JPH09259095A - 中央処理システム - Google Patents

中央処理システム

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JPH09259095A
JPH09259095A JP8064019A JP6401996A JPH09259095A JP H09259095 A JPH09259095 A JP H09259095A JP 8064019 A JP8064019 A JP 8064019A JP 6401996 A JP6401996 A JP 6401996A JP H09259095 A JPH09259095 A JP H09259095A
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JP
Japan
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central processing
processing unit
data
circuit
writing
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JP8064019A
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English (en)
Inventor
Keizo Akiyama
桂三 秋山
Eitaro Ishii
英太郎 石井
Naoki Ishii
直樹 石井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2重書き込み動作と待機系のワーク用データ
の書き込み、読み出し動作とが衝突して処理能力の低下
を起こさない簡単な構成のシステムの実現。 【解決手段】 運用系のMPU1aは、ワークデータを
ゲート回路G1aをスルー制御させて、主メモリ回路3
a´にのルートで書き込む。この書き込みの時に、M
PU1aは、のルートでゲート回路G3a、G4a、
1系バス接続端子5a1、5b1、スタンバイ系のゲー
ト回路G2bを介して主メモリ回路3b´に対してデー
タの2重書き込みを行う。このとき、ゲート回路G1b
はオフさせて通過できないように制御する。即ち、スタ
ンバイ系のMPU1bが、ワークデータを書き込み、読
み出しする命令を出すと、ゲート回路G1bが閉じられ
ているため、のルートでゲート回路G3bをスルーに
し、ゲート回路G4bを閉じて第2のメモリ回路4bに
対してワークデータの書き込み、読み出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央処理システム
に関し、例えば、中央処理装置が2重冗長構成されたシ
ステム内部に備えられている主メモリのデータの同一性
の保持を図るシステムに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交換システムや情報処理システム
においては、システムの稼働停止を防止するためや、シ
ステムの信頼性の向上のためにしばしば2重冗長構成が
採られている。
【0003】図2は、中央処理装置C、Dが0系バスと
1系バスに接続され、いずれかの中央処理装置がアクト
系として動作し、残りの中央処理装置がスタンバイ系と
して動作するための一例の情報処理システムの構成図で
ある。
【0004】この図2において、中央処理装置C、Dの
基本的な構成は同じであり、中央処理装置Cは、マイク
ロプロセッサ回路MPU1aと、プログラムROM2a
と、ワークメモリ回路3aと、ゲート回路G1a、G2
a、G4aとから構成され、中央処理装置Dも、マイク
ロプロセッサ回路MPU1bと、プログラムROM2b
と、ワークメモリ回路3bと、ゲート回路G1b、G2
b、G4baとから構成されている。
【0005】中央処理装置Cは、バスライン接続端子5
a0、5a1によって0系バスラインと1系バスライン
とに接続されている。中央処理装置Dも、バスライン接
続端子5b0、5b1によって0系バスラインと1系バ
スラインとに接続されている。
【0006】この図2のような構成において、アクト
(運用)系のマイクロプロセッサ回路MPU1aは、図
ののルートで、自系統ワークメモリ回路3aにデータ
を書き込むと同時に、のルートで、他の系統(スタン
バイ系:待機中)のワークメモリ回路3bにデータを書
き込むような2重書き込みを行って、自系統のワークメ
モリ回路3aに書き込んだデータと他の系統のワークメ
モリ回路3bに書き込んだデータの同一性を保ってい
る。
【0007】上記のルートは、マイクロプロセッサ回
路MPU1aからMPU−BUSを通じ、ゲート回路G
1aを通じ、IN−BUSを介してワークメモリ回路3
aへのルートである。また、上記のルートは、マイク
ロプロセッサ回路MPU1aからMPU−BUSを通
