JPH09256499A - 壁面部材の接合目地を掩蔽する掩蔽テープ及びその製造方法及び壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法及び壁面構造体 - Google Patents

壁面部材の接合目地を掩蔽する掩蔽テープ及びその製造方法及び壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法及び壁面構造体

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JPH09256499A
JPH09256499A JP8093588A JP9358896A JPH09256499A JP H09256499 A JPH09256499 A JP H09256499A JP 8093588 A JP8093588 A JP 8093588A JP 9358896 A JP9358896 A JP 9358896A JP H09256499 A JPH09256499 A JP H09256499A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軽量気泡コンクリート板などを接合した壁面の
施工。 【解決手段】壁面構造体は、軽量気泡コンクリート板1
と目地部2とシーリング材3と目地部を掩蔽するように
して貼着してある掩蔽テープ4とを備えている。掩蔽テ
ープは、テープ本体41とテープ本体の中央に設けてあ
る掩蔽薄板42を有している。テープ本体の両側には接
着部410が形成されている。テープ本体はアラミッド
繊維をより合わせて糸状にした経糸と緯糸を使用して網
状に形成されている。経糸と緯糸には熱可塑性の樹脂が
含浸させてあり、これを加熱押圧して経糸と緯糸は樹脂
と共に扁平に固化形成されている。ステンレス製の掩蔽
薄板の表面には接着剤が塗布されて接着剤層43が設け
られている。テープ本体はこの接着剤層に埋没させてあ
り、接着剤層の厚さはテープ本体の厚さとほぼ同じにな
るように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁面部材の接合目地
用掩蔽テープ及び壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽
工法及び壁面構造体に関するものである。更に詳しく
は、建築物の壁面部材として使用される比較的安価な軽
量気泡コンクリート板などの施工において、外観上、板
と板の継目をなくすことにより、例えば面積の広い一枚
板状のPC板や、鉄筋コンクリート造りのような建築意
匠上の高級感を与えて付加価値を高めるための壁面部材
の接合目地用掩蔽テープ及び壁面部材の接合目地部を掩
蔽する掩蔽工法及び壁面構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物における壁面部材として、コンク
リート系では、PC板や軽量気泡コンクリート板(AL
C板)、押出成形セメント板などがある。その中でも、
軽量気泡コンクリート板や押出成形セメント板は比較的
安価であるために、主にコスト低減を図った建築施工に
おける壁面部材として使用されている。軽量気泡コンク
リート板や押出成形セメント板は、PC板に比べて比重
が軽いため、使用する骨材も細骨材ですむ代わりに、強
度的に脆く、撓みや曲りが生じやすい。そのため、縦横
の幅の広い大きな軽量気泡コンクリート板や押出成形セ
メント板を得ようとすれば、厚さを厚くするなど、構造
強度を高めなければならない。しかし、これでは、製造
設備費用も嵩むため、かえってコスト高になる。
【0003】従って、軽量気泡コンクリート板などを使
用した施工では、結局は比較的小さな幅の板を多数使用
して接合し、壁を構築することになる。また、軽量気泡
コンクリート板は材質が柔らかいので角部分がくずれや
すい。そのため、所要の角度で面取りをして角部分が崩
れにくいようにしてある。そして、施工時には接合部分
