される2値の比較出力を生成するコンパ
レータを備え、上記制御手段は出力信号の電圧値を、上
記比較出力が2値の何れの値であるかに応じて、発光素
子を適正な発光量で発光させ得る電圧値に設定すること
を特徴としている。
圧と基準電圧とを比較し、ローレベル又はハイレベルの
2値の比較出力を生成して、制御手段である例えばCP
Uに帰還入力させる。CPUでは、この比較出力が2値
の何れの値であるかに応じて、出力値をアップ或いはダ
ウンさせる補正を繰り返して出力値を調整し、発光素子
の発光量を適正なものとできる電圧値に設定する。
較出力を用いることで、従来の構成のように、CPUへ
検出出力を帰還入力させる経路に、A/Dコンバータを
設ける必要がない。また、コンパレータからの比較出力
は、CPUの電源電圧(5V)に影響されないので、受
光側に特別な増・減衰回路を設ける必要もなく、直接、
センサ電圧を判定できる。
制御装置は、D/Aコンバータを備えた制御手段から、
ブランクランプの点灯状態に応じて電圧値が多階調に設
定される信号を出力し、該出力信号を誤差要素を有する
増幅回路にて増幅して制御電圧信号を生成し、該制御電
圧信号をブランクランプ駆動回路に入力させてブランク
ランプ基準電圧との比較によりブランクランプの点灯を
制御するブランクランプの制御装置であって、上記制御
電圧信号の電圧値と上記ブランクランプ基準電圧とを比
較して、上記制御手段に帰還入力される2値の比較出力
を生成するコンパレータを備え、上記制御手段は、制御
電圧信号の電圧値が上記ブランクランプ基準電圧と等し
くなる出力信号の基本電圧値を、上記比較出力が2値の
何れの値であるかに応じて補正し、この補正した基本電
圧値を基に、上記の多階調の各電圧値を再設定すること
を特徴としている。
である例えばCPUからの出力信号が増幅されてなる制
御電圧信号の電圧値とブランクランプ基準電圧とを比較
してローレベル又はハイレベルの2値の比較出力を生成
して、CPUに帰還入力させる。CPUでは、この比較
出力が2値の何れの値であるかに応じて、出力値をアッ
プ或いはダウンさせる補正を繰り返して出力値を調整
し、制御電圧信号の電圧値がブランクランプ基準電圧と
等しくなる出力信号の基本電圧値を補正し、この補正し
た基本電圧値を基に、ブランクランプの点灯を制御する
ための多階調の各電圧値を再設定する。
装置の構成では、15グループものブランクランプの点
灯を安定に制御しようとすると、増幅回路の分圧抵抗等
に高精度なものを使用しなければならなかったが、これ
により、精度の低い抵抗を用いたとしても、その抵抗に
あったものに多階調の各電圧値を設定できるので、低精
度の抵抗等を使用した安価な構成で、従来では不可能で
あった多グループのブランクランプの安定制御が可能と
なる。
制御装置は、上記請求項3の構成において、上記制御手
段の基準電圧が、上記ブランクランプ基準電圧を誤差要
素を有する減衰回路で減衰することで生成されているこ
とを特徴としている。
Uの基準電圧が、ブランクランプ基準電圧のシフトに同
期してシフトするため、ブランクランプ基準電圧値のバ
ラツキに対しての電圧値の補正が必要ない。
制御装置は、上記請求項3又は4の構成において、上記
誤差要素が回路中の分圧抵抗であり、基本電圧値を補正
するときに制御手段から出力される出力信号の電圧範囲
が、上記分圧抵抗の精度分布に応じて決定されているこ
とを特徴としている。
Uからの出力値を、コンパレータからの2値の比較出力
の値に応じてアップダウンさせて調整する際、無駄な比
較が行われず、早期に出力値を調整して基本電圧値を補
正でき、ひいては、早期にブランクランプの点灯にあっ
た多階調の各電圧値に再設定できる。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の
調整を行うことを特徴している。
ため、定格値のものが最も多い。したがって、その定格
値に対応した電圧値の出力信号を出力して出力値の調整
を行うことで、早期に基本電圧値を補正でき、ひいて
は、早期にブランクランプの点灯にあった多階調の各電
圧値に再設定できる。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、上記
分圧抵抗の最大または最小の抵抗値に対応した電圧値の
出力信号を出力し、更に必要に応じて、上記分圧抵抗の
最大または最小の抵抗値と定格値との中間の抵抗値に対
応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の調整を行
うことを特徴としている。
分布数の最も多い定格値に対応した電圧値を用い、次の
比較(第2の比較)に、分圧抵抗の最大または最小の抵
抗値に対応した電圧値を用い、更に必要に応じて第3の
比較に、上記分圧抵抗の最大または最小の抵抗値と定格
値との中間の抵抗値に対応した電圧値を用いて出力値の
調整を行うことで、より早期に基本電圧値を補正でき、
ひいては、早期にブランクランプの点灯にあった多階調
の各電圧値に再設定できる。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、実測
に基づいたほぼ7割の試料の抵抗が含まれる範囲の最大
または最小の抵抗値に対応した電圧値の出力信号を出力
し、更に必要に応じて、上記範囲の最大または最小の抵
抗値と定格値との中間の抵抗値に対応した電圧値の出力
信号を出力して、出力値の調整を行うことを特徴として
いる。
分布数の最も多い定格値に対応した電圧値を用い、次の
比較(第2の比較)に、実測に基づいたほぼ7割の試料
の抵抗が含まれる範囲の最大または最小の抵抗値に対応
した電圧値を用い、更に必要に応じて第3の比較に、上
記範囲の最大または最小の抵抗値と定格値との中間の抵
抗値に対応した電圧値を用いて出力値の調整を行うこと
で、より早期に基本電圧値を補正でき、ひいては、早期
にブランクランプの点灯にあった多階調の各電圧値に再
設定できる。そして、精度分布が正規分布とならないも
のを用いる場合に特に有効である。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、上記
分圧抵抗の1シグマの抵抗値に対応した電圧値の出力信
号を出力して、出力値の調整を行うことを特徴としてい
る。
い定格値に対応した電圧値を用い、次の比較に、分圧抵
抗の1シグマの抵抗値に対応した電圧値を用いて出力値
の調整を行うことで、さらに早期に基本電圧値を補正で
き、ひいては、より一層早期にブランクランプの点灯に
あった多階調の各電圧値に再設定できる。
の制御装置は、上記請求項7、8又は9の構成におい
て、補正された基本電圧値を記憶する不揮発性の記憶手
段を備え、上記制御手段は、第2回目の基本電圧値の補
正から、定格値に対応した電圧値の出力信号に代えて、
この記憶手段に記憶されている前回補正された基本電圧
値の出力信号を最初に出力することを特徴としている。
正後の基本電圧値が記憶されるようになっており、第2
回目以降は、定格値に対応した電圧値の出力信号に代え
て、この記憶手段に記憶されている前回補正された基本
電圧値の出力信号が最初に出力される。したがって、第
2回目以降の基本電圧値の補正が早期に行え、ひいて
は、第2回目以降の多階調の各電圧値の再設定がより早
期に行える。
の制御装置は、上記請求項3、4、5、6、7、8、9
又は10の構成において、ブランクランプ基準電圧にほ
ぼ等しい電圧値の制御電圧信号が入力されるとブランク
ランプを全消灯させる全消灯手段が、上記ブランクラン
プ駆動回路に設けられていることを特徴としている。
ンプ基準電圧にほぼ等しい電圧値の制御電圧信号が入力
されると、ブランクランプを全消灯させるので、基本電
圧値の補正に際して、ブランクランプ基準電圧にほぼ等
しい電圧値の制御電圧信号がブランクランプ駆動回路に
入力されても、ブランクランプが点灯することはなく、
感光体の前露光を防止できる。
の制御装置は、上記請求項3、4、5、6、7、8、
9、10又は11の構成において、上記ブランクランプ
駆動回路には、制御手段から出力される制御電圧信号の
電圧値と、複数のブランクランプを点灯させるのに必要
な電圧レベルに対応させてブランクランプ基準電圧を抵
抗分割して得られる分割基準電圧とを比較する複数の駆
動用コンパレータが備えられ、これら駆動用コンパレー
タに入力される分割基準電圧はその電圧差が、電圧レベ
ルが高くなるほど大きくなるように設定されていること
を特徴としている。
電圧差が大きくなるように各分割基準電圧が設定されて
いるので、分割基準電圧に対する制御電圧信号の電圧変
動幅のマージンがアップし、より安定なブランクランプ
の点灯制御が可能となる。
の制御装置を複写機におけるブランクランプの制御装置
に適用したものを例示し、図1ないし図19に基づいて
以下に説明する。
れている複写機の画像形成プロセス部の構成、及び画像
形成プロセス動作を、図2に基づいて説明する。本複写
機は、図2に示すように、感光体である円筒状の感光体
ドラム1を備えており、その周囲に、メインチャージャ
2、露光装置3、ブランクランプユニット4、現像装置
5、転写チャージャ6、発光・受光センサ9、クリーニ
ング装置7、及び除電ランプ8が配設されている。
電により感光体ドラム1表面を均一に帯電させるもので
ある。露光装置3は、特に図示しないがコピーランプや
複数のミラー、レンズからなり、上記メインチャージャ
2により一様に帯電された感光体ドラム1表面に、原稿
