JPH09254639A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH09254639A
JPH09254639A JP6801296A JP6801296A JPH09254639A JP H09254639 A JPH09254639 A JP H09254639A JP 6801296 A JP6801296 A JP 6801296A JP 6801296 A JP6801296 A JP 6801296A JP H09254639 A JPH09254639 A JP H09254639A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクルを構成する車外側熱交換器とし
てエンジン冷却水を用いた水冷式のものを採用した車両
用空調装置において、車外側熱交換器へ供給されるエン
ジン冷却水温度を低く抑え得る構成として、車外側熱交
換器での放熱能力を十分に確保し得るようにする。 【解決手段】 冷媒圧縮用の圧縮機1と、エンジン冷却
水を熱源とする車外側熱交換器2と、通過する空気に利
用熱を与える車内側熱交換器4と、該車内側熱交換器4
への冷媒を減圧する減圧手段3とを備えた冷凍サイクル
Aを具備した車両用空調装置において、エンジン冷却水
の保有する熱を放熱するラジエータ12よりも下流側で
あって該ラジエータ12を通過したエンジン冷却水の流
量を制御する流量制御手段(サーモスタット13)より
も上流側から前記車外側熱交換器2を経てエンジン本体
8へ還流する第1の冷却水通路15を付設して、車外側
熱交換器2へ供給されるエンジン冷却水温度を低く抑え
得るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車両用空調装置
に関し、さらに詳しくはエンジン冷却水を熱源とする車
外側熱交換器を備えた車両用空調装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置としては、冷房時には冷
凍サイクルを循環する冷媒の蒸発器における相変化時の
蒸発潜熱を利用し、暖房時にはエンジン冷却水からヒー
タコアにおいて放熱される熱を利用するものが従来から
よく知られているが、上記冷凍サイクルにおける排熱は
空冷式の車外側熱交換器(即ち、凝縮器)により行われ
ていた。
【0003】また、ヒートポンプ式空調装置において、
暖房時にエンジン冷却水から冷媒に吸熱させる熱交換器
を設けて、従来のヒータコアと併用することにより暖房
能力を高めるようにしたものも提案されている(例え
ば、特開昭60ー236821号公報参照)。
【0004】上記のいずれのものにおいても、エンジン
冷却水を冷却するためのラジエータとは、別に空冷式車
外側熱交換器が必要となり、自動車の前部にラジエータ
と空冷式車外側熱交換器とを併設しなければならず、自
動車のデザイン、空力特性、エンジン設計、コスト等を
考える上での大きな制約となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気自動車
などの例外を除けば、自動車にはエンジン冷却水を冷却
するためのラジエータが搭載されている。このラジエー
タの放熱面積は、一般に自動車の空調(例えば、冷房)
を行うために装備される空冷式の車外側熱交換器(即
ち、凝縮器)の放熱面積よりも遥かに大きい。従って、
空調装置から発生する排熱の放熱手段としてラジエータ
を利用し、空調装置の放熱系を簡素化することによっ
て、軽量化、省電力化、低価格化、省空間化を図ること
が考えられる。
【0006】単純に考えるならば、空調装置の放熱手段
としてラジエータを利用するためには、冷媒と外気との
間で熱交換を行う方式(即ち、空冷式)の車外側熱交換
器の代わりに、冷媒とエンジン冷却水との間で熱交換を
行う方式(即ち、水冷式)の車外側熱交換器を採用する
ことによって、冷媒からエンジン冷却水へ放熱させた後
にラジエータを利用してエンジン冷却水から外気へ放熱
させればよい。
【0007】しかしながら、ラジエータを含むエンジン
冷却水回路には、通常ラジエータを通過するエンジン冷
却水の流量を制御する流量制御手段(例えば、サーモス
タット)が設けられており、エンジン本体に入る冷却水
の温度が80℃前後になるように流量制御されている。
このため、単純に空冷式の車外側熱交換器を水冷式の車
外側熱交換器に置き換えたのでは、冷媒からエンジン冷
