JPH09256567A - 樋集水器 - Google Patents

樋集水器

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JPH09256567A
JPH09256567A JP7255096A JP7255096A JPH09256567A JP H09256567 A JPH09256567 A JP H09256567A JP 7255096 A JP7255096 A JP 7255096A JP 7255096 A JP7255096 A JP 7255096A JP H09256567 A JPH09256567 A JP H09256567A
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JP
Japan
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gutter
water collector
rainwater
dust
net
Prior art date
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Pending
Application number
JP7255096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Yanagawa
祥二 柳川
Omihisa Tsuruno
臣久 鶴野
Katsumi Shimizu
勝美 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋から勢いよく雨水や枯葉が流れてきて
も、金網が移動せず、枯葉やゴミ等を除去でき、簡単
に、掃除ができる樋集水器を提供するものである。 【解決手段】 軒樋を接続する軒樋接続部11を両端部
に有し、底面に落し口12が設けられた樋集水器本体1
と、ゴミ除去キャップ2とからなる樋集水器Aにおい
て、ゴミ除去キャップ2には、上部に網状体21が設け
られ、下部に筒状体が設けられ、網状体21と筒状体と
の間に鍔22が設けられ、鍔22の外径が樋集水器本体
1の落し口12の径より大きくなされ、樋集水器本体1
の落し口12にゴミ除去キャップ2の筒状体が差し込ま
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋から竪樋に落
す時に使用される樋集水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋から流れ込む枯葉やゴミを取
り除く方法には、樋集水器の落し口に枯葉やゴミの詰ま
りを防止する網体を挿入する方法と、竪樋下部内に金網
を配設した受筒を着脱自在に取り付けて、枯葉やゴミ等
を除去する方法とがある。前者のものは、特開平7−7
1100号公報記載のものが知られており、後者のもの
は、特開平7−38374号公報記載のものが知られて
いる。特開平7−71100号公報記載のものは、軒樋
を接続する接続部を両端部に有する樋集水器で、上部が
落し口の径より大きく、下部が落し口の径より小さくさ
れた卵型の網体の下部を樋集水器の落し口に挿入して、
軒樋を流れてきた雨水や枯葉やゴミ等を網体の除去する
ものである。又、特開平7−38374号公報に記載の
ものは、竪樋の手が届く竪樋下部に金網を配設した受筒
を着脱自在に取り付けたものであり、軒樋と竪樋とを接
続具で接続し、軒樋を流れてきた雨水や枯葉やゴミ等が
接続具を通って竪樋に流下させ、この金網で枯葉やゴミ
等を除去するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平7−71100号公報に記載のものは、卵型の網
体の下部を落し口に挿入してあるだけで、固定されてい
ないから、軒樋から勢いよく雨水や枯葉が流れてきた場
合は、卵型の網体が傾いて横になり、卵型の網体と落し
口の内周面との間に隙間ができ、この隙間から枯葉やゴ
ミ等が流れ、竪樋や排水管が詰まるという問題があっ
た。又、上記の特開平7−38374号公報に記載のも
のは、竪樋の下側部内に金網を配設した受筒が取り付け
てあるから、この金網に溜まった枯葉やゴミ等を定期的
に除去せねばならず、受筒の取り外しが面倒であるし、
受筒の取り外し、枯葉やゴミ等を除去する際、受筒に手
が入りにくく、掃除がしにくいという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、軒樋から勢いよく雨水や枯葉が流れてきて
も、金網が移動せず、枯葉やゴミ等を除去でき、簡単
に、掃除ができる樋集水器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、軒樋を接続する軒樋接続
部を両端部に有し、底面に落し口が設けられた樋集水器
本体と、ゴミ除去キャップとからなる樋集水器におい
て、前記ゴミ除去キャップには、上部に網状体が設けら
れ、下部に筒状体が設けられ、網状体と筒状体との間に
鍔が設けられ、該鍔の外径が前記樋集水器本体の落し口
の径より大きくなされ、樋集水器本体の落し口にゴミ除
