JP2009277257A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】追加デバイスを実装可能であるとともに、薄型化および長時間駆動の実現を図ることができる電子機器を得る。
【解決手段】バッテリパック21は、筐体4のバック部33に配置されている。ODDユニット24は、筐体4内においてフロント部32寄りに偏って配置されるとともに、前端部24aが後端部24bよりも低くなるように傾斜して実装されている。筐体4は、バッテリパック21の厚みとODDユニット24の厚みの違いによって、バック部33からフロント部32に向かうに従い筐体4の厚さが薄くなるように形成されている。追加デバイス25は、筐体4内であって、後端部24bの周りに形成される空間に配置される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、追加デバイスを搭載可能な電子機器に関する。
例えばポータブルコンピュータのような電子機器は、ODD(Optical Disk Drive)ユニットや電源となるバッテリパックなどを搭載している。特許文献1には、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)ドライブと、バッテリパックとを備えた電子機器が開示されている。この電子機器では、バッテリパックの隣にCD−ROMドライブが実装されている。ここでCD−ROMドライブは、筐体内部に吊下され、回路基板と鉛直方向に重ねて配置されている。
特開平9−305261号公報
電子機器は、長時間駆動に対する要望が大きく、比較的大きなバッテリパックの搭載が望まれる。さらに電子機器は、ODDユニットやバッテリパックに加えて、例えばPCカードスロットやMini−PCI(Mini-Peripheral Component Interconnect)モジュールのような追加デバイスを実装可能であることが望まれる。一方、電子機器は薄型化に対する要望が大きい。
ここで特許文献1に記載のCD−ROMドライブと回路基板との間係のように、ODDユニットと追加デバイスとを単に鉛直方向に重ねて実装すると、電子機器が厚くなる傾向にある。
本発明の目的は、追加デバイスを実装可能であるとともに、薄型化および長時間駆動の実現を図ることができる電子機器を得ることにある。
本発明の一つの形態に係る電子機器は、上壁を有した筐体と、上記上壁に取り付けられたキーボードと、上記筐体に取り付けられたバッテリパックと、上記バッテリパックよりも薄いとともに、上記筐体内に収容されたODDユニットと、上記筐体内に収容された追加デバイスとを具備する。上記筐体は、上記キーボードが設けられる中央部よりも前方に設けられるフロント部と、上記中央部よりも後方に設けられるバック部とを有する。上記バッテリパックは、上記筐体のバック部に配置されている。上記ODDユニットは、上記フロント部に対向する前端部と、上記前端部と反対側に位置する後端部とを有し、上記筐体内において上記フロント部寄りに偏って配置されるとともに、上記前端部が上記後端部よりも低くなるように傾斜して実装されている。上記筐体は、上記バッテリパックの厚みと上記ODDユニットの厚みの違いによって、上記バック部から上記フロント部に向かうに従い上記筐体の厚さが薄くなるように形成されている。上記追加デバイスは、上記筐体内であって、上記後端部の周りに形成される空間に配置されている。
本発明によれば、追加デバイスを実装可能であるとともに、薄型化および長時間駆動の実現を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。図1ないし図10は、本発明の一つの実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備えている。
本体2は、筐体4を有する。本体2は、さらにキーボード5と、ポインティングデバイスであるタッチパッド6とを備える。筐体4は、上壁4a、周壁4b、および下壁4cを備え、箱状に形成されている。上壁4aは、上方に臨むとともに、キーボード5が取り付けられるキーボード載置部7が設けられている。下壁4cは、このポータブルコンピュータ1が置かれる設置面Fに対向する(図4参照)。設置面Fの一例は、机上である。周壁4bは、前壁4ab、後壁4bb、および左右の側壁4bc,4bdを含む。
図4に示すように、筐体4は、周壁4bの一部および上壁4aを含む筐体カバー8と、周壁4bの一部および下壁4cを含む筐体ベース9とにより形成されている。筐体カバー8は、筐体ベース9に対して着脱自在に組み合わされ、筐体ベース9との間に収容空間を形成する。この収容空間には、後述するODDユニット24やカードスロット25などが収容される。