却水へ放熱する温度が80℃以上となって、放熱能力が
空冷式の車外側熱交換器を用いた場合に比べて大幅に悪
化するおそれがある。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、冷凍サイクルを構成する車外側熱交換器としてエ
ンジン冷却水を用いた水冷式のものを採用した車両用空
調装置において、車外側熱交換器へ供給されるエンジン
冷却水温度を低く抑え得る構成として、車外側熱交換器
での放熱能力を十分に確保し得るようにすることを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、冷媒圧縮用
の圧縮機と、エンジン冷却水を熱源とする車外側熱交換
器と、通過する空気に利用熱を与える車内側熱交換器
と、該車内側熱交換器への冷媒を減圧する減圧手段とを
備えた冷凍サイクルを具備した車両用空調装置におい
て、エンジン冷却水の保有する熱を放熱するラジエータ
よりも下流側であって該ラジエータを通過したエンジン
冷却水の流量を制御する流量制御手段よりも上流側から
前記車外側熱交換器を経てエンジン本体へ還流する第1
の冷却水通路を付設して、車外側熱交換器へ供給される
エンジン冷却水温度を低く抑え得るようにしている。
【0010】本願発明の基本構成において、前記第1の
冷却水通路の出口を、前記流量制御手段に接続した場
合、第1の冷却水通路を流れるエンジン冷却水の温度が
高くなり過ぎることがなくなる点で好ましい。
【0011】また、前記ラジエータと並列に接続され、
エンジン冷却水の保有する熱を放熱する空気加熱器を付
設した場合、エンジン冷却水の保有する熱を暖房熱源と
して利用できるとともに、車内側熱交換器との併用によ
り除湿暖房も可能となる点で好ましく、その場合におい
て、前記空気加熱器を、前記エンジン本体と前記第1の
冷却水通路における復路部との間に接続される第2の冷
却水通路に介設すれば、通路構成が簡素化できる点でよ
り好ましい。
【0012】また、冷房運転時には前記第1の冷却水通
路を導通し、暖房運転時には前記分第2の却水通路を導
通し、除湿暖房運転時には前記第1および第2の冷却水
通路の両方を導通する通路切換手段を付設した場合、冷
暖房および除湿暖房が通路の切換により得られる点で好
ましい。
【0013】また、前記冷凍サイクルにおける圧縮機の
吐出側に四路切換弁を設けて、該四路切換弁の切換操作
により冷凍サイクルにおける冷媒循環方向を切り換え得
るように構成した場合、ヒートポンプによる冷暖房およ
び除湿暖房が可能となり、空調能力の向上を図り得る点
で好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0015】第1の実施の形態 図1には、本願発明の第1の実施の形態にかかる車両用
空調装置における冷媒回路とエンジン冷却水回路とが示
されている。
【0016】この車両用空調装置は、冷媒圧縮用の圧縮
機1と、エンジン冷却水を熱源とする車外側熱交換器2
と、減圧手段3と、通過する空気に利用熱(即ち、冷
熱)を与える(換言すれば、空気を冷却する)車内側熱
交換器4と、アキュムレータ5とを冷媒配管6により順
次接続してなる冷凍サイクルAを備えている。
【0017】前記圧縮機1、車外側熱交換器2およびア
キュムレータ5はエンジンルーム内に配設され、前記減
圧手段3はエンジンルーム内あるいは車内に配設され、
前記車内側熱交換器4は車内側にとなる空調ユニットケ
ース(図示省略)の空調空気通路7内に配設されてい
る。なお、前記圧縮機1は、エンジン本体8により駆動
されることとなっている。符号9はエンジン本体8側の
プーリ、10は圧縮機1側のプーリ、11はプーリ9,
10を連結するVベルトである。
【0018】また、エンジン冷却水回路Bは、エンジン
本体8(即ち、図示しないウォータジャケット)、ラジ
エータ12、流量制御手段として作用するサーモスタッ
ト13を冷却水配管14により順次接続して構成されて
いる。この冷却水配管14は、エンジン本体8からラジ
エータ12に至る高温配管部14aと、ラジエータ12
からサーモスタット13に至る低温配管部14bと、サ
ーモスタット13からエンジン本体8に至る出口配管部
14cとからなっている。
【0019】前記エンジン本体8、ラジエータ12およ
びサーモスタット13はエンジンルーム内に配設されて
いる。なお、エンジン冷却水の循環は、エンジン本体8
内に内蔵されているウォータポンプ(図示省略)により
行われることとなっている。
