JP2004118504A - 情報処理機器 - Google Patents

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JP2004118504A JP2002280587A JP2002280587A JP2004118504A JP 2004118504 A JP2004118504 A JP 2004118504A JP 2002280587 A JP2002280587 A JP 2002280587A JP 2002280587 A JP2002280587 A JP 2002280587A JP 2004118504 A JP2004118504 A JP 2004118504A
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Shinji Mizutani
水谷 真司
Shuichi Miyazaki
宮崎 秀一
Takayuki Kato
加藤 貴之
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Abstract

【課題】使い勝手の向上を図ると共にキーボードの操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における安定性の確保を図る。
【解決手段】キーボード形成面4aに複数の操作キー5a、5a、・・・を有するキーボード5が設けられた筐体4を設け、該筐体内に異なる種類の記憶媒体が各別に装着される複数の装着用ホルダー29、34を配置し、載置面100上に載置され上記操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における筐体の後面4bに、上下に離間して上記複数の装着用ホルダーの各挿入口31、40を形成し、キー操作状態において最も載置面側に配置された装着用ホルダーを挿入口に近付くに従ってキーボード形成面から離隔する方向へ傾斜させ、キー操作状態においてキーボード形成面を後方へ向かうに従って上方へ変位するように傾斜させるようにした。
【選択図】    図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理機器に関する。詳しくは、使い勝手の向上を図ると共にキーボードの操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における安定性の確保を図る技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理機器には、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)と称される携帯用の装置がある。
【0003】
PDAは、一般に、扁平な略長方形状を為す筐体に複数の操作キーを有するキーボードが設けられており、操作キーに対する操作により文字入力やアプリケーションの起動等の種々の処理を行うことができる。
【0004】
PDAには、拡張性を向上させるために、複数の異なる種類のカード型の記憶媒体が各別に装着される複数のスロットを有するタイプがあり、このようなタイプのPDAには、各スロットの挿入口が筐体の側面に厚み方向と直交する方向又は厚み方向に離隔して形成されたものや左右両側面にそれぞれ形成されたものがある。
【0005】
【非特許文献1】
“「PocketPC e740」商品説明”、[online]、東芝ホームページ、[平成14年9月25日検索]、インターネット<URL:http://dynabook.com/pc/catalog/pocketpc/020704e7/mobile.htm>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PDAを携帯用の装置として使用する場合には、使用者は、通常、筐体の左右両側面を片手で把持する。
【0007】
ところが、上記した従来のPDAにあっては、筐体の側面に各スロットの挿入口が形成されているため、携帯時に記憶媒体のスロットに対する出し入れを行う際に把持した手が邪魔となり、使い勝手が悪いという問題がある。
【0008】
そこで、例えば、筐体の周面のうち側面に直交する面に挿入口が位置するように各スロットの挿入口を設けることが考えられるが、この場合、左右に離隔して複数のスロットの各挿入口を設けると、筐体の横幅が大きくなってしまう。従って、図14に示すように、小型化を考慮すると筐体aの厚み方向に離隔してスロットb、cを設けることが望ましい。このようにスロットb、cを筐体aの厚み方向に離隔して設け、筐体aの周面のうち側面に直交する面に挿入口d、eを形成すれば、使い勝手の向上及び小型化の双方を図ることができる。
【0009】