じ、ゲート回路G1aを通じ、IN−BUSを通じ、ゲ
ート回路G4aを通じ、バスライン接続端子5a1−5
b1を介して、ゲート回路G2bを通じ、IN−BUS
を介してスタンバイ系のワークメモリ回路3bへのルー
トである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、他の系
統のワークメモリ回路3bにデータ書き込んでいるとき
に、他の系統のマイクロプロセッサ回路MPU1bが、
のルートで自系統のワークメモリ回路3bにデータを
書き込んだり、データを読み出しにいくような動作も並
行して行っている処理環境の場合、上述のアクト系のマ
イクロプロセッサ回路MPU1aからのスタンバイ系の
ワークメモリ回路3bへのデータ書き込みタイミング
と、スタンバイ系のマイクロプロセッサ回路MPU1b
からワークメモリ回路3bへのデータの書き込み・読み
出しタイミングとが衝突して、いずれかの一方の命令に
対する実行ができない場合が起き得る。
【0009】このようなアクト系からのデータ書き込み
命令とスタンバイ系からのデータ書き込み・読み出しタ
イミングとが衝突するような事象が起きるごとに、一方
の命令の処理が遅延し、処理能力の低下が起きていた。
特にアクト系の命令の処理が遅延した場合には、運用系
の処理能力が低下し、重大な問題であった。
【0010】このようなことから、2重冗長構成された
中央処理装置のそれぞれに第1の伝送路及び第2の伝送
路を収容し、いずれか一方が運用系として動作し、他方
が待機系として動作し、一方の運用系の中央処理装置に
よって主メモリ手段にデータを書き込むと共に、他方の
待機系の中央処理装置の主メモリ手段にも同じデータを
書き込み、この書込みデータの装置間での同一性を図る
システムにおいて、この2重書き込み動作と、待機系の
ワーク用データの書き込み、読み出し動作とが衝突し
て、処理能力の低下を起こさない簡単な構成の中央処理
システムの実現が要請されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第1
の中央処理装置及び第2の中央処理装置がそれぞれに第
1の伝送路及び第2の伝送路を収容し、いずれか一方が
運用系として動作し、他方が待機系として動作して、一
方の運用系の中央処理装置の内部の制御手段によって主
メモリ手段にデータを書き込むと共に、他方の待機系の
中央処理装置の内部の上記一方の伝送路に接続されてい
る主メモリ手段にも同じデータを書き込み、この書込み
データの装置間での同一性を図る中央処理システムにお
いて、以下の特徴的な構成で上述の課題を解決する。
【0012】即ち、本発明は、待機系の中央処理装置
が、一方の伝送路に接続されている主メモリ手段の他
に、データを書き込み、読み出しすることができる第2
のメモリ手段を、上記主メモリ手段が接続されている伝
送路の他方の伝送路系統に備える。そして、待機系の中
央処理装置内部の制御手段が、ワーク用データの書き込
み、読み出しを上記第2のメモリ手段に対して行う。
【0013】このような構成によって、待機系の中央処
理装置の第2のメモリ手段を主メモリ手段と別系統に備
え、この第2のメモリ手段にワーク用データの書き込
み、読み出しを行うことで、運用系の中央処理装置が、
自装置内の主メモリ手段と、待機系の中央処理装置の主
メモリ手段とに対してデータを2重書きする動作と、運
用系の中央処理装置内部の制御手段がワーク用データを
書き込み、読み出しする動作とが衝突することを回避す
ることができる。従って、運用系の中央処理装置の処理
能力を低下させる心配がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態を
図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態の2重冗
長構成の中央処理システムの構成図である。この図1に
おいて、中央処理システムは、主に、一方の中央処理装
置(CPU)Aと、他方の中央処理装置(CPU)Bと
から構成されている。それぞれの中央処理装置には、0
系バスラインと1系バスラインとに接続するためのバス
接続端子が備えられていて、中央処理装置Aには、0系
バス接続端子5a0と1系バス接続端子5a1とが備え
られ、中央処理装置Bには、0系バス接続端子5b0と
1系バス接続端子5b1とが備えられ、0系バスライン
と1系バスラインとにクロスバス接続されている。
【0015】中央処理装置Aは、主に、マイクロプロセ
ッサ回路MPU1aと、プログラムROM回路2aと、
主メモリ回路3a´と、第2のメモリ回路4aと、ゲー
ト回路G1a〜G4aとから構成されている。中央処理
装置Bは、主に、マイクロプロセッサ回路MPU1b
と、プログラムROM回路2bと、主メモリ回路3b´
と、第2のメモリ回路4bと、ゲート回路G1b〜G4
bとから構成されている。
