JP5444485B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
従来、キーボードとバッテリとが筐体の表面に沿って並べて設けられた電子機器が知られている。
特開2009−104243号公報
テレビジョン受像機等の電子機器では、表示装置等の電子部品とバッテリ等のモジュールや部品とが筐体に設けられる場合に、より不都合の少ない構成が求められていた。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、表示装置等の電子部品とバッテリ等のモジュールや部品とを筐体に設ける場合に、より不都合の少ない電子機器を得ることを目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかる電子機器は、表示装置と、第一筐体部材と、第二筐体部材と、第三筐体部材と、回路基板と、コネクタと、モジュールと、第一結合具と、第二結合具と、を備えた。表示装置は、表示画面を有した。第一筐体部材は、表示画面の縁部を覆った。第二筐体部材は、表示装置の表示画面とは反対側に位置された。第三筐体部材は、第二筐体部材と表示装置との間に位置され、表示装置を支持した。コネクタは、回路基板と電気的に接続され、第三筐体部材の外側に露出された。モジュールは、第三筐体部材に取り付けられ、コネクタと電気的に接続された。第一結合具は、第一筐体部材と第二筐体部材および第三筐体部材のうち少なくとも一方とを結合しモジュールに覆われた。第二結合具は、第二筐体部材と第三筐体部材とを結合し第一筐体部材または表示装置に覆われた。
図1は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された斜視図である。 図2は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された正面図である。 図3は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された背面図である。 図4は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された側面図である。 図5は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された側面図であって、図4とは別の方向から見た図である。 図6は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された側面図であって、図4,5とは別の方向から見た図である。 図7は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された側面図であって、図4〜6とは別の方向から見た図である。 図8は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された分解斜視図である。 図9は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の内部の構成の一例が示された平面図である。 図10は、図2のX−X断面図である。 図11は、実施形態にかかるテレビジョン受像機がドッキングステーションに保持された状態の一例が示された斜視図である。 図12は、実施形態にかかるテレビジョン受像機がドッキングステーションに保持された状態の一例が示された側面図である。 図13は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第一部材の一例が示された斜視図である。 図14は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第二部材の一例が示された斜視図である。 図15は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第三部材の一例が示された斜視図である。 図16は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一例が示された斜視図である。 図17は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一例が示された斜視図であって、別の角度から見た図である。 図18は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一例が示された斜視図である。 図19は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一例が示された斜視図であって、別の角度から見た図である。 図20は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一部の一例が示された斜視図である。 図21は、実施形態にかかるテレビジョン受像機のバッテリを取り外した筐体の一部の一例が示された斜視図であって、別の角度から見た図である。 図22は、図20のXXII−XXII断面図である。 図23は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第一部材の一部の一例が示された斜視図である。 図24は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第二部材の一部の一例が示された斜視図である。 図25は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第二部材および第三部材の一例が示された斜視図である。 図26は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の表示装置の一例の背面側から見た斜視図である。 図27は、図2のXXVII−XXVII断面図である。 図28は、実施形態にかかるテレビジョン受像機の第二部材および第三部材の一部の一例が示された斜視図である。 図29は、図2のXXIX−XXIX断面図である。 図30は、実施形態の変形例にかかる電子機器の一例が示された斜視図である。
以下の例示的な複数の実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。また、各図では、便宜上、方向(X方向、Y方向、Z方向)が示されている。X方向は、テレビジョン受像機1の表示画面4aに対する正面視での長手方向、Y方向は、表示画面4aに対する正面視での短手方向、Z方向は表示画面4aに対する正面視での前後方向(奥行方向、筐体3の厚さ方向)である。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機として構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、例えば、タブレット型もしくはスレート型のパーソナルコンピュータや、スマートフォン、スマートテレビ、スマートブック、携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、映像表示装置、テレビ電話機等の種々の電子機器として構成することができる。
テレビジョン受像機1の筐体3は、本実施形態では、一例として、図1〜7に示されるように、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、筐体3は、本実施形態では、一例として、図2,5に示されるように、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体3は、前面(正面、面、第一面、第一面部)3aとこの反対側の後面(背面、面、第二面、第二面部)3bと、を有する。前面3aと後面3bとは略並行している。また、筐体3は、図1,4〜7に示されるように、正面視では、四つの端部(辺部、縁部)3c〜3fと、四つの角部(尖部、曲部、端部)3g〜3jと、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、筐体3は、前面3aを有する壁部(第一壁部、第一部分、プレート、フレーム、前壁部、表壁部、天壁部)3kと、後面3bを有する壁部(第二壁部、第二部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)3mと、を有する。壁部3k,3mは、矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、筐体3は、壁部3kと壁部3mとの間に亘った側面(面、周面、第三面)3pを有する四つの壁部(第三壁部、第三部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)3nを有する。壁部3kには、一例としては矩形状の開口部3rが設けられている。
