JPH05204231A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05204231A JPH05204231A JP4012329A JP1232992A JPH05204231A JP H05204231 A JPH05204231 A JP H05204231A JP 4012329 A JP4012329 A JP 4012329A JP 1232992 A JP1232992 A JP 1232992A JP H05204231 A JPH05204231 A JP H05204231A
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- JP
- Japan
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- led
- image
- erasing
- width
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、LED消去アレイを有する複写機に
おいて、各LEDの光量を制御可能とし、画像の消去幅
をユーザの好みに応じて可変できるようにすることを最
も主要な特徴とする。 【構成】マイクロコンピュータ71に、LED消去アレ
イ150を駆動するLEDドライバ160を接続する。
そして、このマイクロコンピュータ71の制御により、
LED151を選択的に駆動する。また、LED消去ア
レイ150の各LED151,…に駆動電圧VLED を印
加する生成回路72を接続し、上記マイクロコンピュー
タ71の制御によってその駆動電圧VLED を可変する。
こうして、各LED151,…の光量を制御し、LED
151,…の光の拡散幅を可変させることで、画像の消
去幅の微調整を行う構成となっている。
おいて、各LEDの光量を制御可能とし、画像の消去幅
をユーザの好みに応じて可変できるようにすることを最
も主要な特徴とする。 【構成】マイクロコンピュータ71に、LED消去アレ
イ150を駆動するLEDドライバ160を接続する。
そして、このマイクロコンピュータ71の制御により、
LED151を選択的に駆動する。また、LED消去ア
レイ150の各LED151,…に駆動電圧VLED を印
加する生成回路72を接続し、上記マイクロコンピュー
タ71の制御によってその駆動電圧VLED を可変する。
こうして、各LED151,…の光量を制御し、LED
151,…の光の拡散幅を可変させることで、画像の消
去幅の微調整を行う構成となっている。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば画像の不要
な部分を消去するLED消去アレイを有する電子複写機
などの画像形成装置に関する。
な部分を消去するLED消去アレイを有する電子複写機
などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LED消去アレイを使ってトリミ
ングやマスキングまたはわく消しなどを行うことができ
る電子複写機が実用化されている。
ングやマスキングまたはわく消しなどを行うことができ
る電子複写機が実用化されている。
【0003】LED消去アレイは、図18に示す如く、
ドラムの非画像部に対応するLEDを点灯させ、このL
EDからの光が照射された部分の電荷を除去すること
で、画像の部分的な消去を行うものである。すなわち、
わく消し時には、画像部の周囲の不要な部分を露光(除
電)し、トリミングやマスキング時には、画像として不
要な部分を露光するようになっている。
ドラムの非画像部に対応するLEDを点灯させ、このL
EDからの光が照射された部分の電荷を除去すること
で、画像の部分的な消去を行うものである。すなわち、
わく消し時には、画像部の周囲の不要な部分を露光(除
電)し、トリミングやマスキング時には、画像として不
要な部分を露光するようになっている。
【0004】さて、この種のLED消去アレイでは、L
EDの位置とそこからの光の拡散幅とにより消去できる
幅が決定される。また、画像を消去するのに必要な光量
は、ドラムの帯電量(表面電位)を白地電位にまで下げ
るのに必要な光量であり、ドラムの感度や周速(回転速
度)または現像条件などによって変化する。このため、
たとえばドラムの感度が良くなると、画像を消去するの
に必要な光量は小さくなり、したがって同じ明るさでL
EDを点灯させたとしても画像の消去幅(LEDの光の
拡散幅)は大きくなる。
EDの位置とそこからの光の拡散幅とにより消去できる
幅が決定される。また、画像を消去するのに必要な光量
は、ドラムの帯電量(表面電位)を白地電位にまで下げ
るのに必要な光量であり、ドラムの感度や周速(回転速
度)または現像条件などによって変化する。このため、
たとえばドラムの感度が良くなると、画像を消去するの
に必要な光量は小さくなり、したがって同じ明るさでL
EDを点灯させたとしても画像の消去幅(LEDの光の
拡散幅)は大きくなる。
【0005】このLEDの光の拡散幅を規制するため、
従来では、たとえば図19に示すように、LEDをモー
ルドの中に引っ込めたり、図20に示すように、光の照
射口にスリットを設けたり、さらには図21に示すよう
に、光量の制御(LEDの選別)などを行っていた。こ
うして、LEDの光の拡散幅を固定し、画像の消去幅が
一定となるようなLED消去アレイを、ドラムの感度や
周速または現像条件などに応じて制作するようになって
いた。
従来では、たとえば図19に示すように、LEDをモー
ルドの中に引っ込めたり、図20に示すように、光の照