しかしながら、筐体aの厚み方向に離隔してスロットb、cを設けた場合には、筐体aのスロットb、cが設けられた部分のみが厚くなり、他の部分との間に段差fが生じてしまう。従って、PDAを机上等の載置面gに載置した状態において段差fの分だけ筐体aの一部が載置面gから離れてしまい、キーボードhの操作キーに対する操作を行おうとするときに、筐体aがガタ付いてしまい操作性が悪くなってしまうという問題が発生する。
【0010】
そこで、本発明情報処理機器は、上記した問題点を克服し、使い勝手の向上を図ると共にキーボードの操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における安定性の確保を図ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明情報処理機器は、上記した課題を解決するために、キーボード形成面に複数の操作キーを有するキーボードが設けられた筐体を設け、該筐体内に異なる種類の記憶媒体が各別に装着される複数の装着用ホルダーを配置し、任意の載置面上に載置され上記操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における筐体の後面に、上下に離間して上記複数の装着用ホルダーの各挿入口を形成し、キー操作状態において最も載置面側に配置された装着用ホルダーを挿入口に近付くに従ってキーボード形成面から離隔する方向へ傾斜させ、キー操作状態においてキーボード形成面を後方へ向かうに従って上方へ変位するように傾斜させるようにしたものである。
【0012】
従って、本発明情報処理機器にあっては、キー操作状態において重心が筐体の前端側に位置される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明情報処理機器の実施の形態を添付図面を参照して説明する。尚、以下に示す実施の形態は、本発明を、情報処理機器としてPDA(Personal Digital Assistant)に適用したものである。
【0014】
先ず、情報処理機器(PDA)1の外部構成について説明する(図1乃至図7参照)。
【0015】
情報処理機器1は装置本体2と該装置本体2に回動自在に支持されたカバー体3とから成る(図1及び図2参照)。
【0016】
装置本体2は扁平な略長方形状に形成された筐体4に所要の各部が配置されて成り、装置本体2にはキーボード5が設けられている。
【0017】
尚、筐体4の向きについては、図1に示すように、キーボード5が上方を向き、長手方向を前後方向とした向きで説明する。
【0018】
キーボード5は筐体4のキーボード形成面(上面)4aに設けられ、複数の操作キー5a、5a、・・・によって構成されている。
【0019】
筐体4の前端部には充電用コネクター部6が設けられている。
【0020】
筐体4の後端部には略上方へ突出された支持軸部7が設けられ、該支持軸部7に電源スイッチ8が配置されている。支持軸部7は、その一部が凹状に切り欠かれ、この切り欠かれた部分に撮像レンズを有するカメラ部9が挿入されて配置されている。カメラ部9を用いることにより画像の撮影を行うことができる。
【0021】
筐体4の左側面部には、後述するイヤホンジャックや回転操作摘子等が配置されている。筐体4の右側面部にはペン収納部10が設けられ、該ペン収納部10に入力ペン11が収納可能とされている。
【0022】
筐体4は上シェル12と下シェル13とが上下で結合されて成り、下シェル13の後半部には、その左右両端部を除く部分に、後方へ行くに従って下方への突出量が大きくされた突部14が設けられている(図3乃至図5参照)。突部14の後端部には、左右に離間して下方へ突出された突起14a、14aが設けられている。下シェル13の左端部には、その前寄りの位置に左方及び上方に開口された挿入用切欠13aが形成されている(図1参照)。
【0023】
筐体4の後面4bには、開口4cが形成されている(図6参照)。
【0024】
カバー体3は扁平な縦長の略長方形状に形成されたカバー部15と該カバー部15を回転可能に支持する基部16とから成る(図1及び図2参照)。カバー部15と基部16は、筐体4の支持軸部7と直交する方向に延びる回転用支持軸17によって連結され、カバー部15が回転用支持軸17の軸回り方向へ基部16に対して回転可能とされている。
【0025】
カバー部15の一方の面には、例えば、液晶ディスプレイから成る表示部18が設けられている(図1参照)。
【0026】
基部16は左右方向に延びる支持部16aと該支持部16aの左右両端部からカバー部15と反対側へ突出された被支持突部16b、16bとから成り、該被支持突部16b、16bが筐体4の支持軸部7にヒンジ軸19を介して回動自在に支持されている(図1及び図2参照)。
【0027】
カバー体3は、装置本体2との開き角θが、例えば、160°となる開放位置(図3参照)とキーボード5を閉塞する閉塞位置(図4参照)との間で装置本体2に対して回動可能とされている。