【0020】そして、前記冷却水配管14において前記
ラジエータ12よりも下流側であって前記サーモスタッ
ト13よりも上流側(即ち、低温配管部14b)から前
記車外側熱交換器2を経てエンジン本体8へ還流する第
1の冷却水通路15が付設されている。本実施の形態に
おいては、前記第1の冷却水通路15の出口は、前記サ
ーモスタット13に接続されている。この第1の冷却水
通路15は、前記冷却水配管14から分岐して前記車外
側熱交換器2に至る往路部15aと、該車外側熱交換器
2から前記サーモスタット13に至る復路部15bとか
らなっている。
【0021】前記サーモスタット13は、前記冷却水配
管14の出口配管部(即ち、エンジン本体8への入口)
14cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度(例
えば、80℃)以下である場合には前記第1の冷却水通
路15における復路部15bと前記出口配管部14cと
だけを連通させ、前記出口配管部14cを通過するエン
ジン冷却水の温度が設定温度(例えば、80℃)を超え
る場合には前記第1の冷却水通路15における復路部1
5bと前記出口配管部14cを連通させるだけでなく、
前記出口配管部14cを通過するエンジン冷却水の温度
に応じた流路断面積で、前記冷却水配管14における低
温配管部14bと冷却水配管14における出口配管部1
4cとを連通させるように動作することとなっている。
【0022】また、前記エンジン本体8と前記第1の冷
却水通路15における復路部15bとの間には、前記エ
ンジン冷却水回路Bと並列状態で第2の冷却水通路16
が接続されており、該第2の冷却水通路16には、エン
ジン冷却水の保有する熱を放熱する空気加熱器として作
用するヒータコア17が介設されている。該ヒータコア
17は、前記空調空気通路7において前記車外側熱交換
器2の下流側に配設されている。
【0023】上記第2の冷却水通路16は、エンジン本
体8からヒータコア17に至る入口側配管部16aと、
ヒータコア17から前記第1の冷却水通路15における
復路部15bに至る出口側配管部16bとからなってお
り、該出口側配管部16bと前記冷却水通路復路部15
bとは三方弁18を介して接続されている。該三方弁1
8は、冷房運転時には前記第1の冷却水通路15を導通
し、暖房運転時には前記第2の冷却水通路16を導通す
る通路切換手段として作用する。
【0024】上記したように、本願発明においては、従
来の空冷式車外側熱交換器に代えて、エンジン冷却水を
熱源とする車外側熱交換器を採用するようにしているの
で、車両前部の構造が簡素化されることとなり、自動車
のデザイン、空力特性、エンジン設計、コスト等を考え
る上で極めて有利となる。
【0025】上記構成の車両用空調装置の作用について
以下に詳述する。
【0026】(I) 冷房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、実線矢印で
示すように、圧縮機1→車外側熱交換器2→減圧手段3
→車内側熱交換器4→アキュムレータ5→圧縮機1の順
とされる。
【0027】一方、三方弁18は、第1の冷却水通路1
5を導通するように切り換えられており、エンジン冷却
水の循環方向は、実線矢印で示すように、エンジン本体
8→ラジエータ12→車外側熱交換器2→三方弁18→
サーモスタット13→エンジン本体8の順とされる。
【0028】従って、車外側熱交換器2においては、ラ
ジエータ12を通過した後エンジン本体8により加熱さ
れていない状態のエンジン冷却水と圧縮機1から吐出さ
れたガス冷媒とが熱交換し、ガス冷媒は凝縮液化される
一方、エンジン冷却水は加熱されてエンジン本体8に還
流される。
【0029】車外側熱交換器2において凝縮液化された
液冷媒は、減圧手段3で減圧された後、車内側熱交換器
4において蒸発気化し、そのときに生ずる蒸発潜熱によ
り空調空気通路7を流れる空気が冷却されて冷風とな
り、該冷風によって車室内の冷房が行われる。
【0030】ところで、エンジン本体8を始動した直後
には冷却水配管14の出口配管部14cを通過するエン
ジン冷却水の温度は設定温度(例えば、80℃)以下で
あるので、サーモスタット13は第1の冷却水通路15
における復路部15bと前記出口配管部14cとだけを
連通させている。そのため、ラジエータ12を通って冷
却水配管14の低温配管部14bに入ったエンジン冷却
水は、サーモスタット13を通過することができず、車
