JPH0420904Y2 - - Google Patents

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JPH0420904Y2
JPH0420904Y2 JP10384987U JP10384987U JPH0420904Y2 JP H0420904 Y2 JPH0420904 Y2 JP H0420904Y2 JP 10384987 U JP10384987 U JP 10384987U JP 10384987 U JP10384987 U JP 10384987U JP H0420904 Y2 JPH0420904 Y2 JP H0420904Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、竪樋内に滞留した枯葉等の異物を極
めて簡易かつ迅速に竪樋外部に除去できる竪樋の
異物除去装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来より、竪樋内に滞留した枯葉等の異物を除
去するための種々の装置が存在している。しかし
ながら、それらの多くは、竪樋内に滞留した枯葉
を取り出すのに容易にできるものとすると構造が
複雑となり、また、装置の構造を簡単にすれば滞
留した枯葉等の異物を除去することが困難となる
等の問題点があつた。特に、装置の構造を簡単に
したときには、竪樋より枯葉等の異物を除去及び
その保守が面倒なものが多かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意、研究を重ねた結果、本考案を、カバー筒部の
下端には、窄まる係止用環状底部を形成し、該内
周より下方に継手筒部を形成した外装部材内に、
異物除去カツプ形カゴを着脱自在に設けた異物収
集器を備え、竪樋の分離箇所又は竪樋と排水管と
の分離箇所の下方側の上端に前記異物収集器の継
手筒部を挿入固着し、且つカバー筒部の上部を、
前記分離箇所の上方側の竪樋の下端外周に遊挿し
た竪樋の異物除去装置としたことにより、竪樋の
外部に異物を極めて簡易かつ迅速に除去すること
ができ、上記問題点を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第11図に
基づいて説明する。
1は竪樋であつて、上方側の上樋1aと、下方
側を下樋1bとが分離し、且つ分離箇所が適宜の
間隔(例えば、約10cm乃至約15cm)にされてい
る。この分離箇所(第1図のイ箇所)は、具体的
には、入手によつて取り外し可能な位置で、地面
より1m乃至1m80cm位が好適である(第1図参
照)。その上樋1a、下樋1bが新設である場合
には、予め、分離するように設けることが多い
が、既設の場合に、分離するのには、具体的に
は、切断箇所を設けることによつて、切断箇所に
おいて上方に位置する樋が上樋1a、下方に位置
する樋が下樋1bとされる。
2は排水管であつて、前記竪樋1の下端に連通
するものであるが、該竪樋1と排水管2とが分離
し、且つ適宜の間隔に形成されている(第2図の
ロ箇所)。その竪樋1、排水管2が新設である場
合には、予め、分離するように設けることが多い
が、既設の場合に、分離するのには、具体的に
は、竪樋1、排水管2の何れかに又は双方に切断
箇所を設けることによつて、切断箇所において上
方に位置するものが竪樋1、下方に位置するもの
が排水管2とされる。
Aは異物収集器であつて、主に、外装部材3と
異物除去カツプ形カゴ5とから構成されている。
その外装部材3は、垂直状のカバー筒部3aの
下端に、該カバー筒部3aの直径よりも急に窄ま
るようになつた係止用環状底部3bが形成され、
該係止用環状底部3bの内周より下方に継手筒部
3cが形成されている。
その竪樋1の分離箇所又は竪樋1と排水管2と
の分離箇所の下方側の上端に異物収集器Aの継手
筒部3cが挿入固着され、且つカバー筒部3aの
上部が、前記分離箇所の上方側の竪樋1の下端外
周に遊挿されている。
その外装部材3の実施例は種々存在し、この外
装部材3の下端側の実施例として、第3図、第4
図等に示すように、カバー筒部3aと、係止用環
状底部3b、継手筒部3cとが別部材として形成
されている。即ち、係止用環状底部3bの外周よ
り上側に設けた継手部3b1が、カバー筒部3aの
下端外周に挿入固着されている。
また、その外装部材3の下端側の別の実施例と
しては、第5図、第6図等に示すように、カバー
筒部3aと、係止用環状底部3b、継手筒部3c
とが一体形成されている。
また、外装部材3の上端側の実施例として、一
般的には、第3図、第5図、第6図のように、カ
バー筒部3aそのものであり、該カバー筒部3a
の内径は、竪樋1又は上樋1aの外径よりも大き
なるものとし、該竪樋1又は上樋1aの外周を摺
動可能となり、そのカバー筒部3aが、竪樋1又
は上樋1aに容易に遊挿できるように構成されて
いる。
また、場合によつては、第7図に示すように、
別部材なる上部副カバー筒部4を設けることもあ
