JPH09258868A - 携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置 - Google Patents

携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置

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JPH09258868A
JPH09258868A JP8091969A JP9196996A JPH09258868A JP H09258868 A JPH09258868 A JP H09258868A JP 8091969 A JP8091969 A JP 8091969A JP 9196996 A JP9196996 A JP 9196996A JP H09258868 A JPH09258868 A JP H09258868A
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JP
Japan
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keyboard
personal computer
main body
unit
keyboard device
Prior art date
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Application number
JP8091969A
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English (en)
Inventor
Takemasa Itou
偉勝 伊東
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課 題】携帯用パーソナルコンピュータとしての携帯
性を損なうことなくキーボード装置のみを大型化して、
キー入力操作を極めて容易に行う 。 【解決手段】携帯用パーソナルコンピュータにおいて、
キーボード装置4を右側キーボードユニット40と左側
キーボードユニット44との2つのユニットに分離形成
すると共に、両キーボードユニット40、44を着脱自
在に接続して一体的なキーボード装置を組立可能にす
る。分離された各キーボードユニットは、蓋体の閉塞時
においてはパーソナルコンピュータ本体2と蓋体3との
間に積層された状態で収納されると共に、蓋体3の開放
時においては各キーボードユニット40、44がキーボ
ード装置4として一体的に組み立てられ、この組み立て
られたキーボード装置4は、その左右の側縁部が前記パ
ーソナルコンピュータ本体2の左右端面より突出する大
きさとなってキー入力し得る様に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用パーソナル
コンピュータのキーボード装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パソコン、サブノート型
パソコン、パームトップ型パソコンと称される携帯用パ
ーソナルコンピュータは、技術革新により軽量化、小型
化が進んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の携帯用パーソナルコンピュータにおいては、パーソナ
ルコンピュータ本体にキーボード装置が一体化されてい
るため、携帯用パーソナルコンピュータの小型化と共に
キーボード装置も小型化し、この結果、キー入力操作が
しずらくなるという欠点があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み案出されたもの
で、携帯用パーソナルコンピュータとしての携帯性を損
なうことなく、キーボード装置を大型化してキー入力操
作を極めて容易に行うことのできる携帯用パーソナルコ
ンピュータにおけるキーボード装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、パーソナルコンピュータ本体を開閉自在
に閉塞する蓋体を開放するとキーボード装置が表出する
携帯用パーソナルコンピュータにおいて、前記キーボー
ド装置を複数のキーボードユニットに分割形成すると共
に、分割された各キーボードユニットは、蓋体の閉塞時
においてはパーソナルコンピュータ本体と蓋体との間に
積層された状態で収納され且つ前記蓋体の開放時におい
ては各キーボードユニットが前記キーボード装置として
一体的に組み立てられ、この組み立てられたキーボード
装置は、前記パーソナルコンピュータ本体の大きさより
大となって使用し得る様に構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施の形態を
図1乃至37図に基づいて説明する。
【0007】まず、図1乃至図11を参照して第1の実
施の形態について説明する。
【0008】図1は、携帯用パーソナルコンピュータ1
の外観斜視図を示すもので、この携帯用パーソナルコン
ピュータ1は、パーソナルコンピュータ本体2とこのパ
ーソナルコンピュータ本体2を開閉自在に閉塞する蓋体
3と後述するキーボード装置4とから構成されており、
パーソナルコンピュータ本体2は、その前縁部5左方に
フロッピーディスクドライブ6のディスク挿入口7を有
している。
【0009】なお説明の便宜上、以下の説明において
は、図1に示す如く、蓋体3の閉塞されたパーソナルコ
ンピュータ本体2を、そのディスク挿入口7がオペレー
タに対向するように配設した状態において、パーソナル
コンピュータ本体2のオペレータに接近離反する方向を
パーソナルコンピュータ本体2の前後方向とすると共
に、オペレータからみて左右方向をパーソナルコンピュ
ータ本体2の左右方向とし、また、オペレータに接近離
反する方向を蓋体3の前後方向とすると共に、オペレー
タからみて左右方向を蓋体3の左右方向として、説明を
進めてゆくこととする。
【0010】図1に戻って、蓋体3は、その前後方向の
後縁部8がパーソナルコンピュータ本体2の前後方向の
後縁部9にヒンジ機構10(図2参照)により所定角度
範囲回動自在に取り付けられていると共に、その前後方
向の前縁部11に設けられた突状係止部12がパーソナ
ルコンピュータ本体2の前後方向の前縁部5に設けられ
た凹状被係止部13に係脱自在に係止して蓋体3がパー
ソナルコンピュータ本体2に固定されるようになってい
る。
【0011】次に、図2は、パーソナルコンピュータ本
体2より蓋体3を開放し、キーボード装置4を取り除い
た状態の携帯用パーソナルコンピュータ1の外観斜視図
を示すものである。パーソナルコンピュータ本体2は、
厚さの薄い略直方体形状をしており、その上面部15に
は第1のキーボード収納凹部14が形成されている。第
1のキーボード収納凹部14は、直方体状の中空部に形
成されており、その上方はパーソナルコンピュータ本体
2の上面部15にて開放される開口面に形成されると共
に、左右の端部が夫々パーソナルコンピュータ本体2の
左端面16及び右端面17にて開放される開口面に形成
されている。なお、キーボード収納凹部の左右の開口面
は、夫々、左キーボードユニット挿入口18、右キーボ
ードユニット挿入口19とされる。
【0012】また、パーソナルコンピュータ本体2の上
面部15の前縁部5側の中央及び後縁部9側の中央に
は、夫々長方形状の前縁側キーボード固定部材20及び
後縁側キーボード固定部材21がその長手方向をパーソ
ナルコンピュータ本体2の左右方向に沿わせて取り付け
られている。両キーボード固定部材20、21は、夫々
キーボード収納凹部14の開口面に出没自在に所定距離
突出し得る如くパーソナルコンピュータ本体2の前後方
向に移動可能に取り付けられていると共に、その突出移
動限界位置及び没入移動限界位置に夫々固定し得るよう
になっている。
【0013】従って、前縁側キーボード固定部材20
は、その後方への突出移動限界位置にて、キーボード収
納凹部14の開口面に所定距離突出し、その突出部の下
面とキーボード収納部の底面22との間にキーボード前
縁保持部を形成するように構成されている。
【0014】同様に、後縁側キーボード固定部材21
は、その前方への突出移動限界位置にて、キーボード収
納凹部14の開口面に所定距離突出し、その突出部の下
面とキーボード収納凹部14の底面22との間にキーボ
ード後縁保持部を形成するように構成されている。
【0015】なお、、パーソナルコンピュータ本体2の
上面部15の後縁部5側の右方には、ポインテイングデ
ィバイスとしてのトラッキングボール23が設けられて
おり、更に、パーソナルコンピュータ本体2の左端面1
6の後縁部9側にはコネクタ24が設けられている。
【0016】また、パーソナルコンピュータ本体2の内
部には、電気回路部25が設けられている。この電気回
路部25の概略は、図3に示すごとく、主として、中央
処理装置としてのCPU26と、このCPU26にシス
テムバス27を介して接続されたROM28、RAM2
9、表示装置30、キーボード装置4、フロッピーディ
スクドライブ6とから構成され、更にこの電気回路部2
5は、前記パーソナルコンピュータ本体2のコネクタ2