【0016】これらの構成において、特徴的なことは、
第2のメモリ回路4a、4bとを備えていることであ
る。しかも、第2のメモリ回路4aが、0系バス接続端
子5a0に接続されている主メモリ回路3a´の反対側
の系の1系バス接続端子5a1側に接続されていること
である。同様に第2のメモリ回路4bが、1系バス接続
端子5b1に接続されている主メモリ回路3b´の反対
側の系の0系バス接続端子5b0側に接続されているこ
とである。これらの構成によって、2重書き込み動作
と、ワークデータの書き込み、読み出し動作とにおける
命令の衝突を回避する。
【0017】マイクロプロセッサ回路MPU1aは、例
えば、アクト系として動作する場合、プログラムROM
回路2aのプログラムを使用して、処理を行うと共に、
ワークデータをゲート回路G1aをスルー制御させて主
メモリ回路3a´に書き込む。また、この書き込みの時
に、マイクロプロセッサ回路MPU1aは、更に、ゲー
ト回路G3a、G4a、1系バス接続端子5a1、5b
1、ゲート回路G2bを介して主メモリ回路3b´に対
してデータの2重書き込みを行う。
【0018】また、マイクロプロセッサ回路MPU1a
は、スタンバイ系として動作する場合、プログラムRO
M回路2aのプログラムを使用して、処理を行うと共
に、ワークデータをゲート回路G3aを通して第2のメ
モリ回路4aに書き込み、読み出しする。このときに、
ゲート回路G4aをオフさせて、通過させないように制
御する。
【0019】更に、中央処理装置Aのマイクロプロセッ
サ回路MPU1aは、中央処理装置Bの動作の正常性を
確認するためのメート間通信を行うために、ゲート回路
G1a、G2a、バス接続端子5a0、5b0、ゲート
回路G4bを介して第2のメモリ回路4bにデータを書
き込む。このときに、ゲート回路G3bはオフさせ、通
過しないように制御する。これは、マイクロプロセッサ
回路MPU1bからのワークデータの書き込み、読み出
しを行わせないように競合を回避させるためである。
【0020】マイクロプロセッサ回路MPU1bも、ア
クト系として動作する場合、プログラムROM回路2b
のプログラムを使用して、処理を行うと共に、ワークデ
ータをゲート回路G1bをスルー制御させて主メモリ回
路3b´に書き込む。また、この書き込みの時に、マイ
クロプロセッサ回路MPU1bは、更に、ゲート回路G
3b、G4b、0系バス接続端子5b0、5a0、ゲー
ト回路G2aを介して主メモリ回路3a´に対してデー
タの2重書き込みを行う。
【0021】また、マイクロプロセッサ回路MPU1b
は、スタンバイ系として動作する場合、プログラムRO
M回路2bのプログラムを使用して、処理を行うと共
に、ワークデータをゲート回路G3bを通して第2のメ
モリ回路4bに書き込み、読み出しする。このときに、
ゲート回路G4bをオフさせて、通過させないように制
御する。
【0022】更に、中央処理装置Bのマイクロプロセッ
サ回路MPU1bは、中央処理装置Aの動作の正常性を
確認するためのメート間通信を行うために、ゲート回路
G1b、G2b、バス接続端子5b1、5a1、ゲート
回路G4aを介して第2のメモリ回路4aにデータを書
き込む。このときに、ゲート回路G3aはオフさせ、通
過しないように制御する。これは、マイクロプロセッサ
回路MPU1aからのワークデータの書き込み、読み出
しを行わせないように競合を回避させるためである。
【0023】ゲート回路G1〜G4は、それぞれ、例え
ば、ラインドライバ、トランシーバ、レシーバなどを組
み合わせることで実現することできる。例えば、汎用の
244、245などのICを使用することができる。ま
た、特に、ゲート回路G3a、G4aは、ワーク用デー
タの書き込み、読み出しと、メート間通信のとき競合の
回避を行うように動作する。
【0024】例えば、中央処理装置Aにおいて、ワーク
用データの書き込みにおいては、ゲートG3aを通過さ
て、ゲート回路G4aを通過させないように制御し、メ
ート間通信においては、ゲート回路G3aを通過させ
ず、ゲート回路G4aを通過させる。
【0025】中央処理装置Bにおいても、ゲート回路G
3b、G4bも同様な競合回避の動作を行い、ワーク用
データの書き込み、読み出しにおいてはゲート回路G3
bを通過させ、ゲート回路G4bを通過させず、メート
間通信においてはゲート回路G4bを通過させ、ゲート
回路G3bを通過させないように制御する。
【0026】(動作):次に図1の2重冗長構成された
中央処理システムの動作を説明する。この図1におい
て、中央処理装置Aをアクト系とし、中央処理装置Bを
スタンバイ系として動作を説明する。
【0027】先ず、運用系の中央処理装置Aのマイクロ
プロセッサ回路MPU1aは、プログラムROM回路2
aのプログラムを使用して、処理を行うと共に、ワーク
データをゲート回路G1aをスルー制御させて、IN−
