JP3034648U - 雨水の貯水装置 - Google Patents
雨水の貯水装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物等のたて樋に装着した採水器から引水し
て、貯水できる簡単な簡易型の雨水貯水装置であって、
日頃は庭木等への散水や防火用水等に利用し 、地震等
の災害時には煮沸し、飲料に供する程度の清水が得られ
るようにして、非常用水確保の一助にする。 【構成】 降雨時の雨水が、建物1のたて樋14に介在
させた採水器2から分岐して給水管40より、貯水槽3
の中を通って、循環する貯水装置であって、前記貯水槽
3において、給水管40からの雨水の給水口43位置を
貯水槽3下部の取水口33高さより低い位置とし、貯水
槽3下部を沈殿部5に形成し、排水口44位置の高さを
貯水最適高さとした雨水の貯水装置。
て、貯水できる簡単な簡易型の雨水貯水装置であって、
日頃は庭木等への散水や防火用水等に利用し 、地震等
の災害時には煮沸し、飲料に供する程度の清水が得られ
るようにして、非常用水確保の一助にする。 【構成】 降雨時の雨水が、建物1のたて樋14に介在
させた採水器2から分岐して給水管40より、貯水槽3
の中を通って、循環する貯水装置であって、前記貯水槽
3において、給水管40からの雨水の給水口43位置を
貯水槽3下部の取水口33高さより低い位置とし、貯水
槽3下部を沈殿部5に形成し、排水口44位置の高さを
貯水最適高さとした雨水の貯水装置。
Description
【0001】
本考案は、雨水を貯水して、雨水を有効活用するとともに、断水時等の非常用 飲料水をも得られる装置に関するものである。
【0002】
従来の雨水の貯水装置は、「貯水タンク1の側面下部に雨水取水パイプ3を 、上部に余水の排出をする送水パイプ5を取付け」(実開平4−97959号公 報参照)て、貯水タンク1内の雨水が降雨の度に循環する構造でありながら、用 水パイプ10が貯水タンク1の下端に接続した構造のもの。 また、「屋外採水筒5の筒壁下端部に……立て樋13の下端が接続され、筒内 に雨水を流入でき……。筒壁上端部に設けた配水口14は配水管15が接続され 、……水洗トイレット2のタンク4内に望んでいる」(実開昭57−41978 号公報参照)雨水が循環する構造のもの。 また、太い竪樋Aから細い送水管Cにて貯水槽Bに雨水を導く装置(実開平7 −10169号公報参照)において、細い送水管Cに詰まり防止の対策がないも の。 また、貯水槽1の内側中間にフイルタ本体7と容器8とを配設した構造(実開 平6−49557号公報参照)とし、雨水の循環がないもの等がある。 さらに、貯水雨水のうち、「降雨初期の汚れた雨水をあらかじめ排除して…… 貯留」する(特開昭56−55642号公報参照)方法のものもある。
【0003】
従来の雨水の簡易型の貯水装置(雨水タンクを地中に埋設し、揚水ポンプ等を 必要としない構造のもの)にあっては、雨水タンク内の雨水が降雨の度に循環す る構造でありながら、用水パイプが貯水タンクの下端に接続しているため 、用 水パイプから貯水タンク内に堆積された沈殿汚泥等が排出されて、非常時の飲料 水として活用できなく、防火用水程度の水源にしかならない。さらに 、長期間 のうちに、前記堆積沈殿汚泥によって、用水パイプが詰まってしまい、緊急時に 使用できない場合もある。 また、貯水雨水が循環する形式でありながら、全体の装置が屋外採水筒として の構造である場合、その使用時は降雨中に限られ、貯水の目的が無いため、貯水 を静止状態にしておいて、浮遊するホコリ等の沈殿を待って、貯水を利用するも のでなく、結局、汚れた雨水がトイレットのタンク内に流入し、トイレの水洗水 としての利用に限られ、非常の場合に利用することはできない。 また、通常建物に取付けられている太い竪樋から、細い送水管での雨水を採水 する装置において、細い送水管が落葉等による詰まり防止の対策がない。 また、貯水槽内の内側にフイルタ本体と塵垢を収納する容器とを配設した構造 のものは、フイルタ本体を通過して浮遊するホコリ等の貯水槽内で、水の静止状 態での沈殿と、ホコリの浮遊する雨水を新鮮な雨水に交換することができなく、 結局貯水雨水を非常時の飲料水に供することはできない。