の画像パターンに応じた光像を結像させて、静電潜像を
形成するものである。ブランクランプユニット4は、図
示しない複数個のブランクランプを備えており、感光体
ドラム1表面における原稿の非画像領域に光を照射して
除電するものである。尚、このブランクランプユニット
4の詳細については後述する。
ーを供給し、表面に形成された静電潜像にトナーを付着
させて可視像にするものである。転写チャージャ6は、
転写紙Pに対しメインチャージャ2と同極性のコロナ放
電(ここではマイナス)を施すことにより、感光体ドラ
ム1の可視像を転写紙Pに転写させるものである。クリ
ーニング装置7は、感光体ドラム1表面に残留している
トナーを掻き落として回収するものである。除電ランプ
8は感光体ドラム1に光を照射することにより、感光体
ドラム1の表面に残留している電位を消去するものであ
る。発光・受光センサ9は、感光体ドラム1表面に形成
された図示しないマークを検出するようになっており、
感光体ドラム1が正常に装着されているか否かの検出に
用いられる。
を説明すると、まず、メインチャージャ2のマイナスコ
ロナ放電により感光体ドラム1表面に均一な負電荷を与
える。次いで、露光装置3によって原稿の画像パターン
に応じた光像を感光体ドラム1上に結像し、光の当たっ
た部分の抵抗値を減少させて負電荷を除電する。これに
より、感光体ドラム1表面には静電潜像が形成されるこ
ととなる。そして、縮小コピーの場合は、ここでブラン
クランプユニット4のブランクランプにより感光体ドラ
ム1表面における画像外の不要領域の電荷を除去する。
の表面上の静電潜像にトナーを付着して可視像とし、転
写チャージャ6により、転写のタイミングに合わせて搬
送されてきた用紙Pに感光体ドラム1上の可視像を転写
する。転写が終了した用紙は、図示しない定着部に搬送
されて加圧加熱定着された後、図示しない排紙トレイに
排出される。
ニング装置7によって感光体ドラム1上の残留トナーが
除去され、続いて除電ランプ8によって感光体ドラム1
上の残留電荷を除去する。これにより、1回の画像形成
プロセスが終了し、次の複写に備える。
荷の除電を行う、上記ブランクランプユニット4につい
て、詳細に説明する。まず、ブランクランプユニット4
の構成と、ブランクランプの点灯制御について説明す
る。本複写機のブランクランプユニット4は、感光体ド
ラム1の軸方向全域に複数のブランクランプを配して構
成されており、最大画像外領域に除電光を照射するだけ
でなく、感光体ドラム1の軸方向全域に除電光を照射し
得るようになっている。図3(a)は、図2におけるB
方向よりブランクランプユニット4と感光体ドラム1と
を見た図である。図では、ブランクランプG(G1〜G
15)の発光点を●にて示している。
ット4は、感光体ドラム1の軸方向に長手方向が対応し
た基板4aを有し、この基板4aに、例えばLED(Lig
ht Emitting Diode)からなる複数個のブランクランプG
が、断面櫛歯状のランプホルダ4bを介して取り付けら
れている。このブランクランプユニット4においては、
ブランクランプGは総数42個配設されており、これら
ブランクランプGは、ON/OFFが同時に制御される
もの同士で1から15の15グループに分割されてい
る。各ブランクランプはその属するグループ毎にG1〜
G15で区別される。
上記ランプホルダ4bにより照射幅が調整され、図中破
線にて示す光照射幅となって感光体ドラム1のドラム表
面1aへ照射される。このような光照射幅とドラム表面
1aとの関係より、縮小コピーを行う場合、その倍率に
よって点灯されるブランクランプGは、以下のように決
定されている。
0〜0.5倍)を表し、X方向が感光体ドラム1の軸方
向の幅を表している。図に示すライン22a,22b間
は、A4原稿で各倍率の縮小コピーを行った場合の感光
体ドラム1へ形成される画像幅を示しており、等倍から
倍率を下げる(小さくする)ほど、ライン22a,22
b間が狭くなる(0.5倍でA4幅の半分)。また、図
に示すライン20a,20b間は、オリジナルカバーの
感光体ドラム1へ形成される幅を示しており、ライン2
0a,20b間も倍率を下げるとだんだん狭くなる。
尚、この場合、オリジナルカバーの取付誤差を考慮し
て、ライン20a,20bがそれぞれ2本ずつ描かれて
いる。
倍率において感光体ドラム1へ形成される画像は、ライ
ン22a,22b間であり、形成された画像が消えるた
め、上述の光照射幅はライン22a,22b間へ入って
はならない。また、A4原稿で縮小コピーを取った場
合、例えばその倍率が0.5倍であるとすると、感光体
ドラム1へ形成される画像は領域23であり、領域24
a,24bは露光されないため黒ベタとなってしまう。
射領域の境界線が、ライン20a,22a間、ライン2
0b,22b間に入るように、ブランクランプGを点灯
させる必要がある。このブランクランプユニット4にお
いては、例えば1.0〜0.97倍ではブランクランプ
G1、0.96〜0.93倍ではブランクランプG1,
G2、0.92〜0.89倍ではブランクランプG1,
G2,G3というように、点灯グループが決定されてい
る。その場合のブランクランプGによる光照射領域(斜
線にて示す)の境界線は、ライン21a,21bとな
る。尚、ブランクランプG1〜G14をONするのは、
トナーパッチを作成するときで、G1〜G15をONす
るのは、先端ボイド・後端ボイドを作成するときであ
る。
回路構成、及び回路動作について説明する。図1に示す
ように、ブランクランプGを点灯させる回路は、多階調
の電圧値を有するブランクランプ制御電圧信号(以下、
単に制御信号と略記する)nを発生させるブランクラン
プ制御回路部(以下、単に制御回路部と略記する)16
と、この制御回路部16より送出される制御信号nが入
力されることで、その制御信号nの電圧値(ここでは0
〜25Vの範囲を有する)に応じたグループのブランク
ランプGを点灯させるブランクランプ駆動回路部(以
下、単に駆動回路部と略記する)17とから構成され
る。
制御回路16は、基準電圧発生回路11と、減衰回路1
2と、D/Aコンバータ内蔵のCPU(制御手段)14
と、増幅回路13と、コンパレータ10と、記憶手段で
あるE2 PROM15とから構成されている。
圧ダイオードZD1とからなり、電源電圧(ここでは2
4V)を調整してブランクランプ基準電圧aを生成する
もので、ここでは、基準電圧aは18(V)に設定され
ている。減衰回路12は、2つの分圧抵抗R1・R2か
らなり、上記基準電圧発生回路11にて生成された基準
電圧aを減衰してアナログ回路基準電圧(CPU基準電
圧とも称する)bを生成し、CPU14に出力するもの
である。ここでは、抵抗R1には定格で7.5kΩ、R
2には定格で2.4kΩの抵抗が用いられ、基準電圧a
を1/4.125に減衰するようになっている。
ており、上記減衰回路12から入力される基準電圧bを
分解能に応じて255分割し、D/Aコンバータにデジ
タル値(0〜255)で設定されたレンジ数mに応じ
て、b/255×mの電圧値の出力信号rを出力するよ
うになっている。その場合の出力信号rの取り得る範囲
は、0〜4.125(V)である。また、CPU14
は、出力信号rをフィードバック制御する機能を有して
いる。フィードバック制御については後述する。E2 P
ROM(記憶手段)15は、不揮発性のメモリであり、
ブランクランプGの点灯状態に応じた必要な電圧値を有
する制御信号nとなる出力信号rを出力するための各レ
ンジ数m等のデータを記憶している。このE2 PROM
15の内容は、CPU14のフィードバック制御による
電圧補正に応じて書き換えられるようになっている。
A2と2つの分圧抵抗R4・R3とからなり、CPU1
4から出力された出力信号rを所定の倍率で増幅させ
て、前記駆動回路部17へ出力するもので、この増幅出
力が制御信号nとなる。ここでは、上記抵抗R3には定
格で7.5kΩ、R4には定格で1.5kΩのものがそ
れぞれ用いられ、CPU14からの出力信号rを6倍に
増幅するようになっている。
号rの電圧補正に用いられるもので、上記増幅回路13
から出力される制御信号nと上記基準電圧発生回路11
から出力される基準電圧aとを比較し、CPU14に帰
還入力される比較出力kを生成するようになっている。
17について説明する。駆動回路部17は、基準電圧a
をブランクランプGの点灯に必要な電圧レベルに抵抗R
10〜R26にて抵抗分割して得られる分割基準電圧V
(V1〜1V16)と制御信号nの電圧値とを比較し、
その比較出力によりブランクランプGを駆動する駆動用
コンパレータL(L1〜L16)が16個並列に設けら
れている。
は、ブランクランプG1〜G13がそれぞれ2個ずつ直
列に接続され、+側端子には分割基準電圧V1〜V13
が、−側端子には制御信号nがそれぞれ入力されてい
る。これらコンパレータL1〜L13は、各々の分割基
準電圧V1〜V13よりも制御信号nの電圧値の方が大
きいとき、ローレベルを出力し、ブランクランプG1〜
G13を点灯させるようになっている。
は、NPN型のトランジスタTr3,Tr2を介して、
2個ずつ直列に接続された6組,2組のブランクランプ
G14,G15が並列を成して接続され、+側端子には
制御信号nが、−側端子には分割基準電圧V14,V1
5がそれぞれ入力されている。トランジスタTr3,T
r2のエミッタ側は各々接地され、コレクタ側にブラン