BUS0を通じて主メモリ回路3a´にのルートで書
き込む。また、この書き込みの時に、マイクロプロセッ
サ回路MPU1aは、更に、のルートでゲート回路G
3a、G4a、1系バス接続端子5a1、5b1、スタ
ンバイ系の中央処理装置Bのゲート回路G2bを介して
主メモリ回路3b´に対してデータの2重書き込みを行
う。このときに、ゲート回路G1bはオフさせて、通過
できないように制御する。
【0028】即ち、このときに、スタンバイ系の中央処
理装置Bのマイクロプロセッサ回路MPU1bが、ワー
クデータを書き込み、読み出しする命令を出すと、ゲー
ト回路G1bが閉じられているため、のルートでMP
U−BUSを通じてゲート回路G3bをスルーにし、ゲ
ート回路G4bを閉じて第2のメモリ回路4bに対して
ワークデータの書き込み、読み出しを行う。
【0029】このように、アクト系の中央処理装置Aか
らの2重書き込み動作と、スタンバイ系のワークデータ
の書き込み動作とが主メモリ回路3b´で衝突すること
を回避することができる。
【0030】次に、アクト系の中央処理装置Aが、スタ
ンバイ系の中央処理装置Bの動作の正常性を確認するた
めのメート間通信の動作を説明する。先ず、アクト系の
中央処理装置Aのマイクロプロセッサ回路MPU1a
は、メート間通信用のデータをゲート回路G1a、G2
a、0系バス接続端子5a0、5b0、ゲート回路G4
bを通じて第2のメモリ回路4bにメート間通信用のデ
ータを書き込む。このときには、ゲート回路G3bを閉
じて、マイクロプロセッサ回路MPU1bからのワーク
用データの書き込み、読み出しの命令が第2のメモリ回
路4bに与えられないように競合回避制御する。
【0031】第2のメモリ回路4bにメート間通信用の
データの書き込みを終えると、次にゲート回路G4bを
閉じ、ゲート回路G3bを通過させて、マイクロプロセ
ッサ回路MPU1bが第2のメモリ回路4bのメート間
通信用のデータを読み出して検査して、検査結果を再び
のルートで第2のメモリ回路4bに書き込む。次にゲ
ート回路G3bを閉じ、ゲート回路G4bを通過させ
て、マイクロプロセッサMPU1aは、のルートによ
って、第2のメモリ回路4bに書き込まれている検査結
果を読み出してのルートで検査結果を取得して、この
検査結果を確認してスタンバイ系の中央処理装置Bの動
作の正常性を確認する。
【0032】以上のような動作は、アクト系が中央処理
装置Aから中央処理装置Bに切り替えられても同じよう
に行われる。
【0033】(本発明の実施の形態の効果): 以上
の本発明の実施の形態によれば、主メモリ回路3a´、
3b´とは反対側のバス系統に第2のメモリ回路4a、
4bとゲート回路G3a、G3bとを備え、例えば、ア
クト系の中央処理装置Aが自装置内部の主メモリ回路3
a´とスタンバイ系の中央処理装置Bの主メモリ回路3
b´とに2重書き込みする動作と、スタンバイ系のマイ
クロプロセッサ回路MPU1bからのワーク用データの
書き込み、読み出し動作とが従来と同じように、同じタ
イミングで発生しても、ワーク用データは第2のメモリ
回路4bに書き込み、読み出しにいくのでIN−BUS
1上での2種類の命令の衝突を、簡単な回路構成で回避
することができる。
【0034】また、アクト系が中央処理装置Bで、スタ
ンバイ系が中央処理装置Aである場合も、第2のメモリ
回路4aを使用して、上述と同様に衝突を回避すること
ができる。
【0035】更に、上述の第2のメモリ回路4a、4b
には、ワーク用データを書き込む他に、記憶エリアを別
けて対向する中央処理装置の動作の正常性を確認するた
めのメート間通信用のデータを書き込むようにし、しか
も、ワーク用データの書き込み、読み出しとの競合を回
避するようにゲート回路を構成したので、非常に簡単な
構成で、機能的な中央処理システムを実現することがで
きる。
【0036】(他の実施の形態): (1)尚、以上
の実施の形態においては、中央処理システムとして必要
最低限の構成で説明したが、このような中央処理システ
ムを例えば、交換システムに適用することで、多くの回
線収容を行い、呼処理を行うような場合には非常に効果
的となる。
【0037】そこで、図3は、本発明を交換システムと
して使用する場合の必要最低限の構成図である。この図
3において、0バスラインには、時分割スイッチ回路T
DSW1が接続され、この時分割スイッチ回路TDSW
1が外部の複数の回線からの信号を中央処理装置Aから
の制御を受けながら処理する。1系バスラインにも、時
分割スイッチ回路TDSW2が接続され、この時分割ス
イッチ回路TDSW2が外部の複数の回線からの信号を
中央処理装置Bからの制御を受けながら処理する。
【0038】これらの構成で、一方の例えば、中央処理
装置Aと時分割スイッチ回路TDSW1とがアクト系と
して動作し、他方の中央処理装置Bと時分割スイッチ回
路TDSW2とがスタンバイ系として動作しており、ア