4に電気的に接続されるものであるが、これらの電気回
路部25の構成自体は、パーソナルコンピュータとして
は周知のもので良く、本発明の要旨に直接関係ないた
め、その詳細な説明は省略する。
【0017】次いで、図2に戻って、蓋体3の裏面31
中央には、表示装置30としての液晶表示画面が設けら
れており、この液晶表示画面は、図示しないフレキシブ
ルコードにより前記電気回路部25に接続されている。
【0018】また、蓋体3の裏面31には、液晶表示画
面の左端縁32と蓋体3の左端部33との間に位置し
て、第1のキーボード押え部材34が設けられていると
共に、液晶表示画面の右端縁35と蓋体3の右端部36
との間に位置して、第2のキーボード押え部材37が設
けられている。両キーボード押え部材34、37は、夫
々金属等の弾性材料にて湾曲形成された板バネにて構成
されており、その突出部38、39は、夫々蓋体3の裏
面31より離反する方向を向いており、蓋体3の開閉動
作にともなって後述する右側キーボードユニット40の
裏面41の所定位置に夫々接離自在に当接し得るように
なっている。 また、蓋体3の内面部、即ち、裏面3
1、前縁部11、後縁部8、左端部33、右端部36で
囲繞される略直方体状の空間は、第2のキーボード収納
凹部42とされている。
【0019】なお、43は、蓋体3の裏面31に設けら
れた電源スイッチ43である。
【0020】次に、図4乃至図6に基づいて本発明の要
部をなすキーボード装置4について説明する。図4に示
すごとく、キーボード装置4は、全体形状としては長方
形状をなし、キー配列としては86キーを有するもので
あるが、その長手方向略中央部よりその幅方向のキー配
列に沿って略2分割されて、第1のキーボードユニット
としての左側キーボードユニット44と第2のキーボー
ドユニットとしての右側キーボードユニット40とに分
離形成されている。
【0021】左側キーボードユニット44は、厚さの薄
い略長方体形状に形成されており、その右側縁部45よ
り前記パーソナルコンピュータ本体2の左キーボードユ
ニット挿入口18を介してキーボード収納凹部14に挿
入可能に且つキーボード収納凹部14にてパーソナルコ
ンピュータ本体2の左右方向に沿って移動自在に移動し
得る様に構成されると共に、右方向移動限界位置にてキ
ーボード収納凹部14に完全に収納し得る寸法に設定さ
れている。 左側キーボードユニット44は、その内部
にキーボード回路部(図示せず)が設けられていると共
に、その後縁部46の左端には、伸縮自在なカールコー
ドよりなり一端部が前記キーボード回路部に接続された
キーボード接続コード47が設けられており、このキー
ボード接続コード47の自由端部には前記パーソナルコ
ンピュータ本体2のコネクタ24に着脱自在に接続可能
なコネクタ48が設けられている。
【0022】また、左側キーボードユニット44は、そ
の右側縁部45の前縁部53側に、図5に示すごとく、
コネクタとしてのリセプタクル49を有しており、この
リセプタクル49は、前記キーボード回路部に接続され
ている。しかして、左側キーボードユニット44は、キ
ーボード収納凹部14に完全に収納されている位置よ
り、パーソナルコンピュータ本体2の左右方向の左側に
所定距離だけ移動された際、左側キーボードユニット4
4の略左側半分がパーソナルコンピュータ本体2の左端
面より所定距離だけ突出するようになっている。
【0023】次に、右側キーボードユニット40は、厚
さの薄い略長方体形状に形成されており、その左側縁部
50より前記パーソナルコンピュータ本体2の右キーボ
ードユニット挿入口19を介してキーボード収納凹部1
4内に挿入可能に且つパーソナルコンピュータ本体2の
左右方向に沿って移動自在に移動しうる様に構成されて
いる。
【0024】更に、右側キーボードユニット40は、前
記パーソナルコンピュータ本体2のキーボード収納凹部
14内に左側キーボードユニット44を完全に収納した
状態において、左側キーボードユニット44の表面に右
側キーボードユニット40の表面を当接させ両キーボー
ドユニット44、40の両側縁部55、56、45、5
0を揃えて、蓋体3をパーソナルコンピュータ本体2に
閉塞させると右側キーボードユニット40が蓋体3の第
2のキーボード収納凹部42に完全に収納されると共
に、蓋体3の裏面31に設けられた第1及び第2のキー
ボード押え部材34、37の突出部38、39が右側キ
ーボードユニット40の裏面41に当接し、その弾性力
によって右側キーボードユニット40を左側キーボード
ユニット44の方向へ押圧するようになっている。
【0025】次いで右側キーボードユニット40は、そ
の内部にキーボード回路部(図示せず)を有すると共
に、図6に示すごとく、その左側縁部50の前部にコネ
クタとしてのヘッダ51を有しており、このヘッダ51
は、前記キーボード回路に接続されていると共に前記左
側キーボードユニット44の右側縁45に設けられたリ
セプタクル49に着脱自在に接続可能になっている。
【0026】しかして、左側キーボードユニット44の
リセプタクル49と右側キーボードユニット40のヘッ
ダ51とが接続され、両キーボードユニット40、44
が一体になつてキーボード装置4が構成された際に、左
側キーボードユニット44のキーボード回路部と右側キ
ーボードユニット40のキーボード回路部とが電気的に
接続されて周知のキーボード装置4におけるキーボード
回路が形成されるように構成されている。
【0027】次に、第1の実施の形態におけるキーボー
ド装置4の展開及び収納操作について図1及び図7乃至
図11を参照して説明する。
【0028】図1は、蓋体3の閉塞された状態の携帯用
パーソナルコンピュータ1を示すものであり、この状態
より、蓋体3の突状係止部12をパーソナルコンピュー
タ本体2の凹状被係止部13より取り外して蓋体3を開
放して立設すると、図7に示す状態となる。
【0029】図7に示される状態では、左側キーボード
ユニット44は、パーソナルコンピュータ本体2のキー
ボード収納凹部14に完全に収納されており、また右側
キーボードユニット40は、その表面が左側キーボード
ユニット44の表面に当接して、両キーボードユニット
40、44の各側縁部45、50、55、56は、略揃
った状態で積層されている。
【0030】図7に示す状態より、まず、右側キーボー
ドユニット40を左側キーボードユニット44上より取
り外して、図8に示す如く、左側キーボードユニット4
4がパーソナルコンピュータ本体2のキーボード収納凹
部14に収納されている状態とする。
【0031】次いで、図9に示すごとく、左側キーボー
ドユニット44をキーボード収納凹部14内を左方向に
沿って移動させて、左側キーボードユニット44の右側
縁部45をパーソナルコンピュータ本体2の左右方向略
中央部に位置させると、左側キーボードユニット44の
略半分だけがパーソナルコンピュータ本体2の左端面1
6より突出する。
【0032】その後、取り外した右側キーボードユニッ
ト40を、その左側縁部50をキーボード収納凹部14
の右キーボード挿入口19を介してキーボード収納凹部
14に挿入して、パーソナルコンピュータ本体2の左方
向に移動させると、その左方移動限界位置にて、右側キ
ーボードユニット40の左側縁部50は、左側キーボー
ドユニット44の右側縁部45に当接して、右側キーボ
ードユニット40のヘッダ51が、左側キーボードユニ
ット44のリセプタクル49に接続され、これによって
左側及び右側キーボードユニット44、40が一体的に
なってキーボード装置4が構成される。なお、右側キー
ボードユニット40の略半分は、パーソナルコンピュー
タ本体2の右端面より突出した状態となる。
【0033】次いで、後縁側キーボード固定部材21を
前方に移動させて、その突出部を左側キーボードユニッ
ト44及び右側キーボードユニット40の後縁部46、
52の上面に当接させ、更に、前縁側キーボード固定部
材20を後方に移動させて、その突出部を左側キーボー
ドユニット44及び右側キーボードユニット40の前縁
部53、54の上面に当接させると、キーボード装置4
は、キーボード後縁保持部及びキーボード前縁保持部に
よって保持されて、パーソナルコンピュータ本体2のキ
ーボード収納凹部14に固定される。
【0034】次に、図10に示すごとく、左側キーボー
ドユニット44に設けられた、キーボード接続コード4
7のコネクタ48をパーソナルコンピュータ本体2のコ
ネクタ24に接続すれば、キーボード装置4のキーボー
ド回路部とパーソナルコンピュータ本体2の電気回路部
とが接続される。
【0035】しかして、電源スイッチ43を投入すれ
ば、キーボード装置4の左右縁部55、56がパーソナ
ルコンピュータ本体2の左右端面16、17より突出し
た状態で携帯用パーソナルコンピュータ1としてキー入
力操作が可能な状態となる。
【0036】なお、図10に示す状態の携帯用パーソナ
ルコンピュータ1よりキーボード装置4を収納するに
は、上述の操作と逆の操作を行えばよい。即ち、まず、
図10において、左側キーボードユニット44のキーボ
ード接続コード47のコネクタ48をパーソナルコンピ
ュータ1本体のコネクタ24より取り外す。