クランプG14,G15が接続されている。コンパレー
タL14,L15は、各々の分割基準電圧V14,V1
5よりも制御信号nの電圧値の方が大きいとき、トラン
ジスタTr3,Tr2のベースにハイレベルを出力し、
トランジスタTr3,Tr2をONして、ブランクラン
プG14,G15を点灯させるようになっている。
型のトランジスタTr1を介して、全ブランクランプG
が接続しており、+側端子には制御信号nが、−側端子
には分割基準電圧V16入力されている。トランジスタ
Tr1のエミッタ側は電源Vccに接続され、コレクタ
側に全ブランクランプGが接続されている。コンパレー
タL16は、分割基準電圧V16よりも制御信号nの電
圧値の方が小さいとき、トランジスタTr1のベースに
ローレベルを出力し、トランジスタTr1をONして、
全ブランクランプGを点灯可能な状態とし、制御信号n
の電圧値の方が大きくなると、ハイレベルを出力し、ト
ランジスタTr1をOFFして、全ブランクランプGを
消灯させるようになっている。
6を生成する各抵抗R10〜R26はすべて1kΩのも
のが用いられているので、各基準電圧V1〜V16は、
以下の値となる。
灯させるための制御信号nの電圧設定は、以下のように
して行なう。例えば、ブランクランプG1のみをONす
るには、制御信号nの電圧値n1 を、V2>n1 >V1
とする。これにより、コンパレータL1,L16の出力
のみローレベルとなり、ブランクランプG1のみがON
することとなる。つまり、ブランクランプG1のみをO
Nしたい場合の設定電圧n1 は、 n1 =(V2+V1)/2 …(3) となる。同様に、ブランクランプG1,G2をONする
制御信号nの設定電圧n2 は、 n2 =(V3+V2)/2 となる。
出力するためのCPU14のD/Aコンバータに設定さ
れるレンジ数mは、以下のように求まる。但し、図1の
回路においては、基準電圧a=18(V)、抵抗R1,
R3=7.5kΩ、抵抗R2=2.4kΩ、抵抗R4=
1.5kΩ、抵抗R10〜R26=1kΩとする。
と、 n1 =(V2+V1)/2 =(2.12+1.06)/2=1.59(V) となる。この設定電圧n1 を出力するために必要な増幅
前のCPU14の出力信号rの電圧値r1 は、 r1 =n1 /((R3+R4)/R4) =1.59/((7.5k+1.5k)/1.5k)=0.265(V) となる。
めの基準電圧bは、 b=a/(R1+R2)×R2 =18/(7.5k+2.4k)×2.4k=4.36(V) であるので、ブランクランプG1のみをONさせる設定
電圧n1 を出力するために必要なCPU14内のレンジ
数m1 は、 m1 =r1 /(b/255) =0.265/(4.36/255)=15.49 となる。したがって、ブランクランプG1のみをONす
るには、CPU14内のレンジ数を15と設定する。以
下同様に、ブランクランプGの点灯状態に応じたレンジ
数m2 〜m16が設定されている。m16は、図1或いは図
4に示したトランジスタTr1のOFFして全ブランク
ランプGを消灯させる全消灯モードの場合のレンジ数で
ある。
m1は、 rm1=b/255=4.36/255=0.0171(V) であるから、ブランクランプG1のみをONするための
レンジ数m1 =15の場合の出力信号rの電圧値r
1 は、 r1 =0.0171×15=0.257(V) である。
イントの分割基準電圧、制御信号nの電圧値、出力信号
rの電圧値、レンジ数m、及びそれに対応したブランク
ランプGの点灯状態を示す。但し、このテーブルは、増
幅回路13や減衰回路12の抵抗R1〜R4に精度バラ
ツキがない場合である。
ンプGの点灯制御を数値を例示して具体的に説明する
と、例えばブランクランプG1〜G5をONしたい場合
は、CPU14のD/Aコンバータにレンジ数m=57
(m5 )が設定される。これにより、CPU14からは
0.971(V)の出力信号rが出力され、これが増幅
回路13で増幅され、5.824(V)の電圧値の制御
信号nが駆動回路部17の駆動用コンパレータL1〜L
16に入力される。各コンパレータL1〜L16では、
該制御信号nの電圧値5.824(V)と各々の分割基
準電圧V1〜V16と比較し、コンパレータL1〜L
5、L16からはローレベルが出力され、コンパレータ
L6〜L15からはハイレベルが出力されることとな
る。
バック制御について説明する。前述の図1に示す回路構
成において、ブランクランプGの点灯を正確に行うに
は、制御回路部16から出力される制御信号nの電圧値
n1 〜n16が正確なものでなければならず、そのため
に、減衰回路12及び増幅回路13の抵抗R1〜R4に
高精度なものが要求される。つまり、減衰回路12の抵
抗R1,R2の精度がばらつくと、それに応じて減衰率
が変動するため、CPU14の基準電圧であるbの値が
変動し、その結果、CPU14の出力信号rの電圧値r
1 〜r16が変動することとなる。また、たとえ出力信号
rの電圧値が正しくとも、増幅回路13の抵抗R3,R
4の精度がばらつくと増幅率が変動し、結局、制御信号
nの電圧値n1 〜n16が不正確なものとなってしまうた
めである。
15グループのブランクランプG、及びその全消灯モー
ドまで入れると、少なくとも16階調の電圧を正確に出
力しなければならず、各電圧間の値も小さくなってくる
ため、より高精度なものが要求される。しかしながら、
減衰回路12及び増幅回路13の抵抗R1〜R4を高精
度なものとすると、非常に高価なものが必要となり、コ
スト高を招来することとなる。
16に、フィードバック制御用のコンパレータ10が設
けられ、このコンパレータ10が、CPU14からの出
力信号rが増幅回路13で増幅されてなる制御信号nの
電圧値と、基準電圧aとを比較し、CPU14に帰還入
力される2値の比較出力kを生成するようになってい
る。CPU14は、その帰還入力の値が2値のうちの何
れの値であるかに応じて、出力信号rの電圧値を変えて
いき、基準電圧aに等しい電圧値の制御信号nとなる、
出力信号rの電圧値、つまり基本電圧値ra を補正す
る。そして、この補正した基本電圧値ra に値に基づい
て、制御信号nの電圧値n1 〜n16となる出力信号rの
電圧値r1 〜r16を再設定する。尚、実際の動作におい
ては、出力信号rの変動は、すべてレンジ数mの切り換
えで行われ、基本電圧値ra も、その電圧を有する信号
を出力し得るレンジ数ma で設定される。このようなC
PU14による出力信号rの電圧値の見直しは、本複写
機では、電源がONされたときに実施されるようになっ
ている。
幅回路13の抵抗R1〜R4の精度バラツキに応じて出
力信号rの基本電圧値ra を見直すことで、制御信号n
の電圧値n1 〜n16となる出力信号rの電圧値r1 〜r
16を再設定するためには、以下の理由により、減衰回路
12の減衰率よりも、増幅回路13の増幅率を予め高く
設定しておくことが必要である。
電圧aを、減衰回路12で1/4.125へ引下げ、C
PU14の基準電圧bとし、この基準電圧bをCPU1
4にて255分割しmの数値分を出力電圧rとして出力
するようになっている。したがって、例えばm=10の
場合の出力信号rの電圧値rm10 は、 rm10 =(18/4.125)/255×10=0.171(V) となる。
にて増幅されるが、ここでもし、増幅回路13の増幅率
が減衰率と等しい4.125倍であったとすると、m=
255の場合の制御信号nの電圧値nm255は、 nm255=((18/4.125)/255)×255×4.125 =18(V) となり、レンジのMAXで基準電圧aに等しいものとな
る。このように、減衰回路12の減衰率と増幅回路13
の増幅率とを等しくすると、基準電圧aよりも制御信号
nの電圧値が大きい場合には補正し得るが、基準電圧a
よりも制御信号nの電圧値が小さい場合には、CPU1
4の出力信号rの電圧値をそれ以上に上げることができ
ず、補正できないからである。尚、本複写機では、前述
の如く、減衰率4.125に対して増幅率は6倍に設定
されている。
出力信号rの電圧値の可変範囲、つまりレンジ数ma の
可変範囲は、減衰回路12及び増幅回路13の抵抗R1
〜R4の精度により決定するため、基本電圧値ra の再
設定の際のma の可変範囲は、抵抗R1〜R4の精度に
基づいて設定すればよい。
抗精度に応じた、CPU14の基準電圧bの可変範囲、
レンジ数ma の可変範囲、基本電圧値ra の可変範囲を
示す。このテーブルから、公差0%の場合mは175の
みをとり、公差が±1%の場合ma は170〜181、
公差が±5%の場合ma は150〜206、公差が±1
0%の場合ma は128〜241の値をそれぞれとるこ
とがわかる。
は、通常、正規分布であるので、基本電圧値ra の設定
に最初に出力される出力信号rの電圧値は、抵抗の中央
値に対応した電圧値とすることで、設定に要する時間を
短くでき、出力信号rの再設定を速くできる。つまり、
図7に示す正規分布グラフ(想定値)におけるP1のポ
イントの抵抗値を、R1〜R4の抵抗値としてCPU1
4の最初の出力信号rの電圧値とすることで、前述の図
6における基本電圧値ra のTYPとできる。
て、出力信号rの基本電圧値ra を補正し、出力信号r
の電圧値r1 〜r16を再設定する動作を説明する。ここ
では、図1の回路構成において、基準電圧a=18
(V)、増幅回路13の増幅率が定格の6倍に対し5.