にシーリング材を充填して仕上げていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記したよ
うな従来の軽量気泡コンクリート板などを使用した施工
には次のような課題があった。 (a)シーリング材を施した目地部は、通常は保護層は
設けられず、シーリング材自体がそのまま仕上材となっ
て太陽光線や雨風など気象環境に直接さらされている。
このため、目地部にはゴミが付着しやすく、黴も発生し
やすいので、経年と共に見苦しくなり、更に目地部周辺
の汚染により仕上塗材の剥離を誘発しやすい。
【0005】(b)紫外線や太陽熱、雨水などの影響を
直接長期間受けることとなり、紫外線によるチョーキン
グや亀裂、温度ムーブメントによる変形等、シーリング
材の劣化も早い。また、壁面部材と共にシーリング材表
面に塗装が施された場合にシーリング材表面と塗料との
組み合わせによっては適合性に欠ける場合がある。この
場合は塗料の剥離や変色を生じてシーリング材、ひいて
は壁面部材の接合部分(接合線)が目立つようになり、
建築意匠上見苦しくなって、美観が損なわれる。
【0006】(c)軽量気泡コンクリートの場合は、体
積の約75%が気泡で切断面に連続した細かい凹凸があ
るために、毛管現象により目地部からの漏水が起きやす
い傾向にある。シーリング材が劣化し、変退色、肉やせ
などが生じると、クラックが入るなどして防水機能が著
しく低下し、目地部から水漏れを生じることになる。従
って、頻繁に補修を行なう必要が生じてくるため、保守
費用が嵩む。
【0007】(d)軽量気泡コンクリート板などの接合
部分である目地部は、軽量気泡コンクリート板の面取り
部により目地幅が扇状に広くなっていることもあって、
多数の接合線が外観上はっきりと見える。また、押出成
形セメント板の場合も、幅が60cm内外と制約され、
外観上多数の接合部が見える。このため、壁面部材とし
て安価な軽量気泡コンクリート板や押出成形セメント板
を使っていることがすぐに分かる。更に、上記したよう
に目地部から汚れが広がるため、建物全体としても貧弱
で高級感に乏しい建築物として見られる傾向にあった。
【0008】(目 的)本発明は、上記課題点を解決す
るもので、壁面部材、特に軽量気泡コンクリート板や押
出成形セメント板を使用した建築物の接合目地部分が外
観上分かりにくいようにし、これによって建築物に高級
感を与え、付加価値を高めることを目的とする。また、
軽量気泡コンクリート板や押出成形セメント板の接合目
地部のシーリング材の経年劣化を抑え、クラックによる
水漏れなどが生じにくいようにして、保守費用を軽減す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
講じた発明の構成は次の通りである。第1の発明にあっ
ては、網状のテープ本体に当該テープ本体よりも幅狭に
形成された掩蔽薄板が長さ方向に沿って接着してあり、
上記テープ本体の幅方向両側には上記掩蔽薄板が設けら
れていない接着部が形成してある、壁面部材の接合目地
部を掩蔽する掩蔽テープであって、上記テープ本体は接
着剤の層に埋没または実質的に埋没された状態で上記掩
蔽薄板と接着されている、壁面部材の接合目地部を掩蔽
する掩蔽テープである。
【0010】第2の発明にあっては、網状のテープ本体
に当該テープ本体よりも幅狭に形成された掩蔽薄板が長
さ方向に沿って接着してあり、上記テープ本体の幅方向
両側には上記掩蔽薄板が設けられていない接着部が形成
してある、壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープ
であって、上記テープ本体は糸状物で形成され、当該糸
状物は熱可塑性の樹脂によって扁平に固化形成されてお
り、上記テープ本体は接着剤の層に埋没または実質的に
埋没された状態で上記掩蔽薄板と接着されている、壁面
部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープである。
【0011】第3の発明にあっては、テープ本体の接着
部の掩蔽薄板が接着されている面側には粘着剤が塗布し
