JPH09261384A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09261384A
JPH09261384A JP8066425A JP6642596A JPH09261384A JP H09261384 A JPH09261384 A JP H09261384A JP 8066425 A JP8066425 A JP 8066425A JP 6642596 A JP6642596 A JP 6642596A JP H09261384 A JPH09261384 A JP H09261384A
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JP8066425A
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Yukihiro Fukushi
幸弘 福士
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大容量のメモリの発熱を抑え、消費電力を低減
する。 【解決手段】画像メモリ17においてデータ蓄積または
データ編集の際、CPU91は、データ蓄積量または必
要とされるメモリ容量に応じて、ストローブ信号RA
S,CASを用い、制御回路96を介してダイナミック
RAM92〜95をスタンバイ状態にして消費電力を低
減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば原稿の画
像を読取って一時メモリに記憶し、メモリに記憶した画
像データに基づいて画像を形成する電子複写機等の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルの電子複写機(デジタルPP
C)等の画像形成装置において、画像データを一時的に
記憶するために大容量のメモリを必要とすることがあ
る。従来、この目的を安価に実現するメモリとしてダイ
ナミックRAM(以下、DRAMと記述する)が多く用
いられている。
【0003】しかしながら、DRAMは記憶容量が大き
く、画像データ記憶には適しているものの消費電力が大
きいという欠点を持っている。この結果、発熱、画像形
成装置の消費電力が大きくなるなどの不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、デジ
タルの電子複写機(デジタルPPC)等の画像形成装置
において、大容量のメモリを安価に実現するためにダイ
ナミックRAM(DRAM)が多く用いられているが、
DRAMは記憶容量が大きく、画像データ記憶には適し
ているものの消費電力が大きいという欠点があり、発
熱、消費電力が大きくなるという問題があった。そこ
で、この発明は、大容量のメモリの発熱を抑え、消費電
力を低減することのできる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、複数のブロックより構成されて画像情報を記憶する
記憶手段と、この記憶手段を構成する複数のブロックの
うち使用しないブロックの動作を停止する停止手段とか
ら構成されている。
【0006】この発明の画像形成装置は、複数のブロッ
クより構成されて画像情報を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された画像情報が画像形成出力あるいは
編集終了等で不要となった際、不要となった画像情報の
領域に他の画像情報を移動する移動手段と、この移動手
段で上記記憶手段を構成する複数のブロックのうち使用
しないブロックが発生した際、このブロックの動作を停
止する停止手段とから構成されている。
【0007】この発明の画像形成装置は、複数のブロッ
クより構成されて画像情報を記憶する記憶手段と、この
記憶手段の複数のブロックにおける画像情報の記憶に関
し必要なブロックと不要なブロックとを判別する判別手
段と、この判別手段の判別結果に応じて上記記憶手段に
おける複数のブロックの動作と非動作とを制御する制御
手段とから構成されている。
【0008】この発明の画像形成装置は、複数のダイナ
ミックRAMで構成されて画像情報を記憶する画像記憶
用メモリと、この画像記憶用メモリに記憶された画像情
報が画像形成出力あるいは編集終了等で不要となった
際、不要となった画像情報の領域に他の画像情報を移動
する移動手段と、この移動手段で上記画像記憶用メモリ
を構成する複数のダイナミックRAMのうち使用しない
ダイナミックRAMが発生した際、このダイナミックR
AMをスタンバイ状態とする制御を行う制御手段とから
構成されている。
【0009】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読み取る読取手段と、この読取手段で読み取った画像情
報を記憶する複数のブロックより構成される記憶手段
と、この記憶手段を構成する複数のブロックのうち画像
情報が記憶されないブロックの動作を停止する停止手段
とから構成されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読み取る読取手段と、外部からの画像情報を受信する受
信手段と、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行
うファクシミリ送受信手段と、このファクシミリ送受信
手段で受信した画像情報、上記受信手段で受信した画像
情報、上記読取手段で読み取った画像情報とを記憶する
複数のブロックより構成される記憶手段と、この記憶手
段を構成する複数のブロックのうち画像情報が記憶され
ないブロックの動作を停止する停止手段とから構成され
ている。
【0011】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読み取る読取手段と、外部からの画像情報を受信する受
