JPH09258059A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH09258059A
JPH09258059A JP8063150A JP6315096A JPH09258059A JP H09258059 A JPH09258059 A JP H09258059A JP 8063150 A JP8063150 A JP 8063150A JP 6315096 A JP6315096 A JP 6315096A JP H09258059 A JPH09258059 A JP H09258059A
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JP
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axis
optical
optical fiber
optical fibers
sleeve
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Shoichi Kyotani
昇一 京谷
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先端面が斜めにカットされた一対の光ファイ
バ間を軸回り方向の取り付け位置にかかわらず正常に結
合する。 【解決手段】 コネクタ部材5の内径とスリーブ21,
22の外径の共通軸をO1、光ファイバ1a,1bとコ
リメートレンズ3a,3bの共通軸をO2とすると、光
ファイバ1a,1b及びコリメートレンズ3a,3bは
スリーブ21,22に対して軸O2が軸O1から偏心す
るように取り付けられている。これら軸O1と軸O2の
位置ずれ量は、光ファイバ1aを出射側、光ファイバ1
bを入射側とすると、光ファイバ1aの先端面から出射
した光がそのカット角θとコアの屈折率nに応じて屈折
し、次いで出射側のコリメートレンズ3aにより平行化
された場合に、その平行光の光軸が軸O1に一致するよ
うに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端面が斜めにカ
ットされた一対の光ファイバ間を結合する光コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の光コネクタを示し、一対の
光ファイバ1a,1bの先端面は戻り光を防止するため
に斜めにカットされている。光ファイバ1a,1bはそ
れぞれ円筒形のスリーブ2a,2bに挿入され、両者は
光ファイバ1a,1bの光軸とスリーブ2a,2bの中
心軸とが一致するように溶接6や接着などにより固定さ
れている。また、両スリーブ2a,2bの先端にはそれ
ぞれ、光ファイバ1a,1bと同軸にコリメートレンズ
3a,3bが鏡筒4a,4bを介して溶接6などにより
固定されている。さらに、両スリーブ2a,2bはそれ
ぞれのコリメートレンズ3a,3bが対向するように円
筒形のコネクタ部材5に対して同軸に嵌合され、光ファ
イバ1a,1bの先端面が光学的に結合されるようにな
っている。
【0003】このように構成された光コネクタでは、光
ファイバ1a,1bの先端面が斜めにカットされている
ため、図5に示すように、そのカット角度θとコアの屈
折率nに応じて入射光と出射光が光軸Oに対して角度
θ’で屈折し、コリメートレンズ3a,3b間を進む平
行光が光軸Oから偏心する。したがって、図4に示すよ
うに、両光ファイバ1a,1bの先端面が「ハ」の字状
に対向するようにコネクタ部材5に取り付けられている
場合には、ロスが発生することなく光ファイバ1a,1
b間を正常に結合することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のコネクタでは、光ファイバ1a,1bの一方が
他方に対して軸回り方向にずれている場合、例えば図6
に示すように、光ファイバ1a,1bの先端面が誤って
平行に取り付けられると、図7に示すように、入射光が
光軸Oに沿って進行しないため、ロスが発生して正常に
結合することができないという問題がある。なお、この
ような不具合を解消するために、コネクタ部材5とスリ
ーブ2a,2bとの間に軸回り方向の回転を規制する位
置決め機構を付設することも可能であるが、この場合
は、複雑な位置決め機構を必要とするためコストアップ
になるという別の問題が発生する。
【0005】本発明は、上記した従来技術の実情に鑑み
てなされたもので、その目的は、先端面が斜めにカット
された一対の光ファイバ間を、光ファイバの軸回り方向
の取り付け位置にかかわらず正常に結合することができ
る光コネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバ及
びコリメータレンズの光軸とこれらを支持するスリーブ
の外径の中心軸とを偏心させることとする。このように
すると、光ファイバ及びコリメータレンズの光軸が絶対
軸から偏心しているので、スリーブがコネクタ部材に対
して軸回り方向のどの位置にあったしても、コリメータ
レンズにより平行化された平行光が常に絶対軸に一致
し、一対の光ファイバ間をロスなく正常に結合すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の光コネクタでは、先端面
が斜めにカットされた光ファイバと、この光ファイバか
らの光を平行にするコリメータレンズと、これら光ファ
イバ及びコリメータレンズを同軸上に支持するスリーブ
と、一対の前記スリーブを支持するコネクタ部材とを備
え、前記光ファイバ及びコリメータレンズの光軸を前記
スリーブの外径の中心軸に対して偏心させてある。