る。該上部副カバー筒部4の下部箇所には、カバ
ー筒部3aの内周に挿入可能となる継手片4aが
形成され、上端は前記同様、竪樋1又は上樋1a
の外周に遊挿可能となつている。
さらに、別部材なる上部副カバー筒部4の実施
例としては、第8図に示すように、継手片4aに
外螺子が形成され、また、カバー筒部3aの上端
内周には内螺子が形成され、上部副カバー筒部4
の継手片4aがカバー筒部3aの上端内周に螺入
され、上部副カバー筒部4をカバー筒部3aに対
して回すことによつて、上部副カバー筒部4を適
宜上昇させたり、下降させることができる構成と
なつている。
外装部材3の係止用環状底部3bは、後述する
異物除去カツプ形カゴ5の底部5a又は鍔部5d
が係止可能となつて異物収集器A内に固定可能な
構成となつている。また、継手筒部3cは、下樋
1b又は排水管2の上端内周に挿入固着可能に形
成されているが、下樋1b又は排水管2の外周に
挿入固着されてもよく下樋1b又は排水管2の上
端に固着されれば実施例に限定されない。
異物除去カツプ形カゴ5は、底部5a及び筒状
部5bに多数の排水孔5c,5c,…が多数穿設
されたもので、外装部材3内に着脱自在に係止さ
れている。具体的には、第3図乃至第5図、第7
図、第9図に示すように、カバー筒部3a内で、
係止用環状底部3b上に、異物除去カツプ形カゴ
5の底部5aが載置され、外装部材3内に内装さ
れる構成である。また、第6図に示すように、係
止用環状底部3bの縁部に係止され、下樋1b又
は排水管2の内部に内装される構成である。
該排水孔5c,5c,…は、全て同一の大きさ
であつたり、又は異物除去カツプ形カゴ5の上方
の排水孔5cは比較的大なる拡大排水孔5c1,5
c1,…ものであり、下方の排水孔5cは、比較的
細い縮小排水孔5c2,5c2,…ものとなつている
実施例も存在する(第3図、第4図、第7図参
照)。また、異物除去カツプ形カゴ5は、第10
図、第9図に示すように、メツシユ状の網状に形
成されたものもある。
このような異物除去カツプ形カゴ5の実施例は
種々存在し、その第1実施例としては、第3図等
に示すように、単にカツプ状に形成されたもので
ある。この第1実施例の異物除去カツプ形カゴ5
は、その底部5aが、前記係止用環状底部3bに
載置されて、外装部材3内に内装される構成とな
つている。
異物除去カツプ形カゴ5の第2実施例として
は、第6図、第10図に示すように、カツプ状の
上端に鍔部5dが形成されたものである。該鍔部
5dが前記係止用環状底部3bの縁部に係止され
る。このとき、第6図に示すように、異物除去カ
ツプ形カゴ5は、下樋1b又は排水管2に内装さ
れた状態となつている。
異物除去カツプ形カゴ5の第3実施例として
は、第11図に示すように、容易に屈曲可能で多
数の排水孔5cが穿設され、ロール状に屈曲可能
な薄板5eが形成され、該薄板5eが筒状に形成
され、別材よりなる底部5aが固着されて異物除
去カツプ形カゴ5が形成されるものである。具体
的には、その薄板5eは、正方形又は長方形に形
成され、その幅方向一側には接続用突片5f,5
f,…複数設けられ、幅方向他側には、その接続
用突片5f,5f、…が挿入される接続用孔5
g,5g,…が薄板5eの上下方向に一列に形成
されている。
さらに、接続用孔5g,5g,…は、複数列形
成され、前記接続用突片5f,5f,…を所定の
列に差し込むことによつて、異物除去カツプ形カ
ゴ5の直径を適宜に調整することができる。
また、薄板5eの上下方向の上側端には、外方
に折り曲げて鍔部5dを形成する鍔部突出片5
i,5i,…が複数形成され、下側端には、内方
に折り曲げて底部5aの固着が行い易いように、
取付突片5h,5h、…が形成されている。
第9図に示すものは、竪樋1、排水管2の3種
類の直径に対応できる考案であつて、その上端に
は、上部異径継手6とのその下端には、下部異径
継手7が形成されている。即ち、その上部異径継
手6は、載頭円錐状に形成され、高さ方向に水平
状に切断することによつて、直径の異なる竪樋1
への挿入口径を形成することができ、種々の直径
の竪樋1、排水管2に対応できる構成となつてい
る。また、載頭円錐状箇所には、竪樋1、排水管
2の直径に応じて目印が刻印され、該箇所の肉厚
も薄くなつた切断線6aが形成され、正確に所定
の直径に切断を行い易く構成されている。
また、下部異径継手7においては、継手筒部3
cの下側に、継手筒部7aが複数の段部に形成さ
れ、下樋1b又は排水管2の内径に該当する継手
筒部7a又は継手筒部3cを挿入して使用するも
のである。
〔考案の効果〕
本考案においては、カバー筒部3aの下端に
は、窄まる係止用環状底部3bを形成し、該内周
より下方に継手筒部3cを形成した外装部材3内
に、異物除去カツプ形カゴ5を着脱自在に設けた
異物収集器Aを備え、竪樋1の分離箇所又は竪樋
1と排水管2との分離箇所の下方側の上端に前記
異物収集器Aの継手筒部3cを挿入固着し、且つ
カバー筒部3aの上部を、前記分離箇所の上方側
の竪樋1の下端外周に遊挿した竪樋の異物除去装