信手段と、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行
うファクシミリ送受信手段と、画像情報を記憶する複数
のブロックより構成される記憶手段と、上記ファクシミ
リ送受信手段で受信する画像情報、上記受信手段で受信
する画像情報、上記読取手段で読み取る画像情報とが記
憶される量に応じて上記記憶手段を構成する複数のブロ
ックのそれぞれの非動作、動作を制御する制御手段とか
ら構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、原稿の画像を
読み取る読取手段と、外部からの画像情報を受信する受
信手段と、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行
うファクシミリ送受信手段と、画像情報を記憶する複数
のダイナミックRAMより構成される画像記憶用メモリ
と、上記ファクシミリ送受信手段で受信する画像情報、
上記受信手段で受信する画像情報、上記読取手段で読み
取る画像情報とが記憶される量に応じて上記画像記憶用
メモリを構成する複数のダイナミックRAMのそれぞれ
のスタンバイ状態、リフレッシュ動作を制御する制御手
段とから構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図2は、この発明に係
る画像形成装置の全体構成を概略的に示すものである。
この画像形成装置1はスキャナ部2及びプリンタエンジ
ン部3を備え、上部に自動原稿送り装置(ADF)4を
装着している。
【0014】自動原稿送り装置4は、筐体としてのカバ
ー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図
示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられてお
り、必要に応じて自動原稿送り装置4全体を回動変位さ
せて原稿台5上を開放し得る構成となっている。カバー
本体21の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一
括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置の
一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台5の一端
側(図中左端側)に供給する給送手段23が設けられて
いる。給送手段23は、原稿を取出すためのピックアッ
プローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付け
るウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状
態を検知する原稿検知センサとしてのエンプティセンサ
29等が配設されている。さらに、ピックアップローラ
27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置さ
れ、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになってい
る。原稿台5の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト3
7が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベ
ルトローラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広
無端ベルトからなり、ベルト駆動機構(図示しない)に
よって正逆両方向に走行し得る構成となっている。ま
た、原稿搬送ベルト37の内周部の裏面側には、ベルト
面を原稿台5上に押さえ付けるための複数のベルト押え
ローラ41…および自動原稿送り装置の開閉状態を検知
するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。そ
して、前記給送手段23によって給送された原稿を、原
稿台5の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送
する。装置の右側部位に排紙手段38が設けられ、排紙
手段38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に
原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られ
る原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙セン
サ46等が設けられている。原稿排出路の下流側には、
排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路に
は、原稿を表裏逆にして原稿台5に導くためにゲート8
2が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
【0015】スキャナ部2は、光源としての露光ランプ
6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を折
曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ9、
レンズ10、反射光を受光するCCDラインセンサ1
1、これらを各部の位置を変更する駆動系(図示しな
い)、およびCCDラインセンサ11の出力つまり画像
データ(情報)をアナログデータからディジタルデータ
に変換するA/D変換部(図示せず)により構成されて
いる。上記第1、第2キャリッジ7、9は、互いにタイ
ミングベルト(図示しない)で結ばれており、第2キャ
リッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同じ方向
に移動するようになっている。これにより、レンズ10
