JPH08286564A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH08286564A
JPH08286564A JP7089512A JP8951295A JPH08286564A JP H08286564 A JPH08286564 A JP H08286564A JP 7089512 A JP7089512 A JP 7089512A JP 8951295 A JP8951295 A JP 8951295A JP H08286564 A JPH08286564 A JP H08286564A
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JP
Japan
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recording paper
image
recording
feeding
image forming
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Application number
JP7089512A
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English (en)
Inventor
Susumu Kurihara
進 栗原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙を搬送する搬送ローラーの磨耗等に基
づく記録紙搬送ジャムの発生を防止した、信頼度の高い
両面複写記録装置の提供を目的とする。 【構成】 給送手段により給送された記録紙は画像形成
装置により第1面に画像形成されて循環式搬送経路へ送
られ、反転部で表裏反転されて再び画像形成装置へ送ら
れて第2面に画像形成されて両面複写が実行される。循
環式搬送経路の反転部以降に配置された複数の記録紙検
知素子を用いてCPUは記録紙給送速度を計測する。所
定の給送速度より速い場合はCPUは搬送ローラーを駆
動する速度可変モーターの駆動速度を減じて搬送し、画
像形成装置へ送られる給紙間隔を拡げる制御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を読み取り画
像データを得て、メモリに記憶し、記憶された画像デー
タに基づいて画像形成する画像記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】上述のデジタル複写機などの画像記録装
置における記録紙の給送制御や搬送制御に関する従来技
術はなく、特に記録紙の両面に記録する両面複写機の記
録紙の給送制御や搬送制御について、複写時の生産性を
向上させる目的を有するものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】両面複写時における記
録紙の給送方法として、本件出願人にかかる、特願平5-
301943号がある。同出願は、所定の給送間隔にて記録紙
を給送する給送手段と、記録紙上に画像形成する画像形
成手段と、画像形成された記録紙を再び前記画像形成手
段へ給送する循環式搬送経路をもち、前記循環式搬送経
路の途中に設けた反転部で記録紙の表裏を反転させて再
び画像形成手段へ送りこむ反転ユニットと、前記給送手
段と画像形成手段を制御する制御部とを有する画像記録
装置において、前記給送手段から給送された記録紙の第
1面に画像形成した後、前記反転ユニットで反転して給
送された記録紙の第2面に画像形成する両面記録装置を
提案している。
【0004】前記出願にかかる装置の概要を図13に示
す。
【0005】図において、画像形成されていない白紙の
記録紙1は給紙カセット221から給紙ローラー225により
取り出されて、給送手段3のレジストローラー229によ
り画像形成手段4へ送り込まれる。記録紙は画像形成手
段4により第1面に画像形成されたのち、片面記録の場
合は排紙されるが、両面記録の場合は記録紙1の経路を
経路切り替えガイド230により、循環式搬送経路へと切
り替えられる。
【0006】記録紙は循環式搬送経路に配置された搬送
ローラー232により反転部235へ搬送される。記録紙の終
端が反転部235に達したことがフォトセンサ240で検出さ
れると、切替ガイド234は切り替えられて図の破線の位
置(直線進行方向)から図の実線の位置へと切り替えら
れ、破線の回転方向に回転していた反転ローラー236は
一旦停止し、次に図中に実線で示す回転方向へと逆転
し、記録紙は今までの搬送方向とは逆方向に給送され
る。
【0007】記録紙1は循環式搬送経路内のガイド244
に案内されてUターンして方向を転換し、今までの給送
方向と同じ給送方向(図において左から右へ)へと搬送
される。この際、記録紙の表裏が反転する。その後記録
紙1は、搬送されて再び給送手段3へ給送される。
【0008】ところで最近利用されはじめた電子写真技
術の応用として「合成複写」という複写方法がある。
【0009】例えばA4サイズ1ページの原稿の上2/
3が文字のみで構成された文章原稿で、下1/3が写真
で構成された画像原稿があったとする。従来は、原稿そ
のものを切り貼りして1枚の合成原稿を作成し、これを
複写したのに対し、本方法によれば、始めに原稿台上に
1枚目の文章原稿を載置してコピーボタンを押し、その
後原稿台上に2枚目の画像原稿を載置してコピーボタン
を押すことにより、結果として文章原稿と画像原稿の合
成された1枚の複写物が得られる。
【0010】また、例えば、各国向けの画像入り説明書
を作成する際に、デジタル複写機の文章データや画像デ
ータをメモリに記憶させる機能を利用すると、商品の画
像原稿1枚と、数カ国語で書かれた説明文を画像原稿と
してメモリに記憶させて、合成複写すると各国向けの画
像入り説明書が簡単に作成できるというメリットがあ
る。
【0011】この合成複写は、記録紙を画像形成手段へ
給送して記録紙の第1面に第1枚目の画像を形成したの
ち、前記記録紙を直ちに排出せず、循環式搬送経路を通
って搬送して再び給送手段まで送り返したのち、再度前
記記録紙を画像形成手段へ送り込んで記録紙の第1面に
第2枚目の原稿の画像を形成することによって得られ
る。
【0012】このように両面複写の場合でも、合成複写
の場合でも1枚の記録紙に第1回目の画像を形成したの
ち、循環式搬送経路を通して搬送して給送手段まで送り
返した後、給送手段で前記記録紙を再び画像形成手段へ
送り込むことにより2回目の画像形成が行われる。
【0013】図13のような装置の動作が定常状態に達す
ると、太線で示すように、複数の記録紙がほぼ等間隔に
給送される結果、循環式搬送経路を一巡する空間内に所
定枚数の記録紙が存在する。この循環式搬送経路を一巡
する空間に存在する枚数は、機械の画像形成能力が一定
のとき、機械の内部寸法と、記録紙の給送方向の長さに
より決定される整数となる。例えば図14に示す場合は6
枚である。
【0014】図14は、画像形成能力が一定で、機械の内
部寸法と、記録紙の給送方向の長さが図13と同じ場合に
ついて給送間隔が異なる場合の生産効率を図示したもの
である。L0は、循環式搬送経路の長さである。