置としたことにより、まず第1に竪樋1内に溜つ
た枯葉等の異物を簡易かつ迅速に外部に排出する
ことができるし、第2に異物除去カツプ形カゴ5
ゆえに極めて効率的に収集と排出ができるし、第
3に異物収集器Aの耐久性を良好にできる等の効
果を奏する。
これらの効果について詳述すると、異物収集器
Aは、内装した異物除去カツプ形カゴ5に枯葉等
の異物が多量に詰まつたときには、カバー筒部3
aの上部を、分離箇所の上方側の竪樋1の下端外
周に遊挿したので、カバー筒部3a箇所を上方に
持ち上げるようにするだけで、外装部材3は上樋
1a又は竪樋1に対して上方に摺動し、同時に外
装部材3の下端に設けた継手筒部3cが下樋1b
又は排水管2より垂直方向に外れ、異物収集器A
全体を竪樋1に対して僅かに傾斜させたり、或い
は、竪樋1を僅かに傾斜させることで、竪樋1よ
り異物収集器Aを簡単に取り外すことができる。
この作業は、極めて簡単なものであり、且つ迅
速にできるものである。また、異物除去カツプ形
カゴ5は、異物収集器Aより着脱自在としてあ
り、さらに、係止用環状底部3bに係止又は載置
してあるだけなので、着脱が極めて容易にできる
ものである。そして、このように異物除去カツプ
形カゴ5のみを異物収集器Aより取り外すことが
できることで、内部に詰まつた枯葉等の異物を除
去し易くなり、作業を一層効率的にできるもので
ある。
特に、異物除去カツプ形カゴ5を異物収集器A
より着脱自在とし、該内部略全体を覆う異物除去
カツプ形カゴ5としたので、該内部のみに枯葉等
異物が詰まり、かなり詰まつても、雨水はその異
物の隙間からある程度は、流下し、その溢れる雨
水は、カバー筒部3aの上部箇所から流れ、この
時すぐに、その異物収集器Aに異物が詰まつたこ
とを感知でき、取替を迅速にできる。
このとき、異物除去カツプ形カゴ5ゆえに、そ
の筒部と、カバー筒部3a内面とは、分離してい
るために、異物は異物除去カツプ形カゴ5内のみ
となり、カバー筒部3a内面には付着せず、これ
を特別に洗浄などしなくても、単に、異物除去カ
ツプ形カゴ5内の異物を除去したのみでよく、保
守が簡単にできる利点がある。
さらに、異物除去カツプ形カゴ5を異物収集器
Aより着脱自在としたことで、特に、枯葉、小石
等の詰まり易く、最も傷み易い異物除去カツプ形
カゴ5のみを交換することで、再度、異物収集器
Aを使用でき、耐久性を良好にすることができる
ものである。
なお、第9図のようにすると、現在一般住宅等
に使用されている竪樋1の直径が3種類で殆どで
あるため、上部異径継手6の適宜の箇所で切断し
て挿入固着し、下部異径継手7は切断せずに所定
の継手に挿入固着することで対応でき、竪樋1及
び排水管2の複数の直径にものに同一物の考案に
て良好に対応できる利点がある。
また、第11図に示すように、異物除去カツプ
形カゴ5を薄板5eにて成形し、直径を適宜変え
られるようにすると、例え、外装部材3の直径の
異なるものにしても、異物除去カツプ形カゴ5は
同一物で対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、そ
の第1図、第2図は本考案の略示図、第3図は本
考案の一部切除した斜視図、第4図は本考案の要
部断面図、第5図乃至第7図は本考案の別の実施
例の断面図、第8図はカバー筒部上部箇所の別の
実施例の断面図、第9図は種々のサイズの竪樋及
び排水管に適合可能な異物収集器箇所の一部切除
した側面図、第10図は異物除去カツプ形カゴの
実施例の斜視図、第11図は異物除去カツプ形カ
ゴの別の実施例の分解斜視図である。 A……異物収集器、1……竪樋、2……排水
管、3……外装部材、3a……カバー筒部、3b
……係止用環状底部、3c……継手筒部、5……
異物除去カツプ形カゴ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバー筒部の下端には、窄まる係止用環状底部
    を形成し、該内周より下方に継手筒部を形成した
    外装部材内に、異物除去カツプ形カゴを着脱自在
    に設けた異物収集器を備え、竪樋の分離箇所又は
    竪樋と排水管との分離箇所の下方側の上端に前記
    異物収集器の継手筒部を挿入固着し、且つカバー
    筒部の上部を、前記分離箇所の上方側の竪樋の下
    端外周に遊挿したことを特徴とした竪樋の異物除
    去装置。
JP10384987U 1987-07-08 1987-07-08 Expired JPH0420904Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10384987U JPH0420904Y2 (ja) 1987-07-08 1987-07-08

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JPS6410135U (ja) 1989-01-19

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