外側熱交換器2に入って冷媒を冷却した後、サーモスタ
ット13を通ってエンジン本体8へ還流する。もしも、
冷却水配管14の出口配管部14cを通過するエンジン
冷却水の温度が設定温度(例えば、80℃)を超えた場
合には、サーモスタット13は、冷却水配管14の低温
配管部14bと出口配管部14cとをも連通させるの
で、該低温配管部14bから第1の冷却水通路15(換
言すれば、車外側熱交換器2)に流れていたエンジン冷
却水の一部はサーモスタット13を通ってエンジン本体
8へ還流する。
【0031】従って、冷却水配管14の出口配管部14
cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度(例え
ば、80℃)以下でもエンジン冷却水はラジエータ12
を通り、なお且つラジエータ12を出たエンジン冷却水
はエンジン本体8に加熱されることなく直接車外側熱交
換器2に供給されることとなる。その結果、日常のほと
んどの車両運転条件において、車外側熱交換器2に供給
されるエンジン冷却水の温度は設定温度(例えば、80
℃)よりも大幅に低く維持され、冷媒の凝縮温度並の6
0℃前後、あるいはそれ以下となり、日常のほとんどの
車両運転条件において、従来の空冷式の車外側熱交換器
を用いた場合と同等あるいはそれ以上の冷房能力を発揮
することができるのである。
【0032】(II) 暖房運転時 冷凍サイクルAにおける圧縮機1は運転停止され、三方
弁18は、第2の冷却水通路16を導通するように切り
換えられる。そのため、冷却水通路15の復路部15b
は出口を塞がれるので、エンジン冷却水は車外側熱交換
器2に入ることができない。また、エンジン本体8を始
動した直後には冷却水配管14の出口配管部14cを通
過するエンジン冷却水の温度は設定温度(例えば、80
℃)以下であるので、サーモスタット13は第1の冷却
水通路15における復路部15bと前記出口配管部14
cとだけを連通させている。そのため、ラジエータ12
を通って冷却水配管14の低温配管部14bに入ったエ
ンジン冷却水は、サーモスタット13を通過することが
できず、前記出口配管部14cには入れない。
【0033】従って、エンジン本体8の冷却水は、点線
矢印で示すように、第2の冷却水通路16の入口側配管
部16aに入り、ヒータコア17で空調空気通路7を流
れる空気と熱交換して冷却された後、第2の冷却水通路
16の出口側配管部16b、三方弁18、第1の冷却水
通路15の復路部15b、サーモスタット13および冷
却水配管14の出口配管部14cを経てエンジン本体8
に還流する。そして、ヒータコア17を通過する際にエ
ンジン冷却水により加熱された空気は、温風となって車
室内を暖房する。もしも、冷却水配管14の出口配管部
14cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度(例
えば、80℃)を超えた場合には、サーモスタット13
は、冷却水配管14の低温配管部14bと出口配管部1
4cとをも連通させるので、該エンジン本体8からのエ
ンジン冷却水の一部はラジエータ12を通過した後サー
モスタット13を通ってエンジン本体8へ還流する。
【0034】上記したように、冷却水配管14の出口配
管部14cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度
(例えば、80℃)を超えないかぎり、エンジン冷却水
はラジエータ12を通らないので、暖房に支障を生じる
ことはない。
【0035】第2の実施の形態 図2には、本願発明の第2の実施の形態にかかる車両用
空調装置における冷媒回路とエンジン冷却水回路とが示
されている。
【0036】この場合、第1の実施の形態における三方
弁18を廃止して、第1の冷却水通路15における往路
部15aに開閉弁19を介設している。該開閉弁19
は、冷房運転時および除湿暖房運転時には前記第1の冷
却水通路15を導通し、暖房運転時には前記第1の冷却
水通路15を非導通とする通路切換手段として作用する
こととなっている。その他の構成は第1の実施の形態と
同様なので説明を省略する。
【0037】上記のように構成された車両用空調装置に
おいては、冷房運転時には開閉弁19が開作動され、エ
ンジン冷却水は、実線矢印で示すように、大部分がエン
ジン本体8→ラジエータ12→開閉弁19→車外側熱交
換器2→サーモスタット13→エンジン本体8と循環す
るとともに、一部がエンジン本体8→ヒータコア17→
