JPH06340321A - 容器整列装置 - Google Patents

容器整列装置

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JPH06340321A
JPH06340321A JP15153293A JP15153293A JPH06340321A JP H06340321 A JPH06340321 A JP H06340321A JP 15153293 A JP15153293 A JP 15153293A JP 15153293 A JP15153293 A JP 15153293A JP H06340321 A JPH06340321 A JP H06340321A
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JP
Japan
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container
transfer
conveyor
conveyors
transport
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15153293A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Maehashi
充 前橋
Masataka Murahama
政貴 村浜
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06340321A publication Critical patent/JPH06340321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1搬送手段2(3)は、複数の搬送コンベ
ヤ2A〜2E(3A〜3E)からなり、各搬送コンベヤ
2A〜2E(3A〜3E)の載置面を同一高さに維持し
た状態で断面が非円形の容器4を搬送する。他方、断面
円形の円筒状の容器4を搬送するときには、幅の狭い搬
送コンベヤ2B,2D(3B,3D)を下降させること
で、それらの両隣の搬送コンベヤによって各容器4を搬
送方向にむけて支持して搬送する。そして、上記第1搬
送手段2,3上の容器4は、ロボット5,6によって所
定方向に向きを揃えてから第2搬送コンベヤ7に受け渡
される。 【効果】 処理すべき容器4の大きさを変更しても、上
記各構成部材の型替を行う必要がなく、しかも、断面が
異なる容器4をも処理することができる。したがって、
従来に比較して汎用性の高い容器整列装置を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は容器整列装置に関し、よ
り詳しくはロボットを利用した容器整列装置に関する。
【従来の技術】従来、ランダムに供給される容器を順次
所定方向に向きを揃える容器整列装置は知られている
(例えば、特公平1−57004号公報)。上記公報の
整列装置は、排出コンベヤと該排出コンベヤ上に設けた
筒状のシュートとを備えており、該シュートの上端供給
口から順次ランダムに容器を供給するようにしている。
そして、容器はシュート内に設けた係合ピンに係合した
まま落下するようになっており、シュートの途中に設け
たセンサによって係合ピンに係合した容器が正立してい
るか倒立しているかを検出する。このセンサによって容
器が正立していることが検出されると、容器はそのまま
の状態で通過を許容されて、下方の排出コンベヤ上に落
下する。これに対して、上記センサによって容器が倒立
状態であることが検出されると、該センサを設けた位置
の下方側に設けた膨出部において上記ピンを中心に容器
が反転されてから、排出コンベヤ上に落下するようにな
っている。このように構成することによって、ランダム
に供給される容器は、シュートを通過して排出コンベヤ
上に載置されると、上端を上に向けた起立状態に整列さ
れるようになっている。
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来の整列装置では、処理すべき容器の大きさを変更した
際には、変更した容器の大きさに合わせて上記各構成部
材を変更する必要があり、したがって、その型替作業が
煩雑になっていた。
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、順次隣接させて平行に配設された少なくとも
3台の搬送コンベヤからなり、転倒状態の容器を搬送す
る第1搬送手段と、上記第1搬送手段の隣接位置に配設
されて転倒状態の容器を搬送する第2搬送手段と、上記