【0015】図14(A)に示すように6枚存在している
ときの生産効率は6枚/6枚=100%であり、図14
(B)に示すように何らかの原因、例えば、複数の搬送
ローラーの搬送速度のばらつき、搬送ローラーの磨耗、
記録紙の紙質の相違等の原因により給送される間隔が拡
がって5枚しか存在しないときの生産効率は5枚/6枚
=83%であり 図14(C)に示すようにさらに記録紙の
間隔が拡がって4枚しか存在しないときの生産効率は4
枚/6枚=67%である。
【0016】このように所定の給送間隔に対し実際の給
送間隔が拡がると循環式搬送経路を一巡する空間に存在
する枚数は減少し生産効率は低下する。
【0017】本発明の目的は、循環式搬送経路を一巡す
る空間に存在する記録紙の枚数を一定に保ち両面複写時
或いは合成複写時などにおいて生産性の低下防止を目的
とするものである。
【0018】また更に、本発明の目的は、両面複写や合
成複写の場合循環式搬送経路を用いるため記録紙の搬送
経路が長くなるために生じやすくなった搬送異常、例え
ばジャムの発生、を防止した信頼性の高い給送を実現す
ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、原稿を読
取って画像データを得る原稿読取手段と、前記画像デー
タを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記
憶手段から読みだされた画像データに基づいて記録紙上
に画像形成を行なう画像形成手段と、前記画像形成手段
へ記録紙を1枚づつ給送する給送手段と、画像形成手段
により画像形成された記録紙を排出するか、再び前記画
像形成手段へ搬送するかの経路を切り替える搬送経路切
替手段と、前記搬送経路切替手段を経て、記録紙を再び
前記画像形成手段へ搬送する循環式搬送経路と、前記循
環式搬送経路内に設けられて循環式搬送経路内を搬送さ
れる記録紙を検知する記録紙検知手段と、前記記録紙検
知手段により検知された検知情報から前記記録紙の状態
情報を求め、求めた状態情報に基づいて前記給送手段に
よる前記画像形成手段への記録紙の給送、または循環式
搬送経路内の記録紙の搬送を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする画像記録装置によって達成される。
【0020】
【実施例】図1ないし図11を用いて実施例を説明する。
【0021】図1は実施例の白黒デジタル複写機の全体
構成を示す図である。
【0022】この図1において、白黒デジタル複写機
は、画像読取部A、画像処理部B、画像記憶部C、画像
形成部D及び後処理部Eで構成され、ADF(自動原稿
送り装置)を搭載する。
【0023】画像読取部Aにおいて、原稿121は原稿台
ガラス122上におかれ、図示を省略したスライドレール
上を移動する光学架台126の左方延長上に設けられたハ
ロゲン光源123によって照明される。そして、ハロゲン
光源123と一体となって速度Vで移動するミラー127と、
前記ミラー127の半分の速度で移動する光学架台126上に
設けられた一対のミラー124,125とにより、プラテンガ
ラス(原稿台ガラス)122上の原稿121からの反射光は、
レンズ読取ユニット128へ導びかれる。前記レンズ読取
ユニット128は結像レンズ129及びCCDラインセンサ13
0から構成される。前記ミラー124,125,127により反射
された原稿121上の画像に対応する像は前記結像レンズ1
29により収束され、CCDラインセンサ130の受光面に
結像され、前記CCDラインセンサ130によりライン上
の光学像が電気信号に光電変換される。
【0024】原稿121はCCDの読み出しクロックパル
スにより原稿の横手方向(主走査方向)の画像信号が出
力され、光学架台126などの移動により原稿の長手方向
(副走査方向)の走査が行われて1ページ分の画像信号
が出力される。このようにして光学架台などの走査によ
り前記画像読取部Aで読取られた原稿画像の画像信号、
即ち画像データは、後述する画像処理部Bにおいて、濃
度変換、フィルタ処理、変倍処理、γ補正などの各種画
像処理が施された後、画像記憶部Cに記憶され、画像形
成部Dに出力される。画像形成部Dは、電子写真技術を
用いたレーザープリンタにより、入力された画像データ
に応じて記録紙上に画像形成を行う。
【0025】即ち、画像形成部Dでは、図示しない半導
体レーザーで発生されるレーザービームを、画像信号に
基づいて変調する。かかるレーザービームを駆動モータ
141により回転されるポリゴンミラー142で反射し、図示
しないfθレンズを経て、反射ミラー143で反射し、感
光体ドラム151の表面上を走査して、一様に帯電された
感光体ドラム151上に静電潜像を形成する。
【0026】更に、この感光体ドラム151を一様に帯電
させるための帯電器152、現像器153、転写極157、分離
極158、クリーニング装置159、定着装置160が備えられ
ており、感光体ドラム151上に形成された静電潜像が前
記現像器153によって現像されてトナー像となり、更
に、前記トナー像が記録紙上に転写され、定着装置160
により定着されて、原稿の複写像が得られる。
【0027】記録紙1は各サイズ毎にカセット221〜224
にストックされており、記録紙サイズの指示に従って対
応する給紙手段のカセット221〜224からベルト付き給紙
ローラー225〜228によって記録紙1が取り出され、レジ
ストローラー229によって画像形成手段の感光体ドラム1
51へ給送され上述したように画像形成される。
【0028】記録紙の片面に画像形成される片面複写モ
ードの場合は、直進するように切替ガイド230が切り替
えられており、片面に画像形成された記録紙は複写機外
へ排出されて、シフトトレイソーター320のシフトトレ
イ321上に堆積される。
【0029】記録紙の片面の同じ側に2回画像形成され
る合成複写モードの場合は、片面に画像形成された記録
紙は、複写機内を循環して搬送する経路の側に切り替え
られた切替ガイド230により、切替ガイド230から切替ガ
イド246、直進部245 を経てレジストローラー229までの
循環路へと導かれる。そして、記録紙は、図示を省略し
た搬送モーターにより駆動される複数の搬送ローラー23
2により搬送されて切替ガイド246に達する。切替ガイド
246は、図の破線の位置に切り替えられて直進部245 に
接続される。直進部245 に送られた記録紙は表裏を反転
すること無くそのまま直進して循環式搬送経路を左方か
ら右方へ送られ、搬送ローラーとガイドによりさらに上
方へと給送され、レジストローラー229に当たって阻止
される。
【0030】記録紙の両面に画像形成される両面複写モ
ードの場合は、片面に画像形成された記録紙は、複写機
内の前記循環式搬送経路を経て搬送する経路の側に切り
替えられた切替ガイド230により、切替ガイド230から切
替ガイド246、反転部235 を経てレジストローラー229迄
の循環路へと導かれる。そして、記録紙は図示を省略し
た搬送モーターにより駆動される複数の搬送ローラー23
2により搬送されて切替ガイド246を経て反転部235に達
し、反転部235に設けられたセンサ240付近を通過する。
センサ240により記録紙の終端が検知されると、切替ガ
イド234が図中の破線の位置から実線の位置に切り替わ