射口にスリットを設けたり、さらには図21に示すよう
に、光量の制御(LEDの選別)などを行っていた。こ
うして、LEDの光の拡散幅を固定し、画像の消去幅が
一定となるようなLED消去アレイを、ドラムの感度や
周速または現像条件などに応じて制作するようになって
いた。
【0006】しかしながら、LEDの光の拡散幅を固定
したLED消去アレイでは、用紙サイズに応じた所定の
幅でしか画像を消去できない。たとえば、図22に示す
ように、63個(図では、便宜上、10番目から14番
目、29番目から35番目、および50番目から54番
目までを示している)のLED100,…をピッチ間隔
5mmで配列してなり、各LED100,…の光の拡散
幅Lmが6.0mmに固定されているLED消去アレイ
101で、用紙幅Wが210mmの用紙(A4R)Pに
対してわく消しを行おうとするとき、12番目までと5
2番目からのLED100,…を点灯させた場合にはわ
く消し幅Aとして8.0mmの幅で画像が消去されるこ
とになる。また、図には示していないが、11番目まで
と53番目からのLED100,…を点灯させた場合に
は、わく消し幅Aは3.0mmとなる。さらに、用紙幅
Wの異なる用紙については、図23に示すように、その
用紙サイズによってわく消し幅Aが異なる。
したLED消去アレイでは、用紙サイズに応じた所定の
幅でしか画像を消去できない。たとえば、図22に示す
ように、63個(図では、便宜上、10番目から14番
目、29番目から35番目、および50番目から54番
目までを示している)のLED100,…をピッチ間隔
5mmで配列してなり、各LED100,…の光の拡散
幅Lmが6.0mmに固定されているLED消去アレイ
101で、用紙幅Wが210mmの用紙(A4R)Pに
対してわく消しを行おうとするとき、12番目までと5
2番目からのLED100,…を点灯させた場合にはわ
く消し幅Aとして8.0mmの幅で画像が消去されるこ
とになる。また、図には示していないが、11番目まで
と53番目からのLED100,…を点灯させた場合に
は、わく消し幅Aは3.0mmとなる。さらに、用紙幅
Wの異なる用紙については、図23に示すように、その
用紙サイズによってわく消し幅Aが異なる。
【0007】このように、LED100,…の光の拡散
幅Lmが固定されている場合には、用紙サイズに関係な
く、一定の幅でわく消しを行うことができないという欠
点があった。
幅Lmが固定されている場合には、用紙サイズに関係な
く、一定の幅でわく消しを行うことができないという欠
点があった。
【0008】また、わく消しに限らず、たとえば図24
に示すように、光の拡散幅Lmよりも幅の広い画像列を
ラインで消去するようなときには、これをきれいに消去
できないという不都合があった。
に示すように、光の拡散幅Lmよりも幅の広い画像列を
ラインで消去するようなときには、これをきれいに消去
できないという不都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、LEDの光の拡散幅がばらつかないように
固定してあるため、LEDの位置とその拡散幅とで決定
される所定の幅でしか画像を消去できないという欠点が
あった。
においては、LEDの光の拡散幅がばらつかないように
固定してあるため、LEDの位置とその拡散幅とで決定
される所定の幅でしか画像を消去できないという欠点が
あった。
【0010】そこで、この発明は、ドラムの感度や周速
または現像条件などに左右されることなく、安価で、し
かも消去の幅をユーザの好みに応じて設定することが可
能な画像形成装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
または現像条件などに左右されることなく、安価で、し
かも消去の幅をユーザの好みに応じて設定することが可
能な画像形成装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、原稿画像を
被画像形成媒体上に形成するものにおいて、前記原稿画
像に対応する静電潜像が形成される感光体と、この感光
体上に形成された前記静電潜像を選択的に消去可能な、
複数の発光素子からなる消去手段と、この消去手段の各
発光素子に与える電源電圧を可変して各発光素子から発
光される光の拡散幅を可変することにより、前記消去手
段による消去の幅を微調整する調整手段とから構成され
ている。
めに、この発明の画像形成装置にあっては、原稿画像を
被画像形成媒体上に形成するものにおいて、前記原稿画
像に対応する静電潜像が形成される感光体と、この感光
体上に形成された前記静電潜像を選択的に消去可能な、
複数の発光素子からなる消去手段と、この消去手段の各
発光素子に与える電源電圧を可変して各発光素子から発
光される光の拡散幅を可変することにより、前記消去手
段による消去の幅を微調整する調整手段とから構成され
ている。
【0012】また、この発明の画像形成装置にあって
は、原稿画像を被画像形成媒体上に形成するものにおい
て、前記原稿画像に対応する静電潜像が形成される感光
体と、この感光体上に形成された前記静電潜像を選択的
に消去可能な、複数の発光素子からなる消去手段と、こ
の消去手段の各発光素子をパルス駆動することにより、
前記消去手段による消去の幅を微調整する調整手段とか
ら構成されている。
は、原稿画像を被画像形成媒体上に形成するものにおい
て、前記原稿画像に対応する静電潜像が形成される感光
体と、この感光体上に形成された前記静電潜像を選択的
に消去可能な、複数の発光素子からなる消去手段と、こ
の消去手段の各発光素子をパルス駆動することにより、
前記消去手段による消去の幅を微調整する調整手段とか