去キャップの筒状体が差し込まれている。
【0006】本発明の樋集水器の材質は、合成樹脂、金
属が使用されるが、軽量、防錆の点で合成樹脂がよく、
合成樹脂の中でも、ポリカ−ボネ−ト樹脂が好ましい。
又、上部に網状体と、下端部に筒状体と、網状体と筒状
体との間に鍔が設けられたゴミ除去キャップは、これを
射出成形法で製造すると、網状体と鍔と筒状体とが一体
成形できるので、好ましい。又、本発明の樋集水器の落
し口にドレンを取り付けて、竪樋を取り付けるようにし
てもよいし、予め、落し口に竪樋接続部を一体に取り付
けて、この竪樋接続部に竪樋を取り付けるようにしても
よい。特に、後者が落し口と竪樋接続部との間が強固
に、且つ、水蜜に取り付けられるので、好ましい。又、
本発明では、両端部に軒樋接続部を一体に取り付けた樋
集水器本体は、これを射出成形法で製造すると、簡単に
成形できるので、好ましい。
【0007】ゴミ除去キャップの形状は、適宜でよい
が、上部の網状体をド−ム状にしておくと、下記の理由
で、好ましい。即ち、軒樋を流れる雨水の量が少ない
と、ド−ム状の網状体の上端部が雨水の水位よりも高く
なる。従って、雨水と一緒に流れている枯葉やゴミ等は
雨水の水位より下の網状体に溜まり、ド−ム状の網状体
の上端部が空いている状態になり、網状体が詰まらな
い。又、雨水の量が多いと、ド−ム状の網状体の上端部
が雨水の水位よりも低くなる。この際、雨水と一緒に流
れている枯葉やゴミ等は、沈んでいるものと雨水の水面
に浮かんでいるものとがある。沈んでいるものは、雨水
と一緒に流れ、網状体の下部で溜まる。又、雨水の水面
に浮かんでいるものは、下方の雨水のみが竪樋に流れ、
雨水の水位が下がるにつれて、下がり、徐々に、網状体
の下部で溜まり、ド−ム状の網状体の上端部が空いてい
る状態になり、網状体が詰まらない。
【0008】(作用)本発明の樋集水器は、上部に網状
体が設けられ、下部に筒状体が設けられ、網状体と筒状
体との間に鍔が設けられ、この鍔の外径が樋集水器本体
の落し口の径より大きくなされているから、落し口に、
ゴミ除去キャップの筒状体を差し込むと、鍔が落し口に
係止されて取り付けられる。すると、このゴミ除去キャ
ップの上部に網状体がくるから、上部の網状体で、雨水
と一緒に流れている枯葉やゴミ等を受け止めることがで
き、網状体に溜まった枯葉やゴミ等を簡単に除去するこ
とができる。又、鍔で係止されるから、筒状体でゴミ除
去キャップ全体を倒れないように、しっかりと支えられ
る。従って、軒樋から勢いよく雨水や枯葉が流れてきて
も、ゴミ除去キャップが倒れることはない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。図1の(イ)は樋集水器の斜視説
明図、(ロ)は、(イ)のX−X線断面説明図、図2の
(イ)はゴミ除去キャップの正面図、(ロ)はゴミ除去
キャップの底面図である。Aは樋集水器であり、この樋
集水器Aは軒樋(図示省略)を接続する軒樋接続部1
1、11を両端部に有し、底面に落し口12を設け、こ
の落し口12の下部に竪樋接続部13を設けた樋集水器
本体1と、この落し口12に差し込まれたゴミ除去キャ
ップ2とからなっている。
【0010】樋集水器本体1は、ポリカ−ボネ−ト樹脂
製で、射出成形法で作られたものである。図1に示すよ
うに、樋集水器本体1の両端部の軒樋接続部11、11
には、それぞれシ−ル用のゴムが貼りつけられている。
竪樋接続部13の形状は、接続される竪樋の形状に合わ
せて取り付けることができるように、内側筒14と外側
筒15とからなる二重構造になっている。竪樋が丸形で
あれば、竪樋接続部13の内側筒14に竪樋を差し込
み、竪樋が角形であれば、竪樋接続部13の外側筒15
に竪樋を差し込むようになっている。又、樋集水器本体
1の屋外側、屋内側の両側壁部の上端部には、屋外側取
付部16と屋内側取付部17とが設けられている。
【0011】ゴミ除去キャップ2は、ポリカ−ボネ−ト
樹脂製で、射出成形法で作られ、図2に示すように、上
部にド−ム状の網状体21が設けられ、下部に円筒体2
3が設けられ、ド−ム状の網状体21と円筒体23との
間に鍔22が設けらている。この鍔22の外径が樋集水
器Aの落し口12の径より大きくなっている。従って、
樋集水器Aの落し口12にゴミ除去キャップ2の下端部
の円筒体23を差し込むと、この鍔22で止まり、鍔2
2に係止されるようになっている。
【0012】次に、樋集水器Aの施工方法及び作用につ
いて説明する。樋集水器本体1の端部の軒樋接続部11
のシ−ル用のゴムの上面に、軒樋の端部を押しつけなが
ら、樋集水器本体1の屋内側取付部17に、軒樋の屋内
側上端部を嵌め込む。次に、樋集水器本体1の屋外側取
付部16に、軒樋の屋外側上端部を嵌め込んで、樋集水
器Aに軒樋を取り付ける。このようにして、樋集水器A
の両側にそれぞれ接続する2本の軒樋の端部を取り付け
る。次に、丸形の竪樋の内周面に、接着剤を塗布し、樋
集水器本体1の竪樋接続部13の内側筒14に、竪樋を
差し込んで、樋集水器Aに竪樋を接着する。次に、樋集
水器本体1の落し口12に、ゴミ除去キャップ2の下端
部の円筒体23を差し込んで、鍔22の下面を落し口1
