JPH09260442A - 集積回路装置 - Google Patents
集積回路装置Info
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- JPH09260442A JPH09260442A JP8087071A JP8707196A JPH09260442A JP H09260442 A JPH09260442 A JP H09260442A JP 8087071 A JP8087071 A JP 8087071A JP 8707196 A JP8707196 A JP 8707196A JP H09260442 A JPH09260442 A JP H09260442A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波測定する際の精度を高くする。
【解決手段】 オンウエハで高周波測定が可能な複数の
信号パッドを有する集積回路装置において、前記信号パ
ッドの一部を集積回路装置の辺に対して45度の角度で
設けた。
信号パッドを有する集積回路装置において、前記信号パ
ッドの一部を集積回路装置の辺に対して45度の角度で
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号パッドの構造
に改良を加え、オンウエハでの高周波測定を高精度に実
現可能とした集積回路装置に関するものである。
に改良を加え、オンウエハでの高周波測定を高精度に実
現可能とした集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の典型的な集積回路装置B
1の構成を示す。この集積回路装置B1はウエハ上の1
個を示すものである。図10において、1は信号入力パ
ッド、2は信号出力パッド、3は電源用パッド、4は集
積回路本体部、5は集積回路内の電気的接地である。こ
の従来の集積回路装置B1では、信号入力パッド1を左
辺bに対して直交する方向を向くよう、また信号出力パ
ッド2を右辺cに対して直交する方向を向くように配置
していた。aは上辺、dは下辺であり、辺a〜dの隣接
するものは相互に直角関係にある。このように、信号入
出力パッドを辺に直交する向きで行なう配置は、RFプ
ローブとプローバステーションを用いたオンウエハ測定
時に、プローブを固定するアームの移動方向が水平方向
では直角4方向(XY方向)のみであることに起因して
いる。
1の構成を示す。この集積回路装置B1はウエハ上の1
個を示すものである。図10において、1は信号入力パ
ッド、2は信号出力パッド、3は電源用パッド、4は集
積回路本体部、5は集積回路内の電気的接地である。こ
の従来の集積回路装置B1では、信号入力パッド1を左
辺bに対して直交する方向を向くよう、また信号出力パ
ッド2を右辺cに対して直交する方向を向くように配置
していた。aは上辺、dは下辺であり、辺a〜dの隣接
するものは相互に直角関係にある。このように、信号入
出力パッドを辺に直交する向きで行なう配置は、RFプ
ローブとプローバステーションを用いたオンウエハ測定
時に、プローブを固定するアームの移動方向が水平方向
では直角4方向(XY方向)のみであることに起因して
いる。
【0003】図11は、図10に示した集積回路装置B
1にプローブヘッド20A、20B、20Cを接触させ
た状態の概略を示す図である。各プローブヘッドにおい
て、6は信号端子(S)、7は接地端子(G)、8は電
源端子である。
1にプローブヘッド20A、20B、20Cを接触させ
た状態の概略を示す図である。各プローブヘッドにおい
て、6は信号端子(S)、7は接地端子(G)、8は電
源端子である。
【0004】ここで、50GHzを越える高周波帯域で
のネットワークアナライザを用いたSパラメータの測定
では、測定される集積回路装置のポート1(集積回路装
置B1では信号入力パッド1)とポート2(集積回路装
置B1では信号出力パッド2)に接触させるプローブヘ
ッド20A、20Bは対向して配置させなければならな
い。なぜなら、ネットワークアナライザの校正用のイン
ピーダンス基準基盤が対向するGSG型のヘッド間での
校正用のものしかなく、互いに直角に配置された2本の
プローブ間では高精度な校正ができないためである。
のネットワークアナライザを用いたSパラメータの測定
では、測定される集積回路装置のポート1(集積回路装
置B1では信号入力パッド1)とポート2(集積回路装
置B1では信号出力パッド2)に接触させるプローブヘ
ッド20A、20Bは対向して配置させなければならな
い。なぜなら、ネットワークアナライザの校正用のイン
ピーダンス基準基盤が対向するGSG型のヘッド間での
校正用のものしかなく、互いに直角に配置された2本の
プローブ間では高精度な校正ができないためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、2端子対回
路までは50GHzを越える高周波帯域でのSパラメー
タの測定を問題なく行なうことができるが、3端子対回
路(周波数乗算器、分配回路、合成回路等)や、4端子
対回路(差動増幅器等)では、校正が不十分となって、
高精度な測定ができないという問題があった。
路までは50GHzを越える高周波帯域でのSパラメー
タの測定を問題なく行なうことができるが、3端子対回
路(周波数乗算器、分配回路、合成回路等)や、4端子
対回路(差動増幅器等)では、校正が不十分となって、
高精度な測定ができないという問題があった。
【0006】図12に従来の分配回路の集積回路装置B