までの光路長が一定になるように走査できるようになっ
ている。上記レンズ10は、焦点距離固定で、変倍時に
光軸方向へ移動されるようになっている。CCDライン
センサ11は、原稿の1画素がCCDセンサの1つの素
子に対応している。CCDラインセンサ11の出力はA
/D変換部へ出力されるようになっている。第1、第2
キャリッジ7、9、ミラー12a、12bの移動は、そ
れぞれステッピングモータ(図示しない)により行われ
るようになっている。上記第1、第2キャリッジ7、9
は、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドラ
イブプーリ(図示しない)とアイドルプーリ(図示しな
い)間に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の
動作に応じて移動されるようになっている。上記レンズ
10は、対応するステッピングモータ(図示しない)に
よりスパイラルシャフト(図示しない)が回転し、この
スパイラルの動きによって光軸方向へ移動されるように
なっている。
【0016】60は半導体レーザで、この半導体レーザ
60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー
(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、
レンズ72が配置され、露光装置52からレーザ光を感
光体ドラム50に照射するようになっている。
【0017】プリンタエンジン部3は、たとえばレーザ
光学系と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み
合せている。すなわち、プリンタエンジン部3は、装置
内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体として
の感光体ドラム50を有し、この感光体ドラム50の周
囲には、露光装置52、現像装置54、転写チャージャ
55、剥離チャージャ56、清掃チャージャ57、除電
チャージャ58及び帯電チャージャ59が順に配置され
ている。感光体ドラム50は、帯電チャージャ59によ
って一様に帯電されるようになっているとともに、スキ
ャナ部2からレーザ光を出力して前記感光体ドラム50
上に原稿の画像を結像し、静電潜像が形成されるように
なっている。
【0018】そして、前記感光体ドラム50上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置54により現像され、後述す
る給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ2
0、アライニングローラ25を介して送紙されるコピ−
用紙P上に現像画像を転写チャージャ55により転写さ
れる。この転写チャージャ55による転写後のコピ−用
紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージャ56によ
り剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送さ
れ、この定着器71によって現像画像が溶融定着された
コピー用紙Pは、排紙ローラ対73により排紙トレイ7
4上に排出される。
【0019】一方、前記コピー用紙Pへの現像画像の転
写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、
清掃チャージャ57により清掃され、除電チャージャ5
8により感光体ドラム50上の電位を一定のレベル以下
にして、次のコピ−動作を可能にしている。
【0020】なお、コピー用紙Pの両面に印刷する両面
コピーの場合には、前述した定着器71によって現像画
像が溶融定着されたコピー用紙Pは搬送路75aを介し
て搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレ
イ75bに蓄積された片面印刷済みの用紙Pは搬送路7
5cを介して前述した転写チャージャ55に搬送され、
印刷されていない他方の面に現像画像が転写される。ま
た、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75
dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の
有無が検知される。
【0021】また、搬送路75a、トレイ75b、搬送
路75c、および紙センサ75dとから自動両面反転機
構としての自動両面装置(ADD)75が構成されてい
る。また、図中30は前記装置本体1のフロント側より
着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段としての給
紙カセットである。この給紙カセット30は、コピー用
紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からな
り、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出
し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前
記給紙カセット30のカセットケース31内に収納され
たコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層
からピックアップされて取り出されるようになってい
る。このピックアップローラ81にて取り出されて前記
カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピ
ー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内
側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(また
