JPH0925606A - 軌間止め具及び軌間止め具を用いたレール交換方法 - Google Patents

軌間止め具及び軌間止め具を用いたレール交換方法

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JPH0925606A
JPH0925606A JP21016095A JP21016095A JPH0925606A JP H0925606 A JPH0925606 A JP H0925606A JP 21016095 A JP21016095 A JP 21016095A JP 21016095 A JP21016095 A JP 21016095A JP H0925606 A JPH0925606 A JP H0925606A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新旧レールの交換が容易に、かつ迅速にでき
ると共に、交換後の軌間が正確に保持され、前後上下方
向のレール移動が容易にでき、安全性の向上が図れる軌
間止め具及び軌間止め具を用いたレール交換方法を提供
することを目的とする。 【構成】 側壁4と固定用の長孔5等を有する軌間止め
具1の側壁4にレール6のベース部9の一側端面を当接
させ、レール6の取り付け位置を特定すると共に側壁4
がレール6の上下および前後方向の移動時の案内となり
前後上下移動が円滑に行われる。また、既設のレール緊
締具の固持手段がそのまま利用され、長孔5に挿入され
た緊締用ボルト13をレール緊締具の固定用のねじ孔に
螺合することにより軌間止め具1は枕木8側に固定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レール交換が容易に出
来ると共に、所定の軌間に新レールを正しく取り付ける
ことの可能な軌間止め具及び軌間止め具を用いたレール
交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路には直線レールと曲線レールが
適宜組み合わされて敷設される。曲線レールとしては図
19に示すように半径Rが約400mの比較的急なカー
ブを形成するものがあり、その場合でも1本の曲線レー
ルは数10mの長さにおよぶ重量物のものからなる。こ
の場合、図20に示すように左右のレール6,6の軌間
の段差(カントという)は約70mmもある。左右のレ
ール6,6は所定の軌間を保持して枕木8上に固持され
ることは勿論であるが前記のカントを考慮して枕木8上
に取り付けることが必要である。このため、従来よりレ
ール6はレール緊締具10bにより枕木8上に緊締固持
されていた。なお、レール緊締具としては図2等に示す
板ばね式のものと図14等に示すバンドロール型のもの
が一般に使用されている。一方、鉄道線路は安全運行を
遵守するため一定期間(例えば、8年)を経過したレー
ルは交換することが義務付けられている。このレール交
換作業は鉄道の全体の運行計画に影響を与えることなく
迅速に行われることが必要であるが、従来は図21に示
すように、レール緊締具10bを取り外し、古いレール
6を吊り具26等を用いて取り除き、新レールと交換す
る手段がもっぱら採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、新旧
のレール交換は、まず、レールのベース部を枕木側に固
持するレール緊締具10bを取り外し、古いレールを取
り除いた後、新レールを元の位置にセットしてレール緊
締具10bで固定する。この場合、新レールを元の位置
にセットし、かつ所定の軌間に左右のレールを位置決め
固定すると共に前後方向の位置調整を行うことが必要で
ある。しかし、従来のレール交換方法ではこの作業が極
めて困難であり、多くの時間を必要とした。特に、前記
したようにカントの大きい曲線レールの交換の場合はレ
ールが下り方向に移動するため、所定位置にセットする
ことが難しく、軌間の調整も極めてやりにくい。更に、
レールは前後方向に移動して継ぎ目合わせをする必要が
あり、また、猛暑におけるトラブルを防止するため加熱
膨張させて固定することが必要になる。従って、従来の
レール交換方法ではレール交換に多くの時間を要し、鉄
道の運行計画にトラブルを生じさせるという問題点があ
った。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みて創案された
ものであり、レール交換が迅速に行われると共に、所定
の軌間に左右レールを正しくセットすることが出来、レ