2示す。2Aは第1信号出力パッド、2Bは第2信号出
力パッドである。他は図10に示したものと同じであ
る。ネットワークアナライザの第1ポートを信号入力パ
ッド1に、第2ポートを第1信号出力パッド2Aに接続
して測定する場合は、各々のパッド1、2Aに対して、
対向するプローブヘッド20B、20Cを使用できるの
で問題はない。この場合は、プローブヘッド20Dを第
2信号出力パッド2Bに接触させ、且つその信号端子6
を整合インピーダンス終端端子として働かせる。
2示す。2Aは第1信号出力パッド、2Bは第2信号出
力パッドである。他は図10に示したものと同じであ
る。ネットワークアナライザの第1ポートを信号入力パ
ッド1に、第2ポートを第1信号出力パッド2Aに接続
して測定する場合は、各々のパッド1、2Aに対して、
対向するプローブヘッド20B、20Cを使用できるの
で問題はない。この場合は、プローブヘッド20Dを第
2信号出力パッド2Bに接触させ、且つその信号端子6
を整合インピーダンス終端端子として働かせる。
【0007】しかし、第2ポートを第2信号出力パッド
2Bに接続して測定する場合には、その第2信号出力パ
ッド2Bにプローブヘッド20Dを接触させなければな
らないが、このプローブヘッド20Dは、信号入力パッ
ド1に接触するプローブヘッド20Bとは20Dが対向
しないので、充分な校正をかけることがきず、高精度な
測定ができないという問題があった。なお、このとき
は、プローブヘッド20Cを第1信号出力パッド2Aに
接触させ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終
端端子として働かせる。
2Bに接続して測定する場合には、その第2信号出力パ
ッド2Bにプローブヘッド20Dを接触させなければな
らないが、このプローブヘッド20Dは、信号入力パッ
ド1に接触するプローブヘッド20Bとは20Dが対向
しないので、充分な校正をかけることがきず、高精度な
測定ができないという問題があった。なお、このとき
は、プローブヘッド20Cを第1信号出力パッド2Aに
接触させ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終
端端子として働かせる。
【0008】以上のように、従来の集積回路装置Bで
は、図13に示すように、その信号入力パッド1や信号
出力パッド2が辺a〜dに対して直交する方向を向いて
いるので、プローブヘッド20をその直交する方向から
しか接触させることができず、前記したように、それぞ
れの信号パッドが相互に直交する辺に設けられている場
合には、プローブヘッドを対向させることができなかっ
た。
は、図13に示すように、その信号入力パッド1や信号
出力パッド2が辺a〜dに対して直交する方向を向いて
いるので、プローブヘッド20をその直交する方向から
しか接触させることができず、前記したように、それぞ
れの信号パッドが相互に直交する辺に設けられている場
合には、プローブヘッドを対向させることができなかっ
た。
【0009】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、信号パッドの向きに改良を加え、
プローブヘッドを必ず対向させることができるようにし
て、高精度な高周波測定ができるようにした集積回路装
置を提供することである。
もので、その目的は、信号パッドの向きに改良を加え、
プローブヘッドを必ず対向させることができるようにし
て、高精度な高周波測定ができるようにした集積回路装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、オンウエ
ハで高周波測定が可能な複数の信号パッドを有する集積
回路装置において、前記信号パッドの一部もしくはすべ
てを、集積回路装置の各辺に平行なすべての4方向から
測定できるような角度で設けたことを特徴とする集積回
路装置として構成した。
ハで高周波測定が可能な複数の信号パッドを有する集積
回路装置において、前記信号パッドの一部もしくはすべ
てを、集積回路装置の各辺に平行なすべての4方向から
測定できるような角度で設けたことを特徴とする集積回
路装置として構成した。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
信号パッドの一部もしくはすべてを、前記各辺に対し、
45度、135度、225度、もしくは315度の角度
で設けたことを特徴とする集積回路装置として構成し
た。
信号パッドの一部もしくはすべてを、前記各辺に対し、
45度、135度、225度、もしくは315度の角度
で設けたことを特徴とする集積回路装置として構成し
た。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の集積回路装置Aは、図1
に示すように、その信号入力パッド1や信号出力パッド
2が相互に直交する各辺b、d(辺a、cも同じ)に対
して各々ほぼ45度の方向を向くよう設けて、プローブ
ヘッド20A’、20B、20C、20Dのいずれによ
っても、その信号入力パッド1や信号出力パッド2に接
触できるようにしている。
に示すように、その信号入力パッド1や信号出力パッド
2が相互に直交する各辺b、d(辺a、cも同じ)に対
して各々ほぼ45度の方向を向くよう設けて、プローブ
ヘッド20A’、20B、20C、20Dのいずれによ
っても、その信号入力パッド1や信号出力パッド2に接
触できるようにしている。
【0013】[第1の実施の形態]図2は本発明の第1