図1に示すように、表示ユニット3は、ディスプレイハウジング11と、このディスプレイハウジング11に収容された表示装置12とを備えている。表示装置12は、表示画面12aを有する。表示画面12aは、ディスプレイハウジング11の前面の開口部11aを通じてディスプレイハウジング11の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体4の後端部に一対のヒンジ部13a,13bを介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁4aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁4aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図2は、本体2の平面図である。なおこの図2では、筐体4内のレイアウトを示すために筐体カバー8を省略している。図2に示すように、筐体4には、電源となるバッテリパック21が着脱自在に取り付けられている。さらに筐体4内には、メイン回路基板22、HDDユニット23、ODDユニット24、カードスロット25、Mini−PCIモジュール26、回路基板27、およびカードソケット28が収容されている。
図3は、本体2を下方から見た下面図である。なおこの図3では、筐体4内のレイアウトを示すために筐体ベース9を省略している。以下この図3から図6を参照して筐体4内のレイアウトについて詳述する。なお図4は、ポータブルコンピュータ1を図6と同じ断面で切断したものであるが、説明の便宜上、カードスロット25、Mini−PCIモジュール26、回路基板27、およびカードソケット28を除いて示したものである。
図3および図4に示すように、筐体4は、フロント部31、中央部32、およびバック部33を有する。フロント部31は、ユーザーに対して中央部32よりも前方に設けられ、筐体4のなかでユーザーに対して最前部となる部位である。一方、バック部33は、ユーザーに対して中央部32よりも後方に設けられ、筐体4のなかでユーザーに対して最後部となる部位である。
フロント部31およびバック部33の定義は種々可能であるが、ここでは、例えばキーボード5が取り付けられる部位を中央部32、キーボード5よりも前方に位置するとともに、パームレスト35およびタッチパッド6が設けられた領域をフロント部31、キーボード5よりも後方に位置する部位をバック部33とする。なお本実施形態では、ポータブルコンピュータ1を基点として、ユーザーに対して近付く方向を前方、ユーザーに対して遠ざかる方向を後方と定義する。
図3および図4に示すように、バッテリパック21は筐体4のバック部33に配置されている。バッテリパック21は、比較的長時間に亘りポータブルコンピュータ1に対して電源の供給が可能なものであり、比較的大きな外形を有する。ポータブルコンピュータ1は、バッテリパック21を電源として例えば約10時間に亘り駆動可能である。
メイン回路基板22、HDDユニット23、およびODDユニット24は、互いに鉛直方向に重なることなく筐体4内に配置されている。メイン回路基板22、HDDユニット23、およびODDユニット24は、それぞれ筐体カバー8に固定されている。
ODDユニット24は、バッテリパック21よりも薄いものが採用される。図3および図4に示すように、ODDユニット24は、筐体4内においてフロント部31寄りに偏って配置されている。詳しくは、図3に示すように、筐体カバー8の前端部には、該筐体カバー8を筐体ベース9に固定するためのボス36が立設されている。ODDユニット24は、このボス36が設けられた領域に隣接して実装されている。一方、図4に示すように、ODDユニット24とバッテリパック21との間には、空間が設けられている。
図4に示すように、ODDユニット24は、筐体4のフロント部31に対向する前端部24aと、バッテリパック21に対向する後端部24bとを有する。ODDユニット24の後端部24bの周りには、ODDユニット24とバッテリパック21との厚さの違いに基づいて、実装スペースSが創出されている。本実施形態では図4に示すように、ODDユニット24は、前端部24aが後端部24bよりも低くなるように傾斜して実装されている。これにより、ODDユニット24の後端部24bの下方、およびODDユニット24とバッテリパック21との間に実装スペースSが創出されている。
ここでODDユニット24について詳しく説明する。図8に示すように、ODDユニット24は、ケース41と、このケース41内に引き出し可能に収容されるとともにディスクトレイ42とを有する。ケース41は、開口部41aと段差部41bとを有する。開口部41aは、ケース41の中央部を含む比較的大きな領域に形成されている。この開口部41aを通じてディスクトレイ42の一部がODDユニット24の外部に露出されている。