ら構成されている。
【0013】
【作用】この発明は、上記した手段により、発光素子の
光量を変化させることができるようになるため、光の拡
散幅を電気的に可変し得るようになるものである。
光量を変化させることができるようになるため、光の拡
散幅を電気的に可変し得るようになるものである。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図15は、この発明にかかる複写機の
構成を示すものである。
照して説明する。図15は、この発明にかかる複写機の
構成を示すものである。
【0015】複写機本体1の上面には、原稿を支承する
原稿台(透明ガラス)2が固定され、この原稿台2の近
傍には、原稿のセット基準となる固定スケール2aが設
けられている。また、上記原稿台2を覆うようにして、
原稿カバー1aが開閉自在に設けられている。
原稿台(透明ガラス)2が固定され、この原稿台2の近
傍には、原稿のセット基準となる固定スケール2aが設
けられている。また、上記原稿台2を覆うようにして、
原稿カバー1aが開閉自在に設けられている。
【0016】そして、上記原稿台2に載置された原稿
は、露光ランプ4、ミラー5,6,7からなる光学系
が、原稿台2の下面に沿って矢印a方向に往復動される
ことにより露光走査されるようになっている。この場
合、ミラー6,7は光路長を保持するよう、ミラー5の
1/2の速度にて移動される。
は、露光ランプ4、ミラー5,6,7からなる光学系
が、原稿台2の下面に沿って矢印a方向に往復動される
ことにより露光走査されるようになっている。この場
合、ミラー6,7は光路長を保持するよう、ミラー5の
1/2の速度にて移動される。
【0017】上記光学系の走査による原稿からの反射
光、つまり露光ランプ4の光照射による原稿からの反射
光は上記ミラー5,6,7によって反射された後、変倍
用レンズブロック8を通り、さらにミラー9によって反
射されて感光体ドラム10に導かれる。これにより、原
稿の像が感光体ドラム10の表面に結像されるようにな
っている。
光、つまり露光ランプ4の光照射による原稿からの反射
光は上記ミラー5,6,7によって反射された後、変倍
用レンズブロック8を通り、さらにミラー9によって反
射されて感光体ドラム10に導かれる。これにより、原
稿の像が感光体ドラム10の表面に結像されるようにな
っている。
【0018】上記感光体ドラム10は図示矢印c方向に
回転され、まず、帯電用帯電器11によって表面が帯電
される。この後、露光部Phにおいて画像がスリット露
光されることにより、表面に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像器12によってトナーが付着される
ことにより可視像(現像剤像)化される。
回転され、まず、帯電用帯電器11によって表面が帯電
される。この後、露光部Phにおいて画像がスリット露
光されることにより、表面に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像器12によってトナーが付着される
ことにより可視像(現像剤像)化される。
【0019】一方、用紙(被画像形成媒体)Pは、選択
された上段あるいは下段給紙カセット13,14から送
出ローラ15,16によって一枚ずつ取り出される。そ
して、この取り出された用紙Pは、用紙案内路17,1
8の一方を通ってレジストローラ対19へ案内され、こ
のレジストローラ対19によって転写部へ送られるよう
になっている。
された上段あるいは下段給紙カセット13,14から送
出ローラ15,16によって一枚ずつ取り出される。そ
して、この取り出された用紙Pは、用紙案内路17,1
8の一方を通ってレジストローラ対19へ案内され、こ
のレジストローラ対19によって転写部へ送られるよう
になっている。
【0020】ここで、上記給紙カセット13,14は複
写機本体1の右側下端部に着脱自在に設けられており、
図示していない操作パネルにおいていずれか一方が選択
できるようになっている。なお、上記各給紙カセット1
3,14は、それぞれカセットサイズ検知スイッチ60
a,60bによってカセットサイズが検知されるもので
ある。これにより、カセット13,14内の用紙サイズ
が自動的に検知される。このカセットサイズ検知スイッ
チ60a,60bは、たとえばサイズの異なるカセット
の挿入に応じてオン/オフされる複数のマイクロスイッ
チにより構成されている。
写機本体1の右側下端部に着脱自在に設けられており、
図示していない操作パネルにおいていずれか一方が選択
できるようになっている。なお、上記各給紙カセット1
3,14は、それぞれカセットサイズ検知スイッチ60
a,60bによってカセットサイズが検知されるもので
ある。これにより、カセット13,14内の用紙サイズ
が自動的に検知される。このカセットサイズ検知スイッ
チ60a,60bは、たとえばサイズの異なるカセット
の挿入に応じてオン/オフされる複数のマイクロスイッ
チにより構成されている。
【0021】上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯
電器20の部分で前記感光体ドラム10の表面と密着さ
れ、上記帯電器20の作用により感光体ドラム10上の
トナー像(現像剤像)が転写される。この像が転写され
た用紙Pは、剥離用帯電器21の作用で感光体ドラム1
0から静電的に剥離され、搬送ベルト22によってその
終端部に設けられた定着器としての定着ローラ対(ヒー
トローラ)23a,23bへ送られる。この定着ローラ
対23a,23bには、用紙Pが巻き付かないように剥
