JPH09254330A - 剥離部を有する多孔質プラスチックシートおよびそれを利用した使い捨てオムツ - Google Patents

剥離部を有する多孔質プラスチックシートおよびそれを利用した使い捨てオムツ

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JPH09254330A
JPH09254330A JP8065997A JP6599796A JPH09254330A JP H09254330 A JPH09254330 A JP H09254330A JP 8065997 A JP8065997 A JP 8065997A JP 6599796 A JP6599796 A JP 6599796A JP H09254330 A JPH09254330 A JP H09254330A
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JP
Japan
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porous plastic
plastic sheet
peeling
silicone
sheet
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Application number
JP8065997A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nagami
永海  洋
Masaaki Arakawa
正章 荒川
Yoshio Nakagawa
善夫 中川
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多孔質プラスチックフィルムに剥離処理を行う
ときの外観不良の発生や多孔質プラスチックシートの通
気性・透湿性の低下を防止することができる剥離部を有
する多孔質プラスチックシートおよびそれを利用した使
い捨てオムツをを提供する。 【解決手段】電離性放射線硬化型性シリコーンからなる
剥離部が多孔質プラスチックシートの少なくとも片面の
全面または部分的に設けられる。液透過性表面シート、
液不透過性裏面シートおよび該両シート間に介在させた
吸収体と、着用者に固定するための手段として粘着テー
プからなる使い捨てオムツにおいて、裏面シートが前記
剥離部を有する多孔質プラスチックシートで構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離部を有する多
孔質プラスチックシートおよびそれを利用した使い捨て
オムツに関する。
【0002】
【従来の技術】多孔質プラスチックシートは通気性、透
湿性を有する機能性プラスチックシートとして広く使用
されており、例えば、多孔質プラスチックシートを使用
する製品として使い捨てオムツがある。この使い捨てオ
ムツは液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート
および該両シート間に介在させた吸収体と、着用者の腰
の周りにオムツを固定するために用いられる粘着テープ
(以下、ファスニングテープと称す)から構成されてい
る。かかる使い捨てオムツの裏面シートには、通常、ポ
リエチレンからなる多孔質プラスチックシートが使用さ
れている。そしてオムツを着用者に固定する場合は、フ
ァスニングテープを裏面シートの表面に貼着することに
よって固定する。その際、ファスニングテープの裏面シ
ートへの貼り直しを容易にするために、裏面シート表面
に長鎖アルキル系剥離剤を塗布したり、エチレン−酢酸
ビニル共重合体やポリエチレンなどからなるホットメル
トコーティングを施すことによって剥離部を設けること
がある。(例えば、実公平6−21465号公報、特開
昭56−9402号公報、実開昭56−7708号公報
など)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知例に記載された使い捨てオムツの裏面シート表面に剥
離部を設ける方法は、いずれも裏面シートの基材である
多孔質プラスチックシートに加熱を伴う処理を施すこと
が必要となるものである。そして、多孔質プラスチック
シートがポリエチレンなどの軟化点の低い樹脂を原料と
している場合には、剥離処理時、熱収縮に伴う歪み(収
縮ジワ)が発生したり、多孔質プラスチックシートの特
徴である通気性や透湿性を損なうことがあった。また多
孔質プラスチックシートの収縮ジワを防止するために、
剥離処理時の処理温度を低くすることが行われている
が、この場合、生産性が著しく低下し問題となってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の問題
点を解決するために検討した結果、多孔質プラスチック
シート表面に電離性放射線硬化型シリコーンからなる剥
離部を設けることによって、上記の問題点を解決できる
ことを見いだし本発明に至ったものである。
【0005】すなわち本発明の剥離部を有する多孔質プ
ラスチックシートは、電離性放射線硬化型シリコーンか
らなる剥離部が多孔質プラスチックシートの少なくとも
