JP2009104665A - 薄型構造の情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型構造の情報処理装置で、さらに薄型化を促進して携帯性を向上を図った情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の本体(1)内部に、切り欠き部を有するメインボード(2)と、バッテリ(4)と、ハードディスクドライブ(4)、とを具備し、これらが平面的に重ならないように配置され、かつ前記切り欠き部にスロット(10)が配置され、更に、キーボードモジュール(6)と、前記キーボードモジュールと平面的に重ならないようにして前記キーボードモジュールに隣接するパームレスト部(7)とを有し、前記メインボード及び前記スロットをキーボードモジュールの下部に配置し、かつ前記バッテリ及び前記ハードディスクドライブを該キーボードモジュールの下部には配置せず、これらを前記パームレスト部の下部に配置した。
【選択図】図2
【解決手段】情報処理装置の本体(1)内部に、切り欠き部を有するメインボード(2)と、バッテリ(4)と、ハードディスクドライブ(4)、とを具備し、これらが平面的に重ならないように配置され、かつ前記切り欠き部にスロット(10)が配置され、更に、キーボードモジュール(6)と、前記キーボードモジュールと平面的に重ならないようにして前記キーボードモジュールに隣接するパームレスト部(7)とを有し、前記メインボード及び前記スロットをキーボードモジュールの下部に配置し、かつ前記バッテリ及び前記ハードディスクドライブを該キーボードモジュールの下部には配置せず、これらを前記パームレスト部の下部に配置した。
【選択図】図2
Description
本発明はノート型パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の情報処理装置に関し、特に薄型構造の情報処理装置に関する。
近年の携帯型コンピュータ等の情報機器の携帯性の向上に伴い、情報処理装置の薄型化が要求されている。このため、厚さの薄い情報処理装置を提供する必要がある。
近年の携帯型コンピュータ等の情報機器の携帯性の向上に伴い、情報処理装置の薄型化が要求されている。このため、厚さの薄い情報処理装置を提供する必要がある。
従来の情報処理装置では、情報機器を構成する内部のモジュールやユニットが高さ方向に重なって配置された部分が存在していた。一例を挙げると、キーボードモジュールやメインボードの下部に内蔵バッテリや内蔵ハードディスクドライブ(HDD)を配置していた。また、従来の情報処理装置では、メインボードのキーボードモジュールと向かい合う面に、上向きコネクタが配置されていた。また、従来の情報処理装置では、PCカードスロットを2つ装備する場合は、高さ方向に積み重ねた形に配置されていた。
また、従来技術として例えば、特開昭8−76887号公報又は特開平8−76898号公報には、情報処理装置を薄型にした構造が示されている。特開昭8−76885号公報には、スピーカ周辺処理用基板に設置したスピーカ付きの情報機器が開示されており、特開平8−76886号公報には、液晶表示装置を取付ける蓋筐体を薄型にした構造が示されている。
上述のように、従来の情報処理装置では、情報機器の厚さは、重なって配置された各内部モジュールの各々の高さを合計したものとなり、個々の内部モジュールの高さに比べ、重なって配置されていた分だけ厚くなっていた。また、メインボードとキーボードモジュールとの間隔は、コネクタの高さとケーブルの引回しの分だけ必要となっていた。更に、PCカードスロットを2つ装備する場合は、1つを装備する場合より厚さが必要となっていた。
そこで、本発明は、薄型化を更に促進して携帯性を向上を図った情報処理装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するために、本発明によれば、情報処理装置の本体内部に少なくともメインボードと、電源ボードと、内蔵バッテリと、内蔵HDDとを具備し、これらが平面的に重ならないように配置されていることを特徴とする薄型構造の情報処理装置が提供される。このように、本発明では、メインボードと、電源ボードと、内蔵バッテリと、内蔵HDDが、各々を接続するコネクタ部分以外は重ならないように配置しているので、情報処理装置の内部で必要な厚さを従来より薄くすることができる。
更に、キーボードモジュールと、パームレストとを有し、前記内蔵バッテリ及び前記内蔵HDDを該キーボードモジュールの下には配置せず、これらを前記パームレストの下に配置したことを特徴とする。このように、内蔵バッテリ及び前記内蔵ハードディスクをキーボードモジュールの下には配置せず、最も高さのとれるパームレストの下に配置することにより、情報処理装置の内部で必要な厚さを従来より薄くすることができる。
前記メインボードには上向きのコネクタを有し、該コネクタは該メインボードと前記キーボードモジュールとの重なっている部分以外の前記メインボードの部分に設けられていることを特徴とする。このように、上向きのコネクタを、キーボードモジュール直下以外の部分である、例えばメインボードを前方からみてその前端又は後端に配置しているので、情報処理装置の内部で必要な厚さを従来より薄くすることができる。
更に、少なくとも2つのPCカードスロットを有し、該スロットは互いに平面的に重ならないように前記メインボードと前記キーボードモジュールとの間に配置されることを特徴とする。このように、PCカードスロットが、例えば、情報機器の前方から見て、メインボードの左右側面に1スロットずつ配置されているので、従来のように高さ方向に積み重ねたPCカードスロットよりも、情報処理装置の内部で必要な厚さを従来より薄くすることができる。
