JPH08272164A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH08272164A JPH08272164A JP7071565A JP7156595A JPH08272164A JP H08272164 A JPH08272164 A JP H08272164A JP 7071565 A JP7071565 A JP 7071565A JP 7156595 A JP7156595 A JP 7156595A JP H08272164 A JPH08272164 A JP H08272164A
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- JP
- Japan
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- image
- recording paper
- paper
- recording
- feeding
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 両面複写時には、片面に画像形成された記録
紙が循環式搬送経路を通って記録紙給送手段へ戻ってく
る。この時の給送間隔は第一面に画像形成するための給
送間隔に対して変動している。これを防止して給送効率
の低下を防ぐ。 【構成】 複写機の循環式搬送経路には位置検出センサ
が設けられており、その出力により制御部は先行する記
録紙の位置とサイズに基づいて、次回給紙予定の記録紙
サイズと比較し給紙出来るか否かの判断を行って給紙可
能な空間内への記録紙の給送を行い複写時の生産性の向
上を図る。
紙が循環式搬送経路を通って記録紙給送手段へ戻ってく
る。この時の給送間隔は第一面に画像形成するための給
送間隔に対して変動している。これを防止して給送効率
の低下を防ぐ。 【構成】 複写機の循環式搬送経路には位置検出センサ
が設けられており、その出力により制御部は先行する記
録紙の位置とサイズに基づいて、次回給紙予定の記録紙
サイズと比較し給紙出来るか否かの判断を行って給紙可
能な空間内への記録紙の給送を行い複写時の生産性の向
上を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を読み取り画
像データを得て、メモリに記憶させ、記憶された画像デ
ータに基づいて画像形成するデジタル複写機などの画像
記録装置に関するものである。
像データを得て、メモリに記憶させ、記憶された画像デ
ータに基づいて画像形成するデジタル複写機などの画像
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述のデジタル複写機などの画像記録装
置における記録紙の給送制御に関する従来技術はなく、
特に記録紙の両面に記録する両面複写機の記録紙の給送
制御について、複写時の生産性を向上させる目的を有す
るものはなかった。
置における記録紙の給送制御に関する従来技術はなく、
特に記録紙の両面に記録する両面複写機の記録紙の給送
制御について、複写時の生産性を向上させる目的を有す
るものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両面複写時における記
録紙の給送方法として、本件出願人にかかる、特願平5-
301943号がある。同出願は、所定の給送間隔にて記録紙
を給送する給送手段と、記録紙上に画像形成する画像形
成手段と、画像形成された記録紙を再び前記画像形成手
段へ給送する循環式搬送経路をもち、前記循環式搬送経
路の途中に設けた反転部で記録紙の表裏を反転させて再
び画像形成手段へ送りこむ反転ユニットと、前記給送手
段と画像形成手段を制御する制御部とを有する画像記録
装置において、前記給送手段から給送された記録紙の第
1面に画像形成した後、前記反転ユニットで反転して給
送された記録紙の第2面に画像形成する両面記録装置を
提案している。
録紙の給送方法として、本件出願人にかかる、特願平5-
301943号がある。同出願は、所定の給送間隔にて記録紙
を給送する給送手段と、記録紙上に画像形成する画像形
成手段と、画像形成された記録紙を再び前記画像形成手
段へ給送する循環式搬送経路をもち、前記循環式搬送経
路の途中に設けた反転部で記録紙の表裏を反転させて再
び画像形成手段へ送りこむ反転ユニットと、前記給送手
段と画像形成手段を制御する制御部とを有する画像記録
装置において、前記給送手段から給送された記録紙の第
1面に画像形成した後、前記反転ユニットで反転して給
送された記録紙の第2面に画像形成する両面記録装置を
提案している。
【0004】前記出願にかかる装置の概要を図14に示
す。
す。
【0005】図において、画像形成されていない白紙の
記録紙1は給紙カセット221から給紙ローラー225により
取り出されて、給送手段3のレジストローラー229によ
り画像形成手段4へ送り込まれる。記録紙は画像形成手
段4により第1面に画像形成されたのち、片面記録の場
合は排紙されるが、両面記録の場合は記録紙1の経路を
経路切替ガイド230により、循環式搬送経路へと切り替
えられる。
記録紙1は給紙カセット221から給紙ローラー225により
取り出されて、給送手段3のレジストローラー229によ
り画像形成手段4へ送り込まれる。記録紙は画像形成手
段4により第1面に画像形成されたのち、片面記録の場
合は排紙されるが、両面記録の場合は記録紙1の経路を
経路切替ガイド230により、循環式搬送経路へと切り替
えられる。
【0006】記録紙1は循環式搬送経路に配置された搬
送ローラー232により反転部235へ搬送される。記録紙1
の終端が反転部235に達したことが紙終端検出センサ240
で検出されると、切替ガイド234は切り替えられて図の
破線の位置(直線進行方向)から図の実線の位置へと切
り替えられ、破線の回転方向に回転していた反転ローラ
ー236は一旦停止し、次に図中に実線で示す回転方向へ
と逆転し、記録紙1は今までの給送方向とは逆方向に給
送される。
送ローラー232により反転部235へ搬送される。記録紙1
の終端が反転部235に達したことが紙終端検出センサ240
で検出されると、切替ガイド234は切り替えられて図の
破線の位置(直線進行方向)から図の実線の位置へと切
り替えられ、破線の回転方向に回転していた反転ローラ
ー236は一旦停止し、次に図中に実線で示す回転方向へ
と逆転し、記録紙1は今までの給送方向とは逆方向に給
送される。
【0007】記録紙1は循環式搬送経路内のガイド244
に案内されてUターンして方向を転換し、今までの給送
方向と同じ給送方向(図において左から右へ)へと搬送
される。この際、記録紙の表裏が反転する。その後記録
紙1は、搬送されて再び給送手段3へ給送される。
に案内されてUターンして方向を転換し、今までの給送
方向と同じ給送方向(図において左から右へ)へと搬送
される。この際、記録紙の表裏が反転する。その後記録
紙1は、搬送されて再び給送手段3へ給送される。
【0008】ところで最近利用されはじめた電子写真技
術の応用として「合成複写」という複写方法がある。
術の応用として「合成複写」という複写方法がある。
【0009】例えばA4サイズ1ページの原稿の上2/
3が文字のみで構成された文章原稿で、下1/3が写真
で構成された画像原稿があったとする。従来は、原稿そ
のものを切り貼りして1枚の合成原稿を作成し、これを
複写したのに対し、本方法によれば、始めに原稿台上に
1枚目の文章原稿を載置してコピーボタンを押し、その
後原稿台上に2枚目の画像原稿を載置してコピーボタン
を押すことにより、結果として文章原稿と画像原稿の合
成された1枚の複写物が得られる。
3が文字のみで構成された文章原稿で、下1/3が写真
で構成された画像原稿があったとする。従来は、原稿そ
のものを切り貼りして1枚の合成原稿を作成し、これを
複写したのに対し、本方法によれば、始めに原稿台上に
1枚目の文章原稿を載置してコピーボタンを押し、その
後原稿台上に2枚目の画像原稿を載置してコピーボタン
を押すことにより、結果として文章原稿と画像原稿の合
成された1枚の複写物が得られる。
【0010】また、例えば、各国向けの画像入り説明書
を作成する際に、デジタル複写機の文章データや画像デ
ータをメモリに記憶させる機能を利用すると、商品の画
像原稿1枚と、数カ国語で書かれた説明文を画像原稿と
してメモリに記憶させて、合成複写を適用すると、各国
向けの画像入り説明書が簡単に作成できるというメリッ
トを生じるものである。
を作成する際に、デジタル複写機の文章データや画像デ
ータをメモリに記憶させる機能を利用すると、商品の画
像原稿1枚と、数カ国語で書かれた説明文を画像原稿と
してメモリに記憶させて、合成複写を適用すると、各国
向けの画像入り説明書が簡単に作成できるというメリッ
トを生じるものである。
【0011】この合成複写は、記録紙を画像形成手段へ
給送して記録紙の第1面に第1枚目の画像を形成したの
ち、前記記録紙を直ちに排出せず、循環式搬送経路を通
って搬送して再び給送手段まで送り返したのち、再度前
記記録紙を画像形成手段へ送り込んで記録紙の第1面に
第2枚目の原稿の画像を形成することによって得られ
る。
給送して記録紙の第1面に第1枚目の画像を形成したの
ち、前記記録紙を直ちに排出せず、循環式搬送経路を通
って搬送して再び給送手段まで送り返したのち、再度前
記記録紙を画像形成手段へ送り込んで記録紙の第1面に
第2枚目の原稿の画像を形成することによって得られ
る。
【0012】このように両面複写の場合でも、合成複写
の場合でも1枚の記録紙に第1回目の画像を形成したの
ち、循環式搬送経路を通して搬送して給送手段まで送り
返した後、給送手段で前記記録紙を再び画像形成手段へ
送り込むことにより2回目の画像形成が行われる。
の場合でも1枚の記録紙に第1回目の画像を形成したの
ち、循環式搬送経路を通して搬送して給送手段まで送り
返した後、給送手段で前記記録紙を再び画像形成手段へ
送り込むことにより2回目の画像形成が行われる。
【0013】図14のような装置の動作が定常状態に達す
ると、太線で示すように、複数の記録紙がほぼ等間隔に
給送される結果、循環式搬送経路を一巡する空間内に所
定枚数の記録紙が存在する。この循環式搬送経路を一巡
する空間に存在する枚数は、機械の画像形成能力が一定
のとき、機械の内部寸法と、記録紙の給送方向の長さに
より決定される整数となる。例えば図14に示す場合は6
枚である。
ると、太線で示すように、複数の記録紙がほぼ等間隔に
給送される結果、循環式搬送経路を一巡する空間内に所
定枚数の記録紙が存在する。この循環式搬送経路を一巡
する空間に存在する枚数は、機械の画像形成能力が一定
のとき、機械の内部寸法と、記録紙の給送方向の長さに
より決定される整数となる。例えば図14に示す場合は6
枚である。
【0014】図15は、画像形成能力が一定で、機械の内
部寸法と、記録紙の給送方向の長さが図14と同じ場合に
ついて給送間隔が異なる場合の給送効率を図示したもの
である。L0は、循環式搬送経路の長さである。
部寸法と、記録紙の給送方向の長さが図14と同じ場合に
ついて給送間隔が異なる場合の給送効率を図示したもの
である。L0は、循環式搬送経路の長さである。
【0015】図15(A)に示すように6枚存在している
ときの給送効率は6枚/6枚=100%であり、図15
(B)に示すように何らかの原因、例えば、複数の搬送
ローラーの搬送速度のばらつき、搬送ローラーの磨耗、
記録紙の紙質の相違等の原因により給送される間隔が拡
がって5枚しか存在しないときの給送効率は5枚/6枚
=83%であり 図15(C)に示すようにさらに記録紙の
間隔が拡がって4枚しか存在しないときの給送効率は4
枚/6枚=67%である。
ときの給送効率は6枚/6枚=100%であり、図15
(B)に示すように何らかの原因、例えば、複数の搬送
ローラーの搬送速度のばらつき、搬送ローラーの磨耗、
記録紙の紙質の相違等の原因により給送される間隔が拡
がって5枚しか存在しないときの給送効率は5枚/6枚
=83%であり 図15(C)に示すようにさらに記録紙の
間隔が拡がって4枚しか存在しないときの給送効率は4
枚/6枚=67%である。
