JPH09256463A - 2階建て木造建築物 - Google Patents
2階建て木造建築物Info
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- JPH09256463A JPH09256463A JP9315096A JP9315096A JPH09256463A JP H09256463 A JPH09256463 A JP H09256463A JP 9315096 A JP9315096 A JP 9315096A JP 9315096 A JP9315096 A JP 9315096A JP H09256463 A JPH09256463 A JP H09256463A
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Abstract
る。1階用柱16aは端部にほぞ31を有する。1階用
梁17aはほぞ穴33を有する。1階用柱16aの端部
と1階用梁17aとの間にゴム体34を介在させてほぞ
31はほぞ穴33と嵌合する。柱16aの側面と梁17
aの側面とにまたがる金具を有する。金具はゴム板を介
在させて柱16aおよび梁17aに固定される。根太の
上側と柱の外側と梁の上側とに板材が設けられる。1階
内部および2階内部は板材でそれぞれ密閉するよう覆わ
れる。板材は気密性および防湿性を有する。
Description
性を高めた2階建て木造建築物に関する。
台と根太と柱と梁とで構成される軸組を有し、柱のほぞ
と梁のほぞ穴とを嵌合させて組み立てたものが周知であ
る。また、従来の2階建て木造建築物として、特公平5
−38101号公報に示すものがある。すなわち、床面
パネルおよび天井面パネル兼壁面パネルで四面を囲って
2階建て木造建築物が構成されている。
技術では、柱と梁とが直接、接しているため、2階で歩
いたり走ったりする振動や音が梁および柱を伝わって1
階に伝わりやすいという問題点があった。特に、板材で
四面を囲った2階建て木造建築物では、構造が堅固のた
め、床から梁、柱へと振動や音が伝わりやすかった。
してなされたもので、防振性および防音性を高めた2階
建て木造建築物を提供することを目的としている。
に、請求項1の本発明に係る2階建て木造建築物は、土
台と根太と柱と梁とで構成される軸組を有する2階建て
木造建築物において、1階用柱は上端部にほぞを有し、
1階用梁はほぞ穴を有し、1階用柱の上端部と1階用梁
との間にゴム体を介在させて前記ほぞと前記ほぞ穴とが
嵌合していることを特徴とする。
む。また、「柱」の概念には、支柱、間柱、束を含む。
1階用柱は、下端部のほぞもゴム体を介在させて土台の
ほぞ穴に嵌合されていてもよい。ゴム体は、1階用柱ま
たは1階用梁に接着されていても、接着されていなくて
もよい。
物では、2階の振動や音は、2階の床から1階用梁へと
伝わるが、1階用梁に伝わった振動や音はゴム体により
吸収されて1階用柱には伝わりにくい。このため、2階
の振動や音を1階に響きにくくすることができる。ま
た、ゴム体は、地震などによる縦方向の揺れを吸収し、
抑える。
物では、請求項1の2階建て木造建築物において、前記
ゴム体は前記ほぞを覆っていることを特徴とする。この
場合、2階の振動や音がほぞから1階用柱へ伝わるのを
抑えることができる。また、ゴム体によりほぞおよびほ
ぞ穴の寸法誤差を吸収することができる。
物では、請求項1または2の2階建て木造建築物におい
て、柱の側面と梁の側面とにまたがる金具を有し、この
金具はゴム板を介在させて柱および梁に固定されている
ことを特徴とする。
た振動や音はゴム板により吸収されて、金具に伝わりに
くい。このため、金具を伝わって2階の振動や音が1階
に伝わるのを抑えることができる。また、金具が結露し
たとき、その水分はゴム板で遮断されて柱や梁などの木
材には付着しない。このため、これらの木材が水分を含
んで腐るのを防止することができる。
物では、請求項1,2または3の2階建て木造建築物に
おいて、根太の上側と柱の外側と梁の上側とに固定され
た板材で、窓およびドア枠の取付個所を除いて内部が密
閉するよう覆われ、前記板材は片面がアルミ箔で覆わ
れ、反対面が防湿性合成樹脂で覆われて気密性および防
湿性を有することを、特徴とする。
れるため、板材の剛性で全体の構造が強化される。天井
部を構成する板材は、梁の上側に固定されるため、天井
部の板材にある程度の重量がかかってもその重量は梁に
直接かかる。従って、地震などで天井部に屋根材が落ち
た場合にも、天井部が重みで崩れ落ちるのを防止する効
果が高い。また、梁の上側に板材が設けられて平坦面と