離爪310a,310bがそれぞれ設けられている。そ
して、ここを通過することにより転写像が定着された用
紙Pは、排紙ローラ対24によって複写機本体1外のト
レイ25に排出される。
電器20の部分で前記感光体ドラム10の表面と密着さ
れ、上記帯電器20の作用により感光体ドラム10上の
トナー像(現像剤像)が転写される。この像が転写され
た用紙Pは、剥離用帯電器21の作用で感光体ドラム1
0から静電的に剥離され、搬送ベルト22によってその
終端部に設けられた定着器としての定着ローラ対(ヒー
トローラ)23a,23bへ送られる。この定着ローラ
対23a,23bには、用紙Pが巻き付かないように剥
離爪310a,310bがそれぞれ設けられている。そ
して、ここを通過することにより転写像が定着された用
紙Pは、排紙ローラ対24によって複写機本体1外のト
レイ25に排出される。
【0022】また、転写後の感光体ドラム10は、除電
用帯電器26によって除電された後、クリーナ27で表
面の残留トナーが除去され、さらに除電ランプ28によ
って残像が消去されることにより初期状態に復帰される
ようになっている。なお、29は複写機本体1内の温度
上昇を防止するための冷却ファンであり、150は消去
手段としてのLED消去アレイである。
用帯電器26によって除電された後、クリーナ27で表
面の残留トナーが除去され、さらに除電ランプ28によ
って残像が消去されることにより初期状態に復帰される
ようになっている。なお、29は複写機本体1内の温度
上昇を防止するための冷却ファンであり、150は消去
手段としてのLED消去アレイである。
【0023】この消去アレイ150は、図16,図17
に示す如く、感光体ドラム10の帯電用帯電器11と露
光部Phとの間に近接して設けられている。そして、感
光体ドラム10の回転方向cと直交する方向に、複数個
のLED151,…が一列に設けられた構成とされてい
る。
に示す如く、感光体ドラム10の帯電用帯電器11と露
光部Phとの間に近接して設けられている。そして、感
光体ドラム10の回転方向cと直交する方向に、複数個
のLED151,…が一列に設けられた構成とされてい
る。
【0024】この消去アレイ150に配列されるLED
151,…の数は、たとえば前記感光体ドラム10の長
手方向をカバーするのに十分な数となっている。たとえ
ば、各LED151,…の相互間の距離(ピッチ)を5
mmとすると、個数は全部で63個となる。図1は、上
記したLED消去アレイ150を駆動するアレイ駆動部
の概略構成を示すものである。すなわち、71は複写機
全体を制御するマイクロコンピュータであり、このコン
ピュータ71に前記のLED消去アレイ150が接続さ
れている。
151,…の数は、たとえば前記感光体ドラム10の長
手方向をカバーするのに十分な数となっている。たとえ
ば、各LED151,…の相互間の距離(ピッチ)を5
mmとすると、個数は全部で63個となる。図1は、上
記したLED消去アレイ150を駆動するアレイ駆動部
の概略構成を示すものである。すなわち、71は複写機
全体を制御するマイクロコンピュータであり、このコン
ピュータ71に前記のLED消去アレイ150が接続さ
れている。
【0025】コンピュータ71は、LED151,…を
駆動するLEDドライバ160を制御するとともに、L
ED151,…の駆動電圧(電源電圧)VLED を可変す
るものである。
駆動するLEDドライバ160を制御するとともに、L
ED151,…の駆動電圧(電源電圧)VLED を可変す
るものである。
【0026】LEDドライバ160は、LED151,
…を選択的に駆動するものであり、上記マイクロコンピ
ュータ71から各信号LEDCK,LEDLT,LED
DAが供給されるようになっている。
…を選択的に駆動するものであり、上記マイクロコンピ
ュータ71から各信号LEDCK,LEDLT,LED
DAが供給されるようになっている。
【0027】各LED151,…のアノードは、電流制
限用抵抗Rをそれぞれ介して上記LEDドライバ160
に接続され、カソードは、駆動電圧VLED を上記マイク
ロコンピュータ71の制御のもとに生成(可変)する生
成回路72を介してマイクロコンピュータ71に接続さ
れている。
限用抵抗Rをそれぞれ介して上記LEDドライバ160
に接続され、カソードは、駆動電圧VLED を上記マイク
ロコンピュータ71の制御のもとに生成(可変)する生
成回路72を介してマイクロコンピュータ71に接続さ
れている。
【0028】しかして、LEDドライバ160によって
各LED151,…が選択的に駆動されることにより、
駆動されたLED151,…が上記マイクロコンピュー
タ71により制御される駆動電圧VLED に応じた明るさ
で点灯される。この結果、感光体ドラム10の帯電部分
のうち、LED151,…が点灯された部分は除電さ
れ、この除電された部分はその後に露光されても静電潜
像が形成されず、画像が消去されたことになる。
各LED151,…が選択的に駆動されることにより、
駆動されたLED151,…が上記マイクロコンピュー
タ71により制御される駆動電圧VLED に応じた明るさ
で点灯される。この結果、感光体ドラム10の帯電部分
のうち、LED151,…が点灯された部分は除電さ
れ、この除電された部分はその後に露光されても静電潜
像が形成されず、画像が消去されたことになる。
【0029】このように、原稿画像の不要な部分に対応
されてLED消去アレイ150の各LED151,…を
点灯制御することで、原稿画像周辺に現れる不要な黒画
像の消去(わく消し)が行われる。図2は、LED15
1の駆動電圧VLED と光の拡散幅(ドラム面)Lmとの
相関関係を示すものである。