の実施の形態の分配回路としての集積回路装置A1を示
す図である。この集積回路装置A1は、辺bの側にはそ
の辺bに直交する方向を向く信号入力パッド1を設け、
辺aの側には、その一方の端近くに電源用パッド3を設
けるとともに他方の端の近くに斜め45度方向を向く第
1信号出力パッド2Aを設ける。また、辺cと辺dの角
部分には、両辺c、dに対して45度の方向を向く第2
信号出力パッド2Bを設ける。
の実施の形態の分配回路としての集積回路装置A1を示
す図である。この集積回路装置A1は、辺bの側にはそ
の辺bに直交する方向を向く信号入力パッド1を設け、
辺aの側には、その一方の端近くに電源用パッド3を設
けるとともに他方の端の近くに斜め45度方向を向く第
1信号出力パッド2Aを設ける。また、辺cと辺dの角
部分には、両辺c、dに対して45度の方向を向く第2
信号出力パッド2Bを設ける。
【0014】図3はこの集積回路装置A1の信号入力パ
ッド1をネットワークアナライザの第1ポートに接続
し、第1信号出力パッド2Aを第2ポートに接続して測
定する場合を示す図である。このとき、第1信号出力パ
ッド2Aは45の角度で設けられているので、プローブ
ヘッド20Cを使用してそこに接触させることができ
る。つまり、信号入力パッド1に接触するプローブヘッ
ド20Bと対向するプローブヘッド20Cを使用して高
周波測定を行なうことができる。なお、このとき、プロ
ーブヘッド20Dを第2信号出力パッド2Bに接触さ
せ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終端端子
として働かせる。
ッド1をネットワークアナライザの第1ポートに接続
し、第1信号出力パッド2Aを第2ポートに接続して測
定する場合を示す図である。このとき、第1信号出力パ
ッド2Aは45の角度で設けられているので、プローブ
ヘッド20Cを使用してそこに接触させることができ
る。つまり、信号入力パッド1に接触するプローブヘッ
ド20Bと対向するプローブヘッド20Cを使用して高
周波測定を行なうことができる。なお、このとき、プロ
ーブヘッド20Dを第2信号出力パッド2Bに接触さ
せ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終端端子
として働かせる。
【0015】図4は、信号入力パッド1をネットワーク
アナライザの第1ポートに接続し、第2信号出力パッド
2Bを第2ポートに接続して測定する場合を示す図であ
る。このとき、第2信号出力パッド2Bは45の角度で
設けられているので、プローブヘッド20Cを使用して
そこに接触させることができる。つまり、ここでも、相
互に対向するプローブヘッド20B、20Cを使用して
高周波測定を行なうことができる。なお、このとき、プ
ローブヘッド20Dを第1信号出力パッド2Aに接触さ
せ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終端端子
として働かせるようにする。
アナライザの第1ポートに接続し、第2信号出力パッド
2Bを第2ポートに接続して測定する場合を示す図であ
る。このとき、第2信号出力パッド2Bは45の角度で
設けられているので、プローブヘッド20Cを使用して
そこに接触させることができる。つまり、ここでも、相
互に対向するプローブヘッド20B、20Cを使用して
高周波測定を行なうことができる。なお、このとき、プ
ローブヘッド20Dを第1信号出力パッド2Aに接触さ
せ、且つその信号端子6を整合インピーダンス終端端子
として働かせるようにする。
【0016】なお、上記集積回路装置A1において、電
源パッド3をなくし、信号入力パッド1から電源を供給
することができるようになれば、プローブヘッド20A
を前記したプローブヘッド20A’のようなものに代え
て、このプローブヘッド20A’およびこれと対向する
ローブヘッド20Dとにより、第1信号出力パッド2A
と第2信号出力パッド2Bとの間の高周波測定も行なう
ことができる。
源パッド3をなくし、信号入力パッド1から電源を供給
することができるようになれば、プローブヘッド20A
を前記したプローブヘッド20A’のようなものに代え
て、このプローブヘッド20A’およびこれと対向する
ローブヘッド20Dとにより、第1信号出力パッド2A
と第2信号出力パッド2Bとの間の高周波測定も行なう
ことができる。
【0017】図5は図11で説明した測定方法による従
来の集積回路装置B1の信号入力パッド1と信号出力パ
ッド2との間の透過特性S21、および図12で説明し
た測定方法による従来の集積回路装置B2の信号入力パ
ッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の透過特性S3
1の周波数特性を示す図である。このように、図11の
パッド1−2間は相互に対向するプローブヘッドを使用
できるので、その透過特性S21は校正が良好となり精
度の高い測定ができるが、図12のパッド1−2B間は
相互に直交し対向しないプローブヘッドを使用するの
で、透過特性S31は校正が不十分となるため、特に高
周波において測定値の誤差が大きくなっている。
来の集積回路装置B1の信号入力パッド1と信号出力パ
ッド2との間の透過特性S21、および図12で説明し
た測定方法による従来の集積回路装置B2の信号入力パ
ッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の透過特性S3
1の周波数特性を示す図である。このように、図11の
パッド1−2間は相互に対向するプローブヘッドを使用