【0004】 このように、従来の簡易型の雨水貯水装置は、貯水雨水の利用において、防火 用水、庭、植木等への散水、トイレの水洗水等の中水道的な利用にとどまってい た。 本考案は、阪神大震災等の最近の貴重な経験から、日常的には中水道的な役目 はもちろんであるが、災害時には煮沸して、飲料にも供することができる程度の 清水ならば、貯水雨水も非常用水としての価値は高く、簡易型の貯水装置であり ながら、このような貯水雨水を得ることを目的にしている。 前述の清水を得る方法として、雨水タンク内の水を降雨の度に循環して新鮮な ものに入れ替えておくことの方が、降雨の多い日本(ほとんどの場合、1ヵ月間 に1度以上は何らかの降雨がある)では、有効で、確実な手段である。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案では、降雨時の雨水が、給水管より、貯 水槽内下部で、底板に向けて給水口から放流され、該下側に形成する沈殿部で滞 留しながら上側に上昇し、貯水されて、余水として貯水槽上部の排水口を通って 、外部の排水管から再びたて樋に循環する貯水装置。
【0006】 また、前述貯水槽内の下部に載置された別体の器状の沈殿槽内に開口している 給水口から雨水が放流、該沈殿槽内で滞留水となりながら、濾過材で濾過されて 沈殿槽の上面より流出して貯水するようにした。
【0007】 また、前述貯水槽に連通している樋の上流部である上合、のき樋に落葉等の侵 入を防止する樋網を配設した。
【0008】 また、たて樋に介在する採水器において、たて樋上方からの雨水をいったん受 水面で受水し、下方のたて樋に流下させる方向に向けて形成し、該受水面にたて 樋の内径に対して、小径の給水管の受水口を臨ませてなる採水装置。
【0009】 また、受水面上の雨水は、受水面の下流側に突設した止め板を乗り越えて、下 方のたて樋に流下するようにした。
【0010】 また、前記採水器の受水面にフィルタ−を着脱可能とし、前記受水面の監視 、及びフイルタ−の取替えのための窓を受水面上方適所に開設した。
【0011】
上記のように構成された雨水の貯水装置は、屋根に降り注がれた雨水が、樋網 を通過して、のき樋、上合より、たて樋を降下し、採水器の受水面にいったん落 下して、その雨水の一部は受水口を介して給水管を通って貯水槽内の下部である 沈殿部の底板に向かって給水口より放流される。この時放流水は貯水槽下部の沈 殿部にて滞留して雨水中のホコリ等を沈殿させて、上昇し、上部の排水口より余 水が流入し、外部の排水管を通って、元のたて樋に帰され、前述採水器の受水面 から滑落した余水と合体して、たて樋を流下し、通常の放流状態となる。 雨水の循環の後、降雨後、貯水槽内は静止状態となって、貯水中に残るホコリ 等は沈殿し始め、最終的に清浄な水が貯水されるのである。
【0012】 貯水槽内の雨水を利用するには、取水口の止水栓を開放すればよく、この場合 、沈殿部下端に沈下しているホコリ等の汚泥は、取水口が沈殿部の上に位置して いるから、取水時にホコリ等を巻き上げて、貯水槽内から外に放流されるような ことはない。
【0013】 降雨初期の雨水内に混入しているホコリ等の浮遊物、すなわち、沈殿しない細 かいものは貯水中にも漂っているが、降雨の期間中雨水は貯水槽内を循環し続け 、最終的に最も清水となった雨水が貯水されることとなって、最終的に清浄な水 の提供となるのである。
【0014】 沈殿部が沈殿槽である場合、貯水面が降下しても、沈殿槽内の滞留水が貯水槽 内に流出するようなことはなく、沈殿槽内に沈殿、堆積しているホコリ、汚泥等 が内部にとどまる。また、貯水槽が満水時には、濾過材にて貯水槽内の雨水を浄 化させるとともに、活性化させ、貯水雨水を腐敗させることを防ぎ、かつ、時々 の降雨にて沈殿槽内の滞留水は新鮮雨水で循環され、新鮮な雨水に取替えられる 。
【0015】