5倍であった場合を例示して説明する。また、E2 PR
OM15に記憶されている基準電圧a(18V)と等し
い電圧値na の制御信号nの出力条件は、ma =175
である。
PROM15よりma の初期値が読み出され、CPU1
4に入力される(S2)。始めに読みだされたma は1
75であるので、CPU14から、ma =175に応じ
た電圧値の出力信号rが出力する(S3)。このときの
出力信号rの電圧値ra は、ra =0.0171×17
5=2.99(V)である。
増幅回路13により増幅されて制御信号nとなり、コン
パレータ10にて、この制御信号nの電圧値na と基準
電圧aとが比較され、比較出力kがCPU14に帰還入
力される(S4)。CPU14では、この比較出力kが
ローレベルであるかハイレベルであるかを判定し(S
5)、ローレベルと判定されればS6に、ハイレベルと
判定されればS7に処理が移行する。この場合、制御信
号nの電圧値na は、na =ra (2.99)×5.5
=16.45(V)であるので、基準電圧aの18
(V)より小さく、比較出力kはローレベルとなるた
め、S6に進む。
a (175)+1=176となる。再び、ma =176
での制御信号nの電圧値na と基準電圧aとが比較され
(S8)、CPU14にて、その比較出力kがローレベ
ルであるかハイレベルであるかが判定される(S1
0)。ローレベルと判定されればS6に、ハイレベルと
判定されればS12に処理が移行する。この場合も、出
力信号rの電圧値ra は、ra =0.0171×176
=3.01(V)で、制御信号nの電圧値na は、na
=ra (3.01)×5.5=16.45(V)である
ので、基準電圧aの18(V)より小さく、比較出力k
はローレベルとなるため、S6に戻り、再びma に1が
加えられる。
で、S6→S8→S10→S6…が繰り返えされ、ma
の値が1ずつアップされていく。そして、ma =192
になると、出力信号rの電圧値ra は、ra =0.01
71×192=3.28(V)で、その場合の制御信号
nの電圧値na は、na =ra (3.28)×5.5=
18.04(V)となり、比較出力kがハイレベルとな
るので、S12に進み、CPU14で、ma が192と
設定される。
へ記憶され、ma の値が更新される(S13)。このS
13の処理により、基本電圧値ra の次回の補正動作か
らは、この更新されたma の出力がCPU14から出力
されることとなる。次いで、この再設定したma の値を
基に、ブランクランプGの点灯状態に応じて設定されて
いる各レンジ数m1 〜m16が再設定され、E2 PROM
15のデータが書き換えられる(S14)。ここでは、
基本電圧値ra を出力し得るレンジ数ma が192であ
ったので、各レンジ数m1 〜m16の再設定するときの乗
数Aは、 A=192/175=1.097 であり、m1 〜m16を1.097倍すればよい。その
後、通常のコピー動作に入り(S15)、電源OFFに
て停止する(S16)。
路13の増幅率が定格の6倍に対し6.5倍であった場
合を例示して説明する。E2 PROM15に記憶されて
いる基準電圧a(18V)と等しい電圧値na の制御信
号nの出力条件は、ma =175である。また、m=1
の出力信号rの電圧値rm1も、上記と同様に、0.01
71(V)である。
行われる。つまり、CPU14から、ma =175に応
じた電圧値ra が出力され、この電圧値ra が6.5倍
増幅された制御信号nの電圧値na と基準電圧aとが比
較され、比較出力kがCPU14に帰還入力され、CP
U14にて、この比較出力kがローレベルであるかハイ
レベルであるかが判定され、ローレベルと判定されれば
S6に、ハイレベルと判定されればS7に処理が移行す
る。この場合、電圧値na は、na =ra (2.99)
×6.5=19.44(V)であるので、基準電圧aの
18(V)より大きくなるため、比較出力kはハイレベ
ルとなり、S7に進む。
a =ma (175)−1=174となる。再び、ma =
174での制御信号nの電圧値na と基準電圧aとが比
較され(S9)、CPU14にて、その比較出力kがロ
ーレベルであるかハイレベルであるかが再び判定される
(S11)。ハイレベルと判定されればS7に、ローレ
ベルと判定されればS12に処理が移行する。この場合
も、出力信号rの電圧値ra は、ra =0.0171×
174=2.98(V)で、制御信号nの電圧値n
a は、na =ra (2.98)×6.5=19.37
(V)であるので、基準電圧aの18(V)より大き
く、比較出力kはハイレベルとなるため、S7に戻り、
再びma に(−1)が加えられる。
で、S7→S9→S11→S7…が繰り返され、ma の
値が1ずつダウンされていく。そして、ma =161に
なると、出力信号rの電圧値ra は、ra =0.017
1×161=2.75(V)で、その場合の制御信号n
の電圧値na は、na =ra (2.75)×6.5=1
7.88(V)となり、比較出力kがローレベルとなる
ので、S12に進み、CPU14で、ma が161と設
定される。設定後のS13〜S16の処理動作は前述と
同じである。但し、ここでは、基本電圧値ra を出力し
得るレンジ数ma が161であったので、各レンジ数m
1 〜m16の再設定するときの乗数Aは、 A=161/175=0.92 である。
回路13や減衰回路12の抵抗R1〜R4に精度バラツ
キがなくすべて定格の値)に対し、減衰回路12の抵抗
R1,R2が5%の誤差を有し、CPU14の基準電圧
bがアップした場合の、各ポイントの制御信号nの電圧
値、出力信号rの電圧値、レンジ数mを示す。
ブルに対し、減衰回路12の抵抗R1,R2が5%の誤
差を有し、CPU14の基準電圧bがダウンした場合を
示す。
対し、増幅回路13の抵抗R3,R4が5%の誤差を有
し、制御信号nの電圧がアップした場合を示す。
対し、増幅回路13の抵抗R3,R4が5%の誤差を有
し、制御信号nの電圧がダウンした場合を示す。
対し、基準電圧発生回路11から出力される基準電圧a
が10%アップした場合を示す。
対し、基準電圧発生回路11から出力される基準電圧a
が10%ダウンした場合を示す。
対し、基準電圧aが10%アップし、減衰回路12の抵
抗R1,R2が5%の誤差を有し、また、増幅回路13
の抵抗R3,R4も5%の誤差を有し、それらの結果、
CPU14の基準電圧bがアップすると共に、制御信号
nの電圧もアップした場合を示す。
対し、基準電圧aが10%ダウンし、減衰回路12の抵
抗R1,R2が5%の誤差を有し、また、増幅回路13
の抵抗R3,R4も5%の誤差を有し、それらの結果、
CPU14の基準電圧bがダウンすると共に、制御信号
nの電圧もダウンした場合を示す。
16に、フィードバック制御用のコンパレータ10が設
けられ、このコンパレータ10が、CPU14からの出
力信号rが増幅回路13で増幅されてなる制御信号nの
電圧値と、基準電圧aとを比較し、CPU14に帰還入
力される2値の比較出力kを生成し、CPU14は、そ
の帰還入力の値が2値のうちの何れの値であるかに応じ
て、出力信号rの出力値を変化させて基本電圧値ra を
補正し、この補正した基本電圧値ra に基づいて、出力
信号rの電圧値r1 〜r16を再設定するようになってい
る。
回路13の抵抗R1〜R4に精度の低い安価なものを用
いたとしても、出力信号rの電圧値r1 〜r16が各抵抗
R1〜R4に応じた値に再設定されるので、15グルー
プものブランクランプG1〜G15の点灯を正確に制御
できる。
〜R4に抵抗の公差±10%の低精度のものが用いられ
ていた場合、CPU14の基準電圧bは3.735〜
5.061(V)と可変範囲は大きくなるが、基本電圧
値ra を出力し得るレンジmaの設定範囲を127〜2
41と変えることで、基本電圧値ra が2.531〜
3.536(V)が出力されるため、抵抗R1〜R4が
低精度でも良いことが分かる。
は、補正して新たに設定したma をE2 PROM15へ
記憶させ、ma の値を更新するようになっている。した
がって、次回電源がONされた場合、S2では、初期値
の175ではなく、新たに設定されたma つまり、増幅
率が設計値よりも小さい例では192、増幅率が設計値
よりも大きい例では161がそれぞれ読み出されてCP
U14に入力されることとなる。これにより、第2回目
も初期値のma =175からスタートする場合に比べ
て、基本電圧値ra の再設定に要する時間を大幅に短縮
できる。
ma を記憶させるようになっていないと、a=na とな
るma が160の場合、第2回目も最初の比較は初期値
175からスタートするため、S6〜S11にて約15
回の比較が必要となる。しかしながら、S13にて、m
a =160をE2 PROM15へ記憶させておくと、最
初の比較はma =160からスタートするため、約1〜
2回の比較でma の再設定が終了することとなる。
コンパレータ16とトランジスタTr1とにより、上記
のような基本電圧値ra の再設定(補正)動作が行われ
ている間、トランジスタTr1がOFFとなり、ブラン
クランプGが全消灯した状態となる。また、仮に抵抗R
1〜R4の精度が非常に低精度で、分割基準電圧V16
よりも小さな値の電圧となっても、そのときは、ブラン
クランプGが全点灯した状態となる。したがって、再設
定動作の間は、ブランクランプGは全消灯か全点灯の何
れかの状態であるため、感光体ドラム1の前露光を防止
できる。尚、上記コンパレータ16とトランジスタTr
1とで、全消灯手段が構成されている。
U基準電圧bを基準電圧発生回路11から出力されるブ
ランクランプ基準電圧aから減衰回路11にて生成して
いるので、基準電圧aの変動に同期して基準電圧bも変
動し、基準電圧aの変動に対してはCPU14の出力信
号rの補正を行う必要がない。尚、CPU基準電圧bを
外部より入力することも勿論可能であり、その場合は、
外部電源の電圧変動により、CPU14の出力信号の電
圧を補正する必要がある。
基準電圧bを入力した場合の、前述の図5のテーブル
(増幅回路13や減衰回路12の抵抗R1〜R4に精度
バラツキがなくすべて定格の値)に対する、各ポイント
の制御信号nの電圧値、出力信号rの電圧値、レンジ数
mを示す。
りCPU基準電圧bを入力した場合の、前述の図13に
対する、各ポイントの制御信号nの電圧値、出力信号r
の電圧値、レンジ数mを示す。
りCPU基準電圧bを入力した場合の、前述の図14に
対する、各ポイントの制御信号nの電圧値、出力信号r
の電圧値、レンジ数mを示す。
について図1、図20ないし図24に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の実施
の形態にて示した部材と同一の機能を有する部材には、
同一の符号を付記し、その説明を省略する。
4による基本電圧値ra の補正動作の処理が、実施の形
態1のものとは異なるだけで、他の構成は同じである。
ローチャートによる処理動作では、定格値に対応した電
圧値の出力信号rを出力した後、出力信号rの電圧値の
増分を、m=1、つまり調整し得る最小の電圧変化にて
調整していたので、基本電圧値ra の補正に要する時間
が必然的に長くなるといった欠点がある。そこで、この
ような欠点を鑑みて、本実施の形態の複写機では、粗調
整と微調整とに別けて行うことで、動作時間の短縮化を
図っている。
を参照して、本複写機における基本電圧値ra の補正動
作を説明するここでも、図8のフローチャートの説明に
おいて用いた条件と同じ、図1の回路構成において、基
準電圧a=18(V)、増幅回路13の増幅率が定格の
6倍に対し5.5倍であった場合と、6.5倍であった
場合とを例示して説明する。E2 PROM15に記憶さ
れている基準電圧a(18V)と等しい電圧値na の制
御信号nの出力条件は、ma =175である。また、m
=1の出力信号rの電圧値rm1も、上記と同様に、0.