【0037】次いで、前縁側キーボード固定部材20を
前方移動限界位置に移動させて、前縁側キーボード固定
部材20を左側及び右側キーボードユニット44、40
の前縁部53、54の上面より離反させる。
【0038】同様に、後縁側キーボード固定部材21を
後方移動限界位置に移動させて、後縁側キーボード固定
部材21を左側及び右側キーボードユニット44、40
の後縁部46、52の上面より離反させる。
【0039】次に、右側キーボードユニット40を右側
に移動させて、右側キーボードユニット40のヘッダ5
1を、左側キーボードユニット44のリセプタクル49
より取り外し、左側及び右側キーボードユニット44、
40を夫々分離した後、右側キーボードユニット40を
キーボード収納凹部14より引き抜く。
【0040】次いで、左側キーボードユニット44を右
方向に移動させて、キーボード収納凹部14内に完全に
収納させる。その後左側キーボードユニット44のキー
ボード接続コード47をパーソナルコンピュータ本体2
の上面部15の所定位置に配設する。
【0041】次に、右側キーボードユニット40の裏面
41を上にして、左側キーボードユニット44の上面に
載置する。この時、両キーボードユニット44、40の
各側縁部55、56、45、50を略揃えるようにす
る。
【0042】しかる後、起立する蓋体3を所定角度手前
に回動させると、蓋体3の裏面31に設けられた、第1
及び第2のキーボード押え部材34、35が右側キーボ
ードユニット40の裏面41に当接すると共に押圧し
て、右側キーボードユニット40を固定する。
【0043】更に、蓋体3の回動を続けると、右側キー
ボードユニット40が蓋体3の第2のキーボード収納部
42に収納されて、蓋体3の突状係止部12がパーソナ
ルコンピュータ本体2の凹状被係止部13に係合され、
蓋体3がパーソナルコンピュータ本体2に固定されて、
図1に示す状態となる。この結果、携帯用パーソナルコ
ンピュータ1を携帯して移動することができる。
【0044】なお、前記キーボード装置4の展開操作で
は、キーボード装置4をパーソナルコンピュータ本体2
に取り付けて、キー入力操作し得るようにしたが、本実
施の形態では、キーボード装置4をパーソナルコンピュ
ータ本体2より取り外して、キー入力操作し得る様に構
成することも可能である。
【0045】即ち、図11に示すように、パーソナルコ
ンピュータ本体2の載置されている机上等にて、左側キ
ーボードユニット44と右側キーボードユニット40と
を上述と同様の操作によって接続して一体的なキーボー
ド装置4を形成すると共に、左側キーボードユニット4
4のキーボード接続コード47のコネクタ48をパーソ
ナルコンピュータ本体2のコネクタ24に接続すれば良
い。
【0046】なお、この場合の、キーボード装置4の展
開及び収納操作は、前記キーボード装置4をパーソナル
コンピュータ本体2に取り付け及び取り外す操作より容
易に理解し得るため、その詳細な説明は省略する。
【0047】しかして、本実施の形態によれば、携帯用
パーソナルコンピュータ1としての携帯性、小型性を損
なうことなく、パーソナルコンピュータ本体2の左右方
向の大きさより大きなキーボード装置4を形成し、これ
によりキー入力操作を極めて容易に行うことができる。
【0048】また、キーボード装置4をパーソナルコン
ピュータ本体2に取り付けた状態のみならず取り外した
状態でも操作することができるから、パーソナルコンピ
ュータ本体2を載置する空間の狭い場所では、キーボー
ド装置4をパーソナルコンピュータ本体2に取り付けた
状態で使用することができ、一方、パーソナルコンピュ
ータ本体2を載置する空間が比較的広い場所では、キー
ボード装置4をパーソナルコンピュータ本体2より離脱
した状態で使用することができ、この場合、オペレータ
は、キーボード装置4と液晶表示画面との間隔を所望の
距離に設定できるという利点がある。
【0049】次に、図12乃至図20を参照して第2の
実施の形態について説明する。
【0050】なお、第2の実施の形態において第1の実
施の形態と同一構成部分については、図面に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0051】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
比較して、キーボード装置60の取り付け構造及び左側
キーボードユニット61のキーボード収納凹部62にお
ける左右方向の移動距離が予め所定範囲に規制されてい
る点が相違するものである。
【0052】以下詳述すると、図12において、キーボ
ード装置60は、左側キーボードユニット61と右側キ
ーボードユニット63とに分離形成されており、左側キ
ーボードユニット61及び右側キーボードユニット63
の前縁部64、65及び後縁部66、67には、夫々、
その上下方向(各キーボードユニット61、63の表裏
方向)略中間部より下方に位置して且つその左右方向に
沿って前縁係合凸部68、69及び後縁係合凸部70、
71が突設されている(図13、図14参照)。
【0053】また、左側キーボードユニット61の裏面
72には、その前後方向略中間部より所定距離後方側に
位置して且つ左右方向の略中間部より所定距離右側に位
置して、接続コード取付け部材73が垂下形成されてお
り、接続コード取付け部材73の中空筒部には接続コー
ド74が嵌装されている。この接続コード74は、その
一端部が、左側キーボードユニット61のキーボード回
路部(図示せず)に接続されると共に、その他端部がパ
ーソナルコンピュータ本体2の電気回路部25に接続さ
れている。
【0054】しかして、左側キーボードユニット61と
右側キーボードユニット63とをリセプタクル49とヘ
ッダ51を介して接離自在に接続し(図13、図14参
照)、一体的なキーボード装置60を形成すると、左側
キーボードユニット61のキーボード回路部と右側キー
ボードユニット63のキーボード回路部とが接続され
て、一体的なキーボード装置60としてのキーボード回
路(図示せず)の機能を生ずると共に、このキーボード
回路が前記接続コード74を介してパーソナルコンピュ
ータ本体2の電気回路部25に接続されることになる。
【0055】次に、図15に示す如く、パーソナルコン
ピュータ本体2の第1のキーボード収納凹部62には、
その後縁部内壁面75に断面コ字状の後縁側係合溝76
がその長手方向をパーソナルコンピュータ本体2の左右
方向に沿わせて形成されている。後縁側係合溝76は、
その前面がキーボード収納凹部62の後縁部内壁面75
にて開口すると共に、その左右端部は、夫々パーソナル
コンピュータ本体2の左右端面16、17にて開口して
おり、右端部の開口は、前記右側キーボードユニット6
3の後縁係合凸部挿入口77とされてる。
【0056】しかして、この後縁側係合溝76には、左
側キーボードユニット61及び右側キーボードユニット
63の後縁係合凸部70、71が夫々パーソナルコンピ
ュータ本体2の左右方向に沿って移動自在に係合されて
いると共に、右側キーボードユニット63は、その左側
縁部50より後縁係合凸部71を後縁側係合溝76の後
縁係合凸部挿入口77に挿脱自在に挿入し得る様になっ
ている。
【0057】また、キーボード収納凹部62には、その
前縁部内壁面78に断面コ字状の前縁側係合溝79がそ
の長手方向をパーソナルコンピュータ本体2の左右方向
に沿わせて形成されている。前縁側係合溝79は、その
前面がキーボード収納凹部62の前縁部内壁面78にて
開口すると共に、その左右端部は、夫々パーソナルコン
ピュータ本体2の左右端面16、17にて開口してお
り、右端部の開口は、右側キーボードユニット63の前
縁係合凸部挿入口80とされている。
【0058】しかして、前記前縁側係合溝79には、左
側キーボードユニット61及び右側キーボードユニット
63の前縁係合凸部68、69が夫々パーソナルコンピ
ュータ本体2の左右方向に沿って移動自在に移動し得る
ように係合されていると共に、右側キーボードユニット
63は、その左側縁部50より前縁係合凸部69を前縁
側係合溝79に前縁係合凸部挿入口80を介して挿脱自
在に挿入し得る様になっている。
【0059】次いで、キーボード収納凹部62の底面8
1には、所定長の左側キーボードユニット規制孔82が
その長手方向をパーソナルコンピュータ本体2の左右方
向に沿わせて形成されている。左キーボードユニット規
制孔82は、その左端部がパーソナルコンピュータ本体
2の左右方向略中間部より若干左端面16側に位置する
と共にその右端部がコンピュータ本体2の左右方向略中
間部より所定距離右端面17側に位置して且つ前後方向
略中間部より所定間隔後方側に位置して配設されてい
る。
【0060】また、左側キーボードユニット規制孔82
には、左側キーボードユニット61の接続コード取付け
部材73が、その長手方向に沿って移動自在に嵌合され
ている。
【0061】なお、左側キーボードユニット規制孔82
の長さは、左側キーボードユニット61のキーボード収
納凹部62における移動距離に対応して設定されるもの
であり、左側キーボードユニット規制孔82は、その左
右方向の右端部に、接続コード取付け部材73が接離自
在に当接した際に、左側キーボードユニット61の右方