サーモスタット13→エンジン本体8と循環する。とこ
ろで、ヒータコア17を通るエンジン冷却水の流量は、
ラジエータ12および車外側熱交換器2を通るエンジン
冷却水の流量よりも大幅に少ない。その理由は、ヒータ
コア17の通水抵抗係数がラジエータ12および車外側
熱交換器2の通水抵抗係数と比較して遥かに大きいから
である。
【0038】従って、冷房運転時においては、車内側熱
交換器4とヒータコア17との間にダンパ(図示省略)
を設けておき、該ダンパにより空調空気通路7における
車室内熱交換器4とヒータコア17との間を閉止して車
内側熱交換器4を通過した冷風をヒータコア17を通さ
ずに車室内に供給するようにすれば、良好な冷房運転が
行える。また、前記ダンパを開作動させて、空調空気通
路7を流れる空気が車内側熱交換器4を通過した後ヒー
タコア17を通過するようにすれば、除湿暖房が行え
る。なお、開閉弁19に代えて絞り弁を用いれば、気温
等の環境条件に応じて絞り弁の流路断面積を調節するこ
とにより、ヒータコア17を通るエンジン冷却水の流量
と、ラジエータ12および車外側熱交換器2を通るエン
ジン冷却水の流量との比率を調節できるので、除湿暖房
を行う際にもきめ細かな室温制御が可能となる。その他
の作用効果は暖房は第1の実施の形態におけると同様な
ので説明を省略する。
【0039】第3の実施の形態 図3には、本願発明の第3の実施の形態にかかる車両用
空調装置における冷媒回路とエンジン冷却水回路とが示
されている。
【0040】この場合、冷凍サイクルAにおける圧縮機
1の吐出側に四路切換弁20を設けて、該四路切換弁2
0の切換作動により、前記冷凍サイクルAを循環する冷
媒の循環方向を変更(即ち、冷房運転時および除湿暖房
運転時には圧縮機1の吐出側を車外側熱交換器2に、吸
入側を車内側熱交換器4に連通させる一方、暖房運転時
には圧縮機1の吐出側を車内側熱交換器4に、吸入側を
車外側熱交換器2に連通させるように変更)して、前記
車内側熱交換器4での冷媒状態を変化させることによ
り、該車内側熱交換器4を通過する空気に利用熱(即
ち、温熱あるいは冷熱)を与えて加熱あるいは冷却する
ように構成されている。
【0041】一方、第1の冷却水通路15の往路部15
aは、冷却水配管14の低温配管部14bにおけるサー
モスタット13の上流側から分岐して第2の冷却水通路
16の入口側配管部16aに至る第1往路部15a
1と、第2の冷却水通路16の入口側配管部16aにお
ける前記第1往路部15a1の下流側から車外側熱交換
器2に至る第2往路部15a2とからなっており、前記
第1往路部15a1と第2の冷却水通路16の入口側配
管部16aとは三方弁21を介して接続されている。従
って、三方弁18,21が、冷房運転時には前記第1の
冷却水通路15を導通し、暖房運転時には前記第2の冷
却水通路16を導通し、除湿暖房運転時には前記第1お
よび第2の冷却水通路15,16の両方を導通する通路
切換手段として作用することとなっている。その他の構
成は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略
する。
【0042】上記構成の車両用空調装置の作用について
以下に詳述する。
【0043】(I) 冷房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、実線矢印で
示すように、圧縮機1四路切換弁20→→車外側熱交換
器2→減圧手段3→車内側熱交換器4→アキュムレータ
5→四路切換弁20→圧縮機1の順とされる。
【0044】一方、三方弁18は、第1の冷却水通路1
5を導通するように切り換えられるとともに、三方弁2
1は、第1の冷却水通路15の第1往路部15a1と第
2の冷却水通路16の入口側配管部16aとを連通する
ように切り換えられており、エンジン冷却水の循環方向
は、実線矢印で示すように、エンジン本体8→ラジエー
タ12→三方弁21→車外側熱交換器2→三方弁18→
サーモスタット13→エンジン本体8の順とされる。
【0045】従って、車外側熱交換器2においては、ラ
ジエータ12を通過した後エンジン本体8により加熱さ
れていない状態のエンジン冷却水と圧縮機1から吐出さ
れたガス冷媒とが熱交換し、ガス冷媒は凝縮液化される
一方、エンジン冷却水は加熱されてエンジン本体8に還
流される。
【0046】車外側熱交換器2において凝縮液化された
液冷媒は、減圧手段3で減圧された後、車内側熱交換器