0171(V)である。そして、ここでは、第1粗増分
Yをm=10、第2粗増分Zをm=5とし、微増分Xは
前述と同様m=1とする。まず、S21〜25では、前
述の図8のフローチャートにおけるS1〜S5と同様の
処理が行われる。つまり、CPU14から、ma =17
5に応じた電圧値ra が出力され、この電圧値ra が
5.5倍増幅された制御信号nの電圧値naと基準電圧
aとが比較され、比較出力kがCPU14に帰還入力さ
れ、CPU14にて、この比較出力kがローレベルであ
るかハイレベルであるかが判定される。そして、S25
でローレベルと判定されればS26に、ハイレベルと判
定されればS27に処理が移行する。この場合、電圧値
na は、na =ra (2.99)×5.5=16.45
(V)であるので、基準電圧aの18(V)より小さく
なるため、比較出力kはローレベルとなり、S26に進
む。
0)が加えられ、ma =ma (175)+Y(10)=
185となる。そして、再び、ma =185での制御信
号nの電圧n0 と基準電圧aとが比較され(S28)、
CPU14にて、その比較出力kがローレベルであるか
ハイレベルであるかが判定される(S30)。ハイレベ
ルと判定されればS33に、ローレベルと判定されれば
S32に処理が移行する。この場合、出力信号rの電圧
値ra は、ra =0.0171×185=3.16
(V)で、制御信号nの電圧値na は、na =r
a (3.16)×5.5=17.38(V)であるの
で、比較出力kはローレベルとなるため、S32に進
む。
0)が加えられ、ma =ma (185)+Y(10)=
195となる。そして、再び、ma =195での制御信
号nの電圧値na と基準電圧aとが比較され(S2
8)、CPU14にて、その比較出力kがローレベルで
あるかハイレベルであるかが判定される(S30)。こ
の場合は、出力信号rの電圧値ra は、ra =0.01
71×195=3.33(V)で、制御信号nの電圧値
na は、na =ra (3.33)×5.5=18.32
(V)となり、比較出力kはハイレベルとなるため、S
33に進む。
が引かれ、ma =ma (195)−Z(5)=190と
なる。そして、再び、ma =190での制御信号nの電
圧値na と基準電圧aとが比較され(S36)、CPU
14にて、その比較出力kがローレベルであるかハイレ
ベルであるかが判定される(S38)。ハイレベルと判
定されればS41に、ローレベルと判定されればS40
に処理が移行する。この場合、出力信号rの電圧値ra
は、ra =0.0171×190=3.25(V)で、
制御信号nの電圧値na は、na =ra (3.25)×
5.5=17.88(V)となり、比較出力kはローレ
ベルとなるため、S40に進む。
られ、ma =ma (190)+X(1)=191とな
る。そして、再び、ma =191での制御信号nの電圧
値naと基準電圧aとが比較され(S44)、CPU1
4にて、比較出力kがローレベルであるかハイレベルで
あるかが判定される(S46)。ハイレベルと判定され
ればS49に、ローレベルと判定されればS48に処理
が移行する。この場合は、出力電圧rの電圧値ra は、
ra =0.0171×191=3.27(V)で、制御
信号nの電圧値na は、na =ra (3.27)×5.
5=17.99(V)となり、比較出力kはローレベル
となるため、S48に進む。
加えられ、ma =ma (191)+X(1)=192と
なる。そして、再び、ma =192での制御信号nの電
圧値na と基準電圧aとが比較され(S44)、CPU
14にて、比較出力kがローレベルであるかハイレベル
であるかが判定される(S46)。この場合は、出力信
号rの電圧値ra は、ra =0.0171×192=
3.28(V)で、制御信号nの電圧値na は、na =
ra (3.28)×5.5=18.04(V)となり、
比較出力kはハイレベルとなるため、S49に進み、m
a が192と設定される。設定後の処理S51〜S54
は、前述の図8のフローチャートにおけるS13〜S1
6の処理と同じである。
に対し6.5倍であった場合を例示して説明する。ま
ず、S21〜25では、前述と同じ処理が行われる。つ
まり、CPU14から、ma =175に応じた電圧値r
a が出力され、この電圧値ra が6.5倍増幅された制
御信号nの電圧値na と基準電圧aとが比較され、比較
出力kがCPU14に帰還入力され、CPU14にて、
この比較出力kがローレベルであるかハイレベルである
かが判定される。そして、S25でローレベルと判定さ
れればS26に、ハイレベルと判定されればS27に処
理が移行する。この場合、電圧値na は、na =r
a (2.99)×6.5=19.43(V)であるの
で、基準電圧aの18(V)より大きくなるため、比較
出力kはハイレベルとなり、S27に進む。
0)が引かれ、ma =ma (175)−Y(10)=1
65となる。そして、再び、ma =165での制御信号
nの電圧na と基準電圧aとが比較され(S29)、C
PU14にて、その比較出力kがローレベルであるかハ
イレベルであるかが判定される(S31)。ハイレベル
と判定されればS35に、ローレベルと判定されればS
34に処理が移行する。この場合、出力信号rの電圧値
ra は、ra =0.0171×165=2.82(V)
で、制御信号nの電圧値na は、na =ra (2.8
2)×6.5=18.33(V)であるので、比較出力
kはハイレベルとなるため、S35に進む。
0)が引かれ、ma =ma (165)−Y(10)=1
55となる。そして、再び、ma =155での制御信号
nの電圧値na と基準電圧aとが比較され(S29)、
CPU14にて、その比較出力kがローレベルであるか
ハイレベルであるかが判定される(S30)。この場合
は、出力信号rの電圧値ra は、ra =0.0171×
155=2.65(V)で、制御信号nの電圧値n
a は、na =ra (2.65)×6.5=17.23
(V)となり、比較出力kはローレベルとなるため、S
34に進む。
加えられ、ma =ma (155)+Z(5)=160と
なる。そして、再び、ma =160での制御信号nの電
圧値na と基準電圧aとが比較され(S37)、CPU
14にて、その比較出力kがローレベルであるかハイレ
ベルであるかが判定される(S39)。ハイレベルと判
定されればS43に、ローレベルと判定されればS42
に処理が移行する。この場合、出力信号rの電圧値ra
は、ra =0.0171×160=2.74(V)で、
制御信号nの電圧値na は、na =ra (2.74)×
6.5=17.81(V)となり、比較出力kはローレ
ベルとなるため、S42に進む。
られ、ma =ma (160)+X(1)=161とな
る。そして、再び、ma =161での制御信号nの電圧
値naと基準電圧aとが比較され(S44)、CPU1
4にて、比較出力kがローレベルであるかハイレベルで
あるかが判定される(S46)。ハイレベルと判定され
ればS49に、ローレベルと判定されればS48に処理
が移行する。この場合は、出力信号rの電圧値ra は、
ra =0.0171×161=2.75(V)で、制御
信号nの電圧値na は、na =ra (2.75)×6.
5=17.89(V)となり、比較出力kはローレベル
となるため、S48に進む。
えられ、ma =ma (161)+X(1)=162とな
る。そして、再び、ma =162での制御信号nの電圧
値na と基準電圧aとが比較され(S44)、CPU1
4にて、比較出力kがローレベルであるかハイレベルで
あるかが判定される(S46)。この場合は、出力信号
rの電圧値ra は、ra =0.0171×162=2.