るとともに、その時まで記録紙を図1中で左方から右方
へ回転給送していた反転ローラー236が逆回転して記録
紙をU字状の搬送ガイド244に送り込む。
【0031】この結果、給送されてきた記録紙は一旦停
止し逆方向(図1中で右方から左方へ)へと送りだされ
る。U字状の搬送ガイド244へ送り込まれた記録紙は方
向を転換して本来の給送方向(図1中で左方から右方
へ)へ送りだされるが、その際に表裏が反転する。
【0032】記録紙はその後、循環式搬送経路に沿って
左方から右方へ給送されたのち、さらに上方へと給送さ
れ、レジストローラー229に当たって阻止される。反転
部235からカセット221の給紙ローラー225の出口までの
循環式搬送経路の途中には、センサ241、243、247が配
置され、後述するように、単独のセンサにより記録紙を
検知し、複数のセンサの検知情報より、記録紙の存在や
その位置を検出し、或いは記録紙の長さ、記録紙の搬送
速度、記録紙の搬送時間、記録紙の搬送間隔等が求めら
れる。
【0033】感光体ドラム151上に形成された裏面の像
と、記録紙との位置が最適となったときレジストローラ
ー229による記録紙の給送が開始され、二回目の画像形
成が行われ、定着器160によるトナー像の定着が行われ
て直進する側に切替えられた切替ガイド230を経て機外
へ排出されて両面記録が完成する。
【0034】また、本実施例における白黒デジタル複写
機には、前記プラテンガラス122上に読取原稿を自動搬
送する循環式自動原稿送り装置ADFが、前記画像読取
部Aに設けられている。図示を省略したモーターにより
駆動される前記自動原稿送り装置ADFは、原稿セット
台182上に読取原稿を複数枚重ねてセットすると、この
原稿の各ページを第1反転部190により方向転換して順
番にプラテンガラス上の所定位置に自動搬送するととも
に、読取の終了した原稿をプラテンガラス122上から取
除いて原稿排出トレー199上に排出するものである。
【0035】更に、前記ADFは、上述したように、原
稿の片面に画像情報の載せられた片面原稿を順次送り出
して読取る他、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラ
ス122上に送り込んで片面の画像読取を終えると前記原
稿を逆方向に移動させ、第2反転部191で方向を転換し
て原稿を裏返してプラテンガラス122の所定位置に送り
込み原稿裏面の画像情報を読取できるようになってい
る。
【0036】また更に、前記ADFは、両面原稿モード
の場合は読取終了後の原稿を直接に原稿排出トレー199
上に排出する代りに第3反転部192へ順次給送すること
により、原稿の裏表を反転して原稿セット台182上に蓄
積される。1回目の原稿読取が終了すると原稿のスタッ
クは、支点195を軸として回動する切換板196が下方(図
中の破線の位置)から上方(図中の実線の位置)に移動
することにより、再び1枚目の原稿から給送が開始され
2回目の原稿読取が開始される。
【0037】上述したような原稿の自動搬送のために、
ADFには、原稿セット台182上の原稿を1枚づつ送り
出す給紙ローラ184と、中間搬送ローラ185と、駆動ロー
ラ188及び従動ローラ187と、前記駆動ローラ188及び従
動ローラ187に巻回された搬送ベルト189が設けられると
ともに、給送方向転換或いは原稿の表裏反転のために、
排紙ローラ193とガイド板からなる第1反転部190、第2
反転部191、第3反転部192が設けられている。
【0038】後処理部Eは後処理手段であるシフトトレ
イソータ320を装着している。これは画像形成部Eから
排出された記録紙Wを載置するシフトトレイ321を、移
動機構322により記録紙の給送方向に対して直角方向に
少しづつ移動させることにより堆積し仕分けするもので
ある。
【0039】このシフトトレイソータ320 は、1枚のシ
フトトレイ321上に記録紙を積み重ねる位置をずらして
排出することにより、連続している記録紙間の区切りと
しているので、大きな棚板(ビン)を複数枚用いて仕分
けするビン型ソータとは異なり、少ない空間容積で複写
物のソートができる。
【0040】図2および図3のブロック図を用いて本実
施例の白黒デジタル複写機の回路構成を説明する。本実
施例の白黒デジタル複写機は画像読取部A、画像処理部
B、画像記憶部C、画像形成部D及び後処理部Eから構
成される。
【0041】先ず、画像読取部Aにおいて、前記CCD
ラインセンサ130から出力されるアナログ画像信号は、
A/D変換器11によってデジタル画像信号(画像デー
タ)に変換されて、インターフェース12を介して画像処
理部Bに出力される。
【0042】画像処理部Bに入力されたデジタル画像信
号(輝度情報)は、まず、濃度変換部13によって濃度情
報に変換される。データセレクタ17は、画像信号に変倍
処理を施すか、フイルタ処理を施すかを切り替える。こ
の結果、オペレータの変倍指定に従った変倍処理が、拡
大・縮小処理部14で行われる。
【0043】また、画像判別処理部15においては、前記
濃度変換部で変換された濃度情報に基づいて文字画・写
真画の判別を行い、前記判別結果に基づいてフィルタ処
理部16におけるフィルタ特性を設定し、フィルタ処理部
16では、フィルタ特性の設定に従って空間フィルタ処理
を行う。データセレクタ18は、前記データセレクタ17で
選定できなかった変倍処理またはフイルタ処理のいずれ
か一方を再度指定するか、γ補正処理を指定するかを選
択するための切替え装置である。
【0044】一方EE処理部19は、原稿走査時の本走査
前の予備走査で得られた画像情報から原稿画像の特徴を
得るために、得られた原稿画像について画像濃度と発生
頻度に関するヒストグラムを作成するためのヒストグラ
ムデータを得て、前記ヒストグラムデータに基づいて適
正なγ補正データをγ補正処理部20に提供する。
【0045】フィルタ処理・変倍処理が施された画像デ
ータ(濃度情報)は、前記γ補正処理部20で後述する画
像形成装置25の特性に応じたγ補正処理が施された後、
画像領域処理部21に出力される。前記画像領域処理部21
では、原稿の有効画像領域の抽出の他、枠消し、折目消
しなどの領域加工も行う。
【0046】上記のようにして画像形成に必要な全ての
画像処理が施された画像データ(濃度情報)は、インタ
ーフェース22を介して画像記憶部Cと画像形成部Dに出
力される。
【0047】画像記憶部Cは入力された画像データを複
数ページ分記憶保持しておく。画像形成部Dは、原稿の
読取に対応して即時に記録紙上への画像形成を行うモー
ドと、画像記憶部Cに記憶された画像データを後から任
意の順番で読み出した後、画像形成を行うモードとを有
している。
【0048】ここで、本実施例において、上記のように
原稿画像の読取により得られ、しかも必要な画像処理が
全て施された画像データをページ単位でメモリに保存し
ておき、保存された画像データを後から選択的に読み出
して画像形成を行わせる機能を電子RDH(Recycle Do
cument Handler)機能と称するものとする。
【0049】前記電子RDH機能を実現するため、画像
データを書換可能に記憶する画像記憶部(画像データ記
憶手段)Cが設けられる一方、画像形成部Dには、前記