4において蒸発気化し、そのときに生ずる蒸発潜熱によ
り空調空気通路7を流れる空気が冷却されて冷風とな
り、該冷風によって車室内の冷房が行われる。冷房運転
時におけるその他の作用効果は第1の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0047】(II) ヒートポンプ暖房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、点線矢印で
示すように、圧縮機1四路切換弁20→→車内側熱交換
器4→減圧手段3→車外側熱交換器2→アキュムレータ
5→四路切換弁20→圧縮機1の順とされる。
【0048】一方、三方弁18は、第1の冷却水通路1
5を導通するように切り換えられるとともに、三方弁2
1は、第2の冷却水通路16の入口側配管部16aを導
通するように切り換えられており、エンジン冷却水の循
環方向は、点線矢印で示すように、エンジン本体8→三
方弁21→車外側熱交換器2→三方弁18→サーモスタ
ット13→エンジン本体8の順とされる。
【0049】従って、冷却水配管14の出口配管部14
cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度(例え
ば、80℃)に達するまでの間は、エンジン本体8から
出たエンジン冷却水は車外側熱交換器2に供給され、該
車外側熱交換器2において冷媒を加熱した後サーモスタ
ット13を経てエンジン本体8に還流する。
【0050】車外側熱交換器2において加熱された冷媒
は、蒸発気化した後、圧縮機1に吸入されるが、圧縮機
1から吐出されて車内側熱交換器4に供給されたガス冷
媒は、空調空気通路7を流れる空気に冷却されて凝縮液
化する。その際に生ずる凝縮潜熱により空気は加熱され
て温風となり、該温風によって車室内の暖房が行われ
る。
【0051】上記したように、エンジン冷却水は、冷却
水配管14の出口配管部14cを通過するエンジン冷却
水の温度が設定温度(例えば、80℃)を超えないかぎ
り、ラジエータ12やヒータコア17を通過することな
く、エンジン本体8を出て車外側熱交換器2のみを通っ
てエンジン本体8に還流される。このため、エンジン冷
却水の保有する熱は、外気に放出されることなく冷媒に
吸熱されるし、車内側熱交換器4によって冷却水温度以
上に加熱された空気がヒータコア17を通過する際に再
冷却されることもない。従って、極めて効率の良いヒー
トポンプ暖房が行えるのである。
【0052】(III) ヒータコア暖房運転時 冷凍サイクルAにおける圧縮機1は運転停止され、三方
弁18,21は、第2の冷却水通路16を導通するよう
に切り換えられる。なお、エンジン冷却水の循環方向
は、1点鎖線矢印で示すようになる。そのため、冷却水
通路15の復路部15bは出口を塞がれるので、エンジ
ン冷却水は車外側熱交換器2に入ることができない。ヒ
ータコア暖房運転時におけるその他の作用効果は第1の
実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0053】第4の実施の形態 図4には、本願発明の第4の実施の形態にかかる車両用
空調装置における冷媒回路とエンジン冷却水回路とが示
されている。
【0054】この場合、第1の冷却水通路15における
往路部15aと第2の冷却水通路16における入口側配
管部16aとをバイパス通路22で接続するとともに、
三方弁18,21を廃止し、第1の冷却水通路15にお
ける往路部15aにおいて前記バイパス通路22の接続
部より上流側となる位置と、前記バイパス通路22およ
び第2の冷却水通路16における出口側配管部16bと
にそれぞれ開閉弁23,24,25を設けた点が第3の
実施の形態と相異しているのみであり、その他の構成は
第3の実施の形態と同様である。
【0055】上記構成の車両用空調装置の作用について
以下に詳述する。
【0056】(I) 冷房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、実線矢印で
示すように、圧縮機1四路切換弁20→→車外側熱交換
器2→減圧手段3→車内側熱交換器4→アキュムレータ
5→四路切換弁20→圧縮機1の順とされる。
【0057】一方、開閉弁23は開作動され、開閉弁2
4,25は閉作動されており、エンジン冷却水の循環方
向は、実線矢印で示すように、エンジン本体8→ラジエ
ータ12→開閉弁23→車外側熱交換器2→サーモスタ
ット13→エンジン本体8の順とされる。