されてLED消去アレイ150の各LED151,…を
点灯制御することで、原稿画像周辺に現れる不要な黒画
像の消去(わく消し)が行われる。図2は、LED15
1の駆動電圧VLED と光の拡散幅(ドラム面)Lmとの
相関関係を示すものである。
【0030】すなわち、上記したマイクロコンピュータ
71は、この制御カーブにのっとって各LED151,
…に印加すべき駆動電圧VLED を可変制御するようにな
っている。たとえば、LED151,…の光の拡散幅L
mを5.0mmとする場合には駆動電圧VLED として電
圧値V5 が印加されるようにし、また、LED151,
…の光の拡散幅Lmを10.0mmとする場合には駆動
電圧VLED として電圧値V10が印加されるように、それ
ぞれ生成回路72が制御される。なお、各LED15
1,…のばらつきについては、同じ特性となるように、
あらかじめ電流制限用抵抗Rによる調整が行われてい
る。図3は、LED151の照度分布を示すものであ
る。
71は、この制御カーブにのっとって各LED151,
…に印加すべき駆動電圧VLED を可変制御するようにな
っている。たとえば、LED151,…の光の拡散幅L
mを5.0mmとする場合には駆動電圧VLED として電
圧値V5 が印加されるようにし、また、LED151,
…の光の拡散幅Lmを10.0mmとする場合には駆動
電圧VLED として電圧値V10が印加されるように、それ
ぞれ生成回路72が制御される。なお、各LED15
1,…のばらつきについては、同じ特性となるように、
あらかじめ電流制限用抵抗Rによる調整が行われてい
る。図3は、LED151の照度分布を示すものであ
る。
【0031】一般に、LED151は、流れる電流IL
に応じてその照度(明るさ)が変化する。この特性を利
用し、本実施例では、駆動電圧VLED を可変してLED
151に流れる電流IL を変化させ、これによりLED
151の明るさを変えるようにしている。
に応じてその照度(明るさ)が変化する。この特性を利
用し、本実施例では、駆動電圧VLED を可変してLED
151に流れる電流IL を変化させ、これによりLED
151の明るさを変えるようにしている。
【0032】ここで、ドラム面において画像を消去する
のに必要な光量をLXw とすると、図2に示した制御カ
ーブより、駆動電圧VLED がV5 のとき、照度はLX5
となり、光の拡散幅Lmは5.0mmとなる。そして、
駆動電圧VLED をV5 からV10に可変させたとき、照度
はLX5 からLX10となり、光の拡散幅Lmも5.0m
mから10.0mmに変化する。このようにして、駆動
電圧VLED を可変し、LED151の照度を変えること
で、光の拡散幅Lmを任意に変化させ得るものである。
次に、光の拡散幅Lmを可変して、わく消し幅Aを5.
0mmとしたときの動作について説明する。図4は、上
記したLED消去アレイ150によって、サイズがA4
Rの用紙Pのわく消しを行った場合を示すものである。
のに必要な光量をLXw とすると、図2に示した制御カ
ーブより、駆動電圧VLED がV5 のとき、照度はLX5
となり、光の拡散幅Lmは5.0mmとなる。そして、
駆動電圧VLED をV5 からV10に可変させたとき、照度
はLX5 からLX10となり、光の拡散幅Lmも5.0m
mから10.0mmに変化する。このようにして、駆動
電圧VLED を可変し、LED151の照度を変えること
で、光の拡散幅Lmを任意に変化させ得るものである。
次に、光の拡散幅Lmを可変して、わく消し幅Aを5.
0mmとしたときの動作について説明する。図4は、上
記したLED消去アレイ150によって、サイズがA4
Rの用紙Pのわく消しを行った場合を示すものである。
【0033】この場合、マイクロコンピュータ71によ
り、LED151,…の光の拡散幅Lmを10.0mm
とするよう、駆動電圧VLED がV10に設定される。ま
た、消去アレイ150の第1番目から第11番目までと
第53番目から第63番目までのLED151,…をそ
れぞれ点灯させるよう、LEDドライバ160が制御さ
れる。
り、LED151,…の光の拡散幅Lmを10.0mm
とするよう、駆動電圧VLED がV10に設定される。ま
た、消去アレイ150の第1番目から第11番目までと
第53番目から第63番目までのLED151,…をそ
れぞれ点灯させるよう、LEDドライバ160が制御さ
れる。
【0034】この結果、第1番目から第11番目までと
第53番目から第63番目までの各LED151,…が
明るさLX10で点灯されることにより、用紙幅Wが21
0mmのA4Rの用紙Pについては、希望通り、5.0
mmのわく消し幅Aでわく消しが行われることになる。
第53番目から第63番目までの各LED151,…が
明るさLX10で点灯されることにより、用紙幅Wが21
0mmのA4Rの用紙Pについては、希望通り、5.0
mmのわく消し幅Aでわく消しが行われることになる。
【0035】同様にして、図5に示すように、各サイズ
の用紙に対しても、LED151の光の拡散幅Lmをそ
れぞれの用紙幅Wにあわせて可変させることで、用紙サ
イズに関係なく、わく消し幅Aを一定(たとえば、5.
0mm)にすることができる。この場合、わく消し幅A
の値ごとに、たとえば各用紙サイズとそのときの駆動電
圧VLED 値およびLED151,…のオン/オフデータ
を対応付けて記憶し、これをテーブルとしてマイクロコ
ンピュータ71に持たせることによって容易に実現でき
る。
の用紙に対しても、LED151の光の拡散幅Lmをそ
れぞれの用紙幅Wにあわせて可変させることで、用紙サ
イズに関係なく、わく消し幅Aを一定(たとえば、5.