できるので、その透過特性S21は校正が良好となり精
度の高い測定ができるが、図12のパッド1−2B間は
相互に直交し対向しないプローブヘッドを使用するの
で、透過特性S31は校正が不十分となるため、特に高
周波において測定値の誤差が大きくなっている。
【0018】図6は本実施の形態の図3で説明した集積
回路装置A1の信号入力パッド1と信号出力パッド2A
との間の透過特性S21、および図4で説明した信号入
力パッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の透過特性
S31の周波数特性を示す図である。このように、集積
回路装置A1では、常に対向するプローブヘッド20
B、20Cで測定しているため、高周波帯域まで良好な
データが得られていることがわかる。
回路装置A1の信号入力パッド1と信号出力パッド2A
との間の透過特性S21、および図4で説明した信号入
力パッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の透過特性
S31の周波数特性を示す図である。このように、集積
回路装置A1では、常に対向するプローブヘッド20
B、20Cで測定しているため、高周波帯域まで良好な
データが得られていることがわかる。
【0019】図7は図11で説明した測定方法による従
来の集積回路装置B1の信号入力パッド1と信号出力パ
ッド2との間の位相θ21、および図12で説明した測
定方法による従来の集積回路装置B2の信号入力パッド
1と第2信号出力パッド2Bとの間の位相θ31の周波
数特性を示す図である。このように、図11のパッド1
−2間の位相θ21は校正が良好となり精度の高い測定
ができるが、図12のパッド1−2B間の位相θ31は
校正が不十分となるため、特に高周波においては位相の
測定が非常に困難であった。
来の集積回路装置B1の信号入力パッド1と信号出力パ
ッド2との間の位相θ21、および図12で説明した測
定方法による従来の集積回路装置B2の信号入力パッド
1と第2信号出力パッド2Bとの間の位相θ31の周波
数特性を示す図である。このように、図11のパッド1
−2間の位相θ21は校正が良好となり精度の高い測定
ができるが、図12のパッド1−2B間の位相θ31は
校正が不十分となるため、特に高周波においては位相の
測定が非常に困難であった。
【0020】図8は本実施の形態の図3で説明した集積
回路装置A1の信号入力パッド1と信号出力パッド2A
との間の位相θ21、および図4で説明した信号入力パ
ッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の位相θ31の
周波数特性を示す図である。このように、集積回路装置
A1では、常に対向するプローブヘッド20B、20C
で測定しているため、高周波帯域まで良好な位相データ
が得られていることがわかる。
回路装置A1の信号入力パッド1と信号出力パッド2A
との間の位相θ21、および図4で説明した信号入力パ
ッド1と第2信号出力パッド2Bとの間の位相θ31の
周波数特性を示す図である。このように、集積回路装置
A1では、常に対向するプローブヘッド20B、20C
で測定しているため、高周波帯域まで良好な位相データ
が得られていることがわかる。
【0021】[第2の実施の形態]図9は第2の実施の
形態の4端子対回路の集積回路装置A2を示す図であ
る。これは、集積回路装置A2の4角のすべてに、その
角方向を向くよう45度に入力用、出力用、又は入出力
用の信号パッド9を設けたものである。この場合は、い
ずれの信号パッド9の相互間であっても、常に相互に対
向するプローブヘッドを使用して高周波測定を行なうこ
とができ、充分な校正を行なうことが可能となる。
形態の4端子対回路の集積回路装置A2を示す図であ
る。これは、集積回路装置A2の4角のすべてに、その
角方向を向くよう45度に入力用、出力用、又は入出力
用の信号パッド9を設けたものである。この場合は、い
ずれの信号パッド9の相互間であっても、常に相互に対
向するプローブヘッドを使用して高周波測定を行なうこ
とができ、充分な校正を行なうことが可能となる。
【0022】[その他の実施の形態]なお、以上の説明
において、本発明のパッドの構成はコプレーナ型伝送線
路に限られるものではなく、他の配線プロセスによる集
積回路装置にも当然適用できるものである。また、前記
では信号パッドの向きを45度、135度、225度、
315度として説明したが、この角度から多少ずれた角
度であっても良い。
において、本発明のパッドの構成はコプレーナ型伝送線
路に限られるものではなく、他の配線プロセスによる集
積回路装置にも当然適用できるものである。また、前記
では信号パッドの向きを45度、135度、225度、
315度として説明したが、この角度から多少ずれた角
度であっても良い。
【0023】
【発明の効果】以上から本発明によれば、集積回路装置
の各辺に平行なすべての4方向から測定できるような角
度で信号パッドを設けたので、2個の信号パッド間の測
定を対向するプローブヘッドを接触させて行なうことが
でき、充分な校正が可能となって、高精度な測定ができ
るようになるという特徴がある。
の各辺に平行なすべての4方向から測定できるような角
度で信号パッドを設けたので、2個の信号パッド間の測
定を対向するプローブヘッドを接触させて行なうことが
でき、充分な校正が可能となって、高精度な測定ができ
るようになるという特徴がある。
【図1】 本発明の原理を示す信号入力/出力パッドの