てあり、粘着剤の塗布面には剥離シートが貼付してあ
る、第1または第2の発明に係る壁面部材の接合目地部
を掩蔽する掩蔽テープである。
【0012】第4の発明にあっては、網状のテープ本体
に当該テープ本体よりも幅狭に形成された掩蔽薄板が長
さ方向に沿って接着してあり、上記テープ本体の幅方向
両側には上記掩蔽薄板が設けられていない接着部が形成
してある、壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープ
の製造方法であって、この方法は、上記掩蔽薄板の表面
に接着剤を塗布するステップ、上記接着剤の層に上記テ
ープ本体を埋没または実質的に埋没させて接着するステ
ップ、を含む、壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テ
ープの製造方法である。
【0013】第5の発明にあっては、壁面部材の接合目
地部を掩蔽する掩蔽工法であって、この工法は、網状の
テープ本体に当該テープ本体よりも幅狭に形成された掩
蔽薄板が長さ方向に沿って接着してあり、上記テープ本
体の幅方向両側には上記掩蔽薄板が設けられていない接
着部が形成してある掩蔽テープで接合目地部を掩蔽し、
上記掩蔽テープを接合目地部近傍の壁面に仮止めするス
テップ、上記仮止めされた掩蔽テープのテープ本体に接
着剤を塗布して壁面に接着するステップ、を含む、壁面
部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法である。
【0014】第6の発明にあっては、壁面構造体であっ
て、この構造体は、建築物の壁面に接合して張設されて
いる複数の壁面部材と、当該壁面部材間の接合部に形成
されている接合目地部と、当該接合目地部に充填されて
いるシーリング材と、上記接合目地部を掩蔽して上記壁
面部材間に接着してある第1、第2または第3の発明に
係る掩蔽テープと、を備えている、壁面構造体である。
【0015】壁面部材は、プラスターボード、軽量気泡
コンクリート板(ALC板)、セメント押出成形板、石
綿スレート板や珪酸カルシウム板等の外装ボード、プレ
キャストコンクリート、プレキャストコンクリート板、
コンクリート・モルタル伸縮目地などを含む概念であ
る。また、建築物の壁面とは、屋根、床面、天井面、内
外壁面などを含む概念である。掩蔽テープのテープ本体
は網状(メッシュタイプ)になっており、幅は通常30
〜60mmの範囲内にあり、全体の厚さは0.2mmあ
るいはそれ以下であるのが望ましい。
【0016】本発明にいう網状とは、メッシュの他、織
布や編布などの目が荒いものを含む概念であり、作用的
には後述するように、接着時には塗布してある接着剤の
塗り厚の中にテープ本体が埋没し、テープ厚と接着剤の
塗り厚が同化するものであればよい。なお、テープ本体
は接着剤の中に厚みの全体が埋没している場合もある
し、一部が埋没している場合もある。
【0017】掩蔽テープに設けられる掩蔽薄板は、幅1
0〜50mmの範囲内にあり、厚さ0.05〜0.2m
m(好ましくは0.1mm)であるのが望ましい。な
お、テープ本体と掩蔽薄板が上記値より厚すぎると、施
工時に段部が目立つので見苦しい。また、薄すぎると十
分な強度が確保できなくなる。本発明にいう接着剤と
は、粘着剤も含む概念である。また、接着剤の層とは、
接着剤または粘着剤の単層である場合と、接着剤または
粘着剤と他の素材との複合層である場合を含む。
【0018】テープ本体に使用する素材は、特に限定す
るものではないが、錆付きや劣化が生じにくく、引っ張
り強度が強いもの、例えば剛直性高分子(全芳香族ポリ
エステル繊維、全芳香族ポリアミド繊維、または屈曲性
高分子、超高重合度ポリエチレン繊維、その他これらに
類するものなど)やガラス繊維などが使用される。テー
プ本体を構成する経糸、緯糸にどのような繊維を使用す
るかについては、施工箇所、使用材料など各種条件によ
って適宜選択される。
【0019】また、テープ本体を形成するものが糸状物
である場合は、上記素材の繊維をより合わせたものが糸