ールの前後,左右の位置合わせや加熱処理に対しても便
利な軌間止め具及び軌間止め具を用いたレール交換方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、レール交換時に使用される軌間止め具
であって、該レールのベース部の一側端面に当接係合す
る側壁と、該側壁に固着され既設のレール緊締具の固持
手段を利用して枕木側に固持される取付部材とを備え、
前記側壁は、その高さ寸法が前記レールの高さよりやや
低く、レール交換時にレールを支持すべく前記枕木上に
搭載されるローラの高さよりも高く形成される軌間止め
具を構成するものでありる。更に具体的に、前記軌間止
め具が、板ばねからなる前記レール緊締具の固持用の埋
込み側のねじ穴とほぼ合致する位置に固持用孔を有し、
かつ前記板ばねを保持すべく枕木側に固定されるばね受
台に当接する当接部を形成するブロック状部材からなる
前記取付部材を有するものであり、前記軌間止め具が、
バンドロール型のレール緊締具の基端部を支持すべく枕
木側に固定されるタイププレート又はショルダの支持孔
と相対向する位置に固定用孔を有することを特徴とする
ものである。また、レールのベース部の一側端面に当接
係合する側壁と、該側壁に固着され既設のレール緊締具
の固持手段を利用して枕木側に固持される取付部材とを
備え、前記側壁の高さがレールの高さよりやや低く、か
つレール交換時にレールを支持すべく枕木上に搭載され
るローラの高さよりやや高い寸法に形成されてなる軌間
止め具を用いて新旧レールを交換するレール交換方法で
あって、旧レールのベース部の下り傾斜側に緊締されて
いる既設のレール緊締具を取り外し、前記ベース部の取
り外し側の側端面に前記側壁を当接しその取付部材を既
設のレール緊締具の固持手段を利用して枕木側に固定す
る第1の手順と、前記旧レールを取り外して枕木上にロ
ーラを搭載し、新レールのベース部を前記側壁に案内さ
せて前記ローラ上に搭載する第2の手順と、前記ローラ
を除去しながら新レールを前記側壁に沿わせて枕木上に
搭載し、前後左右方向に移動し所定の位置に位置決め
し、かつ前記位置で加熱膨張された新レールを軌間止め
具を取り外しながら前記レール緊締具で固定する第3の
手順を行う軌間止め具を使用したレール交換方法を特徴
とするものである。
【0006】
【作用】古いレールの取り外しに先立ってこのレールの
ベース部の下り傾斜側の一側端面に本発明の軌間止め具
の側壁を当接して固定し、新レールの取り付け位置を特
定する。なお、軌間止め具は既設のレール緊締具の固持
手段を利用して枕木上に固定される。次に、古いレール
を取り外し、新レールを枕木上のローラに搭載した状態
で所定位置に仮りセットし、新レールのベース部の側端
面を軌間止め具の側壁に当接させて位置決めする。ロー
ラを取り外し新レールを側壁に沿わせて枕木上にセット
する。次に、軌間止め具に案内されながら新レールを前
後方向に移動させて所定位置に位置決めする。新レール
の加熱処理を前記状態のまま実施し、元のレール緊締具
を用いて新レールを緊締する。以上により新レールが迅
速に、かつ正しい軌間を保持して交換される。なお、軌
間止め具に支持され、かつ案内されながらレールの移動
が行われるためカントのある場合でも作業が容易に行わ
れる。また、前記のように軌間止め具は既設のレール緊
締具の固持手段を利用するため特別な固持手段が不要と
なり作業コストの低減が図れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1乃至図3は板ばね式のレール緊締具によって
固定されているレールに対して適用される軌間止め具を
示す。軌間止め具1は、コ字状断面の折り曲げ部材2と
箱体状のブロック状部材3を溶着したものからなり、折
り曲げ部材2のベース面とブロック状部材3の前面とで
側壁4を形成する。また、ブロック状部材3には長孔5
が穿孔される。
【0008】図2乃至図4に示すように、レール6は軌
道パッド7を介して枕木8上に搭載され、そのベース部
9の両側端部は板ばね式のレール緊締具10により枕木
8上に固持される。板ばね式のレール緊締具10は、略
U字形状に屈曲された板ばね11と、絶縁材のばね受台
12と緊締用ボルト13等からなる。板ばね11は、そ
の先端側をレール6のベース部9に当接し後端部をばね
受台12により保持されると共に地中に埋設された埋込
み栓14のねじ孔に緊締用ボルト13をねじ込んで固定
される。なお、ばね受台12も枕木8側に固定される。
【0009】図1乃至図3に示すように、軌間止め具1
はレール6のベース部9の一側端面(下り傾斜側の側端