構造を説明するための図である。
構造を説明するための図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の分配回路の集積
回路装置の概略平面図である。
回路装置の概略平面図である。
【図3】 図2の集積回路装置の信号パッド1−2A間
の測定方法を説明するための図である。
の測定方法を説明するための図である。
【図4】 図2の集積回路装置の信号パッド1−2B間
の測定方法を説明するための図である。
の測定方法を説明するための図である。
【図5】 従来の図11と図12に示す測定方法により
得たSパラメータの周波数特性図である。
得たSパラメータの周波数特性図である。
【図6】 本発明の図3と図4に示す測定方法により得
たSパラメータの周波数特性図である。
たSパラメータの周波数特性図である。
【図7】 従来の図11と図12に示す測定方法により
得た位相の周波数特性図である。
得た位相の周波数特性図である。
【図8】 本発明の図3と図4に示す測定方法により得
た位相の周波数特性図である。
た位相の周波数特性図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の4端子対の集積
回路装置の概略平面図である。
回路装置の概略平面図である。
【図10】 従来の集積回路装置の平面図である。
【図11】 図10の集積回路装置の信号パッド1−2
間の測定方法を説明するための図である。
間の測定方法を説明するための図である。
【図12】 図10の集積回路装置の信号パッド1−2
B間の測定方法を説明するための図である。
B間の測定方法を説明するための図である。
【図13】 従来の集積回路装置の信号パッドを説明す
るための図である。
るための図である。
1:信号入力パッド、2:信号出力パッド、2A:第1
信号出力パッド、2B:第2信号出力パッド、3:電源
パッド、4:集積回路本体部、5:電気的接地、6:プ
ローブヘッドの信号端子、7:プローブヘッドの接地端
子、8:プローブヘッドの電源端子、9:信号端子、2
0A’、20A〜20D:プローブヘッド、a〜d:
辺。
信号出力パッド、2B:第2信号出力パッド、3:電源
パッド、4:集積回路本体部、5:電気的接地、6:プ
ローブヘッドの信号端子、7:プローブヘッドの接地端
子、8:プローブヘッドの電源端子、9:信号端子、2
0A’、20A〜20D:プローブヘッド、a〜d:
辺。
Claims (2)
- 【請求項1】オンウエハで高周波測定が可能な複数の信
号パッドを有する集積回路装置において、 前記信号パッドの一部もしくはすべてを、集積回路装置
の各辺に平行なすべての4方向から測定できるような角
度で設けたことを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項2】前記信号パッドの一部もしくはすべてを、
前記各辺に対し、45度、135度、225度、もしく
は315度の角度で設けたことを特徴とする請求項1に
記載の集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8707196A JP2956827B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8707196A JP2956827B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09260442A true JPH09260442A (ja) | 1997-10-03 |
JP2956827B2 JP2956827B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13904720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8707196A Expired - Fee Related JP2956827B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956827B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004075336A1 (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 高周波回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621174A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-01-28 | Sharp Corp | マイクロ波集積回路ウエハ |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8707196A patent/JP2956827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621174A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-01-28 | Sharp Corp | マイクロ波集積回路ウエハ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2956827B2 (ja) | 1999-10-04 |
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