さらに、筐体3は、複数の部品(分割体)が組み合わせられて構成されることができる。筐体3は、本実施形態では、一例として、少なくとも壁部3kを含む第一部材(第一部分、前側部材、カバー)3Frと、少なくとも壁部3mを含む第二部材(第二部分、後側部材、ベース、ボトム)3Rrとを有する。壁部3nは、第一部材3Frおよび第二部材3Rrのうち少なくともいずれか一方(例えば、第二部材3Rr)に含まれる。また、本実施形態では、図8,10に示されるように、筐体3は、第一部材3Frおよび第二部材3Rrとは別に、これらの間に位置した第三部材(第三部分、中間部材、隔部材、障壁部材、壁部材、介在部材、インナプレート、ミドルプレート、ミドルフレーム)3Mdを有する。壁部3nの一部は、第三部材3Mdに含まれることができる。筐体3は、金属材料や、合成樹脂材料等で構成されることができる。一例として、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdは、比較的剛性の高い材料(例えば、マグネシウム合金等の金属材料等)で構成されることができ、第一部材3Frは、比較的剛性の低い材料(第二部材3Rrおよび第三部材3Mdより剛性の低い材料、例えば合成樹脂材料等)で構成されることができる。なお、第一部材3Fr、第二部材3Rr、および第三部材3Mdには、リブ等の壁部(突出部、突出壁部)が設けられることができる。壁部により、筐体3の剛性が高くなりやすい。また、第三部材3Mdには、貫通孔等の開口部が設けられることができる。開口部により、一例としては、筐体3をより軽量に構成することができる。また、一例としては、筐体3内での空気の流れを確保しやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、図5,7に示されるように、長手方向を横向きにした使用状態で下側または手前側(ユーザに近い側)となる第一部3Baの厚さが、当該使用状態で上側または奥側(ユーザから遠い側)となる第二部3Bbの厚さより薄い。このため、机等の載置面P上に載せて使用する状態では、筐体3の前面3aおよび表示画面4aの載置面(水平面)Pからの高さが、手前側(下側)から奥側(上側)に向かうにつれて、高くなる。よって、本実施形態によれば、一例としては、テレビジョン受像機1に対して図5の左側(図7の右側)に位置したユーザにとって、表示画面4aが所謂チルトの状態となり、ユーザが表示画面4aを見やすいという利点がある。図5,7の状態での表示画面4aの載置面Pとの角度(鈍角側)は、135°以上でありかつ180°未満であるのが好適である。本実施形態では、一例として、筐体3の後面3bに複数の突出部3v(3v,3v)が設けられている。図5,7から明らかとなるように、図5,7の第二部3Bbに位置された突出部3vの先端部分と表示画面4aとの距離は、図5,7の第一部3Baに位置された突出部3vの先端部分と表示画面n4aとの距離より長い。本実施形態では、図5の左側(図7の右側)の突出部3v(の先端部分)は第一接触部の一例であり、図5の右側(図7の左側)の突出部3v(の先端部分)は第二接触部の一例である。
そして、筐体3には、部品16を出入可能に収容した部品収容部17が設けられている。部品収容部17の開口部17aは、本実施形態では、一例として、端部3dに開口している。この開口部17aは、いずれかの使用姿勢で上側となり、かつ非使用姿勢では下側とならない端部3dに設けられている。このような構成によれば、使用姿勢では、開口部17aが上側に位置される。よって、一例としては、部品16が部品収容部17から重力の作用によって脱落するのを抑制しやすくなる。部品16は、具体的には、例えば、スタイラス、スタイラスペン、ペン等である。
また、本実施形態では、一例として、図2,3に示されるように、バッテリ(モジュール、部品、電子部品、着脱部品、交換部品)18と、表示装置4とが、筐体3の厚さ方向には重ならず、厚さ方向と直交する方向(前面3aまたは後面3bに沿う方向、X方向またはY方向、本実施形態では一例として、Y方向)に並んで配置されている。よって、一例としては、バッテリ18と表示装置4とが筐体3の厚さ方向に重なった場合に比べて、筐体3をより薄く構成することができる。また、一例としては、バッテリ18と表示装置4とが筐体3の厚さ方向に重なった場合に比べて、バッテリ18をより厚くしやすくなり、ひいては、バッテリ18の単位体積あたりの容量を高めやすくなる。また、図5,7に示されるように、本実施形態では、筐体3は、薄い第一部3Baと、厚い第二部3Bbとを有している。バッテリ18を収容するバッテリ収容部(バッテリ支持部)3sは、厚い第二部3Bbの端部3cに設けられている。よって、一例としては、バッテリ収容部3sが第一部3Baに設けられた場合に比べて、バッテリ18を厚くしやすくなり、ひいては、バッテリ18の単位体積あたりの蓄電容量を高めやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、図11に示されるように、バッテリ収容部3sが設けられた端部3cと反対側の端部3eが、ドッキングステーション2に支持される。よって、一例としては、作業者(ユーザ等)は、テレビジョン受像機1がドッキングステーション2に支持された状態で、バッテリ18を筐体3に着脱することができる。また、端部3eには、図3,6に示されるように、ドッキングステーション2のコネクタ(図示されず)と接続されるコネクタ19が設けられている。よって、一例としては、バッテリ収容部3sおよびコネクタ19が、相互に干渉することなく、筐体3に設けられやすい。なお、端部3eには、スピーカカバー3tも露出している。コネクタ19およびスピーカカバー3tは、端部3eの壁部3nに設けられた開口部3uを介して露出している。コネクタ19は、第一コネクタの一例である。
また、本実施形態では、一例として、図1〜3,5,7に示されるように、筐体3の前面3aや側面3pには、操作部20やコネクタ21が設けられている。操作部20は、押しボタンや、押しスイッチ、スライドスイッチ、ポインティングデバイス等であることができる。コネクタ21は、電源ケーブル用のコネクタや、USBコネクタ、イヤホンやマイクのコネクタ等である。操作部20やコネクタ21は、筐体3の壁部3k,3nに設けられた開口部3uを介して露出している。また、前面3aには、カメラ(カメラモジュール、撮像装置)3xを設けることができる。
また、本実施形態では、一例として、図1,3,5,6,10に示されるように、筐体3の後面3bや側面3pには、電子部品12(図10等参照)の冷却等に用いる空気を導入したり排出したりする通気口22が設けられている。本実施形態では、一例として、後面3b(壁部3m)に、空気を導入する導入口22aが設けられ、側面3p(壁部3n、端部3d)に、空気を排出する排出口22bが設けられている。本実施形態では、導入口22aや排出口22bは、壁部3m,3nに設けられた複数の小孔22cが集まった部分として設けられている。なお、後面3bには突出部3vが設けられている。よって、図5,7に示されるような後面3bが載置面P上に載せられた状態でも、導入口22aは塞がれない。また、本実施形態では、筐体3の薄い第一部3Baと厚い第二部3Bbとの境界部分に、傾斜部3Bcが設けられている。そして、図3に示されるように、導入口22aのうちの一つ22a1が、傾斜部3Bcの後面3bに設けられている。図5,7に示されるように、傾斜部3Bcと載置面Pとの間の距離は、他の部分と載置面Pとの間の距離より大きくなるため、この傾斜部3Bcに設けられた導入口22a1については、空気の通流抵抗を減らしやすくなって、冷却効率をより高めやすくなる。また、本実施形態では、複数の導入口22aが設けられている。よって、一例としては、何らかの原因で一つの導入口22aが塞がれたような場合にあっても、他の導入口22aから空気流を筐体3内に導入することができ、冷却性能が損なわれにくくなる。なお、筐体3内は、冷却機構23(図9,10等参照)によって冷却してもよいし、自然冷却(対流冷却)によって冷却してもよい。
本実施形態では、一例として、図8,10に示されるように、第一部材3Frと第三部材3Mdとの間に、表示装置(表示部、ディスプレイ、パネル)4が収容されている。表示装置4の、前面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して筐体3の前方(外方)に露出しており、使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では矩形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、表示装置4は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い矩形状の入力操作パネル(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面)5が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば、手指や部品16(スタイラス)等で入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは手指やスタイラス等を入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから筐体3の前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。
