JPH09255156A - 積層トレイ分離装置 - Google Patents

積層トレイ分離装置

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Publication number
JPH09255156A
JPH09255156A JP9046396A JP9046396A JPH09255156A JP H09255156 A JPH09255156 A JP H09255156A JP 9046396 A JP9046396 A JP 9046396A JP 9046396 A JP9046396 A JP 9046396A JP H09255156 A JPH09255156 A JP H09255156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
separating device
suction
suction member
trays
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9046396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Hayama
芳雅 羽山
Nobuyuki Endo
信之 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP9046396A priority Critical patent/JPH09255156A/ja
Publication of JPH09255156A publication Critical patent/JPH09255156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離するトレイの大きさが変わっても、トレ
イと吸着部材の中心位置が変わらないようにする。 【解決手段】 クランク13の上端に設けた案内部14
により水平移動自在に分離装置15を設け、分離装置1
5上部に最下部のトレイ20を吸着する吸着部材16を
固定し、フレキシブルな連通部材17を介して機台1内
に設けた図示しない吸引装置と連通させる。トレイ20
の長さ方向の中心に案内部14を介して吸着部材16の
中心位置を合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の包装用に
使用されるトレイを1枚ずつ剥離して取り出す積層トレ
イ分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を図3,図4を用いて説明す
る。機台1上に複数個積み重ねたトレイ20を載置する
トレイガイド7,10を設け、トレイガイド7,10は
トレイ20の長さ、幅方向に開閉自在で、トレイガイド
7下部には最下部のトレイ20を挾持する挾持機構12
を設け、挾持機構12の下部に最下部のトレイ20を1
枚ずつ吸着し分離して取り出す吸着部材16と分離装置
15を上下動自在に配置してある。このように、収納す
るトレイ20の大きさが変わっても、トレイガイド7,
10の長さ、幅方向の間隔を変えることによりトレイ2
0の底面に対する吸着部材16の位置が変わらない構成
であるのが一般的であった。分離するトレイ20の底面
大きさに合わせ、吸着部材16の大きさを変えた分離装
置15を数種類準備することもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、トレイガイド
7,10の長さ方向の設定は求心構造であるが、幅方向
の設定は一方端を固定して狭めたり広げたりする方式の
ため、収納されるトレイ20の大きさが変わっても、収
納されたトレイ20の底面に対する吸着部材16、分離
装置15の位置が変わらない構造であった。よって、収
納するトレイ20の大きさを変えると、トレイ20の中
心位置に対し吸着部材16の中心位置がずれる。この状
態で、トレイ20底面を吸着部材16で吸着した分離装
置15を下降させると、前記した中心位置がずれた分の
モーメントがトレイ20に働く。このモーメントでトレ
イ20の片側だけが挾持機構12から外れて傾くため、
吸着部材16とトレイ20間にすき間ができ、吸着力が
なくなり分離装置15が下降しても、トレイ20の他方
の側が挾持機構12に残る不具合が発生していた。
【0004】この不具合をなくすため、大形の吸引装置
にしてトレイ20の吸引力を上げて対応するか、トレイ
20の大きさを大、中、小などに分けてそれぞれの大き
さに応じずれが生じないように吸着部材16を複数個準
備し対応していた。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、分離するトレイの大きさが変わっても、ト
レイと吸着部材の中心位置が変わらないよう工夫し、ト
レイの分離不具合のない必要最小限の吸引装置とする。
また、吸着部材を1個で済ませ、安価な積層トレイの分
離装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、機台上に積
み重ねたトレイを載置するトレイ載置部を立設又は傾斜
保持させ、最下部のトレイの幅又は長さ方向どちらかの
両側のほぼ全域に接触し挾持する1対の挾持機構を有
し、該挾持機構の下方に最下部のトレイを1枚ずつ吸着
する吸着部材と分離して取り出す分離装置を有し、該分
離装置は電動機により上下動又は揺動自在に機台に支持
し、該機台に固定した吸着装置と連通部材を介し前記分
離装置とを連通させた積層トレイ分離装置において、前
記分離装置の適所に前記一対の挾持機構のトレイとの接
触方向に吸着部材を移動自在に案内部を設けることで達
成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1,図2を用
いて説明する。図1は積層トレイ分離装置の全体正面
図、図2は図1の左側面図である。
【0008】図において、機台1上にスタンド2を立設
し、スタンド2に水平方向へ回転自在に設けた支持軸
3,4を上下に配置し、支持軸3,4の左右に形成した
逆ねじ部3a,4aにそれぞれめねじを形成した保持部
材5と保持部材6がねじ嵌合し、保持部材5,6にはそ
れぞれトレイガイド7を立設している。トレイガイド
7,7の外側部に設けた保持部材8にそれぞれガイドバ
ー9を設け、ガイドバー9の一端にはそれぞれトレイガ
イド10を立設している。このトレイガイド7,10内
には積み重ねた複数個のトレイ20を収納している。最
下部のトレイ20の幅方向の両側のほぼ全域に接触し挾
持する挾持機構12を各々保持部材5,6に設けてい
る。
【0009】上下の支持軸3,4はチェーン13により
連結され、支持軸4の一端に設けたハンドル11を回す
とチェーン13を介して支持軸3,4が同期して回転す
る。支持軸3,4を正転又は逆転させると、保持部材
5,6を介してトレイガイド7,7の間隔が保持部材
5,6の中央を基準に相互に遠ざかる方向、又は接近す
る方向へ移動する。これにより、トレイ20の長さ方向