状物として使用される。なお、糸状物は繊維をより合わ
せて形成したものだけでなく、線状で扁平に変形させる
ことが可能なものであれば、他の構造を備えたものでも
よい。掩蔽テープの掩蔽薄板は、目地部を保護するため
のものであり、例えば、ステンレスなどの金属製の薄
板、ガラスクロスの樹脂加工シートなどが使用される。
なお、掩蔽薄板としては、切れたり剥離しにくいよう
に、線膨張率が壁面部材の線膨張率に近いもので温度変
化に追従するものを使用するのが好ましい。
【0020】(作 用)掩蔽テープは、網状のテープ本
体を接着剤の層に埋没させた状態で掩蔽薄板と接着され
ているので、例えば両面接着テープを使用して埋没させ
ないで接着させた場合と比較して、あるいは、単にシー
ト状のテープを接着剤で接着する場合のようにテープ厚
と接着剤の塗り厚が加算されるのと比較して、掩蔽テー
プ全体の厚みを薄く形成できる。
【0021】テープ本体は糸状物で形成され、当該糸状
物は熱可塑性の樹脂によって扁平に固化形成されている
ものにあっては、掩蔽テープ全体の厚みを更に薄く形成
できる。
【0022】テープ本体の接着部の掩蔽薄板が接着され
ている面側には粘着剤が塗布してあり、粘着剤の塗布面
には剥離シートが貼付してあるものにあっては、剥離シ
ートを剥すことによって壁面への仮止めが簡単にできる
ので、目地部を掩蔽する際の作業性が良好である。
【0023】掩蔽テープを一旦仮止めして壁面に接着す
る壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法にあって
は、最初から接着剤で接着する場合と比較して、接着剤
の予備乾燥などの硬化時間に影響を受けない。また、作
業において天候など自然環境の影響も受けにくい。従っ
て、付帯作業を含め、作業の時間的な管理が容易にでき
る。掩蔽テープを仮止めするときには壁面に接着剤の層
が設けられていないので、掩蔽テープを壁面に密着させ
ることができ、接着剤塗布後の掩蔽部分の施工厚を薄く
することができる。また、掩蔽テープは仮止めされてい
るため必要十分な量を確認しながら接着剤を塗布できる
ので、接着剤の使用量を節約できる。また、掩蔽テープ
の仮止めが十分な精度で行われていれば、接着施工後の
手直しがほとんど不要となる。
【0024】壁面構造体を構成する壁面部材の接合部で
ある目地部は、掩蔽テープの接着により掩蔽され、外観
上は殆ど見えなくなる。また、掩蔽テープはテープ本体
が網状体であるために、上記したように接着時には塗布
してある接着剤の塗り厚の中にテープ本体が埋没し、テ
ープ厚と接着剤の塗り厚が同化するので、接着部分がテ
ープ本体の厚さより、あまり厚くなることなく十分に接
着できる。つまり、接着部分の段差が小さく、実質的に
平滑となって目立ちにくいので、外観をより美しく仕上
げることができる。
【0025】従って、壁面部材として軽量気泡コンクリ
ート板や押出成形セメント板を多数接合して使用した、
安価に施工できる建築物であっても、塗装後は目地部が
掩蔽されて見えず、また掩蔽した掩蔽テープも目立たな
いので、一見して高価なPC板を使用した壁面または鉄
筋コンクリート造りの壁面のような外観を有する。これ
により、意匠的な付加価値が高くなり、従来のように建
築物全体として貧弱で高級感に乏しい建築物として見ら
れることを防止できる。
【0026】また、目地部は掩蔽テープによって掩蔽さ
れるので、目地部が外気に直接さらされることはなく、
紫外線や太陽熱、雨水などによるシーリング材の経年劣
化が進みにくい。すなわち、目地部は掩蔽テープとシー
リング材による二重防水となるので、防水性能が向上
し、クラックなどによる目地部からの水漏れなどは起こ
りにくくなり、保守費用が安価にすむ。
【0027】また、掩蔽テープにより建物の構造物に対
する外力、温度変化、乾湿、硬化などによって変形が与
えられる場合、壁面部材の接合目地部に接着剤を弾力性
エポキシ樹脂などを使用して目地部の動きによる引張応
力を集中から分散応力に変えることにより、目地部の動
きに追従し、ひび割れを防止し、耐久性が向上する。更