第1搬送手段が容器を搬送する搬送経路に設けられて容
器の載置状況を撮影するカメラと、上記カメラで撮影し
た第1搬送手段上の容器を、該第1搬送手段上から第2
搬送手段上に所定方向に向きを揃えて受け渡すロボット
とを備え、上記第1搬送手段の搬送コンベヤのうち中央
位置の搬送コンベヤを、両隣りの搬送コンベヤと載置面
が同一高さとなる上昇端位置と、両隣りの搬送コンベヤ
よりも載置面が低くなる下降端位置とに昇降可能に構成
し、上記中央位置の搬送コンベヤを上昇端位置に位置さ
せた状態において断面が非円形の容器を搬送するように
構成し、また、上記中央位置の搬送コンベヤを下降端位
置に位置させて、該搬送コンベヤの両隣りに位置する両
搬送コンベヤによって、断面が円形となる円筒状の容器
を搬送方向と同一方向に支持して搬送するように構成し
た容器整列装置を提供するものである。
【作用】このような構成によれば、処理すべき容器の大
きさを変更しても、上記各構成部材の型替を行う必要が
ない。しかも、第1搬送手段を構成する中央位置の搬送
コンベヤを上昇端位置に位置させて断面非円形の容器の
処理を行い、他方、上記中央位置の搬送コンベヤを下降
端位置に位置させることにより、円筒状の容器を搬送方
向に向きを揃えて搬送することができる。そのため、第
1搬送手段によって搬送される円筒状の容器は、搬送中
に位置ずれすることがないので、上記カメラによって撮
影された円筒状の容器はロボットによって確実に第2搬
送手段上に受け渡される。このように、容器の大きさを
変更しても型替作業が必要なく、しかも断面非円形の容
器だけでなく断面円形の容器をも確実に処理できるの
で、従来に比較して容器整列装置の汎用性を向上させる
ことができる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、1は容器整列装置であり、隣り合わせて配設した第
1搬送手段2,3上に転倒状態で供給された容器4を、
2台のロボット5,6によって順次保持して一定方向に
向きを揃えてから第2搬送コンベヤ7上に受け渡すよう
になっている。後述するが、本実施例の容器整列装置1
は、図1ないし図2に示した断面が楕円形の扁平な容器
4だけでなく、図4に示した断面が円形となる円筒状の
容器4をも処理できるようになっており、各容器4は、
その上端に充填液を充填するための口部4aを備えてい
る。第1搬送手段2,3は制御装置8によって作動を制
御されて、同期して矢印方向に走行速度V1で循環走行
されるようになっており、それらの上流側端部2a,3
aの隣接位置には、上述した断面楕円形の容器4が多数
収納されるホッパ9を設けている。ホッパ9と第1搬送
手段2,3の上流側端部2a,3aとにわたっては傾斜
フィーダ10を設けてあり、この傾斜フィーダ10によ
ってホッパ9内から容器4を取り出して第1搬送手段
2,3の上流側端部2a,3aに供給するようにしてい
る。傾斜フィーダ10によってホッパ9内から第1搬送
手段2,3の上流側端部2a,3a上に供給された各容
器4は、横倒しで不特定な方向を向いており、その状態
で第1搬送手段2,3によって下流側に搬送される。容
器4が供給される上流側端部2a,3aよりも少し下流
の位置には、第1搬送手段2,3に直交させて係合ブラ
シ11を下方にむけて配置している。この係合ブラシ1
1は、第1搬送手段2,3の載置面よりも所定寸法だけ
上方に位置させてあり、例えば、2段重ねとなった状態
の上方側の容器4や、隣接する容器4に上方部が重合し
て傾斜した容器4と当接して、容器4の重合状態を阻止
するようになっている。したがって、係合ブラシ11の
位置を通過した第1搬送手段2,3上の容器4は、重合
することなく1層で横倒しになっている。なお、本実施
例では、仮に上記係合ブラシ11の位置を通過しても容
器4が重合状態となっている場合には、それらの容器4
に対してロボット5,6による受け渡しを行なわないよ
うにしてあり、したがって、重合した容器4は第1搬送
手段2,3の下流側端部2b,3bから落下させて回収
するようにしている。第1搬送手段2,3の下流側端部
2b,3bに近い上方位置には、容器4の載置状態を撮
影するCCDカメラ14を配置してあり、このCCDカ
メラ14で撮影した映像は上記制御装置8に入力される
ようになっている。また、上記CCDカメラ14のすぐ
下流側の位置には、左右一対の部材からなるセンサ15
を配設してあり、このセンサ15によって第1搬送手段
2,3上に容器4が存在するか否かを検出できるように
している。このセンサ15によって容器4の存在が検出
されると、そのことは制御装置8に入力されるようにな