電子RDH機能と通常の即時画像形成機能とを切換える
ためのデータセレクタ24とレーザープリンタからなる画
像形成装置25が設けられている。
【0050】前記データセレクタ24は、画像記憶部Cか
ら読み出された画像データと、画像処理部Bから読取に
応じて逐次出力される画像データとの何れか一方を選択
して画像形成装置(レーザープリンタ)25に出力するも
のである。
【0051】図3は画像記憶部C、画像形成部DのCP
Uと操作部を示すブロック図である。
【0052】次に図3に従って前記画像記憶部Cの構成
を説明する。画像記憶部Cは、アドレスレジスタ、デー
タバッファ、読み書き信号保持のためのラッチを含む画
像データ書込読出手段31と、圧縮された画像データをペ
ージ単位で記憶するメモリ30を有する。さらに、限られ
たメモリ容量に対して多くの画像データを蓄積するため
には、メモリに書き込むために画像データを圧縮し、メ
モリから読み出した画像データを復元のために伸長する
データ圧縮伸長器を必要に応じて設けてもよい。
【0053】画像形成部Dの制御部26はCPU27と操作
部28を含み、操作部28は記録紙のサイズ、ADFの使用
の有無、両面原稿か片面原稿の指定、画像データのメモ
リ蓄積の有無、後処理装置Eの使用の有無を入力するた
めのものである。画像形成部Dの制御部26のCPU27
は、画像形成装置の他、ADFや後処理装置のシフトト
レイソータ320のシフトトレイ321の移動などを制御す
る。
【0054】画像形成部Dのデータセレクタ24は、画像
処理部Bから読取に応じて出力される画像データか、画
像記憶部Cから読みだされた画像データの一方を選択す
るために用いられる。これは、画像データ読取時間を短
縮するためである。
【0055】図4は操作部28の操作パネル45を示す説明
図である。コピーボタン50はこれを押すことにより複写
動作が開始されるキーである。テンキー51は複写部数を
入力するためのキーでこのキーで設定した複写部数と複
写作業中の複写部数は表示部52に表示される。予熱ボタ
ン53を押すことにより定着器160で消費される熱量が大
幅に減少される節電モードを選択することができる。割
り込みボタン54は連続複写作業を実行中に、1〜2枚の
コピーを至急取りたいときや連続複写作業を中断したい
ときに用いられる。
【0056】オート復帰ボタン55は、主要な機能を自動
的に指定しているモードに自動的に復帰するモードであ
り、このボタンを押すことによりソータの使用、複写倍
率は1:1、自動ペーパーサイズ選択、自動コピー濃度
調整、自動原稿送り装置の使用が全部自動的に行われ
る。
【0057】これらの機能のうち、ペーパーサイズ選定
ボタン56、倍率拡大ボタン57、倍率縮小ボタン58、コピ
ー濃度(淡)ボタン59、コピー濃度(濃)ボタン60、コ
ピーモード(片面複写−両面複写−合成複写)選定ボタ
ン61、ソータモード選定ボタン62等の選定は、所定のボ
タンを押すと手動で条件を指定できる。手動で条件を指
定したときは、夫々のボタンで指定したモードがLED
で表示される。
【0058】自動原稿送り装置ADFを使用するモード
は、上述したように、通常はオート復帰ボタン55を用い
ることにより自動的に選択されるため、自動原稿送り装
置ADFを使用しないモードを手動で選択するボタンは
ないが、自動原稿送り装置ADFをプラテンガラス122
に密着させてからオート復帰ボタン55を押して、一旦自
動原稿送り装置使用状態としたのち、自動原稿送り装置
ADFをプラテンガラスに対して傾けることにより、自
動原稿送り装置不使用モードが設定され、オート復帰ボ
タン上部の自動原稿送り装置ADFが使用中であること
を表示するLEDが消灯する。
【0059】コピーモード選定ボタン61は、原稿の片面
を読み取って記録紙の片面に画像を形成する片面−片面
モードや、或いは1枚の記録紙の片面に対して複数回画
像形成される合成複写かなどのコピーモードを指定する
ものである。このコピーモード選定ボタン61の指定によ
りメモリに対する画像データの書き込み、メモリに保存
された画像データの読み出し順番の変更の有無、反転ロ
ーラー236の回転方向と搬送経路の切替えに関する切替
ガイド230、切替ガイド234、切替ガイド246の自動切替
などが行われる。
【0060】図5は実施例1の給送制御に関するフロー
チャートを示す。このフローチャートは給送手段のレジ
ストローラー229を回転させて記録紙1を給送させるタ
スク(レジストローラーON)のフローチャートであ
る。
【0061】このフローチャートでは、先ず、画像デー
タをメモリから読みだして画像形成するか、それとも原
稿から画像データを読み取って画像形成するかを指定す
るために、画像データのメモリ30への入力が完了してい
るか否かを示すメモリ入力完了フラグのチェック(ステ
ップS201)が行われる。メモリ入力完了フラグが0、
すなわち、メモリ入力が完了していなければADFを用
いて原稿の読取を開始させる。なお、メモリ入力完了フ
ラグのセットは後述する次給紙開始タスクの一部(ステ
ップT304)で実行される。
【0062】メモリ入力完了フラグが0、すなわち、メ
モリ入力が未完了のとき、すなわち原稿から画像データ
を読み取って画像形成するときは、次の記録紙の給送用
意ができたかをチェックするレジスト完了のチェック
(ステップS202)に入る。ここでは定着器160がレディ
になっているかの確認と、記録紙給送の準備段階とし
て、給送ローラー229を少し回転させて記録紙1に弛み
ループが形成されているかをチェックする。
【0063】次に原稿セットが完了しているか否か(ス
テップS203)がチェックされる。これはADFにより
給送された原稿がプラテンガラス上の所定の位置にある
(後端検知)か否かを確認する。
【0064】次に、画像読取部Aが原稿画像を読み取る
準備を完了しているか(ステップS204)をチェックす
る。これは光学架台126が走査開始の原点の位置、即
ち、ホームポジションH.Pに戻っているか否かを確認
する。
【0065】そして、画像読取部Aが原稿画像を読み取
る準備を完了していれば原稿画像の読取をスタートさせ
る。すなわち、光学架台126を行き方向にスタート(ス
テップS205)させる。すなわち、このとき同時にCC
Dラインセンサ130から出力される画像データをメモリ3
0に書き込む作業をスタートさせる。
【0066】次の書き込み開始(ステップS206)で画
像形成部Dへ画像データを出力させて半導体レーザーに
よる潜像形成を開始したのち、タイマーをクリア(ステ
ップS207)してタイマーを起動する。タイマーは10mse
c毎に入力されるパルスをカウントし、感光体151上にレ
ーザーで画像書き込みを開始した位置が回転して、給送
される記録紙先端の書き込み位置まで達する時間(180m
sec)が経過した時点(ステップS208)でレジストロー
ラーON(ステップS209)の信号を発生させ、レジス
トローラー229の回転を開始して記録紙1を感光体ドラ
ム151へ送りだす。
【0067】次に送りだした紙の後端があと40mm残って
いる位置に達した(ステップS210)ことをレジストロ
ーラー直前に設けられたレジストセンサー(図示を省
略)で検知したとき、次給紙開始タスクopen(ステ