片面の全面または部分的に設けられたものである。
【0006】また、本願第2発明の使い捨てオムツは、
液透過性表面シート、液不透過性裏面シートおよび該両
シート間に介在させた吸収体と、着用者に固定するため
の手段としての粘着テープから構成され、裏面シートが
本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシートから
なるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を用いて説明
する。第1図は剥離部を有する多孔質プラスチックシー
トの断面図であり、電離性放射線硬化型シリコーンから
なる剥離部1が多孔質プラスチックシート2の片面の全
面に設けられたものである。
【0008】第2図は本発明の使い捨てオムツの概略図
であり、多孔質プラスチックシートからなる裏面シート
3の一部分に電離性放射線硬化型シリコーンからなる剥
離部1が設けられている。使い捨てオムツを着用すると
きにはファスニングテープ4を剥離部1に貼り付けるこ
とにより、オムツを着用者に固定する。
【0009】第3図から第6図は、多孔質プラスチック
シートからなる裏面シート3の表面に剥離部1が部分的
に設けられた具体例を示す、本発明の使い捨てオムツの
平面図である。
【0010】本発明において、多孔質プラスチックシー
トの表面に剥離部を形成するために使用される電離性放
射線硬化型シリコーン(以下、シリコーンと称す。)と
しては、多孔質プラスチックシート表面に塗布した後
に、紫外線や電子線などの電離性放射線を照射すること
によりシリコーンが硬化(架橋)するものであれば何ら
限定されず、公知のシリコーンが適宜使用できる。
【0011】かかるシリコーンとしては、例えば、メチ
ル基等の炭素数1〜20のアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アラルキル基などの適宜な有機基を有
するオルガノシロキサンであり、さらに電離性放射線を
照射することによって架橋反応を起こすことのできる官
能基を分子中に有するものが使用される。ここで、電離
性放射線を照射することによって架橋反応を起こすこと
のできる官能基としては、アクリロイル基、メタクリロ
イル基、エポキシ基、メルカプト基、ビニル基などがあ
る。本発明においては、前記官能基がオルガノシロキサ
ン1分子当たり1個以上導入されているものが好まし
い。
【0012】シリコーンを紫外線で硬化させる場合は、
反応効率を高める為にベンゾフェノン、アセトフェノン
等の光重合開始剤や、ジアゾニウム塩、スルホニウム
塩、ヨードニウム塩等のオニウム塩系硬化触媒をシリコ
ーンに添加することができる。
【0013】本発明において使用されるシリコーンは、
シリコーンを有機溶剤等で希釈しない無溶剤型のシリコ
ーンが使用される。無溶剤型のシリコーンを使用するこ
とにより多孔質プラスチックシートに剥離処理を行う工
程から、加熱を伴う工程を完全に除くことが可能とな
る。
【0014】多孔質プラスチックシート表面へのシリコ
ーンの塗布形態は適宜選択することができ、例えば多孔
質プラスチックシートの全面にシリコーンを塗布した
り、あるいは部分的にシリコーンを塗布することができ
る。またシリコーンをスプレーなどで噴霧させて塗布す
ることもできる。特に、本発明の剥離部を有する多孔質
プラスチックシートを使い捨てオムツの裏面シートとし
て使用する場合には、図2に示した如くファスニングテ
ープが裏面シートに貼り付けられる範囲にのみ剥離部を
部分的に設けることが好ましい。
【0015】本発明において、多孔質プラスチックシー
トの全面に前記シリコーンからなる剥離部を設ける場
合、シリコーン塗布量は0.05〜3.0g/m2に調整
することが必要であり、特に0.1〜1.0g/m2であ
ることが好ましい。塗布量が0.05g/m2未満では剥
離性が低下し、さらに剥離力のバラツキも大きくなる。
また塗布量が3.0g/m2を超えると多孔質プラスチッ
クシートの孔がシリコーンで埋まり、シートの通気性や
透湿性を阻害することがある。
【0016】また、使い捨てオムツの裏面シートに使用
される場合のように多孔質プラスチックシートの表面に
部分的に剥離部を設ける場合は、シリコーン塗布量は
0.05g/m2以上であればよく、塗布量の上限につい
ては特に制限はない。
【0017】多孔質プラスチックシートの表面に部分的
に剥離部を設ける場合の剥離部の形態は特に制限はなく
適宜選択することができる。例えば、第3図や第4図に
示すように剥離部を多孔質プラスチックシートの一部分
にのみ設けたり、あるいは第5図に示すように剥離部を
ドット状に設けたり、さらに第6図に示すようにスジ状
の剥離部を多孔質プラスチックシート表面の全域に設け
たりすることができる。
【0018】本発明において使用されるシリコーンの粘
度は多孔質プラスチックシートに剥離処理を行う際の塗
工性の点から2000cP以下が好ましく、さらに好まし
くは50〜1000cPである。シリコーンの粘度が低す
ぎると、多孔質プラスチックシートにシリコーンを塗布
した直後にシリコーンが多孔質プラスチックシートの内
部に浸透し、さらにはシートの反対面にまでシリコーン
が到達(裏抜け)することがある、また粘度が高すぎる