77(V)で、制御信号nの電圧値na は、na =ra
(2.77)×6.5=18.01(V)となり、比較
出力kはハイレベルとなるため、S49に進み、ma が
162と設定される。設定後の処理S51〜S54は、
前述の図8のフローチャートにおけるS13〜S16の
処理と同じである。尚、上記の説明では、S44のフロ
ーを追加しているが、条件によってはS45〜S47の
フローを追加する。
増分をm=10、第2粗増分をm=5、微増分をm=1
としていたが、これらは、減衰回路12及び増幅回路1
3の抵抗R1〜R4の公差、及び調整精度によって決定
すれば良いものであり、以下に、設定例を示す。
抵抗R1〜R4の精度バラツキの実力値の確率から求ま
る、1シグマ(σ)の抵抗値に対応した電圧値を用い
る。
=18(V)、制御信号nの目標値を18(V)、抵抗
R1=7.5kΩ、抵抗R2=2.4kΩ、抵抗R3=
7.5kΩ、抵抗R4=1.5kΩとし、抵抗R1〜R
4が全て定格であれば、制御信号n,レンジ数m,出力
信号rの各出力値は、 m=(18/((R3+R4)/R4))/ (18/((R1+R2)/R2))/255 =(18((7.5k+1.5k)/1.5k))/ (18/((7.5k+2.4k)/2.4k))/255 =175.313 n=(18/((R1+R2)/R2))/255×m× ((R3+R4)/R4) =(18/((7.5k+2.4k)/2.4k))/255×m× ((7.5k+1.5k)/1.5k) =18 r=(18/((R1+R2)/R2))/255×m =(7.5k+2.4k)/2.4k))/255×m =3 となる。
し、1シグマ(0.23%)のシフトにより、CPU1
4の減衰回路12の減衰率と増幅回路13の増幅率とが
共にアップしたときの、制御信号n,レンジ数m,出力
信号rの各出力値は、 m=(18((7.5k×1.0023+1.5k×0.9977)/ 1.5k×0.9977))/ (18/((7.5k×0.9977+2.4k×1.0023)/ 2.4k×1.0023))/255 =174.034 n=(18/((7.5k×0.9977+2.4k×1.0023)/ 2.4k×1.0023))/255×m× (18((7.5k×1.0023+1.5k×0.9977)/ 1.5k×0.9977)) =18 r=(18/((7.5k×0.9977+2.4k×1.0023)/ 2.4k×1.0023))/255×m =2.9885 となる。
より、CPU14の減衰回路12の減衰率と増幅回路1
3の増幅率とが共にダウンしたときの、制御信号n,レ
ンジ数m,出力信号rの各出力値は、 m=(18((7.5k×0.9977+1.5k×1.0023)/ 1.5k×1.0023))/ (18/((7.5k×1.0023+2.4k×0.9977)/ 2.4k×0.9977))/255 =176.6 n=(18/((7.5k×1.0023+2.4k×0.9977)/ 2.4k×0.9977))/255×m× (18((7.5k×0.9977+1.5k×1.0023)/ 1.5k×1.0023)) =18 r=(18/((7.5k×1.0023+2.4k×0.9977)/ 2.4k×0.9977))/255×m =3.0115 となる。
電圧値として、粗増分をm=2(174.034と17
6.6との差分)とし、出力信号ra の変化量を0.0
1(V)(2.9885と3.0115の差分)とす
る。この場合、微調整をm=1とすると、前述のように
第2粗増分を設定する必要はない。
ると、S21〜S25までは、前述と同様の処理を行
い、S26、S27にて用いる粗増分をY(2)とし、
S30でCPU14が比較出力kはハイレベルであると
判定した場合は、S33、S36、S38をステップし
て、S41に移行すればよい。また、S31でCPU1
4が比較出力kはローレベルであると判定した場合は、
S34、S37、S39をステップして、S42に移行
すればよい。
1〜4に公差が±5%の抵抗を使用した場合、粗増分に
1シグマの抵抗値に対応した電圧値を用いると、粗増分
はm=7となる。粗増分m=7による出力信号ra の変
化量は0.06(V)ずつとなる。この場合、微調整を
m=1とすると、前述のように第2粗増分を設定した方
が好ましく、その場合中間のm=3(或いは4)を第2
粗増分として設定すればよい。
ると、S21〜S25までは、前述と同様の処理を行
い、S26、S27にて用いる第1粗増分をY(7)と
し、S33、S34にて用いる第2粗増分をZ(3)と
すればよい。このように、1シグマの値により出力信号
rを出力して比較することで、基本電圧値ra の再設定
に要する時間を最も効果的に短縮できる。
抵抗R1〜R4の精度分布(想定値)の最大・最小の抵
抗値に対応した電圧値、及び最大・最小の抵抗値と定格
値との中間値の電圧値を用いる。
4の最小値P2又は最大値P3に対応した電圧値を用い
て出力信号rを出力し、コンパレータ10で基準電圧a
と制御信号nの電圧値na とを比較する。
4の最小値P2又は最大値P3と定格値P1との中間値
P4又はP5を用い、その後、必要に応じて、P4又は
P5と定格値P1との中間の値、さらにその中間の値を
用いる。
の中間値を基に出力信号rの出力値を調整することで
も、補正動作に要する時間を効果的に短くできる。
2及び増幅回路13の抵抗R1〜R4の精度分布を実測
し、この実測した値を基にして、ほぼ7割のものが含ま
れる値を用いる。
実測にて7割方が含まれたP2又ははP3(±0.4
%)の抵抗値に対応した電圧値の出力信号rを出力し、
コンパレータ10で基準電圧aと制御信号nの電圧値n
a とを比較する。
たはP3と定格値P1との中間値P4又はP5(±0.
2%)を用い、その後、必要に応じて、P4又はP5と
定格値P1との中間の値、さらにその中間の値を用い
る。
数の多い抵抗値を基にして出力信号rの出力値を調整す
ることでも、補正動作に要する時間を効果的に短くでき
る。そして、精度分布が正規分布とならないものを用い
る場合に特に有効である。
について図1、及び図25ないし図28に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
実施の形態にて示した部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
電圧は、駆動回路部17の駆動用コンパレータL1〜L
16の分割基準電圧V1〜V16を設定するための分圧
抵抗R10〜R26の端子間電圧(分割基準電圧の電圧
差)の最大値と最小値の間で制御する必要がある。前述
の実施の形態1、2の複写機では、分圧抵抗R10〜R
26には全て、1kΩの同じ規格のものが用いられてい
る。したがって、図25のテーブルに示すように、抵抗
R10〜R26の端子間電圧の最大値と最小値との差
は、0.9〜1.0(V)とほぼ一定となっている(テ
ーブルの〔差〕の欄)。
れる電圧値が大きくなるにつれて変動幅が大きくなるた
め(テーブルの〔nの幅〕の欄)、図27に示すよう
に、抵抗の端子間電圧の最大値と、制御信号nの電圧値
の最大値とが同一線となるポイントが出てきてしまい、
ブランクランプGの点灯が不正確になる。
写機では、駆動回路部17における分圧抵抗R10〜R
26にはそれぞれ異なる規格のものが用いられている。
つまり、図26に示すように、R10〜R26になるに
つれて抵抗値が大きくなるように設計されている。これ
により、分圧基準電圧V1〜V16の電圧が高くなるに
つれて抵抗の端子間電圧が広くなり、図27では抵抗の
端子間電圧の最大値と、制御信号nの電圧値の最大値と
が同一線となっていたポイントも、図28に示すよう
に、制御信号nを、抵抗の端子間電圧の最大値と最小値
の間で制御することができる。
〜R26を同一の抵抗値にするのではなく、電圧、抵
抗、バラツキに合った抵抗に設定し、分圧基準電圧V1
〜V16の電圧値が大きくなるにつれて抵抗の端子間電
圧を広くすることで、分割基準電圧V1〜V16に対す
る制御信号nの電圧変動幅のマージンがアップし、より
安定な制御が可能となる。
明の発光素子の制御装置を光学センサの制御装置に適用
したものを例示し、図2、図29ないし図32に基づい
て以下に説明する。尚、説明の便宜上、前述の実施の形
態にて示した部材と同一の機能を有する部材には、同一
の符号を付記し、その説明を省略する。
の感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1表面に形
成された図示しないマークを検出する発光・受光センサ
(光学センサ)9が備えられている(図2参照)。該発
光・受光センサ9は、感光体ドラム1が正常に装着され
ているか否かの検出に用いられるもので、これにより、
感光体ドラム1が曲がって取り付けられるなどの取り付
け異常による、画質の劣化が回避される。
た図であり、発光・受光センサ9は、最大用紙幅(ドラ
ム中央を中心としてA3の幅297mm)外に取り付け
られている。
照射部のドラム円周(図において破線にて示す)上に、
ドラムマーク29が設けられている。このドラムマーク
29は、発光・受光センサ9の照射部以上の幅(例:1
0mm×10mm)の非鏡面反射部である。
ラム1表面の反射率が100%のとき、ドラムマーク2
9は反射率が50%となるような反射率をもつように、
予めドラム表面に形成されている。
に示すように、反射型センサであり、発光素子9aと受
光素子9bとから構成され、発光素子9aから照射した
光が、ドラム表面1aに当たって反射した反射光を受光
素子9bにて受光するようになっている。上記発光素子
9aは、LED(Light Emitting Diode)等から構成され
る。
(b)に示すように、発光・受光センサ9と、D/Aコ
ンバータ内蔵のCPU32と、オペアンプ30と、トラ
ンジスタTr4と、コンパレータ33と、5つの抵抗R
31〜R35とから構成されている。
発光素子9aの発光量を制御するもので、CPU32か
らD/A変換されたCPU出力信号fの電圧値により、
発光素子9aの発光量が決定される。CPU32からの
出力信号fが、オペアンプ30に入力されることによ
り、オペアンプ30からアンプ出力eが出力され、これ
により、トランジスタTr4がONし、発光・受光セン
サ9の発光素子9aから発光部電流gが流れる。発光部
電流gが流れることにより、抵抗R31間に電圧hが発
生する。この電圧hは、発光制御電圧であり、発光部電
流gに比例して大きくなる。
電圧hがCPU32からの出力信号fの電圧値より高く
なるとオペアンプ30のアンプ出力eはOFFされ、ト
ランジスタTr4がOFFとなり、発光部電流gが下が
り発光制御電圧hも下がる。 発光制御電圧hが出力信号fの電圧値より低くなる
と、オペアンプ30の出力eが出力され、トランジスタ
Tr4がONとなり、発光部電流gが上がり発光制御電
圧hも上がる。以降を繰り返すことにより、発光制
御電圧hはCPU32からの出力信号fの電圧値と等し
くなり、発光制御電圧hに合った発光部電流gが流れ、
発光・受光センサ9の発光素子9aの光量が決定され
る。
を変えることにより、図31に示すように、CPU出力
信号fの電圧値に対するgの電流値は変化する。図で
は、抵抗R31が100Ωの場合と200Ωの場合を示
している。
(V)を出力時、発光部電流gに20mAが流れ、感光
体ドラム1の鏡面の反射により、発光・受光センサ9の
センサ電圧iは2.5(V)となる。コンパレータ33
の抵抗R33,R34で発生される基準電圧pは、2.