そして、本実施形態では、一例として、図8,10に示されるように、筐体3内には、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)、本実施形態では、一例として、第二部材3Rrと第三部材3Mdとの間に、複数の基板6,7,25が収容されている。基板6,7,25は、相異なる位置に配置され、いずれも、表示装置4と並行して設けられている。また、基板6,7,25は、壁部3k,3m,3n等と離間した状態で、すなわち、壁部3k,3m,3n等との間に空間が形成された状態で、設けられている。基板6,7,25は、表示装置4に沿って並べて配置され、筐体3の厚さ方向には重なり合わないのが好適である。また、基板6,7,25は、ねじ等の結合具によって、筐体3に固定されている。
また、本実施形態では、一例として、基板(第一基板、第一回路基板、制御基板、メイン基板)6には、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の電子部品12(図10参照、図10には一部のみ図示)を実装することができる。電子部品12には、発熱体が含まれる。発熱量の大きな電子部品(発熱体)12には、冷却機構23を設けることができる。冷却機構23は、ヒートシンク(受熱部、図示されず)、ヒートパイプ23a、放熱部23b、ファン24等を含んでいる。基板6および電子部品12によって、制御回路(図示されず)の少なくとも一部が構成されている。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図2,5,7,9からわかるように、基板6,7および冷却機構23は、筐体3の厚い第二部3Bbに位置されている。よって、一例としては、基板6,7および冷却機構23が薄い第一部3Baに位置された場合に比べて、空間をより広く確保しやすくなり、冷却機構23のファン24によって流される空気流による冷却効果が得られやすい。また、本実施形態では、一例として、ファン24および放熱部23bは、規定された(制御された)使用状態で上側となる端部3cと端部3dとが接続される角部3gに設けられている。したがって、一例としては、テレビジョン受像機1の使用姿勢によらず、ファン24および放熱部23bを筐体3内の上側に配置することができる。よって、一例としては、熱が筐体3内に留まりにくくなる。なお、ファン24および放熱部23bは、排出口22bに隣接して設けられている。
また、本実施形態では、一例として、基板7は、冷却機構23との間で基板6を挟む位置(第二部3Bbで基板7、基板6、および冷却機構23の順に並ぶ位置)に設けられる。このような構成により、外部から吸気された空気が基板6の位置に到達する前に基板7に当たる。よって、一例としては、基板7の放熱効率が高くなりやすい。また、モジュール8A,8Bが実装された基板7が、筐体3内の部品の中では比較的重量が大きく筐体3の中央に位置した基板6に対し、他の重量物である冷却機構23と反対側に位置される。よって、一例としては、テレビジョン受像機1の重量バランスがより良くなる。よって、一例としては、ユーザは、テレビジョン受像機1を持ち運ぶ際に、より持ちやすい。
また、本実施形態では、一例として、図3,10に示されるように、筐体3の壁部3mに、ファン24に近い導入口22a2と、基板6を挟んで導入口22a2の反対側に位置した導入口22a3と、導入口22a2,22a3より発熱体としての電子部品12に近い導入口22a1と、が設けられている。導入口22a2が設けられたことで、筐体3内により効率良く空気流を流すことができる。また、導入口22a3から導入された空気流Sは、基板6の後側の第二面6bに沿ってファン24に向けて流れる空気流S2と、基板6のファン24の反対側に位置した端部6cの外側を通過して(回り込んで、迂回して)基板6の前側の第一面6aに沿ってファン24に向けて流れる空気流S1と、に分けられる。よって、基板6の第一面6aおよび第二面6bの両側に設けられた電子部品(発熱体)12を冷却することができる。
また、本実施形態では、一例として、図10に示されるように、基板7およびモジュール8A,8Bは、表示装置4に沿って配置されている。また、基板25には、電子部品12が設けられている。また、筐体3内には、フレキシブルケーブル27が収容されている。フレキシブルケーブル27は、基板6,7,25や、表示装置4、コネクタ19等の間を、電気的に接続している。フレキシブルケーブル27は、例えば、フレキシブルプリント配線板や、フラットケーブル等である。
また、図9に示されるように、筐体3内には、複数のアンテナ26が収容されている。本実施形態では、一つの通信モジュール(例えば、モジュール8B)に接続された複数のアンテナ26が、相互に離間して配置されている。本実施形態では、一例として、一つのアンテナ26は、筐体3の端部3dおよび端部3eの近傍(角部3hの近傍)に配置され、もう一つのアンテナ26は、筐体3の端部3eおよび端部3fの近傍(角部3iの近傍)に配置されている。これにより、一例としては、アンテナ26の空間ダイバーシティを構成することができる。なお、アンテナ26とモジュール8Bとは、ケーブル28を介して電気的に接続されている。なお、一方のアンテナ26を送受信用とし、他方のアンテナ26を受信専用とするなど、複数のアンテナ26,26で機能を分けることもできるし、一方のアンテナ26を他方のアンテナ26の予備として利用することもできる。
本実施形態では、一例として、図11,12に示されるように、ドッキングステーション2は、第一支持部2aと、第二支持部2bと、を有する。第一支持部2aは、載置面P(図12参照)上に載せられ、土台(台部、底部、下部、基礎部、基底、基底部、載部、脚部、脚、倒れ抑制部、抑制部)として機能する。第二支持部2bは、第一支持部2a(の底部)から載置面P上に突出し、テレビジョン受像機1の筐体3を所定の姿勢(位置)で保持する。すなわち、第二支持部2bは、保持部(起立部、縦部、上部、受部、持部、覆部、当接部、接触部、ガイド部)として機能する。なお、第一支持部2aと第二支持部2bとは、部品として明確に分けられている必要は無く、部品の部位等であってもよい。また、本実施形態では、一例として、ドッキングステーション2は、第一支持部2aと第二支持部2bとの間に位置され、第一支持部2aの上方かつ第二支持部2bの後方に突出した突出部2cを有する。この突出部2cは、部品を収容した部品収容部41としての機能を有するとともに、第一支持部2aと第二支持部2bとの間に介在して、第二支持部2bを支持した支持部として機能している。ドッキングステーション2、第一支持部2a、第二支持部2b、および突出部2cは、テレビジョン受像機1(電子機器)を支持する支持部の一例である。第一支持部2a、第二支持部2b、および突出部2cは、種々のスペック(形状や、構造、数等)で具現化することができる。ドッキングステーション2は、当該ドッキングステーション2の所定位置(装着位置、保持位置、載置位置)に位置されたテレビジョン受像機1(電子機器)に、機械的ならびに電気的に接続される。
ドッキングステーション2は、装着されたテレビジョン受像機1(電子機器)に関する種々の機能を提供することができる。ドッキングステーション2は、例えば、表示画面4aを起立させるためのスタンドとして機能することができる。この場合、ドッキングステーション2は、表示画面4aの角度(テレビジョン受像機1の姿勢)を可変設定する機能を有することができる。これについては後述する。また、ドッキングステーション2は、例えば、テレビジョン受像機1の充電装置として機能することができる。この場合、ドッキングステーション2は、テレビジョン受像機1に対して電気的に接続された有線の充電装置として機能することができる他、非接触充電(ワイヤレス給電)を行う充電装置として機能することができる。この場合、非接触充電部は、一例としては、第二支持部2bに設けられる。また、ドッキングステーション2は、例えば、テレビジョン受像機1に電気的に接続されるコネクタを増やすコネクタ部(コネクタ用ハブ、データや信号等の中継装置)として機能することができる。また、ドッキングステーション2は、例えば、テレビジョン受像機1のスピーカとして機能することができる。また、ドッキングステーション2は、例えば、テレビジョン受像機1の冷却機能を備えることもできる。その場合、一例としては、ドッキングステーション2の筐体40内に通気経路やファン等が設けられ、通気経路を通る空気により、テレビジョン受像機1の冷却を補助あるいは促進することができる。また、通気経路は、テレビジョン受像機1の通気口22と面した開口部を有することができる。また、一例としては、ドッキングステーション2は、テレビジョン受像機1に面した冷却部を有しても良い。また、ドッキングステーション2は、例えば、ACアダプタの機能を備えることもできる。