【0016】このように所定の給送間隔に対し実際の給
送間隔が拡がると循環式搬送経路を一巡する空間に存在
する枚数は減少し給送効率は低下する。
送間隔が拡がると循環式搬送経路を一巡する空間に存在
する枚数は減少し給送効率は低下する。
【0017】本発明の目的は、循環式搬送経路を一巡す
る空間に存在する記録紙の枚数を増加させて両面複写時
或いは合成複写時などにおいて生産性の向上を目的とす
るものである。
る空間に存在する記録紙の枚数を増加させて両面複写時
或いは合成複写時などにおいて生産性の向上を目的とす
るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、原稿画
像を読取って画像データを得る画像読取手段と、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像データに基づいて記録紙
上に画像形成を行なう画像形成手段と、前記画像形成手
段へ記録紙を1枚づつ給紙する給紙手段と、前記画像形
成手段により一方の面に画像形成された記録紙を排出す
るか、再び前記画像形成手段へ搬送するかの経路を切り
替える搬送経路切替手段と、前記搬送経路切替手段を経
て、前記一方の面に画像形成された記録紙を再び前記画
像形成手段へ搬送する循環式搬送経路と、前記循環式搬
送経路内に設けられて循環式搬送経路内を搬送されてい
る記録紙を検知する記録紙検知手段と、前記給紙手段を
制御する制御手段とを有する画像記録装置において、前
記制御手段は、前記記録紙検知手段の出力に基づいて前
記給紙手段の給紙を行うかどうかの制御をすることを特
徴とする画像記録装置によって達成される。
像を読取って画像データを得る画像読取手段と、前記画
像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像データに基づいて記録紙
上に画像形成を行なう画像形成手段と、前記画像形成手
段へ記録紙を1枚づつ給紙する給紙手段と、前記画像形
成手段により一方の面に画像形成された記録紙を排出す
るか、再び前記画像形成手段へ搬送するかの経路を切り
替える搬送経路切替手段と、前記搬送経路切替手段を経
て、前記一方の面に画像形成された記録紙を再び前記画
像形成手段へ搬送する循環式搬送経路と、前記循環式搬
送経路内に設けられて循環式搬送経路内を搬送されてい
る記録紙を検知する記録紙検知手段と、前記給紙手段を
制御する制御手段とを有する画像記録装置において、前
記制御手段は、前記記録紙検知手段の出力に基づいて前
記給紙手段の給紙を行うかどうかの制御をすることを特
徴とする画像記録装置によって達成される。
【0019】
【実施例】図1ないし図12を用いて実施例を説明する。
【0020】図1は実施例の白黒デジタル複写機の全体
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【0021】この図1において、白黒デジタル複写機
は、画像読取部A、画像処理部B、画像記憶部C、画像
形成部D及び後処理部Eで構成され、ADF(自動原稿
送り装置)を搭載する。
は、画像読取部A、画像処理部B、画像記憶部C、画像
形成部D及び後処理部Eで構成され、ADF(自動原稿
送り装置)を搭載する。
【0022】画像読取部Aにおいて、原稿121は原稿台
ガラス122上におかれ、図示を省略したスライドレール
上を移動する光学架台126の左方延長上に設けられたハ
ロゲン光源123によって照明される。そして、ハロゲン
光源123と一体となって速度Vで移動するミラー127と、
前記ミラー127の半分の速度で移動する光学架台126上に
設けられた一対のミラー124,125とにより、プラテンガ
ラス(原稿台ガラス)122上の原稿121からの反射光は、
レンズ読取ユニット128へ導びかれる。前記レンズ読取
ユニット128は結像レンズ129及びCCDラインセンサ13
0から構成される。前記ミラー124,125,127により反射
された原稿121上の画像に対応する像は前記結像レンズ1
29により収束され、CCDラインセンサ130の受光面に
結像され、前記CCDラインセンサ130によりライン上
の光学像が電気信号に光電変換される。
ガラス122上におかれ、図示を省略したスライドレール
上を移動する光学架台126の左方延長上に設けられたハ
ロゲン光源123によって照明される。そして、ハロゲン
光源123と一体となって速度Vで移動するミラー127と、
前記ミラー127の半分の速度で移動する光学架台126上に
設けられた一対のミラー124,125とにより、プラテンガ
ラス(原稿台ガラス)122上の原稿121からの反射光は、
レンズ読取ユニット128へ導びかれる。前記レンズ読取
ユニット128は結像レンズ129及びCCDラインセンサ13
0から構成される。前記ミラー124,125,127により反射
された原稿121上の画像に対応する像は前記結像レンズ1
29により収束され、CCDラインセンサ130の受光面に
結像され、前記CCDラインセンサ130によりライン上
の光学像が電気信号に光電変換される。
【0023】原稿121はCCDの読み出しクロックパル
スにより原稿の横手方向(主走査方向)の画像信号が出
力され、光学架台126などの移動により原稿の長手方向
(副走査方向)の走査が行われて1ページ分の画像信号
が出力される。このようにして光学架台などの走査によ
り前記画像読取部Aで読取られた原稿画像の画像信号、
即ち画像データは、後述する画像処理部Bにおいて、濃
度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補正などの各種画
像処理が施された後、画像記憶部Cに記憶され、画像形
成部Dに出力される。画像形成部Dは、電子写真技術を
用いたレーザープリンタにより、入力された画像データ
に応じて記録紙上に画像形成を行う。
スにより原稿の横手方向(主走査方向)の画像信号が出
力され、光学架台126などの移動により原稿の長手方向
(副走査方向)の走査が行われて1ページ分の画像信号
が出力される。このようにして光学架台などの走査によ
り前記画像読取部Aで読取られた原稿画像の画像信号、
即ち画像データは、後述する画像処理部Bにおいて、濃
度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補正などの各種画
像処理が施された後、画像記憶部Cに記憶され、画像形
成部Dに出力される。画像形成部Dは、電子写真技術を
用いたレーザープリンタにより、入力された画像データ
に応じて記録紙上に画像形成を行う。
【0024】即ち、画像形成部Dでは、図示しない半導
体レーザーで発生されるレーザービームを、画像信号に
基づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ
141により回転されるポリゴンミラー142で反射し、図示
しないfθレンズを経て、反射ミラー143で反射し、感
光体ドラム151の表面上を走査して、一様に帯電された
感光体ドラム151上に静電潜像を形成する。
体レーザーで発生されるレーザービームを、画像信号に
基づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ
141により回転されるポリゴンミラー142で反射し、図示
しないfθレンズを経て、反射ミラー143で反射し、感
光体ドラム151の表面上を走査して、一様に帯電された
感光体ドラム151上に静電潜像を形成する。
【0025】更に、この感光体ドラム151を一様に帯電
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム上151上に形成された静電潜像が
前記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着装置160
により定着されて、原稿の複写像が得られる。
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム上151上に形成された静電潜像が
前記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着装置160
により定着されて、原稿の複写像が得られる。
【0026】記録紙1は各サイズ毎にカセット221〜224
にストックされており、記録紙サイズの指示に従って対
応する給紙手段のカセット221〜224からベルト付き給紙
ローラー225〜228によって記録紙1が取り出され、レジ
ストローラー229によって画像形成手段の感光体ドラム1
51へ給送され上述したように画像形成される。
にストックされており、記録紙サイズの指示に従って対
応する給紙手段のカセット221〜224からベルト付き給紙
ローラー225〜228によって記録紙1が取り出され、レジ
ストローラー229によって画像形成手段の感光体ドラム1
51へ給送され上述したように画像形成される。
【0027】記録紙の片面に画像形成される片面複写モ
ードの場合は、直進するように切替ガイド230が切り替
えられており、片面に画像形成された記録紙は複写機外
へ排出されて、シフトトレイソーター320のシフトトレ
イ321上に堆積される。
ードの場合は、直進するように切替ガイド230が切り替
えられており、片面に画像形成された記録紙は複写機外
へ排出されて、シフトトレイソーター320のシフトトレ
イ321上に堆積される。
【0028】記録紙の片面の同じ側に2回画像形成され
る合成複写モードの場合は、片面に画像形成された記録
紙は、複写機内を循環して搬送する経路の側に切り替え
られた切替ガイド230により、切替ガイド230から切替ガ
イド246、直進部245 を経てレジストローラー229までの
循環路へと導かれる。
る合成複写モードの場合は、片面に画像形成された記録
紙は、複写機内を循環して搬送する経路の側に切り替え
られた切替ガイド230により、切替ガイド230から切替ガ
イド246、直進部245 を経てレジストローラー229までの
循環路へと導かれる。
【0029】記録紙は、図示を省略した搬送モーターに
より駆動される複数の搬送ローラー232により搬送され
て切替ガイド246に達する。切替ガイド246は、図の破線
の位置に切り替えられて直進部245 に接続される。直進
部245 に送られた記録紙は表裏を反転すること無くその
まま直進して循環式搬送経路を左方から右方へ送られ、
搬送ローラーとガイドによりさらに上方へと給送され、
レジストローラー229に当たって阻止される。
より駆動される複数の搬送ローラー232により搬送され
て切替ガイド246に達する。切替ガイド246は、図の破線
の位置に切り替えられて直進部245 に接続される。直進
部245 に送られた記録紙は表裏を反転すること無くその
まま直進して循環式搬送経路を左方から右方へ送られ、
搬送ローラーとガイドによりさらに上方へと給送され、
レジストローラー229に当たって阻止される。
【0030】記録紙の両面に画像形成される両面複写モ
ードの場合は、片面に画像形成された記録紙は、複写機
内の前記循環式搬送経路を経て搬送する経路の側に切り
替えられた切替ガイド230により、切替ガイド230から切
替ガイド246、反転部235 を経てレジストローラー229迄
の循環路へと導かれる。記録紙は図示を省略した搬送モ
ーターにより駆動される複数の搬送ローラー232により
搬送されて切替ガイド246を経て反転部235に達し、反転
部235に設けられたセンサ240付近を通過する。センサ24
0により記録紙の終端が検知されると、切替ガイド234が
図中の破線の位置から実線の位置に切り替わるととも
に、その時まで記録紙を図1中で左方から右方へ回転給
送していた反転ローラー236が逆回転して記録紙をU字
状の搬送ガイド244に送り込む。
ードの場合は、片面に画像形成された記録紙は、複写機
内の前記循環式搬送経路を経て搬送する経路の側に切り
替えられた切替ガイド230により、切替ガイド230から切
替ガイド246、反転部235 を経てレジストローラー229迄
の循環路へと導かれる。記録紙は図示を省略した搬送モ
ーターにより駆動される複数の搬送ローラー232により
搬送されて切替ガイド246を経て反転部235に達し、反転