【0028】
また、上記したように、カバー部15は基部16に対して回転用支持軸17を介して回転可能とされており、図7に示すように、カバー部15を反転させて表示部18がキーボード5と同じ方向を向く状態で情報処理機器1を使用することができる。このような状態においては、例えば、入力ペン11を用い、表示部18に表示される各画面に対する操作や文字入力等を行うことができる。
【0029】
次に、筐体4の内部に配置された各部の構成について説明する(図8乃至図13参照)。
【0030】
筐体4内には、その前端部にバッテリー20が収納される(図8及び図9参照)。バッテリー20は下シェル13の挿入用切欠13aを介して挿入され、該挿入用切欠13aは蓋21によって閉塞される。
【0031】
筐体4内には、バッテリー20の後側に所定の処理回路が形成された第1の回路基板22が配置されている。第1の回路基板22は横幅が広い幅広部22aと該幅広部22aの後縁から後方へ突出された幅狭部22bとから成り、該幅狭部22bは幅広部22aの左右方向における略中央部から突出されている。
【0032】
第1の回路基板22には前後に離間して第1のコネクター部23、第2のコネクター部24及び第3のコネクター部25が搭載されている。最も前側に位置する第1のコネクター部23は、筐体4の前端部に設けられた充電用コネクター部6と第1のフレキシブルプリント配線板26によって接続されている。
【0033】
第1の回路基板22の幅狭部22bの左側の位置には、イヤホンジャック27と回転操作摘子28が配置されている。
【0034】
第1の回路基板22の幅狭部22bの右側の位置には、第1の装着用ホルダー29が配置されている。第1の装着用ホルダー29は縦長の扁平な箱状に形成され、後面の一部及び下面の後端部が開口されている。第1の装着用ホルダー29は、筐体4のキーボード形成面4aに水平な状態で、後端が筐体4の開口4cに一致されるようにして配置されている。
【0035】
筐体4内の後端部には保護カバー30が配置されている。保護カバー30によって第1の装着用ホルダー29の下面側の開口が下方から覆われている。
【0036】
上記のように、保護カバー30によって覆われた第1の装着用ホルダー29の後端が筐体4の開口4cに一致されるようにして配置されることにより、筐体4の後面に第1の挿入口31が形成される(図6及び図10参照)。
【0037】
第1の装着用ホルダー29の内部には図示しない接続コネクターが設けられ、該接続コネクターが第1の回路基板22に設けられた図示しないコネクター部に第2のフレキシブルプリント配線板32によって接続されている。第1の装着用ホルダー29には第1の挿入口31を介して図示しない板状の第1の記憶媒体が挿入されて保持される。
【0038】
筐体4内には保持体33が配置されている(図8、図9、図11及び図12参照)。保持体33は上方及び後方に開口された扁平な第2の装着用ホルダー34と該第2の装着用ホルダー34を上方から覆うようにして設けられた配置板部35と該配置板部35の左右両端部からそれぞれ前方へ突出された脚部36、36とを有している。保持体33の所定の位置には4つの被取付部33a、33a、・・・が設けられている。
【0039】
第2の装着用ホルダー34は、下面部34aと前面部34bと下面部34aの左右両側縁からそれぞれ上方へ突出された側面部34c、34cと該側面部34c、34cの上縁から互いに近付く方向へ突出された押さえ部34d、34dとから成り、下面部34aには大きな透孔34eが形成されている(図11参照)。下面部34aに透孔34eを形成することにより、保持体33の軽量化が図られている。
【0040】
第2の装着用ホルダー34の前面部34bの内面には接続コネクター37が取り付けられている(図8及び図9参照)。第2の装着用ホルダー34は配置板部35に対して後方へ行くに従って下方へ変位するように傾斜された状態とされている(図12参照)。この傾斜角度は、例えば、2°乃至3°である。
【0041】
配置板部35の右半部には切欠部35aが形成されている(図11参照)。配置板部35の前端部の下面にはスピーカー38が取り付けられている(図8及び図9参照)。配置板部35には切欠部35aの前端に対応する位置に段差35bが形成され、該段差35bから前側の部分35cがこれより後側の部分35dに対して稍下方に位置されている。
【0042】
保持体33は第1の回路基板22及び第1の装着用ホルダー29を下方から覆うようにして配置され、被取付部33a、33a、・・・がネジ止め等により第1の回路基板22又は筐体4に取り付けられる(図9参照)。
【0043】