への移動限界位置、即ち左側キーボードユニット61が
完全にキーボード収納凹部62に収納される位置を規制
すると共に、その左右方向の左端部に前記接続コード取
付け部材73が接離自在に当接して、左側キーボードユ
ニット61の左方への移動限界位置、即ち左側キーボー
ドユニット61の略左半分がパーソナルコンピュータ本
体2の左端面16より突出する位置を規制する様になっ
ている。
【0062】従って、左側キーボードユニット61は、
その後縁係合凸部70及び前縁係合凸部68を夫々キー
ボード収納凹部62の後縁側係合溝76及び前縁側係合
溝79に係合されて、キーボード収納凹部62内をパー
ソナルコンピュータ本体2の左右方向に移動自在に移動
しうると共に、右方向へ最大移動した際には、接続コー
ド取付け部材73が左側キーボードユニット規制孔82
の右端部に当接してそれ以上の右方向の移動が規制され
て、左側キーボードユニット61はキーボード収納凹部
62内に完全に収納された状態になる。
【0063】また、左側キーボードユニット61を左方
向に最大移動させた際、接続コード取付け部材73が左
側キーボードユニット規制孔82の左端部に当接して、
左側キーボードユニット61の略半分がパーソナルコン
ピュータ本体2の左端面16より突出した状態となるよ
うになっている。
【0064】更に、右側キーボードユニット63は、そ
の後縁係合凸部71及び前縁係合凸部69を夫々キーボ
ード収納凹部62の後縁側係合溝76及び前縁側係合溝
79に後縁凸部挿入口77及び前縁凸部挿入口80を介
して挿脱自在に挿入されると共に、その後縁係合凸部7
1及び前縁係合凸部69が夫々キーボード収納凹部62
の後縁側係合溝76及び前縁側係合溝79に係合され
て、キーボード収納凹部62内をパーソナルコンピュー
タ本体2の左右方向に沿って移動自在に移動し得る様に
なっている。
【0065】次に、第2の実施の形態におけるキーボー
ド装置60の展開及び収納操作について図16乃至図2
0を参照して説明する。
【0066】図16は、蓋体3を開放した状態の携帯用
パーソナルコンピュータ1を示すものであり、左側キー
ボードユニット61はパーソナルコンピュータ本体2の
キーボード収納凹部62に完全に収納されており、また
右側キーボードユニット63は、その表面が左側キーボ
ードユニット61の表面に当接して、両キーボードユニ
ット61、63の各側縁部が、略揃った状態で積層され
ている。図16に示す状態より、まず、右側キーボード
ユニット63を左側キーボードユニット61上より取り
外して、図17に示す如く、左側キーボードユニット6
1を表出させると、左側キーボードユニット61はパー
ソナルコンピュータ本体2のキーボード収納凹部62に
完全に収納されている状態となっている。
【0067】次いで、左側キーボードユニット61をキ
ーボード収納凹部62内を左方向に沿って移動させる
と、左側キーボードユニット61の接続コード取付け部
材73が左側キーボードユニット規制孔82の左端部に
当接してそれ以上の左方向への移動が規制されて、図1
8に示す如く、左側キーボードユニット61の右側縁部
45がパーソナルコンピュータ本体2の左右方向の略中
央部に位置すると共に、左側キーボードユニット61の
略半分だけがパーソナルコンピュータ本体2の左端面1
6より突出する。
【0068】次いで、右側キーボードユニット63の後
縁係合凸部71及び前縁係合凸部69を、その左側縁部
50より夫々キーボード収納凹部62の後縁係合凸部挿
入口77及び前縁係合凸部挿入口80を介して、後縁側
係合溝76及び前縁側係合溝79に挿入すると共に、図
19に示す如く、パーソナルコンピュータ本体2の左方
向に移動させると、その移動限界位置にて、図20に示
す如く、右側キーボードユニット63の左側縁部50
は、左側キーボードユニット61の右側縁部45に当接
し、右側キーボードユニット63のヘッダ51が、左側
キーボードユニット61のリセプタクル49に接続さ
れ、これによって左側及び右側キーボードユニット6
1、63が一体的になってキーボード装置60が構成さ
れる。
【0069】なお、右側キーボードユニット63の略半
分は、パーソナルコンピュータ本体2の右端面17より
突出した状態となる。
【0070】しかして、電源スイッチ43を投入すれ
ば、キーボード装置60の左右縁部55、56がパーソ
ナルコンピュータ本体2の左右端面16、17より突出
した状態で携帯用パーソナルコンピュータとしてキー入
力操作が可能な状態となる。
【0071】なお、図20に示す状態より、キーボード
装置60を左側キーボードユニット61及び右側キーボ
ードユニット63に分離して、両キーボードユニット6
1、63を第1及び第2のキーボード収納凹部62、4
2に収納する操作は、キーボード装置60を展開する前
記操作と逆の操作をすれば良く、その操作は当業者にと
って容易に理解し得るため、その説明は省略する。
【0072】しかして、第2の実施の形態によれば、携
帯用パーソナルコンピュータ1としての携帯性、小型性
を損なうことなく、パーソナルコンピュータ本体2の左
右方向の大きさより大きなキーボード装置60を形成
し、これによりキー入力操作を極めて容易にすることが
できる。また、左側キーボードユニット61は、キーボ
ード収納凹部62をパーソナルコンピュータ本体2の左
右方向に移動操作するだけで、その接続コード取付け部
材73が、左側キーボードユニット規制孔82の左右端
部に接離自在に当接して、左側キーボードユニット61
の略半分がパーソナルコンピュータ本体2の左端面16
より突出する位置及び左側キーボードユニット61が完
全にキーボード収納凹部62に収納される位置に保持さ
れるから、左側キーボードユニット61の展開及び収納
操作を円滑且つ迅速に行いうるという利点を有する。
【0073】次に、図21及び図22を参照して第3の
実施の形態について説明する。
【0074】なお、第3の実施の形態において前記第1
及び第2の実施の形態と同一構成部分については、図面
に同一符号を付してその説明を省略する。
【0075】第3の実施の形態は、前記第2の形態と比
較して、右側キーボードユニット63の第2のキーボー
ド収納凹部42に対する収納の手段が相違するものであ
る。即ち、第2のキーボード収納凹部42に設けられた
左方前縁側キーボード保持具90、右方前縁側キーボー
ド保持具91、左方後縁側キーボード保持具92、右方
後縁側キーボード保持具93によって、右側キーボード
ユニット63を保持する構成である。
【0076】以下詳述すると、図21に示すように、蓋
体3の裏面31には、液晶表示画面30の左端縁32と
蓋体3の左端部33との間に位置して且つ蓋体3前縁部
11近傍に位置して左方前縁側キーボード保持具90が
設けられていると共に、液晶表示画面30の右端縁35
と蓋体3の右端部36との間に位置して且つ蓋体3の前
縁部11近傍に位置して右方前縁側キーボード保持具9
1が設けられている。左方前縁側キーボード保持具90
及び右方前縁側キーボード保持具91は、夫々金属、ゴ
ム等の可撓性を有する弾性材料にて形成されており、そ
の長手方向を蓋体3の前後方向に沿わせて蓋体3の裏面
31に固定される方形状の水平取付け部94、95と、
この水平取付け部94、95の一端部にて蓋体3の裏面
31より離反する方向に沿って折曲する折曲部96、9
7と、折曲部96、97の先端にて蓋体3の裏面31に
平行に且つ先端が蓋体3の後縁部8を指向するように折
曲される保持部98、99とから構成されている。
【0077】また、蓋体3の裏面31には、液晶表示画
面30の左端縁32と蓋体3の左端部33との間に位置
して且つ蓋体3の後縁部8近傍に位置して左方後縁側キ
ーボード保持具92が設けられていると共に、液晶表示
画面30の右端縁35と蓋体3の右端部36に位置して
且つ蓋体3の後縁部8近傍に位置して右方後縁側キーボ
ード保持具93が設けられている。左方後縁側キーボー
ド保持具92及び右方後縁側キーボード保持具93は、
夫々金属、ゴム等の可撓性を有する弾性材料にて形成さ
れており、その長手方向を蓋体3の前後方向に沿わせて
蓋体3の裏面31に固定される方形状の水平取付け部1
00、101と、この水平取付け部100、101の一
端部にて蓋体3の裏面31より離反する方向に沿って折
曲する折曲部102、103と、折曲部102、103
の先端にて蓋体3の裏面31に平行に且つ先端が蓋体3
の前縁部11を指向するように折曲される保持部10
4、105とから構成されている。
【0078】次に、第3の実施の形態におけるキーボー
ド装置60の展開及び収納操作は、前記第2の実施の形
態と比較して右側キーボードユニット63の第2のキー
ボード収納凹部42に対する収納操作が相違するのみで
ある。
【0079】即ち、右側キーボードユニット63を蓋体
3の第2のキーボード収納凹部42に収納するには、図
21に示す状態において、まず、右側キーボードユニッ
ト63の裏面31を蓋体3の裏面31に対向させると共
に、右側キーボードユニット63の後縁係合凸部71の
左方及び右方を、夫々左方前縁側キーボード保持具90
及び右方前縁側キーボード保持具91の水平取付け部9
4、95及び保持部98、99の間に両キーボード保持