部235に設けられたセンサ240付近を通過する。センサ24
0により記録紙の終端が検知されると、切替ガイド234が
図中の破線の位置から実線の位置に切り替わるととも
に、その時まで記録紙を図1中で左方から右方へ回転給
送していた反転ローラー236が逆回転して記録紙をU字
状の搬送ガイド244に送り込む。
【0031】この結果、給送されてきた記録紙は一旦停
止し逆方向(図1中で右方から左方へ)へと送りだされ
る。U字状の搬送ガイド244へ送り込まれた記録紙は方
向を転換して本来の給送方向(図1中で左方から右方
へ)へ送りだされるが、その際に表裏が反転する。
止し逆方向(図1中で右方から左方へ)へと送りだされ
る。U字状の搬送ガイド244へ送り込まれた記録紙は方
向を転換して本来の給送方向(図1中で左方から右方
へ)へ送りだされるが、その際に表裏が反転する。
【0032】記録紙はその後、循環式搬送経路に沿って
左方から右方へ給送されたのち、さらに上方へと給送さ
れ、レジストローラー229に当たって阻止される。反転
部235からカセット221の給紙ローラー225の出口までの
循環式搬送経路の途中には、センサ241、243、247が配
置され、後述するように、単独のセンサにより記録紙を
検知し、複数のセンサを組み合わせて、記録紙の存在や
その位置を検出し、或いは記録紙の長さ、記録紙の搬送
速度、記録紙の搬送時間、記録紙の搬送間隔等を測定す
るようにされている。
左方から右方へ給送されたのち、さらに上方へと給送さ
れ、レジストローラー229に当たって阻止される。反転
部235からカセット221の給紙ローラー225の出口までの
循環式搬送経路の途中には、センサ241、243、247が配
置され、後述するように、単独のセンサにより記録紙を
検知し、複数のセンサを組み合わせて、記録紙の存在や
その位置を検出し、或いは記録紙の長さ、記録紙の搬送
速度、記録紙の搬送時間、記録紙の搬送間隔等を測定す
るようにされている。
【0033】感光体ドラム上に形成された裏面の像と、
記録紙との位置が最適となったときレジストローラー22
9による記録紙の給送が開始され、二回目の画像形成が
行われ、定着器160によるトナー像の定着が行われて直
進する側に切替えられた切替ガイド230を経て機外へ排
出されて両面記録が完成する。
記録紙との位置が最適となったときレジストローラー22
9による記録紙の給送が開始され、二回目の画像形成が
行われ、定着器160によるトナー像の定着が行われて直
進する側に切替えられた切替ガイド230を経て機外へ排
出されて両面記録が完成する。
【0034】また、本実施例における白黒デジタル複写
機には、前記プラテンガラス122上に読取原稿を自動搬
送する循環式自動原稿送り装置ADFが、前記画像読取
部Aに設けられている。図示を省略したモーターにより
駆動される前記自動原稿送り装置ADFは、原稿セット
台182上に読取原稿を複数枚重ねてセットすると、この
原稿の各ページを第1反転部190により方向転換して順
番にプラテンガラス上の所定位置に自動搬送するととも
に、読取の終了した原稿をプラテンガラス122上から取
除いて原稿排出トレー199上に排出するものである。
機には、前記プラテンガラス122上に読取原稿を自動搬
送する循環式自動原稿送り装置ADFが、前記画像読取
部Aに設けられている。図示を省略したモーターにより
駆動される前記自動原稿送り装置ADFは、原稿セット
台182上に読取原稿を複数枚重ねてセットすると、この
原稿の各ページを第1反転部190により方向転換して順
番にプラテンガラス上の所定位置に自動搬送するととも
に、読取の終了した原稿をプラテンガラス122上から取
除いて原稿排出トレー199上に排出するものである。
【0035】更に、前記ADFは、上述したように、原
稿の片面に画像情報の載せられた片面原稿を順次送り出
して読取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラ
ス122上に送り込んで片面の画像読取を終えると前記原
稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向を転換し
て原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位置に送り
込み原稿裏面の画像情報を読取できるようになってい
る。
稿の片面に画像情報の載せられた片面原稿を順次送り出
して読取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラ
ス122上に送り込んで片面の画像読取を終えると前記原
稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向を転換し
て原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位置に送り
込み原稿裏面の画像情報を読取できるようになってい
る。
【0036】また更に、前記ADFは、両面原稿モード
の場合は読取終了後の原稿を直接に原稿排出トレー199
上に排出する代りに第3反転部192へ順次給送すること
により、原稿の裏表を反転して原稿セット台182上に蓄
積される。1回目の原稿読取が終了すると原稿のスタッ
クは、支点195を軸として回動する切換板196が下方(図
中の破線の位置)から上方(図中の実線の位置)に移動
することにより、再び1枚目の原稿から給送が開始され
2回目の原稿読取が開始される。
の場合は読取終了後の原稿を直接に原稿排出トレー199
上に排出する代りに第3反転部192へ順次給送すること
により、原稿の裏表を反転して原稿セット台182上に蓄
積される。1回目の原稿読取が終了すると原稿のスタッ
クは、支点195を軸として回動する切換板196が下方(図
中の破線の位置)から上方(図中の実線の位置)に移動
することにより、再び1枚目の原稿から給送が開始され
2回目の原稿読取が開始される。
【0037】上述したような原稿の自動搬送のために、
ADFには、原稿セット台182上の原稿を1枚づつ送り
出す給紙ローラ184と、中間搬送ローラ185と、駆動ロー
ラ188及び従動ローラ187と、前記駆動ローラ188及び従
動ローラ187に巻回された搬送ベルト189が設けられると
ともに、給送方向転換或いは原稿の表裏反転のために、
排紙ローラ193とガイド板からなる第1反転部190、第2
反転部191、第3反転部192が設けられている。
ADFには、原稿セット台182上の原稿を1枚づつ送り
出す給紙ローラ184と、中間搬送ローラ185と、駆動ロー
ラ188及び従動ローラ187と、前記駆動ローラ188及び従
動ローラ187に巻回された搬送ベルト189が設けられると
ともに、給送方向転換或いは原稿の表裏反転のために、
排紙ローラ193とガイド板からなる第1反転部190、第2
反転部191、第3反転部192が設けられている。
【0038】後処理部Eは後処理手段であるシフトトレ
イソータ320を装着している。これは画像形成部Dから
排出された記録紙Wを載置するシフトトレイ321を、移
動機構322により記録紙の給送方向に対して直角方向に
少しづつ移動させることにより堆積し仕分けするもので
ある。
イソータ320を装着している。これは画像形成部Dから
排出された記録紙Wを載置するシフトトレイ321を、移
動機構322により記録紙の給送方向に対して直角方向に
少しづつ移動させることにより堆積し仕分けするもので
ある。
【0039】このシフトトレイソータ320 は、1枚のシ
フトトレイ321上に記録紙を積み重ねる位置をずらして
排出することにより、連続している記録紙間の区切りと
しているので、大きな棚板(ビン)を複数枚用いて仕分
けするビン型ソータとは異なり、少ない空間容積で複写
物のソートができる。
フトトレイ321上に記録紙を積み重ねる位置をずらして
排出することにより、連続している記録紙間の区切りと
しているので、大きな棚板(ビン)を複数枚用いて仕分
けするビン型ソータとは異なり、少ない空間容積で複写
物のソートができる。
【0040】図2および図3のブロック図を用いて本実
施例の白黒デジタル複写機の回路構成を説明する。本実
施例の白黒デジタル複写機は画像読取部A、画像処理部
B、画像記憶部C、画像形成部D及び後処理部Eから構
成される。
施例の白黒デジタル複写機の回路構成を説明する。本実
施例の白黒デジタル複写機は画像読取部A、画像処理部
B、画像記憶部C、画像形成部D及び後処理部Eから構
成される。
【0041】先ず、画像読取部Aにおいて、前記CCD
ラインセンサ130から出力されるアナログ画像信号は、
A/D変換器11によってデジタル画像信号(画像デー
タ)に変換されて、インターフェース12を介して画像処
理部Bに出力される。
ラインセンサ130から出力されるアナログ画像信号は、
A/D変換器11によってデジタル画像信号(画像デー
タ)に変換されて、インターフェース12を介して画像処
理部Bに出力される。
【0042】画像処理部Bに入力されたデジタル画像信
号(輝度情報)は、まず、濃度変換部13によって濃度情
報に変換される。データセレクタ17は、画像信号に変倍
処理を施すか、フイルタ処理を施すかを切り替える。こ
の結果、オペレータの変倍指定に従った変倍処理が、拡
大・縮小処理部14で行われる。
号(輝度情報)は、まず、濃度変換部13によって濃度情
報に変換される。データセレクタ17は、画像信号に変倍
処理を施すか、フイルタ処理を施すかを切り替える。こ
の結果、オペレータの変倍指定に従った変倍処理が、拡
大・縮小処理部14で行われる。
【0043】また、画像判別処理部15においては、前記
濃度変換部で変換された濃度情報に基づいて文字画・写
真画の判別を行い、前記判別結果に基づいてフィルタ処
理部16におけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部
16では、前記設定に従って空間フィルタ処理を行う。デ
ータセレクタ18は、前記データセレクタ17で選定できな
かった変倍処理またはフイルタ処理のいずれか一方を再
度指定するか、γ補正処理を指定するかを選択するため
の切替え装置である。
濃度変換部で変換された濃度情報に基づいて文字画・写
真画の判別を行い、前記判別結果に基づいてフィルタ処
理部16におけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部
16では、前記設定に従って空間フィルタ処理を行う。デ
ータセレクタ18は、前記データセレクタ17で選定できな
かった変倍処理またはフイルタ処理のいずれか一方を再
度指定するか、γ補正処理を指定するかを選択するため
の切替え装置である。
【0044】一方EE処理部19は、原稿走査時の本走査
前の予備走査で得られた画像情報から原稿画像の特徴を
得るために、得られた原稿画像について画像濃度と発生
頻度に関するヒストグラムを作成するためのヒストグラ
ムデータを得て、前記ヒストグラムデータに基づいて適
正なγ補正データをγ補正処理部20に提供する。
前の予備走査で得られた画像情報から原稿画像の特徴を
得るために、得られた原稿画像について画像濃度と発生
頻度に関するヒストグラムを作成するためのヒストグラ
ムデータを得て、前記ヒストグラムデータに基づいて適
正なγ補正データをγ補正処理部20に提供する。
【0045】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部20で後述する画
像形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、
画像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21
では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消
しなどの領域加工も行う。
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部20で後述する画
像形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、