なっているので、屋根を施工する際には、板材の上に乗
って作業することができ、安全性と作業性が高い。ま
た、板材により室内に気密性と防湿性を持たせることが
でき、暖房効果や冷房効果を高めることができる。構造
が堅固のために伝わりやすい振動や音は、ゴム体により
吸収されて2階から1階へは伝わりにくい。
物では、請求項4の2階建て木造建築物において、1階
用梁の上側に前記板材が固定されて、窓およびドア枠の
取付個所ならびに階段部分を除き1階内部および2階内
部が前記板材でそれぞれ密閉するよう覆われていること
を、特徴とする。この場合、構造がより堅固になり、耐
震性を高めることができる。
の形態について説明する。図1〜図12は、本発明の実
施の形態を示している。図4に示す2階建て木造建築物
の家屋10を施工する場合、まず、土台11と根太12
とを施工する。土台11は、通常の土台の高さの1.5
倍〜2倍の高さで、通常の土台の高さと根太の高さとを
合計した高さを有する。土台11には、根太12を支持
するための切欠を形成し、根太12の端部を切欠に嵌合
させて根太12を土台11に固定する。これにより、土
台11および根太12の上面を水平面とする。
なく敷き詰める。図4に示すように、土台11と根太1
2の上に、床部用の板材14を張り渡す。板材14は、
土台11の外側面に達するまで延ばし、土台11の上面
全体を覆うように設ける。板材14は、片面がアルミ箔
で覆われ、反対面が防湿性合成樹脂で覆われて、気密性
および防湿性を有している。板材14には、厚さが4m
m程度で、巾910mm、長さ3030mm、約8kg
のものが適している。各板材14は、互いに端面をしっ
かりと接続させる。そして、板材14を根太12に釘で
固定する。板材14の釘で固定した部分に、釘頭を隠す
ように粘着性防湿気密テープ15を張り付ける(図10
参照)。また、各板材14の接合部を粘着性防湿気密テ
ープ15で塞ぐ。
16aおよび間柱16b(図8参照)を嵌合させて土台
11に柱16aおよび間柱16bを垂直に立て、柱16
aおよび間柱16bを固定する(図9参照)。柱16a
および間柱16bの外側に、窓およびドア枠の取付個所
を除いて1階壁部用の板材14を張り渡す。板材14
は、柱16aおよび間柱16bに釘で固定し、その上か
ら粘着性防湿気密テープ15を張り付ける。各板材14
の接合部および床部用の板材14の端面と1階壁部用の
板材14の側面との接合部は、粘着性防湿気密テープ1
5で塞ぐ。窓およびドア枠の取付個所では、柱16aの
内側に達するまで板材14を伸ばし、その上から樹脂サ
ッシを取り付ける。樹脂サッシの取付け部には、粘着性
防湿気密テープ15を張り付ける。
aは、上端部にほぞ31を有する。1階用梁(桁)17
aは、下部に凹部32を有し、凹部32にほぞ穴33を
有する。柱16aの上端部と1階用梁17aとの間にゴ
ム体34を介在させてほぞ31とほぞ穴33とを嵌合さ
せる。ゴム体34は、正方形状のゴム板部34aとほぞ
被覆部34bとから成る。ゴム板部34aは柱16aの
上端面を覆い、ほぞ被覆部34bはほぞ31を覆う。ゴ
ム板部34aは、凹部32と嵌合する。ほぞ被覆部34
bは、ほぞ34とほぞ穴33とを嵌合させるとき、それ
らに密着する。こうして、柱16aに梁(桁)17a,
17bを張り渡し、固定する。間柱16bは、柱16a
と同様に梁17a,17bに固定することができる。
わりにゴム体35を用いてもよい。ゴム体35は、板状
であって、中央にほぞ31を通す穴を有している。ゴム
体35を用いる場合、梁17aに凹部32を形成せず
に、柱16aの上端部と1階用梁17aとの間にゴム体
34を介在させて、ゴム体34の穴を通したほぞ31と
ほぞ穴33とを嵌合させる。
面と梁17aの側面とに、金具36をまたがるように固
定する。金具36は、T字状の鉄板から成り、柱16a
の伸びる方向と梁17aの伸びる方向とに沿わせて、釘
37でそれらに固定される。金具36と柱16aおよび
梁17aの側面との間には、ゴム板38を介在させる。
ゴム板38は、金具36より一回り大きいT字状であっ
て、間に挟まれ、金具36を柱16aおよび梁17aか
ら隔てる。ゴム板38の厚さは、1〜2ミリ程度であ
る。金具36の釘37で固定した部分に、釘頭を隠すよ
うに粘着性防湿気密テープ15を張り付ける。間柱16
bおよび梁17a,17bにも、柱16aと同様に金具
36を取り付けることができる。なお、金具36以外に
も、ボルトなどの金属部品で柱や梁などの木材に直接、
接触する部分には、その間にゴム板を挟む。
状の断熱板18を張り付ける。図8に示すように、断熱
板18の外側の柱16aおよび間柱16bに対応する位
置に、取付けビスにより胴縁材19を固定し、胴縁材1