っている。第1搬送手段2,3の下流側端部2b,3b
には、該第1搬送手段2,3と直交させて上記第2搬送
コンベヤ7を配設するとともに、それらに近接させて上
記ロボット5,6を配置している。第2搬送コンベヤ7
は、制御装置8によって作動を制御されて矢印方向に搬
送速度V2で循環走行されるようになっており、その載
置面には等ピッチで板状部材を立設し、それら隣り合う
板状部材によって容器4を収納するバケット7aを形成
している。そして、各容器4はロボット5,6によっ
て、上記第1搬送手段2,3上から第2搬送コンベヤ7
のバケット7aに順次収納されるようになっている。本
実施例では、上流側に位置するロボット5によって第2
搬送コンベヤ7の1つ置きの各バケット7a内に容器4
を受け渡し、下流側に位置するロボット6によって、上
記上流側のロボット5によって容器4が収納されなかっ
た1つ置きの各バケット7aに容器4を受け渡すように
している。これによって、上記第2搬送コンベヤ7の各
バケット7a内に容器4を受け渡すことができるように
している。なお、上記各バケット7aの大きさは、処理
すべき最大寸法の容器4を収納しても十分に余裕がある
大きさに設定している。次に、ロボット6(5)は、図
3に示すように、鉛直方向に向けた大径の第1駆動軸1
6を備えるとともに、この第1駆動軸16の上端に水平
方向を向けた第1アーム17の基部を連結している。第
1アーム17の先端部には、鉛直方向を向けた小径の第
2駆動軸18を回転自在に設けてあり、この第2駆動軸
18に水平方向に向けた第2アーム19の基部を連結し
ている。そして、この第2アーム19の先端部には、第
3駆動軸20を回転可能に、かつ昇降自在に設けてあ
り、この第3駆動軸20の下端部に鉛直下方を向けてバ
キュームパッド21を取り付けている。上記各駆動軸1
6,18,20の回転と第3駆動軸20の昇降作動およ
びバキュームパッド21への負圧の供給/停止作動は上
記制御装置8によって制御されるようになっている。そ
して、制御装置8によって作動を制御されたロボット
5,6は、図1に実線で示す容器の把持位置Aと想像線
で示す容器の解放位置Bとに往復移動されるとともに、
これらのロボット5,6は上記各位置A,Bにおいて所
要範囲にわたって第1搬送手段2,3および第2搬送コ
ンベヤ7に追従して移動するようになっている。すなわ
ち、ロボット5,6のバキュームパッド21が把持位置
Aに位置すると、制御装置8は第3駆動軸20を所要量
だけ下降させると同時に、バキュームパッド21に負圧
を供給するので、第1搬送手段2,3上の容器4がバキ
ュームパッド21によって吸着把持される。バキューム
パッド21が容器4を把持するまでの間、該バキューム
パッド21は第1搬送手段2,3が搬送する容器4に追
従して移動するように制御されている。そして、上記把
持位置Aにおいてバキュームパッド21によって容器4
を把持する際には、制御装置8は上述したCCDカメラ
14およびセンサ15からの入力をもとにして、ロボッ
ト5,6の作動を制御する。つまり、制御装置8は、先
ずCCDカメラ14から容器4の画像が入力されると、
入力された容器4を一定方向(図面上、口部4aが左方
に位置して第2搬送コンベヤ7と直交する方向)に揃え
るために、該CCDカメラ14が撮影した容器4をどの
程度回転させる必要があるかを演算する。上記回転角度
の演算を行った後、センサ15によって上記容器4が実
際にセンサ15の位置まで搬送されたことが制御装置8
に入力されると、予め把持位置Aに位置させていたバキ
ュームパッド21を下降させると同時にバキュームパッ
ド21に負圧を導入する。これによって、上記把持位置
Aにおいて、容器4はバキュームパッド21によって吸
着把持され、次に、容器4を把持したバキュームパッド
21が所要量だけ上昇されて、第2搬送コンベヤ7側の
解放位置Bまで移動される。そして、このバキュームパ
ッド21が把持位置Aから解放位置Bまで移動する間
に、上記制御装置8によって演算した回転角度だけ、バ
キュームパッド21(第3駆動軸20)が回転される。
したがって、容器4を把持したバキュームパッド21が
解放位置Bに位置すると、バキュームパッド21に把持
された容器4は、その口部4aを左方側に向けて第2搬
送コンベヤ7に対して直交する方向に向きを揃えられ
る。このように、第2搬送コンベヤ7の解放位置Bに容
器4が位置すると制御装置8はバキュームパッド21
(第3駆動軸20)を所要量だけ下降させると同時に、
バキュームパッド21への負圧の導入を停止させる。そ
のため、バキュームパッド21による容器4の把持状態
が解放されるので、解放された容器4は上述した所定方