5(V)に設定されており、コンパレータ33からの比
較出力jは、センサ電圧iが2.5(V)以上であれば
5(V)、センサ電圧iが2.5(V)以下であれば0
(V)となる。
なが、マーク検出による、感光体ドラム1の取り付け状
態を判断する動作を説明する。
1)。そして、CPU32は、出力信号fの電圧値を0
(V)から徐々にアップさせていき、帰還入力されるコ
ンパレータ33の比較出力jが0(V)から5(V)に
なったとき、その出力信号fの電圧値f0 を記憶する
(S52〜S55)。ここで、出力信号fの電圧値f0
を設定することで、発光・受光センサ9の発光・受光の
効率の部品バラツキ、感光体ドラム1の鏡面の反射率の
違い等が補正される。尚、部品バラツキや感光体ドラム
1の鏡面の反射率に違い等がなければ、出力信号fの電
圧値が2(V)となったところで、コンパレータ33の
出力が反転し、CPU32に5(V)の比較出力jが入
力される。
り10%低い場合は、上記の動作でCPU32の出力信
号fの電圧f0 は、 f0 =2(V)/90%=2.22(V) と設定される。
ドラム1の鏡面部の反射の50%の反射部を検出するた
め、出力信号fの電圧値が2(V)で鏡面の反射が得ら
れた場合は、例えば45〜55%の反射量をマーク検出
範囲として、 2(V)/45%=4.4(V) 2(V)/55%=3.6(V) この間の電圧値を有する出力信号fの出力時に、ドラム
マーク29が検出された場合、感光体ドラム1の取付け
は正常であると判定する(S56〜S62)。
が40%しかない場合、CPU32の出力信号fが4.
4(V)であっても、 (4.4(V)/2(V))×2.5(V)×50%=
2.8(V) (4.4(V)/2(V))×2.5(V)×40%=
2.2(V) というように、コンパレータ33に入力されるセンサ電
圧iは2.2(V)にしかならず、CPU32の入力
(比較出力j)は0(V)のままとなる。したがって、
S57の比較出力jの判定で、CPU32は異常と判定
する(S58)。
60%もある場合、CPU32の出力信号fが3.6
(V)しかなくとも、 (3.6(V)/2(V))×2.5(V)×50%=
2.2(V) (3.6(V)/2(V))×2.5(V)×60%=
2.8(V) というように、コンパレータ33に入力されるセンサ電
圧iは2.8(V)になり、CPU32の入力(比較出
力j)は5(V)になってしまうため、S60の比較出
力jの判定で、CPU32は異常と判定する(S6
2)。
であり、かつ、S60にて比較出力jが0(V)である
とき、CPU32は正常と判定する(S61)。
うに、CPU32へ検出量をフィードバックさせる経路
にA/Dコンバータを設けることなく、発光素子9aの
発光量を、感光体ドラム1の鏡面の反射率に応じた適正
なものに調整できる。そして、コンパレータ33から出
力される比較出力jは、CPU32の電源電圧(5V)
に影響されず、特別な増・減衰回路を必要ともせず、直
接受光素子9bの出力を判定できる。さらに、発光・受
光センサ9のように、発光素子9aと受光素子9bとが
一体となった光学センサの場合、動作電源(10V)を
単一とすることもできるので、結線を少なくできるとい
った効果もある。
発光素子の制御装置は、D/Aコンバータを備えた制御
手段から発光素子の発光を制御するための信号を出力し
て発光素子の発光を制御する発光素子の制御装置であっ
て、上記制御手段からの出力信号の電圧値と基準電圧と
を比較して、上記制御手段に帰還入力される2値の比較
出力を生成するコンパレータを備え、上記制御手段は出
力信号の電圧値を、上記比較出力が2値の何れの値であ
るかに応じて、発光素子を適正に発光させ得る電圧値に
設定する構成であり、この構成を用いて、例えば請求項
2に記載の光学センサの制御装置や、請求項3に記載の
ブランクランプの制御装置を構成することで、以下のよ
うな効果を奏するものである。
装置は、D/Aコンバータを備えた制御手段から、発光
素子及び受光素子を含む光学センサの上記発光素子の発
光量を制御するための信号を出力する光学センサの制御
装置であって、上記光学センサの受光素子からの受光量
に基づくセンサ電圧と基準電圧とを比較して、上記制御
手段に帰還入力される2値の比較出力を生成するコンパ
レータを備え、上記制御手段は出力信号の電圧値を、上
記比較出力が2値の何れの値であるかに応じて、発光素
子を適正な発光量で発光させ得る電圧値に設定する構成
である。
へ検出出力を帰還入力させる経路に、A/Dコンバータ
を設ける必要がなく、また、コンパレータからの比較出
力は、CPUの電源電圧(5V)に影響されないので、
受光側に特別な増・減衰回路を設ける必要もなく、直
接、センサ電圧を判定できるという効果を奏する。
制御装置は、D/Aコンバータを備えた制御手段から、
ブランクランプの点灯状態に応じて電圧値が多階調に設
定される信号を出力し、該出力信号を誤差要素を有する
増幅回路にて増幅して制御電圧信号を生成し、該制御電
圧信号をブランクランプ駆動回路に入力させてブランク
ランプ基準電圧との比較によりブランクランプの点灯を
制御するブランクランプの制御装置であって、上記制御
電圧信号の電圧値と上記ブランクランプ基準電圧とを比
較して、上記制御手段に帰還入力される2値の比較出力
を生成するコンパレータを備え、上記制御手段は、制御
電圧信号の電圧値が上記ブランクランプ基準電圧と等し
くなる出力信号の基本電圧値を、上記比較出力が2値の
何れの値であるかに応じて補正し、この補正した基本電
圧値を基に、上記の多階調の各電圧値を再設定する構成
である。
ても、その抵抗にあったものに多階調の各電圧値を補正
できるので、低精度の抵抗等を使用した安価な構成で、
従来では不可能であった多グループのブランクランプの
安定制御が可能になるという効果を奏する。
制御装置は、上記請求項3の構成において、上記制御手
段の基準電圧が、上記ブランクランプ基準電圧を誤差要
素を有する減衰回路で減衰することで生成されている構
成である。
て、ブランクランプ基準電圧値のバラツキに対しては基
本電圧値の補正が必要ないという効果を奏する。
制御装置は、上記請求項3又は4の構成において、上記
誤差要素が回路中の分圧抵抗であり、基本電圧値を補正
するときに制御手段から出力される出力信号の電圧範囲
が、上記分圧抵抗の精度分布に応じて決定されている構
成である。
加えて、早期に出力値を調整して基本電圧値を補正で
き、ひいては、早期にブランクランプの点灯にあった多
階調の各電圧値に再設定できるという効果を奏する。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の
調整を行う構成である。
に出力値を調整して基本電圧値を補正でき、ひいては、
より早期にブランクランプの点灯にあった多階調の各電
圧値に再設定できるという効果を奏する。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、上記
分圧抵抗の最大または最小の抵抗値に対応した電圧値の
出力信号を出力し、更に必要に応じて、上記分圧抵抗の
最大または最小の抵抗値と定格値との中間の抵抗値に対
応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の調整を行
う構成である。
早期に基本電圧値を補正でき、ひいては、早期にブラン
クランプの点灯にあった多階調の各電圧値に再設定でき
るという効果を奏する。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、実測
に基づいたほぼ7割の試料の抵抗が含まれる範囲の最大
または最小の抵抗値に対応した電圧値の出力信号を出力
し、更に必要に応じて、上記範囲の最大または最小の抵
抗値と定格値との中間の抵抗値に対応した電圧値の出力
信号を出力して、出力値の調整を行う構成である。
に基本電圧値を補正でき、ひいては、より早期にブラン
クランプの点灯にあった多階調の各電圧値に再設定でき
るという効果を奏する。そして特に、精度分布が正規分
布とならないものを用いる場合に有効である。
制御装置は、上記請求項5の構成において、基本電圧値
を補正するとき、制御手段は、最初に上記分圧抵抗の定
格値に対応した電圧値の出力信号を出力し、次に、上記
分圧抵抗の1シグマの抵抗値に対応した電圧値の出力信
号を出力して、出力値の調整を行う構成である。
に基本電圧値を補正でき、ひいては、より早期にブラン
クランプの点灯にあった多階調の各電圧値に再設定でき
るという効果を奏する。そして特に、実力値の値を用い
るので、より的確な早期調整が期待でき、有効である。
の制御装置は、上記請求項7、8又は9の構成におい
て、補正された基本電圧値を記憶する不揮発性の記憶手
段を備え、上記制御手段は、第2回目の基本電圧値の補
正から、定格値に対応した電圧値の出力信号に代えて、
この記憶手段に記憶されている前回補正された基本電圧
値の出力信号を最初に出力する構成である。
成による効果に加えて、第2回目以降の基本電圧値の補
正が早期に行え、ひいては、第2回目以降の多階調の各
電圧値の再設定がより早期に行えるという効果を奏す
る。
の制御装置は、上記請求項3、4、5、6、7、8、9
又は10の構成において、ブランクランプ基準電圧にほ
ぼ等しい電圧値の制御電圧信号が入力されるとブランク
ランプを全消灯させる全消灯手段が、上記ブランクラン
プ駆動回路に設けられている構成である。
7、8、9又は10の構成による効果に加えて、基本電
圧値の補正に際して、ブランクランプ基準電圧にほぼ等
しい電圧値の制御電圧信号がブランクランプ駆動回路に
入力されても、ブランクランプが点灯することはなく、
感光体の前露光を防止できるという効果を奏する。
の制御装置は、上記請求項3、4、5、6、7、8、
9、10又は11の構成において、上記ブランクランプ
駆動回路には、制御手段から出力される制御電圧信号の
電圧値と、複数のブランクランプを点灯させるのに必要
な電圧レベルに対応させてブランクランプ基準電圧を抵
抗分割して得られる分割基準電圧とを比較する複数の駆
動用コンパレータが備えられており、これら駆動用コン
パレータに入力される分割基準電圧はその電圧差が、電
圧レベルが高くなるほど大きくなるように設定されてい
る構成である。
7、8、9、10又は11の構成による効果に加えて、
分割基準電圧に対する制御電圧信号の電圧変動幅のマー