段差部41bとは、この段差部41bを外れた他の部分の表面に比べて、外側に出た表面を有する部分のことである。本実施形態では、段差部41bは、補強板部43によって形成されている。補強板部43は、板状に形成されるとともに、開口部41aの二つの縁部の間に亘って掛け渡されている。この補強板部43は、例えばディスクトレイ42の摺動の邪魔にならないように、ケース41の他の領域に比べてケース41の外側に逃げるように形成されている。これにより補強板部43の表面は、ケース41の他の部分の表面に比べてケース41の外側に出た段差を有する。
次に、カードスロット25について説明する。図3に示すように、カードスロット25は、筐体4の周壁4bに隣接して設けられている。周壁4bには、カードスロット25に対向する開口部44が設けられている(図1参照)。ユーザーは、この開口部44を通じて筐体4の外部から第1のカード45をカードスロット25に挿抜する。カードスロット25は、本発明でいう追加デバイスの一例である。カードスロット25は、例えばPCカードスロットやExpressCard(登録商標)スロットが具体例として挙げられる。
図3および図5に示すように、カードスロット25は、ODDユニット24の前端部24aを外れるとともに、ODDユニット24の後端部24bと鉛直方向に重ねて配置される。カードスロット25は、ODDユニット24の後端部24bの例えば下方に配置される。すなわちカードスロット25は、ODDユニット24の後端部24bの下方に創出された実装スペースSに配置される。図5に示すように、ポータブルコンピュータ1を設置面Fに置いたとき、ODDユニット24の前端部24aがカードスロット25と同じ高さに位置する。なお「同じ高さに位置する」とは、二つの部材が水平方向に沿って互いに一部重なることをいう。
Mini−PCIモジュール26は、本発明でいう追加デバイスの一例であり、且つ、拡張モジュールの一例である。Mini−PCIモジュール26の具体例は、例えば3G(3rd Generation)モジュール、テレビチューナー、GPSモジュール、およびWimax(登録商標)モジュールなどが挙げられる。
図3および図6に示すように、Mini−PCIモジュール26は、ODDユニット24の前端部24aを外れるとともに、ODDユニット24の後端部24bと鉛直方向に重ねて配置される。Mini−PCIモジュール26は、ODDユニット24の後端部24bの例えば下方に配置される。すなわちMini−PCIモジュール26は、ODDユニット24の後端部24bの下方に創出された実装スペースSに配置される。図6に示すように、ポータブルコンピュータ1を設置面Fに置いたとき、ODDユニット24の前端部24aがMini−PCIモジュール26と同じ高さに位置する。
図3に示すように、Mini−PCIモジュール26は、筐体4のフロント部31からバック部33へ向かう方向に対して直交する方向(以下、X方向)に沿って、カードスロット25と並んでいる。Mini−PCIモジュール26は、ユーザーが直接アクセスしない部品の一例である。カードスロット25よりもMini−PCIモジュール26は、筐体4の内側に設けられている。
図3に示すように、カードスロット25およびMini−PCIモジュール26は、ODDユニット24のケース41の開口部41aおよび段差部41bを外れた領域に配置されている。
図3に示すように、X方向のカードスロット25の幅W1と同方向のMini−PCIモジュール26の幅W2の合計は、同方向のODDユニット24の幅W3よりも小さい。すなわちX方向に関しては、カードスロット25およびMini−PCIモジュール26は、ODDユニット24のエリア内に配置されている。なお「ODDユニット24のエリア内」とは、ODDユニット24に対して鉛直方向に重なる領域をいう。
以上のような構成を有することで、図5および図6に示すように、筐体4は、バック部33の厚さをバッテリパック21の厚さに合わせるとともに、バック部33からフロント部31に向かって進むに従い筐体4の厚さが小さくなるように形成されている。キーボード5は、ODDユニット24と平行に実装されている。
ここで図5を参照して、各ユニットの寸法の一例について説明する。筐体4の前端部から後端部までの長さlは約215mm、バッテリパック21の厚さt1は約20mm、ODDユニット24の厚さt2は約7mm、カードスロット25の厚さt3は約5mm、キーボード5の厚さt4は約5mm、筐体カバー8の厚さt5は約1mm、そして筐体ベース9の厚さt6は約1mmである。