向を向けた状態で第2搬送コンベヤ7のバケット7a内
に収納される。既に上述したように、第2搬送コンベヤ
7のバケット7aへの容器4の受け渡しは、上流側のロ
ボット5によって1つ置きのバケット7aに行われた
後、下流側の解放位置Bにおいてロボット6によって1
つ置きの空いたバケット7a内に容器4が受け渡され
る。なお、上述したように、把持位置Aおよび解放位置
Bにおけるバキュームパッド21は、第1搬送手段2,
3および第2搬送コンベヤ7の移動に追従して移動しな
がら上述した昇降作動と容器4の把持、解放作動を行
う。このように、両ロボット5,6は、制御装置8によ
って作動を制御されて把持位置Aと解放位置Bとを往復
移動し、それに伴って第1搬送手段2,3上の容器4を
第2搬送コンベヤ7の各バケット7aに所定方向に向き
を揃えて受け渡すようになっている。さらに、本実施例
では、第1搬送手段2,3の下流側端部2b,3bの一
側に第1エンコーダ24,24を連動させるとととも
に、第2搬送コンベヤ7に第2エンコーダ25を連動さ
せている(図2参照)。そして、これらのエンコーダ2
4,25によって検出したパルス数は制御装置8に入力
される。制御装置8は、これらのエンコーダ24,25
から入力されるパルスをもとにして、上述した両位置
A,Bにおいて第1搬送手段2,3および第2搬送コン
ベヤ7の移動に、ロボット5,6のバキュームパッド2
1を追従作動させるようにしている。また、上記エンコ
ーダ24,25を設けたことによって、上記制御装置8
が第1搬送手段2,3および第2搬送コンベヤ7の搬送
速度V1,V2を制御して、一方の搬送速度を変更した
際に、該搬送速度に対応するように他方の搬送速度を容
易に調整することができる。また、図2に示すように、
本実施例では、上記第2搬送コンベヤ7の搬送経路の下
流側に、該第2搬送コンベヤ7に対して斜めに交差させ
て、棒状のガイド部材26を配置している。第2搬送コ
ンベヤ7によって順次下流側に搬送されてくる各容器4
は、図面上左方側に位置する口部4aをガイド部材26
に当接するようになり、やがて各バケット7aの境界と
なる板状部材に沿って右方側に押し出される。上記ガイ
ド部材26を設けた第2搬送コンベヤ7の一側には、第
2搬送コンベヤ7よりも載置面を低くした排出コンベヤ
27を並設してあり、さらにこの排出コンベヤ27の上
流側端部の両側部に、左右一対の板状部材からなるシュ
ート28を配設している。このシュート28は排出コン
ベヤ27の上方に支持されるとともに、外方側の部分は
水平に支持され、かつ上記第2搬送コンベヤ7の載置面
と同一高さに支持されている。これに対して、シュート
28における内方側の対向部分は、谷状に傾斜させると
ともに、排出コンベヤ27の中央部分上方において所定
の寸法だけ離隔させている。シュート28は上述のよう
に構成しているので、上記ガイド部材26によって第2
搬送コンベヤ7から右方側にむけて押し出される各容器
4は、シュート28の水平部分上に載置されてから傾斜
部分を滑った後、中央の間隙を通過して排出コンベヤ2
7上に落下する。このように、本実施例では、上記ガイ
ド部材26とシュート28とによって、容器4を起立さ
せる実質的な矯正手段を構成している。上述したよう
に、上記ガイド部材26による横方向の移動と、シュー
ト28による容器4の排出コンベヤ27への落下とによ
って、横倒しとなっていた断面楕円形のへん平な容器4
は、口部4aを上方側に向けた正立状態に起立され、か
つ搬送方向に一列に整列されて排出コンベヤ27上に受
け渡され、その状態において排出コンベヤ27によって
図示しない次の処理装置に向けて排出される。しかし
て、本実施例は、上記第1搬送手段2,3を改良するこ
とで、上述した断面楕円形等の非円形の容器4だけでな
く、図4ないし図5に示すような断面円形の円筒状の容
器4をも確実に処理できるようにしたものである。すな
わち、図1ないし図5に示すように、各第1搬送手段
2,3は、順次隣接させて平行に設けた各5台の搬送コ
ンベヤ2A〜2Eおよび3A〜3Eによって構成されて
おり、これらの搬送コンベヤ2A〜2Eおよび3A〜3
Eは、上述した搬送速度V1によって同期して同一方向
に循環走行されるようになっている。搬送コンベヤ2A
〜2Eの構成と搬送コンベヤ3A〜3Eの構成は同じな
ので、一方の搬送コンベヤ3A〜3Eについて説明す
る。図3ないし図5から理解できるように、第1搬送手
段3を構成する搬送コンベヤ3A〜3Eのうち、一側か
ら数えて偶数の位置となるの搬送コンベヤ3B,3D
は、その幅を同一に設定してあり、かつ断面円形をした
円筒状の容器4の外径よりも小さく設定している(図