保持体33が筐体4内に配置された状態においては、配置板部35が筐体4のキーボード形成面4aに平行な状態とされ、第2の装着用ホルダー34はキーボード形成面4aに対して後下がりの状態で傾斜される(図13参照)。このとき配置板部35に形成された切欠部35aは第1の装着用ホルダー29に対応して位置され、切欠部35a内に第1の装着用ホルダー29の一部が配置された状態となる。従って、切欠部35a内に第1の装着用ホルダー29の一部が配置された分、配置板部35の後側の部分35d及び第2の装着用ホルダー34を上方に位置させることができ、装置本体2の薄型化を図ることができる。
【0044】
保持体33が筐体4内に配置された状態においては、接続コネクター37が第3のフレキシブルプリント配線板39によって第1の回路基板22の最も後側に位置する第3のコネクター部25に接続される(図13参照)。このとき保持体33が第1の回路基板22の下側に配置され、第3のフレキシブルプリント配線板39が屈曲した状態とされる。このように接続コネクター37と第3のコネクター部25とを第3のフレキシブルプリント配線板39によって接続しているため、一部39aを屈曲させることにより第3のフレキシブルプリント配線板39の一部39aから前側の部分が第1の回路基板22に近付いて位置され、その分、装置本体2の薄型化を図ることができる。
【0045】
保持体33は第1の装着用ホルダー29の下側に配置され、筐体4の後面に、第1の挿入口31の下側に位置する第2の挿入口40が形成される(図6及び図10参照)。保持体33には第2の挿入口40を介して図示しない板状の第2の記憶媒体が挿入されて保持される。
【0046】
第1の回路基板22の下側には第2の回路基板41が配置され、該第2の回路基板41の上面に設けられたコネクター41aが第1の回路基板22の第2のコネクター部24に接続される(図13参照)。
【0047】
以下に、情報処理機器1の各使用形態について説明する。
【0048】
情報処理機器1は、携帯機器として使用することができ、また、据置型の機器としても使用することができる。
【0049】
情報処理機器1を携帯用の機器として使用する場合には、通常、装置本体2の左右両側面を片手で把持し、カバー体3を所望の角度で装置本体2に対して開き(図1参照)、例えば、キーボード5の操作キー5a、5a、・・・に対する操作、入力ペン11を用いての表示部18に対する操作、回転操作摘子28に対する操作等を行うことができる。
【0050】
表示部18に対する操作、回転操作摘子28に対する操作、カメラ部9を用いての撮影等は、図7に示すように、カバー体3を反転しキーボード5を閉塞した状態で行うこともできる。また、図2に示すカバー体3の表示部18とキーボード5がともに閉塞された状態においても、回転操作摘子28に対する操作、カメラ部9を用いての撮影、イヤホンジャック27の使用等を行うことができる。
【0051】
情報処理機器1を据置型の機器として使用する場合には、机上等の載置面100に装置本体2を載置した状態(図3及び図4参照)で、上記した携帯用の機器として使用する場合と同様の操作等を行うことができる。
【0052】
情報処理機器1にあっては、異なる種類の記憶媒体が各別に装着される第1の装着用ホルダー29と第2の装着用ホルダー34とが筐体4内に上下に離間して配置されている。従って、装置本体2の第1の装着用ホルダー29と第2の装着用ホルダー34とが設けられた側の重量が大きくなるため、載置面100に載置したときの安定性を損なうおそれがある。
【0053】
そこで、情報処理機器1にあっては、上記したように、保持体33の第2の装着用ホルダー34を配置板部35に対して傾斜させ、第2の装着用ホルダー34をキーボード形成面4aに対して後下がりの状態で傾斜させている。
【0054】
従って、載置面100に対してはキーボード形成面4aが前下がりの状態に傾斜されるため、載置面100に載置したときの安定性の確保、装置本体2のガタツキ防止及び操作キー5a、5a、・・・に対する良好な操作性の確保を図ることができる。
【0055】
また、載置面100に対してキーボード形成面4aが前下がりの状態に傾斜されるため、キーボード形成面4aが水平な状態とされる場合に比し、操作キー5a、5a、・・・に対する良好な操作性を確保することができる。
【0056】
情報処理機器1を据置型の機器として使用する場合には、載置面100に装置本体2を載置し、例えば、カバー体3を装置本体2に対して開いてキーボード5の操作キー5a、5a、・・・に対しての操作を行う(以下、操作キー5a、5a、・・・に対して操作を行う状態を「キー操作状態」と言う。)が、このキー操作状態においては、上記したように、カバー体3の装置本体2に対する開き角θの変化により情報処理機器1の重心の位置が変動する。
【0057】
しかしながら、情報処理機器1にあっては、載置面100に対してキーボード形成面4aが前下がりの状態に傾斜されているため、カバー体3の開き角度θの大きさに拘わらず、キー操作状態における良好な安定性を確保することができる。
【0058】