には、シーリング材が劣化しにくいので、安価なシーリ
ング材を使用することも可能になる。また、目地部への
ゴミの付着、黴の発生など、目地周辺部の汚染や仕上塗
材の剥離を防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
を参照して更に詳細に説明する。図1は本発明に係る掩
蔽テープの要部底面図、図2は図1に示す掩蔽テープの
横断面図、図3は図2に示す横断面図の要部を拡大した
説明図である。掩蔽テープ4は、網状のテープ本体41
と、テープ本体41よりも幅狭に形成してあり、テープ
本体41の幅方向の中央に長手方向に沿って設けてある
掩蔽薄板42を有している。また、これにより、テープ
本体41の幅方向の両側には、掩蔽薄板42が設けられ
ていない接着部410が形成されている。
【0029】本実施の形態では、テープ本体41はアラ
ミッド繊維をより合わせて糸状にした経糸411と緯糸
412を使用して網状に形成されており、強靱な引っ張
り強度を有している。経糸411と緯糸412には熱可
塑性の樹脂413が含浸させてあり、これを加熱押圧し
て、経糸411と緯糸412は樹脂413と共に扁平に
固化形成されている。なお、樹脂413は経糸411と
緯糸412に含浸ではなくコーティングすることもでき
る。
【0030】アラミッド繊維は、少なくともテープ本体
41の緯糸412として使用すれば強度においては十分
である。経糸411と緯糸412に使用される他の繊維
素材としてはガラス繊維などをあげることができる。ま
た、上記樹脂413を含浸させることにより、糸の弾性
による形状の復帰を防止できる。なお、樹脂413は切
断時の目ずれを防止する目止め作用がある。
【0031】掩蔽薄板42はステンレス製の薄板であ
る。上記テープ本体41は接着剤によって掩蔽薄板42
と接着されている。掩蔽薄板42の表面には接着剤が塗
布されて接着剤層43が設けられている。テープ本体4
1はこの接着剤層43に埋没させてあり、接着剤層43
の厚さはテープ本体41の厚さとほぼ同じになるように
設定されている。なお、製造に当たっては、掩蔽薄板4
2の上に接着剤層43を形成し、その上にテープ本体4
1(加熱押圧していないもの)を張り、ローラで加熱押
圧してテープ本体41を扁平化させながら接着剤層43
に埋没させる。
【0032】また、ガラス繊維、ケブラー、ステンレス
の線膨張率はほぼ同じであるため冷却後に歪みなどを起
こす心配はない。本実施の形態では、使用される接着剤
は低揺変形の一液型のエポキシ系接着剤であるが、これ
に限定されるものではなく、他の接着剤でもよい。な
お、掩蔽テープ4の各部の寸法は、テープ本体41の幅
67.5mm、厚さ0.12mm、掩蔽薄板42の幅4
2.5mm、厚さ0.15mmである。
【0033】図4は壁面部材として軽量気泡コンクリー
ト板を張設した壁面構造体の要部断面図である。壁面構
造体は、壁面部材である軽量気泡コンクリート板1と、
それらの接合部に形成されている目地部2と、各目地部
2に充填されているシーリング材3と、各目地部2を掩
蔽するようにして軽量気泡コンクリート板1間に貼着し
てある上記掩蔽テープ4とを備えている。シーリング材
としては、アクリル系が最も多く、その他変成シリコー
ン系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系などが使用
される。
【0034】軽量気泡コンクリート板1、1間には、ゴ
ム製または発泡スチロール製のバックアップ材5が配置
してある。目地部2には、バックアップ材5の外部側に
シーリング材3が充填してあり、これにより軽量気泡コ
ンクリート1、1は接合されている。軽量気泡コンクリ
ート板1、1の角部には、45度の角度で面取り部1
0、10が設けてある。
【0035】目地部2は、掩蔽テープ4で掩蔽されてい
る。掩蔽テープ4の接着方法は次のとおりである。な
お、この方法には本実施の形態に係る掩蔽テープ4に限
らず、テープ本体と掩蔽薄板を両面接着シートで接着し