実施例について図面を参照して説明すると、図1、図2において、建物1の屋 根11に取付けられているのき樋12と上合13を介してたて樋14を配設し、 のき樋12および上合13には樋網15を装着している。 前記たて樋14の中間適所には採水器2を介在してなり、採水器2の受水面2 1に臨んでいる受水口22と、貯水槽3内の接続管41とを給水管40で連通し 、該接続管41は貯水槽3内部で上下に貫通しており、その上端は通気孔42と して貯水面31より突出し、下端は貯水槽3の底板32近傍で底板32に向かっ て開口して給水口43を形成している。該給水口43よりも高い位置に取水口3 3を設け、その先端に止水栓34を装着している。 また、貯水槽3下端の底板32の位置と、取水口33の高さ位置との間を沈殿 部5とし、給水口43から吐出されるホコリ、汚泥等の沈殿物が底板32上面に 堆積される。 一方、貯水槽3上部は、その前記貯水面31を形成する位置に雨水の排水口4 4を開口させ、該排水口44を介して、貯水槽3の外部へ排水管45を接続し、 その先端を貯水の余水が流下するよう前記たて樋14の下方位置に連通している 。 図中35は貯水槽3の蓋、36は貯水槽3を安定的に載置できるコンクリ−ト ブロック等の置き台である。
【0016】 また、図4、図5の貯水槽3は、図3の貯水槽3の発展的応用例で、前述の沈 殿部5を別体の器状に沈殿槽7を形成し、該沈殿槽7の底部に給水口43を臨ま せ、該給水口43に開孔管61を接続している。開孔管61の上側をアミ62、 スポンジまたは綿63、活性炭64、多孔質岩65等の濾過材6で覆い 、開孔 蓋71をもって固定し、全体を接続管41で着脱自在に給水管40へ接続してな り、定期的に沈殿槽7全体を取替え可能としている。 さらに、図4、図5の場合、器状の沈殿槽7であるから、取水口33を底板3 2に接近した位置に装着でき、図4のように、貯水槽3の略底板32の位置 近くまで貯水を有効利用することができる。
【0017】 また、図5は、採水器2の要部拡大断面図で、たて樋14の中間適所に差し込 む形式になっていて、上部からの雨水を湾曲管23でたて樋14軸より張出し、 給水管40の受水口22を臨ませた受水面21にいったん落下させ、落下した雨 水の一部をたて樋14の内径より細い給水管40に導き、貯水槽3に流入させる 。余分の雨水は受水面21上面をさらに流下して、止め板24を乗り越えて、下 方のたて樋14に落下する。また、受水面21に網状のフイルタ−25を覆わし めると、貯水槽3内に落葉等の流入を防げる。 さらに、図6の場合、受水面21を下方のたて樋14に向けて斜めに傾斜させ 、その傾斜面の下流側に給水管40の受水口22を設けており、該受水面21に 対面する側に窓26を開設して、フイルタ−25等の取替えや、雨水の流下状況 を監視できる。受水面21を傾斜することによって、雨水中の落葉、ゴミ等のひ っかかりを防止できる。 また、図6の場合、受水口22が真上に向いていても、スポンジ状27等で受 水面21を斜めに形成すると、前述と同じ作用となる。
【0018】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0019】 降雨時の雨水が、たて樋14に介在させた採水器2から分岐して、給水管40 より、貯水槽3内下部で、底板32に向けて給水口43から放流され、該下側に 形成する沈殿部5で滞留しながら上側に上昇し、貯水されて、余水として貯水槽 3上部の排水口44を通って、外部の排水管45から再びたて樋14に循環する 貯水装置であるから、貯水槽3内の貯水雨水は、降雨の度に新鮮なものに入れ替 えられ、かつ、雨水中での沈殿できるゴミ、ホコリ等は沈殿部5内に留まり、取 水口33から外へ排出されることはない。一方、降雨中の初期に 目立つ、水中を浮遊するゴミ、ホコリ等は、降雨期間中の雨水の循環によって 、排水口44から順次排除され、結局、貯水槽3内には降雨期間中の最期の清浄 な雨水が貯水されることになる。また、降雨後の貯水雨水中にホコリ等が漂って いても、貯水槽3全体の静止状態で、ホコリ等は除々に沈殿するのである。以上 から、貯水雨水は清水となって、非常時の飲料水として、煮沸することにより飲 料水として利用することができ等の、非常用水として役立つのである。 この装置の場合、郊外型の住宅地において、公的機関による水質検査の結果 、「化学的には水質基準に適合する」(平成7年5月31日付、財団法人岡山県 健康づくり財団、「水質検査成績書」)旨の報告を得られているが、ただ 、こ の装置による以外の外的諸条件、特に、建物1の屋根11の周囲の環境や、屋根 11の材質によっても、飲料に適するか、否か関係するため、具体的な設置にあ たっては、設置後の水質検査が必要である。