ップS211)により次給紙開始タスクが起動する。これ
はメモリ入力が完了していない場合であっても、同じサ
イズの紙を連続複写する場合には、現在給送中の1枚の
紙が給送終了とならないうちに次の給紙動作をスタート
させておかないと給送間隔が開いて連続的に給紙できな
くなるためである。
【0068】その後メインのルーチンは、レジストセン
サーが記録紙をもはや検知しなくなった(ステップS21
2)とき、即ち1枚の記録紙の給送終了を検知したと
き、終了する。
【0069】以上はメモリ入力が完了していないとき、
ADFで原稿を1枚づつ送りながら、1ページづつ原稿
画像の読み取りと、画像データのメモリへの書き込み
と、1ページづつの画像形成を実行する場合について説
明した。
【0070】図5のフローチャートでメモリ入力が完了
されている場合(ステップS201)は、メモリから画像
データを読み込んで画像形成するだけでよいから、ただ
ちに画像形成のステップから始めることができる。
【0071】即ち、この場合は、次の記録紙の給送用意
ができたかチェックする。
【0072】レジスト完了のチェック(ステップS10
1)から開始される。
【0073】レジスト完了していれば、その後は書き込
み開始(ステップS102)により、メモリから画像デー
タを読み出しながら画像形成部Dへ画像データを出力さ
せて感光体151上に画像書き込み、即ち像露光による画
像形成を開始する。
【0074】なおその後のタイマー起動(ステップS20
7)からタイマー所定時間経過(ステップS208)迄の18
0msec の待ち合わせは、上述したように、感光体ドラム
に書き込まれた画像の先頭位置が記録紙の先頭位置に来
るまでの位置決め時間(レジストレーション)によるも
のである。
【0075】図6は実施例1の次給送開始制御に関する
サブルーチンのフローチャートである。このフローチャ
ートは前記タスク(レジストローラーON)のS211で
実行される次の給紙を開始するためのタスク(次給紙開
始)であり、これにより記録紙の連続給紙を可能とする
ものである。
【0076】まず、メモリに入力が完了されていない場
合の動作を説明する。
【0077】メモリ入力完了フラグのチェックを行うメ
モリ入力完了チェック(ステップT101)のあと、原稿
セット台182上の原稿有りか無しかのチェック(ステッ
プT201)を受けて有りの場合、緊急停止の必要性がチ
ェック(ステップT202)される。記録紙のジャムの発
生、ストップキーやクリアキーが押されたとき、割り込
みが発生したときなどに緊急停止の必要性がある。緊急
停止の必要性がなければ次給紙開始(ステップT203)
となり、給紙ローラー225を駆動させレジストローラー2
29まで記録紙1を送って弛みループを形成して待機中と
なる。
【0078】次に原稿セット台182上に原稿が無くなっ
たときは、原稿の両面を読み取るモードか否かを判別し
(ステップT301)、片面しか読まないときはメモリ入
力完了チェック予約(ステップT303)に入りメモリ入
力完了チェック予約フラグを立てて待機中となる。光学
架台の戻り終了後発生する信号によりプラテンガラス上
の原稿が有るか否かをチェックし、無ければ原稿読み込
みは終了したとしてメモリ入力は完了となり(ステップ
T304)メモリ入力完了フラグが1にセットされる。
【0079】以上で、原稿の1ページづつの画像データ
のメモリへの入力と第1部目のコピーの作成が終了する
ので、複写部数のカウンターをインクリメント(ステッ
プT305)し、入力された設定部数に達して(ステップ
T306)いなければ、緊急停止か否かの判断(ステップ
T307)をし、緊急停止の必要がなければ次給紙開始
(ステップT308)となり、レジストローラー229まで記
録紙1を送って弛みループを形成して待機中となる。そ
の後、コピーした全原稿枚数をページカウンターにセッ
トして(ステップT309)1部目のコピーは終了する。
【0080】なお原稿の両面を読む場合(ステップT30
1)はさらに原稿が表か裏かチェック(ステップT302)
され、表なら緊急停止の必要性があるか否かの判断(ス
テップT202)をし、緊急停止の必要性がなければ次給
紙開始(ステップT203)となり、レジストローラーま
で記録紙を送って弛みループを形成して待機中となる。
なお、緊急停止後一定時間以上経過した場合コピー終了
(ステップT204)となる。
【0081】両面原稿で表の場合、原稿はADFでひっ
くり返されて給送されてくるのでその時は原稿は裏とな
り(ステップT302)、この裏面を検出すると原稿入力
は完了( ステップT304) となるのでこれで1部目のコ
ピーの作成は終了となりステップT305に接続される。
【0082】画像データのメモリ書き込みの完了後、即
ち、メモリ入力完了後の次給紙開始タスクは次の通りで
ある。
【0083】メモリ入力完了フラグは1であり、メモリ
入力は完了している(ステップT101)ので、ステップ
T309でページカウンターに全原稿のページ数はセット
されているから、ステップS101でページカウンターを
1だけデクリメント(ステップT102)する。ページカ
ウンターは0でないとき(ステップT103)はステップ
T202、を通って、T203により次給紙を開始する。ペー
ジカウンターが0となったとき(ステップT103)メモ
リからの読み出しによる複写が1部完了するので部数を
1だけ増やし(ステップT305)、ステップT306、T30
7を通ってT308 により次給紙を開始し、ページカウン
ターをセット(ステップT309)して3部目のコピーの
準備をする。
【0084】以下同様にして次給紙開始を繰り返し設定
部数が完了する(ステップT306)とコピー終了準備
(ステップT401)に入ったのちルーチンを終了させ
る。
【0085】図7は実施例において、記録紙検知手段を
用いて記録紙の給送制御を行う構成の要部を示す説明図
である。
【0086】図7において、給紙部2のカセット221に
収容された記録紙1は、給紙ローラー225により摩擦駆
動されて、レジストローラー229へ送り込まれる。静止
したレジストローラー229により記録紙1は停止させら
れている。画像形成装置4の感光体ドラム151上に形成
されたトナー像と、給送される記録紙1の位置関係が適
切となったとき制御部26から出されるレジスト信号によ
り給送モーター433が駆動されてレジストローラー229が
回転し、記録紙1が画像形成手段4へ送りだされる。
【0087】給送された記録紙1の第1面に転写された
トナー像は定着器160で定着されて第1面に画像が形成
される。その後記録紙1は、切り替えガイド230により
循環路へ案内され、搬送モーター454で駆動される搬送
ローラー232により搬送されて、切替ガイド246に達し、
前記切替ガイド246が図中の破線位置に設定されている
場合、反転部235に案内される。反転部235において、セ
ンサ240により記録紙の後端が検知されると、切替ガイ
ド234が破線の位置から実線の位置へと切り替えられ、
図中で実線で示す方向(逆方向)に反転ローラー236が
回転し、記録紙はU字状の搬送ガイド244で表裏反転さ
れて図の右方へ給送される。
【0088】循環式搬送経路の反転部235以降には、記
録紙検知センサとしての複数のフォトセンサ241、243、