具90、91の弾性力に抗して係合させる。
【0080】次いで、右側キーボードユニット63の前
縁係合凸部69の左方及び右方を、夫々左方後縁側キー
ボード保持具92及び右方後縁側キーボード保持具93
の水平取付け部及100、101び保持部104、10
5の間に、両キーボード保持具92、93の弾性力に抗
して係合させると、図22に示す如く、右側キーボード
ユニット63が蓋体3の第2のキーボード収納凹部42
に保持される。
【0081】なお、右側キーボードユニット63を蓋体
3の第2のキーボード収納凹部42より取り外すには、
上述の操作と逆の操作をすればよい。
【0082】次に、図23乃至図29を参照して第4の
実施の形態について説明する。
【0083】なお、第4実施の形態において、前記第1
の実施の形態乃至第3の実施の形態と同一構成部分につ
いては、図面に同一符号を付してその説明は省略する。
第4の実施の形態は、前記第1乃至第3の実施の形態と
は、主として、そのキーボード装置110の構成が異な
るものである。
【0084】即ち、図23は、キーボード装置110の
平面図を示すもので、キーボード装置111は、左側キ
ーボードユニット111と右側キーボードユニット11
2とに2分割形成されているが、両キーボードユニット
111、112は、完全に分離されることなく、左側キ
ーボードユニット111の右側縁部113の前部及び後
部の所定位置は、夫々フレキシブルコード114、11
5によって、右側キーボードユニット112の左側縁部
116の前部及び後部の所定位置に接続されており、し
かして、左側キーボードユニット111のキーボード回
路部と右側キーボードユニット112のキーボード回路
部とが電気的に接続されている。
【0085】また、右側キーボードユニット112は、
左側キーボードユニット111に対してフレキシブルコ
ード114、115を介して左側キーボードユニット1
11に対して接離する方向に回動可能となっており、し
かして、右側キーボードユニット112を左側キーボー
ドユニット111に接近する方向に回動させた際に、そ
の回動限界位置では、右側キーボードユニット112の
キー表面を左側キーボードユニット111のキー表面に
当接させた状態に折り畳んで右側キーボードユニット1
12を左側キーボードユニット111上に積層可能であ
ると共に、この積層状態より右側キーボードユニット1
12を左側キーボードユニット111より離反する方向
に約180度回動させた状態では、右側キーボードユニ
ット112のキー表面と左側キーボードユニット111
のキー表面とが同一平面内に存する如く展開可能に構成
されている。
【0086】なお、左側キーボードユニット111の後
縁部117右端及び前縁部118の右端には、夫々、後
縁係合軸119及び前縁係合軸120が突設されてい
る。
【0087】また、左側キーボードユニット111の下
面には、接続コード取付け部材73が突設されており、
この接続コード取付け部材73の中空部には、接続コー
ド74が嵌挿されており、この接続コード74は、その
一端部を前記左側キーボードユニット111に設けられ
たキーボード回路部に接続されると共に、その他端部を
パーソナルコンピュータ本体2の電気回路部25に接続
されている。
【0088】次いで、図24に示す如く、パーソナルコ
ンピュータ本体2の第1のキーボード収納凹部121に
は、キー回動凹所122が形成されている。キー回動凹
所122は、略直方体状の中空部よりなり、その長手方
向をパーソナルコンピュータ本体2の左右方向に沿わせ
ると共に、その上面は、キーボード収納凹部121の底
面123にて開放されている。また、キー回動凹所12
2は、その左端面124をパーソナルコンピュータ本体
2の左右方向略中間部より所定距離左方に位置させて配
設されていると共に、その右端面はパーソナルコンピュ
ータ本体2の右端面17にて開放されている。
【0089】なお、キー回動凹所122の左右方向の間
隔は、右側キーボードユニット112の左右方向の移動
距離に応じて設定されるものであり、また、その前後方
向の寸法は、右側キーボードユニット112のフレキシ
ブルコード114、115によって接続されていない部
分のキー配列の長さに応じて設定されるものである。更
に、キー回動凹所122の深さは、右側キーボードユニ
ット112の回動キーの回動する径に対応して設定され
るものである。
【0090】しかして、キー回動凹所122において
は、フレキシブルコード114、115を介して左側キ
ーボードユニット111に接続されてキーボード収納凹
部121内に配設された右側キーボードユニット112
を、そのキー表面を左側キーボードユニット111のキ
ー表面に当接する方向及び離反する方向に回動した際
に、右側キーボードユニット112の左側縁部116の
略中間部の回動キー、即ち、フレキシブルコード11
4、115によって接続されていない部分のキーが、回
動自在に回動するようになっている。
【0091】また、キーボード収納凹部121の後縁部
内壁面125及び前縁部内壁面126には、夫々、所定
長の後縁係合孔127及び前縁係合孔128が設けられ
ており、この後縁係合孔127及び前縁係合孔128に
は、左側キーボードユニット111の後縁係合軸119
及び前縁係合軸120が夫々後縁係合孔127及び前縁
係合孔128の長手方向に沿って移動自在に係合されて
いる。
【0092】また、後縁係合孔127及び前縁係合孔1
28は、夫々、その長手方向をパーソナルコンピュータ
本体2の左右方向に沿わせると共に、その前面を、夫
々、後縁部内壁面125及び前縁部内壁面126にて開
放させている。
【0093】また、後縁係合孔127及び前縁係合孔1
28は、その左右方向右端部をパーソナルコンピュータ
本体2の右端面17近傍にて且つその左右方向左端部を
パーソナルコンピュータ本体2の左右方向略中間部より
若干左方に位置して配設されている。
【0094】なお、後縁係合孔127及び前縁係合孔1
28の左右方向の長さは、夫々左側キーボードユニット
111のキーボード収納凹部121内での移動距離によ
って設定される。
【0095】即ち、左側キーボードユニット111が、
キーボード収納凹部121をパーソナルコンピュータ本
体2の右方へ移動した際、左側キーボードユニット11
1の後縁係合軸119及び前縁係合軸120が後縁係合
孔127及び前縁係合孔128の右端部に当接して右方
移動限界位置に達し、この位置では、左側キーボードユ
ニット111はキーボード収納凹部121内に完全に収
納されると共に、右側キーボードユニット112は、そ
のキー表面が左側キーボードユニット111のキー表面
と同一平面内に存する状態において、その全体がパーソ
ナルコンピュータ本体2の右端面17より右方へ突出す
る様に設定されている。
【0096】また、左側キーボードユニット111が、
キーボード収納凹部121をパーソナルコンピュータ本
体2の左方へ移動した際、左側キーボードユニット11
1の後縁係合軸119及び前縁係合軸120が後縁係合
孔127及び前縁係合孔128の左端部に当接して左方
移動限界位置に達し、この位置では、左側キーボードユ
ニット111の右側縁部113がパーソナルコンピュー
タ本体2の左右方向略中間部に位置すると共に、左側キ
ーボードユニット111の略左半分がパーソナルコンピ
ュータ本体2の左端面16より左方へ突出する状態とな
ると共に、右側キーボードユニット112の略半分がパ
ーソナルコンピュータ本体2の右端面17より突出する
様に設定されている。
【0097】なお、129は、左側キーボードユニット
111の接続コード取付け部材が移動自在に嵌合される
左キーボードユニット規制孔である。
【0098】次に、第4の実施の形態におけるキーボー
ド装置110の展開及び収納操作について図25乃至図
29を参照して説明する 図25は、蓋体3を開放した状態の携帯用パーソナルコ
ンピュータ1を示すものであり、左側キーボードユニッ
ト111はパーソナルコンピュータ本体2の第1のキー
ボード収納凹部121に完全に収納されており、また右
側キーボードユニット112は、そのキー表面が左側キ
ーボードユニット111の表面に当接して、両キーボー
ドユニット111、112の各側縁部が略揃った状態で
積層されている。
【0099】図25に示す状態より、まず、左側キーボ
ードユニット111及び右側キーボードユニット112
をキーボード収納凹部121内を左方向に沿って移動さ
せると、左側キーボードユニット111の接続コード取
付け部材が左側キーボードユニット規制孔129を左方
に移動すると共に、左側キーボードユニット111の前
縁係合軸120及び後縁係合軸119が前縁係合孔12
8及び後縁係合孔127の左端部に夫々当接して左方移
動限界位置に達し、図26に示す如く、左側キーボード
ユニット111の右側縁部113がパーソナルコンピュ
ータ本体2の左右方向略中間部に位置すると共に、左側
キーボードユニット111の略左半分がパーソナルコン
ピュータ本体2の左端面16より左方へ突出する状態と
なる。
【0100】次いで、図26に示す状態より、右側キー
ボードユニット112を左側キーボードユニット111
より離反させる方向に回動させると、図27に示す如
く、右側キーボードユニットのフレキシブルコード11