画像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21
では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消
しなどの領域加工も行う。
【0046】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施された画像データ(濃度情報)は、画像記
憶部Cと、インターフェース22を介して画像形成部Dに
出力される。画像形成部Dについては後述する。
画像処理が施された画像データ(濃度情報)は、画像記
憶部Cと、インターフェース22を介して画像形成部Dに
出力される。画像形成部Dについては後述する。
【0047】画像記憶部Cは入力された画像データを複
数ページ分記憶保持しておく。画像形成部Dは、原稿の
読取に対応して即時に記録紙上への画像形成を行うモー
ドと、画像記憶部Cに記憶された画像データを後から任
意の順番で読み出した後、画像形成を行うモードとを有
している。
数ページ分記憶保持しておく。画像形成部Dは、原稿の
読取に対応して即時に記録紙上への画像形成を行うモー
ドと、画像記憶部Cに記憶された画像データを後から任
意の順番で読み出した後、画像形成を行うモードとを有
している。
【0048】ここで、本実施例において、上記のように
原稿画像の読取により得られ、しかも必要な画像処理が
全て施された画像データをページ単位でメモリに保存し
ておき、保存された画像データを後から選択的に読み出
して画像形成を行わせる機能を電子RDH(Recycle Do
cument Handler)機能と称するものとする。
原稿画像の読取により得られ、しかも必要な画像処理が
全て施された画像データをページ単位でメモリに保存し
ておき、保存された画像データを後から選択的に読み出
して画像形成を行わせる機能を電子RDH(Recycle Do
cument Handler)機能と称するものとする。
【0049】前記電子RDH機能を実現するため、画像
データを書換可能に記憶する画像記憶部(画像データ記
憶手段)Cが設けられる一方、画像形成部Dには、前記
電子RDH機能と通常の即時画像形成機能とを切換える
ためのデータセレクタ24とレーザープリンタからなる画
像形成装置25が設けられている。
データを書換可能に記憶する画像記憶部(画像データ記
憶手段)Cが設けられる一方、画像形成部Dには、前記
電子RDH機能と通常の即時画像形成機能とを切換える
ためのデータセレクタ24とレーザープリンタからなる画
像形成装置25が設けられている。
【0050】前記データセレクタ24は、画像記憶部Cか
ら読み出された画像データと、画像処理部Bから読取に
応じて逐次出力される画像データとの何れか一方を選択
して画像形成装置(レーザープリンタ)25に出力するも
のである。
ら読み出された画像データと、画像処理部Bから読取に
応じて逐次出力される画像データとの何れか一方を選択
して画像形成装置(レーザープリンタ)25に出力するも
のである。
【0051】図3は画像記憶部C、画像形成部DのCP
Uと操作部の細部を示すブロック図である。
Uと操作部の細部を示すブロック図である。
【0052】次に図3に従って前記画像記憶部Cの構成
を説明する。
を説明する。
【0053】画像記憶部Cは、アドレスレジスタ、デー
タバッファ、読み書き信号保持のためのラッチを含む画
像データ書込読出手段31と、圧縮された画像データをペ
ージ単位で記憶するメモリ30を有する。さらに、限られ
たメモリ容量に対して多くの画像データを蓄積するため
には、メモリに書き込むために画像データを圧縮し、メ
モリから読み出した画像データを復元のために伸長する
データ圧縮伸長器を必要に応じて設けてもよい。
タバッファ、読み書き信号保持のためのラッチを含む画
像データ書込読出手段31と、圧縮された画像データをペ
ージ単位で記憶するメモリ30を有する。さらに、限られ
たメモリ容量に対して多くの画像データを蓄積するため
には、メモリに書き込むために画像データを圧縮し、メ
モリから読み出した画像データを復元のために伸長する
データ圧縮伸長器を必要に応じて設けてもよい。
【0054】画像形成部Dの制御部26はCPU27と操作
部28を含み、操作部28は記録紙のサイズ、ADFの使用
の有無、両面原稿か片面原稿の指定、画像データのメモ
リ蓄積の有無、後処理装置Eの使用の有無を入力するた
めのものである。画像形成部Dの制御部26のCPU27
は、画像形成装置の他ADFや、後処理装置のシフトト
レイソータ320のシフトトレイ321の移動を制御する。
部28を含み、操作部28は記録紙のサイズ、ADFの使用
の有無、両面原稿か片面原稿の指定、画像データのメモ
リ蓄積の有無、後処理装置Eの使用の有無を入力するた
めのものである。画像形成部Dの制御部26のCPU27
は、画像形成装置の他ADFや、後処理装置のシフトト
レイソータ320のシフトトレイ321の移動を制御する。
【0055】画像形成部Dのデータセレクタ24は、画像
処理部Bから読取に応じて出力される画像データか、画
像記憶部Cから読みだされた画像データの一方を選択す
るために用いられる。これは、画像データ読取時間を短
縮するためである。
処理部Bから読取に応じて出力される画像データか、画
像記憶部Cから読みだされた画像データの一方を選択す
るために用いられる。これは、画像データ読取時間を短
縮するためである。
【0056】図4は操作部28の操作パネル45を示す説明
図である。
図である。
【0057】コピーボタン50はこれを押すことにより複
写動作が開始されるキーである。テンキー51は複写部数
を入力するためのキーでこのキーで設定した複写部数と
複写作業中の複写部数は表示部52に表示される。予熱ボ
タン53を押すことにより定着器160で消費される熱量が
大幅に減少される節電モードを選択することができる。
割り込みボタン54は連続複写作業を実行中に、1〜2枚
のコピーを至急取りたいときや連続複写作業を中断した
いときに用いられる。
写動作が開始されるキーである。テンキー51は複写部数
を入力するためのキーでこのキーで設定した複写部数と
複写作業中の複写部数は表示部52に表示される。予熱ボ
タン53を押すことにより定着器160で消費される熱量が
大幅に減少される節電モードを選択することができる。
割り込みボタン54は連続複写作業を実行中に、1〜2枚
のコピーを至急取りたいときや連続複写作業を中断した
いときに用いられる。
【0058】オート復帰ボタン55は、主要な機能を自動
的に指定しているモードに自動的に復帰するモードであ
り、このボタンを押すことによりソータの使用、複写倍
率は1:1、自動ペーパーサイズ選択、自動コピー濃度
調整、自動原稿送り装置の使用が全部自動的に行われ
る。
的に指定しているモードに自動的に復帰するモードであ
り、このボタンを押すことによりソータの使用、複写倍
率は1:1、自動ペーパーサイズ選択、自動コピー濃度
調整、自動原稿送り装置の使用が全部自動的に行われ
る。
【0059】これらの機能のうち、ペーパーサイズ選定
ボタン56、倍率拡大ボタン57、倍率縮小ボタン58、コピ
ー濃度(淡)ボタン59、コピー濃度(濃)ボタン60、コ
ピーモード(片面複写−両面複写−合成複写)選定ボタ
ン61、ソータモード選定ボタン62等の選定は、所定のボ
タンを押すと手動で条件を指定できる。手動で条件を指
定したときは、夫々のボタンで指定したモードがLED
で表示される。
ボタン56、倍率拡大ボタン57、倍率縮小ボタン58、コピ
ー濃度(淡)ボタン59、コピー濃度(濃)ボタン60、コ
ピーモード(片面複写−両面複写−合成複写)選定ボタ
ン61、ソータモード選定ボタン62等の選定は、所定のボ
タンを押すと手動で条件を指定できる。手動で条件を指
定したときは、夫々のボタンで指定したモードがLED
で表示される。
【0060】自動原稿送り装置ADFを使用するモード
は、上述したように、通常はオート復帰ボタン55を用い
ることにより自動的に選択されるため、自動原稿送り装
置ADFを使用しないモードを手動で選択するボタンは
ないが、自動原稿送り装置ADFをプラテンガラス122
に密着させてからオート復帰ボタン55を押して、一旦自
動原稿送り装置使用状態としたのち、自動原稿送り装置
ADFをプラテンガラスに対して傾けて、使用状態を解
除することにより、自動原稿送り装置不使用モードが設
定され、オート復帰ボタン上部の自動原稿送り装置AD
Fが使用中であることを表示するLEDが消灯する。
は、上述したように、通常はオート復帰ボタン55を用い
ることにより自動的に選択されるため、自動原稿送り装
置ADFを使用しないモードを手動で選択するボタンは
ないが、自動原稿送り装置ADFをプラテンガラス122
に密着させてからオート復帰ボタン55を押して、一旦自
動原稿送り装置使用状態としたのち、自動原稿送り装置
ADFをプラテンガラスに対して傾けて、使用状態を解
除することにより、自動原稿送り装置不使用モードが設
定され、オート復帰ボタン上部の自動原稿送り装置AD
Fが使用中であることを表示するLEDが消灯する。
【0061】コピーモード選定ボタン61は、原稿の片面
を読み取って記録紙の片面に画像を形成する片面−片面
モードや、或いは1枚の記録紙の片面に対して複数回画
像形成される合成複写かなどのコピーモードを指定する
ものである。このコピーモード選定ボタン61の指定によ
りメモリに対する画像データの書き込み、メモリに保存
された画像データの読み出し順番変更の有無、反転ロー
ラー236の回転方向と搬送経路の切替えに関する切替ガ
イド230、切替ガイド234、切替ガイド246の自動切替え
が行われる。
を読み取って記録紙の片面に画像を形成する片面−片面
モードや、或いは1枚の記録紙の片面に対して複数回画
像形成される合成複写かなどのコピーモードを指定する
ものである。このコピーモード選定ボタン61の指定によ
りメモリに対する画像データの書き込み、メモリに保存
された画像データの読み出し順番変更の有無、反転ロー
ラー236の回転方向と搬送経路の切替えに関する切替ガ
イド230、切替ガイド234、切替ガイド246の自動切替え
が行われる。
【0062】図5は実施例の給紙制御に関するフローチ
ャートを示す。このフローチャートは給送手段のレジス
トローラー229を回転させて記録紙1を給送させるタス
ク(レジストローラーON)のフローチャートである。
ャートを示す。このフローチャートは給送手段のレジス
トローラー229を回転させて記録紙1を給送させるタス
ク(レジストローラーON)のフローチャートである。
【0063】このフローチャートでは、先ず、画像デー
タをメモリから読みだして画像形成するか、それとも原
稿から画像データを読み取って画像形成するかを指定す
るために、画像データのメモリ30への入力が完了してい
るか否かを示すメモリ入力完了フラグのチェック(ステ
ップS201)が行われる。メモリ入力完了フラグが0、
すなわち、メモリ入力が完了していなければADFを用
いて原稿の読取を開始させる。なお、メモリ入力完了フ
ラグのセットは後述する次給紙開始タスクの一部(ステ
ップT304)で実行される。
タをメモリから読みだして画像形成するか、それとも原
稿から画像データを読み取って画像形成するかを指定す
るために、画像データのメモリ30への入力が完了してい
るか否かを示すメモリ入力完了フラグのチェック(ステ
ップS201)が行われる。メモリ入力完了フラグが0、
すなわち、メモリ入力が完了していなければADFを用
いて原稿の読取を開始させる。なお、メモリ入力完了フ
ラグのセットは後述する次給紙開始タスクの一部(ステ
ップT304)で実行される。
【0064】メモリ入力完了フラグが0、すなわち、メ
モリ入力が未完了のとき、すなわち原稿から画像データ
を読み取って画像形成するときは、次の記録紙の給送用
意ができたかをチェックするレジスト完了のチェック
(ステップS202)に入る。ここでは定着器160がレディ
になっているかの確認と、記録紙給送の準備段階とし
て、給送ローラー229を少し回転させて記録紙1に弛み
ループが形成されているかをチェックする。
モリ入力が未完了のとき、すなわち原稿から画像データ
を読み取って画像形成するときは、次の記録紙の給送用
