JPH09257873A - Icデバイスの加熱装置 - Google Patents

Icデバイスの加熱装置

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JPH09257873A
JPH09257873A JP8089933A JP8993396A JPH09257873A JP H09257873 A JPH09257873 A JP H09257873A JP 8089933 A JP8089933 A JP 8089933A JP 8993396 A JP8993396 A JP 8993396A JP H09257873 A JPH09257873 A JP H09257873A
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JP
Japan
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heater
heating
transfer means
test
heater table
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Pending
Application number
JP8089933A
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English (en)
Inventor
Makoto Izumiya
誠 和泉谷
Nobuhiro Fujimoto
展浩 藤本
Atsushi Hayakawa
敦 早川
Hideaki Nagatsuka
秀昭 長塚
Naokazu Makihara
直和 牧原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デバイスに熱破壊等を与えることなく、極め
て迅速に設定温度にまで加熱できるようにする。 【構成】 順次加熱温度が高くなり、それぞれデバイス
Dをヒータで直接加熱する第1〜第3のヒータテーブル
1〜3及び作業テーブル4を有し、第1のヒータテーブ
ル1におけるgの位置の加熱部1Hと、第2及び第3の
ヒータテーブル2,3のそれぞれのaの位置の加熱部2
H,3Hと、作業テーブル4のデバイス設置部4Sのa
の位置とは、同一の円Cの軌跡上で、それぞれ90°の
位置関係となるように配置される。デバイスDは回転及
び昇降可能なデバイス移載手段5で真空吸着されて、各
ヒータテーブル1〜3を経て作業テーブル4に順次移載
される。デバイス移載手段5の回転中心Oは円Cの中心
で、デバイス移載手段5は相互に90°の4本のアーム
5aを備え、回転中心Oから円Cの半径に相当する位置
に吸着ヘッド6が設けられて、4個のデバイスDが同時
に移載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICデバイスを高
温状態にして電気的特性の試験等の作業を行うために、
ICデバイスを加熱するICデバイスの加熱装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ICデバイス(以下、単にデバ
イスという)の電気的特性の試験・測定を行うための試
験装置は、ICテスタとICハンドラとから構成され
る。ICテスタは、デバイスのリードに接離するプロー
ブを備えたテストヘッドを有するものであり、このテス
トヘッドは固定的に配置される。ICハンドラは、デバ
イスをテストヘッドの位置まで供給して、テストヘッド
に接離させ、然る後にICテスタによるテスト結果に基
づいて、良品及び不良品等、所定の品質毎に分類するた
めのものである。
【0003】ICハンドラは、デバイスのテストヘッド
への供給及び排出、さらにテスト結果に基づく分類分け
収納を行うためのものであり、デバイスを搬送する方式
としては、自重滑走方式と水平搬送方式とがある。自重
滑走方式は、傾斜シュートや垂直シュート等にデバイス
を供給して、デバイスを自重で滑走させるものである。
また、水平搬送方式は、コンベアやパレットを用いてデ
バイスを所定の位置にまで搬送するものである。近年に
おいては、デバイスのパッケージ方式として、例えばパ
ッケージ部の二つの方向または四方向において、外方に
突出する状態に多数のリードが延在されている等、自重
滑走に適しないものが多い。これらのデバイスを収容す
るために、多数のデバイス収容部を縦横に形成したパレ
ットを用い、このパレットの各デバイス収容部にデバイ
スを載置して、所定の走行経路に沿って搬送する水平搬
送方式のICハンドラが広く用いられる。
【0004】ところで、デバイスのテストとしては、デ
バイスを常温状態でテストする場合だけでなく、高温状
態や低温状態にしたテストも行われる。高温テストを行
う際には、デバイスを所定の設定温度にまで加熱しなけ