次に、図7ないし図10を参照してMini−PCIモジュール26の実装方法について詳述する。図7に示すように、ポータブルコンピュータ1は、Mini−PCIモジュール26が搭載される回路基板27をメイン回路基板22とは別に備える。回路基板27は、例えば互いに一体となった第1の基板部51と第2の基板部52とによって形成されている。第1および第2の基板部51,52は、それぞれ長方形状に形成されるとともに、長手方向を互いに直交させるようにして張り合わされている。
第1の基板部51は、Mini−PCIモジュール26の幅よりも僅かに大きな幅を有するとともに、Mini−PCIモジュール26の長さよりも大きな長さを有する。第1の基板部51は、ポータブルコンピュータ1の下方に臨む第1の面51aと、第1の面51aの反対側である第2の面51bとを有する。Mini−PCIモジュール26は、第1の基板部51の第1の面51aに搭載されている。図3および図9に示すように、第1の基板部51は、ODDユニット24の後端部24bに対向するとともに、ODDユニット24とバッテリパック21との間に形成される空間に対向する。
図7に示すように、第2の基板部52は、第1の基板部51の第2の面51bに対して重ねられている。図9に示すように、第2の基板部52は、ODDユニット24とバッテリパック21との間の空間内に収まる形状を有する。第2の基板部52は、ODDユニット24とバッテリパック21との間の空間に収容されるとともに、水平方向に沿ってODDユニット24に対向する。
図2および図5に示すように、第2の基板部52は、第1の基板部51に対向する第1の面52aと、この第1の面52aの反対側である第2の面52bとを有する。この第2の面52bには、例えば1つ又は複数のカードソケット28が搭載される。カードソケット28は、ODDユニット24とバッテリパック21との間の空間に収容される比較的小型なソケットであり、例えばSIM(Subscriber Identity Module)ソケットが具体例として挙げられる。カードソケット28には、第2のカード55が着脱自在に挿入される。第2のカード55の一例は、SIMカードである。
図5に示すように、バッテリパック21に対向する筐体4の後壁4bbは、カードソケット28に対向する開口部56を有する。筐体4からバッテリパック21を取り外したとき、開口部56を通じてカードソケット28の挿入口が筐体4の外部に露出される。ユーザーは、バッテリパック21を取り外した時のみ、カードソケット28に第2のカード55を挿抜することができる。
図9に示すように、筐体カバー8は、ODDユニット24を外れた領域、例えばODDユニット24とバッテリパック21との間の領域に複数のボス61を有する。ボス61は、筐体4の内壁面から筐体4の内側に立設されるとともに、筐体4内に開口するねじ穴61aが形成されている。
一方、図8に示すように、ODDユニット24には、ブラケット63が取り付けられる。ブラケット63は、本体部64、第1および第2の支持部65,66、および引掛部67を有する。本体部64は、互いに直交するように組み合わされた第1の部分64aと第2の部分64bとを有し、L字形に形成されている。
ODDユニット24のケース41は、バッテリパック21に対向する第1の側面71aと、第1の側面71aに隣接するとともに筐体4の内側に臨む第2の側面71bとを有する。ブラケット63の第1の部分64aは、ODDユニット24の第1の側面71aに沿うとともに、第1の側面71aに例えばねじ73により固定される。ブラケット63の第2の部分64bは、ODDユニット24の第2の側面71bに沿うとともに、第2の側面71bに例えばねじ73により固定される。
第1および第2の支持部65,66は、第1の部分64aにおいて互いに離間して設けられている。第1および第2の支持部65,66は、第1の部分64aの下端部からそれぞれバッテリパック21を向いて張り出した張出部であり、回路基板27の第2の基板部52に対向する。
図7および図9に示すように、回路基板27は、ボス61に対向する第1の端部27aと、ODDユニット24に対向する第2の端部27bとを有する。第1の端部27aには、ボス61のねじ穴61aに対向するねじ挿通孔74が設けられている。回路基板27の固定は、ねじ挿通孔74を挿通させたねじ73をボス61のねじ穴61aに係合させることで行われる。すなわち回路基板27は、ODDユニット24に固定されることなく、筐体カバー8に設けられたボス61に固定される。このとき、第2の基板部52のねじ固定された端部とは反対側の端部は、ブラケット63の第1および第2の支持部65,66に当接し、第1および第2の支持部65,66によって支持される。