0mm)にすることができる。この場合、わく消し幅A
の値ごとに、たとえば各用紙サイズとそのときの駆動電
圧VLED 値およびLED151,…のオン/オフデータ
を対応付けて記憶し、これをテーブルとしてマイクロコ
ンピュータ71に持たせることによって容易に実現でき
る。
【0036】なお、わく消しに限らず、たとえば図6に
示すように、1つまたは複数のLED151に印加する
電圧VLED を変化させることによって、画像の部分消去
時の消去幅を可変することも可能である。これにより、
図7に示す如く、たとえば消去しきれない部分を残すこ
となく、「B」の文字列を完全に消去できるようにな
る。
示すように、1つまたは複数のLED151に印加する
電圧VLED を変化させることによって、画像の部分消去
時の消去幅を可変することも可能である。これにより、
図7に示す如く、たとえば消去しきれない部分を残すこ
となく、「B」の文字列を完全に消去できるようにな
る。
【0037】このように、LED151,…の光の拡散
幅Lmを可変することで、画像の消去幅を自由に変える
ことが可能となり、用紙サイズに関係なく、一定の幅A
でわく消しが行えるようになる。
幅Lmを可変することで、画像の消去幅を自由に変える
ことが可能となり、用紙サイズに関係なく、一定の幅A
でわく消しが行えるようになる。
【0038】しかも、画像を消去するのに必要な光量が
LXw からLXw ´に変化したときには、たとえば拡散
幅Lmが5.0mmになるときの駆動電圧VLED の値V
5 ´を決めてやることにより、そのまま使用できる。こ
れにより、ドラムの感度や周速または現像条件などに合
わせて新たに消去アレイを制作する必要がなくなるた
め、共通化によるコストの低減が可能となる。次に、前
記したアレイ駆動部の他の構成例について説明する。図
8は、LED消去150をパルス駆動(点灯)させるた
めの回路構成を示すものである。
LXw からLXw ´に変化したときには、たとえば拡散
幅Lmが5.0mmになるときの駆動電圧VLED の値V
5 ´を決めてやることにより、そのまま使用できる。こ
れにより、ドラムの感度や周速または現像条件などに合
わせて新たに消去アレイを制作する必要がなくなるた
め、共通化によるコストの低減が可能となる。次に、前
記したアレイ駆動部の他の構成例について説明する。図
8は、LED消去150をパルス駆動(点灯)させるた
めの回路構成を示すものである。
【0039】図において、160aはOE(Outpu
t Enable)端子を有するLEDドライバであ
り、これはOE端子への入力(LEDOE)のH/Lの
切り換えをマイクロコンピュータ71で制御することに
よって、各LED151,…をオン/オフさせるもので
ある。この場合、LED151,…の駆動電圧VLED は
VD に固定されており、オン時間(Ton)とオフ時間
(Toff )の比を変えることで、各LED151,…の
光量を可変するようになっている。
t Enable)端子を有するLEDドライバであ
り、これはOE端子への入力(LEDOE)のH/Lの
切り換えをマイクロコンピュータ71で制御することに
よって、各LED151,…をオン/オフさせるもので
ある。この場合、LED151,…の駆動電圧VLED は
VD に固定されており、オン時間(Ton)とオフ時間
(Toff )の比を変えることで、各LED151,…の
光量を可変するようになっている。
【0040】すなわち、図9に示すように、周期T(S)
に対するLED151のオン時間(LEDOE信号の
「L」の時間)Tonが可変されると、LED151の明
るさが変わり、それに応じて光の拡散幅Lmが変化され
ることになる。これにより、たとえばLED151が駆
動電圧VLED としてV5 が印加されたときと同じ明るさ
で点灯する時間をオン時間Tonとすることにより、光の
拡散幅Lmを5.0mmとすることができる。
に対するLED151のオン時間(LEDOE信号の
「L」の時間)Tonが可変されると、LED151の明
るさが変わり、それに応じて光の拡散幅Lmが変化され
ることになる。これにより、たとえばLED151が駆
動電圧VLED としてV5 が印加されたときと同じ明るさ
で点灯する時間をオン時間Tonとすることにより、光の
拡散幅Lmを5.0mmとすることができる。
【0041】この方式によれば、たとえば図10に示す
ように、2つのLEDα,βの特性がたとえ異なってい
たとしても、駆動電圧VLED =VD の一箇所についての
み拡散幅(明るさ)Lmを一致させれば良く、これは電
流制限用抵抗Rの値を変えることで容易に実現可能であ
る。
ように、2つのLEDα,βの特性がたとえ異なってい
たとしても、駆動電圧VLED =VD の一箇所についての
み拡散幅(明るさ)Lmを一致させれば良く、これは電
流制限用抵抗Rの値を変えることで容易に実現可能であ
る。
【0042】たとえば、図10を例に説明すると、LE
DαとLEDβとは、駆動電圧VLED をV2 として点灯
させると両方とも同じ明るさとなり、そのときの拡散幅
Lmは9.0mmとなる。ところが、駆動電圧VLED を
V1 として点灯させると、LEDαでは7.0mmとな
り、LEDβでは8.0mmとなって、拡散幅Lmに違
いが現れる。これは、回路上に直列に挿入されている電
流制限用抵抗Rの値を変え、LEDβの特性をLEDβ
´とすることで解決される。しかし、結果は同じで、図
11に示すように、駆動電圧VLED がV1 のときにはL
EDα,β´ともに拡散幅Lmは7.0mmで一致する
が、駆動電圧VLED がV2 のときにはLEDαは9.0
mm、LEDβ´は7.8mmとなり、やはり拡散幅L
mは不一致となる。
DαとLEDβとは、駆動電圧VLED をV2 として点灯
させると両方とも同じ明るさとなり、そのときの拡散幅
Lmは9.0mmとなる。ところが、駆動電圧VLED を
V1 として点灯させると、LEDαでは7.0mmとな
り、LEDβでは8.0mmとなって、拡散幅Lmに違
いが現れる。これは、回路上に直列に挿入されている電
流制限用抵抗Rの値を変え、LEDβの特性をLEDβ
´とすることで解決される。しかし、結果は同じで、図
11に示すように、駆動電圧VLED がV1 のときにはL
EDα,β´ともに拡散幅Lmは7.0mmで一致する
が、駆動電圧VLED がV2 のときにはLEDαは9.0
mm、LEDβ´は7.8mmとなり、やはり拡散幅L