4、115で接続されている部分のキーが、フレキシブ
ルコード114、115を中心として回動すると共に、
右側キーボードユニット112の左側縁部116の略中
間部のキーは、キー回動凹所122を回動し、右側キー
ボードユニット112は、その回動限界位置において図
28に示す状態となる。
【0101】図28に示す状態では、右側キーボードユ
ニット112及び左側キーボードユニット111は、夫
々そのキー表面を同一平面内に存する如く展開されてい
る。次に、図28に示す状態より、前縁側キーボード固
定部材20及び後縁側キーボード固定部材21を、夫々
後方及び前方に移動させて、図29に示す如く、右側キ
ーボードユニット112及び左側キーボードユニット1
11をパーソナルコンピュータ本体2に固定する。
【0102】しかして、電源スイッチ43を投入すれ
ば、キーボード装置110の左右縁部が夫々パーソナル
コンピュータ本体2の左右端面16、17より突出した
状態で携帯用パーソナルコンピュータ1としてキー入力
操作が可能となる。
【0103】なお、図28に示す状態の携帯用パーソナ
ルコンピュータ1よりキーボード装置110を収納する
には、上述のキーボード装置110の展開操作と逆の操
作を行えば良く、その操作は、当業者にとって容易に理
解し得るためその説明は省略する。
【0104】なお、第4の実施の形態によれば、前記第
1乃至第3の実施の形態に比べて、左側キーボードユニ
ット111が予め右側キーボードユニット112にフレ
キシブルコード114、115によって接続されている
から、左側キーボードユニット111を右側キーボード
ユニット112に電気的及び機械的に接続する操作が不
要となり、キーボード装置110の展開及び収納操作の
操作性が向上するという利点がある。
【0105】次に、図30乃至図37を参照して第5の
実施の形態について説明する。なお、第5の実施の形態
において第1乃至第4の実施の形態と同一構成部分につ
いては、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0106】図30において、キーボード装置130
は、左側キーボードユニット131と、右側キーボード
ユニット132に分離形成されている。
【0107】左側キーボードユニット131は、その前
縁部133に前縁係合軸134を有すると共に、その後
縁部135に後縁係合軸136を有している。前縁係合
軸134び後縁係合軸136は、夫々、左側キーボード
ユニット131の前縁部133及び後縁部135の左右
方向略中間部より若干左側縁部137側に位置して且つ
左側キーボードユニット131の上下方向略中間部に位
置して設けられている(図30及び図31参照)。
【0108】また、右側キーボードユニット132は、
その前縁部138に前縁係合軸139を有すると共に、
その後縁部140に後縁係合軸141を有している。前
縁係合軸139び後縁係合軸141は、夫々右側キーボ
ードユニット132の前縁部138及び後縁部140の
左側縁部142近傍に位置して且つ左側キーボードユニ
ット131の上下方向略中間部に位置して設けられてい
る(図30及び図32参照)。
【0109】次に、図33を参照して、第1のキーボー
ド収納凹部143の後縁部内壁面144及び前縁部内壁
面145には、夫々左側キーボード係合孔146、14
6及び右側キーボード係合孔147、147が形成され
ている。
【0110】なお、第1のキーボード収納凹部143の
前縁部内壁面145に設けられた左側キーボード係合孔
146及び右側キーボード係合孔147は図示されてい
ないが、夫々キーボード収納凹部143の後縁部内壁面
144に設けられた、左側キーボード係合孔146及び
右側キーボード係合孔147と同一の構成とされてい
る。
【0111】従って、以下の説明においては、キーボー
ド収納凹部143の後縁部内壁面144に設けられた左
側キーボード係合孔146及び右側キーボード係合孔1
47についてのみ説明し、前縁部内壁面145に設けら
れた左側キーボード係合孔146及び右側キーボード係
合孔147についての説明は省略する。
【0112】左側キーボード係合孔146は、略直方体
形状をなしており、その長手方向をパーソナルコンピュ
ータ本体2の左右方向に沿わせると共に、その前面をキ
ーボード収納凹部143の後縁部内壁面144にて開口
させている。
【0113】また、各左側キーボード係合孔146は、
キーボード収納凹部143の後縁部内壁面144の上下
方向略中間部より若干下方に位置すると共に、その左端
部をパーソナルコンピュータ本体2の左端面16近傍に
て且つその右端部をパーソナルコンピュータ本体2の左
右方向略中間部に位置して配設されている。
【0114】また、各左側キーボード係合孔146、1
46には、前記左側キーボードユニット131の後縁係
合軸136び前縁係合軸134が、夫々パーソナルコン
ピュータ本体2の左右方向に沿って移動自在に係合され
ている。次に、前記キーボード収納凹部143の後縁部
内壁面144の右側キーボード係合孔147は、その前
面をキーボード収納凹部143の後縁部内壁面144に
て開口されている。この右側キーボード係合孔147
は、第1の直線状係合部148と、第1の直線状係合部
148に連成される湾曲状係合部149と、湾曲状係合
部149に連成される第2の直線状係合部150とから
構成されている。
【0115】第1の直線状係合部148は、その長手方
向をパーソナルコンピュータ本体2の左右方向に沿わせ
ると共に、その前面をキーボード収納凹部143の後縁
部内壁面144にて開口させている。
【0116】また、第1の直線状係合部148は、キー
ボード収納凹部143の後縁部内壁面144の上下方向
略中間部より若干上方に、即ち前記左側キーボード係合
孔146より上方に位置すると共に、その左端部をパー
ソナルコンピュータ本体2の左端面16近傍にて且つそ
の右端部をパーソナルコンピュータ本体2の右端面17
近傍に位置して配設されている。
【0117】第2の直線状係合部150は、その長手方
向をパーソナルコンピュータ本体2の左右方向に沿わせ
ると共に、その前面をキーボード収納凹部143の後縁
部内壁面144にて開口させている。
【0118】また、第2の直線状係合部150は、キー
ボード収納凹部143の後縁部内壁面144の上下方向
略中間部より若干下方に位置して、前記左側キーボード
係合孔146と同一平面内に存する様に配設されると共
に、その左端部をパーソナルコンピュータ本体2の左右
方向略中間部に位置して且つその右端部をパーソナルコ
ンピュータ本体2の右端面17近傍にて位置して配設さ
れている。
【0119】次いで、湾曲状係合部148は、略U字状
をなし、その突出部151がパーソナルコンピュータ本
体2の右方向を指向する如く配設されていると共に、そ
の上端部を第1の直線状係合部148の右端部に且つそ
の下端部を第2の直線状係合部150の右端部に連成さ
れている。
【0120】しかして、各右側キーボード係合孔14
7、147には、右側キーボードユニット132の前縁
係合軸139び後縁係合軸141が夫々移動自在に係合
されており、前縁係合軸139び後縁係合軸141は、
第1の直線状係合部148、湾曲状係合部149、第2
の直線状係合部150に沿って移動自在に移動し得るよ
うになっている。
【0121】次に、第5の実施の形態におけるキーボー
ド装置130の展開及び収納操作について図34乃至図
37を参照して説明する。
【0122】図34は、蓋体3を開放した状態の携帯用
パーソナルコンピュータ1を示すものであり、左側キー
ボードユニット131はパーソナルコンピュータ本体2
のキーボード収納凹部143に完全に収納されており、
また右側キーボードユニット132は、その裏面が左側
キーボードユニット131の表面に対向する如く左側キ
ーボードユニット131上に積層されて、パーソナルコ
ンピュータ本体2に表出している。なお、両キーボード
ユニット131、132の各側縁部は略揃った状態でと
なっている。
【0123】図34に示す状態より、まず、右側キーボ
ードユニット132をパーソナルコンピュータ本体2の
右方向に移動させると、前縁係合軸139び後縁係合軸
141は、夫々右側キーボード係合孔147、147の
第1の直線状係合部148の左端部から右方向に移動す
ると共に、その右方移動限界位置にて湾曲部状係合部1
49に沿って下方へ移動して第2の直線状係合部150
の右端部に到達する。(図35参照)。
【0124】次いで、右側キーボードユニット132を
パーソナルコンピュータ本体2の左方向に移動させる
と、前縁係合軸139及び後縁係合軸141は、夫々右
側キーボード係合孔147、147の第2の直線状係合
部150を左方へ移動して右側キーボードユニット13
2の左端縁部142と左側キーボードユニット131の
右側縁部151とが当接する(図36参照)。
【0125】更に、右側キーボードユニット132をパ
ーソナルコンピュータ本体2の左方向に移動させると、
左側キーボードユニット131は、右側キーボードユニ
ット132に押されてパーソナルコンピュータ本体2の
左方向に移動し、左側キーボードユニット131の後縁
係合軸136及び前縁係合軸134が夫々左側キーボー