また、本実施形態では、一例として、ドッキングステーション2は、少なくとも部分的に中空構造を有する。ドッキングステーション2は、筐体40を有し、筐体40内に、基板や、コネクタ、電子部品、ハーネス等の各種部品(図示されず)の少なくとも一部が収容されている。筐体40は、合成樹脂材料や金属材料(本実施形態では、一例として合成樹脂材料)で構成されることができる。また、本実施形態では、一例として、筐体40内には、フレーム(枠部材、骨格部材、高剛性部材、剛性部材、強度部材、図示されず)が設けられている。フレームは、金属材料や合成樹脂材料(本実施形態では、一例として、金属材料)で構成されることができる。また、本実施形態では、一例として、筐体40の一部であり突出部2cとして構成された部品収容部41には、基板および当該基板に設けられたコネクタや電子部品等が収容されている。
本実施形態では、一例として、図11,12に示されるように、第一支持部2aは、載置面Pに沿った側方視(図12の視線)では薄く、載置面Pと垂直な平面視では矩形状(台形状)の外観を呈し、載置面Pに沿う扁平な形状(板状、壁状)に構成されている。また、本実施形態では、一例として、第二支持部2bは、第一支持部2aの端部2a2から垂直より後側(テレビジョン受像機1を装着した状態での後側、端部2a2の反対側の端部2a3側)へ僅かに倒れた方向に突出している。第二支持部2bは、図11,12に示されるように、テレビジョン受像機1の筐体3の一端部(本実施形態では、一例として、端部3e)の一部を、テレビジョン受像機1を所定位置(保持位置、保持領域)に装着する(挿入する)方向(本実施形態では、一例として上方)を除く各方向、すなわち、下方、後方、側方(左方および右方)、ならびに前方から囲う(覆う)ように保持する(支持する、持つ、支える)。また、端部3e(図1〜3参照)に沿った部分も、第二支持部2bで覆うことができる。また、第二支持部2bは、テレビジョン受像機1がドッキングステーション2の所定位置に向けて移動する(スライドする、変位する、挿入される、装着される)際に、テレビジョン受像機1の筐体3を当該所定位置に案内するガイドとしても機能する。すなわち、第二支持部2bは、案内部(ガイド部、スライド部、滑部)の一例である。本実施形態では、一例として、第二支持部2bは、壁部2e〜2hを有する。壁部(第一壁、第一壁部、底壁部、下壁部)2eは、所定位置に保持された筐体3の下方に位置され、筐体3を下方から覆う。壁部(第二壁、第二壁部、後壁部、背壁部)2fは、筐体3の後方に位置され、筐体3を後方(後側、後面側、背面側、背後側)から覆う。壁部(第三壁、第三壁部、側壁部)2gは、筐体3の側方に位置され、筐体3を側方から覆う。壁部(第四壁、第四壁部、前壁部)2hは、筐体3の前方に位置され、筐体3を前方から覆う。なお、壁部2eは、第一支持部2aの一部として構成することもできる。
また、本実施形態では、一例として、ドッキングステーション2は、テレビジョン受像機1(電子機器)の機能部分を露出させた状態で、あるいは機能部分がドッキングステーション2の周囲と連通された状態で、テレビジョン受像機1を覆っている。一例として、本実施形態では、図11に示されるように、テレビジョン受像機1の前方に対応して、第二支持部2bには、開口部2iが設けられている。開口部2iは、切欠部や貫通孔等(本実施形態では、一例として切欠部)として設けることができる。すなわち、本実施形態では、テレビジョン受像機1がドッキングステーション2に装着された姿勢で、筐体3の前面3aの左右両側に位置する端部3d,3fに沿った部分であって、表示画面4aおよび開口部3rから外れた部分が、第二支持部2b(の壁部2h)で覆われている。このような構成により、一例としては、表示画面4aの視認性が確保されやすい。なお、筐体3の前面3aの下側に位置する端部3eを覆う部材(例えば、第二支持部2b、第一支持部2a、筐体40の一部、筐体40とは別の部材等)で覆われてもよい。
また、本実施形態では、一例として、ドッキングステーション2は、テレビジョン受像機1の筐体3に設けられた通気口22が露出した状態で、テレビジョン受像機1を保持している。図3,5,6に示されるように、通気口22は、筐体3の第二部3Bbおよび傾斜部3Bcに設けられている。そして、図3,5,7,11からわかるように、通気口22は、第二支持部2bの各部の上側の端部(縁部、辺部)2jより上方に位置し、ドッキングステーション2に覆われず、露出している。よって、一例としては、通気口22を通る空気(空気流)がドッキングステーション2に妨げられるのが抑制されやすい。また、筐体3に設けられたコネクタ21の開口部3uや、部品16を収容した部品収容部17の開口部17a、操作部20の開口部3u等も露出している。よって、本実施形態では、一例としては、ドッキングステーション2によって開口部3u,17aに対する部品や手指等の接近や操作が妨げられるのが抑制されやすい。また、上記構成により、筐体3中で発熱量の大きい領域の一例である筐体3の第二部3Bbが、ドッキングステーション2から露出する。よって、一例としては、第二部3Bbがドッキングステーション2で覆われた場合に比べて、放熱性が大きくなりやすい。また、一例としては、冷却効率が高くなりやすい。
また、本実施形態では、一例として、図13に示されるように、第一部材(第一筐体部材)3Frは、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)かつ枠状に構成されている。具体的に、第一部材3Frは、壁部3k,3n1(3n)を有する。壁部3n1(3n)は、壁部3kの周縁部で当該壁部3kから起立される。第一部材3Frの中央部には、開口部3rが設けられている。開口部3rの周縁部としての壁部3kおよび前面3aは、帯状かつ板状に形成されている。また、第一部材3Frは、突出部30bを有する。突出部30bは、バッテリ収容部3sの長手方向端部に位置した第一支持部30a1(図16参照)を前方から覆う。突出部30bは、壁部3kおよび前面3aから連続して端部3d,3fの延長方向に突出している。その先端側は、壁部3mおよび後面3b(図5,7参照)側に筐体3の外側に凸に円弧状に湾曲し、端部3cおよび側面3pの一部を形成している。図8に示されるように、第一部材3Frは、表示装置4および入力操作パネル5の縁(周縁部)を前方側から覆っている。よって、第一部材3Frは、ベゼル(フロントベゼル)の一例である。また、第一部材3Frは、バッテリ18に面する部分(端部3cに位置した(沿った)部分)を除き、露出される。すなわち、第一部材3Frは、シェルの一例である。
また、第一部材3Frには、その外周に沿って、他の筐体部材(第二部材3Rrまたは第三部材3Md)と結合される結合部30c,30d,30eが設けられている。第一部材3Frのバッテリ収容部3sが設けられる側の端部3cに沿った部分には、結合部30cと、結合部30dが設けられている。結合部30cは、ねじ10等の結合具を通す開口部(本実施形態では、一例として貫通孔)として構成される。結合部30cは、ねじ10等の結合具を介して他の筐体部材(本実施形態では、一例として第三部材3Md)の結合部30y(図15参照)と結合する。結合部(係部)30dは、他の筐体部材(本実施形態では、一例として第三部材3Md)の結合部30z(係部、図15参照)と係わって結合する。また、第一部材3Frの端部3c以外の端部3d,3e,3fに沿った部分には、結合部30eが設けられる。結合部(係部)30eは、他の筐体部材(本実施形態では、一例として第二部材3Rr)の結合部30h(係部、図14参照)と係わって結合する。結合部30eは、第一係部の一例である。結合部30hは、第二係部の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図14に示されるように、第二部材(第二筐体部材)3Rrは、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、第二部材3Rrは、全体として、プレート状に構成されている。具体的には、第二部材3Rrは、壁部3mと、壁部3n2(3n),30fとを有する。壁部3n2(3n),30fは、壁部3mの周縁部で当該壁部3mから起立する。壁部30fは、バッテリ収容部3sおよびバッテリ支持部(第二支持部30a2)の一部を構成し、バッテリ18と面する。第二部材3Rrは、バッテリ18に面する部分(端部3cに位置した(沿った)部分)を除き、露出される。すなわち、第二部材3Rrは、シェルの一例である。