ればならないが、自重滑走方式の場合には、恒温槽を設
けて、この恒温槽を設定温度に保ち、かつその内部に配
置した傾斜シュートにヒータを装着することによりプリ
ヒート部となし、このプリヒート部にデバイスを所定時
間滞留させることにより設定温度にまで加熱した上で、
テストヘッドの位置に移行させる構成とする。一方、水
平搬送方式、特にパレットを用いた水平搬送方式にあっ
ては、パレットにヒータを装着することができないか
ら、設定温度に保たれた恒温槽内に所定の時間滞留させ
て、デバイスの加熱を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パレットを
用いた水平搬送方式では、恒温槽内でデバイスを間接加
熱するしかないので、デバイスを設定温度にまで加熱す
るのに、極めて長い時間が必要となり、また同時に多数
のデバイスを加熱するには、大型の恒温槽を用いなけれ
ばならない。一方、傾斜シュートをプリヒート部とする
方式にあっては、デバイスはヒータからの熱で直接加熱
されるから、加熱時間は短くなるが、設定温度が例えば
125℃乃至それ以上というように極めて高い温度であ
る場合に、デバイスを急激に昇温すると、デバイスに熱
破壊が生じる等のおそれがある。従って、ヒータの温度
はデバイスが熱破壊しない温度に止め、実際にデバイス
を設定温度にまで加熱するのは、恒温槽内の雰囲気温度
により行われる。要するに、パレットを搬送用治具とし
て用いる場合は当然のこととして、傾斜シュートをプリ
ヒート部とするものにあっても、デバイスの設定温度が
かなり高い時には、雰囲気温度により加熱する、所謂間
接加熱とするために、デバイスの加熱に長時間を要する
ことになる。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、デバイスに熱破壊等
を与えることなく、極めて迅速に設定温度にまで加熱で
きるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、円周方向に複数の加熱部を有する複
数の回転式のヒータテーブルと、少なくとも1箇所の作
業ステーションと、ICデバイスのデバイス移載手段と
を備え、これら各ヒータテーブルのそれぞれ1つの加熱
部と作業ステーションとを同一円の軌跡上の位置で、等
しい角度間隔となるように配置すると共に、デバイス移
載手段はこの円の中心に位置し、かつこの円の半径の長
さ位置に、ヒータテーブル及び作業ステーションと同数
で、同じ角度となるようにICデバイスを吸着するアー
ムを設けて、前記各ヒータテーブル及びデバイス移載手
段とを間欠回転させる間に、デバイス移載手段によりI
Cデバイスを各ヒータテーブル及び作業ステーションに
移載するようになし、かつ各ヒータテーブルは、デバイ
ス移載手段の回転方向に向けて加熱部の温度が高くなる
ように配置する構成としたことをその特徴とするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、デバイスを加
熱する方式として、ヒータによる直接加熱方式を採用す
ることによって、迅速かつ効率的に加熱するように構成
した。しかも、デバイスを急激に加熱すると、デバイス
が熱破壊により損傷するおそれがあるから、段階的に昇
温させるように構成した。
【0009】そこで、以下に図1に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。図中において、1,2,
3はそれぞれ回転式の第1〜第3のヒータテーブル、4
はICテスタのテストヘッド等が設けられ、デバイスの
テスト等の作業を行う作業テーブルであり、また5はデ
バイスを移載するデバイス移載手段である。
【0010】第1〜第3のヒータテーブル1〜3には、
それぞれ円周方向に複数(例えば、a〜hの8箇所)の
加熱部1H〜3Hが設けられている。従って、デバイス
Dは、これら各ヒータテーブル1〜3における各加熱部
1H〜3Hと接触させて加熱される。なお、第1のヒー
タテーブル1においては、デバイスDが搬入用ロボット
等でgの位置の加熱部1Hに搬入され、aの位置の加熱
部1Hで5により第2のヒータテーブル2に移行させる
ことから、hの位置の加熱部1Hは4でテスト作業の終
わったデバイスDは載置される。
【0011】作業テーブル4はデバイス設置部4Sが2
箇所設けられて、反転機構により反転可能な構成とした
ものである。従って、第1〜第3のヒータテーブル1〜
3で所定の温度にまで加熱された上で、デバイスDがデ
バイス設置部4Sに移載されるが、作業テーブル4のデ
バイス設置部4Sがbの位置にある時には、デバイスD
の電気的特性に関するテスト等の所定の作業を行い、作
業が完了すると、作業テーブル4が反転して、デバイス
設置部4Sはaで示した位置に移行し、搬出用ロボット
等で搬出される。ここで、作業テーブル4のデバイス設
置部4SにデバイスDが移載された時に、このデバイス