【0020】 また、前述貯水装置において、沈殿部5を別体の沈殿槽7とし、該沈殿槽7内 に給水管40の給水口43を臨ませ、その少なくとも上側には濾過材6を配設し た場合、沈殿槽7が独立的であるから、濾過材6を工夫して、貯水中の雨水の劣 化を防ぐ材料、例えば、活性炭64や多孔質岩65等を使用して、定期的に沈殿 槽7そのものを取替えることによって、装置を活性的に維持できる。 この場合、濾過材6が給水口43の上側に配設されているので、流入雨水中の 比較的重さのある砂、泥等が沈殿槽7の底に堆積しやすく、上側の濾過材6の寿 命を永くすることができる。 もちろん、給水口43の廻りにも濾過材6で取り巻き充填すると、流入雨水を 濾過する効果のみるなら、その効果は同じか向上する。 また、沈殿槽7は、実施例例のように器状とするなら、流出雨水は必ず上面の 開孔蓋71の開孔より流出する替わりに、沈殿槽7の外側の貯水雨水がなくなっ ても、沈殿槽7内の滞留水72は常に存在するため、沈殿槽7内に沈殿している ホコリ等の堆積汚泥を沈殿槽7外に流出させるようなことはなく、貯水槽3内を 常に清浄に保つことができる。
【0021】 また、前述貯水装置において、貯水槽3に連通しているたて樋14の上流部で ある上合13、のき樋12に落葉等の侵入を防止する樋網15を配設した場 合、たて樋14を雨水と一緒に流下する落葉や、その破片等で、装置を詰まらせ たり、貯水中の雨水を落葉で汚染させるようなことはない。落葉が多い時や 、 新緑の時期等に、樹木に繁殖する蛾の幼虫等の貯水槽3内への侵入は、非常用飲 料水としての目的から、どうしても避けたく、樋網15はそのための有効な手段 である。
【0022】 また、たて樋14に介在する採水器2において、たて樋14上方からの雨水を いったん受水面21で受水し、下方のたて樋14に流下させる方向に向けて形成 し、該受水面21にたて樋14の内径に対して、小径の給水管40の受水口22 を臨ませてなる採水装置、たて樋14から落下する雨水を受水面21でいったん 全て受け止めるので、降水量の少ないときでも採水できながら、内径の細い給水 管40に不要な雨水は余水として、たて樋14側に放流できる。
【0023】 また、受水面21上の雨水は、受水面21の下流側に突設した止め板24を乗 り越えて、下方のたて樋14に流下するようにしたから、受水面21に必ず落下 した雨水はいったん留まり、滑落となって急流をつくらなく、確実に受水口22 へ雨水を取り込むことができ、フイルタ−25の滑落も防止でき、受水面21が 、斜めに傾斜した構造でも、上記の効果は充分発揮できる。
【0024】 また、前述採水器2において、受水面21にフイルタ−25を着脱可能とし 、前記受水面21の監視、及びフイルタ−25の取替えのための窓26を受水面 21上方適所に開設したから、ゴミ、落葉、その破片等が貯水槽3に流入する前 に、窓26から発見することができ、それらを簡単に取り除くことができ、かつ 、フイルタ−25の交換も簡単である。さらに、窓26は、透明のプラスチック 板のようなものでないから、長期間の使用においても汚れたり、不透明になるよ うなこともなく、非常用水のための貯水装置として長期間の使用に適する。
【提出日】平成8年10月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、雨水を貯水して、雨水を有効活用するとともに、断水時等の非常用 飲料水をも得られる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の雨水の貯水装置は、「貯水タンク1の側面下部に雨水取水パイプ3を 、上部に余水の排出をする送水パイプ5を取付け」(実開平4−97959号公 報参照)て、貯水タンク1内の雨水が降雨の度に循環する構造でありながら、用 水パイプ10が貯水タンク1の下端に接続した構造のもの。
【0003】 また、「屋外採水筒5の筒壁下端部に……立て樋13の下端が接続され、筒内 に雨水を流入でき……。筒壁上端部に設けた配水口14は配水管15が接続され 、……水洗トイレット2のタンク4内に望んでいる」(実開昭57−41978 号公報参照)雨水が循環する構造のもの。
【0004】 また、貯水槽1の内側中間にフイルタ本体7と容器8とを配設した構造(実開 平6−49557号公報参照)とし、雨水の循環がないもの等がある。