2近傍の樋集水器本体1の底面に当接させて、樋集水器
本体1にゴミ除去キャップ2を取り付ける。
【0013】このように、樋集水器本体1にゴミ除去キ
ャップ2を取り付けていると、このゴミ除去キャップ2
には、上部にド−ム状の網状体21が設けられるから、
上部のド−ム状の網状体21で、雨水と一緒に流れてい
る枯葉やゴミ等を受け止めることができるし、又、ド−
ム状の網状体21に溜まった枯葉やゴミ等を簡単に除去
することができる。
【0014】又、網状体21がド−ム状になっているか
ら、軒樋を流れる雨水の量が少ないと、ド−ム状の網状
体21の上端部が雨水の水位よりも高くなり、雨水と一
緒に流れている枯葉やゴミ等は雨水の水位より下の網状
体21で溜まり、ド−ム状の網状体21の上端部が空い
ている状態になり、網状体21が詰まらない。又、雨水
の量が多いと、ド−ム状の網状体21の上端部が雨水の
水位よりも低くなる。この際、雨水と一緒に流れている
枯葉やゴミ等は、沈んでいるものと雨水の水面に浮かん
でいるものとがある。沈んでいるものは、雨水と一緒に
流れ、網状体21の下部で溜まる。又、雨水の水面に浮
かんでいるものは、下方の雨水のみが竪樋に流れ、雨水
の水位が下がるにつれて、下がり、徐々に、網状体21
の下部で溜まり、ド−ム状の網状体21の上端部が空い
ている状態になり、網状体21が詰まらない。
【0015】又、このゴミ除去キャップ2は、網状体2
1と円筒体23との間の鍔22の外径が落し口12の径
より大きくなされているから、この鍔22が樋集水器A
の落し口12近傍の樋集水器本体1の底面に当接し、鍔
22でゴミ除去キャップ2全体をしっかりと支えられて
おり、軒樋から勢いよく雨水や枯葉が流れてきても、ゴ
ミ除去キャップ2が倒れることはない。
【0016】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、ゴミ除去キャップ
2の下部は円筒体23であるが、多角形の筒状体でもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明の樋
集水器は、上部に網状体が設けられ、下部に筒状体が設
けられ、網状体と筒状体との間に鍔が設けられ、この鍔
の外径が樋集水器本体の落し口の径より大きくなされて
いるから、落し口に、ゴミ除去キャップの筒状体を差し
込むと、鍔が落し口に係止されて取り付けられる。する
と、このゴミ除去キャップの上部に網状体がくるから、
上部の網状体で、雨水と一緒に流れている枯葉やゴミ等
を受け止めることができ、網状体に溜まった枯葉やゴミ
等を簡単に除去することができる。又、鍔で係止される
から、筒状体でゴミ除去キャップ全体を倒れないよう
に、しっかりと支えられる。従って、軒樋から勢いよく
雨水や枯葉が流れてきても、ゴミ除去キャップが倒れる
ことはなく、簡便な樋集水器である。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(イ)は樋集
水器の斜視説明図、(ロ)はX−X線断面説明図であ
る。
【図2】図1に示すゴミ除去キャップで、(イ)はゴミ
除去キャップの正面図、(ロ)はゴミ除去キャップの底
面図である。
【符号の説明】
A 樋集水器 1 樋集水器本体 11 軒樋接続部 12 落し口 13 竪樋接続部 14 内側筒 15 外側筒 16 屋外側取付部 17 屋内側取付部 2 ゴミ除去キャップ 21 網状体 22 鍔 23 円筒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋を接続する軒樋接続部を両端部に有
    し、底面に落し口が設けられた樋集水器本体と、ゴミ除
    去キャップとからなる樋集水器において、前記ゴミ除去
    キャップには、上部に網状体が設けられ、下部に筒状体
    が設けられ、網状体と筒状体との間に鍔が設けられ、該
    鍔の外径が前記樋集水器本体の落し口の径より大きくな
    され、樋集水器本体の落し口にゴミ除去キャップの筒状
    体が差し込まれていることを特徴とする樋集水器。
JP7255096A 1996-03-27 1996-03-27 樋集水器 Pending JPH09256567A (ja)

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JP7255096A JPH09256567A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 樋集水器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005248619A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋集水器
JP2013249716A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Sekisui Chem Co Ltd 枯葉避け具及び樋集水器の排水構造

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