ド係合孔146、146の左端部に係合して、左側キー
ボードユニット131の移動が規制されるから、右側キ
ーボードユニット132の移動を停止させる(図37参
照)。
【0126】なお、この時、左側キーボードユニット1
31のリセプタクル49と右側キーボードユニット13
2のヘッダ51とが接合され、これによって左側キーボ
ードユニット131及び右側キーボードユニット132
が一体的になってキーボード装置130装置が構成され
る。
【0127】しかして、電源スイッチ43を投入すれ
ば、キーボード装置130の左右縁部152、153が
パーソナルコンピュータ本体2の左右端面16、17よ
り夫々突出した状態で携帯用パーソナルコンピュータ1
としてキー入力操作が可能となる。
【0128】なお、図37に示す状態より、キーボード
装置130を左側キーボードユニット131及び右側キ
ーボードユニット132に分離して、左側キーボードユ
ニット131の上に右側キーボードユニット132を積
層した状態で、第1のキーボード収納凹部143に収納
する操作は、キーボード装置130を展開する前記操作
と逆の操作をすれば良く、その操作は当業者にとって容
易に理解し得るため、その説明は省略する。
【0129】なお、第5の実施の形態によれば、右側キ
ーボードユニット132を、その後縁係合軸141及び
前縁係合軸139を右側キーボード係合孔146に沿わ
せて移動させるだけで、右側キーボードユニット132
の収納及び展開ができるから、第1乃至第3の実施の形
態に比較して、右側キーボードユニット132の収納操
作及び展開操作を簡単且つ確実に行ない得る利点があ
る。
【0130】なお、前記各実施の形態において、キーボ
ード装置4、60、110、130として86キー配列
のキーボード装置4、60、110、130を使用した
が、本発明はこれに限られることなく、101キー配列
のキーボード装置や106キー配列のキーボード装置を
使用しても良く、またJISのキー配列のキーボード装
置であっても良い。更に前記各実施の形態においてキー
ボード装置4、60、110、130は、右側キーボー
ドユニット40、63、112、132及び左側キーボ
ードユニット44、61、111、131に2分割形成
したが、本発明は、これに限られることなく、3個以上
の複数のキーボードユニットに分割形成し、各キーボー
ドユニットに設けられたヘッダ及びリセプタクルを相互
に接続することによって、一体的なキーボード装置を形
成するよう構成しても良い。
【0131】また、前記第1及び第2の実施の形態にお
いて、右側キーボードユニットを第2のキーボード収納
凹部に収納する際に、右側キーボードユニットを左側キ
ーボードユニット上に直接載置するように構成したが、
本発明はこれに限られることなく、右側キーボードユニ
ットと左側キーボードユニットとの間に布、薄板状ゴム
体等の弾性を有するスペーサを介在させるように構成し
ても良く、要するに、蓋体3の閉塞時においてはパーソ
ナルコンピュータ本体2と蓋体3との間に積層された状
態で収納され且つ前記蓋体3の開放時においては各キー
ボードユニットがキーボード装置として一体的に組み立
てられ、この組み立てられたキーボード装置は、前記パ
ーソナルコンピュータ本体2の大きさより大となる構成
であれば何でも良く、その他の構成についても本発明の
要旨を変更しない範囲で、種々変更可能である。
【0132】
【発明の効果】上述の如く、本発明の携帯用パーソナル
コンピュータにおけるキーボード装置は、キーボード装
置を複数のユニットに分割形成すると共に、分割された
各ユニットは、蓋体の閉塞時においてはパーソナルコン
ピュータ本体と蓋体との間に積層された状態で収納され
且つ前記蓋体の開放時においては各ユニットが前記キー
ボード装置として一体的に組み立てられ、この組み立て
られたキーボード装置は、前記パーソナルコンピュータ
本体の大きさより大となる様構成したから、携帯用パー
ソナルコンピュータとしての携帯性を損なうことなく、
キーボード装置におけるキー入力操作を極めて容易にす
ることができるという特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る蓋体を閉塞し
た携帯用パーソナルコンピュータの外観斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係る蓋体を開放したパーソ
ナルコンピュータ本体の外観斜視図。
【図3】第1の実施の形態に係るパーソナルコンピュー
タの電気回路のブロック図。。
【図4】第1の実施の形態に係るキーボード装置の平面
図。
【図5】第1の実施の形態に係る左側キーボードユニッ
トの側面図。
【図6】第1の実施の形態に係る右側キーボードユニッ
トの側面図。
【図7】第1の実施の形態に係るキーボード装置を収納
した状態において、蓋体を開放した携帯用パーソナルコ
ンピュータの平面図。
【図8】図7より右側キーボードユニットを取り外した
状態の携帯用パーソナルコンピュータの平面図。
【図9】図8より左側キーボードユニットを左方に移動
すると共に、右側キーボードユニットを挿入する状態の
携帯用パーソナルコンピュータの平面図。
【図10】第1の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体に取り付けた状態の携帯用パ
ーソナルコンピュータの平面図。
【図11】第1の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体近傍に配設した状態の携帯用
パーソナルコンピュータの平面図。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るキーボード
装置の平面図。
【図13】第2の実施の形態に係る左側キーボードユニ
ットの側面図。
【図14】第2の実施の形態に係る右側キーボードユニ
ットの側面図。
【図15】第2の実施の形態に係る蓋体を開放した状態
のパーソナルコンピュータ本体の外観斜視図。
【図16】第2の実施の形態に係るキーボード装置を収
納した状態において、蓋体を開放した携帯用パーソナル
コンピュータの平面図。
【図17】図16より右側キーボードユニットを取り外
した状態の携帯用パーソナルコンピュータの平面図。
【図18】図17より左側キーボードユニットを左方に
移動すると共に、右側キーボードユニットを挿入する状
態の携帯用パーソナルコンピュータの平面図。
【図19】図18より挿入された右側キーボードユニッ
トを移動中の携帯用パーソナルコンピュータの平面図。
【図20】第2の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体に取り付けた状態の携帯用パ
ーソナルコンピュータの平面図。
【図21】本発明の第3の実施の形態に係る蓋体を開放
したパーソナルコンピュータ本体の外観斜視図。
【図22】図21において右側キーボードユニットを蓋
体に取り付けた状態の携帯用パーソナルコンピュータの
外観斜視図。
【図23】本発明の第4の実施の形態に係るキーボード
装置の平面図。
【図24】第4の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータ本体及び蓋体の平面図。
【図25】第4の実施の形態に係るキーボード装置を収
納した状態において、蓋体を開放した携帯用パーソナル
コンピュータの平面図。
【図26】図25より左側キーボードユニット及び右側
キーボードユニットを左方に移動した状態の携帯用パー
ソナルコンピュータの平面図。
【図27】図26より右側キーボードを時計方向に回動
させた状態の携帯用パーソナルコンピュータの外観斜視
図。
【図28】第4の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体に展開した状態の携帯用パー
ソナルコンピュータの平面図。
【図29】第4の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体に固定した状態の携帯用パー
ソナルコンピュータの平面図。
【図30】第5の実施の形態に係るキーボード装置の平
面図。
【図31】第5の実施の形態に係る左側キーボードユニ
ットの側面図。
【図32】第5の実施の形態に係る右側キーボードユニ
ットの側面図。
【図33】第5の実施の形態に係る蓋体及びパーソナル
コンピュータ本体の外観斜視図。
【図34】第5の実施の形態に係るキーボード装置を収
納した状態において、蓋体を開放した携帯用パーソナル
コンピュータの平面図。
【図35】図34より右側キーボードユニットを右方移
動限界位置に移動させた状態の携帯用パーソナルコンピ
ュータの平面図。
【図36】図35より右側キーボードユニットを左側キ
ーボードユニットに接合させた状態の携帯用パーソナル
コンピュータの平面図。
【図37】第5の実施の形態に係るキーボード装置をパ
ーソナルコンピュータ本体に取り付け終了した状態の携
帯用パーソナルコンピュータの平面図
【符号の説明】
2・・・パーソナルコンピュータ本体 3・・・蓋体 4、60、110、130・・・キーボード装置 40、63、112、132・・・右側キーボードユニ