247が配置されて、第1面に画像形成された記録紙の位
置や速度、或いは記録紙と給紙手段2との間隔、記録紙
が搬送されてくる時間間隔を測定するために使用され
る。
【0089】そして、循環式搬送経路を経て搬送された
記録紙は画像が形成された第1面を下にして静止したレ
ジストローラー229につきあてられて停止する。ここで
記録紙の第2面に記録される画像データにより感光体ド
ラム151上に潜像が形成されたのち図示されていない現
像器により現像されたトナー像と給送される記録紙1と
の位置関係が適切となったとき給送モーター433が駆動
され、レジストローラー229により記録紙1が画像形成
手段4へと送りだされ、記録紙1の第2面に画像が形成
される。その後記録紙1は切替ガイド230により切り替
えられた排出用の経路に送られて機外へ排出される。
【0090】図8は実施例の給紙、給送の要部に関する
回路を示すブロック図である。
【0091】制御部26は、CPU27、制御プログラムが
格納されているROM462、制御用データを収容するR
AM463を有し、給紙手段2へは給紙モーター225を駆動
する駆動用信号、給送手段3へはレジストローラー229
を回転駆動するレジスト用信号及び搬送ローラー232を
駆動する搬送モーター454駆動用信号が夫々出力され
る。
【0092】ここで本発明における記録紙検知手段の出
力と記録紙の状態情報との関係について説明する。
【0093】記録紙検知手段のアナログ出力をそのまま
入力するか、或いは整形して入力したり、或いはゲート
信号としてパルス列を開閉したり、A/D変換したりし
てデジタル信号としてCPUに取り込んで制御に利用可
能なデータとされたものを記録紙の状態情報という。
【0094】記録紙の状態情報としては、記録紙の位
置、記録紙の大きさ、記録紙に関する空間情報(記
録紙の占める空間の大きさ、空間の位置)、記録紙の
搬送速度、記録紙の搬送間隔、等がある。
【0095】ここで記録紙検知センサを用いて記録紙の
位置や速度、或いは記録紙と給紙手段との間隔、記録紙
が給送される時間間隔を測定する方法について説明す
る。
【0096】給送される記録紙のサイズが1種類(例え
ばA4サイズ長手方向)であるなら、給紙ローラー225
から図7の左方向(記録紙の搬送に際し上流方向)へ、
A4サイズ長手方向より少し離れた位置に記録紙検知セ
ンサ241を設けておく。前記記録紙検知センサ241が記録
紙を検出しているときは、A4(長手)サイズ以上の紙
が存在していると判定できる。これに対し、記録紙検知
センサ241が記録紙を検出していないときは、給送手段
に隣接した位置で、上流方向へ向かって、A4サイズ長
手方向1枚分の給送可能な空間があるとCPUは判定し
て記録紙を給紙する。
【0097】ところが給送される紙のサイズが増えると
1個だけの記録紙検知センサでは正確な情報を得られな
くなる。その時は、複数の記録紙検知センサからの検知
情報を組み合わせることにより、各種の情報が得られ
る。例えば、3個の記録紙検知センサ241、243、247を
用いて単に紙の長さだけを判定する場合を表1に示す。
【0098】図10は実施例における記録紙の位置と記
録紙検知センサの関係を示す説明図である。
【0099】
【表1】
【0100】表1はセンサ出力状態と記録紙長さとの関
係を示す。記録紙検知センサ241だけが記録紙を検知し
なくてセンサ出力がOFFであり、残りの記録紙検知セ
ンサ、243、247が記録紙を検知してセンサ出力がONで
あれば、記録紙の長さは大であり、記録紙検知センサ24
7だけが記録紙を検知してセンサ出力がONであれば、
記録紙の長さは小である。
【0101】また、記録紙検知センサ241、243、247の
位置と記録紙検知出力との組み合わせにより、給紙手段
2からの位置を判断することができる。その組み合わせ
の一例を表2に示す。
【0102】
【表2】
【0103】表2はセンサ出力と、記録紙位置の関係を
示す。記録紙検知センサ241だけが記録紙を検知してセ
ンサ出力がONであり、残りの記録紙検知センサ243、2
47が記録紙を検知せずセンサ出力がOFFであれば、記
録紙の位置はC1であると判断される。
【0104】記録紙検知センサ241と243が記録紙を検知
してセンサ出力がONであり、残りの記録紙検知センサ
247が記録紙を検知しなくてセンサ出力がOFFであれ
ば、記録紙の位置はC2であると判断される。
【0105】記録紙検知センサ241、243、247の全てが
記録紙を検知してセンサ出力がONであれば、記録紙の
位置はC3であると判断される。このようにして、複数
の記録紙検知センサからの検知情報の組み合わせにより
記録紙の長さ、記録紙の位置が判明する。
【0106】以上の説明は、記録紙の位置を検知する場
合について説明したが、記録紙検知センサの出力を利用
して記録紙搬送速度を測定するように構成してもよい。
【0107】図9に記録紙検出回路の概要を示す。
【0108】図9(A)のように、タイミングパルス発
生器501、計時ゲート502、カウンター503、CPU27、
位置検知センサ241、243、センサ出力回路504を図のよ
うに接続する。
【0109】タイミングパルス発生器501はタイミング
パルスを毎秒10000回連続的に発生する。センサ出力回
路504は2個のNANDゲートを組み合わせたフリップ
フロップ回路を内蔵し、位置検知センサ241がONにな
ると立ち上がり、位置検知センサ243がONになると立
ち下がる方形波を出力する。計時ゲート502の一方の端
子にはタイミングパルスが印加され、他方の端子にはセ
ンサ出力回路504の出力方形波が印加される。
【0110】計時ゲート502の出力としては、センサ出
力回路504がONとなっている期間だけ持続するタイミ
ングパルス列が得られる。このタイミングパルス列のパ
ルスの数を計数すると0.1msecの倍数とする方形
波の持続時間が測定される。この結果記録紙が記録紙検
知センサ241、243間を移動した時間、即ち記録紙が搬送
されるために要した時間が得られる。次に、前記記録紙
検知センサ241、243間の距離を搬送された時間で割ると
記録紙搬送速度が得られる。
【0111】カウンター503の出力はCPU27からださ
れるデータ読取のためのストローブパルスによりCPU
27に読み込まれ、CPU27から出されるリセットパルス
によりカウンターがリセットされる。
【0112】前に給送された記録紙と次に給送されてく
る記録紙との間隔(間隙)は1個のセンサを用いて測定
される。
【0113】図9(B)にその場合の接続図を示す。
【0114】センサとして記録紙検知センサ247を用
い、インバータを内蔵したセンサ出力回路505を用い
る。記録紙を検知しなくなるとセンサ出力はLレベルか
らHレベルとなり、次の記録紙を検知するまでこの出力
はHレベルを持続する。この持続時間をカウンターで測
定すれば記録紙の給送間隔が判明する。
【0115】次々と送られてくる記録紙の給送間隔を測
定することにより給送の進み(間隔が狭くなる)や遅れ
(間隔が拡がる)を検出することが出来る。
【0116】図11は実施例における記録紙の給送状態
を示す説明図である。
【0117】図中において、P1は片面に1枚目の画像
情報の形成された記録紙、P2は片面に2枚目の画像情
報の形成された記録紙、P3は片面に3枚目の画像情報