9の上に外壁材20を固定する。胴縁材19の厚さは1
8mm以上が望ましく、断熱板18と外壁材20との間
の間隙が通気層21となる。柱16aおよび間柱16b
の室内側には、内装下地ボード22を固定する。
小屋組み下地根太23を張り渡す。各下地根太23は、
間隔をあけて配置する。下地根太23は、根太12と同
寸のものを用いることで、商品コストの安定を図ること
ができる。梁17a,17bには、下地根太23を支持
するための切欠を形成し、下地根太23の端部を切欠に
嵌合させて下地根太23を梁17a,17bに固定す
る。これにより、梁17a,17bおよび下地根太23
の上面を水平面とする。この梁17a,17bおよび下
地根太23の上に、1階天井部用の板材14を張る。各
板材14は、梁17a,17bの上端か下地根太23の
上端で継ぐ。下地根太23に板材14を釘で固定し、そ
の上から粘着性防湿気密テープ15を張り付ける。各板
材14の接合部および1階壁部用の板材14との角の接
合部は、粘着性防湿気密テープ15で塞ぐ。
る。2階用柱24の外側に、窓の取付個所を除いて2階
壁部用の板材14を張り渡す。板材14は、2階用柱2
4に釘で固定し、その上から粘着性防湿気密テープ15
を張り付ける。各板材14の接合部および1階天井部用
の板材14との接合部は、粘着性防湿気密テープ15で
塞ぐ。これらの作業は、1階天井部用の板材14の上に
乗って行うことができる。
7cを張り渡し、固定する。梁17cに天井根太を張り
渡す。梁17cには、天井根太を支持するための切欠を
形成し、天井根太の端部を切欠に嵌合させて天井根太を
梁17cに固定する。これにより、梁17cおよび天井
根太の上面を水平面とする。この梁17cおよび天井根
太の上に、板材14を張る。天井根太に板材14を釘で
固定し、その上から粘着性防湿気密テープ15を張り付
ける。各板材14の接合部および2階壁部用の板材14
との接合部は、粘着性防湿気密テープ15で塞ぐ。こう
して、土台と根太と柱と梁とで構成される軸組を有し、
図6に示すように、箱型で、窓およびドア枠の取付個所
ならびに階段部分を除き1階内部および2階内部が板材
14によりそれぞれ密閉するよう覆われた構造ができあ
がる。
の外側には、ボード状の断熱板18を張り付ける。梁1
7a,梁17cの上の板材14の上には、受木25を取
り付ける。受木25を取り付けることにより、板材14
が垂木で傷つくのを防止するとともに、断熱材によって
通気層を塞ぐのを防止することができる。図4および図
5に示すように、小屋組み下地根太23の上側の部分お
よび天井根太の上側の部分に、それぞれ垂木26,27
を設ける。垂木26,27には、小屋組みの束28を設
ける。
示すように、梁17bとその上側の板材14とに断面四
角形状のほぞ穴29を形成する。束28には、下端にほ
ぞ28aを設けておく。ほぞ穴29を板材14の上から
粘着性防湿気密テープ15で塞ぐ。ほぞ穴29の対角線
に沿ってカッターで粘着性防湿気密テープ15に切込み
29aを入れる。束28のほぞ28aを切込み29aの
上からほぞ穴29に嵌合する。さらに、図12に示すよ
うに、束28の下端付近の板材14に束28に沿ってノ
ミで差込み穴を開け、その差込み穴にゴム板30aの上
に載せた薄形の手金物30bを差し込む。手金物30b
をゴム板30aとともに専用釘で束28と梁17bとに
打ち込み、固定する。こうして、束28を確実に取り付
けることができる。
は、図6に示すように、箱型の軸組構成であり、内部が
板材14で密閉するよう覆われるため、板材14の剛性
で全体の構造が強化されており、耐久性が高い。特に、
1階内部および2階内部は板材14によりそれぞれ密閉
するよう覆われているため、構造はかなり堅固で、耐震
性が高い。
天井部を構成する板材14は、梁17a,17bおよび
梁17cの上側に固定されるため、天井部の板材14に
ある程度の重量がかかってもその重量は梁17a,17
b,17cに直接かかる。従って、地震などで家屋にひ
ねりの力が働いたり、天井部に屋根材が落ちたりした場
合にも、天井部が重みで崩れ落ちるのを防止する効果が
高く、耐震性に優れている。
や音が伝わりやすくなる。しかしながら、家屋10で
は、図1に示すように、1階用柱16aの上端部と1階
用梁17aとの間にゴム体34が設けられている。この
ため、2階の振動や音は、2階の床から1階用梁17
a,17bへと伝わるが、1階用梁17a,17bに伝
わった振動や音はゴム体34により吸収されて1階用柱
16aおよび間柱16bには伝わりにくい。このため、
2階の振動や音を1階に響きにくくすることができる。
特に、ゴム体34は柱16aおよび間柱16bのほぞ3