は分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ
分離されて、プリンタエンジン部3に向け搬送されるよ
うになっているものである。
【0022】また、この画像形成装置1のスキャナ部2
及びプリンタエンジン部3の前面上部には、様々な複写
条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを操
作入力するコントロールパネル80が設けられている。
【0023】図1は、この発明に係る複数の機能を持つ
画像形成装置(Multi Function Peripheral 以下、MF
Pと記述する)1における制御回路の概略構成を示すも
のである。
【0024】すなわち、MFP1は、スキャナ部2、画
像処理部13、プリンタエンジン部3より成るデジタル
PPCを核とし、プリンタコントローラ部14により外
部からのデータを印刷する機能、ファクシミリ部16に
よりファクシミリを送信・受信する機能を持っている。
【0025】スキャナ部2は原稿をCCDラインセンサ
11により走査し、画像データに変換する。画像データ
は画像処理部13において、拡大、縮小、回転、画質補
正が行なわれる。画像データの蓄積記憶および画像処理
の作業用に画像メモリ17が用いられる。
【0026】画像メモリ17内のデータは、プリンタエ
ンジン部3に送られ、ここで用紙に印刷される。プリン
タコントローラ部14は、外部に接続されたコンピュー
タ等からの印刷データを画像処理部13へ送る。このデ
ータはプリンタエンジン部3により印刷が行なわれ、外
部に接続されたコンピュータからMFP1はプリンタと
みなすことができる。
【0027】ファクシミリ部16はMFP1をファクシ
ミリとして動作させるためのもので、電話回線より受信
されたファクシミリデータは画像処理部13、プリンタ
エンジン部3を通して印刷される。また、送信時は、ス
キャナ部2、又はプリンタコントローラ部14より入力
された画像データをプリンタエンジン部3に送る代りに
ファクシミリ部16に送ることにより、スキャナ部2で
読み込んだ原稿、あるいは外部に接続されたコンピュー
タからの印刷データをファクシミリとして送信する。
【0028】コントロールパネル80は、ユーザが上記
の機能を選択、設定するために用いられる。図5は、従
来例の画像メモリ100 を示すものである。画像メモリ10
0 は、DRAM0からDRAM3の4つのDRAMブロ
ックで構成されている。各DRAMブロックは4MB
(メガバイト)の記憶容量を持ち、合わせて16MBの
容量となっている。画像メモリ100 は、CPU91によ
り記憶、読み出しリフレッシュの制御が行なわれる。C
PU91の制御は、データバスD、アドレスバスA、書
き込み信号W、2つのストローブ信号RAS(Row Addr
ess Strobe)、CAS(Colum Address Strobe)により
行なわれる。従来は図に示すように、これらの制御信号
は全てのDRAMブロックに並列に接続されている。
【0029】図3は、本発明に係る実施例の画像メモリ
17を示すものである。画像メモリ17は、図5の従来
例と同様に各4MBのDRAMブロック4つにより構成
されている。各DRAMブロックは4MB(メガバイ
ト)の記憶容量を持ち、合わせて16MBの容量となっ
ている。
【0030】画像メモリ17は、CPU91により記
憶、読み出しリフレッシュの制御が行なわれる。CPU
91の制御は、データバスD、アドレスバスA、書き込
み信号W、2つのストローブ信号RAS(Row Address
Strobe)、CAS(Colum Address Strobe)により行な
われる。データバスD、アドレスバスA、書き込み信号
Wは全てのDRAMブロックに並列に接続されている
が、ストローブ信号RAS、ストローブ信号CASの2
つの信号はDRAMブロック毎に独立の信号を制御回路
96が生成している。
【0031】図4は、制御回路96の構成例を示すもの
である。レジスタ98は、CPU91からデータバスD
を通して送られる8ビットのデータを記憶する。デコー
ダ97は、アドレスバスAが特定のアドレスを示す時に
レジスタ98がデータバスD上のデータを記憶するため
のものである。レジスタ98の出力(うち4本は未使
用)は1本がDRAMブロック1つに対応しており、ゲ
ート99のオン・オフを制御する。ゲート99の入力に
は、CPU91からのストローブ信号RAS,CAS信
号が接続され、出力はRAS0〜RAS3,CAS0〜
CAS3として4つのDRAM(92〜95)ブロック
のRAS,CAS端子に接続されている。
【0032】例えば、CPU91から03H(0000
0011)というデータがレジスタ98に書き込まれる
と、レジスタ98の出力0と1がオン、2と3がオフと
なる。これがそれぞれゲート99に送られ、RAS0,
RAS1がオンすなわちCPIU91からのストローブ
信号RASがそのままDRAM92,DRAM93に加
えられる。一方、RAS2,RAS3はオフ、すなわち
ストローブ信号RASにかかわらずハイ(オフ)の状態
の信号がDRAM2,DRAM3に予えられる。
【0033】同様にCPU91からのストローブ信号C
ASは、CAS0,CAS1によりそのままDRAM9
2,DRAM93に伝えられ、DRAM94,DRAM
95にはハイ(オフ)状態の信号が与えられる。この結
果、DRAM92,DRAM93は通常通りの書き込
み、読み出し、リフレッシュ動作が行なわれるがDRA
M94,DRAM95にはストローブ信号RAS,CA
Sが与えられないため、書き込み、読み出しだけでなく
リフレッシュ動作も行なわれないスタンバイ状態とな
る。
【0034】DRAM(94、95)がスタンバイ状態
では、そのブロックの記憶データはすべて失われるが消
費電力が低下し、例えば4MBの場合、動作時の消費電
力は4000mWであるのに対し、スタンバイ時は44
mWとなる。