また、情報処理機器1にあっては、筐体4の後面4bに、上下に離間して第1の挿入口31及び第2の挿入口40が形成されているため、同じ方向から種類の異なる記憶媒体の抜き差しを行うことができると共に携帯機器として使用した場合に把持した手が記憶媒体に触れることがなく、使い勝手の向上を図ることができる。
【0059】
さらに、情報処理機器1にあっては、キー操作状態においてカバー体3が開放位置にあるときに、筐体4の前端部と後端部がともに載置面100に接地するため(図3参照)、開放位置において操作キー5a、5a、・・・に対する操作を行ったときにも良好な操作性を確保することができる。
【0060】
加えて、筐体4の後端部に突起14a、14aを設けているため、筐体4のキーボード形成面4aと底面4dとの間の厚みを小さくした状態で載置面100に対するキーボード形成面4aの傾斜角度を大きくすることができる。
【0061】
尚、上記には、第1の装着用ホルダー29を上側に配置し第2の装着用ホルダー34を下側に配置した例を示したが、逆に、第1の装着用ホルダー29を下側に配置し第2の装着用ホルダー34を上側に配置してもよい。この場合には、第2の装着用ホルダー34をキーボード形成面4aに平行に配置し第1の装着用ホルダー29をキーボード形成面4aに対して後下がりに傾斜させる。
【0062】
また、装着用ホルダーの数は2つに限定されることはなく、3つ以上であってもよいが、キー操作状態において最も下側に配置される装着用ホルダーをキーボード形成面4aに対して後下がりに傾斜させる必要がある。
【0063】
上記には、本発明をPDAに適用した例を示したが、本発明の適用範囲はこれに限られることはなく、例えば、本発明を記憶媒体の装着が可能なパーソナルコンピュータ、ネットワーク端末等の各種の情報処理機器に適用することができる。
【0064】
上記した実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0065】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明情報処理機器は、キーボード形成面に複数の操作キーを有するキーボードが設けられた筐体を備え、該筐体内に異なる種類の記憶媒体が各別に装着される複数の装着用ホルダーが配置され、任意の載置面上に載置され上記操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における筐体の後面に、上下に離間して上記複数の装着用ホルダーの各挿入口が形成され、キー操作状態において最も載置面側に配置された装着用ホルダーが挿入口に近付くに従ってキーボード形成面から離隔する方向へ傾斜され、キー操作状態においてキーボード形成面が後方へ向かうに従って上方へ変位するように傾斜されるようにしたことを特徴とする。
【0066】
従って、載置面に対してキーボード形成面が前下がりの状態に傾斜されるため、キー操作状態における安定性の確保、ガタツキ防止及び操作キーに対する良好な操作性の確保を図ることができる。
【0067】
また、筐体の後面に上下に離間して各挿入口が形成されているため、同じ方向から種類の異なる記憶媒体の抜き差しを行うことができると共に携帯機器として使用した場合に把持した手が記憶媒体に触れることがなく、使い勝手の向上を図ることができる。
【0068】
請求項2に記載した発明にあっては、筐体の挿入口が形成された側の端部に回動自在に支持されると共にキーボードを閉塞する閉塞位置とキーボードを開放する開放位置との間で回動するカバー体を設けたので、閉塞位置においてキーボードを保護することができると共に使用形態の幅が広がり使い勝手が向上する。
【0069】
請求項3に記載した発明にあっては、キー操作状態においてカバー体が開放位置にあるときに、筐体の前後方向における両端部が載置面に接地するようにしたので、開放位置において操作キーに対する操作を行ったときにも良好な操作性を確保することができる。
【0070】
請求項4に記載した発明にあっては、キー操作状態における筐体の底面の後端部に、載置面に接地する突起を設けたので、筐体のキーボード形成面とその反対側の面との間の厚みを小さくした状態で載置面に対するキーボード形成面の傾斜角度を大きくすることができる。
【0071】
請求項5に記載した発明にあっては、筐体内に回路基板を設け、該回路基板を上記傾斜された装着用ホルダー上に配置し、上記傾斜された装着用ホルダーに記憶媒体が接続される接続コネクターを設け、回路基板と接続コネクターとをフレキシブルプリント配線板によって接続したので、装着用ホルダーと接続コネクターとの高さの相違分だけフレキシブルプリント配線板を屈曲させることにより、筐体の薄型化を図ることができる。
【0072】