たものや、テープ本体に上記のような扁平加工をしてい
ないものなどを使用することもできる。
【0036】(1)軽量気泡コンクリート板1の表面に
プライマー12を塗布する。 (2)目地部2の全長にわたり、目地部2に掩蔽薄板4
2を被せるようにして掩蔽テープ4を配置し、接着部4
10を軽量気泡コンクリート板1の壁面にタッカーピン
などを使用して固定し、掩蔽テープ4を仮止めする。 (3)掩蔽テープ4の両側の接着部410の部分に接着
剤を適当な厚さに塗布して接着剤層11を形成する。こ
のとき、軽量気泡コンクリート板1の表面にも接着剤は
塗布され、網状の接着部410は接着剤層11にからみ
合って埋没した状態となる。
【0037】これにより掩蔽テープ4の内面側には、目
地空間部21が形成される。また、テープ本体41の接
着部410は、接着剤層11の厚みの中に埋没し、テー
プ厚と接着剤層11の厚みが同化するので、接着部分が
テープ本体41の厚さより、あまり厚くなることがな
く、例えばシート状のテープを接着剤で接着する場合の
ようにテープ厚と接着剤の塗り厚が加算されるのと相違
して、接着部分の段差が小さくなる。また、テープ本体
41の厚さが0.12mm、掩蔽薄板の厚さが0.15
mmであるため、掩蔽テープ4を貼った部分の段部の厚
みはごく僅かである。更に、接着剤は表面に露出するの
で乾燥が比較的早くなる。
【0038】そして、壁面塗料となる防水性のウレタン
系、セメント系、アクリル系などの塗装を壁面全体に吹
き付ける。これによって、掩蔽テープ4は殆ど目立たな
いようになり、壁面全体が一枚の大きな板のように見え
る。従って、一見して高価なPC板を使用した壁面また
は鉄筋コンクリート造りの壁面のような外観を有する。
【0039】また、目地部2は掩蔽テープ4で掩蔽され
るので、目地部2が外気に直接さらされることはなく、
紫外線や太陽熱、雨水などによるシーリング材3の経年
劣化が進みにくい。すなわち、目地部2は掩蔽テープ4
とシーリング材3による二重防水となるので、防水性能
が向上し、クラックなどによる目地部からの水漏れなど
は起こりにくくなる。
【0040】図5は壁面部材としてプラスターボードを
張設した壁面構造体の要部断面図である。壁面構造体は
内装用であり、壁面部材であるプラスターボード1a
と、それらの接合部に形成されている目地部2aと、各
目地部2aを掩蔽するようにしてプラスターボード1a
間に貼着してある掩蔽テープ4aとを備えている。掩蔽
テープ4aのテープ本体41aには、掩蔽薄板であるガ
ラスクロスの樹脂加工シート42aが張り付けてある。
テープ本体41aの一方の面には、粘着剤が塗布されて
粘着剤層43aが設けられており、ガラスクロスの樹脂
加工シート42aはこの粘着剤層43aに埋没した状態
で張り付けられている。
【0041】そして、使用前の状態では、接着部410
aの粘着剤層43aには剥離シート(図示省略)が貼付
してある。この構造の掩蔽テープ4aによれば、剥離シ
ートを剥すことによってプラスターボード1aの壁面へ
の仮止めが簡単にできるので、目地部2aを掩蔽する際
の作業性が良好である。本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種
々の変形が可能である。
【0042】
【本発明の効果】本発明は上記構成を有し、次の効果を
備えている。 (a)掩蔽テープは、網状のテープ本体を接着剤の層に
埋没させた状態で掩蔽薄板と接着されているので、例え
ば両面接着テープを使用して埋没させないで接着させた
場合と比較して、あるいは、単にシート状のテープを接
着剤で接着する場合のようにテープ厚と接着剤の塗り厚
が加算されるのと比較して、掩蔽テープ全体の厚みを薄
く形成できる。
【0043】(b)テープ本体は糸状物で形成され、当
該糸状物は熱可塑性の樹脂によって扁平に固化形成され
ているものにあっては、掩蔽テープ全体の厚みを更に薄
く形成できる。
【0044】(c)テープ本体の接着部の掩蔽薄板が接
着されている面側には粘着剤が塗布してあり、粘着剤の
塗布面には剥離シートが貼付してあるものにあっては、