意ができたかをチェックするレジスト完了のチェック
(ステップS202)に入る。ここでは定着器160がレディ
になっているかの確認と、記録紙給送の準備段階とし
て、給送ローラー229を少し回転させて記録紙1に弛み
ループが形成されているかをチェックする。
【0065】次に原稿セットが完了しているか否か(ス
テップS203)がチェックされる。これはADFにより
給送された原稿がプラテンガラス上の所定の位置にある
(後端検知)か否かを確認する。
テップS203)がチェックされる。これはADFにより
給送された原稿がプラテンガラス上の所定の位置にある
(後端検知)か否かを確認する。
【0066】次に、画像読取部Aが原稿画像を読み取る
準備を完了しているか(ステップS204)をチェックす
る。これは光学架台126が走査開始の原点の位置、即
ち、ホームポジションH.Pに戻っているか否かを確認
する。
準備を完了しているか(ステップS204)をチェックす
る。これは光学架台126が走査開始の原点の位置、即
ち、ホームポジションH.Pに戻っているか否かを確認
する。
【0067】そして、画像読取部Aが原稿画像を読み取
る準備を完了していれば原稿画像の読取をスタートさせ
る。すなわち、光学架台126を行き方向にスタート(ス
テップS205)させる。すなわち、このとき同時にCC
Dラインセンサ130から出力される画像データをメモリ3
0に書き込む作業をスタートさせる。
る準備を完了していれば原稿画像の読取をスタートさせ
る。すなわち、光学架台126を行き方向にスタート(ス
テップS205)させる。すなわち、このとき同時にCC
Dラインセンサ130から出力される画像データをメモリ3
0に書き込む作業をスタートさせる。
【0068】次の書き込み開始(ステップS206)で画
像形成部Dへ画像データを出力させて半導体レーザーに
よる潜像形成を開始したのち、タイマーをクリア(ステ
ップS207)してタイマーを起動する。タイマーは10mse
c毎に入力されるパルスをカウントし、感光体151上にレ
ーザーで画像書き込みを開始した位置が回転して、給送
される記録紙先端の書き込み位置まで達する時間(180m
sec)が経過した時点(ステップS208)でレジストロー
ラーON(ステップS209)の信号が発生され、レジス
トローラー229が回転開始して記録紙1を感光体ドラム1
51へ送りだす。
像形成部Dへ画像データを出力させて半導体レーザーに
よる潜像形成を開始したのち、タイマーをクリア(ステ
ップS207)してタイマーを起動する。タイマーは10mse
c毎に入力されるパルスをカウントし、感光体151上にレ
ーザーで画像書き込みを開始した位置が回転して、給送
される記録紙先端の書き込み位置まで達する時間(180m
sec)が経過した時点(ステップS208)でレジストロー
ラーON(ステップS209)の信号が発生され、レジス
トローラー229が回転開始して記録紙1を感光体ドラム1
51へ送りだす。
【0069】次に送りだした紙の後端があと40mm残って
いる位置に達した(ステップS210)ことをレジストロ
ーラー直前に設けられたレジストセンサー(図示を省
略)で検知したとき、次給紙開始タスクopen(ステ
ップS211)により次給紙開始タスクが起動する。これ
はメモリ入力が完了していない場合であっても、同じサ
イズの紙を連続複写する場合には、現在給送中の1枚の
紙が給送終了とならないうちに次の給紙動作をスタート
させておかないと給送間隔が開いて連続的に給紙できな
くなるためである。
いる位置に達した(ステップS210)ことをレジストロ
ーラー直前に設けられたレジストセンサー(図示を省
略)で検知したとき、次給紙開始タスクopen(ステ
ップS211)により次給紙開始タスクが起動する。これ
はメモリ入力が完了していない場合であっても、同じサ
イズの紙を連続複写する場合には、現在給送中の1枚の
紙が給送終了とならないうちに次の給紙動作をスタート
させておかないと給送間隔が開いて連続的に給紙できな
くなるためである。
【0070】その後メインのルーチンは、レジストセン
サーが記録紙をもはや検知しなくなった(ステップS21
2)とき、即ち1枚の記録紙の給送終了を検知したと
き、終了する。
サーが記録紙をもはや検知しなくなった(ステップS21
2)とき、即ち1枚の記録紙の給送終了を検知したと
き、終了する。
【0071】以上はメモリ入力が完了していないとき、
ADFで原稿を1枚づつ送りながら、1ページづつ原稿
画像の読み取りと、画像データのメモリへの書き込み
と、1ページづつの画像形成を実行する場合について説
明した。
ADFで原稿を1枚づつ送りながら、1ページづつ原稿
画像の読み取りと、画像データのメモリへの書き込み
と、1ページづつの画像形成を実行する場合について説
明した。
【0072】図5のフローチャートでメモリ入力が完了
されている場合(ステップS201)は、メモリから画像
データを読み込んで画像形成するだけでよいから、ただ
ちに画像形成のステップから始めることができる。
されている場合(ステップS201)は、メモリから画像
データを読み込んで画像形成するだけでよいから、ただ
ちに画像形成のステップから始めることができる。
【0073】即ち、この場合は、次の記録紙の給送用意
ができたかチェックする。
ができたかチェックする。
【0074】レジスト完了のチェック(ステップS10
1)から開始される。
1)から開始される。
【0075】レジスト完了していれば、その後は書き込
み開始(ステップS102)により、メモリから画像デー
タを読み出しながら画像形成部Dへ画像データを出力さ
せて感光体151上に画像書き込み、即ち像露光による画
像形成を開始する。
み開始(ステップS102)により、メモリから画像デー
タを読み出しながら画像形成部Dへ画像データを出力さ
せて感光体151上に画像書き込み、即ち像露光による画
像形成を開始する。
【0076】なおその後のタイマー起動(ステップS20
7)からタイマー所定時間経過(ステップS208)迄の18
0msec の待ち合わせは、上述したように、感光体ドラム
に書き込まれた画像の先頭位置が記録紙の先頭位置に来
るまでの位置決め時間(レジストレーション)によるも
のである。
7)からタイマー所定時間経過(ステップS208)迄の18
0msec の待ち合わせは、上述したように、感光体ドラム
に書き込まれた画像の先頭位置が記録紙の先頭位置に来
るまでの位置決め時間(レジストレーション)によるも
のである。
【0077】図6は実施例の次給紙開始制御に関する部
分フローチャートである。
分フローチャートである。
【0078】図のフローチャートは前記タスク(レジス
トローラーON)のS211から分岐して、次の給紙を開
始するための準備のタスク(次給紙開始)で記録紙の連
続給紙を可能とするものである。
トローラーON)のS211から分岐して、次の給紙を開
始するための準備のタスク(次給紙開始)で記録紙の連
続給紙を可能とするものである。
【0079】まず、メモリに入力が完了されていない場
合の動作を説明する。
合の動作を説明する。
【0080】メモリ入力完了チェック(ステップT10
1)のあと、原稿セット台182上の原稿有りか無しかのチ
ェック(ステップT201)を受けて有りの場合、緊急停
止の必要性がチェック(ステップT202)される。記録
紙のジャムの発生、ストップキーやクリアキーが押され
たとき、割り込みが発生したときが緊急停止の必要があ
る。緊急停止の必要がなければ次給紙開始(ステップT
203)となり、給紙ローラー225を駆動させレジストロー
ラー229まで記録紙1を送って弛みループを形成して待
機中となる。
1)のあと、原稿セット台182上の原稿有りか無しかのチ
ェック(ステップT201)を受けて有りの場合、緊急停
止の必要性がチェック(ステップT202)される。記録
紙のジャムの発生、ストップキーやクリアキーが押され
たとき、割り込みが発生したときが緊急停止の必要があ
る。緊急停止の必要がなければ次給紙開始(ステップT
203)となり、給紙ローラー225を駆動させレジストロー
ラー229まで記録紙1を送って弛みループを形成して待
機中となる。
【0081】次に原稿セット台182上に原稿が無くなっ
たときは、原稿の両面を読み取るモードか否かを判別し
(ステップT301)、片面しか読まないときはメモリ入
力完了チェック予約(ステップT303)に入りメモリ入
力完了チェック予約フラグを立てて待機中となる。光学
架台の戻り終了後発生する信号によりプラテンガラス上
の原稿が有るか否かをチェックし、無ければ原稿読み込
みは終了したとしてメモリ入力は完了となり(ステップ
T304)メモリ入力完了フラグが1にセットされる。
たときは、原稿の両面を読み取るモードか否かを判別し
(ステップT301)、片面しか読まないときはメモリ入
力完了チェック予約(ステップT303)に入りメモリ入
力完了チェック予約フラグを立てて待機中となる。光学
架台の戻り終了後発生する信号によりプラテンガラス上
の原稿が有るか否かをチェックし、無ければ原稿読み込
みは終了したとしてメモリ入力は完了となり(ステップ
T304)メモリ入力完了フラグが1にセットされる。
【0082】以上で、原稿の1ページづつの画像データ
のメモリへの入力と第1部目のコピーの作成が終了する
ので、複写部数のカウンターをインクリメント(ステッ
プT305)し、入力された設定部数に達して(ステップ
T306)いなければ、緊急停止か否かの判断(ステップ
T307)をし、緊急停止の必要がなければ次給紙開始
(ステップT308)となり、レジストローラー229まで記
録紙1を送って弛みループを形成して待機中となる。そ
の後、コピーした全原稿枚数をページカウンターにセッ
トして(ステップT309)1部目のコピーは終了する。
のメモリへの入力と第1部目のコピーの作成が終了する
ので、複写部数のカウンターをインクリメント(ステッ
プT305)し、入力された設定部数に達して(ステップ
T306)いなければ、緊急停止か否かの判断(ステップ
T307)をし、緊急停止の必要がなければ次給紙開始
(ステップT308)となり、レジストローラー229まで記
録紙1を送って弛みループを形成して待機中となる。そ
の後、コピーした全原稿枚数をページカウンターにセッ
トして(ステップT309)1部目のコピーは終了する。
【0083】なお原稿の両面を読む場合(ステップT30
1)はさらに原稿が表か裏かチェック(ステップT302)
され、表なら緊急停止か否かの判断(ステップT202)
をし、緊急停止の必要がなければ次給紙開始(ステップ
T203)となり、レジストローラーまで記録紙を送って
弛みループを形成して待機中となる。なお、緊急停止後
一定時間以上経過した場合コピー終了(ステップT20
4)となる。
1)はさらに原稿が表か裏かチェック(ステップT302)
され、表なら緊急停止か否かの判断(ステップT202)
をし、緊急停止の必要がなければ次給紙開始(ステップ
T203)となり、レジストローラーまで記録紙を送って
弛みループを形成して待機中となる。なお、緊急停止後
一定時間以上経過した場合コピー終了(ステップT20
4)となる。
【0084】両面原稿で表の場合、原稿はADFでひっ
くり返されて給送されてくるのでその時は原稿は裏とな
り(ステップT302)、この裏面を検出すると原稿入力
は完了( ステップT304) となるのでこれで1部目のコ
ピーの作成は終了となりステップT305に接続される。
くり返されて給送されてくるのでその時は原稿は裏とな
り(ステップT302)、この裏面を検出すると原稿入力
は完了( ステップT304) となるのでこれで1部目のコ
ピーの作成は終了となりステップT305に接続される。
【0085】画像データのメモリ書き込みの終了後、即
ち、メモリ入力完了後の次給紙開始タスクは次の通りで
ある。
ち、メモリ入力完了後の次給紙開始タスクは次の通りで
ある。
【0086】メモリ入力は完了している(ステップT10
1)ので、ページカウンターに全原稿のページ数はセッ
ト(ステップT309)されているから、ステップS101→
ステップS102→ステップS211の動作により、1ページ
分の画像データをメモリから読みだして画像形成する
と、ページカウンターを1だけデクリメント(ステップ