また、壁部3mの筐体3の内側には、他の筐体部材(第一部材3Frまたは第三部材3Md)と結合される結合部30gが設けられている。結合部30gは、ねじ10等の結合具を介して他の筐体部材(本実施形態では、一例として第三部材3Md)の結合部30x(図15参照)と結合する。結合部30gは、壁部3mから筐体3の内側に突出した突出部として構成され、結合具が固定される固定部(例えば、雌ねじ孔)を有する。また、壁部3mには、部品16を収容する部品収容部17が設けられている。また、壁部30f以外の壁部3nには、結合部30hが設けられる。結合部(係部)30hは、他の筐体部材(本実施形態では、一例として第一部材3Fr)の結合部30e(係部、図13参照)と係わって結合する。
また、第二部材3Rrは、バッテリ収容部3sの長手方向端部に位置した第一支持部30a1の一部である突出部30iを有する。この突出部30iは、壁部30j,30k,30m,30nを有する。壁部30jは、壁部3n2(3n)に連なる。壁部30kは、壁部30jと離間して壁部30jに沿う。壁部30mは、壁部30jと壁部30kとに亘り壁部3mと連なる。壁部30nは、壁部30mの先端側で壁部30jと壁部30kとに亘る。突出部30iの壁部30j,30k,30m,30nで囲まれた領域には、これら壁部30j,30k,30m,30nによって、筐体3の内側(端部3e側および壁部3k側)に向けて開放された凹部(空間、部品収容部、収容部)31aが形成されている。なお、壁部30nは、壁部30mに連なり壁部3kおよび前面3a(図5,7参照)側に筐体3の外側に凸に円弧状に湾曲し、端部3cおよび側面3pの一部を形成している。
また、本実施形態では、一例として、図15に示されるように、第三部材(第三筐体部材)3Mdは、正面視および背面視では矩形状(本実施形態では、一例として長方形状)に構成されている。また、第三部材3Mdは、全体として、プレート状に構成されている。具体的には、壁部32a,30p,30r,30sを有する。壁部32aは、矩形状かつ板状に構成され、表示装置4の背面4b(図26参照)を支持する。壁部32aは、第一壁部の一例である。壁部30p,30r,30sは、壁部32aの周縁部で当該壁部32aから起立される。壁部30pは、端部3cに位置し(沿い)、バッテリ収容部3sおよびバッテリ支持部(第二支持部30a2)の一部を構成し、バッテリ18と面する。壁部30pは、側壁の一例である。また、壁部30rは、端部3cに位置し(沿い)、壁部30pより筐体3の内側に位置し、表示装置4の側面4c(図26参照)に面し(当該側面4cを覆い)、当該側面4cを支持する。また、壁部30sは、端部3d,3e,3fに位置し(沿い)、第一部材3Frまたは第二部材3Rrの壁部3nより筐体3の内側に位置され、表示装置4の側面4cに面し(当該側面4cを覆い)、当該側面4cを支持する。壁部3nと壁部30sとの間には、ハーネスや、基板、コネクタ、等の部品が収容された凹部(空間、部品収容部、収容部)が形成される。壁部30sは、端部の一例である。また、壁部30r,30sは、第二壁部の一例である。また、壁部30pは、第一端部の一例であり、壁部30sは、第二端部の一例である。
また、第三部材3Mdは、バッテリ収容部3sの長手方向端部に位置した第一支持部30a1の一部である突出部30tを有する。この突出部30tは、壁部30u,30v,30wを有する。壁部30uは、壁部32aと並行して(並行に)設けられる。壁部30vは、壁部30pから当該壁部30pと交叉する方向(本実施形態では、一例として直交する方向)に沿って延びる。また、壁部30vは、壁部32aとも交叉する方向(本実施形態では、一例として直交する方向)に沿って延びる。壁部30wは、壁部30uと壁部30vとの先端部間に亘る。これら壁部30u,30v,30wによって、筐体3の内側(端部3e側および壁部3m側)に向けて開放された凹部(空間、部品収容部、収容部)31bが形成されている。第二部材3Rrに設けられた凹部31aと第三部材3Mdに設けられた凹部31bとが、筐体3の厚さ方向に重なり、バッテリ18の長手方向の両端部の筐体3内に、端部3e側に開放された部品収容部が構成される。
また、第三部材3Mdには、他の筐体部材(第一部材3Frまたは第二部材3Rr)と結合される結合部30x,30y,30zが設けられている。結合部30xは、壁部32aに設けられ、ねじ10等の結合具を介して他の筐体部材(本実施形態では、一例として第二部材3Rr)と結合する。結合部30xは、結合部30g(図14参照)に対応し、ねじ10等の結合具を通す開口部(本実施形態では、一例として貫通孔)として設けられている。また、結合部30yは、壁部30pに設けられ、ねじ10等の結合具を介して他の筐体部材(本実施形態では、一例として第一部材3Fr)と結合する。結合部30yは、結合部30cに対応し、ねじ10等の結合具を結合する結合部(本実施形態では、一例として雌ねじ孔)を有する。また、結合部30zは、壁部30pに設けられ、他の筐体部材(本実施形態では、一例として第一部材3Fr)の結合部30d(係部、図13参照)と係わって結合する。
本実施形態では、バッテリ18がバッテリ収容部3sに収容された(装着された)状態では、第三部材3Mdは筐体3の外には露出しない。よって、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdに対しては塗装等の外見を向上させるための処理が不要となる。また、本実施形態では、一例として、第二部材3Rrと第三部材3Mdとが金属材料で構成され、第一部材3Frが合成樹脂材料で構成される。すなわち、本実施形態では、一例として、筐体3の剛性は、主として第二部材3Rrおよび第三部材3Mdによって確保される。よって、その分、第一部材3Frは、第三部材3Mdが無い場合に比べて剛性を低くすることができる。このように、複数の部材に機能を分けることで、製造の手間を減らすことができる等の利点が得られる場合がある。
また、本実施形態では、一例として、図15に示されるように、第三部材3Mdの壁部32aには、複数の開口部31y(一例としては貫通孔)が設けられている。この開口部31yにより、一例としては、第三部材3Mdひいてはテレビジョン受像機1をより軽量に構成することができる。また、一例としては、開口部31yにより、筐体3内での通気性が向上しやすい。また、図8にも示されるように、本実施形態では、一例として、基板6およびファン24に面した(対向した)領域Asには、開口部31yが設けられず、第二部材3Rrと第三部材3Mdとの間で基板6に対してファン24の反対側となる領域に面した(対向した)領域Aoに、開口部31yが設けられている。この点、本実施形態によれば、一例としては、壁部32aの開口部31yを通った空気は、基板6に対してファン24の反対側となる領域から、基板6のファン24の反対側の端部6c(縁、図10参照)の外側を通過して(回り込んで、迂回して)第三部材3Mdに対して基板6の反対側の面(第二面6b)にも流れやすい。
本実施形態では、一例として、図16,17に示されるように、バッテリ収容部3sは、筐体3の端部3cを切り欠いた部分(凹部、開口部)として設けられている。バッテリ収容部3sにバッテリ18が収容される(装着される)と、図4,5,7等に示されるように、バッテリ18の面18aと筐体3の前面3aとが連なるとともに、バッテリ18の面18aと反対側の面18bと筐体3の後面3bとが連なる。また、面18aおよび面18bは、外側に向けて凸となる状態に円弧状に湾曲した面(曲面)18cによって繋がっている。
本実施形態では、一例として、バッテリ収容部3sは、三つの筐体部材(第一部材3Fr、第二部材3Rr、および第三部材3Md)が組み合わせられて、構成されている。バッテリ18は、主として、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdによって支持される。また、バッテリ18の一部(本実施形態では、一例として、筐体3側の部分、筐体3の端部3cに沿った部分)は、第一部材3Fr、第二部材3Rr、および第三部材3Mdによって覆われる。また、本実施形態では、一例として、バッテリ18の長手方向の両側の端部18dが、第一支持部30a1によって支持され、バッテリ18の短手方向の一方の端部(筐体3の端部3cに沿った端部)18eが、第二支持部30a2によって支持される。第一支持部30a1は、第二部材3Rrの突出部30iと第三部材3Mdの突出部30tとを含む。また、第二支持部30a2は、第二部材3Rrの壁部30fと第三部材3Mdの壁部30pとを含む。第一支持部30a1および第二支持部30a2は、バッテリ支持部の一例である。また、本実施形態では、一例として、図20,21に示されるように、第二部材3Rrの壁部30fおよび第三部材3Mdの壁部30pは、バッテリ収容部3sに面する部分では、筐体3の厚さ方向に並べて設けられている。