【0008】前記光ファイバ及びコリメータレンズの光
軸と前記スリーブの外径の中心軸との偏心量は、出射側
の光ファイバの先端面から出射した光がそのカット角と
コアの屈折率に応じて屈折し、次いで出射側のコリメー
トレンズにより平行化された場合に、その平行光の光軸
がスリーブの外径の中心軸と一致するように設定され
る。
【0009】また、前記一対のスリーブはコネクタ部材
5に溶接や接着などで固定しても良いが、少なくとも一
方のスリーブをボールベアリングなどを介してコネクタ
部材の軸回り方向に回動可能に支承すると、ロータリタ
イプの光コネクタを実現できる。
【0010】
【実施例】実施例を図面を参照して説明すると、図1に
おいて、一対の光ファイバ1a,1bの先端面は戻り光
を防止するために斜めにカットされ、これら光ファイバ
1a,1bはそれぞれスリーブ21,22に対して溶接
6などにより固定されている。両スリーブ21,22の
先端にはそれぞれ、光ファイバ1a,1bと同軸にコリ
メートレンズ3a,3bが鏡筒4a,4bを介して溶接
6などにより固定されている。また、両スリーブ2a,
2bはそれぞれのコリメートレンズ3a,3bが対向す
るように円筒形のコネクタ部材5に対して同軸に嵌合さ
れ、光ファイバ1a,1bの先端面が光学的に結合され
るようになっている。
【0011】図2に示すように、前記コネクタ部材5の
内径とスリーブ21,22の外径の共通軸(中心軸)を
O1、光ファイバ1a,1bとコリメートレンズ3a,
3bの共通軸(光軸)をO2とすると、光ファイバ1
a,1bとコリメートレンズ3a,3bはスリーブ2
1,22に対して、軸O2が軸O1から偏心するように
取り付けられている。これら軸O1と軸O2の位置ずれ
量(偏心量)Δは、光ファイバ1aを出射側、光ファイ
バ1bを入射側とすると、光ファイバ1aの先端面から
出射した光がそのカット角θとコアの屈折率nに応じて
屈折し、次いで出射側のコリメートレンズ3aにより平
行化された場合に、その平行光の光軸が軸O1に一致す
るように設定されている。
【0012】したがって、入射側光ファイバ1a(及び
スリーブ21)がコネクタ部材5の軸O1の回り方向の
どの位置にあったとしても、コリメートレンズ3aによ
り平行化された光の軸は軸O1に一致する。その結果、
この軸O1に沿って進む平行光が入射側のコリメートレ
ンズ3bにより集光されて光ファイバ1bの先端面に入
射した場合、光ファイバ1bの軸O2も軸O1から偏心
しているため、光ファイバ1b(及びスリーブ22)が
コネクタ部材5の軸O1の回り方向のどの位置にあった
としても、その光は光ファイバ1bの先端面においてカ
ット角θとコアの屈折率nにより屈折した場合に、光フ
ァイバ1bのコアの方向に沿って、すなわち軸O2に沿
って進む。
【0013】図3に示される実施例では、光ファイバ1
b側のスリーブ22はコネクタ部材5に対して溶接6な
どにより固定されているが、光ファイバ1a側のスリー
ブ21はコネクタ部材5に対してボールベアリング23
などを介して軸回り方向に回動自在に支承されている。
この場合、光ファイバ1a側のスリーブ21がコネクタ
部材5に対して軸回り方向に回動したとしても、出射側
のコリメートレンズ3aにより平行化された光は常に軸
O1に一致し、一対の光ファイバ1a,1b間をロスな
く正常に結合できるロータリタイプの光コネクタが実現
される。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0015】光ファイバ及びコリメータレンズの光軸と
これらを支持するスリーブの外径の中心軸とを偏心させ
ることにより、スリーブがコネクタ部材に対して軸回り
方向のどの位置にあったしても、コリメータレンズによ
り平行化された平行光が常に絶対軸に一致し、したがっ
て、光ファイバの軸回り方向に取り付け位置にかかわら
ず正常に結合することができる。
【0016】また、少なくとも一方のスリーブをボール
ベアリングなどを介してコネクタ部材の軸回り方向に回
動可能に支承すると、ロータリタイプの光コネクタを実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る光コネクタを示す構成図である。
【図2】スリーブの外径の中心軸とファイバ及びコリメ
ータレンズの光軸との関係を示す説明図である。
【図3】他の実施例に係る光コネクタを示す構成図であ
る。
【図4】従来の光コネクタの正常な結合状態を示す構成
図である。
【図5】図4の光路を示す説明図である。
【図6】図4の光コネクタの正常でない結合状態を示す
構成図である。
【図7】図6の光路を示す説明図である。
【符号の説明】
1a,1b 光ファイバ 3a,3b コリメータレンズ 5 コネクタ部材 21,22 スリーブ 23 ボールベアリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端面が斜めにカットされた光ファイバ
    と、この光ファイバからの光を平行にするコリメータレ
    ンズと、これら光ファイバ及びコリメータレンズを同軸
    上に支持するスリーブと、一対の前記スリーブを支持す
    るコネクタ部材とを備え、前記光ファイバ及びコリメー
    タレンズの光軸を前記スリーブの外径の中心軸に対して
    偏心させたことを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記スリーブ
    が前記コネクタ部材に対して軸回り方向に回動可能に支
    承されていることを特徴とする光コネクタ。
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