JPS5927884B2 - 光フアイバの接続方法 - Google Patents

光フアイバの接続方法

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JPS5927884B2
JPS5927884B2 JP15939176A JP15939176A JPS5927884B2 JP S5927884 B2 JPS5927884 B2 JP S5927884B2 JP 15939176 A JP15939176 A JP 15939176A JP 15939176 A JP15939176 A JP 15939176A JP S5927884 B2 JPS5927884 B2 JP S5927884B2
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JP
Japan
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optical fiber
connection
lens
fibers
fiber
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Expired
Application number
JP15939176A
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JPS5384738A (en
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勝 佐々木
明 岡本
洋介 古田
達夫 工藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光ファイバ、特にシングルモード光ファイバの
接続方法に関する。
シングルモード光ファイバにおいては、そのコア径は高
々数μm程度で小さいため、接続に当つて、端面どうし
を単につき合わせて固定する構造のコネクタを使用する
と軸ずれによつて結合損失が著く大きくなる(ベル・シ
ステム・テクニカル・ジャーナル50巻10号、197
1、3159頁参照)。
従つて、その接続に際しては軸ずれによる結合損失増加
を生じない構造のコネクタを使用するか、あるいはこの
損失増加を生じない接続方法をとらなければならない。
軸ずれによる結合損失増加を防止した接続方法は既に知
られており、第1図に公知方法によつて接続された光フ
ァイバの接続部の一例の断面を示す。
この公知接続方法ではまづ、ファイバ1、丁の断面2、
2’の前面に凸レンズ3、3’をおき、その際凸レンズ
3、3’の焦点がコア4、4’の端面2、2’に現れて
いる部分に一致するようにし、そしてファイバ1、丁を
通つて来た光線は平行光束となつてレンズ3、3’から
射出するようレンズ3、3’をファイバ1、1’に対し
て固定する。5、5’はレンズ3、3’をファイバ1、
丁にそれぞれ所定関係位置に固定する固定具であつて、
その外形は円柱状とするのがよい。
このように処理された2本の光ファイバ1、丁の端面を
つきあわせ、結合用固定具6によつて接続固定する。
結合用固定具6は円筒状であり接続に当つてはその内部
に固定具5、5’を挿入して固着するものとする。上記
従来の接続方法によれば、光の結合は径の大きい平行光
束部で行なわれるため、軸ずれによる損失は軽減される
がなお次のような欠点がある。
(1)接続部に反射が多く結合効率が低くなる。接続部
にはガラスと空気との境界面がファイバ端レンズ面等6
個あり、1個所の反射損失が4%程度であるので、この
損失を考えるだけで最大結合効率は78%となり、ファ
イバ端どうしのつきあわせの場合の最大結合効率92%
(ガラス・空気の境界面は2個)に比べて低くなる。こ
の反射損失を下げるには、全境界面に無反射コーテング
を行なう必要があり処理が繁雑となる。(4)レンズ3
,31とフアイバ1,Vとが離れているためそれ等の相
対的位置がずれ易く、位置がずれれば損失は増加する。
(111)接続部を小形化し難い。
本発明は従来の接続方法の上記の欠点を除き、結合効率
がよく、接続部を構成する各部分の位置ずれが起り難く
しかも接続部を小形となし得るこの種光フアイバの接続
方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、この目的は、シングルモード光フアイ
バ端に、屈折率が該光フアイバコアの屈折率と、外径が
光フアイバ外径とそれぞれほぼ同一乃至同一で円柱形の
一端が球形をなす平凸レンズの他端を衝合して一体に取
付け、該一体とされた2本の光フアイバのレンズ端部を
光学的に衝き合せて光結合し固定せしめ、上記レンズ間
での光路が平行光束となり光結合されてなる光フアイバ
の接続方法によつて達せられる。
次に本発明の実施例を図面について説明する。
第2図は本発明による接続方法を実施して接続した光フ
アイバ接続部の断面図である。図において接続しようと
する光フアィバ1,Vの端面2,2′を研磨、切断等の
方法により平坦とする。
次に後述する平凸レンズ3,31を用意し、端面2,2
′とレンズ3,3′の平面とをつき合せ、微動装置を用
いて位置あわせをし透明な接着剤より接着し一体に取付
ける。次に、この工程により処理された2本の光フアイ
バ1,1′の端部を衝き合せ、結合用固定具6によつて
接続固定する。
結合用固定具6は円筒状であり、接続に当つてはその内
部にレンズ3,3′を挿入して固着するものとする。光
の結合は径の大きくなつた平行光束の部分で行なわれる
。第3図について、接続すべき光フアイバおよび本発明
による接続方法において使用する平凸レンズの一例を説
明する。
第3図は光フアイバ1の端面2に平凸レンズ3を取付け
た状態の側面図である。光フアイバ1は、コア4の屈折
率n1−1.467クラツド7の屈折率N2−1.45
3(NA−0.2)コア径3.3μm1波長0,85μ
mのシングルモードフアイバとする。
なおレンズ3を通り出射される平行光束の直径(2h)
を60ttmとする。レンズ3の材料の屈折率はコア4
の屈折率と同様1.467とする。レンズ3は、光フア
イバ1の端面2に接する面は平面、他方は、光軸0P上
の一点0を中心とする半径γの球面8である。
なお、bは上記中心0から端面2(後述の点M)に至る
距離である。ここに光フアイバ1の中心(コアの中心)
点Mから出射され平行光束の一番外側を通る光線がレン
ズ面8を通過する点をNとすれば、線0Nと光軸0Pと
なす角はθ、線MNと光軸0Pとなす角はαで、表わさ
れる。なお線NMの長さをlとする。そうすると前記の
条件から、スと空気との境界面は2ケ所であるので最大
結合効率は92%と大きくなる。
(4)レンズとフアイバは完全に一体化させることがで
きるので、それ等が位置ずれをおこす心配はなく位置ず
れのために結合効率が低下することはない。
(Ili)接続部を小形化し易い。
()接続に使用するレンズは、シングルモードフアイバ
の製造技術と同様の技術によつて作つた単÷材料のフア
イバ、あるいはマルチモードフアイバを利用して作り得
る。
(V)マルチモードフアイバどうしの、つきあわせを原
理とした接続技術すなわち接続装置(コネクタ)および
接続方法は確立されているので、前記したように、本発
明における接続にこの技術を導入することにより、既に
レンズを取付けたフアイバの接続を容易かつ確実に行な
い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるシングルモード光フアイバの接
続部の断面図、第2図は本発明によつて接続したシング
ルモード光フアイバの接続部の断面図、第3図は本発明
における結合用レンズの詳細を示す図である。 1,V・・・・・・シングルモード光フアイバ、2,2
′・・・・・・光フアイバの端面、3,3′・・・・・
・結合用レンズ、4,4′・・・・・・コア、6・・・
・・・結合用固定具、7・・・・・・クラッド、8・・
・・・・結合用レンズの凸面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シングルモード光ファイバ端に、屈折率が該光ファ
    イバコアの屈折率と、外径が光ファイバ外径とそれぞれ
    ほぼ同一乃至同一で円柱形の一端が球形をなす平凸レン
    ズの他端を衝合して一体に取付け、該一体とされた2本
    の光ファイバのレンズ端部を光学的に衝き合せて光結合
    し固定せしめ、上記レンズ間での光路が平行光束となり
    光結合されてなることを特徴とする光ファイバの接続方
    法。
JP15939176A 1976-12-30 1976-12-30 光フアイバの接続方法 Expired JPS5927884B2 (ja)

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JPS5384738A JPS5384738A (en) 1978-07-26
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