本実施形態では、一例として、図18,19に示されるように、バッテリ18の長手方向の端部18dには、第一支持部30a1と係わる係部18fが設けられる。係部18fは、一例として、バッテリ18の出入方向(装着方向、着脱方向、本実施形態では、一例として、前面3a、端部3d,3fに沿った方向、Y方向)に沿った溝(凹部、開口部)として設けられている。これに対応して、第一支持部30a1には、図16,17に示されるように、係部18fと係わる係部31cが設けられている。係部31cは、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として第二部材3Rr)に、溝としての係部18fに挿入される突出部(突起、壁)として構成されている。使用者等がバッテリ18を持ってバッテリ収容部3sに近接させ、挿入すると、係部18fが係部31cに案内されながら、バッテリ18は所定位置(装着位置、結合位置)に移動する。すなわち、係部31cおよび係部18fは、支持部およびガイド部(案内部)の一例である。
また、バッテリ18の短手方向の端部18eには、コネクタ18gと、第二支持部30a2と係わる係部18hと、が設けられる。コネクタ18gは、バッテリ18の端部18eから突出している。これに対応して、第二支持部30a2には、図16,17に示されるように、コネクタ18gと機械的かつ電気的に接続されるコネクタ31dが設けられている。コネクタ31dは、基板6に電気的に接続され、第二支持部30a2に設けられた開口部31eから露出している。また、係部18hは、バッテリ18の長手方向に沿って離間した複数箇所(本実施形態では、一例として二箇所)で突出した突出部として設けられている。係部18hの先端部には爪部(係部、フック部、フック)18iが設けられている。これに対応して、第二支持部30a2には、係部18hが入れられる開口部(凹部)31fが設けられている。開口部31fは、図20,21に示されるように、第二部材3Rrの壁部30fと第三部材3Mdの壁部30pとの境界部分に、それらの隙間(切欠)として構成されている。隙間は、貫通孔より設けやすい。よって、本実施形態によれば、一例として、開口部31fの製造の手間を減らしやすい。また、本実施形態では、一例として、開口部31f内には、筐体3(第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方、本実施形態では、一例として双方)にスライド可能(移動可能、変位可能)に支持された係部(可動部)31gが設けられている。係部31gの先端部には、爪部18iと関わる爪部(係部、フック部、フック)31jが設けられている。係部31gは、筐体3に露出した状態に設けられた操作子(部品、スライダ)31hと接続され、この操作子31hとともに動作する(連動する)。係部31gは、筐体3に設けられたガイド部31iに案内されて移動する。本実施形態では、一例として、ガイド部31iは、第二部材3Rrの壁部30fと第三部材3Mdの壁部30pとの境界部分に、それらの端部(端縁、縁、辺)間の隙間(切欠、スリット)として構成されている。隙間は、貫通孔より設けやすい。よって、本実施形態によれば、一例として、係部31gに関わる構成の製造の手間を減らしやすい。このような構成において、バッテリ18がバッテリ収容部3sに導入されるのに伴って、開口部31f内に係部18hが挿入される。バッテリ18が筐体3に対する所定位置(装着位置、結合位置)に位置した状態で、使用者の手指等によって操作子31hがフリー側(解除側)からロック側(固定側)へ動かされると、係部31gの爪部31jと係部18hの爪部18iとが係わり、バッテリ18が所定位置(装着位置、進入位置)でロック(固定)される。
また、本実施形態では、一例として、図20,21に示されるように、バッテリ18によって覆われた第二部材3Rrの壁部30fおよび第三部材3Mdの壁部30pは、その法線方向(Y方向)に凹んだあるいは突出した凹凸形状(凹部および凸部)を有している。これにより、バッテリ18に覆われた筐体3の端部3cの剛性が向上しやすい。
また、本実施形態では、一例として、図21,22に示されるように、第一部材3Frの結合部30c,30dは、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として第三部材3Md)に、筐体3の外側から結合されている。具体的に、結合部30cは、図22に示されるように、ねじ10等の結合具が通される開口部31kが設けられた突出部31mを有する。突出部31mは、壁部3kから壁部3m側に向けて筐体3の厚さ方向に突出している。この突出部31mは、第三部材3Mdの壁部30pおよび第二部材3Rrの壁部30fの面(外面)に沿って延びている。すなわち、突出部31mは、壁部30p,30fを筐体3の外側から覆っている。また、結合部(係部)30dは、図21に示されるように、第二部材3Mdの壁部30pの壁部3k側の端部に設けられた結合部(係部)30zに、筐体3の外側から係わっている。このように、第一部材3Frの結合部30c,30dが、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方を、筐体3の外側から覆った構成では、一例としては、バッテリ18を外した状態で、結合部30c,30dによる結合を解除しやすい。
また、本実施形態では、一例として、図22に示されるように、第一部材3Frの結合部30cと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として第三部材3Md)の結合部30yに結合されるねじ10は、表示装置4に対して表示画面4aの反対側に位置される。よって、一例としては、ねじ10が表示装置4に対して表示画面4aに沿った方向に重なった(ねじ10が表示装置4に対して側面4cの法線方向に位置された)場合に比べて、正面視で表示画面4aの側面(縁)4cから筐体3が外側へ張り出す長さをより小さくすることができる。よって、一例としては、表示装置4の大きさに対する筐体3の大きさがより小さくなりやすい。
また、本実施形態の構成では、突出部31mが壁部3kから離れる方向に延び、突出部31mの突端(先端、端部)と結合部30dとが離間している。よって、一例としては、作業者が、結合部30cと結合部30yとの結合を解除した後、突出部31m(の先端部)に、手指や工具(例えば、マイナスドライバ)等によって壁部30p,30fから離間する方向(図22の右方向、右上方向)に力を作用させる場合に、結合部30dに対するモーメントアームがより長くなるため、結合部30dと結合部30zとの係わりを解除しやすくなる。また、ねじ10を表示装置4の背後側に設けた場合には、モーメントアームがより長くなりやすい。なお、突出部31mの根元部分(基端部分)には、突出部31mと壁部3kとの双方と交叉する方向に延びた突出部(壁部、リブ)31pが設けられる。よって、本実施形態によれば、突出部31mが曲がった際に、根元部分が変形するのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、図21,22に示されるように、壁部3kが壁部30pから筐体3の中心から離れる方向に張り出している(突出している)。よって、一例としては、作業者が、結合部30cと結合部30yとの結合を解除した後、壁部3kの端部(縁部、辺部)3k1に、手指や工具等によって壁部3mから離間する方向(図22の上方向、左上方向)に力を作用させる場合に、結合部30dに対するモーメントアームがより長くなるため、結合部30dと結合部30zとの係わりを解除しやすくなる。また、壁部3kの張出部分に対応して、バッテリ18に凹部18jが設けられている。よって、筐体3の厚さが大きくなりにくい。