【0035】図6は、本実施例におけるメモリマップを
示すものである。図6の(a)は、作業用のメモリWO
RK RAMを画像用メモリとは別に設けたものであ
る。4つのDRAMブロックであるDRAM92からD
RAM95は、画像データ専用として使用される。した
がって記憶すべき画像データがない時は4つのブロック
全てをスタンバイ状態として、消費電力を下げることが
できる。
【0036】一方、図6の(b)は、DRAM92の一
部を作業用メモリとして使用することにより、作業用メ
モリ素子をなくしたものである。この場合DRAM92
は常に記憶を保持する必要があるため、スタンバイ状態
にするのはDRAM93からDRAM95にかぎられ
る。
【0037】図6の(a)に示す例では画像データとし
てJOB1〜JOB3の3つのデータが入っており、そ
の最終アドレスはDRAM94中にある。DRAM95
には必要なデータは入っていないからスタンバイ状態と
することができる。これはレジスタ98に07H(00
000111)というデータを書き込むことで実行され
る。
【0038】次に、このような構成において画像メモリ
の制御動作を図7のフローチャートを参照して説明す
る。データの蓄積は、スキャナ部2での原稿読み取り、
プリンタコントローラ部14への外部からの印刷デー
タ、ファクシミリ部16でのファクシミリ受信時に発生
する。これらの場合、一般に入力されるデータ量は不明
である。この時の制御には2つの方法があり、いずれか
を使用する。
【0039】第1の方法として図7の(a)において、
CPU91は、データ受信前に全てのDRAM92〜9
5をオンにし(ST1)、データ受信終了後(ST
2)、最終アドレスによりオフとするDRAM(92〜
95)を決定してレジスタ98の設定を直す。この方法
は制御が容易であるが次に説明する第2の方法にくらべ
て消費電力が大きくなる。
【0040】第2の方法として図7の(b)において
は、データ受信量に応じてオンとするDRAM(92〜
95)ブロックを増やすものである。すなわち、CPU
91は、データ受信中にアドレスがそのブロックの最終
アドレスに近づいたかどうかを判定し(ST21)、ブ
ロックの境界近く、例えば256バイト以内になった場
合は次のDRAMブロックをオンとする(ST22)。
データ受信終了時、余分にオンにしたブロックがあれば
オフとするよう最終アドレスにあわせてレジスタ98へ
の出力を行なう(ST25)。この方法は第1の方法に
くらべて制御が複雑となるが、きめの細かい消費電力制
御を行なうことができる。
【0041】次に、データ編集の場合の制御について図
8のフローチャートを参照して説明する。まず、データ
編集とは、データ蓄積動作により画像メモリ17に記憶
された画像データに対し、拡大、縮小、印刷用紙に合せ
た画像の90度回転などの処理をほどこすものである。
【0042】データ編集の場合、必要とされるメモリ容
量は、原画像データと処理内容からあらかじめ算出する
ことができる。一方、アドレスはデータ蓄積の時は下位
から順に上昇し、前方へ飛んだり、後方へもどることは
無いのに対し、データ編集時は処理によってはランダム
に変化する。
【0043】図8の(a)においてデータ編集時のCP
U91の制御は、はじめに原画像と処理内容から必要メ
モリ容量を計算する(ST31)。続いて現アドレスに
計算結果を加算し、その結果によりレジスタ98への出
力を行なって必要なDRAMブロックをオンにする(S
T32)。そしてデータ編集処理を行なって(ST3
3)、終了したら必要に応じてメモリ解放を行なう(S
T34)。メモリ解放はデータ編集や次にのべるデータ
の出力で不要となった画像データ分を「つめる」処理で
ある。メモリ解放後、最終アドレスに応じてレジスタ9
8への出力を行なう(ST35)。
【0044】図8の(b)においてメモリ解放は、図8
の(c)に示すようにメモリ(DRAMブロック)中に
データA,B,Cの3つのデータがあったとし、図8の
(d)に示すようにそのうちデータBが出力あるいは編
集終了で不要となった際、図8の(e)に示すようにデ
ータCをデータAの直後、すなわち以前データBが占め
ていた部分へ移動するものである(ST41)。
【0045】図8の(f)において、画像メモリ17中
のデータを印刷あるいはファクシミリ送信するとそのデ
ータは不要となる。このようなデータ出力を行なった後
(ST51)、メモリ解放処理を行ない(ST52)、
不使用となったDRAMブロックをオフにする(ST5
3)。
【0046】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、画像メモリを複数のブロックに分け、そのメ
モリブロックごとに使用・待機の切り替えができるよう
に構成し、必要なメモリ容量に応じて各メモリブロック
の使用・待機の切り替えを行なうことにより、不使用メ
モリの電力消費を低下させることで装置全体の消費電力
を低減させることができる。
【0047】すなわち、デジタル電子複写機などの画像
形成装置においては、大量ページのコピー動作時などに
は大容量の画像メモリを必要とするが、大部分を占める
1枚のみのコピーあるいは動作待機時には多くの画像メ
モリは必要としない。従来はこのような時にも常に全メ
モリを動作状態としていたため、むだに大きな電力を消
費していた。
【0048】ダイナミックRAMで構成されるメモリブ
ロックの使用・待機の制御には、ストローブ信号RA
S,CASをゲートによりオンオフし、オフの時にはリ
フレッシュ動作も行なわれないようにして消費電力を低
減させている。
【0049】この結果、例えば16MBの画像メモリを
4MBの4ブロックで形成した場合、従来の消費電力は
16000mW(16W)であったのに対し、本発明に
よれば、装置の待機時においては176mWまでメモリ
の消費電力が低減される。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