mは不一致となる。
【0043】これを一致させるためには、63個のLE
D151,…の特性をそろえる必要があるが、同じ特性
のものをそろえるのは難しく、たとえそろえられたとし
てもアレイ150自体の価格が高価なものとなり、また
量産には適さない。このような不具合をも、本実施例の
如くアレイ駆動部を構成した場合には、容易に解決し得
る。
D151,…の特性をそろえる必要があるが、同じ特性
のものをそろえるのは難しく、たとえそろえられたとし
てもアレイ150自体の価格が高価なものとなり、また
量産には適さない。このような不具合をも、本実施例の
如くアレイ駆動部を構成した場合には、容易に解決し得
る。
【0044】すなわち、本実施例のように、LEDドラ
イバ160aのOE端子への入力レベルの切り換えによ
ってLED消去アレイ150をパルス点灯するアレイ駆
動部においては、LED151,…の駆動電圧VLED を
固定とすることができるため、この駆動電圧VLED を可
変する場合に必要となるオペアンプやドライバなどが不
要となり、その分、コスト的に割安となる。また、各L
ED151,…の特性をそろえる必要がないため、LE
D消去アレイ150を安価で、かつ実用的なものとする
ことができる。ところで、LED消去アレイ150を実
際にパルス点灯する際においては、以下の点について注
意しなければならない。
イバ160aのOE端子への入力レベルの切り換えによ
ってLED消去アレイ150をパルス点灯するアレイ駆
動部においては、LED151,…の駆動電圧VLED を
固定とすることができるため、この駆動電圧VLED を可
変する場合に必要となるオペアンプやドライバなどが不
要となり、その分、コスト的に割安となる。また、各L
ED151,…の特性をそろえる必要がないため、LE
D消去アレイ150を安価で、かつ実用的なものとする
ことができる。ところで、LED消去アレイ150を実
際にパルス点灯する際においては、以下の点について注
意しなければならない。
【0045】すなわち、LED151,…のオン/オフ
の周期T(S) が長く、しかもオフ時間Toff が長い場
合、図12に示す如く、すき間があき、すき間があいた
ところは画像が消去されずに残るため縞模様となる。こ
れを防ぐには、図13に示す如く、少なくとも次の条件
を満足させる必要がある。 Toff <(x/v) ここで、vはドラム10の速度(周速)[mm/se
c]であり、xはドラム10の移動方向cに対するLE
D151,…の光の拡散幅[mm]である。
の周期T(S) が長く、しかもオフ時間Toff が長い場
合、図12に示す如く、すき間があき、すき間があいた
ところは画像が消去されずに残るため縞模様となる。こ
れを防ぐには、図13に示す如く、少なくとも次の条件
を満足させる必要がある。 Toff <(x/v) ここで、vはドラム10の速度(周速)[mm/se
c]であり、xはドラム10の移動方向cに対するLE
D151,…の光の拡散幅[mm]である。
【0046】この条件Toff <(x/v)は、縞模様に
しないための最低条件であり、ドラム面において均一な
光量にするためには、さらに次の条件(周期Tをx/v
に対して十分に短くする)を満足させる必要がある。 Toff <T《(x/v)
しないための最低条件であり、ドラム面において均一な
光量にするためには、さらに次の条件(周期Tをx/v
に対して十分に短くする)を満足させる必要がある。 Toff <T《(x/v)
【0047】たとえば、ドラム10の移動方向cに対す
るLED151,…の光の拡散幅xを3mmとし、ドラ
ム10の速度vを250mm/secとするとき、x/
vは12msとなるため、この場合には120μs(T
=0.12ms)以下の周期で使用することになる。
るLED151,…の光の拡散幅xを3mmとし、ドラ
ム10の速度vを250mm/secとするとき、x/
vは12msとなるため、この場合には120μs(T
=0.12ms)以下の周期で使用することになる。
【0048】なお、先の説明でもふれたが、LED消去
アレイ150をパルス点灯するアレイ駆動部としては、
この他、たとえば図14に示すように、LED151,
…の電源電圧VLED をオペアンプやドライバなどの駆動
回路73を用いて直にオン/オフさせるように構成する
こともできる。その他、この発明の要旨を変えない範囲
において、種々変形実施可能なことは勿論である。
アレイ150をパルス点灯するアレイ駆動部としては、
この他、たとえば図14に示すように、LED151,
…の電源電圧VLED をオペアンプやドライバなどの駆動
回路73を用いて直にオン/オフさせるように構成する
こともできる。その他、この発明の要旨を変えない範囲
において、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、ドラムの感度や周速または現像条件などに左右され
ることなく、安価で、しかも消去の幅をユーザの好みに
応じて設定することが可能な画像形成装置を提供でき
る。
ば、ドラムの感度や周速または現像条件などに左右され
ることなく、安価で、しかも消去の幅をユーザの好みに
応じて設定することが可能な画像形成装置を提供でき
る。
【図1】この発明の一実施例にかかるアレイ駆動部の概
略構成を示すブロック図。
略構成を示すブロック図。
【図2】同じく、LEDの駆動電圧と光の拡散幅との相
関関係を示す図。
関関係を示す図。
【図3】同じく、LEDの照度分布の例を示す図。
【図4】同じく、LED消去アレイによってわく消しを
行った場合を例に示す図。
行った場合を例に示す図。
【図5】同じく、わく消し幅を一定とする際の用紙サイ
ズと光の拡散幅との関係を一覧にして示す図。
ズと光の拡散幅との関係を一覧にして示す図。
【図6】同じく、画像の部分消去時における消去幅の可
変例を示す図。
変例を示す図。
【図7】同じく、画像の部分消去時における消去の例を
示す図。
示す図。
【図8】同じく、アレイ駆動部の他の構成例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図9】同じく、パルス駆動時のLEDオン時間と光の
拡散幅との関係を示す図。
拡散幅との関係を示す図。
【図10】同じく、2つのLEDの異なる特性を示す
図。
図。
【図11】同じく、2つのLEDの照度分布の例を示す
図。
図。
【図12】同じく、縞模様となる場合のLEDのパルス