また、本実施形態では、一例として、図23,24に示されるように、バッテリ収容部3s側の端部3c以外の端部3d,3e,3fでは、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として第二部材3Rr)との結合部30e,30hは、筐体3の壁部3nより筐体3の内側に位置されている。すなわち、結合部30e,30hが、第一部材3Frおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方に覆われている。よって、本実施形態によれば、一例としては、結合部30e,30hが露出するのを抑制することができる。よって、例えば、結合が解除されやすくなる、美観が損なわれやすくなる等、結合部30e,30hが筐体3の外に露出することによる不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方との結合は、バッテリ18に覆われた結合部30cと結合部30yとの結合がねじ10等の結合具を介しての結合であるのを除き、結合部同士の係わり(引っ掛かり)による。よって、本実施形態によれば、一例としては、係わりより強固な結合具を介しての結合部を少なくとも一つの端部3cに設けることで、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくともいずれか一方とのより確実な結合状態を確保することができるとともに、例えば、嵩張りやすくなったり重量が増大しやすくなったりといった、結合具を介しての結合箇所が増えることによって不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、図25に示されるように、第二部材3Rrと第三部材3Mdとは、ねじ10等の結合具によって結合され、その結合具による結合部30x,30gが表示装置4または第一部材3Frで覆われている。よって、本実施形態によれば、一例としては、主として剛性および強度を保つ二つの筐体部材としての第二部材3Rrと第三部材3Mdとの結合部30x,30gが筐体3の外に露出するのを抑制することができる。よって、例えば、結合が解除されやすくなる、美観が損なわれやすくなる等、結合部30x,30gが露出することによる不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdの壁部32aには、第二部材3Rr側に向けて凹んだ凹部(開口部)31rが設けられている。具体的に、凹部31rは、対向した端部3d,3f間に亘って、端部3c,3eと並行して(平行に)設けられ、その凹部31rの境界部分に、段差状(傾斜面状)の壁部31sが設けられている。凹部31rには、図26に示される表示装置4の背面4bに沿って設けられた基板(回路基板)4dが収容される。壁部31sにより、第三部材3Mdの剛性が向上しやすくなる。よって、本実施形態によれば、一例として、凹部31rによって、表示装置4の基板4dが収容されるスペース(空間、領域)を確保しながら、第三部材3Mdの剛性が向上しやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、図25,27に示されるように、部品16を収容した部品収容部17が、第二部材3Rrと第三部材3Mdとの間に位置されている。そして、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdの壁部32aには、部品収容部17に対応した開口部31tが設けられている。開口部31tは、部品収容部17の壁部(筐体、筒、保持部、周壁部)17bと壁部32aとが当接するのを回避する、所謂クリアランスホールの一例である。よって、本実施形態によれば、一例としては、筐体3や表示装置4に作用した力が壁部32aを介して部品収容部17に伝達されて、当該部品収容部17の壁部17bが変形し、部品16が部品収容部17に出入りしにくくなるのを抑制しやすくなる。また、本実施形態では、一例として、では、図27に示されるように、部品収容部17の壁部17bは、開口部31t内に入っている。よって、壁部17bが開口部31tに入らない場合に比べて、部品収容部17および第三部材3Mdの部分で筐体3が厚くなるのが抑制されやすい。また、本実施形態では、一例として、開口部31tの周辺部(近傍)に、第三部材3Mdの壁部32aと第二部材3Rrの壁部3mとの間に亘った壁部(突出部、支部)31uが設けられた。壁部31uは、壁部32aと壁部3mとに交叉する方向(本実施形態では、一例として、直交する方向)に延び、壁部32aと壁部3mとの間に介在する。この壁部31uは、壁部32aおよび壁部3mのうち一方に、他方へ近付く方向の力が作用した場合に突っ張り(支え)、当該一方と他方とが近付くのを抑制する。開口部31tが設けられた部分では、開口部31tが設けられない部分に比べて剛性および強度が低下しやすい。よって、本実施形態では、一例として、壁部31uを設けることで、開口部31tによる利点を得ながら、開口部31tによる不都合を抑制しやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdは、各種部品を支持する機能を有する。図28に示されるように、第三部材3Mdは、コネクタ(電子部品、部品)31dが設けられた基板(回路基板)33を支持する係部31vを有する。基板33は、筐体3の端部3eに沿い、筐体3の壁部3nと面し、第三部材3Mdの壁部32aと交叉する(本実施形態では、一例として直交する)姿勢で、設けられる。係部31vは、壁部32aの端部から突出し、フック状に構成される。係部31vは、基板33の一方の面から他方の面側へ延び、基板33の端部33aに係る。よって、本実施形態によれば、一例としては、第三部材3Mdを利用して、基板33を引っ掛けることができる。よって、本実施形態によれば、一例としては、部品をアセンブリする際や、部品をアセンブリした後に、基板33を比較的簡素な構成によって支持することができる。
また、図29に示されるように、第三部材3Mdは、カメラ(電子部品、部品)3xが設けられた基板34を支持する壁部(突出部、支持部)31w,31xを有する。基板34は、筐体3の端部3cに沿い、筐体3の壁部3kに沿い、当該壁部3kと面した姿勢で、設けられる。壁部31wは、壁部32aの端部から突出する。壁部31xは、壁部31wの先端部で屈曲して、壁部3k側に向けて延びる。基板34は、壁部3k、壁部31x、および壁部31wで囲まれた領域に収容される。これら、壁部31w,31x、カメラ3x、ならびに基板34は、バッテリ18に設けられた凹部18jによって設けられた空間に進出している。本実施形態では、一例として、第三部材3Mdを利用して、当該第三部材3Mdの周縁部に、基板34を支持することができる。よって、本実施形態によれば、一例としては、筐体3とバッテリ18との間に形成される領域(空間)をより有効に利用しやすい。
以上のように、本実施形態では、一例として、筐体3の端部3cで、第三部材3Mdの壁部30pがバッテリ18に覆われ、バッテリ18が壁部30pに支持された。よって、本実施形態によれば、一例としては、第三部材3Mdをバッテリ18等のモジュールの支持に利用することができる。また、一例としては、第三部材3Mdがバッテリ18で覆われるため、第三部材3Mdについて、塗装するなどの外観用の処理を省略することができる。
また、本実施形態では、一例として、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方とを結合する結合具としてのねじ10が、バッテリ18で覆われた。よって、本実施形態によれば、一例としては、結合具によって第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方とをより確実に結合することができるとともに、結合具が露出することによる不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、第二部材3Rrと第三部材3Mdとを結合し第一部材3Frに覆われた結合具としてのねじ10が設けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、結合具によって第二部材3Rrと第三部材3Mdとをより確実に結合することができるとともに、結合具が露出することによる不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、第一部材3Frが、端部3d,3e,3fに沿った位置では、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方に覆われた状態で、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方と結合された。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方との結合部が露出することによる不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、端部3d,3e,3fに沿った位置では、第一部材3Frの結合部30eと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方の結合部(本実施形態では、一例として結合部30h)とが係わった。よって、本実施形態によれば、一例としては、端部3d,3e,3fに沿った位置では、第一部材3Frと第二部材3Rrおよび第三部材3Mdのうち少なくとも一方との結合については、ねじ10等の結合具を用いないことにより、構成がより簡素化されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdは、表示装置4の背面4bを覆う壁部32aと、表示装置4の表示画面4aと背面4bとの間に亘る側面4cを覆う壁部30rと、を有した。よって、本実施形態によれば、一例としては、第三部材3Mdによって、表示装置4をより確実に支持しやすい。