の形成された記録紙、P4は片面に4枚目の画像情報の
形成された記録紙、P5は片面に5枚目の画像情報の形
成された記録紙を示す。
【0118】図において(A)は両面に画像形成された
記録紙が一巡経路当たりの搬送枚数が5枚、即ち、循環
式搬送経路を一巡する空間内に5枚間隔を置いて正常に
搬送されている正常な搬送状態を示す略図である。給送
手段により一定の給送間隔で所定の給送速度で送りださ
れている時の、記録紙の給送状態を平面に展開して図示
したものが(B)である。
【0119】上記のように給送手段により等間隔で画像
形成手段に送り込まれた記録紙が、第1面に画像形成さ
れたのち、例えば搬送ローラーの磨耗、駆動力の低下等
により搬送力に変動のある搬送手段により循環式搬送経
路を給送されて、搬送経路に配列された状態が(C)で
あったとする。この場合、P1からP3までの間は給送
間隔が狭くなり、P3からP4の間は給送間隔が広くな
っている。この関係を平面に展開して図示したものが
(D)である。1枚目から3枚目までは隣合う記録紙の
間隔が接近して送られているが、このような状態が続い
て給送されると、後から送られる記録紙が前を進行して
いる記録紙の上に乗り上げる、即ち、紙詰まりを起こし
やすい状態となっている。
【0120】実施例において、CPU27による搬送制御
が実行されると、制御部26は記録紙の給送速度を検出
し、検出した給送速度が所定の給送速度より速くなって
いるときは搬送モーター454を減速する。即ち搬送ロー
ラー232の回転を減じて記録紙の給送間隔を拡げる事に
より紙詰まりを防止する。
【0121】上記搬送モーター454の場合は回転数の増
減により搬送間隔を狭くしたり広くしたりすることがで
きるが、簡単かつ迅速に搬送間隔を拡げる場合にはレジ
ストローラー229による給送の休止、即ち給送するべき
ときに給送しないことにより搬送間隔を拡げてもよい。
【0122】図11(C)、(D)の場合、P1とP2
との間、P2とP3との間が狭くなったことを検知し
て、画像形成手段4へ本来給送すべき2回分を休止して
給紙間隔を拡げた場合を図11(E)、(F)に示す。
休止した記録紙の給送位置は図において破線で示してい
る。(E)、(F)に示すように、混み合っている箇所
の給送間隔が拡げられている。
【0123】上記説明したレジストローラー229は定常
給送の場合、給送回数をカウンターで制御しているが、
検知手段により給送間隔が狭くなってきたことを検知し
た場合、定常動作で循環式搬送経路を一巡する空間内に
存在できる枚数が5枚であるところを、例えば3枚にす
ることにより、搬送間隔を拡げるようにしてもよい。
【0124】また以上説明した実施例では給送手段とし
てレジストローラーを用いている例を示したが、代わり
に停止信号が出ているときは画像形成手段へ向かって記
録紙を送りだす給送通路中に突出して記録紙の移動を阻
止し、給送信号が出たときは記録紙給送通路から退避し
て記録紙を通過させるレジストシャッターを使用しても
同様に構成することができる。
【0125】次に給送手段の記録紙の給送を制御すると
きに、循環式搬送経路の搬送速度と、循環式搬送経路内
に存在可能な記録紙の枚数との複数の組み合わせの中か
ら一組を選ぶ場合について説明する。
【0126】表3に示すように搬送速度と循環式搬送経
路を一巡する空間内に存在できる記録紙の枚数の組み合
わせが与えられているとする。この関係は循環式搬送経
路の全長L0 と記録紙の給紙方向長さLによって最適値
が算出されてRAMの中に制御テーブルとして記憶され
ている。
【0127】
【表3】
【0128】記録紙搬送速度が290mm/secであ
ったとすると表3よりこの枚数は3となる。
【0129】この数値に基づいて給送制御された場合
の、給送間隔のは図11の(G)、(H)に示すように
なり給送間隔がほぼ等間隔に配置される。
【0130】図12は実施例の給送制御のサブルーチン
のフローチャートである。
【0131】コピーボタンが押されて、コピーが開始さ
れると、両面記録の場合、記録紙サイズ、記録紙の給送
方向(長手方向か否か)、機械による循環式搬送経路の
長さから一巡空間に存在する枚数Nが決定(ステップU
301)される。この時NがCPU内蔵のレジスタに記憶
される。
【0132】N枚に達する(ステップU302)までは、
異常な搬送進みにより搬送される記録紙の間隔が狭くな
っていることが、センサにより検知される(ステップU
201)まではレジストローラーにより記録紙を給送する
(ステップU101)。記録紙の異常な搬送進みが検知さ
れると搬送ローラーを駆動する速度可変モーター(搬送
モーター)を減速(ステップU202)し、レジストロー
ラー229を用いて記録紙の給送を停止(ステップU203)
する。
【0133】一巡空間に存在する枚数が指定の枚数Nに
達した(ステップU302)とき、センサ入力に基づいて
給送されてくる記録紙に異常な搬送進みがあるか否か
(ステップU303)、搬送遅れがあるか否か(ステップ
U304)を判断する。記録紙の異常な搬送進みがあると
判断されると搬送ローラーを駆動する速度可変モーター
(搬送モーター)を減速(ステップU401)し、レジス
トローラー229により記録紙の給送を停止(ステップU4
02)する。
【0134】異常な搬送遅れがあると判断された(ステ
ップU304)とき、搬送ローラーを駆動する速度可変モ
ーター(搬送モーター)を増速(ステップU305)し、
レジストローラー229により記録紙を給送(ステップU3
06)する。
【0135】以上の制御により異常に記録紙の搬送間隔
が狭くなっていることを検知しこれを防止する制御を実
行することができる。また異常な記録紙の搬送間隔の広
がりを検知し給送枚数の低下を防止することができる。
【0136】上記実施例の説明においては、循環式搬送
経路内を搬送されて一巡してきた記録紙について、その
搬送間隔から所定の搬送速度に対する進みか遅れを判断
して、片面に画像形成された記録紙の給送を制御する場
合を述べたが、代わりに循環式搬送経路内の各搬送ロー
ラーの直後に記録紙検知手段をそれぞれ設けてどの搬送
ローラーが異常に進んでいるか遅れているかを判断さ
せ、これを補正するような制御を行わせてもよい。
【0137】なおここで述べた給送手段とは記録紙を画
像形成手段へ給送する給送ローラー、送り出しローラ
ー、レジストローラー、レジストシャッターを指し、搬
送手段とは循環式搬送経路内で記録紙を給送する搬送ロ
ーラー、反転部の反転ローラーを指す。
【0138】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、以下に記載されるような効果を有する。
【0139】本発明は、画像読取手段により原稿画像を
読取って画像データを得て、画像データ記憶手段に記憶
させ、前記画像データ記憶手段から読みだされた画像デ
ータに基づいて記録紙上に画像形成を行なっているの
で、光学式複写機のように、原稿読取手段により原稿の
光学像を読取って画像形成装置の感光体ドラム上に原稿
の光学像を形成する場合のように原稿の光学像の読取速
度と、画像形成装置に原稿の光学像を形成するときの画
像再生速度とを完全に一致させること、即ち、画像読取
と画像再生の動作は完全に同期していなければならない