本発明によれば、メインボードと、電源ボードと、内蔵バッテリと、内蔵HDDが、各々を接続するコネクタ部分以外は重ならないように配置しているので、情報処理装置の内部で必要な厚さを従来より薄くでき、機器の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
また、内蔵バッテリ及び内蔵ハードディスクをキーボードモジュールの下には配置せず、最も高さのとれるパームレスト部の下に配置することにより、同様に、情報処理装置の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
また、内蔵バッテリ及び内蔵ハードディスクをキーボードモジュールの下には配置せず、最も高さのとれるパームレスト部の下に配置することにより、同様に、情報処理装置の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
また、メインボードの上向きのコネクタを、キーボードモジュール直下以外の部分、例えばメインボードを前方からみてその前端又は後端に配置しているので、キーボードモジュールと重ならない分だけ、機器の厚さを薄くでき、装置の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
更にまた、2つのPCカードスロットが高さ方向に積み重ならないように配置されているので、このようなPCカードスロットを設けたことによって機器の厚さを大きくすることはなく、情報処理装置の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
更にまた、2つのPCカードスロットが高さ方向に積み重ならないように配置されているので、このようなPCカードスロットを設けたことによって機器の厚さを大きくすることはなく、情報処理装置の薄型化、携帯性の向上に寄与することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の情報処理装置の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の情報処理装置の内部モジュールの配置構成を平面から見た状態であり、図2は同配置構成を斜めから見た透視図である。これらの図において、1は情報機器本体、2はメインボード、3は電源ボード、4は内蔵バッテリ、5は内蔵HDD、6はキーボードモジュール、7はパームレスト、8はポインティングデバイス、10はPCカードスロットである。図1に示すように、操作者(図示せず)の側から見て、メインボード2は後方の広い領域にあり、その前方の中央に電源ボード3が、右側に内蔵バッテリ4が、左側に内蔵HDD5がそれぞれ並べて配置され、これらが平面的に互いに重ならないように配置されている。なお、図1に示すように、メインボード1と内蔵HDD5との間はケーブル及びコネクタで接続され、電源ボード3と内蔵バッテリ4との間はコネクタで接続されている。
図1は本発明の情報処理装置の内部モジュールの配置構成を平面から見た状態であり、図2は同配置構成を斜めから見た透視図である。これらの図において、1は情報機器本体、2はメインボード、3は電源ボード、4は内蔵バッテリ、5は内蔵HDD、6はキーボードモジュール、7はパームレスト、8はポインティングデバイス、10はPCカードスロットである。図1に示すように、操作者(図示せず)の側から見て、メインボード2は後方の広い領域にあり、その前方の中央に電源ボード3が、右側に内蔵バッテリ4が、左側に内蔵HDD5がそれぞれ並べて配置され、これらが平面的に互いに重ならないように配置されている。なお、図1に示すように、メインボード1と内蔵HDD5との間はケーブル及びコネクタで接続され、電源ボード3と内蔵バッテリ4との間はコネクタで接続されている。
前方側の左右両側の内蔵バッテリ4及び内蔵HDD5は比較的高さがあるので、キーボードモジュール6の下には配置せず、最も高さのとれるパームレスト7の下部に配置されている(図5も参照)。前方側の中央の電源ボード3は内蔵バッテリ4及び内蔵HDD5と比べると高さが低く、したがってカーソル移動用のポインティングデバイス3の下部に配置されている。
メインボード2は比較的厚さが薄く、概ねキーボードモジュール6と重ねて配置されている。しかしながら、図3に示すように、メインボード2に接続される上向きのコネクタ9は、メインボード2とキーボードモジュール6とが重なっている部分以外の部分、例えば、操作者(図示せず)の側から見て、キーボードモジュール6の領域から外れたメインボード2の前端及び後端の位置に設けられる。メインボード2上に配置されている他の電子部品(図示せず)はコネクタ9と比べると厚さが極めて薄いので、キーボードモジュール6と重なった位置にあっても情報処理装置の内部の厚さを全体として大きくすることはない。したがって、コネクタ9をキーボードモジュール6の下部に配置した従来の情報処理装置(一例を図6に示す)と比較して内部の必要な厚さを薄くすることができる。
なお、上向きのコネクタ9は、メインボード2とキーボードモジュール6とが重なっている部分以外のメインボード2の部分であればどの部分に設けてもよく、例えば、メインボード2の左端及び/又は右端に設けることもできる。