T102)する。ページカウンターは0でないとき(ステ
ップT103)はステップT202、ステップT203により次
給紙を開始する。ページカウンターが0となったとき
(ステップT103)メモリからの読み出しによる複写が
1部完了するので部数を1だけ増やし(ステップT30
5)ステップT307、T308 により次給紙を開始し、ペー
ジカウンターをセット(ステップT309)して3部目の
コピーの準備をする。
1)ので、ページカウンターに全原稿のページ数はセッ
ト(ステップT309)されているから、ステップS101→
ステップS102→ステップS211の動作により、1ページ
分の画像データをメモリから読みだして画像形成する
と、ページカウンターを1だけデクリメント(ステップ
T102)する。ページカウンターは0でないとき(ステ
ップT103)はステップT202、ステップT203により次
給紙を開始する。ページカウンターが0となったとき
(ステップT103)メモリからの読み出しによる複写が
1部完了するので部数を1だけ増やし(ステップT30
5)ステップT307、T308 により次給紙を開始し、ペー
ジカウンターをセット(ステップT309)して3部目の
コピーの準備をする。
【0087】以下同様にして次給紙開始を繰り返し設定
部数が完了する(ステップT306)とコピー終了準備
(ステップT401)に入ったのちルーチンを終了させ
る。
部数が完了する(ステップT306)とコピー終了準備
(ステップT401)に入ったのちルーチンを終了させ
る。
【0088】図7は実施例において、記録紙検知手段を
用いて記録紙の給紙制御を行う構成の要部を示す説明図
である。
用いて記録紙の給紙制御を行う構成の要部を示す説明図
である。
【0089】図7において、給紙部2のカセット221に
収容された記録紙1は、給紙ローラー225により摩擦駆
動されて、レジストローラー229へ送り込まれる。、静
止したレジストローラー229により記録紙1は停止させ
られている。画像形成装置4の感光体ドラム151上に形
成されたトナー像と、給送される記録紙1の位置関係が
適切となったとき制御部6より出されるレジスト信号に
より給送モーター433が駆動されてレジストローラー229
が回転し、記録紙1が画像形成手段4へ送りだされる。
収容された記録紙1は、給紙ローラー225により摩擦駆
動されて、レジストローラー229へ送り込まれる。、静
止したレジストローラー229により記録紙1は停止させ
られている。画像形成装置4の感光体ドラム151上に形
成されたトナー像と、給送される記録紙1の位置関係が
適切となったとき制御部6より出されるレジスト信号に
より給送モーター433が駆動されてレジストローラー229
が回転し、記録紙1が画像形成手段4へ送りだされる。
【0090】給送された記録紙1の第1面に転写された
トナー像は定着器160で定着されて第1面に画像が形成
される。その後記録紙1は、切り替えガイド230により
循環路へ案内され、搬送モーター454で駆動される搬送
ローラー232により搬送されて、切替ガイド246に達し、
前記切替ガイド246が図中の破線位置に設定されている
場合、反転部235に案内される。反転部235において、紙
終端検出センサ240により後端が検知された記録紙1
は、破線の位置から実線の位置へと切り替えられた切替
ガイド234と図中で実線で示す(逆方向)に回転する反
転ローラー236の動作により、表裏反転されて図の右方
へ給送される。循環式搬送経路には記録紙の位置検出セ
ンサとしての複数のフォトセンサ241、243、247が配置
されている。
トナー像は定着器160で定着されて第1面に画像が形成
される。その後記録紙1は、切り替えガイド230により
循環路へ案内され、搬送モーター454で駆動される搬送
ローラー232により搬送されて、切替ガイド246に達し、
前記切替ガイド246が図中の破線位置に設定されている
場合、反転部235に案内される。反転部235において、紙
終端検出センサ240により後端が検知された記録紙1
は、破線の位置から実線の位置へと切り替えられた切替
ガイド234と図中で実線で示す(逆方向)に回転する反
転ローラー236の動作により、表裏反転されて図の右方
へ給送される。循環式搬送経路には記録紙の位置検出セ
ンサとしての複数のフォトセンサ241、243、247が配置
されている。
【0091】循環式搬送経路の反転部235以降には、位
置検出センサ241、243、247が配置されて、第1面に画
像形成された記録紙の位置や速度、或いは記録紙1と給
紙手段2との間隔、記録紙が搬送されてくる時間間隔を
測定するために使用される。そして、循環式搬送経路を
経て搬送された記録紙1は画像が形成された第1面を下
にして静止したレジストローラー229につきあてられて
停止する。ここで記録紙の第2面に記録される画像デー
タにより感光体ドラム151上に潜像が形成されたのち図
示されていない現像器により現像されたトナー像と給送
される記録紙1との位置関係が適切となったとき給送モ
ーター433が駆動され、レジストローラー229により記録
紙1が画像形成手段4へと送りだされ、記録紙1の第2
面に画像が形成される。その後記録紙1は切替ガイド23
0により切り替えられた排出用の経路に送られて機外へ
排出される。
置検出センサ241、243、247が配置されて、第1面に画
像形成された記録紙の位置や速度、或いは記録紙1と給
紙手段2との間隔、記録紙が搬送されてくる時間間隔を
測定するために使用される。そして、循環式搬送経路を
経て搬送された記録紙1は画像が形成された第1面を下
にして静止したレジストローラー229につきあてられて
停止する。ここで記録紙の第2面に記録される画像デー
タにより感光体ドラム151上に潜像が形成されたのち図
示されていない現像器により現像されたトナー像と給送
される記録紙1との位置関係が適切となったとき給送モ
ーター433が駆動され、レジストローラー229により記録
紙1が画像形成手段4へと送りだされ、記録紙1の第2
面に画像が形成される。その後記録紙1は切替ガイド23
0により切り替えられた排出用の経路に送られて機外へ
排出される。
【0092】図8は実施例の給紙、給送の要部に関する
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【0093】制御部26は、CPU27、制御プログラムが
格納されているROM462、制御用データを収容するR
AM463を有し、給紙手段2へは給紙モーター422を駆動
する駆動用信号、給送手段3へはレジストモーター433
駆動用信号が夫々出力される。
格納されているROM462、制御用データを収容するR
AM463を有し、給紙手段2へは給紙モーター422を駆動
する駆動用信号、給送手段3へはレジストモーター433
駆動用信号が夫々出力される。
【0094】ここで位置検出センサを用いて記録紙の位
置や速度、或いは記録紙と給紙手段との間隔、記録紙が
給送される時間間隔を測定する方法について説明する。
置や速度、或いは記録紙と給紙手段との間隔、記録紙が
給送される時間間隔を測定する方法について説明する。
【0095】給送される記録紙のサイズが1種類(例え
ばA4サイズ長手方向)であるなら、給紙ローラー225
から記録紙の搬送方向の下流方向へ、A4サイズ長手方
向より少し離れた位置に位置検出センサ241を設けてお
く。前記位置検出センサ241がA4サイズの紙を送るの
に要する時間以上の時間内について記録紙を検出したと
きは、A4(長手)サイズ以上の紙が存在していると判
定できる。これに対し、位置検出センサ241が記録紙を
検出しないときは、給送手段に隣接した位置で、上流方
向へ向かって、A4サイズ長手方向1枚分の給送可能な
空間があるとCPUは判定して記録紙を給紙する。
ばA4サイズ長手方向)であるなら、給紙ローラー225
から記録紙の搬送方向の下流方向へ、A4サイズ長手方
向より少し離れた位置に位置検出センサ241を設けてお
く。前記位置検出センサ241がA4サイズの紙を送るの
に要する時間以上の時間内について記録紙を検出したと
きは、A4(長手)サイズ以上の紙が存在していると判
定できる。これに対し、位置検出センサ241が記録紙を
検出しないときは、給送手段に隣接した位置で、上流方
向へ向かって、A4サイズ長手方向1枚分の給送可能な
空間があるとCPUは判定して記録紙を給紙する。
【0096】ところが給送される紙のサイズが増えると
1個だけの位置検出センサでは正確な情報を得られなく
なる。その時は、複数の位置検出センサを組み合わせる
ことにより、各種の情報が得られる。
1個だけの位置検出センサでは正確な情報を得られなく
なる。その時は、複数の位置検出センサを組み合わせる
ことにより、各種の情報が得られる。
【0097】例えば3個の位置検出センサ241、243、24
7を用いて単に紙の長さだけを判定する場合を表1に示
す。
7を用いて単に紙の長さだけを判定する場合を表1に示
す。
【0098】
【表1】
【0099】表1はセンサ出力状態と記録紙長さとの関
係を示す。位置検出センサ241だけが記録紙を検知しな
くてセンサ出力がOFFであり、残りの位置検出センサ
243、247が記録紙を検知してセンサ出力がONであれ
ば、記録紙の長さは大であり、位置検出センサ247だけ
が記録紙を検知してセンサ出力がONであれば、記録紙
の長さは小である。
係を示す。位置検出センサ241だけが記録紙を検知しな
くてセンサ出力がOFFであり、残りの位置検出センサ
243、247が記録紙を検知してセンサ出力がONであれ
ば、記録紙の長さは大であり、位置検出センサ247だけ
が記録紙を検知してセンサ出力がONであれば、記録紙
の長さは小である。
【0100】また、位置検出センサ241、243、247の位
置と記録紙検知出力との組み合わせにより、給紙手段2
からの距離と間隔(給送可能な記録紙の大きさ)を判断
することができる。その組み合わせの一例を表2に示
す。
置と記録紙検知出力との組み合わせにより、給紙手段2
からの距離と間隔(給送可能な記録紙の大きさ)を判断
することができる。その組み合わせの一例を表2に示
す。
【0101】
【表2】
【0102】表2はセンサ出力と、記録紙位置及び給送
可能な記録紙サイズの関係を示す。位置検出センサ241
だけが記録紙を検知してセンサ出力がONであり、残り
の位置検出センサ243、247が記録紙を検知しないのでセ
ンサ出力がOFFであれば、記録紙の位置はC1であ
り、給紙可能な記録紙のサイズは大と判断される。
可能な記録紙サイズの関係を示す。位置検出センサ241
だけが記録紙を検知してセンサ出力がONであり、残り
の位置検出センサ243、247が記録紙を検知しないのでセ
ンサ出力がOFFであれば、記録紙の位置はC1であ
り、給紙可能な記録紙のサイズは大と判断される。
【0103】位置検出センサ241と243が記録紙を検知し
てセンサ出力がONであり、残りの1個の位置検出セン
サ247が記録紙を検知しなくてセンサ出力がOFFであ
れば、記録紙の位置はC2であり、給紙可能な記録紙の
サイズは小と判断される。このように、動作しているセ
ンサの組み合わせにより記録紙の長さ、記録紙の位置或
いは給送可能な記録紙のサイズが判明する(図11参
照)。
てセンサ出力がONであり、残りの1個の位置検出セン
サ247が記録紙を検知しなくてセンサ出力がOFFであ
れば、記録紙の位置はC2であり、給紙可能な記録紙の
サイズは小と判断される。このように、動作しているセ
ンサの組み合わせにより記録紙の長さ、記録紙の位置或
いは給送可能な記録紙のサイズが判明する(図11参
照)。
【0104】以上の説明は、記録紙の位置或いは給送可
能な記録紙のサイズを検知する場合について説明した
が、位置検出センサの出力を利用して記録紙搬送速度を
測定するように構成してもよい。
能な記録紙のサイズを検知する場合について説明した
が、位置検出センサの出力を利用して記録紙搬送速度を
測定するように構成してもよい。
【0105】図9に記録紙検出回路の概要を示す。
【0106】図9(A)のように、タイミングパルス発
生器501、計時ゲート502、カウンター503、CPU27、
位置検知センサ241、242、センサ出力回路504を図のよ