面)に側壁4を当接して枕木8上に搭載される。この場
合、軌間止め具1のブロック状部材3の下端の隅角部は
枕木8上に固定されるレール緊締具10の固持手段の1
つであるばね受台12の内面に当接して保持される形状
のものから形成される。また、軌間止め具1は前記のレ
ール緊締具10の固持手段の1つである緊締用ボルト1
3及び埋込み栓14のねじ孔を利用すべく、ブロック状
部材3の前記埋め込栓14のねじ孔と相対向する位置に
は緊締用ボルト13のボルト径に相当する巾寸法の長孔
5が穿孔される。以上により軌間止め具1はその側壁4
をベース部9の一側端面に当接し、ブロック状部材3の
後部の下端部をばね受台12に保持され、かつ緊締用ボ
ルト13を埋込み栓14のねじ孔にねじ込んだ状態で枕
木8上に固定される。なお、軌間止め具1のレール6の
長手方向の幅寸法はレール緊締具10の板ばね11の幅
寸法とほぼ同一寸法のものからなる。また、軌間止め具
1はレール6の重みに十分に耐える強度を有するものか
ら形成される。
【0010】次に、前記構造の軌間止め具1を用いた新
旧レールの変換方法を図4乃至図12と図13のフロー
チャートにより説明する。図4はレール6が板ばね式の
レール緊締具10によりそのベース部9の両側端面を枕
木8上に固持されているレール交換前の状態を示す。前
記したように、レール緊締具10は緊締用ボルト13を
地中に埋設された埋込み栓14のねじ孔に螺合されて固
定される。また、レール緊締具10の板ばね11はばね
受台12により保持される。
【0011】まず、図5に示すように下り傾斜側のレー
ル緊締具10を枕木8側から取り外す(ステップ10
0)。なお、下り傾斜側を取り外すのはレール交換時に
レール6が下り傾斜側に移動するのを防止するためであ
る。次に、図6に示すように、レール緊締具10を取り
外した位置に軌間止め具1を配置し、前記したように軌
間止め具1の側壁4をベース部9の側端面に当接して枕
木8側に固定する(ステップ101)。以上のステップ
1及び2が第1の手順に相当する。
【0012】次いで、図6に示すように、上り傾斜側の
レール緊締具10を取り外し(ステップ102)、図7
に示すように、古いレール6を取り除く(ステップ10
3)。以上により、図8に示すように並設される2本の
レール6,6の下り傾斜側の枕木8上には軌間止め具
1,1が固定される。軌間止め具1,1はばね受台12
により位置決めされているため並設する軌間止め具1,
1間の間隔aが正規の軌間の寸法に相当する。すなわ
ち、レール6,6を軌間止め具1,1の側壁4,4に沿
わせて位置決めすることにより2本のレール6,6は所
定の軌間を保持することになる。次に、図9に示すよう
に軌間止め具1の配置されていない枕木8上にローラ1
5を搭載し、新しいレール6をローラ15に搭載する
(ステップ104)。この場合、レール6のベース部9
の一側端面を軌間止め具1の側壁4に沿わせて取り入れ
る。以上のステップ102,103,104が第2の手
順に相当する。なお、レール6を軌間止め具1に沿わせ
て取り入れることによりレール6の投入作業が極めて容
易に行われる。図9に示すようにローラ15上にレール
6が搭載された状態でレール6のベース部9の側端面が
側壁4に当りレール6が側壁4に沿って挿入される関係
上軌間止め具1の高さはローラ15の高さよりやや高い
ことが必要である。また、軌間止め具1を取り付けた状
態でレール6上に軌道車が走行する場合があるので軌間
止め具1の高さはレール6の高さよりも低く形成される
ことが必要である。
【0013】次に、図10に示すようにローラ15を取
り除きながら新しいレール6を軌間止め具1の側壁4に
案内させながら降ろし、枕木8上に搭載する(ステップ
105)。レール6を側壁4に当接して左右の位置決め
をすると共に、図11に示すようにレール6を長手方向
(前後方向)に移動し継ぎ目合わせを行う。次に、レー
ル6の一端を加熱手段16により加熱し、レール6を所
定の量だけ膨脹させる(ステップ106)。レール6を
加熱するのは夏期の猛暑におけるレール膨脹によるトラ
ブルを防止するためである。この状態で図12に示すよ
うに新しいレール6の上り傾斜側をレール緊締具10に
より固定する(ステップ107)。次に、下り傾斜側の
軌間止め具1を取り除きながらレール緊締具10により
新しいレール6を固定する(ステップ108)。以上の
ステップ105,106,107,108が第3の手順
に相当する。以上により、新しいレール6はレール緊締
具10,10により固定され、図4に示したものと同じ