【0058】従って、車外側熱交換器2においては、ラ
ジエータ12を通過した後エンジン本体8により加熱さ
れていない状態のエンジン冷却水と圧縮機1から吐出さ
れたガス冷媒とが熱交換し、ガス冷媒は凝縮液化される
一方、エンジン冷却水は加熱されてエンジン本体8に還
流される。
【0059】車外側熱交換器2において凝縮液化された
液冷媒は、減圧手段3で減圧された後、車内側熱交換器
4において蒸発気化し、そのときに生ずる蒸発潜熱によ
り空調空気通路7を流れる空気が冷却されて冷風とな
り、該冷風によって車室内の冷房が行われる。冷房運転
時におけるその他の作用効果は第3の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0060】(II) ヒートポンプ暖房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、点線矢印で
示すように、圧縮機1四路切換弁20→→車内側熱交換
器4→減圧手段3→車外側熱交換器2→アキュムレータ
5→四路切換弁20→圧縮機1の順とされる。
【0061】一方、開閉弁24は開作動され、開閉弁2
3,25は閉作動されており、エンジン冷却水の循環方
向は、点線矢印で示すように、エンジン本体8→開閉弁
24→車外側熱交換器2→サーモスタット13→エンジ
ン本体8の順とされる。
【0062】従って、冷却水配管14の出口配管部14
cを通過するエンジン冷却水の温度が設定温度(例え
ば、80℃)に達するまでの間は、エンジン本体8から
出たエンジン冷却水は車外側熱交換器2に供給され、該
車外側熱交換器2において冷媒を加熱した後サーモスタ
ット13を経てエンジン本体8に還流する。ヒートポン
プ暖房運転時におけるその他の作用効果は第3の実施の
形態におけると同様なので説明を省略する。
【0063】(III) 除湿暖房運転時 冷凍サイクルAにおける冷媒の循環方向は、実線矢印で
示すように、圧縮機1四路切換弁20→→車外側熱交換
器2→減圧手段3→車内側熱交換器4→アキュムレータ
5→四路切換弁20→圧縮機1の順とされる。
【0064】一方、開閉弁23,25は開作動され、開
閉弁24は閉作動されており、エンジン冷却水は、2点
鎖線矢印で示すように、大部分がエンジン本体8→ラジ
エータ12→開閉弁23→車外側熱交換器2→サーモス
タット13→エンジン本体8と循環するとともに、一部
がエンジン本体8→ヒータコア17→開閉弁25→サー
モスタット13→エンジン本体8と循環する。
【0065】従って、車内側熱交換器4において冷却除
湿された空気が、ヒータコア17において加熱されて除
湿温風となり、該除湿温風により車室内が暖房されるこ
ととなる。
【0066】なお、開閉弁23に代えて絞り弁を用いれ
ば、気温等の環境条件に応じて絞り弁の流路断面積を調
節することにより、ヒータコア17を通るエンジン冷却
水の流量と、ラジエータ12および車外側熱交換器2を
通るエンジン冷却水の流量との比率を調節できるので、
除湿暖房を行う際にもきめ細かな室温制御が可能とな
る。その他の作用効果は暖房は第3の実施の形態におけ
ると同様なので説明を省略する。
【0067】(IV) ヒータコア暖房運転時 冷凍サイクルAにおける圧縮機1は運転停止され、開閉
弁23,24は閉差動され、開閉弁25は開作動され
る。なお、エンジン冷却水の循環方向は、1点鎖線矢印
で示すようになる。そのため、冷却水通路15の往路部
15aは開閉弁23により出口を塞がれるので、エンジ
ン冷却水は車外側熱交換器2に入ることができない。ヒ
ータコア暖房運転時におけるその他の作用効果は第1の
実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
【0068】
【発明の効果】本願発明によれば、空冷式の車外側熱交
換器に代えてエンジン冷却水を熱源とする車外側熱交換
器を採用した車両用空調装置において、エンジン冷却水
の保有する熱を放熱するラジエータよりも下流側であっ
て該ラジエータを通過したエンジン冷却水の流量を制御
する流量制御手段よりも上流側から前記車外側熱交換器
を経てエンジン本体へ還流する第1の冷却水通路を付設
して、車外側熱交換器へ供給されるエンジン冷却水温度
を低く抑え得るようにしたので、日常のほとんどの車両
運転条件において、従来の空冷式の車外側熱交換器を用
いた場合と同等あるいはそれ以上の冷房能力を発揮する
ことができるとともに、車両前部の構造が簡素化される