1を含む上端部全体を覆っているので、2階の振動や音
が、ほぞ31から1階用柱16aおよび間柱16bへ伝
わるのを抑えることができる。ゴム体34によりほぞ3
1およびほぞ穴33の寸法誤差を吸収することもでき
る。ゴム体34は、地震、特に、直下型地震などによる
柱16aの縦方向の揺れを吸収し、抑えるのにも役立
つ。
具36が柱16aおよび間柱16bならびに梁17a,
17bに固定されているので、構造が頑丈である。金具
36はこれらにゴム板38を介在させて固定されている
ので、2階の床から1階用梁17a,17bに伝わった
振動や音はゴム板38により吸収されて、金具36に伝
わりにくい。このため、金具36を伝わって2階の振動
や音が1階に伝わるのを抑えることができる。また、金
具36が結露したとき、その水分はゴム板38で遮断さ
れて柱16aおよび間柱16bならびに梁17a,17
bなどの木材には付着しない。このため、これらの木材
が水分を含んで腐るのを防止し、耐久性を高めることが
できる。金具36を固定する釘37は、釘頭が粘着性防
湿気密テープ15で覆われているので、錆びにくい。金
具36以外の金属部品でも、柱などの木材との間にゴム
板を挟むことによって、振動や音を抑えたり、結露によ
り柱や梁などの木材が傷むのを防止したりすることがで
きる。
よび防湿性を有するので、屋根に雨漏りが生じた場合に
も、雨は板材14で遮られ、雨が室内に浸入するのを防
ぐことができる。さらに、梁17a,17bおよび梁1
7cの上側に板材14が設けられて平坦面となっている
ので、垂木26,27を固定するなど、屋根を施工する
際には、1階天井部および2階天井部の板材14の上に
乗って作業することができ、従来のように梁を踏み外す
心配がなく、安全性と作業性が高い。
面が防湿性合成樹脂で覆われて、気密性および防湿性を
有するので、室内に気密性と防湿性を持たせることがで
き、暖房効果や冷房効果を高めることができる。寒い地
域では、アルミ箔側の面を内側に向けて板材14を設け
ることにより、内側の輻射熱を外に逃がさず室内を暖か
く保つことができる。反対に、暑い地域では、アルミ箔
側の面を外側に向けて板材14を設けることにより、外
からの輻射熱を外側に反射させ、室内を涼しく保つこと
ができる。これにより、優れた省エネルギー住宅を作る
ことができる。なお、板材14は、従来のビニールシー
トによる気密方法に比べて、施工性が良く、作業能率が
良好である。
プ15で塞がれるので、各板材14の接合部から熱が逃
げるのを防ぎ、内部の気密性および防湿性を高めること
ができる。板材14の釘頭は粘着性防湿気密テープ15
で覆われているため、釘の耐久性が高められ、これによ
り、家屋全体の耐久性が高められる。また、束28の取
付け部分では、粘着性防湿気密テープ15の切込み部2
9aが束28のほぞ28aにより板材14および梁17
bのほぞ穴29の内部に折り曲げられて、ほぞ穴29と
束28のほぞ28aとの間の間隙を埋める。このため、
ほぞ28aとほぞ穴29との間の寸法誤差が粘着性防湿
気密テープ15の切込み部29aで吸収されて、ほぞ穴
29の部分の気密性および防湿性が保たれ、室内の気密
性および防湿性を高めることができる。
り、防振性、防音性、耐震性、気密性、作業の安全性、
施工性、耐久性および省エネルギーによる経済性に優れ
た、低コストの2階建て木造建築物を建築することがで
きる。
ば、1階用柱の端部と1階用梁との間にゴム体を介在さ
せているので、2階の振動や音が1階に響きにくく、防
振性および防音性が高められている。
造建築物では、2階の振動や音がほぞから1階用柱へ伝
わるのを抑えることができる。
造建築物では、柱の側面と梁の側面とにまたがる金具が
ゴム板を介在させて固定されているので、金具を伝わる
振動や音を抑えるとともに、金具の結露により柱や梁な
どの木材が傷むのを防止し、耐久性を高めることができ
る。
造建築物では、内部が板材で密閉するよう覆われ、天井
部を構成する板材が梁の上側に固定されるので、全体構
造、特に天井部が頑丈で耐久性および耐震性に優れ、ま
た、屋根の施工の際の安全性および作業性が高い。ま
た、板材により室内に気密性と防湿性を持たせることが
でき、暖房効果や冷房効果を高めることができる。
造建築物では、階段部分等を除き1階内部および2階内
部が板材でそれぞれ密閉するよう覆われているので、構
造がより堅固で、耐震性が高い。
階用柱と1階用梁との固定状態を示す(A)斜視図、
(B)側面図である。
1階用柱と1階用梁との固定状態の他の態様を示す側面
図である。
1階用柱と1階用梁との金具による固定状態を示す斜視
図である。
部を示す縦方向断面図である。