請求項6に記載した発明にあっては、傾斜された装着用ホルダーを他の装着用ホルダーに接した状態で配置される配置板部に連設し、該配置板部に上記他の装着用ホルダーの一部が配置される切欠部を形成したので、筐体の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図13と共に本発明情報処理機器の実施の形態を示すものであり、本図はカバー体が開放された状態を示す情報処理機器の斜視図である。
【図2】カバー体が閉塞された状態を示す情報処理機器の斜視図である。
【図3】カバー体が開放位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。
【図4】カバー体が閉塞位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。
【図5】底面側を示す情報処理機器の斜視図である。
【図6】情報処理機器の拡大背面図である。
【図7】カバー体が閉塞されたときに表示面に対する操作が可能な状態を示す情報処理機器の斜視図である。
【図8】筐体内に配置された各部を示す分解斜視図である。
【図9】筐体内に配置された各部を示す斜視図である。
【図10】第1の装着用ホルダーと第2の装着用ホルダーのキーボード形成面に対する傾斜状態を示す概念図である。
【図11】保持体の拡大斜視図である。
【図12】保持体の拡大側面図である。
【図13】筐体内に配置された各部の位置関係を示す拡大断面図である。
【図14】従来の問題点を示す概念図である。
【符号の説明】
1…情報処理機器、3…カバー体、4…筐体、4a…キーボード形成面、4b…後面、5…キーボード、5a…操作キー、14a…突起、22…第1の回路基板、29…第1の装着用ホルダー、31…第1の挿入口、34…第2の装着用ホルダー、35…配置板部、35a…切欠部、37…接続コネクター、39…第3のフレキシブルプリント配線板、40…第2の挿入口、100…載置面

Claims (6)

  1. キーボード形成面に複数の操作キーを有するキーボードが設けられた筐体を備え、
    該筐体内に異なる種類の記憶媒体が各別に装着される複数の装着用ホルダーが配置され、
    任意の載置面上に載置され上記操作キーに対する操作が行われるキー操作状態における筐体の後面に、上下に離間して上記複数の装着用ホルダーの各挿入口が形成され、
    キー操作状態において最も載置面側に配置された装着用ホルダーが挿入口に近付くに従ってキーボード形成面から離隔する方向へ傾斜され、キー操作状態においてキーボード形成面が後方へ向かうに従って上方へ変位するように傾斜されるようにした
    ことを特徴とする情報処理機器。
  2. 筐体の挿入口が形成された側の端部に回動自在に支持されると共にキーボードを閉塞する閉塞位置とキーボードを開放する開放位置との間で回動するカバー体を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
  3. キー操作状態においてカバー体が開放位置にあるときに、筐体の前後方向における両端部が載置面に接地するようにした
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理機器。
  4. キー操作状態における筐体の底面の後端部に、載置面に接地する突起を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
  5. 筐体内に回路基板を設け、該回路基板を上記傾斜された装着用ホルダー上に配置し、
    上記傾斜された装着用ホルダーに記憶媒体が接続される接続コネクターを設け、
    回路基板と接続コネクターとをフレキシブルプリント配線板によって接続した
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
  6. 傾斜された装着用ホルダーを他の装着用ホルダーに接した状態で配置される配置板部に連設し、
    該配置板部に上記他の装着用ホルダーの一部が配置される切欠部を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009277257A (ja) * 2009-08-26 2009-11-26 Toshiba Corp 電子機器
US7821784B2 (en) 2007-10-19 2010-10-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus
JP2011076489A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2015088808A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 京セラ株式会社 防水コネクタ構造を具えた電子機器

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