ット 44、61、111、131・・・左側キーボードユニ
ット 14、62、121、143・・・第1のキーボード収
納凹部 42・・・第2のキーボード収納凹部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーソナルコンピュータ本体を開閉自在に
    閉塞する蓋体を開放するとキーボード装置が表出する携
    帯用パーソナルコンピュータにおいて、 前記キーボード装置を複数のキーボードユニットに分割
    形成すると共に、分割された各キーボードユニットは、
    蓋体の閉塞時においてはパーソナルコンピュータ本体と
    蓋体との間に積層された状態で収納され且つ前記蓋体の
    開放時においては各キーボードユニットが前記キーボー
    ド装置として一体的に組み立てられ、この組み立てられ
    たキーボード装置は、前記パーソナルコンピュータ本体
    の大きさより大となって使用し得ることを特徴とする携
    帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  2. 【請求項2】前記キーボード装置は、複数のキーボード
    ユニットに分離形成すると共に、各キーボードユニット
    が着脱自在に組み立てられて一体的になることを特徴と
    する前記請求項1記載の携帯用パーソナルコンピュータ
    におけるキーボード装置。
  3. 【請求項3】前記組み立てられたキーボード装置は、前
    記パーソナルコンピュータ本体に取り付けられ得ると共
    に、前記パーソナルコンピュータ本体の置かれた机上等
    に載置し得ることを特徴とする前記請求項2記載の携帯
    用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  4. 【請求項4】前記組み立てられて一体的となったキーボ
    ード装置は、前記パーソナルコンピュータ本体に設けら
    れた固定部材によって着脱自在にパーソナルコンピュー
    タ本体に固定されることを特徴とする前記請求項2記載
    の携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装
    置。
  5. 【請求項5】前記キーボード装置は、2個のキーボード
    ユニットに分割形成されると共に、両キーボードユニッ
    トがパーソナルコンピュータ本体に着脱自在に且つ移動
    自在に移動し得るように取り付けられていることを特徴
    とする前記請求項2記載の携帯用パーソナルコンピュー
    タにおけるキーボード装置。
  6. 【請求項6】前記キーボード装置は、前記一方のキーボ
    ードユニットに設けられたリセプタクルと他方のキーボ
    ードユニットに設けられたヘッダとが接続されて一体的
    になることを特徴とする前記請求項5記載の携帯用パー
    ソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  7. 【請求項7】前記キーボード装置は、他方のキーボード
    ユニットが一方のキーボードユニット上に載置されて、
    蓋体とパーソナルコンピュータ本体の間に収納されるこ
    とを特徴とする前記請求項4記載の携帯用パーソナルコ
    ンピュータにおけるキーボード装置。
  8. 【請求項8】前記他方のキーボードユニットは、蓋体の
    裏面に着脱自在に取付けられることを特徴とする前記請
    求項5記載の携帯用パーソナルコンピュータにおけるキ
    ーボード装置
  9. 【請求項9】前記他方のキーボードユニットは、蓋体の
    裏面に設けられたキーボード保持部材によって蓋体の裏
    面に保持されることを特徴とする前記請求項8記載の携
    帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  10. 【請求項10】前記キーボード装置は、2つのキーボー
    ドユニットに分離形成されると共に、両キーボードユニ
    ットに設けられた係合凸部がパーソナルコンピュータ本
    体に設けられた係合溝に移動自在に係合されていること
    を特徴とする前記請求項1記載の携帯用パーソナルコン
    ピュータにおけるキーボード装置。
  11. 【請求項11】前記一方のキーボードユニットは、予め
    パーソナルコンピュータ本体に移動自在に取付けられて
    いることを特徴とする前記請求項10記載の携帯用パー
    ソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  12. 【請求項12】前記キーボード装置は、他方のキーボー
    ドユニットが一方のキーボードユニットに着脱自在に取
    り付けられる様に分離形成され、分離された他方のキー
    ボードユニットは、一方のキーボードユニットに載置さ
    れた状態で、蓋体で閉塞されたパーソナルコンピュータ
    本体に収納されることを特徴とする前記請求項11記載
    の携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装
    置。
  13. 【請求項13】前記キーボード装置は、前記複数のキー
    ボードユニットがフレキシブルコードにより接続されて
    折り畳み自在であることを特徴とする前記請求項1記載
    の携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装
    置。
  14. 【請求項14】前記キーボード装置は、2つのキーボー
    ドユニットに分割形成されると共に、各キーボードユニ
    ットがフレキシブルコードにより接続されて一方のキー
    ボードユニットの表面に他方のキーボードユニットの表
    面が対向するように折り畳んだ状態で、蓋体で閉塞され
    たパーソナルコンピュータ本体に収納されることを特徴
    とする前記請求項13記載の携帯用パーソナルコンピュ
    ータにおけるキーボード装置。
  15. 【請求項15】前記一方のキーボードユニットは、予め
    パーソナルコンピュータ本体に移動自在に取付けられて
    いることを特徴とする前記請求項14記載の携帯用パー
    ソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  16. 【請求項16】前記一方のキーボードユニットに設けら
    れた係合軸は、パーソナルコンピュータ本体に設けられ
    た係合孔に移動自在に係合されていることを特徴とする
    前記請求項15記載の携帯用パーソナルコンピュータに
    おけるキーボード装置。
  17. 【請求項17】前記キーボード装置は、複数のキーボー
    ドユニットの各キーボードユニットが予めパーソナルコ
    ンピュータ本体に摺動自在に且つ出没自在に取り付けら
    れていると共に、前記キーボードユニットが没入状態の
    時各キーボードユニットが積層状態となって収納される
    ことをことを特徴とする前記請求項1記載の携帯用パー
    ソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
  18. 【請求項18】前記キーボード装置は、2つのキーボー
    ドユニットに分離形成されて一方のキーボードユニット
    の裏面が他方のキーボードユニットの表面に対向した状
    態で積層されることを特徴とする前記請求項17記載の
    携帯用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装
    置。
  19. 【請求項19】各キーボードユニットに設けられた係合
    軸がパーソナルコンピュータ本体に設けられた係合孔に
    移動自在に係合されていることを特徴とする前記請求項
    18記載の携帯用パーソナルコンピュータにおけるキー
    ボード装置。
  20. 【請求項20】前記一方のキーボードユニットの係合軸
    の係合される係合孔は、直線状係合孔であり、また、他
    方のキーボードユニットの係合軸の係合される係合孔
    は、直線状係合孔とこの直線状係合孔に連成される湾曲
    状係合孔とこの湾曲状係合孔に連成される直線状係合孔
    とからなることを特徴とする前記請求項19記載の携帯
    用パーソナルコンピュータにおけるキーボード装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003280767A (ja) * 2002-01-17 2003-10-02 Mieko Tsuyusaki 携帯型情報処理装置
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KR200452937Y1 (ko) * 2009-07-23 2011-03-31 주식회사 이노디자인 보조 키패드를 갖는 노트북

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