木付近を示す縦方向断面図である。
体に板材を設けた状態を示す斜視図である。
部付近を示す縦方向断面図である。
部を示す水平方向断面図である。
の基部付近を示す斜視図である。
粘着性防湿気密テープの張り付け状態を示す斜視図であ
る。
束の梁への固定方法を示す分解斜視図である。
束の梁との固定状態を示す斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】土台と根太と柱と梁とで構成される軸組を
有する2階建て木造建築物において、1階用柱は上端部
にほぞを有し、1階用梁はほぞ穴を有し、1階用柱の上
端部と1階用梁との間にゴム体を介在させて前記ほぞと
前記ほぞ穴とが嵌合していることを特徴とする2階建て
木造建築物。 - 【請求項2】前記ゴム体は前記ほぞを覆っていることを
特徴とする請求項1記載の2階建て木造建築物。 - 【請求項3】柱の側面と梁の側面とにまたがる金具を有
し、この金具はゴム板を介在させて柱および梁に固定さ
れていることを特徴とする請求項1または2記載の2階
建て木造建築物。 - 【請求項4】根太の上側と柱の外側と梁の上側とに固定
された板材で、窓およびドア枠の取付個所を除いて内部
が密閉するよう覆われ、前記板材は片面がアルミ箔で覆
われ、反対面が防湿性合成樹脂で覆われて気密性および
防湿性を有することを、特徴とする請求項1,2または
3記載の2階建て木造建築物。 - 【請求項5】1階用梁の上側に前記板材が固定されて、
窓およびドア枠の取付個所ならびに階段部分を除き1階
内部および2階内部が前記板材でそれぞれ密閉するよう
覆われていることを、特徴とする請求項4記載の2階建
て木造建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9315096A JP2733570B2 (ja) | 1996-03-23 | 1996-03-23 | 2階建て木造建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9315096A JP2733570B2 (ja) | 1996-03-23 | 1996-03-23 | 2階建て木造建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09256463A true JPH09256463A (ja) | 1997-09-30 |
JP2733570B2 JP2733570B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=14074520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9315096A Expired - Fee Related JP2733570B2 (ja) | 1996-03-23 | 1996-03-23 | 2階建て木造建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2733570B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2849881A1 (fr) * | 2003-01-14 | 2004-07-16 | Georges Harnois | Procede et dispositif d'insonorisation de locaux |
JP2016089973A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | 住友林業株式会社 | 止着構造 |
JP2018071155A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社タナカホーム | 木造建物の外張り断熱透湿耐震構造 |
-
1996
- 1996-03-23 JP JP9315096A patent/JP2733570B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018071155A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社タナカホーム | 木造建物の外張り断熱透湿耐震構造 |
Also Published As
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---|---|
JP2733570B2 (ja) | 1998-03-30 |
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