という制約が皆無となる。従って本発明においては、前
記画像データ記憶手段から読みだされた画像データに基
づいて記録紙上に画像形成を行なっているので、画像読
取速度と画像再生速度と合致させる必要がない。
【0140】そこで、循環式搬送経路内に設けられた、
記録紙検知手段の出力に基づく記録紙の状態情報により
給送手段による画像形成手段への給送または循環式搬送
経路内の記録紙の搬送を行うので適切な給送間隔を保ち
ながら循環式搬送経路内を一巡する空間内に存在する枚
数を一定に保つことができるので両面複写あるいは合成
複写時等の際、複写の生産性を低下させることがない。
【0141】また本発明においては、循環式搬送経路内
に配置した記録紙検知手段の出力により循環式搬送経路
内の記録紙の状態情報に基づいて記録紙の搬送を制御す
ることができるので記録紙の紙詰まりを防止した信頼性
の高い記録紙の給送・搬送を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の白黒デジタル複写機の全体構成図。
【図2】実施例の回路構成を示すブロック図。
【図3】実施例の画像記憶部と画像形成部をしめすブロ
ック図。
【図4】実施例の操作パネルの説明図。
【図5】実施例の給送制御の部分フローチャート。
【図6】実施例の次給送開始制御に関するサブルーチン
のフローチャート。
【図7】実施例の構成要部を示す説明図。
【図8】実施例の要部の回路を示すブロック図。
【図9】実施例における記録紙検知センサを用いて記録
紙の給送速度を測定する回路の説明図。
【図10】実施例における記録紙の位置と記録紙検知セ
ンサの関係を示す説明図。
【図11】実施例における記録紙の給送状態を示す説明
図。
【図12】実施例の記録紙給送制御の部分フローチャー
ト。
【図13】本件出願人にかかる先行技術の両面記録装置
の概要を示す説明図。
【図14】前記装置の生産効率の説明図。
【符号の説明】
1 記録紙 225 給紙ローラー 229 レジストローラー 232 搬送ローラー 235 反転部 236 反転ローラー 240、241、243、247 センサ 230、234、246 切替ガイド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取って画像データを得る原稿読
    取手段と、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段から読みだされた画像データに
    基づいて記録紙上に画像形成を行なう画像形成手段と、 前記画像形成手段へ記録紙を1枚づつ給送する給送手段
    と、 前記画像形成手段により画像形成された記録紙を排出す
    るか、再び前記画像形成手段へ搬送するかの経路を切り
    替える搬送経路切替手段と、 前記搬送経路切替手段を経て、記録紙を再び前記画像形
    成手段へ搬送する循環式搬送経路と、 前記循環式搬送経路内に設けられて循環式搬送経路内を
    搬送される記録紙を検知する記録紙検知手段と、 前記記録紙検知手段により検知された検知情報から前記
    記録紙の状態情報を求め、求めた状態情報に基づいて前
    記循環式搬送経路内の記録紙の搬送を制御する制御手段
    とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送経路切替手段は、両面複写、合
    成複写、片面複写の各モードに応じて、切り替えられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記状態情報は、記録紙の搬送速度であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記循環式搬送経路は速度可変モーター
    の駆動により記録紙を搬送するものであり、前記制御手
    段は、前記速度可変モーターの駆動速度を制御すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、求めた記録紙の搬送速
    度が前記所定の搬送速度を維持するように前記速度可変
    モーターの駆動速度を制御することを特徴とする請求項
    4記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段による前記循環式搬送経路
    内の記録紙の搬送の制御は、前記搬送速度と前記循環式
    搬送経路内に収容可能な記録紙の枚数との組み合わせの
    中から一組を選ぶように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 原稿を読取って画像データを得る原稿読
    取手段と、 前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段から読みだされた画像データに
    基づいて記録紙上に画像形成を行なう画像形成手段と、 前記画像形成手段へ記録紙を1枚づつ給送する給送手段
    と、 前記画像形成手段により画像形成された記録紙を排出す
    るか、再び前記画像形成手段へ搬送するかの経路を切り
    替える搬送経路切替手段と、 前記搬送経路切替手段を経て、記録紙を再び前記画像形
    成手段へ搬送する循環式搬送経路と、 前記循環式搬送経路内に設けられて循環式搬送経路内を
    搬送される記録紙を検知する記録紙検知手段と、 前記記録紙検知手段により検知された検知情報から前記
    記録紙の状態情報を求め、求めた状態情報に基づいて前
    記給送手段による前記画像形成手段への記録紙の給送を
    制御する制御手段とを有することを特徴とする画像記録
    装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送経路切替手段は、両面複写、合
    成複写、片面複写の各モードに応じて、切り替えられる
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記状態情報は、記録紙の搬送速度であ
    ることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は前記給送手段の単位時
    間当たりの給送枚数を制御することを特徴とする請求項
    7記載の画像記録装置。
JP7089512A 1995-04-14 1995-04-14 画像記録装置 Pending JPH08286564A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113353A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Sharp Corp 原稿読取り装置及びこれを用いた画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008113353A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Sharp Corp 原稿読取り装置及びこれを用いた画像形成装置

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