引掛部67は、第2の部分64bの下端部から延びるとともに、ボス61に固定された回路基板27の下方(すなわち図10中では上方)に張り出している。引掛部67は、ODDユニット24とは反対側から回路基板27の第2の端部27bに対向する。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、追加デバイスを実装可能であるとともに、薄型化および長時間駆動の実現を図ることができる。すなわち、ポータブルコンピュータ1は、バッテリパック21を筐体4のバック部33に配置するとともに、バッテリパック21に比べて薄いODDユニット24を筐体4のフロント部31寄りに配置し、且つ、カードスロット25やMini−PCIモジュール26などの追加デバイスをODDユニット24の後端部24bに鉛直方向に重ねて配置している。
これにより、筐体4のバック部33の厚さをバッテリパック21の厚さに合わせるとともに、バック部33からフロント部31に向かって進むに従い筐体4の厚さが小さくなるように筐体4を形成することができる。これにより追加デバイスを搭載可能でるとともに、比較的大型のバッテリパックによる長時間駆動、および筐体4の薄型化を図ったポータブルコンピュータ1を得ることができる。
本実施形態では、拡張モジュールとしてのMini−PCIモジュール26がODDユニット24の前端部24aを外れるとともに、ODDユニット24の後端部24bと鉛直方向に重ねて配置され、且つ、X方向に沿ってカードスロット25と並ぶとともに、カードスロット25よりも筐体4の内側に配置されている。このような構成によると、ユーザーがアクセスするカードスロット25を筐体4の周壁4bに隣接させて設けることができるとともに、カードスロット25およびMini−PCIモジュール26を搭載しても筐体4が厚くなることを避けることができる。
カードスロット25がODDユニット24の後端部24bの下方に配置され、ODDユニット24の前端部24aが後端部24bよりも低くなるように傾斜して実装されており、ポータブルコンピュータ1を設置面Fに置いたとき、前端部24aがカードスロット25と同じ高さに位置すると、筐体4のフロント部31の設置面Fからの高さを低くすることができる。これにより、ポータブルコンピュータ1を設置面Fに置いたとき、筐体4が前傾姿勢となるため、ポータブルコンピュータ1がより薄く見える。
X方向のカードスロット25の幅W1とMini−PCIモジュール26の幅W2との合計が同方向のODDユニット24の幅W3よりも小さいと、X方向においてはカードスロット25とMini−PCIモジュール26とをODDユニット24のエリア内に実装することができる。これにより、カードスロット25およびMini−PCIモジュール26がメイン回路基板22など他のユニットの実装構造に与える影響を小さくすることができ、薄型化をさらに図ることができる。
回路基板27は、ODDユニット24に固定されることなく、筐体4に設けられたボス61に固定されると、ODDユニット24に固定部を設ける必要がない。これにより、ODDユニット24としてさらに薄型のものを採用することができる。これはポータブルコンピュータ1の薄型化に寄与する。
ODDユニット24が筐体カバー8に固定され、ボス61が筐体カバー8に設けられていると、ODDユニット24を取り付けた後、筐体4の姿勢を変化させることなく、そのままの姿勢で回路基板27を取り付けることができる。これによりポータブルコンピュータ1の組立性の向上を図ることができる。さらにメイン回路基板22に回路基板27を固定する場合に比べて、回路基板27の固定がより強固となる。
回路基板27がボス61に対向する第1の端部27aとODDユニット24に対向する第2の端部27bとを有し、ブラケットがODDユニット24とは反対側から回路基板27の第2の端部27bに対向する引掛部67を有すると、一つの端部のみしか固定されていない回路基板27が浮き上がることを抑制することができる。
カードソケット28がODDユニット24とバッテリパック21との間に設けられていると、例えばカードソケット28がバッテリパック21に重ねて配置される場合に比べて、筐体4を薄くすることができる。
バッテリパック21を筐体4から取り外したとき、カードソケット28が筐体4の外部に露出されると、第2のカード55の挿抜を行う際には必ずバッテリパック21を取り外す作業が必要となる。これにより、例えばカードソケット28がホットスワップである場合に、第2のカード55に書き込まれたデータの安全性を高めることができる。
カードスロット25およびMini−PCIモジュール26がODDユニット24の開口部41aを外れた領域に配置されていると、開口部41aからケース41内にゴミが混入しにくい。カードスロット25およびMini−PCIモジュール26がODDユニット24の段差部41bを外れた領域に配置されていると、筐体4の薄型化をさらに図ることができる。