4、図5参照)。これらの搬送コンベヤ3B,3Dは、
その下方位置に配設した図示しない油圧シリンダからな
る昇降機構によって、図3に示す上昇端位置と図5に示
す下降端位置とに昇降可能となっている。これに対し
て、搬送コンベヤ3B,3Dの隣に位置する各搬送コン
ベヤ3A,3C,3Eは、常に同じ高さに支持されてい
る。そして、上記昇降可能な搬送コンベヤ3B,3Dが
図3に示す上昇端位置にあるときには、第1搬送手段3
を構成する全ての搬送コンベヤ3A〜3Eの載置面が同
一高さに位置する様になっている。本実施例では、この
図3に示す状態において、上述した断面が楕円形の容器
4を搬送して上述のようにロボット6(5)によって処
理するようにしている。これに対して、図5に示すよう
に、昇降可能な搬送コンベヤ3B,3Dが下降端位置に
位置したときには、該下降端に位置する搬送コンベヤ3
B,3Dの載置面は、それらの両隣りに位置する搬送コ
ンベヤ3A,3C,3Eの載置面よりも低い位置とな
り、これによって、第1搬送手段3には搬送方向に沿っ
た2つの直線状の溝が形成されるようになる。そして、
本実施例では、第1搬送手段3がこの図5に状態におい
て、断面円形の円筒状の容器4を搬送するようにしてお
り、円筒状の容器4は、搬送コンベヤ3B,3Dの両隣
りに位置する搬送コンベヤ3A,3C,3Eの載置面の
一側によって支持されるようになっている。また、本実
施例では、図3ないし図6に示すように、上記各搬送コ
ンベヤ3B,3Dにおける係合ブラシ11のすぐ下流側
となる両側部に、略三角形の板状部材からなる係合部材
29を設けている。これらの係合部材29は、各搬送コ
ンベヤ3A,3C,3Eの下方位置に設けた4個のモー
タ30にそれぞれ連動している。そして、これら各係合
部材29は、移動可能な搬送コンベヤ3B,3Dが上昇
端に位置しているとき、つまり、非円形の容器4を第1
搬送手段6によって搬送するときには、各搬送コンベヤ
3A〜3Eの載置面よりも下方側の位置で停止するよう
になっている。これに対して、円筒状の容器4を搬送す
る際、すなわち図4ないし図5に示すように、移動可能
な搬送コンベヤ3B,3Dが下降端に位置している際に
は、上記各モータ30が作動されるようになっている。
これによって、上記係合部材29は、図6に実線で示し
た各搬送コンベヤ3A,3C,3Eの載置面よりも上方
に突出した上方位置と、想像線で示した各搬送コンベヤ
3A,3C,3Eの載置面よりも下方側となる下方位置
とに交互に出没されるようになっている。このように、
円筒状の容器4を処理する際には、搬送コンベヤ3B,
3Dが下降端に位置するとともに、上記各係合部材29
がモータ30に連動して出没する様になっている。その
ため、図4に示すように、係合ブラシ11の位置を通過
した円筒状の容器4は、上記各係合部材29に当接して
移動されるようになり、それによって、容器4の外周部
の長手方向が搬送コンベヤ3B,3Dによって形成され
た溝に嵌合し、かつそれら搬送コンベヤ3B,3Dの両
隣りの搬送コンベヤ3A,C,Eの一側によって支持さ
れて下流側に向けて搬送される。したがって、円筒状の
容器は各係合部材29の位置を通過することにより、そ
の長手方向が第1搬送手段5の搬送方向と同一方向とな
るように向きを揃えられ、その状態で上記CCDカメラ
14によって撮影される。その後、各容器4はセンサ1
5によって検出されてから上記把持位置Aにおいてロボ
ット5,6によって把持され、口部4aを左方側に位置
するように向きを揃えられて第2搬送コンベヤ7に受け
渡される。第2搬送コンベヤ7上に受け渡された円筒状
の容器4は、その後、上述した変形容器4の場合と同様
にガイド部材4、シュート28によって横倒しの状態か
ら起立状態に矯正されて、排出コンベヤ27によって排
出される。上述した構成は、説明の便宜上、第1搬送手
段3側について説明したが、他方の第1搬送手段2につ
いても上記第1搬送手段3と同様に構成している。上述
した本実施例によれば、第1搬送手段2,3にランダム
に供給された容器4を口部4aを左方に向けた状態に向
きを揃えた後、正立状態に起立させることができる。そ
して、本実施例では、処理すべき容器4の大きさを変更
したとしても、容器整列装置1の各構成部材を型替する
必要がない。したがって、容器4の大きさを変更した際
の型替作業の手間を省略することができると共に、従来
に比較して、容器4の兼用性の幅を拡大することができ
る。また、本実施例では、各第1搬送手段2,3を構成
する搬送コンベヤ2B,2Dおよび3B,3Dを上昇端
位置に位置させることにより、断面非円形の容器4の処