Dの温度が低下しないようにするために、この作業テー
ブル4も加熱されて、設定温度の状態に保持されてい
る。
【0012】第1〜第3のヒータテーブル1〜3及び作
業テーブル4は、第1のヒータテーブル1におけるaの
位置の加熱部1Hと、第2及び第3のヒータテーブル
2,3のそれぞれのaの位置の加熱部2H,3Hと、作
業テーブル4のデバイス設置部4Sのaの位置とは、同
一の円Cの軌跡上において、それぞれ90°の位置関係
となるように配置されている。
【0013】デバイスDは各ヒータテーブル1〜3を経
て作業テーブル4に順次移載されるものであって、この
デバイスDの移載はデバイス移載手段5により行われ
る。デバイス移載手段5は、回転及び昇降可能なもので
あり、デバイスDは真空吸着により保持される。デバイ
ス移載手段5は間欠回転するものであって、その回転中
心Oは円Cの中心となっている。そして、デバイス移載
手段5は4本のアーム5aを備え、これら各アーム5a
は相互に90°の位置関係となっており、しかも回転中
心Oから円Cの半径に相当する位置に吸着ヘッド6が設
けられている。これによって、4個のデバイスDが同時
に移載可能となる。
【0014】ヒータテーブル1〜3及びデバイス移載手
段5は、それぞれ矢印で示した方向に間欠回転する。ヒ
ータテーブル1〜3は図面では8箇所の加熱部1H〜3
Hを備えているから、8分割、即ち45°毎にインデッ
クス回転する。これに対して、デバイス移載手段5は4
本のアーム5a〜5dを有するものであるから、4分
割、即ち90°毎にインデックス回転する。そして、ヒ
ータテーブル1〜3とデバイス移載手段5とは、作動タ
イミングはずれるが、同期してインデックス回転するこ
とになり、従ってヒータテーブル1〜3が1回転する間
にデバイス移載手段5が2回転することになる。また、
作業テーブル4の反転もヒータテーブル1〜3とデバイ
ス移載手段5と同期して反転するものであり、作業テー
ブル4は、その間に4回反転する。
【0015】第1〜第3のヒータテーブル1〜3の各加
熱部1H〜3HでデバイスDを加熱するが、各ヒータテ
ーブル1〜3では加熱温度が異なっている。第1のヒー
タテーブル1では加熱温度が低く、第2のヒータテーブ
ル2,第3のヒータテーブル3の順に加熱温度が高くな
る。第1のヒータテーブル1は低温加熱テーブルであ
り、第2のヒータテーブル2は中温加熱テーブル、第3
のヒータテーブル3は高温加熱テーブルとなる。従っ
て、デバイスDを、例えばデバイスDを125℃まで加
熱する際には、第1のヒータテーブル1では55℃、第
2のヒータテーブル2では90℃、第3のヒータテーブ
ル3で、設定温度の125℃の温度となるように加熱さ
れる。このために、デバイス移載手段5の回転方向に向
けて、第1のヒータテーブル1,第2のヒータテーブル
2,第3のヒータテーブル3及び作業テーブル4の順に
配置される。
【0016】以上のように構成することによって、デバ
イスDは第1〜第3のヒータテーブル1〜3で順次加熱
されて、作業テーブル4で所定の作業が行われる。
【0017】まず、デバイスDは、搬入用ロボット等に
より、第1のヒータテーブル1の加熱部に移載される。
第1のヒータテーブル1はインデックス回転をするもの
であり、この第1のヒータテーブル1の回転に応じて、
加熱部1Hが順次図中のgの位置に移行することにな
り、このgの位置に加熱部1Hが移行する毎にデバイス
Dが移載される。第1のヒータテーブル1の回転によ
り、デバイスDが載置されている加熱部1Hがgの位置
からaの位置にまで移動する間に、この第1のヒータテ
ーブル1で設定された温度状態にまでデバイスDが加熱
される。デバイスDは加熱部1Hに直接接触しているか
ら、極めて短時間に加熱される。
【0018】第1のヒータテーブル1の回転によって、
加熱部1Hに設置したデバイスDがaの位置にまで到達
すると、デバイス移載手段5の作動により、このデバイ
スDが取り出される。デバイス移載手段5の動作として
は、まず下降して、そのアーム5aに設けた吸着ヘッド
6をデバイスDのパッケージ部に当接させる。吸着ヘッ
ド6を負圧状態にしておくことにより、デバイスDは吸
着ヘッド6に吸着される。この状態で、デバイス移載手
段5を上昇させ、90°回転させると、第2のヒータテ
ーブル2におけるaの位置の加熱部2Hと対面する状態
になる。そして、デバイス移載手段5を下降させて、吸
着ヘッド6の負圧を解除すると、デバイスDがこの第2
のヒータテーブル2に移載される。そこで、デバイス移
載手段5を一度上昇させて、第1のヒータテーブル1を
45°回転させると、次のデバイスDが他の吸着ヘッド
6の下部位置に変位するから、デバイス移載手段5を再
び下降させることにより、この他の吸着ヘッド6でデバ
イスDを吸着できる。
【0019】第2のヒータテーブル2に移載されたデバ
イスDが1回転して、加熱部2Hがhの位置を通ってa
の位置にまで戻ると、デバイス移載手段5の吸着ヘッド
6により吸着される。そして、デバイス移載手段5が回
転し、デバイスDは第3のヒータテーブル3に移行し
て、この第3のヒータテーブル3で所定の温度まで加熱
される。さらに、第3のヒータテーブル3が1回転する
と、このデバイスDはデバイス移載手段5により作業テ
ーブル4に移行させることになる。
【0020】従って、第1のヒータテーブル1から作業
テーブル4までデバイスDが載置されている定常状態に
おいては、デバイス移載手段5を下降させると、第1〜
第3のヒータテーブル1〜3および作業テ−ブル4から
デバイスDを吸着でき、上昇させて90°回転して、再
び下降させて、デバイスDの脱着を行うことにより4個
のデバイスDは第1〜第3のヒータテーブル1〜3及び
作業テーブル4に移載される。そして、その後、一度上
昇させた状態で、第1〜第3のヒータテーブル1〜3を
45°回転させると共に、作業テーブル4を反転させる
ことによって、移載されたデバイスDがそれぞれ第2,
第3のヒータテーブル2,3及び作業テーブル4はそれ
ぞれbの位置に移行し、第2,第3のヒータテーブル
2,3においてhの位置にあったデバイスDがaの位置
に、また作業テーブル4はデバイスDをテストして終了
したデバイスをデバイス設置部4Sがaの位置に変位す
る。この状態で、デバイス移載手段5を下降させれば、
4個のデバイスDの吸着及び移載が可能になる。
【0021】以下、前述の動作を繰り返すことによっ
て、デバイスDは順次第1のヒータテーブル1から第2
のヒータテーブル2へ、第2のヒータテーブル2から第
3のヒータテーブル3へと移行する間に加熱されて、第
3のヒータテーブル3から作業テーブル4にデバイスD
が供給される。
【0022】このように、第1のヒータテーブル1にお
いては、デバイスDはgの位置からaの位置にまで移行
する間に所定の温度まで加熱されており、また第2のヒ
ータテーブル2においては、aの位置から1回転してa
の位置に戻るまでの間に、デバイスDは中温加熱状態と
なっている。第3のヒータテーブル3では、aの位置か
ら1回転してaの位置に戻るまでの間に、デバイスDは
設定温度に加熱されることになる。
【0023】このように、第1〜第3のヒータテーブル
1〜3のインデックス回転と、作業テーブル4の反転、
デバイス移載手段5の昇降及びインデックス回転によっ
て、第1のヒータテーブル1で低温加熱状態のデバイス
Dは第2のヒータテーブル2に、第2のヒータテーブル
2で中温加熱状態となっているデバイスDは第3のヒー
タテーブル3に移行せしめられる。さらに、第3のヒー
タテーブル3で設定温度にまで加熱されたデバイスDは
作業テーブル4に移載される。従って、デバイスDを設
定温度まで加熱するが、デバイスDは、一気に設定温度
にまで加熱せず、複数段階、即ち低温加熱,中温加熱,
高温加熱という3段階で加熱しているから、デバイスD
の温度勾配は緩くなり、デバイスDが熱破壊等を起こす
おそれはない。しかも、デバイスDは加熱部に直接接触
させることにより加熱しているので、迅速かつ効率的に
加熱できるようになる。さらに、複数のヒータテーブル
を用いて、このヒータテーブルを回転させる間に加熱し
ているから、加熱装置のコンパクト化が図られる。さら
に、各ヒータテーブル及びデバイス移載手段はそれぞれ
一方向にのみ回転するので、動作が単純になり、しかも
同時に複数のデバイスを移載するから、移載を迅速かつ
効率的に行える。
【0024】
【実施例】次に、以下に、図面に基づいて本発明の実施
例について説明する。ここで、デバイスには種々のパッ
ケージ方式があるが、以下の説明においては、取り扱わ
れるデバイスの一例として、図2に示したように、パッ
ケージ部10Pの左右両側から張り出すように多数のリ
ード10Lを延在させたSOP型のデバイス10を12
5℃に加熱した状態で、その電気的特性の試験・測定を
行うものとする。
【0025】而して、図2から明らかなように、デバイ
ス10を収容させる治具としては、多数のデバイス収容
部11aを凹設した平板状のパレット11を用いる。そ
して、デバイス収容部11aの上部は開放されており、
従って、真空吸着手段によってデバイス10のパッケー
ジ部10Pを吸着して、パレット11に収容させたり、
パレット11から取り出したりできるものである。
【0026】図3に試験装置の全体構成を示す。同図に
おいて、13はローダ部、14はアンローダ部である。
ローダ部13には、各デバイス収容部にデバイス10を
収容させたパレット11が多数セットされている。ま
た、アンローダ部14側では、空のパレット11が配置
されており、この空のパレット11は、良品デバイスを
収容するパレットと不良品デバイスを収容するパレット
とからなる。ここで、これら各パレットを区別するため
に、ローダ部13側のパレットは11Lの符号を用い、
アンローダ部14側における良品デバイスが収容される
パレットは11G、不良品パレットを11Nの符号を用
いる。一般に、テスト結果からは、大半のデバイス10
は良品であり、不良品は僅かな数であることから、良品
用のパレット11Gは多数設け、不良品パレット11N
は1個だけが配置される。
【0027】15は加熱部であって、加熱部15には、
2個のヒータテーブル16L,16Hが配置されてお
り、これらは45°毎にインデックス回転するものであ
る。これらヒータテーブル16L,16Hは、設定温度
が異なる以外は実質的に同じ構造のものである。従っ
て、以下の説明においては、これらヒータテーブル16
L,16Hを総称する場合には、符号16を用いる。ヒ
ータテーブル16は、図4に示したように、テーブル本
体17を有し、このテーブル本体17には断熱部材18
が装着されており、この断熱部材18上に円環状に形成
したプレートヒータ19が装着されている。このプレー
トヒータ19には、図5に概略示したように、発熱体2
0が装着されており、この発熱体20にはサーモヒュー
ズ21が連結されている。さらに、プレートヒータ19
の温度を検出する温度センサ22が装着されており、こ
れによりプレートヒータ19を所定の温度に保持するよ
うに制御される。ここで、プレートヒータ18が装着さ
れているヒータテーブル16は回転するものであるか
ら、発熱体20の電源ライン及び温度センサ22の信号
ラインは、スリップリング等からなるロータリ式のコネ
クタ23を介して非回転部分に接続される。
【0028】ヒータテーブル16には、それぞれ加熱ユ
ニット24が円周方向に等間隔に8箇所設けられてい
る。これらの加熱ユニット24は、プレートヒータ18
に当接する状態に設けた熱伝達性の良好な金属材からな
り、各加熱ユニット24にはデバイス10を載置するデ
バイス載置部25がそれぞれ2箇所設けられている。こ
のデバイス載置部25は、加熱ユニット24に凹部を形
成し、デバイス10のパッケージ部10Pの4つの角隅
部を基準として位置するものである。そして、デバイス
載置部25の当接面25aにデバイス10のパッケージ
部10Pが当接するようにして載置されて、プレートヒ
ータ19の熱により直接的に加熱されることになる。
【0029】次に、26はテスト部であって、このテス
ト部26には、図6に示したように、デバイスソケット
27が配置されている。このデバイスソケット27は、
デバイス10を所定の位置に位置決めして収容するデバ
イス位置決め部材28が2箇所設けられており、このデ
バイス位置決め部材28はヒータ(図示せず)により加
熱される。デバイス位置決め部材28の底面部には、多
数の弾性接点ピン29が設けられており、このデバイス
位置決め部材28にデバイス10を収容すると、そのリ
ード10Lが弾性接点ピン29に接続される。そして、
デバイス位置決め部材28には、左右にクランプ爪3
0,30が上下方向に回動可能に設けられており、この
クランプ爪30によってデバイス10のリード10Lを
弾性接点ピン29に圧接できるものである。
【0030】デバイス位置決め部材28の下部には弾性
接点ピン29に接続したプローブピン31が垂設され
て、デバイス位置決め部材28は、上昇位置ではクラン
プ爪30は開いた状態となっており、デバイス10を装
着した状態で、図示しない昇降手段で下降させると、ま
ずクランプ爪30が下方に回動して、デバイス10のリ
ード10Lの部位に当接して、リード10Lを弾性接点
ピン29に圧接させるようになし、さらに下降すると、
プローブピン31がテスタ32の電極33に接続される
ことになる。そして、デバイス10に通電することによ
って、その電気的特性の試験・測定が行われる。
【0031】さらに、34は反転テーブルであって、こ
の反転テーブル34には、2箇所において、それぞれ一
対のデバイス収容部35が設けられており、反転によ
り、デバイス10を受け取る受け取り位置と、デバイス
10を取り出して、アンローダ部14等に移行させる取
り出し位置とに変位することになる。ここで、反転テー
ブル34は、180°反転させるように構成しても良
く、また180°インデックスしながら、一方向に回転
するようにすることもできる。
【0032】36はデバイス10を移載するデバイス移
載手段を示し、このデバイス移載手段36は、図7に示
したように、軸受37を介して固定側の部材に回転自在
に支承させた回転軸38を有し、この回転軸38の下端
部分にはギア39が設けられており、このギア39はパ
ルスモータ40の出力軸に設けた駆動ギア41と噛合
し、このパルスモータ40により90°毎にインデック
ス回転するものである。回転軸38は中空回転軸であっ
て、その内部には昇降軸42が貫通する状態に挿通され
ている。そして、この昇降軸42は回転軸38と一体的
に回転するもので、昇降軸42の回転軸38への挿嵌部
はスプライン結合されている。そして、昇降軸42に
は、相互に90°の位置関係で4本のアーム43が連設
されており、これら各アーム43には真空吸着ヘッド4
4が垂設されている。
【0033】ここで、真空吸着ヘッド44は各アーム4
3につき2箇所設けられており、これら2箇所の真空吸
着ヘッド44によって、デバイス10は2個同時に移載
できるようになっている。そして、ヒータテーブル16
では、2個のデバイス10は縦並びに並べられ、またテ
スト部26では、デバイス10は横並びに並べられるよ
うになっている。このために、真空吸着ヘッド44は直
接アーム43に取り付けられてはおらず、ロータリアク
チュエータ45により90°往復回動可能に連結されて
いる。
【0034】昇降軸42は常時には、ばね46によっ
て、所定の回転軸38から所定の高さ突出した状態に保
持されており、かつその回転軸38から下方への延在部
には、駆動円板47が連結して設けられている。そし
て、この駆動円板47にはローラ48が当接しており、
このローラ48はレバー49に連結されている。レバー
49は枢支点50を中心として上下方向に揺動可能とな
っており、その他端には駆動シリンダ51が連結されて
いる。従って、駆動シリンダ51を作動させると、昇降
軸42はばね46に抗して下降することになる。さら
に、アーム43に設けた真空吸着ヘッド44は、アーム
43及び昇降軸42に穿設したエア通路52に配管52
aを介して通じており、このエア通路52は、昇降軸4
2の下端部に連結したスイベルジョイント53を介して
エア配管54と接続されており、このエア配管54は負
圧源と加圧エア供給源とに選択的に接続される。
【0035】さらに、図2において、55はデバイスハ
ンドリング手段であって、このデバイスハンドリング手
段55は、X軸55XとY軸55Yとを有するXYロボ
ットからなり、ローダ部13からデバイス10を2個ず
つ取り出して、ヒータテーブル16Lに移載すると共
に、反転テーブル34からテストが終了した後のデバイ
ス10を取り出して、アンローダ部14における良品用
パレット11Gか、不良品用パレット11Nかのいずれ
かに収容させるものである。即ち、デバイスハンドリン
グ手段55は、ローダ機能とアンローダ機能とを発揮す
るものである。なお、ローダ部13側のデバイスハンド
リング手段とアンローダ部14側のデバイスハンドリン
グ手段とを別個に設けるようにしても良い。
【0036】デバイスハンドリング手段55は、デバイ
ス10を真空吸着するものであり、図8に示したよう
に、そのY軸55Yには真空吸着ヘッド56が2箇所設
けられるが、各真空吸着ヘッド56はそれぞれ個別にデ
バイス10を吸脱着するものである。また、これら各真
空吸着ヘッド56は、それぞれ昇降用シリンダ57によ
り個別的にY軸55Yに対して、上昇位置(実線の位
置)と下降位置(仮想線の位置)との間に昇降可能とな
っている。そして、2箇所の真空吸着ヘッド56には、
それぞれエア給排管58が接続されており、これら2本
のエア給排管58は個別的にエアの給排制御が行われ、
真空吸着ヘッド56を負圧にしてデバイス10を吸着さ
せたり、加圧エアを供給してデバイス10を脱着させた
りできる。
【0037】以上の構成において、各部の配置関係は、
2箇所設けられているヒータテーブル16L,16Hの
うち、各々1箇所の加熱ユニット24と、デバイスソケ
ット27におけるデバイス位置決め部材28と、反転テ
ーブル34の一方のデバイス収容部35とは、同一円の
軌跡上であって、それぞれ90°の角度関係となる位置
に配置されている。デバイス移載手段36の回転軸38
の回転中心は、この円の中心と一致する。また、この回
転中心から真空吸着ヘッド44の位置までの間隔は、円
の半径と一致し、かつ各アーム43の角度は90°とな
っている。
【0038】ヒータテーブル16L,16Hの加熱ユニ
ット24は加熱状態になっており、またデバイスソケッ
ト27のデバイス位置決め部材28も加熱されている。
これら各加熱部分の温度条件としては、ヒータテーブル
16Lでは90℃となし、ヒータテーブル16H及びデ
バイス位置決め部材28は125℃となっている。従っ
て、テスタ32による通電試験は、デバイス10を12
5℃にして行われることになる。
【0039】デバイス10はローダ13側のパレット1
1Lに収容されており、デバイスハンドリング手段55
に設けた2箇所の真空吸着ヘッド56によって、このパ
レット11Lから2個のデバイス10を取り出して、ヒ
ータテーブル16Lに移載する。ここで、ヒータテーブ
ル16Lにはデバイス移載手段36のアーム43が上方
位置に臨んでおり、真空吸着ヘッド44でデバイス10
が移載されるのは、このヒータテーブル16Lのアーム
43と対面する位置から、その回転方向の前方に向けて
45°の位置、即ちアーム43の位置を過ぎた直後の位
置である。ヒータテーブル16Lが45°毎に間欠的に
回転するが、停止時には、パレット11Lからデバイス
10が順次このヒータテーブル16Lの加熱ユニット2
4に供給される。
【0040】ヒータテーブル16Lが315°回転する
と、デバイス10がアーム43の下部位置にまで移行す
る。この間において、プレートヒータ19により90℃
にまで加熱されているデバイス載置部25にデバイス1
0が保持され、デバイス10は、そのパッケージ部10
Pが当接面25aと当接しているから、デバイス10は
迅速かつ効率的にこのヒータテーブル16Lの設定温度
である90℃まで加熱される。ヒータテーブル16Lで
90°まで加熱されたデバイス10は、ヒータテーブル
16Hに移載されて、このヒータテーブル16Hが1回
転する間に、テストすべき設定温度である125℃にま
で加熱される。ここで、デバイス10は常温の状態から
一度90°まで加熱し、次いで125℃まで加熱するこ
とから、一気に125℃まで加熱する場合よりも温度勾
配が緩くなり、デバイス10に熱破壊が生じることはな
い。
【0041】そして、ヒータテーブル16Hが1回転す
ると、テスト部26に移行して、デバイスソケット27
のデバイス位置決め部材28に設置され、このデバイス
位置決め部材28で設定温度である125℃に保たれた
状態で、このテスタ32により通電試験が行われる。さ
らに、テスト後のデバイス10は反転テーブル34に移
載される。この反転テーブル34が反転した後に、デバ
イス10はデバイスハンドリング手段55により取り出
されて、テスト結果が良品であれば、良品パレット11
Gに、また不良品であれば、不良品パレット11Nに収
容される。
【0042】今、装置における各ヒータテーブル16
L,16Hにおける各デバイス載置部25にデバイス1
0が載置され、またテスト部26におけるデバイス位置
決め部材28にテストが終了したデバイス10が配置さ
れた定常状態であって、反転テーブル34では、デバイ
ス収容部35はデバイス10が取り出された後の状態に
あるとして、この試験装置の作動について説明する。
【0043】まず、駆動シリンダ51を作動させ、レバ
ー49を回動させることによって、ばね46に抗して昇
降軸42を下降させる。これによって、アーム43のヒ
ータテーブル16L,16H及びテスト部26の位置に
あるデバイス10の上部に位置する真空吸着ヘッド44
がデバイス10に当接する。この状態で、エア通路52
を負圧にすると、この真空吸着ヘッド44によって各々
2個のデバイス10が吸着され、昇降軸42に対する押
圧力を解除すると、ばね46の作用により昇降軸42が
上昇することになり、デバイス10がヒータテーブル1
6L,16H及びテスト部26から取り出される。
【0044】回転軸38を90°回転させると、この回
転軸38とスプライン嵌合されている昇降軸42も追従
して90°回転する。この位置で再び昇降軸42を下降
させると、ヒータテーブル16Lから取り出されたデバ
イス10がヒータテーブル16Hに、ヒータテーブル1
6Hから取り出されたデバイス10はテスト部26に、
さらにテスト部26に位置していたデバイス10は反転
テーブル34に移載される。なお、ヒータテーブル16
Hから取り出されたデバイス10はテスト部26に移載
する際に、2個のデバイスの方向を変える必要があるか
ら、ロータリアクチュエータ45を作動させることによ
り、真空吸着ヘッド44の方向を変えることになる。し
かも、この真空吸着ヘッド44の方向は、テスト部26
において、デバイス10に対する通電試験が終了し、こ
れらのデバイス10が取り出された後に、ロータリアク
チュエータ45が作動して、元の状態に復帰することに
なる。
【0045】そこで、昇降軸42が上昇位置にある間
に、ヒータテーブル16L,16Hを45°回転させ、
また反転テーブル34を反転させる。これによって、反
転テーブル34においては、デバイスハンドリング手段
55によりテストが終了した2個のデバイス10を取り
出すことができる位置に配置され、またヒータテーブル
16Lには、2個のデバイス10を搬入できることにな
る。テスト部26において通電試験を行っている間に、
反転テーブル34からテスト済みのデバイス10を取り
出して、アンローダ部14に分類分けして収容させると
共に、新たなデバイス10が2個搬入する。即ち、テス
ト部26において、デバイス10に対する通電試験が行
われる間に、このアンロード作業及びロード作業が行わ
れる。
【0046】而して、アンロード作業は、デバイスハン
ドリング手段55を作動させて、反転テーブル34にあ
る2個のデバイス10を真空吸着により取り出す。2個
のデバイス10が共に良品であるか、共に不良品である
場合には、それぞれパレット11Gまたはパレット11
Nのいずれかのデバイス収容部に収容させる。一方が良
品で、他方が不良品であれば、パレット11Gに対面し
た時に、良品のデバイス10を吸着している真空吸着ヘ
ッド56のみを下降させて、このパレット11Gに収容
させ、パレット11Nに対面する位置に変位させて、不
良品のデバイス10をこのパレット11Nに収容させ
る。なお、良品または不良品のいずれを先に行っても良
い。そして、このアンロード作業が終了すると、デバイ
スハンドリング手段55はローダ部13に変位して、2
個のデバイス10を取り出して、デバイス移載手段36
でデバイス10が取り出された位置の加熱ユニット24
のデバイス載置部25に供給する。
【0047】以下、順次前述の動作を繰り返すことによ
って、デバイス10は2段階に加熱されて、通電試験を
行い、そのテスト結果に基づいて分類分けして収納する
ことができる。しかも、2段階で加熱しているが、加熱
ユニット24に直接接触させることにより加熱するか
ら、極めて短い時間で加熱できるようになる。そして、
短時間で加熱されるにも拘らず、2段階というように、
複数の段階に分けて加熱しているから、各テーブルでの
加熱時の温度勾配を緩くできるようになり、熱破壊等を
起こすことはない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
ヒータテーブルでデバイスを順次加熱するように構成し
たので、デバイスに熱破壊等を与えることなく、極めて
迅速に設定温度にまで加熱できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すICデバイスの加
熱装置の全体構成図である。
【図2】ICデバイスとパレットとを示す外観図であ
る。
【図3】ICデバイスの試験装置の全体構成である。
【図4】ヒータテーブルの要部断面図である。
【図5】ヒータプレートの構成説明図である。
【図6】テスト部の構成説明図である。
【図7】デバイス移載手段の構成を示す断面図である。
【図8】デバイスハンドリング手段の要部構成説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,16,16L,16H ヒータテーブル 4 作業テーブル 5,36 デバイス移載手段 D,10 デバイス 19 プレートヒータ 24 加熱ユニット 25 デバイス載置部 26 テスト部 27 デバイスソケット 28 デバイス位置決め部材 32 テスタ 34 反転テーブル 38 回転軸 42 昇降軸 43 アーム 44 真空吸着ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長塚 秀昭 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 牧原 直和 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に複数の加熱部を有する複数の
    回転式のヒータテーブルと、少なくとも1箇所の作業ス
    テーションと、ICデバイスのデバイス移載手段とを備
    え、これら各ヒータテーブルのそれぞれ1つの加熱部と
    作業ステーションとを同一円の軌跡上の位置で、等しい
    角度間隔となるように配置すると共に、デバイス移載手
    段はこの円の中心に位置し、かつこの円の半径の長さ位
    置に、ヒータテーブル及び作業ステーションと同数で、
    同じ角度となるようにICデバイスを吸着するアームを
    設けて、前記各ヒータテーブル及びデバイス移載手段と
    を間欠回転させる間に、デバイス移載手段によりICデ
    バイスを各ヒータテーブル及び作業ステーションに移載
    するようになし、かつ各ヒータテーブルは、デバイス移
    載手段の回転方向に向けて加熱部の温度が高くなるよう
    に配置する構成としたことを特徴とするICデバイスの
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ温度条件が異なるヒータテーブ
    ルを3箇所設け、前記作業ステーションはICデバイス
    の通電試験を行うテスト部であり、これら3箇所のヒー
    タテーブル及びテスト部は90°の間隔に配置し、前記
    デバイス移載手段は4本のアームを備える構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のICデバイスの加熱装
    置。
  3. 【請求項3】 それぞれ温度条件が異なるヒータテーブ
    ルを2箇所設け、またデバイスの通電試験を行うテスト
    部及び反転テーブルをそれぞれ1箇所設けて、これら2
    箇所のヒータテーブル及びテスト部と、反転テーブルは
    90°の間隔に配置し、前記デバイス移載手段は4本の
    アームを備える構成としたことを特徴とする請求項1記
    載のICデバイスの加熱装置。
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