大容量のメモリの発熱を抑え、消費電力を低減すること
のできる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る複数の機能を持つ画像形成装置
の制御回路の概略構成を示すブロック図。
【図2】図1の画像形成装置の全体構成を概略的に示す
図。
【図3】画像メモリの構成例を示す図。
【図4】制御回路の構成例を示す図。
【図5】従来の画像メモリの構成を示す図。
【図6】メモリマップを示す図。
【図7】画像メモリの制御動作を説明するためのフロー
チャート。
【図8】データ編集の場合の制御動作を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
1…画像形成装置 2…スキャナ部 3…プリンタエンジン部 13…画像処理部 14…プリンタコントローラ部 16…ファクシミリ部 17…画像メモリ 91…CPU 92、93、94、95…DRAM 96…制御回路 97…デコーダ 98…レジスタ 99…ゲート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックより構成されて画像情報
    を記憶する記憶手段と、 この記憶手段を構成する複数のブロックのうち使用しな
    いブロックの動作を停止する停止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数のブロックより構成されて画像情報
    を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された画像情報が画像形成出力ある
    いは編集終了等で不要となった際、不要となった画像情
    報の領域に他の画像情報を移動する移動手段と、 この移動手段で上記記憶手段を構成する複数のブロック
    のうち使用しないブロックが発生した際、このブロック
    の動作を停止する停止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数のブロックより構成されて画像情報
    を記憶する記憶手段と、 この記憶手段の複数のブロックにおける画像情報の記憶
    に関し必要なブロックと不要なブロックとを判別する判
    別手段と、 この判別手段の判別結果に応じて上記記憶手段における
    複数のブロックの動作と非動作とを制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数のダイナミックRAMで構成されて
    画像情報を記憶する画像記憶用メモリと、 この画像記憶用メモリに記憶された画像情報が画像形成
    出力あるいは編集終了等で不要となった際、不要となっ
    た画像情報の領域に他の画像情報を移動する移動手段
    と、 この移動手段で上記画像記憶用メモリを構成する複数の
    ダイナミックRAMのうち使用しないダイナミックRA
    Mが発生した際、このダイナミックRAMをスタンバイ
    状態とする制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 この読取手段で読み取った画像情報を記憶する複数のブ
    ロックより構成される記憶手段と、 この記憶手段を構成する複数のブロックのうち画像情報
    が記憶されないブロックの動作を停止する停止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 外部からの画像情報を受信する受信手段と、 ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行うファクシ
    ミリ送受信手段と、 このファクシミリ送受信手段で受信した画像情報、上記
    受信手段で受信した画像情報、上記読取手段で読み取っ
    た画像情報とを記憶する複数のブロックより構成される
    記憶手段と、 この記憶手段を構成する複数のブロックのうち画像情報
    が記憶されないブロックの動作を停止する停止手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 外部からの画像情報を受信する受信手段と、 ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行うファクシ
    ミリ送受信手段と、 画像情報を記憶する複数のブロックより構成される記憶
    手段と、 上記ファクシミリ送受信手段で受信する画像情報、上記
    受信手段で受信する画像情報、上記読取手段で読み取る
    画像情報とが記憶される量に応じて上記記憶手段を構成
    する複数のブロックのそれぞれの非動作、動作を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 外部からの画像情報を受信する受信手段と、 ファクシミリ送信及びファクシミリ受信を行うファクシ
    ミリ送受信手段と、 画像情報を記憶する複数のダイナミックRAMより構成
    される画像記憶用メモリと、 上記ファクシミリ送受信手段で受信する画像情報、上記
    受信手段で受信する画像情報、上記読取手段で読み取る
    画像情報とが記憶される量に応じて上記画像記憶用メモ
    リを構成する複数のダイナミックRAMのそれぞれのス
    タンバイ状態、リフレッシュ動作を制御する制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049800A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2015012467A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ブラザー工業株式会社 画像読取装置

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