以上、本発明の一つの実施形態に係るポータブルコンピュータ1について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えばカードソケット28は、SIMソケットに限られず、他の種類のカードに対応したソケットでもよい。
本発明の一つの実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの本体の内部を示す平面図。 図1中に示されたポータブルコンピュータの本体の内部を示す下面図。 図3中に示されたポータブルコンピュータにおいてカードスロットおよびMini−PCIモジュール等を除いて示すF4−F4線に沿う断面図。 図3中に示されたポータブルコンピュータのF5−F5線に沿う断面図。 図3中に示されたポータブルコンピュータのF6−F6線に沿う断面図。 図3中に示されたMini−PCIモジュールおよび回路基板を示す斜視図。 図3中に示されたODDユニットおよびブラケットを示す斜視図。 図3中に示された本体の内部を示す下面図。 図8中に示されたODDユニットおよびブラケットの断面図。
F…設置面、1…ポータブルコンピュータ、4…筐体、4a…上壁、4c…下壁、8…筐体カバー、9…筐体ベース、21…バッテリパック、24…ODDユニット、25…カードスロット、26…Mini−PCIモジュール、27…回路基板、28…カードソケット、31…フロント部、33…バック部、41…ケース、41a…開口部、42…ディスクトレイ、61…ボス、63…ブラケット、67…引掛部。

Claims (7)

  1. 上壁を有した筐体と、
    上記上壁に取り付けられたキーボードと、
    上記筐体に取り付けられたバッテリパックと、
    上記バッテリパックよりも薄いとともに、上記筐体内に収容されたODDユニットと、
    上記筐体内に収容された追加デバイスと、を具備し、
    上記筐体は、上記キーボードが設けられる中央部よりも前方に設けられるフロント部と、上記中央部よりも後方に設けられるバック部とを有し、
    上記バッテリパックは、上記筐体のバック部に配置され、
    上記ODDユニットは、上記フロント部に対向する前端部と、上記前端部と反対側に位置する後端部とを有し、上記筐体内において上記フロント部寄りに偏って配置されるとともに、上記前端部が上記後端部よりも低くなるように傾斜して実装され、
    上記筐体は、上記バッテリパックの厚みと上記ODDユニットの厚みの違いによって、上記バック部から上記フロント部に向かうに従い上記筐体の厚さが薄くなるように形成され、
    上記追加デバイスは、上記筐体内であって、上記後端部の周りに形成される空間に配置されることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記追加デバイスは、上記筐体内であって、上記後端部の下方に配置されることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記追加デバイスは、上記筐体内であって、上記後端部と上記バッテリパックの間に配置されることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の電子機器において、
    上記上壁を形成する2方向の内、上記フロント部から上記バック部に向かう第1の方向と、上記第1の方向に直交する第2の方向とし、
    上記第2の方向の上記追加デバイスの幅は、上記第2の方向の上記ODDユニットの幅よりも小さいことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    第1の追加デバイスは、カードを着脱可能な第1の挿入口を備え、
    上記第1の挿入口が筐体の周壁に設けられ、上記筐体の外部に露出していることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4に記載の電子機器において、
    上記バッテリパックは上記筐体に対して着脱自在であり、
    第2の追加デバイスは、カードを着脱可能な第2の挿入口を備え、
    上記バッテリパックを上記筐体から取り外したとき、上記第2の挿入口が上記筐体の外部に露出されることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の電子機器において、
    上記第1の追加デバイス又は上記第2の追加デバイスに対して、上記第2の方向に沿って並ぶようにして設けられる第3の追加デバイスを更に有することを特徴とする電子機器。
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