理を行う。このような断面非円形の容器4の場合には、
CCDカメラ14で容器4を撮影してから把持位置Aに
おいてロボット5,6が容器4を把持するまでの間、該
容器4が第1搬送手段2,3上で位置ずれすることがな
いので、ロボット5,6は把持位置Aにおいて容器4を
確実に把持することができる。これに対して、上記各第
1搬送手段2,3を構成する搬送コンベヤ2B,2D,
および3B,3Dを上昇端位置に位置させた状態で断面
円形の円筒状の容器4を搬送すると、CCDカメラ14
で円筒状の容器4を撮影してから把持位置Aにおいてロ
ボット5,6が容器4を把持するまでの間、該円筒状の
容器4が転がって位置ずれすることがあり、したがっ
て、ロボット5,6が容器4を把持できないことがあっ
た。このような欠点を考慮した上で、本実施例では、円
筒状の容器4を処理する時には、上述のように各第1搬
送手段2,3を構成する搬送コンベヤ2B,2Dおよび
3B,3Dを下降端に位置させると同時に係合部材30
を出没させるようにしている。それによって、円筒状の
容器4は、各第1搬送手段2,3と同一方向に向きを揃
えられ、かつ搬送中に転がって位置ずれすることを防止
できる。そのため、円筒状の容器4はCCDカメラ14
によって撮影されてからロボット5,6によって把持さ
れるまでの間に位置ずれすることがなく、したがって、
把持位置Aにおいてロボット5,6は円筒状の容器4を
も確実に把持することができる。これにより、従来に比
較して容器整列装置1の汎用性を一層向上させることが
できる。なお、上記実施例においては、2つの第1搬送
手段2,3と2台のロボット5,6を配設しているが、
上流側に位置する第1搬送手段2とロボット5とは省略
しても良い。また、上記実施例ではバキュームパッド2
1によって容器4を吸着把持するようにしているが、開
閉可能なグリッパを用いて容器4を把持するようにして
も良い。さらに、本実施例では、ガイド部材26とシュ
ート28とによって容器4を正立状態に起立させる矯正
手段を構成しているが、横倒しになった容器4を正立状
態に起立させることができれば、どのような構成であっ
ても良い。
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来に比
較して容器整列装置の汎用性を向上させることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、断面楕円形の容器を
処理する際の平面図
【図2】図1に示す第2搬送コンベヤの下流側の部分を
示す平面図
【図3】図1に示す要部の右側面図
【図4】断面円形の円筒状の容器を処理する際の一部分
を省略した平面図
【図5】図4の要部の右側面図
【図6】図4の矢印VIに沿う要部の正面図
【符号の説明】
1…容器整列装置 2…第1搬送手段 2A〜2
E…搬送コンベヤ 3…第1搬送手段 3A〜3E…搬送コンベヤ
4…容器 5,6…ロボット 7…第2搬送コンベヤ(第2搬
送手段) 14…CCDカメラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次隣接させて平行に配設された少なく
    とも3台の搬送コンベヤからなり、転倒状態の容器を搬
    送する第1搬送手段と、上記第1搬送手段の隣接位置に
    配設されて転倒状態の容器を搬送する第2搬送手段と、
    上記第1搬送手段が容器を搬送する搬送経路に設けられ
    て容器の載置状況を撮影するカメラと、上記カメラで撮
    影した第1搬送手段上の容器を、該第1搬送手段上から
    第2搬送手段上に所定方向に向きを揃えて受け渡すロボ
    ットとを備え、 上記第1搬送手段の搬送コンベヤのうち中央位置の搬送
    コンベヤを、両隣りの搬送コンベヤと載置面が同一高さ
    となる上昇端位置と、両隣りの搬送コンベヤよりも載置
    面が低くなる下降端位置とに昇降可能に構成し、 上記中央位置の搬送コンベヤを上昇端位置に位置させた
    状態において断面が非円形の容器を搬送するように構成
    し、 また、上記中央位置の搬送コンベヤを下降端位置に位置
    させて、該搬送コンベヤの両隣りに位置する両搬送コン
    ベヤによって、断面が円形となる円筒状の容器を搬送方
    向と同一方向に支持して搬送するように構成したことを
    特徴とする容器整列装置。
JP15153293A 1993-05-28 1993-05-28 容器整列装置 Withdrawn JPH06340321A (ja)

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