【0005】 さらに、貯水雨水のうち、「降雨初期の汚れた雨水をあらかじめ排除して…… 貯留」する(特開昭56−55642号公報参照)方法のものもある。
【0006】
従来の雨水の簡易型の貯水装置(雨水タンクを地中に埋設し、揚水ポンプ等を 必要としない構造のもの)にあっては、雨水タンク内の雨水が降雨の度に循環す る構造でありながら、用水パイプが貯水タンクの下端に接続しているため 、用 水パイプから貯水タンク内に堆積された沈殿汚泥等が排出されて、非常時の飲料 水として活用できなく、防火用水程度の水源にしかならない。さらに 、長期間 のうちに、前記堆積沈殿汚泥によって、用水パイプが詰まってしまい、緊急時に 使用できない場合もある。
【0007】 また、貯水雨水が循環する形式でありながら、全体の装置が屋外採水筒として の構造である場合、その使用時は降雨中に限られ、貯水の目的が無いため、貯水 を静止状態にしておいて、浮遊するホコリ等の沈殿を待って、貯水を利用するも のでなく、結局、汚れた雨水がトイレットのタンク内に流入し、トイレの水洗水 としての利用に限られ、非常の場合に利用することはできない。
【0008】 また、貯水槽内の内側にフイルタ本体と塵垢を収納する容器とを配設した構造 のものは、フイルタ本体を通過して浮遊するホコリ等の貯水槽内で、水の静止状 態での沈殿と、ホコリの浮遊する雨水を新鮮な雨水に交換することができなく、 結局貯水雨水を非常時の飲料水に供することはできない。
【0009】 このように、従来の簡易型の雨水貯水装置は、貯水雨水の利用において、防火 用水、庭、植木等への散水、トイレの水洗水等の中水道的な利用にとどまってい た。
【0010】 本考案は、阪神大震災等の最近の貴重な経験から、日常的には中水道的な役目 はもちろんであるが、災害時には煮沸して、飲料にも供することができる程度の 清水ならば、貯水雨水も非常用水としての価値は高く、簡易型の貯水装置であり ながら、このような貯水雨水を得ることを目的にしている。
【0011】 前述の清水を得る方法として、雨水タンク内の水を降雨の度に循環して新鮮な ものに入れ替えておくことの方が、降雨の多い日本(ほとんどの場合、1ヵ月間 に1度以上は何らかの降雨がある)では、有効で、確実な手段である。
【0012】
上記の目的を達成するために、本考案では、降雨時の雨水が、給水管より、貯 水槽内下部で、底板に向けて給水口から放流され、該下側に形成する沈殿部で滞 留しながら上側に上昇し、貯水されて、余水として貯水槽上部の排水口を通って 、外部の排水管から再びたて樋に循環する貯水装置。
【0013】 また、前述貯水槽内の下部に載置された別体の器状の沈殿槽内に開口している 給水口から雨水が放流、該沈殿槽内で滞留水となりながら、濾過材で濾過されて 沈殿槽の上面より流出して貯水するようにした。
【0014】 また、前述貯水槽に連通している樋の上流部である上合、のき樋に落葉等の侵 入を防止する樋網を配設した。
【0015】
上記のように構成された雨水の貯水装置は、屋根に降り注がれた雨水が、樋網 を通過して、のき樋、上合より、たて樋を降下し、採水器の受水面にいったん落 下して、その雨水の一部は受水口を介して給水管を通って貯水槽内の下部である 沈殿部の底板に向かって給水口より放流される。この時放流水は貯水槽下部の沈 殿部にて滞留して雨水中のホコリ等を沈殿させて、上昇し、上部の排水口より余 水が流出し、外部の排水管を通って、元のたて樋に帰され、前述採水器の受水面 から滑落した余水と合体して、たて樋を流下し、通常の放流状態となる。
【0016】 雨水の循環の後、降雨後、貯水槽内は静止状態となって、貯水中に残るホコリ 等は沈殿し始め、最終的に清浄な水が貯水されるのである。
【0017】 貯水槽内の雨水を利用するには、取水口の止水栓を開放すればよく、この場合 、沈殿部下端に沈下しているホコリ等の汚泥は、取水口が沈殿部の上に位置して いるから、取水時にホコリ等を巻き上げて、貯水槽内から外に放流されるような ことはない。
【0018】 降雨初期の雨水内に混入しているホコリ等の浮遊物、すなわち、沈殿しない細 かいものは貯水中にも漂っているが、降雨の期間中雨水は貯水槽内を循環し続け 、最終的に最も清水となった雨水が貯水されることとなって、最終的に清浄な水 の提供となるのである。