剥離シートを剥すことによって壁面への仮止めが簡単に
できるので、目地部を掩蔽する際の作業性が良好であ
る。
【0045】(d)掩蔽テープを一旦仮止めして壁面に
接着する壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法にあ
っては、最初から接着剤で接着する場合と比較して、接
着剤の予備乾燥などの硬化時間に影響を受けない。ま
た、作業において天候など自然環境の影響も受けにく
い。従って、付帯作業を含め、作業の時間的な管理が容
易にできる。掩蔽テープを仮止めするときには壁面に接
着剤の層が設けられていないので、掩蔽テープを壁面に
密着させることができ、接着剤塗布後の掩蔽部分の施工
厚を薄くすることができる。掩蔽テープは仮止めされて
いるため、テープ幅に対する必要十分な量の接着剤を、
勘ではなく目で確認しながら塗布できるので、接着剤の
使用量を節約できる。なお、掩蔽テープの仮止めが十分
な精度で行われていれば、接着施工後の手直しがほとん
ど不要となる。
【0046】(e)壁面構造体を構成する壁面部材の接
合部である目地部は、掩蔽テープの接着により掩蔽さ
れ、外観上は見えない。また、掩蔽テープは、テープ本
体が網状体であるために、接着時には塗布してある接着
剤の塗り厚の中にテープ本体が埋没し、テープ厚と接着
剤の塗り厚が同化するので、接着部分がテープ本体の厚
さより、あまり厚くなることなく十分に接着できる。つ
まり、単にシート状のテープを接着剤で接着する場合の
ようにテープ厚と接着剤の塗り厚が加算されるのと相違
して、接着部分の段差が小さくなり、目立ちにくいの
で、外観をより美しく仕上げることができる。従って、
壁面部材として軽量気泡コンクリート板や押出成形セメ
ント板を多数接合して使用した、安価に施工できる建築
物であっても、塗装後は目地部が掩蔽されて見えず、ま
た掩蔽した掩蔽テープも目立たないので、一見して高価
なPC板を使用した壁面または鉄筋コンクリート造りの
壁面のような外観を有する。これにより、意匠的な付加
価値が高くなり、従来のように建築物全体として貧弱で
高級感に乏しい建築物として見られることを防止でき
る。
【0047】(f)目地部は掩蔽テープによって掩蔽さ
れるので、目地部が外気に直接さらされることはなく、
紫外線や太陽熱、雨水などによるシーリング材の経年劣
化が進みにくい。すなわち、目地部は掩蔽テープとシー
リング材による二重防水となるので、防水性能が向上
し、クラックなどによる目地部からの水漏れなどは起こ
りにくくなり、保守費用が安価にすむ。
【0048】(g)掩蔽テープにより建物の構造物に対
する外力、温度変化、乾湿、硬化などによって変形が与
えられる場合、壁面部材の接合目地部に接着剤を弾力性
エポキシ樹脂などを使用して目地部の動きによる引張応
力を集中から分散応力に変えることにより、目地部の動
きに追従し、ひび割れを防止し、耐久性が向上する。更
には、シーリング材が劣化しにくいので、安価なシーリ
ング材を使用することも可能になる。また、目地部への
ゴミの付着、黴の発生など、目地周辺部の汚染や、仕上
塗材の剥離を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掩蔽テープの要部底面図。
【図2】図1に示す掩蔽テープの横断面図。
【図3】図2に示す横断面図の要部を拡大した説明図。
【図4】壁面部材として軽量気泡コンクリート板を張設
した壁面構造体の要部断面図。
【図5】壁面部材としてプラスターボードを張設した壁
面構造体の要部断面図。
【符号の説明】
1 軽量気泡コンクリート板 10 面取り部 11 接着剤層 12 プライマー 2 目地部 21 目地空間部 3 シーリング材 4 掩蔽テープ 41 テープ本体 410 接着部 411 経糸 412 緯糸 413 樹脂 42 掩蔽薄板 43 接着剤層 5 バックアップ材 1a プラスターボード 2a 目地部 4a 掩蔽テープ 41a テープ本体 410a 接着部 42a ガラスクロスの樹脂加工シート 43a 粘着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/34 B32B 27/34 C09J 5/00 JGT C09J 5/00 JGT 7/02 JHR 7/02 JHR JHW JHW JJA JJA JJF JJF JKL JKL JKZ JKZ JLE JLE