こととなって、自動車のデザイン、空力特性、エンジン
設計、コスト等を考える上で極めて有利となるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる車両用空
調装置における冷媒回路およびエンジン冷却水回路を示
す回路構成図である。
【図2】本願発明の第2の実施の形態にかかる車両用空
調装置における冷媒回路およびエンジン冷却水回路を示
す回路構成図である。
【図3】本願発明の第3の実施の形態にかかる車両用空
調装置における冷媒回路およびエンジン冷却水回路を示
す回路構成図である。
【図4】本願発明の第4の実施の形態にかかる車両用空
調装置における冷媒回路およびエンジン冷却水回路を示
す回路構成図である。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は車外側熱交換器、3は減圧手段、4は
車内側熱交換器、8はエンジン本体、12はラジエー
タ、13は流量制御手段(サーモスタット)、14は冷
却水配管、15は第1の冷却水通路、16は第2の冷却
水通路、17は空気加熱器(ヒータコア)、18は通路
切換手段(三方弁)、19は通路切換手段(開閉弁)、
20は四路切換弁、21は通路切換手段(三方弁)、2
3,24,25は通路切換手段(開閉弁)、Aは冷凍サ
イクル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒圧縮用の圧縮機と、エンジン冷却水
    を熱源とする車外側熱交換器と、通過する空気に利用熱
    を与える車内側熱交換器と、該車内側熱交換器への冷媒
    を減圧する減圧手段とを備えた冷凍サイクルを具備した
    車両用空調装置であって、エンジン冷却水の保有する熱
    を放熱するラジエータよりも下流側であって該ラジエー
    タを通過したエンジン冷却水の流量を制御する流量制御
    手段よりも上流側から前記車外側熱交換器を経てエンジ
    ン本体へ還流する第1の冷却水通路を付設したことを特
    徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の冷却水通路の出口は、前記流
    量制御手段に接続されていることを特徴とする前記請求
    項1記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記ラジエータと並列に接続され、エン
    ジン冷却水の保有する熱を放熱する空気加熱器を付設し
    たことを特徴とする前記請求項1および請求項2のいず
    れか一項記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記空気加熱器は、前記エンジン本体と
    前記第1の冷却水通路における復路部との間に接続され
    る第2の冷却水通路に介設されていることを特徴とする
    前記請求項3記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 冷房運転時には前記第1の冷却水通路を
    導通し、暖房運転時には前記第2の冷却水通路を導通
    し、除湿暖房運転時には前記第1および第2の冷却水通
    路の両方を導通する通路切換手段が付設されていること
    を特徴とする前記請求項4記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記冷凍サイクルにおける圧縮機の吐出
    側に四路切換弁を設けて、該四路切換弁の切換操作によ
    り冷凍サイクルにおける冷媒循環方向を切り換え得るよ
    うに構成したことを特徴とする前記請求項1ないし請求
    項5のいずれか一項記載の車両用空調装置。
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KR100862854B1 (ko) * 2007-11-06 2008-10-09 주식회사 두원공조 차량용 냉난방시스템

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JPH11198638A (ja) * 1997-11-13 1999-07-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用空調装置
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