また、本実施形態では、一例として、第三部材3Mdの壁部32aには、開口部31yが設けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、第三部材3Mdがより軽量に構成されやすい。また、一例としては、筐体3内で、通気性が高まりやすい。
また、本実施形態では、一例として、開口部31yが、基板6と外れた位置に設けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、開口部31yからの空気が基板6に当たって当該基板6の裏側へ到達しにくくなるのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一部材3Frは合成樹脂材料で構成され、第二部材3Rrおよび第三部材3Mdは金属材料で構成された。よって、本実施形態によれば、一例としては、各部材によって機能を分けることができ、構造上あるいは製造上の利点が得られやすい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は一例に過ぎない。本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、図30に示されるような、二つの筐体3A,3Bがヒンジユニット18Aを介して回動可能に接続された電子機器1Aのように、端部3cは、バッテリ等のモジュールではなく、機能部品としてのヒンジユニット18Aで覆われることができる。この場合も同様の効果が得られる。なお、ヒンジユニット18Aには、コネクタ18kや、スイッチ(操作部)18m、バッテリ18n等が設けられうる。また、上記各実施形態の技術的特徴は、適宜に組み合わせて実施することができる。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
なお、以下に、本願の原出願の特許査定時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
表示画面を有した表示装置と、
前記表示画面の縁部を覆った第一筐体部材と、
前記表示装置に対して前記表示画面の反対側に位置され、前記表示装置の背面を覆った第二筐体部材と、
前記第二筐体部材と前記表示装置との間に位置され、前記表示装置を支持し、前記第一筐体部材と前記第二筐体部材とに亘った側壁を含み、該側壁とは反対側に位置されて前記第一筐体部材および前記第二筐体部材のうち少なくとも一方に覆われた端部を有した第三筐体部材と、
前記第二筐体部材と前記表示装置との間に位置された回路基板と、
前記回路基板と電気的に接続され、前記第三筐体部材の前記側壁の外側に露出されたコネクタと、
前記側壁を覆う位置で前記第三筐体部材に取り付けられ、前記コネクタと電気的に接続されたモジュールと、
前記第一筐体部材と前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方とを結合し前記モジュールに覆われた第一結合具と、
前記第二筐体部材と前記第三筐体部材とを結合し前記第一筐体部材または前記表示装置に覆われた第二結合具と、
を備えた、電子機器。
[2]
前記第一筐体部材が、前記端部に沿った位置では、前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方に覆われた状態で、前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方と結合された、[1]に記載の電子機器。
[3]
前記端部に沿った位置では、前記第一筐体部材が、第一係部を有し、
前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち前記第一筐体部材と結合された部材が、前記第一係部と係わる第二係部を有した、[2]に記載の電子機器。
[4]
前記第三筐体部材は、前記表示装置の前記背面を覆う第一壁部と、前記表示装置の前記表示画面と前記背面との間に亘る側面を覆う第二壁部と、を有した、[1]〜[3]のうちいずれか一つに記載の電子機器。
[5]
前記第一壁部に開口部が設けられた、[4]に記載の電子機器。
[6]
前記開口部が、前記回路基板と外れた位置に設けられた、[5]に記載の電子機器。
[7]
前記第一筐体部材は合成樹脂材料で構成され、前記第二筐体部材および第三筐体部材は金属材料で構成された、[1]〜[6]のうちいずれか一つに記載の電子機器。
[8]
表示画面を有した表示装置と、
前記表示画面の縁部を覆った第一筐体部材と、
前記表示装置に対して前記表示画面の反対側に位置され、前記表示装置の背面を覆った第二筐体部材と、
前記第二筐体部材と前記表示装置との間に位置され、前記表示装置を支持し、前記第一筐体部材と前記第二筐体部材とに亘った側壁を含み、該側壁とは反対側に位置されて前記第一筐体部材および前記第二筐体部材のうち少なくとも一方に覆われた端部を有した第三筐体部材と、
前記第二筐体部材と前記表示装置との間に位置された回路基板と、
前記回路基板と電気的に接続され、前記第三筐体部材の前記側壁の外側に露出されたコネクタと、
前記側壁を覆う位置で前記第三筐体部材に取り付けられ、前記コネクタと電気的に接続されたモジュールと、
前記第一筐体部材と前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方とを結合し前記モジュールに覆われた第一結合具と、
前記第二筐体部材と前記第三筐体部材とを結合し前記第一筐体部材または前記表示装置に覆われた第二結合具と、
を備えた、テレビジョン受像機。
1…テレビジョン受像機(電子機器)、1A…電子機器、3Fr…第一部材(第一筐体部材)、3Rr…第二部材(第二筐体部材)、3Md…第三部材(第三筐体部材)、4…表示装置、4a…表示画面、4b…背面、4c…側面(縁部)、6…基板(回路基板)、18…バッテリ(モジュール、電子部品)、10…ねじ(結合具、第二結合具)、30e…結合部(第一係部)、30f…壁部(側壁)、30h…結合部(第二係部)、30r,30s…壁部(端部)、31d…コネクタ、31y…開口部、32a…壁部(第一壁部)。

Claims (7)

  1. 表示画面を有した表示装置と、
    前記表示画面の縁部を覆った第一筐体部材と、
    前記表示装置の前記表示画面とは反対側に位置された第二筐体部材と、
    前記第二筐体部材と前記表示装置との間に位置され、前記表示装置を支持した第三筐体部材と、
    回路基板と、
    前記回路基板と電気的に接続され、前記第三筐体部材の外側に露出されたコネクタと、
    前記第三筐体部材に取り付けられ、前記コネクタと電気的に接続されたモジュールと、
    前記第一筐体部材と前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方とを結合し前記モジュールに覆われた第一結合具と、
    前記第二筐体部材と前記第三筐体部材とを結合し前記第一筐体部材または前記表示装置に覆われた第二結合具と、
    を備えた、電子機器。
  2. 前記第一筐体部材が、前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方に覆われた状態で前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち少なくとも一方と結合された部分を有した、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第一筐体部材が、第一係部を有し、
    前記第二筐体部材および前記第三筐体部材のうち前記第一筐体部材と結合された部材が、前記第一係部と係わる第二係部を有した、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第三筐体部材は、前記表示装置の前記表示画面とは反対側の背面を覆う第一壁部と、前記表示装置の前記表示画面と前記背面との間に亘る側面を覆う第二壁部と、を有した、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 前記第一壁部に開口部が設けられた、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記開口部が、前記回路基板と外れた位置に設けられた、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第一筐体部材は合成樹脂材料で構成され、前記第二筐体部材および第三筐体部材は金属材料で構成された、請求項1〜6のうちいずれか一つに記載の電子機器。
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