の間隔を任意に調整する。また、ガイドバー9を介して
トレイガイド10,10を移動させることで、トレイ2
0の幅方向の間隔が変わる。
【0010】機台1上から一部突出するクランク13
は、機台1内に設けた図示しない電動機により上下動
し、クランク13の上端に設けた案内部14により水平
移動自在(図1において左右方向)に分離装置15を設
けている。分離装置15上部に最下部のトレイ20を吸
着する吸着部材16を固定し、フレキシブルな連通部材
17を介して機台1内に設けた図示しない吸引装置と連
通させることで、前記吸引装置により連通部材17、分
離装置15を介して吸着部材16上面に吸引力が発生す
るよう構成されている。また、案内部14吸着部材16
の係止手段18(例えば、ピン等)を設け分離装置15
の位置を係止する。
【0011】上記構成において、まず、ハンドル11を
回し、トレイガイド7,7間、トレイガイド10,10
間を開閉させて、積み重ねるトレイ20の長さ、幅方向
の大きさにあわせる。トレイ20の長さ方向の中心(ト
レイ20の係止中心位置)に案内部14を介して吸着部
材16の中心位置を合わせる。前記吸引装置を起動さ
せ、連通部材17、分離装置15を介して吸着部材6上
面に吸引力が発生する。次に、図示しない電動機を起動
させ、クランク13を介して案内部14、分離装置1
5、吸着部材16が上昇し、連通部材17はこれに対応
して伸長する。クランク13の上死点付近で最下部のト
レイ20の底面に分離装置15の上面の吸着部材16が
吸引装置による吸引力により密着する。クランク13が
下死点方向に回転し、最下部のトレイ20は挾持機構1
2を乗り越えて確実に剥離され、最下部のトレイ20が
通り抜けたあと、次に最下部となるトレイを係止する。
剥離されたトレイ20は機台1上に設けた搬送装置19
の位置で吸着状態が解除され、図2において上面が右方
向に循環回送している搬送装置19で本体外部に搬送さ
れる。
【0012】また、大きさの違うトレイ20を使用する
場合は、収納したトレイ20と挾持機構12が接触して
いる長さ方向の中心に案内部14を介して吸着部材16
の中心位置に合わせて行う。上記のように大きさが種々
異なるトレイ20を収納しても、トレイ20に合わせ吸
着部材16位置を移動できるため、分離されるトレイ2
0に働くモーメントが発生せず、吸引力がトレイ20の
底部に効率良く作用する。トレイ20の片側のみ分離な
ど剥離不具合のない小容量の吸引装置にでき、吸着部材
16も1個で済む。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、上下動又は揺動する分
離装置の適所に一対の挾持機構とトレイとが接触方向へ
吸着部材を移動自在に案内部を形成させたため、収納す
るトレイの大きさが変わっても、挾持機構とトレイの長
さ方向の中心(トレイの係止中心位置)に容易に案内部
を介して吸着部材を移動し合わせることができるため、
分離されるトレイに働くモーメントが発生せず、吸引力
がトレイの底部に効率良く作用する。トレイの片側のみ
分離など剥離不具合のない小容量の吸引装置にできる。
また、吸着部材も1個で済むことから安価な積層トレイ
の分離装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】従来技術を示す全体正面図である。
【図4】図4の左側面図である。
【符号の説明】
7,10…トレイガイド、13…クランク、14…案内
部、15…分離装置、16…吸着部材、17…連通部
材、18…係止手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台上に積み重ねたトレイを載置するト
    レイ載置部を立設又は傾斜保持させ、最下部のトレイの
    幅又は長さ方向どちらかの両側のほぼ全域に接触し挾持
    する1対の挾持機構を有し、該挾持機構の下方に最下部
    のトレイを1枚ずつ吸着する吸着部材と分離して取り出
    す分離装置を有し、該分離装置は電動機により上下動又
    は揺動自在に機台に支持し、該機台に固定した吸着装置
    と連通部材を介し前記分離装置とを連通させた積層トレ
    イ分離装置において、前記分離装置の適所に前記一対の
    挾持機構のトレイとの接触方向に吸着部材を移動自在に
    案内部を設けたことを特徴とする積層トレイ分離装置。
  2. 【請求項2】 前記分離装置又は案内部に吸着部材の係
    止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の積層ト
    レイ分離装置。
JP9046396A 1996-03-19 1996-03-19 積層トレイ分離装置 Pending JPH09255156A (ja)

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JP9046396A JPH09255156A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 積層トレイ分離装置

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JP9046396A JPH09255156A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 積層トレイ分離装置

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JPH09255156A true JPH09255156A (ja) 1997-09-30

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JP9046396A Pending JPH09255156A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 積層トレイ分離装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10906186B2 (en) 2016-09-20 2021-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot hand device and carrier apparatus using the robot hand device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10906186B2 (en) 2016-09-20 2021-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot hand device and carrier apparatus using the robot hand device

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