【0019】 沈殿部が沈殿槽である場合、貯水面が降下しても、沈殿槽内の滞留水が貯水槽 内に流出するようなことはなく、沈殿槽内に沈殿、堆積しているホコリ、汚泥等 が内部にとどまる。また、貯水槽が満水時には、濾過材にて貯水槽内の雨水を浄 化させるとともに、活性化させ、貯水雨水を腐敗させることを防ぎ、かつ、時々 の降雨にて沈殿槽内の滞留水は新鮮雨水で循環され、新鮮な雨水に取替えられる 。
【0020】
実施例について図面を参照して説明すると、図1、図2において、建物1の屋 根11に取付けられているのき樋12と上合13を介してたて樋14を配設し、 のき樋12および上合13には樋網15を装着している。
【0021】 前記たて樋14の中間適所には採水器2を介在してなり、採水器2の受水面2 1に臨んでいる受水口22と、貯水槽3内の接続管41とを給水管40で連通し 、該接続管41は貯水槽3内部で上下に貫通しており、その上端は通気孔42と して貯水面31より突出し、下端は貯水槽3の底板32近傍で底板32に向かっ て開口して給水口43を形成している。該給水口43よりも高い位置に取水口3 3を設け、その先端に止水栓34を装着している。
【0022】 また、貯水槽3下端の底板32の位置と、取水口33の高さ位置との間を沈殿 部5とし、給水口43から吐出されるホコリ、汚泥等の沈殿物が底板32上面に 堆積される。
【0023】 一方、貯水槽3上部は、その前記貯水面31を形成する位置に雨水の排水口4 4を開口させ、該排水口44を介して、貯水槽3の外部へ排水管45を接続し、 その先端を貯水の余水が流下するよう前記たて樋14の下方位置に連通している 。
【0024】 図中35は貯水槽3の蓋、36は貯水槽3を安定的に載置できるコンクリ−ト ブロック等の置き台である。
【0025】 また、図4、図5の貯水槽3は、図3の貯水槽3の発展的応用例で、前述の沈 殿部5を別体の器状に沈殿槽7を形成し、該沈殿槽7の底部に給水口43を臨ま せ、該給水口43に開孔管61を接続している。開孔管61の上側をアミ62、 スポンジまたは綿63、活性炭64、多孔質岩65等の濾過材6で覆い 、開孔 蓋71をもって固定し、全体を接続管41で着脱自在に給水管40へ接続してな り、定期的に沈殿槽7全体を取替え可能としている。
【0026】 さらに、図4、図5の場合、器状の沈殿槽7であるから、取水口33を底板3 2に接近した位置に装着でき、図4のように、貯水槽3の略底板32の位置近く まで貯水を有効利用することができる。
【0027】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0028】 降雨時の雨水が、たて樋14に介在させた採水器2から分岐して、給水管40 より、貯水槽3内下部で、底板32に向けて給水口43から放流され、該下側に 形成する沈殿部5で滞留しながら上側に上昇し、貯水されて、余水として貯水槽 3上部の排水口44を通って、外部の排水管45から再びたて樋14に循環する 貯水装置であるから、貯水槽3内の貯水雨水は、降雨の度に新鮮なものに入れ替 えられ、かつ、雨水中での沈殿できるゴミ、ホコリ等は沈殿部5内に留まり、取 水口33から外へ排出されることはない。一方、降雨中の初期に目立つ、水中を 浮遊するゴミ、ホコリ等は、降雨期間中の雨水の循環によって 、排水口44か ら順次排除され、結局、貯水槽3内には降雨期間中の最期の清浄な雨水が貯水さ れることになる。また、降雨後の貯水雨水中にホコリ等が漂っていても、貯水槽 3全体の静止状態で、ホコリ等は除々に沈殿するのである。以上から、貯水雨水 は清水となって、非常時の飲料水として、煮沸することにより飲料水として利用 することができ等の、非常用水として役立つのである。
【0029】 この装置の場合、郊外型の住宅地において、公的機関による水質検査の結果 、「化学的には水質基準に適合する」(平成7年5月31日付、財団法人岡山県 健康づくり財団、「水質検査成績書」)旨の報告を得られているが、ただ 、こ の装置による以外の外的諸条件、特に、建物1の屋根11の周囲の環境や、屋根 11の材質によっても、飲料に適するか、否か関係するため、具体的な設置にあ たっては、設置後の水質検査が必要である。