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網状のテープ本体に当該テープ本体より
    も幅狭に形成された掩蔽薄板が長さ方向に沿って接着し
    てあり、上記テープ本体の幅方向両側には上記掩蔽薄板
    が設けられていない接着部が形成してある、壁面部材の
    接合目地部を掩蔽する掩蔽テープであって、 上記テープ本体は接着剤の層に埋没または実質的に埋没
    された状態で上記掩蔽薄板と接着されていることを特徴
    とする、 壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープ。
  2. 【請求項2】 網状のテープ本体に当該テープ本体より
    も幅狭に形成された掩蔽薄板が長さ方向に沿って接着し
    てあり、上記テープ本体の幅方向両側には上記掩蔽薄板
    が設けられていない接着部が形成してある、壁面部材の
    接合目地部を掩蔽する掩蔽テープであって、 上記テープ本体は糸状物で形成され、当該糸状物は熱可
    塑性の樹脂によって扁平に固化形成されており、 上記テープ本体は接着剤の層に埋没または実質的に埋没
    された状態で上記掩蔽薄板と接着されていることを特徴
    とする、 壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープ。
  3. 【請求項3】 テープ本体の接着部の掩蔽薄板が接着さ
    れている面側には粘着剤が塗布してあり、粘着剤の塗布
    面には剥離シートが貼付してあることを特徴とする、 請求項1または2記載の壁面部材の接合目地部を掩蔽す
    る掩蔽テープ。
  4. 【請求項4】 網状のテープ本体に当該テープ本体より
    も幅狭に形成された掩蔽薄板が長さ方向に沿って接着し
    てあり、上記テープ本体の幅方向両側には上記掩蔽薄板
    が設けられていない接着部が形成してある、壁面部材の
    接合目地部を掩蔽する掩蔽テープの製造方法であって、
    この方法は、 上記掩蔽薄板の表面に接着剤を塗布するステップ、 上記接着剤の層に上記テープ本体を埋没または実質的に
    埋没させて接着するステップ、を含むことを特徴とす
    る、 壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽テープの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工
    法であって、この工法は、 網状のテープ本体に当該テープ本体よりも幅狭に形成さ
    れた掩蔽薄板が長さ方向に沿って接着してあり、上記テ
    ープ本体の幅方向両側には上記掩蔽薄板が設けられてい
    ない接着部が形成してある掩蔽テープで接合目地部を掩
    蔽し、上記掩蔽テープを接合目地部近傍の壁面に仮止め
    するステップ、 上記仮止めされた掩蔽テープのテープ本体に接着剤を塗
    布して壁面に接着するステップ、を含むことを特徴とす
    る、 壁面部材の接合目地部を掩蔽する掩蔽工法。
  6. 【請求項6】 壁面構造体であって、この構造体は、 建築物の壁面に接合して張設されている複数の壁面部材
    と、 当該壁面部材間の接合部に形成されている接合目地部
    と、 当該接合目地部に充填されているシーリング材と、 上記接合目地部を掩蔽して上記壁面部材間に接着してあ
    る請求項1、2または3記載の掩蔽テープと、を備えて
    いることを特徴とする、 壁面構造体。
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