状態に戻る。なお、レール6を前後方向に移動する場合
もレール6は軌間止め具1の側壁4に案内されるためそ
の調整移動作業は極めて容易に行われ、かつ前後方向の
移動によっても軌間を所定の寸法に保持される。
【0014】図14乃至図18はバンドロール型のレー
ル緊締具10aを用いた場合のレール6の固持方法及び
レール交換方法を説明する図である。図14及び図15
に示すように、バンドロール型のレール緊締具10a
は、鋼製の弾性棒を屈曲形成したクリップ部材17と、
これを枕木8側に固定するためのショルダ18と、絶縁
パッド19等からなる。なお、レール6は前記と同様に
枕木8上に軌道パッド7を介して搭載される。クリップ
部材17は、強力な緊締力を有すると共に取り付け,取
り外しが容易に出来る特徴を有するものであり、図示の
ようにショルダ18の支持孔20に挿入される適宜軸長
のセンタレッグ17aと、レール6のベース部9に圧接
係合するトウ17bとセンタレッグ17aとトウ17b
を連結するアーチ17cから形成される。ショルダ18
は地中に埋設される部分とセンタレッグ17aを保持す
るブラケット部18aを有するものからなり、前記した
ように支持孔20を形成するものからなる。なお、ショ
ルダ18の替りに枕木8上に敷設されるタイププレート
(図略)の支持孔(又は嵌合孔)にセンタレッグ17a
を挿入して保持するものもある。また、絶縁パッド19
は、レール6のベース部9とクリップ部材17のトウ1
7b間に挿設されるものでレール6とショルダ18側と
を絶縁するものである。
【0015】図16乃至図18に示すように本実施例の
軌間止め具1aは、側壁4aを形成する平板21とその
一側面にL型に溶着された平板状部材22とからなる。
この軌間止め具1aを枕木8側に固定するにはバンドロ
ール型のレール緊締具10aの固持手段の1つであるシ
ョルダ18の支持孔20を利用する。すなわち、図17
に示すように、側壁4aをレール6のベース部9の一側
端面に当接した状態で支持孔20と相対向する位置にお
いて平板状部材22には固定用孔23が穿孔される。図
18に示すようにこの固定用孔23と支持孔20に緊締
用ボルト24を挿通しナット25で締め付けることによ
り軌間止め具1aはショルダ18を介し枕木8側に固定
される。本実施例の軌間止め具1aにより前記実施例と
同様に新旧レールの交換が容易に、かつ迅速に行われ
る。
【0016】以上の説明において、軌間止め具1,1a
の詳細構造とそれ等を用いたレール交換方法について説
明したが、レール緊締具としては前記したものに限らな
いため軌間止め具としてはそれ等に対応する形状のもの
が同様に採用される。すなわち、レール6のベース部9
の側端面に当接する側壁を有し、かつ既設のレール緊締
具の固持手段を利用し得る形状のものであれば軌間止め
具としては前記のものに限定するものではない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)軌間止め具の側壁にレールを当接することにより新
しいレールの取り付け位置が特定され軌間を所定の寸法
に正しく保持することが出来る。 2)軌間止め具を枕木側に固定するために既設のレール
緊締具の固持手段をそのまま利用するため、固持のため
に特別な取付具を必要とせず、固持作業が容易に行われ
る。また、コスト低減が図れる。 3)レールを取り付ける場合には軌間止め具が案内具と
して機能するため、レールの前後上下の移動が極めて容
易に行われ、作業効率の向上が図れる。 4)レール緊締具の種類が異なってもそれに見合った軌
間止め具を使用することにより対応出来る。従って、す
べてのレールの交換場所に適用され、使用範囲が広い。 5)従来のレール交換方法に較べ、作業時間の短縮化が
出来るため、鉄道の運行計画に支障をきたすことがな
く、かつ安全運行が遵守される。 6)従来技術に較べて作業上の安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】板ばね式のレール緊締具により固持されるレー
ルの交換時に使用される軌間止め具の構造とこれとレー
ルとの係合状態を示す斜視図。
【図2】軌間止め具及び従来のレール緊締具の構造とそ
れ等とレールとの係合状態を示す側面図。
【図3】図2の上面図。
【図4】既設レールのレール緊締具による固持状態を示
す側面図。
【図5】レール交換における一側面側のレール緊締具の
取り外し状態を示す説明用側面図。
【図6】本実施例の軌間止め具の取り付け状態を示す説
明用側面図。
【図7】古いレールの取り外し状態を示す説明用側面
図。