図4は機能拡張用のカードを差し込むためのスロット、即ちPCカードスロット10を2つ配置した場合のメインボード2とスロット10の位置関係を示す。このように、2つのPCカードスロット10は、操作者(図示せず)の側から見て、メインボード2の左右に1スロットずつ、互いに重ならないように配置されている。そして、各PCカードスロット10は、図2に示すように、メインボード2とキーボードモジュール6との間に配置されている。したがって、操作者は情報処理装置の左右の側面から必要なPCカード(図示せず)を挿入することができる。なお、図2にはPCカードスロット10を右側に1個だけしか示していないが、左右に設けることができる。また、挿入可能であるならば、左右以外の個所にPCカードスロットを設けてよいことは勿論である。
図4は機能拡張用のカードを差し込むためのスロット、即ちPCカードスロット10を2つ配置した場合のメインボード2とスロット10の位置関係を示す。このように、2つのPCカードスロット10は、操作者(図示せず)の側から見て、メインボード2の左右に1スロットずつ、互いに重ならないように配置されている。そして、各PCカードスロット10は、図2に示すように、メインボード2とキーボードモジュール6との間に配置されている。したがって、操作者は情報処理装置の左右の側面から必要なPCカード(図示せず)を挿入することができる。なお、図2にはPCカードスロット10を右側に1個だけしか示していないが、左右に設けることができる。また、挿入可能であるならば、左右以外の個所にPCカードスロットを設けてよいことは勿論である。
なお、さらに厚さを薄くするためには、メインボード10のPCカードスロット10を設ける部位に対応する個所を切り欠いて、この欠り切きの部分にPCカードスロットを配置することも可能である。
第7図は本発明の情報処理装置1の外観を6面図で示したものである。本発明の情報処理装置1の外形寸法は、例えば、幅297mm、奥行232mm、高さ28.2mmと薄型に構成することができる。
第7図は本発明の情報処理装置1の外観を6面図で示したものである。本発明の情報処理装置1の外形寸法は、例えば、幅297mm、奥行232mm、高さ28.2mmと薄型に構成することができる。
以上に説明したように、本発明によれば従来の情報処理装置と比べて機器の厚さを薄くすることができ、携帯性に優れたノート型パーソナルコンピュータ等を得ることができる。
1 情報処理装置の本体
2 メインボード
3 電源ボード
4 内蔵バッテリ
5 内蔵HDD
6 キーボード
7 パームレスト
8 ポインティングデバイス
9 コネクタ
10 PCカードスロット
2 メインボード
3 電源ボード
4 内蔵バッテリ
5 内蔵HDD
6 キーボード
7 パームレスト
8 ポインティングデバイス
9 コネクタ
10 PCカードスロット
Claims (4)
- 情報処理装置の本体内部に、切り欠き部を有するメインボードと、バッテリと、ハードディスクドライブ、とを具備し、これらが平面的に重ならないように配置され、かつ前記切り欠き部にスロットが配置され、更に、キーボードモジュールと、前記キーボードモジュールと平面的に重ならないようにして前記キーボードモジュールに隣接するパームレスト部とを有し、前記メインボード及び前記スロットをキーボードモジュールの下部に配置し、かつ前記バッテリ及び前記ハードディスクドライブを該キーボードモジュールの下部には配置せず、これらを前記パームレスト部の下部に配置したことを特徴とする薄型構造の情報処理装置。
- 前記スロットとして少なくとも2つのスロットを有し、該スロットは互いに平面的に重ならないように前記メインボードに設けられたそれぞれの切り欠き部に配置されることを特徴とする請求項1記載の薄型構造の情報処理装置。
- 前記切り欠き部の1つは前記メインボードの外縁における隣接する二辺で形成された角部から外れた位置に設けられたことを特徴とする請求項2記載の薄型構造の情報処理装置。
- 前記スロットはカードスロットであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄型構造の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009027564A JP2009104665A (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 薄型構造の情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005322794A Division JP2006059386A (ja) | 2005-11-07 | 2005-11-07 | 薄型構造の情報処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=40706201
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013200677A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
US8917517B2 (en) | 2009-08-21 | 2014-12-23 | Sony Corporation | Electronic apparatus, battery pack, and battery pack mounting method |
JP2019200764A (ja) * | 2018-05-17 | 2019-11-21 | 聡子 荻原 | カードキー |
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2009
- 2009-02-09 JP JP2009027564A patent/JP2009104665A/ja active Pending
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