うに接続する。
生器501、計時ゲート502、カウンター503、CPU27、
位置検知センサ241、242、センサ出力回路504を図のよ
うに接続する。
【0107】タイミングパルス発生器501はタイミング
パルスを毎秒10000回連続的に発生する。センサ出力回
路504は2個のNANDゲートを組み合わせたフリップ
フロップ回路を内蔵し、位置検知センサ241がONにな
ると立ち上がり、位置検知センサ242がONになると立
ち下がる方形波を出力する。計時ゲート502の一方の入
力端子にはタイミングパルスが印加され、他方の入力端
子にはセンサ出力回路504の出力方形波が印加される。
パルスを毎秒10000回連続的に発生する。センサ出力回
路504は2個のNANDゲートを組み合わせたフリップ
フロップ回路を内蔵し、位置検知センサ241がONにな
ると立ち上がり、位置検知センサ242がONになると立
ち下がる方形波を出力する。計時ゲート502の一方の入
力端子にはタイミングパルスが印加され、他方の入力端
子にはセンサ出力回路504の出力方形波が印加される。
【0108】計時ゲート502の出力としては、センサ出
力回路504がONとなっている期間だけ持続するタイミ
ングパルス列が得られる。このタイミングパルス列のパ
ルスの数を計数すると0.1msecの倍数となる方形
波の持続時間が測定される。この結果記録紙が位置検出
センサ241、243間を移動した時間、即ち記録紙が搬送さ
れるために要した時間が得られる。次に、前記位置検出
センサ241、243 間の距離を搬送された時間で割ると記
録紙搬送速度が得られる。
力回路504がONとなっている期間だけ持続するタイミ
ングパルス列が得られる。このタイミングパルス列のパ
ルスの数を計数すると0.1msecの倍数となる方形
波の持続時間が測定される。この結果記録紙が位置検出
センサ241、243間を移動した時間、即ち記録紙が搬送さ
れるために要した時間が得られる。次に、前記位置検出
センサ241、243 間の距離を搬送された時間で割ると記
録紙搬送速度が得られる。
【0109】カウンター503の出力はCPU27からださ
れるデータ読取のためのストローブパルスによりCPU
27に読み込まれ、CPU27から出されるリセットパルス
によりカウンターがリセットされる。
れるデータ読取のためのストローブパルスによりCPU
27に読み込まれ、CPU27から出されるリセットパルス
によりカウンターがリセットされる。
【0110】前に給送された記録紙と次に給送されてく
る記録紙との間隔(間隙)は1個のセンサを用いて測定
される。
る記録紙との間隔(間隙)は1個のセンサを用いて測定
される。
【0111】図9(B)にその場合の接続図を示す。
【0112】センサとして位置検出センサ247を用い、
インバータを内蔵したセンサ出力回路505を用いる。記
録紙を検知しなくなるとセンサ入力はLレベルが継続す
る。センサ出力はLレベルからHレベルとなり、次の記
録紙を検知するまでこの出力はHレベルを持続する。こ
の持続時間をカウンターで測定すれば記録紙の給送間隔
が判明する。
インバータを内蔵したセンサ出力回路505を用いる。記
録紙を検知しなくなるとセンサ入力はLレベルが継続す
る。センサ出力はLレベルからHレベルとなり、次の記
録紙を検知するまでこの出力はHレベルを持続する。こ
の持続時間をカウンターで測定すれば記録紙の給送間隔
が判明する。
【0113】次々と送られてくる記録紙の給送間隔を測
定することにより給送の進み(間隔が狭くなる)や遅れ
(間隔が拡がる)を検出することが出来る。
定することにより給送の進み(間隔が狭くなる)や遅れ
(間隔が拡がる)を検出することが出来る。
【0114】図10は実施例における記録紙の給送状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【0115】図において片面に画像形成された記録紙P
1〜P5が給送間隔L(所定の時間間隔T)で給送され
てくる。記録紙P1〜記録紙P5は片面に1枚目〜5枚
目の画像情報の形成された記録紙である。P6は白紙の
記録紙が挿入されるべき位置である。
1〜P5が給送間隔L(所定の時間間隔T)で給送され
てくる。記録紙P1〜記録紙P5は片面に1枚目〜5枚
目の画像情報の形成された記録紙である。P6は白紙の
記録紙が挿入されるべき位置である。
【0116】位置検出センサを用いて得られた、給送さ
れてくる記録紙と給紙手段との間隔L′(時間間隔
T′)が所定の給送間隔L(所定の時間間隔T)より大
きいと制御部26が判断したとき、CPU27は駆動用信
号を給紙モーター422へ出力し、給紙ローラー225は記録
紙1を送りだす。
れてくる記録紙と給紙手段との間隔L′(時間間隔
T′)が所定の給送間隔L(所定の時間間隔T)より大
きいと制御部26が判断したとき、CPU27は駆動用信
号を給紙モーター422へ出力し、給紙ローラー225は記録
紙1を送りだす。
【0117】図11と図12を用いて記録紙を給紙する
制御について説明する。
制御について説明する。
【0118】図11は、循環式搬送経路上の位置検出セ
ンサ241、243、247とカセット221の位置関係を示す。図
中における記録紙位置C1、C2、C3は表2に示す符
号と対応する。
ンサ241、243、247とカセット221の位置関係を示す。図
中における記録紙位置C1、C2、C3は表2に示す符
号と対応する。
【0119】図12は給紙するか否かの判断をする際に
おける給紙判断の部分フローチャートを示す。
おける給紙判断の部分フローチャートを示す。
【0120】CPUは白紙記録紙をを給紙するに際し、
最初に先行する画像形成済の記録紙がC3の位置にある
かどうかをチェック(ステップV101)する。C3にあ
れば給紙は不可能であるため給紙を取り止める。
最初に先行する画像形成済の記録紙がC3の位置にある
かどうかをチェック(ステップV101)する。C3にあ
れば給紙は不可能であるため給紙を取り止める。
【0121】次に画像形成済の記録紙がC2の位置にあ
るかどうかをチェック(ステップV102)する。
るかどうかをチェック(ステップV102)する。
【0122】C2の位置にあれば次給紙可能な記録紙の
サイズは小サイズであるので、次給紙サイズを判断し
(ステップV103)、C2の位置になければ給紙開始
(ステップV104)する。大サイズの記録紙であれば、
給紙を取り止め、小サイズの記録紙であれば給紙開始
(ステップV104)となりCPUは図7の給紙モーター4
22へ駆動電流を送って給紙ローラー225を回転させる。
サイズは小サイズであるので、次給紙サイズを判断し
(ステップV103)、C2の位置になければ給紙開始
(ステップV104)する。大サイズの記録紙であれば、
給紙を取り止め、小サイズの記録紙であれば給紙開始
(ステップV104)となりCPUは図7の給紙モーター4
22へ駆動電流を送って給紙ローラー225を回転させる。
【0123】上記の記録紙がC1、C2、C3の位置に
あるという情報は位置検出センサの出力に基づく。また
記録紙のサイズ判断も記録紙検知手段の出力に基づいて
判断する場合を述べた。
あるという情報は位置検出センサの出力に基づく。また
記録紙のサイズ判断も記録紙検知手段の出力に基づいて
判断する場合を述べた。
【0124】これにたいし、記録紙がC1、C2、C3
の位置にあるという情報は位置検出センサの出力に基づ
いて判断するが、記録紙のサイズ判断を記録紙検知手段
の出力によらないで精度よく判断する場合について説明
する。
の位置にあるという情報は位置検出センサの出力に基づ
いて判断するが、記録紙のサイズ判断を記録紙検知手段
の出力によらないで精度よく判断する場合について説明
する。
【0125】それは記録紙がC2の位置にあれば次給紙
可能な記録紙のサイズを、循環式搬送経路を搬送されて
くる記録紙が入っていたカセットのサイズ情報に基づい
てA3、B4の大サイズの記録紙であるか、それ以外の
小サイズ例えばA4の記録紙であるかチェック(ステッ
プV103)することにより可能となる。
可能な記録紙のサイズを、循環式搬送経路を搬送されて
くる記録紙が入っていたカセットのサイズ情報に基づい
てA3、B4の大サイズの記録紙であるか、それ以外の
小サイズ例えばA4の記録紙であるかチェック(ステッ
プV103)することにより可能となる。
【0126】非定型の紙を検知する場合、複数の位置検
知用センサの個数と配置間隔の組み合わせが紙の寸法に
対応しないことがあるが、循環式搬送経路を搬送されて
くる記録紙が入っていたカセットのサイズ情報により寸
法精度の高い紙サイズのデータが直接に得られるので給
紙のための正確な判断をすることが可能となる。
知用センサの個数と配置間隔の組み合わせが紙の寸法に
対応しないことがあるが、循環式搬送経路を搬送されて
くる記録紙が入っていたカセットのサイズ情報により寸
法精度の高い紙サイズのデータが直接に得られるので給
紙のための正確な判断をすることが可能となる。
【0127】変形実施例 本実施例の構成要素は図7に示す実施例と同じであり、
具体的な給紙制御方法が実施例と異なる。以下、実施例
と異なる部分のみ説明する。
具体的な給紙制御方法が実施例と異なる。以下、実施例
と異なる部分のみ説明する。
【0128】本実施例は循環式搬送経路を給送されてく
る記録紙の紙詰まりを防止するために、記録紙検知手段
の出力に基づいて、片面画像形成済みの記録紙の異常な
進みにより搬送間隔が詰まり過ぎているか、記録紙の搬
送遅れにより搬送間隔が開きすぎているかを判断しなが
ら給紙する余地があるときに白紙記録紙を給紙する制御
が行われる場合を示す。
る記録紙の紙詰まりを防止するために、記録紙検知手段
の出力に基づいて、片面画像形成済みの記録紙の異常な
進みにより搬送間隔が詰まり過ぎているか、記録紙の搬
送遅れにより搬送間隔が開きすぎているかを判断しなが
ら給紙する余地があるときに白紙記録紙を給紙する制御
が行われる場合を示す。
【0129】図13は変形実施例における給紙制御に関す
る部分フローチャートである。
る部分フローチャートである。
【0130】コピーボタンが押されて、コピーが開始さ
れると、両面記録の場合、記録紙サイズ、記録紙の給送
方向(長手方向か否か)、循環式搬送経路の長さから循
環式搬送経路を一巡する空間内に存在する標準的な記録
紙の枚数(一巡空間存在枚数N)が決定(ステップU20
1)される。この時(N+1)がCPU内蔵のレジスタ
に記憶される。(N+1)枚に達する(ステップU20
2)までは、異常な給送進みにより記録紙の間隔が狭く
なっていることが、センサ入力で検知される(ステップ
U101)まで給紙ローラー225による給紙を継続(ステッ
プU101)し、記録紙の異常な給送進みが検知されると
給紙を停止(ステップU103)する。
れると、両面記録の場合、記録紙サイズ、記録紙の給送
方向(長手方向か否か)、循環式搬送経路の長さから循
環式搬送経路を一巡する空間内に存在する標準的な記録
紙の枚数(一巡空間存在枚数N)が決定(ステップU20
1)される。この時(N+1)がCPU内蔵のレジスタ
に記憶される。(N+1)枚に達する(ステップU20
2)までは、異常な給送進みにより記録紙の間隔が狭く
なっていることが、センサ入力で検知される(ステップ
U101)まで給紙ローラー225による給紙を継続(ステッ
プU101)し、記録紙の異常な給送進みが検知されると
給紙を停止(ステップU103)する。
【0131】一巡経路当たりの給紙枚数Nより1枚多く
なる時点(ステップU2O2)で紙遅れが生じているか否
かのチェック(ステップU203)をし、さらに給紙手段
と画像形成されて送られてくる記録紙との距離が記録紙
1枚以上の間隔があって給紙可能であるとCPU27が判
断(ステップU204)したとき給紙ローラー225により記
録紙を1枚給紙(ステップU205)する。
なる時点(ステップU2O2)で紙遅れが生じているか否
かのチェック(ステップU203)をし、さらに給紙手段
と画像形成されて送られてくる記録紙との距離が記録紙
1枚以上の間隔があって給紙可能であるとCPU27が判
断(ステップU204)したとき給紙ローラー225により記
録紙を1枚給紙(ステップU205)する。