点灯の概念を示す図。
点灯の概念を示す図。
【図13】同じく、縞模様とならない場合のLEDのパ
ルス点灯の概念を示す図。
ルス点灯の概念を示す図。
【図14】同じく、LEDの電源電圧を直接オン/オフ
させてLED消去アレイをパルス点灯させるためのアレ
イ駆動部の概略構成を示すブロック図。
させてLED消去アレイをパルス点灯させるためのアレ
イ駆動部の概略構成を示すブロック図。
【図15】同じく、複写機を概略的に示す構成図。
【図16】同じく、LED消去アレイの配置の例を示す
図。
図。
【図17】同じく、LED消去アレイと感光体ドラムの
関係を示す斜視図。
関係を示す斜視図。
【図18】従来技術とその問題点を説明するために示
す、LED消去アレイの斜視図。
す、LED消去アレイの斜視図。
【図19】同じく、拡散幅を制限するためにLEDがモ
ールドの中に引っ込められたLED消去アレイの構成
図。
ールドの中に引っ込められたLED消去アレイの構成
図。
【図20】同じく、拡散幅を制限するために光の照射口
にスリットが設けられたLED消去アレイの構成図。
にスリットが設けられたLED消去アレイの構成図。
【図21】同じく、光量の制御を行って拡散幅を制限す
る場合を例に示す図。
る場合を例に示す図。
【図22】同じく、LEDの光の拡散幅を固定したLE
D消去アレイによってわく消しを行った場合を例に示す
図。
D消去アレイによってわく消しを行った場合を例に示す
図。
【図23】同じく、LEDの光の拡散幅を固定したLE
D消去アレイでわく消しを行った際の、用紙サイズとわ
く消し幅との関係を一覧にして示す図。
D消去アレイでわく消しを行った際の、用紙サイズとわ
く消し幅との関係を一覧にして示す図。
【図24】同じく、LEDの光の拡散幅を固定したLE
D消去アレイで画像の部分消去を行った際の、消去の例
を示す図。
D消去アレイで画像の部分消去を行った際の、消去の例
を示す図。
1…複写機本体、2…原稿台、4…露光ランプ、10…
感光体ドラム、11…帯電用帯電器、12…現像器、1
3,14…給紙カセット、20…転写用帯電器、71…
マイクロコンピュータ、72…生成回路、73…駆動回
路、150…LED消去アレイ、151…LED、16
0,160a…LEDドライバ。
感光体ドラム、11…帯電用帯電器、12…現像器、1
3,14…給紙カセット、20…転写用帯電器、71…
マイクロコンピュータ、72…生成回路、73…駆動回
路、150…LED消去アレイ、151…LED、16
0,160a…LEDドライバ。
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿画像を被画像形成媒体上に形成する
画像形成装置において、 前記原稿画像に対応する静電潜像が形成される感光体
と、 この感光体上に形成された前記静電潜像を選択的に消去
可能な、複数の発光素子からなる消去手段と、 この消去手段の各発光素子に与える電源電圧を可変して
各発光素子から発光される光の拡散幅を可変することに
より、前記消去手段による消去の幅を微調整する調整手
段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 原稿画像を被画像形成媒体上に形成する
画像形成装置において、 前記原稿画像に対応する静電潜像が形成される感光体
と、 この感光体上に形成された前記静電潜像を選択的に消去
可能な、複数の発光素子からなる消去手段と、 この消去手段の各発光素子をパルス駆動することによ
り、前記消去手段による消去の幅を微調整する調整手段
とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012329A JPH05204231A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012329A JPH05204231A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05204231A true JPH05204231A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11802274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4012329A Pending JPH05204231A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05204231A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0802460A2 (en) * | 1996-03-25 | 1997-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light emitting element control device, optical sensor control device, and blank lamp control device |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP4012329A patent/JPH05204231A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0802460A2 (en) * | 1996-03-25 | 1997-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light emitting element control device, optical sensor control device, and blank lamp control device |
EP0802460A3 (en) * | 1996-03-25 | 2001-05-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Light emitting element control device, optical sensor control device, and blank lamp control device |
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