【図8】並設される2本の古いレールの取り外し状態を
示す説明用側面図。
【図9】レール交換時におけるローラの搭載状態を示す
説明用側面図。
【図10】新しいレールの仮セット状態を示す説明用側
面図。
【図11】新しいレールの主に前後方向の調整方法を示
す説明用上面図。
【図12】新しいレールのセット状態を示す説明用側面
図。
【図13】本実施例のレール交換方法を説明するための
フローチャート。
【図14】バンドロール型のレール緊締具によるレール
の固持方法を示す側面図。
【図15】図14の上面図。
【図16】バンドロール型のレール緊締具に対応する軌
間止め具を示す側面図。
【図17】図16の上面図。
【図18】バンドロール型のレール緊締具に対応する軌
間止め具の固持方法を説明する部分斜視図。
【図19】半径Rの小さいレールの敷設状態を示す模式
的平面図。
【図20】図19におけるカントを示す模式的側面図。
【図21】従来のレール交換方法の概要を説明するため
の模式図。
【符号の説明】
1 軌間止め具 1a 軌間止め具 2 折り曲げ部材 3 ブロック状部材 4 側壁 4a 側壁 5 長孔 6 レール 7 軌道パッド 8 枕木 9 ベース部 10 レール緊締具 10a レール緊締具 11 板ばね 12 ばね受台 13 緊締用ボルト 14 埋込み栓 15 ローラ 16 加熱手段 17 クリップ部材 17a センタレッグ 17b トウ 17c アーチ 18 ショルダ 18a ブラケット部 19 絶縁バッド 20 支持孔 21 平板 22 平板状部材 23 固定用孔 24 緊締用ボルト 25 ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール交換時に使用される軌間止め具で
    あって、該レールのベース部の一側端面に当接係合する
    側壁と、該側壁に固着され既設のレール緊締具の固持手
    段を利用して枕木側に固持される取付部材とを備え、前
    記側壁は、その高さ寸法が前記レールの高さよりやや低
    く、レール交換時にレールを支持すべく前記枕木上に搭
    載されるローラの高さよりも高く形成されることを特徴
    とする軌間止め具。
  2. 【請求項2】 前記軌間止め具が、板ばねからなる前記
    レール緊締具の固持用の埋込み側のねじ穴とほぼ合致す
    る位置に固持用孔を有し、かつ前記板ばねを保持すべく
    枕木側に固定されるばね受台に当接する当接部を形成す
    るブロック状部材からなる前記取付部材を有するもので
    ある請求項1の軌間止め具。
  3. 【請求項3】 前記軌間止め具が、バンドロール型のレ
    ール緊締具の基端部を支持すべく枕木側に固定されるタ
    イププレート又はショルダの支持孔と相対向する位置に
    固定用孔を有する平板状部材からなる前記取付部材を有
    するものである請求項1の軌間止め具。
  4. 【請求項4】 レールのベース部の一側端面に当接係合
    する側壁と、該側壁に固着され既設のレール緊締具の固
    持手段を利用して枕木側に固持される取付部材とを備
    え、前記側壁の高さがレールの高さよりやや低く、かつ
    レール交換時にレールを支持すべく枕木上に搭載される
    ローラの高さよりやや高い寸法に形成されてなる軌間止
    め具を用いて新旧レールを交換するレール交換方法であ
    って、旧レールのベース部の下り傾斜側に緊締されてい
    る既設のレール緊締具を取り外し、前記ベース部の取り
    外し側の側端面に前記側壁を当接しその取付部材を既設
    のレール緊締具の固持手段を利用して枕木側に固定する
    第1の手順と、前記旧レールを取り外して枕木上にロー
    ラを搭載し、新レールのベース部を前記側壁に案内させ
    て前記ローラ上に仮搭載する第2の手順と、前記ローラ
    を除去しながら新レールを前記側壁に沿わせて枕木上に
    搭載し、前後左右方向に移動し所定の位置に位置決め
    し、かつ前記位置で加熱膨張された新レールを軌間止め
    具を取り外しながら前記レール緊締具で固定する第3の
    手順を行うことを特徴とする軌間止め具を使用するレー
    ル交換方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111781A (ko) * 2000-06-13 2001-12-20 김정겸 철도용 침목의 재생방법
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