【0132】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、以下に記載されるような効果を有する。
ので、以下に記載されるような効果を有する。
【0133】本発明は、画像読取手段により原稿画像を
読取って画像データを得て、画像データ記憶手段に記憶
させ、前記画像データ記憶手段から読みだされた画像デ
ータに基づいて記録紙上に画像形成を行なっているの
で、光学式複写機のように、原稿読取手段により原稿の
光学像を読取って画像形成装置の感光体ドラム上に原稿
の光学像を形成する場合のように原稿の光学像の読取速
度と、画像形成装置に原稿の光学像を形成するときの画
像再生速度とを完全に一致させること、即ち、画像読取
と画像再生の動作は完全に同期していなければならない
という制約が皆無となる。従って本発明においては、前
記画像データ記憶手段から読みだされた画像データに基
づいて記録紙上に画像形成を行なっているので、画像読
取速度と画像再生速度と合致させる必要がない。
読取って画像データを得て、画像データ記憶手段に記憶
させ、前記画像データ記憶手段から読みだされた画像デ
ータに基づいて記録紙上に画像形成を行なっているの
で、光学式複写機のように、原稿読取手段により原稿の
光学像を読取って画像形成装置の感光体ドラム上に原稿
の光学像を形成する場合のように原稿の光学像の読取速
度と、画像形成装置に原稿の光学像を形成するときの画
像再生速度とを完全に一致させること、即ち、画像読取
と画像再生の動作は完全に同期していなければならない
という制約が皆無となる。従って本発明においては、前
記画像データ記憶手段から読みだされた画像データに基
づいて記録紙上に画像形成を行なっているので、画像読
取速度と画像再生速度と合致させる必要がない。
【0134】そこで、循環式搬送経路内に設けられた記
録紙検知手段の出力に基づいて給紙手段の給紙を行うか
どうかの制御を行うので、適切な給送間隔を保ちながら
循環式搬送経路を一巡する空間に存在する記録紙の枚数
を増加させて単位時間当たりの給紙枚数をより多く制御
する制御ができるので、両面複写時或いは合成複写時等
において複写の生産性が向上する。
録紙検知手段の出力に基づいて給紙手段の給紙を行うか
どうかの制御を行うので、適切な給送間隔を保ちながら
循環式搬送経路を一巡する空間に存在する記録紙の枚数
を増加させて単位時間当たりの給紙枚数をより多く制御
する制御ができるので、両面複写時或いは合成複写時等
において複写の生産性が向上する。
【0135】また本発明は混載原稿の両面複写時の生産
性向上に顕著な効果を奏する。混載原稿とは非定型の大
きさの原稿、或いは複数の紙サイズの原稿が混在してい
る場合を意味する。複写機によっては、自動的にA4サ
イズの原稿に対してA4サイズの記録紙を、B5サイズ
の原稿に対してB5サイズの記録紙を選んで画像形成す
るものがある。この場合記録紙のサイズは原稿サイズと
対応したものを選べるが、記録紙の給送間隔は、従来で
は、紙詰まり防止のためにA4サイズの記録紙の給送間
隔で送りだされ、記録紙間隔が広いままで給送されてい
たので複写の生産性は低かった。本発明においては記録
紙検知手段の出力に基づいて、大きさの異なる記録紙に
対しても対応した給紙制御ができるので複写の生産性を
向上することができる。
性向上に顕著な効果を奏する。混載原稿とは非定型の大
きさの原稿、或いは複数の紙サイズの原稿が混在してい
る場合を意味する。複写機によっては、自動的にA4サ
イズの原稿に対してA4サイズの記録紙を、B5サイズ
の原稿に対してB5サイズの記録紙を選んで画像形成す
るものがある。この場合記録紙のサイズは原稿サイズと
対応したものを選べるが、記録紙の給送間隔は、従来で
は、紙詰まり防止のためにA4サイズの記録紙の給送間
隔で送りだされ、記録紙間隔が広いままで給送されてい
たので複写の生産性は低かった。本発明においては記録
紙検知手段の出力に基づいて、大きさの異なる記録紙に
対しても対応した給紙制御ができるので複写の生産性を
向上することができる。
【0136】また、循環式搬送経路内に配置した記録紙
検知手段の出力により記録紙の位置を判断することによ
り給送を行うか否かの制御をすることにより合成複写、
両面複写などの場合、記録紙は搬送経路切替手段を経
て、長い循環式搬送経路を搬送されて、2回目の画像形
成のために再び記録紙給送手段まで送り返される際、複
数の搬送ローラーの搬送速度のばらつき、搬送ローラー
の磨耗、記録紙の紙質の相違等の原因により、画像形成
するため白紙の記録紙を給送するときの給送間隔より
も、片面に画像形成されて給送されてくる記録紙の給送
間隔に変動を生じても、記録紙同士の給送間隔を適切に
保ちながら、複写の生産性を向上させることができる。
検知手段の出力により記録紙の位置を判断することによ
り給送を行うか否かの制御をすることにより合成複写、
両面複写などの場合、記録紙は搬送経路切替手段を経
て、長い循環式搬送経路を搬送されて、2回目の画像形
成のために再び記録紙給送手段まで送り返される際、複
数の搬送ローラーの搬送速度のばらつき、搬送ローラー
の磨耗、記録紙の紙質の相違等の原因により、画像形成
するため白紙の記録紙を給送するときの給送間隔より
も、片面に画像形成されて給送されてくる記録紙の給送
間隔に変動を生じても、記録紙同士の給送間隔を適切に
保ちながら、複写の生産性を向上させることができる。
【図1】実施例の白黒デジタル複写機の全体構成図。
【図2】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施例の画像記憶部を示すブロック図。
【図4】実施例の制御部の操作パネルの説明図。
【図5】実施例の給紙制御の部分フローチャート。
【図6】実施例の次給紙開始制御に関する部分フローチ
ャート。
ャート。
【図7】実施例の構成要部を示す説明図。
【図8】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図9】実施例における位置検出センサを用いて記録紙
の給送速度を測定する回路の説明図。
の給送速度を測定する回路の説明図。
【図10】実施例における記録紙の給送状態を示す説明
図。
図。
【図11】実施例における記録紙の位置と位置検出セン
サの位置関係を示す説明図。
サの位置関係を示す説明図。
【図12】実施例の給紙制御の部分フローチャート。
【図13】変形実施例における記録紙の給紙制御の部分
フローチャート。
フローチャート。
【図14】本件出願人にかかる先行技術の両面記録装置
の概要を示す説明図。
の概要を示す説明図。
【図15】前記装置の給送能力の低下した状態を示す説
明図。
明図。
1 記録紙 225 給紙ローラー 229 レジストローラー 230 切替ガイド 232 搬送ローラー 235 反転部 236 反転ローラー 240 紙終端検出センサ 241 位置検出センサ 246 切替ガイド
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿画像を読取って画像データを得る画
像読取手段と、前記画像データを記憶する画像データ記
憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像デ
ータに基づいて記録紙上に画像形成を行なう画像形成手
段と、前記画像形成手段へ記録紙を1枚づつ給紙する給
紙手段と、前記画像形成手段により一方の面に画像形成
された記録紙を排出するか、再び前記画像形成手段へ搬
送するかの経路を切り替える搬送経路切替手段と、前記
搬送経路切替手段を経て、前記一方の面に画像形成され
た記録紙を再び前記画像形成手段へ搬送する循環式搬送
経路と、前記循環式搬送経路内に設けられて循環式搬送
経路内を搬送されている記録紙を検知する記録紙検知手
段と、前記給紙手段を制御する制御手段とを有する画像
記録装置において、前記制御手段は、前記記録紙検知手
段の出力に基づいて前記給紙手段の給紙を行うかどうか
の制御をすることを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記搬送経路切替手段は、両面複写、合
成複写、片面複写の各モードの指定に応じて切り替えら
れることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は前記記録紙検知手段の出
力から、記録紙の位置を判断して、前記給紙手段からの
給紙を行うか否かの制御をすることを特徴とする請求項
1記載の画像記録装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は前記記録紙検知手段の出
力から、記録紙の位置及び記録紙のサイズを判断して、
前記給紙手段からの給紙を行うか否かの制御をすること
を特徴とする請求項1記載の画像記録装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は記録紙のサイズ情報と前
記記録紙検知手段の出力からの記録紙の位置情報とによ
り、前記給紙手段からの給紙を行うか否かの制御をする
ことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071565A JPH08272164A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071565A JPH08272164A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272164A true JPH08272164A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13464372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7071565A Pending JPH08272164A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08272164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5839045A (en) * | 1997-07-31 | 1998-11-17 | Xerox Corporation | Method and apparatus for inserting sheets into a stream of sheets in a spaced apart relationship |
US6608990B1 (en) | 2000-10-19 | 2003-08-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Job ordering system for an image-forming machine |
JP2009298567A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7071565A patent/JPH08272164A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5839045A (en) * | 1997-07-31 | 1998-11-17 | Xerox Corporation | Method and apparatus for inserting sheets into a stream of sheets in a spaced apart relationship |
US6608990B1 (en) | 2000-10-19 | 2003-08-19 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Job ordering system for an image-forming machine |
JP2009298567A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Riso Kagaku Corp | 印刷装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |