JPH06305551A - 物品整列装置 - Google Patents

物品整列装置

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JPH06305551A
JPH06305551A JP12057193A JP12057193A JPH06305551A JP H06305551 A JPH06305551 A JP H06305551A JP 12057193 A JP12057193 A JP 12057193A JP 12057193 A JP12057193 A JP 12057193A JP H06305551 A JPH06305551 A JP H06305551A
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Yukihiro Sunayama
幸広 砂山
Atsushi Kikuchi
淳 菊池
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 物品整列装置4は、容器2を保持整列する処
理ヘッド16を備えており、この処理ヘッド16は制御
装置8によって作動を制御される。上記処理ヘッド16
は、4つのバキュームパッド22を備えており、制御装
置8は、各バキュームパッド22によって順次容器2を
保持する際に、各容器を同一方向で保持できるように処
理ヘッド16の位置を制御する。これによって、処理ヘ
ッド16の各バキュームパッド22に容器2が保持され
ると、その時点において、各容器2は同一方向を向けて
整列される。 【効果】 単一のバキュームパッド22によって1つず
つ容器2の方向を揃えていた従来のものと比較すると、
処理能力が高い物品整列装置4を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は物品整列装置に関し、よ
り詳しくはロボットを利用した物品整列装置に関する。
【従来の技術】従来、ロボットを利用した物品整列装置
は知られており、ランダムに供給される物品をロボット
が備える保持手段によって保持し所定方向に向きを揃え
て、他の位置に移動させるようにしている。
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の物品
整列装置におけるロボットは、物品を保持する保持手段
を1つだけしか備えていないので、処理能力が低いとい
う欠点があった。
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、ランダムに供給される物品を撮影するカメラ
と、上記カメラで撮影した物品を保持して、その物品の
方向を所定方向に揃えるロボットと、上記ロボットの作
動を制御する制御装置とを備え、上記ロボットは、水平
面で回転自在に構成されるとともに所要位置に移動可能
な支持部材と、該支持部材に対してそれぞれ独立して昇
降自在に設けられて物品を保持する複数の保持手段とを
備え、上記制御装置は、上記各保持手段が物品を保持す
る際の支持部材に対する物品の相対的な方向を予め記憶
したデータ記憶部と、上記カメラから物品の映像が制御
装置に入力されたら、該物品を保持しようとする保持手
段が上記データ記憶部に予め記憶した方向で物品を保持
できるように、上記ロボットの支持部材の位置を制御す
る制御部とを備えて、上記カメラで撮影した各物品を上
記ロボットの各保持手段によって順次方向を揃えて保持
する物品整列装置を提供するものである。
【作用】このような構成によれば、ロボットは複数の保
持手段を備えており、これら各保持手段によって順次物
品を保持すれば、各保持手段に保持された物品は、自動
的に方向を揃えられることになる。したがって、単一の
保持手段によって物品を保持整列していた従来の装置と
比較すると、処理能力が高い物品整列装置を提供するこ
とができる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は容器2を矢印方向に搬送する第
1搬送コンベヤであり、この第1搬送コンベヤ1におけ
る下流側端部の一側に第2搬送コンベヤ3を並設してい
る。この第2搬送コンベヤ3は、後述する物品整列装置
4のロボット5によって第1搬送コンベヤ1から第2搬
送コンベヤ3上に受け渡された容器2を矢印方向に搬送
するようになっている。本実施例の容器2は、図3ない
し図4から明らかなように、断面が長方形となる扁平な
四角柱のプラスチック容器であり、その上端中央に口部
2aを突設している。各容器2は、図1における図示し
ない上流側端部で第1搬送コンベヤ1上に供給される様
になっており、第1搬送コンベヤ1によって順次下流側
にむけて搬送される。第1搬送コンベヤ1の搬送経路の
途中の上方位置には、所定の高さで係合ブラシ6を設け
てあり、この係合ブラシ6を重合状態の容器2に当接さ
せて一層となるようにしてあり、これによって容器2の
重合状態を阻止している。したがって、第1搬送コンベ
ヤ1によって搬送される各容器2が係合ブラシ6の位置
を通過すると、図4に示すように、その断面の長辺側と
なる側面2bの一方が第1搬送コンベヤ1の載置面に載
置された状態となり、その状態で下流側に搬送されるよ
うになっている。しかして、本実施例の物品整列装置4
は、ロボット5によって第1搬送コンベヤ1上の複数の
容器2を保持して方向を揃えた後、第2搬送コンベヤ3
上に受け渡すことができるように構成している。物品整
列装置4は、第1搬送コンベヤ1の搬送経路における上
方所定位置に配置したCCDカメラ7と、第1搬送コン
ベヤ1上の容器2を保持整列して第2搬送コンベヤ3に
受け渡すロボット5と、さらにこのロボット5の作動を
制御する制御装置8とから構成している。CCDカメラ
7は、第1搬送コンベヤ1によって搬送される各容器2
の載置状況を撮影して、撮影した容器2の映像を順次上
記制御装置8に入力するようになっている。上記ロボッ
ト5は、図2に正面図で示すように、鉛直方向に向けた
大径の第1駆動軸11を備えるとともに、この第1駆動
軸11の上端に水平方向を向けた第1アーム12の基部
を連結している。第1アーム12の先端部には、鉛直方
向を向けた第2駆動軸13を回転自在に設けてあり、こ
の第2駆動軸13に水平方向を向けた第2アーム14の
基部を連結している。そして、この第2アーム14の先
端部には、小径の第3駆動軸15を回転可能に設けてあ
り、この第3駆動軸15の下端部に処理ヘッド16を取
り付けている。処理ヘッド16は、長方形をした板状の
支持部材17を備え、この支持部材17は、その上面中
央部を第3駆動軸15の下端部に連結されて、水平に支
持されている。したがって、第3駆動軸15が回転する
と支持部材17は水平面で回転される。上記支持部材1
7の長手方向の等間隔位置には、ピストンを鉛直下方に
向けた4つの第1ないし第4のエアシリンダ18,1
9,20,21を取り付けてあり、それら各エアシリン
ダ18,19,20,21のピストンの下端部には、そ
れぞれ保持手段としてのバキュームパッド22を取り付
けている。各エアシリンダ18,19,20,21が非
作動状態のときには、それらの各ピストンは後退端に位
置し、したがって、各バキュームパッド22は、図4
(a)における各エアシリンダ19,20,21のバキ
ュームパッド22が位置する上昇端に位置している。こ
れに対して、各エアシリンダ18,19,20,21が
作動されて各ピストンが前進端に位置したときには、図
4(a)における第1エアシリンダ18のバキュームパ
ッド22の位置と同じ下降端位置まで下降されるように
なっている。そして、この下降端位置では、バキューム
パッド22に負圧が導入されているので、該バキューム
パッド22によって容器2の上方側となる側面2bを吸
着保持できる様になっている。また、バキュームパッド
22への負圧の導入を停止することで、保持した容器2
を解放することができる。次に、図1に示すように、本
実施例の制御装置8は、データ記憶部8Aと上記ロボッ
ト5の作動を制御する制御部8Bとを備えている。デー
タ記憶部8Aは、上記各エアシリンダ18,19,2
0,21のバキュームパッド22が容器2を吸着保持す
る際における上記支持部材17に対する容器2の相対的
な方向を予め記憶している。より詳細には、本実施例に
おいては、図3(e)に示すように、各エアシリンダ1
8,19,20,21のバキュームパッド22によって
保持される容器2が、その口部2aを同じ側に位置し
て、かつ支持部材17の長手方向に対して直交する方向
を向けるように予め把持する方向を記憶している。一
方、制御部8Bは、上記ロボット5の各駆動軸11,1
3,15の駆動と各エアシリンダ18,19,20,2
1の作動、および各エアシリンダ18,19,20,2
1に設けたバキュームパッド22への負圧の供給/停止
作動を制御するようになっている。そして、制御部8B
は、上記カメラ7で撮影した各容器2の映像が制御装置
8に入力されたら、図1に示す容器2の保持位置Aにお
いて、映像が入力された第1搬送コンベヤ1上の特定の
容器2の向きと、それを保持すべき特定のエアシリンダ
18のバキュームパッド22に関してデータ記憶部8A
に記憶した方向とを比較して、その記憶した方向で容器
2を保持できるように、処理ヘッド16の位置を制御す
る様になっている。 (作動説明)上述した構成に基づく作動を図3ないし図
4によって説明すると、先ず、制御装置8は、ロボット
5の処理ヘッド16を予め把持位置A上に位置させる。
この時点では、各エアシリンダ18,19,20,21
は作動されておらず、また各バキュームパッド22には
負圧が導入されていない。したがって、各エアシリンダ
18,19,20,21のバキュームパッド22は上昇
端に位置している。この状態において、第1搬送コンベ
ヤ1上によって搬送される容器2の画像が上記CCDカ
メラ7によって撮影されて、最下流側(先頭)の容器2
Aの画像とそれに後続する容器2B,2C,2Dの画像
が順次制御装置8に入力される。制御装置8は、CCD
カメラ7によって先頭の容器2Aの画像が入力される
と、第1搬送コンベヤ1上のその容器2Aの方向と、上
記データ記憶部2Aに記憶した第1エアシリンダ18の
バキュームパッド22による容器の保持方向とを比較
し、そのデータ記憶部8aに記憶した方向で先頭の容器
2Aを保持できる位置に処理ヘッド16を位置させる。
この位置制御は、処理ヘッド16そのものの水平移動と
上記支持部材17の所要量の回転とによって行われる
(図3(a)、(図4(a))。また、これと同時に、
制御装置8は第1エアシリンダ18を作動させるととも
に、第1エアシリンダ18のバキュームパッド22に負
圧を導入する。したがって、下降端に位置した第1エア
シリンダ18のバキュームパッド22によって先頭の容
器2Aが吸着保持される。そして、この第1エアシリン
ダ18のバキュームパッド22に保持された容器2A
は、支持部材17の長手方向に対して直交方向を向けて
保持される。第1エアシリンダ18のバキュームパッド
22に先頭の容器2Aが保持されたら、制御装置8は第
1エアシリンダ18の作動を停止させるので、第1エア
シリンダ18のバキュームパッド22が上昇端位置に復
帰し、バキュームパッド22に保持された容器2Aも第
1搬送コンベヤ1の上方に支持される。このとき、図4
(b)に示すように、容器2Aの最下端となる下方側の
側面2bは、第1搬送コンベヤ1上に載置されている後
続の容器2B,2C,2Dの上方側の側面2bよりも上
方に位置している。次に、制御装置8は、既にこの時点
でCCDカメラ7から入力されている2番目の容器2B
の第1搬送コンベヤ1上の方向と、データ記憶部8Aに
予め記憶した第2エアシリンダ19のバキュームパッド
22に保持すべき容器の保持方向とを比較し、2番目の
容器2Bをデータ記憶部8Aに記憶した方向で保持でき
る位置に処理ヘッド16を移動させる。また、これと同
時に、制御装置8は、第2エアシリンダ19を作動させ
るとともに、そのバキュームパッド22に負圧を導入す
るので、下降端に位置した第2エアシリンダ19のバキ
ュームパッド22によって2番目の容器2Bが吸着保持
される(図3(b),図4(b))。この様に保持され
た2番目の容器2も支持部材17に対して直交した方
向、つまり上記先頭の容器2Aと同一方向で支持され
る。なお、このように図3(a)の位置から図3(b)
の位置まで処理ヘッド16が水平移動および回転されて
も、第1エアシリンダ18のバキュームパッド22に保
持された先頭の容器2Aは、ほかの容器2B,2C,2
Dよりも上方に支持されているので、上方に支持されて
移動する先頭の容器2Aがほかの下方側の容器2B,2
C,2Dに当接することはなく、したがって、処理ヘッ
ド16は円滑に移動することができる。そして、この直
後に、制御装置8は第1エアシリンダ19の作動を停止
させるので、それに設けたバキュームパッド22に保持
された容器2Bも第1搬送コンベヤ1上のほかの容器2
C,2Dと干渉しない高さ位置に支持される。さらに、
先頭の容器2Aおよび2番目の容器2Bの場合と同様
に、制御装置8は、CCDカメラ7から入力された3番
目の容器2Cの第1搬送コンベヤ1上の方向と、それを
保持すべき第3エアシリンダ20に関してデータ記憶部
8Aに記憶した容器の保持方向とを比較する。そして、
その記憶した方向で容器2Cが保持される位置に処理ヘ
ッド16を移動させるとともに、第3エアシリンダ20
の作動を制御し、またそのバキュームパッド22に負圧
を導入して、該バキュームパッド22によって3番目の
容器2Cを吸着保持して上方に支持する(図3
(c))。次に、3番目の容器2Cの場合と同様に、制
御装置8は、CCDカメラ7から制御装置8に入力され
た4番目の容器2Dの第1搬送コンベヤ1上での方向
と、それを保持すべき第4エアシリンダ21に関してデ
ータ記憶部8Aに記憶した容器の保持方向とを比較す
る。そして、その記憶した方向で容器2Dが保持される
位置に処理ヘッド16を移動させた後、上記第4エアシ
リンダ21の作動を制御するとともに、そのバキューム
パッド22へ負圧を導入するので、該第4エアシリンダ
21のバキュームパッド22によって第4の容器2Dを
吸着保持して上方に支持する(図3(d))。これによ
って、処理ヘッド16が備える各エアシリンダ18〜2
1のバキュームパッド22にそれぞれ容器2A〜2Dが
保持され、それらの容器2A〜2Dは支持部材17の長
手方向に対して直交する方向を向けて支持されている。
つまり、この時点において、容器2A〜2Dを同一方向
に揃えることができたことになる。実際には第1搬送コ
ンベヤ1は動きつづけているので、処理ヘッド16は第
1搬送コンベヤ1の移動量Xだけ下流の位置16’にあ
り、第1搬送コンベヤ1上の残りの容器2もXだけ下流
に移動している。この後、制御装置8は、処理ヘッド1
6を第2搬送コンベヤ3上の解放位置Bまで移動させる
とともに、処理ヘッド16に保持した各容器2A〜2D
が第2搬送コンベヤ3に対して直交方向を向けるように
支持する(図3(e))。この後、制御装置8は、各エ
アシリンダ18〜21を一斉に作動させてバキュームパ
ッド22に保持した容器2A〜2Dを下降端位置に支持
させるとともに、すべてのバキュームパッド22に対す
る負圧の導入を停止する。したがって、各容器2A,2
B,2C,2Dは吸着ヘッド22による保持状態を解放
されて、同一方向に向きを揃えられた平行な状態で第2
搬送コンベヤ3上に載置される。なお、この間にも、次
に処理されるべき第1搬送コンベヤ1上の第5番目の容
器2Eおよびそれに後続する各容器の映像が制御装置8
に入力されており、制御装置8は、上記解放位置Bから
第1コンベヤ1上の保持位置Aに処理ヘッド16を復帰
させる。この後、制御装置8は、上述した最初の4つの
容器2A,2B,2C,2Dを順次、保持して整列した
のと同様に、処理ヘッド16等を制御して第5番目の容
器2Eおよびそれに後続する3つの容器を順次保持し、
そのように4つの容器を保持した処理ヘッド16を再
度、第2搬送コンベヤ3上の解放位置Bまで移動させ
て、それら4個の容器を第2搬送コンベヤ3上に受け渡
す。以下、制御装置8によって上述と同様に処理ヘッド
16等の作動が制御されるので、順次保持位置Aに搬送
されてくる第1搬送コンベヤ1上の容器2は、第2搬送
コンベヤ3上の解放位置Bに4本ずつ向きを揃えて受け
渡される。上述のように、本実施例におけるロボット5
は、処理ヘッド16に複数のエアシリンダ18〜21を
備えており、すべてのエアシリンダ18〜21のバキュ
ームパッド22で容器2を保持した時には、それらの容
器2が同一方向に整列される様になっている。そのた
め、保持手段としてのバキュームパッド22が1つだけ
しか備えていなかった従来のロボットと比較すると、容
器2の処理能力を大幅に向上させることができる。な
お、上記第1実施例では、解放位置Bにおいて保持した
4つの容器2を一斉に解放しているが、図5に示すよう
に、解放位置Bにおける最下流側に位置するものから順
次1つずつ容器2を解放しても良く、また、容器2Bと
2D次に容器2Aと2Cというように2つずつ解放して
も良い。それによって、4つの容器2を所定のピッチで
第2搬送コンベヤ3上に受け渡すことが出来る。 (第2の実施例)次に、図6は、処理ヘッド16の第2
実施例を示したものであり、上述した第1実施例におけ
る長方形の支持部材の代わりに円板状の支持部材17を
用いたものである。そして、この支持部材17における
外周部の円周方向等間隔位置に、上記第1実施例と同様
の各エアシリンダ18〜21および図示しないバキュー
ムパッド22を設けている。また、この第2実施例で
は、駆動軸15を支持部材17の上面中央に連結し、こ
の支持部材17を水平に支持している。そして、この第
2実施例では、制御装置8のデータ記憶部8Aには、各
エアシリンダ18〜21のバキュームパッド22で容器
2を保持する際に、各容器2が支持部材17の円周に対
して接線方向を向けて保持される様に、予め支持部材1
7に対する相対的な容器2の保持方向を記憶させてい
る。また、図7(e)に示すように、第1エアシリンダ
18と第3エアシリンダ20のバキュームパッド22に
保持された容器2は、同一方向を向けて口部2aが同じ
側に保持されるようにしてあり、これと同様に、第2エ
アシリンダ19と第4エアシリンダ21のバキュームパ
ッド22に保持された容器2は、同一方向を向けて口部
2aが同じ側に保持されるようにしている。そのほかの
構成は上述した第1実施例と同じであり、この第2実施
例による作動を図7によって説明すると、先ず、制御装
置8は、把持位置Aに処理ヘッド16を位置させるとと
もに、第1搬送コンベヤ1上の先頭の容器2Aの方向に
合わせて処理ヘッド16を位置制御する。この処理ヘッ
ド16の移動は、該処理ヘッド16の水平方向の移動
と、支持部材17の回転とによって行われる。そして、
第1エアシリンダ18のバキュームパッド22によっ
て、先頭の容器2Aを保持して上方に支持する(図7
(a))。次に、制御装置8は、第1搬送コンベヤ1上
の第2の容器2Bの方向に合わせて処理ヘッド16を移
動させて、第2エアシリンダ19のバキュームパッド2
2によって第2の容器2Bを保持して上方に支持する
(図7(b))。上述した第1、第2の容器処理の場合
と同様に、制御装置8は処理ヘッド16等の作動を制御
して、第3の容器2Cを第3エアシリンダ20のバキュ
ームパッド22に保持した後((図7(c))、さら
に、第4の容器2Dを第4エアシリンダ21のバキュー
ムパッド22で保持する((図7(d))。これによっ
て、処理ヘッド16が備える各エアシリンダ18〜21
のバキュームパッド22によって各容器2A〜2Dが保
持される。この時には、第1エアシリンダ18と第3エ
アシリンダ20のバキュームパッド22に保持された各
容器2A,2Cは、同一方向を向けて口部が同じ側とな
るように保持され、また、第2エアシリンダ19と第4
エアシリンダ21のバキュームパッド22に保持された
各容器2B,2Dも同一方向を向けて口部が同じ側とな
るように保持されている。実際には第1搬送コンベヤ1
は動きつづけているので、処理ヘッド16は第1搬送コ
ンベヤ1の移動量Xだけ下流の位置16’にあり、第1
搬送コンベヤ1上の残りの容器2もXだけ下流に移動し
ている。この後、制御装置8は、上記処理ヘッド16を
解放位置Bに移動させるとともに、第1エアシリンダ1
8と第3エアシリンダ20のバキュームパッド22に保
持された容器2A,2Cが第2搬送コンベヤ3の搬送方
向に対して直交するように支持する。その状態におい