【0030】 また、前述貯水装置において、沈殿部5を別体の沈殿槽7とし、該沈殿槽7内 に給水管40の給水口43を臨ませ、その少なくとも上側には濾過材6を配設し た場合、沈殿槽7が独立的であるから、濾過材6を工夫して、貯水中の雨水の劣 化を防ぐ材料、例えば、活性炭64や多孔質岩65等を使用して、定期的に沈殿 槽7そのものを取替えることによって、装置を活性的に維持できる。
【0031】 この場合、濾過材6が給水口43の上側に配設されているので、流入雨水中の 比較的重さのある砂、泥等が沈殿槽7の底に堆積しやすく、上側の濾過材6の寿 命を永くすることができる。
【0032】 もちろん、給水口43の廻りにも濾過材6で取り巻き充填すると、流入雨水を 濾過する効果のみるなら、その効果は同じか向上する。
【0033】 また、沈殿槽7は、実施例例のように器状とするなら、流出雨水は必ず上面の 開孔蓋71の開孔より流出する替わりに、沈殿槽7の外側の貯水雨水がなくなっ ても、沈殿槽7内の滞留水72は常に存在するため、沈殿槽7内に沈殿している ホコリ等の堆積汚泥を沈殿槽7外に流出させるようなことはなく、貯水槽3内を 常に清浄に保つことができる。
【0034】 また、前述貯水装置において、貯水槽3に連通しているたて樋14の上流部で ある上合13、のき樋12に落葉等の侵入を防止する樋網15を配設した場合、 たて樋14を雨水と一緒に流下する落葉や、その破片等で、装置を詰まらせたり 、貯水中の雨水を落葉で汚染させるようなことはない。落葉が多い時や 、新緑 の時期等に、樹木に繁殖する蛾の幼虫等の貯水槽3内への侵入は、非常用飲料水 としての目的から、どうしても避けたく、樋網15はそのための有効な手段であ る。
【図1】本考案装置を装着した建物の斜視図である。
【図2】図1の本考案装置の要部を切断した拡大側面図
である。
である。
【図3】図2に図示する貯水槽の発展的な応用例図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A線での矢視切断面図である。
【図5】図1に図示する採水器の拡大詳細図である。
【図6】図5の要部変形例図である。
【図7】図6の応用例図である。
1 建物 31 貯水面 2 採水器 32 底板 3 貯水槽 33 取水口 5 沈殿部 34 止水栓 6 濾過材 40 給水管 7 沈殿槽 41 接続管 11 屋根 42 通気孔 12 のき樋 43 給水口 13 上合 44 排水口 14 たて樋 45 排水管 15 樋網 71 開孔蓋 21 受水面 72 滞留水 22 受水口 23 湾曲管 24 止め板 25 フイルタ− 26 窓
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月11日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 雨水の貯水装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を装着した建物の斜視図である。
【図2】図1の本考案装置の要部を切断した拡大側面図
である。
である。
【図3】図2に図示する貯水槽の発展的な応用例図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A線での矢視切断面図である。
【符号の説明】 1 建物 31 貯水面 2 採水器 32 底板 3 貯水槽 33 取水口 5 沈殿部 34 止水栓 6 濾過材 40 給水管 7 沈殿槽 41 接続管 11 屋根 42 通気孔 12 のき樋 43 給水口 13 上合 44 排水口 14 たて樋 45 排水管 15 樋網 71 開孔蓋 21 受水面 72 滞留水 22 受水口
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (7)
- 【請求項1】 降雨時の雨水が、たて樋(14)に介在
させた採水器(2)から分岐して給水管(40)より、
貯水槽(3)内下部で、底板(32)に向けて給水口
(43)から放流され、前記下部で同じく開口している
取水口(33)より下側に形成されている沈殿部(5)
で滞留しながら前記取水口(33)より上側に上昇し、
貯水されて、余水として貯水槽(3)上部の排水口(4
4)を通って、外部の排水管(45)から再び前述たて
樋(14)に循環する雨水の貯水装置。 - 【請求項2】 降雨時の雨水が、たて樋(14)に介在
させた採水器(2)から分岐して給水管(40)より、