ジンがアップし、より安定なブランクランプの点灯制御
が可能になるという効果を奏する。
ブランクランプの点灯を制御するブランクランプ制御回
路部と、ブランクランプ駆動回路部の回路図である。
プロセス部の構成を示す断面図である。
トの構造と、ブランクランプの感光体ドラムへの光の照
射の関係を示す説明図である。
り詳細に示す回路図である。
圧、制御信号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レン
ジ数、及びそれに対応したブランクランプの点灯状態を
示したテーブルである。
信号の電圧値=ブランクランプ基準電圧となる、CPU
基準電圧、レンジ数、基本電圧値の、データ変化を示し
たデーブルである。
値)を示す正規分布のグラフである。
号の電圧値を再設定する処理のフローチャートである。
5%の誤差を有し、CPUの基準電圧がアップした場合
の、各ポイントの制御信号の電圧値、CPU出力信号の
電圧値、レンジ数を示したテーブルである。
が5%の誤差を有し、CPUの基準電圧がダウンした場
合の、各ポイントの制御信号の電圧値、CPU出力信号
の電圧値、レンジ数を示したテーブルである。
が5%の誤差を有し、制御信号の電圧がアップした場合
の、各ポイントの制御信号の電圧値、CPU出力信号の
電圧値、レンジ数を示したテーブルである。
が5%の誤差を有し、制御信号の電圧がダウンした場合
の、各ポイントの制御信号の電圧値、CPU出力信号の
電圧値、レンジ数を示したテーブルである。
路にから出力されるブランクランプ基準電圧が10%ア
ップした場合の、各ポイントの制御信号の電圧値、CP
U出力信号の電圧値、レンジ数を示したテーブルであ
る。
路にから出力されるブランクランプ基準電圧が10%ダ
ウンした場合の、各ポイントの制御信号の電圧値、CP
U出力信号の電圧値、レンジ数を示したテーブルであ
る。
基準電圧が10%アップし、減衰回路の抵抗5%の誤差
を有し、また、増幅回路の抵抗も5%の誤差を有し、そ
れらの結果、CPUの基準電圧がアップすると共に、制
御信号の電圧もアップした場合の、各ポイントの制御信
号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レンジ数を示し
たテーブルである。
基準電圧が10%ダウンし、減衰回路の抵抗5%の誤差
を有し、また、増幅回路の抵抗も5%の誤差を有し、そ
れらの結果、CPUの基準電圧がダウンすると共に、制
御信号の電圧もダウンした場合の、各ポイントの制御信
号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レンジ数を示し
たテーブルである。
CPU基準電圧を入力した場合の、各ポイントの制御信
号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レンジ数を示し
たテーブルである。
りCPU基準電圧を入力した場合の、各ポイントの制御
信号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レンジ数を示
したテーブルである。
りCPU基準電圧を入力した場合の、各ポイントの制御
信号の電圧値、CPU出力信号の電圧値、レンジ数を示
したテーブルである。
Uの出力信号の基本電圧値を補正し、制御信号の電圧値
を再設定する処理のフローチャートである。
御信号の電圧値を再設定する処理の流れを示すフローチ
ャートである。
値)を示す正規分布のグラフである。
値)を示す正規分布のグラフである。
布状態を示すグラフである。
全て1kΩであった場合の、各ポイントの制御信号の電
圧値、レンジ数m、分割基準電圧、及びブランクランプ
の点灯状態を示したテーブルである。
の回路において、基準電圧分割用抵抗が電圧、抵抗のバ
ラツキ等に応じて設定されていた場合の、各ポイントの
制御信号の電圧値、レンジ数m、分割基準電圧、及びブ
ランクランプの点灯状態を示したテーブルである。
端子間電圧と制御信号の電圧値の特性を示す説明図であ
る。
端子間電圧と制御信号の電圧値の特性を示す説明図であ
る。
(a)は発光・受光センサの構成を示す説明図であり、
(b)は発光・受光センサの制御装置の回路図である。
係を示す説明図である。
係を表すグラフである。
のフローチャートである。
子からなる光学センサの制御回路の回路図である。
制御するAPC回路の回路図である。
最大画像外領域除電を示す説明図である。
回路の回路図である。
図である。
電圧V0 の関係を表すグラフである。
圧(18V)を分割して得られる各分割基準電圧及びそ
の差を示したテーブルである。
ンプ駆動回路) 32 CPU 33 コンパレータ G ブランクランプ R10〜20 基準電圧分割用抵抗 R1〜R4 分割抵抗(誤差要素) L1〜L16 駆動用コンパレータ a,p 基準電圧 i センサ電圧 k,j 比較出力 n ブランクランプ制御信号(制御電圧信
号) r,f CPU出力信号
Claims (12)
- 【請求項1】D/Aコンバータを備えた制御手段から発
光素子の発光を制御するための信号を出力して発光素子
の発光を制御する発光素子の制御装置であって、 上記制御手段からの出力信号の電圧値と基準電圧とを比
較して、上記制御手段に帰還入力される2値の比較出力
を生成するコンパレータを備え、 上記制御手段は出力信号の電圧値を、上記比較出力が2
値の何れの値であるかに応じて、発光素子を適正に発光
させ得る電圧値に設定することを特徴とする発光素子の
制御装置。 - 【請求項2】D/Aコンバータを備えた制御手段から、
発光素子及び受光素子を含む光学センサの上記発光素子
の発光量を制御するための信号を出力する光学センサの
制御装置であって、 上記光学センサの受光素子からの受光量に基づくセンサ
電圧と基準電圧とを比較して、上記制御手段に帰還入力
される2値の比較出力を生成するコンパレータを備え、 上記制御手段は出力信号の電圧値を、上記比較出力が2
値の何れの値であるかに応じて、発光素子を適正な発光
量で発光させ得る電圧値に設定することを特徴とする光
学センサの制御装置。 - 【請求項3】D/Aコンバータを備えた制御手段から、
ブランクランプの点灯状態に応じて電圧値が多階調に設
定される信号を出力し、該出力信号を誤差要素を有する
増幅回路にて増幅して制御電圧信号を生成し、該制御電
圧信号をブランクランプ駆動回路に入力させてブランク
ランプ基準電圧との比較によりブランクランプの点灯を
制御するブランクランプの制御装置であって、 上記制御電圧信号の電圧値と上記ブランクランプ基準電
圧とを比較して、上記制御手段に帰還入力される2値の
比較出力を生成するコンパレータを備え、 上記制御手段は、制御電圧信号の電圧値が上記ブランク
ランプ基準電圧と等しくなる出力信号の基本電圧値を、
上記比較出力が2値の何れの値であるかに応じて補正
し、この補正した基本電圧値を基に、上記の多階調の各
電圧値を再設定することを特徴とするブランクランプの
制御装置。 - 【請求項4】上記制御手段の基準電圧が、上記ブランク
ランプ基準電圧を誤差要素を有する減衰回路で減衰する
ことで生成されていることを特徴とする請求項3記載の
ブランクランプの制御装置。 - 【請求項5】上記誤差要素が回路中の分圧抵抗であり、
基本電圧値を補正するときに制御手段から出力される出
力信号の電圧範囲が、上記分圧抵抗の精度分布に応じて
決定されていることを特徴とする請求項3又は4記載の
ブランクランプの制御装置。 - 【請求項6】基本電圧値を補正するとき、制御手段は、
最初に上記分圧抵抗の定格値に対応した電圧値の出力信
号を出力して、出力値の調整を行うことを特徴とする請
求項5記載のブランクランプの制御装置。 - 【請求項7】基本電圧値を補正するとき、制御手段は、
最初に上記分圧抵抗の定格値に対応した電圧値の出力信
号を出力し、次に、上記分圧抵抗の最大または最小の抵
抗値に対応した電圧値の出力信号を出力し、更に必要に
応じて、上記分圧抵抗の最大または最小の抵抗値と定格
値との中間の抵抗値に対応した電圧値の出力信号を出力
して、出力値の調整を行うことを特徴とする請求項5記
載のブランクランプの制御装置。 - 【請求項8】基本電圧値を補正するとき、制御手段は、
最初に上記分圧抵抗の定格値に対応した電圧値の出力信
号を出力し、次に、実測に基づいたほぼ7割の試料の抵
抗が含まれる範囲の最大または最小の抵抗値に対応した
電圧値の出力信号を出力し、更に必要に応じて、上記範
囲の最大または最小の抵抗値と定格値との中間の抵抗値
に対応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の調整
を行うことを特徴とする請求項5記載のブランクランプ
の制御装置。 - 【請求項9】基本電圧値を補正するとき、制御手段は、
最初に上記分圧抵抗の定格値に対応した電圧値の出力信
号を出力し、次に、上記分圧抵抗の1シグマの抵抗値に
対応した電圧値の出力信号を出力して、出力値の調整を
行うことを特徴とする請求項5記載のブランクランプの
制御装置。 - 【請求項10】補正された基本電圧値を記憶する不揮発
性の記憶手段を備え、上記制御手段は、第2回目の基本
電圧値の補正から、定格値に対応した電圧値の出力信号
に代えて、この記憶手段に記憶されている前回補正され
た基本電圧値の出力信号を最初に出力することを特徴と
する請求項7、8又は9記載のブランクランプの制御装
置。 - 【請求項11】ブランクランプ基準電圧にほぼ等しい電
圧値の制御電圧信号が入力されるとブランクランプを全
消灯させる全消灯手段が、上記ブランクランプ駆動回路
に設けられていることを特徴とする請求項3、4、5、
6、7、8、9又は10記載のブランクランプの制御装
置。 - 【請求項12】上記ブランクランプ駆動回路には、制御
手段から出力される制御電圧信号の電圧値と、複数のブ
ランクランプを点灯させるのに必要な電圧レベルに対応
させてブランクランプ基準電圧を抵抗分割して得られる
分割基準電圧とを比較する複数の駆動用コンパレータが
備えられており、 これら駆動用コンパレータに入力される分割基準電圧は
その電圧差が、電圧レベルが高くなるほど大きくなるよ
うに設定されていることを特徴とする請求項3、4、
5、6、7、8、9、10又は11記載のブランクラン
プの制御装置。
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