て、制御装置8はバキュームパッド22に支持した容器
2A,2Cを下降させるとともに保持状態を解放するの
で、それらの容器2A,2Cは第2搬送コンベヤ3上に
載置される。また、この直後、制御装置8は、処理ヘッ
ド16を90度回転させると同時に所要量だけ第2搬送
コンベヤ3の下流側にむけて移動させてから、第2エア
シリンダ19,第4エアシリンダ21に保持した容器2
B,2Dを下降させてから保持状態を解放する。これに
よって、4つの容器2A,2C,2B,2Dが第2搬送
コンベヤ3上に所定のピッチで同一方向を向けて受け渡
される。この後、制御装置8は、処理ヘッド16等の作
動を制御して上述した容器の処理を繰り返す。このよう
な第2実施例であっても、上述した第1実施例と同様の
作用効果を得ることができることは明らかである。な
お、図7に示した処理ヘッド16による容器2の保持方
向の代わりに、図8のようにして各エアシリンダ18〜
21のバキュームパッド22で容器2を保持するように
しても良い。すなわち、第1エアシリンダ18と第3エ
アシリンダ20のバキュームパッド22に保持された容
器2A,2Cは、同一方向を向けて口部2aが反対側と
なるように保持し、これと同様に、第3エアシリンダ1
9と第4エアシリンダ21のバキュームパッド22に保
持された容器2B,2Dも同一方向を向けて口部2aが
反対側となるように保持しても良い。そして、この場合
においては、上記解放位置Bにおいて、順次処理ヘッド
を90度ずつ回転させながら容器を1つずつ解放するこ
とになる。なお、上述した各実施例では、容器2を保持
する保持手段としてバキュームパッド22を用いている
が、吸着パッドの代わりに開閉可能なグリッパ機構を用
いても良い。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来と
比較して処理能力が高い物品整列装置を提供することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略の平面図
【図2】図1に示したロボットの正面図
【図3】図1に示すロボット5による容器の処理工程を
示す概略の平面図
【図4】図3(a),図3(b)における側方から見た
要部の正面図
【図5】本発明のほかの実施例を示す要部の平面図
【図6】本発明のほかの実施例を示す要部の平面図
【図7】図6に示す実施例による容器の処理工程を示す
概略の平面図
【図8】本発明のほかの実施例を示す要部の平面図
【符号の説明】
2 容器 2A〜2D 容器 4 物品整列装置 5 ロボット 7 CCDカメラ 8 制御装置 8A データ記憶部 8B 制御部 17 支持部材 22 バキュームパッド
(保持手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムに供給される物品を撮影するカ
    メラと、上記カメラで撮影した物品を保持して、その物
    品の方向を所定方向に揃えるロボットと、上記ロボット
    の作動を制御する制御装置とを備え、 上記ロボットは、水平面で回転自在に構成されるととも
    に所要位置に移動可能な支持部材と、該支持部材に対し
    てそれぞれ独立して昇降自在に設けられて物品を保持す
    る複数の保持手段とを備え、 上記制御装置は、上記各保持手段が物品を保持する際の
    支持部材に対する物品の相対的な方向を予め記憶したデ
    ータ記憶部と、上記カメラから物品の映像が制御装置に
    入力されたら、該物品を保持しようとする保持手段が上
    記データ記憶部に予め記憶した方向で物品を保持できる
    ように、上記ロボットの支持部材の位置を制御する制御
    部とを備えて、 上記カメラで撮影した各物品を上記ロボットの各保持手
    段によって順次方向を揃えて保持することを特徴とする
    物品整列装置。
JP12057193A 1993-04-23 1993-04-23 物品整列装置 Expired - Lifetime JP3314890B2 (ja)

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