下部に取水口(33)、上部に排水口(44)を有する
貯水槽(3)で、該貯水槽(3)内下部に載置されてい
る別体の沈殿槽(7)内で開口している給水口(43)
から放流され、該沈殿槽(7)内の濾過材(6)で濾過
されて沈殿槽(7)より貯水槽(3)の下部に流出して
上側に上昇し、貯水されて、余水として前記排水口(4
4)を通って、外部の排水管(45)から再び前述たて
樋(14)に循環する雨水の貯水装置。 - 【請求項3】 流入雨水が、器状をした沈殿槽(7)内
で開口している給水口(43)から放流され、該沈殿槽
(7)内で滞留水(72)となりながら 、濾過材
(6)で濾過されて沈殿槽(7)の上面より貯水槽
(3)の下部に流出する請求項2記載の雨水の貯水装
置。 - 【請求項4】 たて樋(14)の上部に連通している上
合(13)、のき樋(12)に落葉等の浸入を防止する
樋網(15)を配設してなる請求項1、2のいずれか1
項記載の雨水の貯水装置。 - 【請求項5】 たて樋(14)中間適所に介在させた採
水器(2)であって、該採水器(2)内で、前記たて樋
(14)上方から流下する雨水の略全てをいったん受水
面(21)で受水して、下方のたて樋(14)へ流下さ
せる方向に向けて前記受水面(21)を形成し、該受水
面(21)にたて樋(14)の内径に対して、小径の給
水管(40)の受水口(22)を臨ませてなる採水装
置。 - 【請求項6】 受水面(21)上の雨水は、受水面(2
1)の下流側に突設した止め板(24)を乗り越えて、
下方のたて樋(14)に流下させるようにした請求項4
記載の採水装置。 - 【請求項7】 受水面(21)上にフィルタ−(25)
を着脱可能とし、前記受水面(21)の監視、及びフイ
ルタ−(25)の取替えのための窓(26)を、前記受
水面(21)に対面する上方適所に開設してなる請求項
3、4のいずれか1項記載の採水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996006775U JP3034648U (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 雨水の貯水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996006775U JP3034648U (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 雨水の貯水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034648U true JP3034648U (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=43169486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996006775U Expired - Lifetime JP3034648U (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 雨水の貯水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034648U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003527A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-08 | Hitachi Ltd | 雨水利用システム |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP1996006775U patent/JP3034648U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003003527A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-08 | Hitachi Ltd | 雨水利用システム |
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