クト系の中央処理装置Aが内部の主メモリ回路とスタン
バイ系の主メモリ回路にデータを2重書きする動作と、
スタンバイ系の中央処理装置Bがワークデータを書き込
み、読み出しする動作とが衝突することがなくなり、従
って、アクト系の中央処理装置Aの処理が停滞する心配
がないでの、時分割スイッチ回路TDSW1に対する制
御が遅れる心配もなくなる。
【0039】(2)また、0系バスライン、1系バスラ
インは、パラレル伝送路の他、シリアル伝送路や、光伝
送路などでもよい。
【0040】(3)更に、0系、1系は、それぞれロー
カルネットワークで構成する場合でも本発明を適用する
ことができる。例えば、バス型構造のローカルネットワ
ーク(例えば、イーサネット)で構成することも好まし
い。更に、このバス型構造のローカルネットワークとし
ては、例えば、CSMA/CD型(CarrierSe
nse Multiple Access with
CollisionDetection:衝突検出機能
付き搬送波検知多元アクセス)を使用することも好まし
い。
【0041】(4)更にまた、アクト系とスタンバイ系
との切り替えは、例えば、障害復旧後に再びアクト系又
はスタンバイ系に復帰する復帰モード、非復帰モードの
いずれで切り替えられる場合にも本発明を適用すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べた様に本発明は、待機系の中央
処理装置内部に第2のメモリ手段を、主メモリ手段が接
続されている伝送路の他方の伝送路系統に備え、待機系
の中央処理装置内部の制御手段が、ワーク用データの書
き込み、読み出しをこの第2のメモリ手段に対して行う
ことで、装置間のデータの同一性を図るためのデータの
2重書き動作と、待機系の中央処理装置のワーク用デー
タの書き込み、読み出し動作とが衝突することを回避で
き、運用系の中央理処理装置の処理能力を向上させる中
央処理システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の2重冗長構成の中央処理
システムの構成図である。
【図2】従来例の2重冗長構成の中央処理システムの構
成図である。
【図3】本発明を交換システムに適用した場合のシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1a、1b…マイクロプロセッサ回路(MPU)、2
a、2b…プログラムROM、3a´、3b´…主メモ
リ回路、4a、4b…第2のメモリ回路、G1〜G4…
ゲート回路、5…バスライン接続端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の中央処理装置及び第2の中央処理
    装置がそれぞれに第1の伝送路及び第2の伝送路を収容
    し、いずれか一方が運用系として動作し、他方が待機系
    として動作して、一方の運用系の中央処理装置の内部の
    制御手段によって主メモリ手段にデータを書き込むと共
    に、他方の待機系の中央処理装置の内部の上記一方の伝
    送路に接続されている主メモリ手段にも同じデータを書
    き込み、この書込みデータの装置間での同一性を図る中
    央処理システムにおいて、 上記待機系の中央処理装置は、上記一方の伝送路に接続
    されている上記主メモリ手段の他に、データを書き込
    み、読み出しすることができる第2のメモリ手段を、上
    記主メモリ手段が接続されている伝送路の他方の伝送路
    系統に備え、 上記待機系の中央処理装置内部の制御手段は、ワーク用
    データの書き込み、読み出しを上記第2のメモリ手段に
    対して行うことを特徴とする中央処理システム。
  2. 【請求項2】 上記運用系の中央処理装置は、待機系の
    中央処理装置内部の上記第2のメモリ手段に、待機系の
    中央処理装置の動作の正常性の確認のための正常性確認
    用データを書き込み、 上記待機系の中央処理装置内部の制御手段は、上記正常
    性確認用データを読み出して検査し、検査結果を再び上
    記第2のメモリ手段に書き込み、 上記運用系の中央処理装置内部の制御手段は、上記検索
    結果を読み出して上記待機系の中央処理装置の動作の正
    常性の確認を行うことを特徴とする請求項1記載の中央
    処理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014530434A (ja) * 2011-09-27 2014-11-17 オラクル・インターナショナル・コーポレイション トラフィックディレクタ環境におけるトラフィックのアクティブ−パッシブルーティングおよび制御のためのシステムおよび方法

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