と、多孔質プラスチックシートに塗布されるシリコーン
の塗布量が多くなることがあり、特に使い捨てオムツの
裏面シート用途などシリコーン塗布量の精度が要求され
る場合に塗布量の調整が困難になるという問題がある。
従って、本発明に使用されるシリコーンの粘度は上記範
囲内に調整されたものであることが好ましい。
【0019】多孔質プラスチックシートの表面に剥離部
を設ける方法としては、例えば多孔質プラスチックシー
トの片面または両面に、シリコーンをスクイズコータ
ー、グラビアコーター、ロールコーター等の適宜な塗工
装置を用いて塗工し、その塗工層に紫外線や電子線など
の電離性放射線を照射してシリコーンを硬化させる方法
がある。
【0020】シリコーンを硬化するために使用する、紫
外線としては波長が400nm以下のものが使用され、例
えば、中圧ないし高圧水銀ランプ等が使用される。ま
た、電子線でシリコーンを硬化させる場合は、例えば低
電圧電子線加速器等が使用される。
【0021】本発明において使用される多孔質プラスチ
ックシートとしては、その種類は何ら限定されず、必要
とされる通気性、透湿性を満足することのできる多孔質
のプラスチックシートが適宜使用される。
【0022】かかる多孔質プラスチックシートとして
は、例えばポリエチレン等のポリオレフィン樹脂や、ポ
リテトラフルオロエチレンエチレン等のフッ素樹脂を原
料としたものが使用される。特に、使い捨てオムツの裏
面シート用途としては、着用者に対するオムツのフィッ
ト性や肌触りの点からポリエチレン樹脂やポリエチレン
樹脂とポリプロピレン樹脂をブレンドしたもの等のポリ
オレフィン樹脂を主成分とする多孔質プラスチックシー
トが好ましく使用される。
【0023】多孔質プラスチックシートは単層構造のも
の、あるいは多孔質プラスチックシートの通気性や透湿
性を阻害しない範囲においてポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ナイロン系等の不織布を貼り合わせた積層構
造であってもよい。
【0024】多孔質プラスチックシートの厚さは使用目
的によって適宜選択されるが、通常10〜200μm、
好ましくは10〜60μmである。
【0025】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチッ
クシートを使い捨てオムツの裏面シートに使用する場合
においては、裏面シートに設けられた剥離部における剥
離力が50〜800g/25mm、就中200〜600g/
25mmであることが好ましい。剥離力が50g/25mmより
も小さいと剥離部でファスニングテープを十分に固定す
ることができず、おむつ着用中にファスニングテープが
剥離部から剥がれることがある。また、剥離力が800
g/25mmよりも大きいと剥離部に貼り付けられたファス
ニングテープを貼り直すことが困難になる。剥離部にお
ける剥離力の調整は、シリコーンの種類とシリコーンの
塗布量によって行われる。なお、本発明における剥離部
の剥離力とは、剥離部にテープ幅25mmの使い捨てオム
ツ用ファスニングテープ(商品名:F−150K、日東
電工株式会社製)を2kgの圧着ローラを1往復させて
貼り合わせ、20分放置後、引張試験機を使用して引張
速度300mm/min で180°剥離を行ったときの抵抗
値のことである。
【0026】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチッ
クシートは、使い捨てオムツの裏面シート以外にも、通
気性や透湿性を必要とされる各種用途に使用することが
でき、例えば粘着シートの基材、包装用材料などに使用
することができる。
【0027】
【実施例】以下に具体的実施例を挙げて本発明を説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。なお、以下に部とあるものは全て重量部を示す。
【0028】(実施例1)ポリエチレン系多孔質プラス
チックシート(厚み30μm、透気度700sec/100cc
、透湿度4500g/m2・day )の片面の全面に、紫
外線硬化型シリコーン(X−62−7610、信越化学
工業株式会社製、粘度500cP)100部に触媒(CA
T7602、信越化学工業株式会社製)5部を混合した
シリコーンを塗布量:0.05、0.2、0.5、1.
0g/m2で塗工し、高圧水銀ランプにて紫外線照射し、
本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシートを作
製した。
【0029】(比較例1)実施例1で使用したポリエチ
レン系多孔質プラスチックシートを剥離処理を行わずそ
のまま使用した。
【0030】(比較例2)実施例1と同様のポリエチレ
ン系多孔質プラスチックシートの片面の全面に、熱硬化
型シリコーン(X−92−140、信越化学工業社製)
を塗布量:0.05、0.2、0.5、1.0g/m2
塗工し、加熱オーブンにて120℃×3分間加熱を行な
いサンプルを作製した。
【0031】実施例、比較例で得られたサンプルについ
て以下に示す評価を行った。
【0032】〔透気度〕JIS P−8117法(ガー
レ法)に準じてサンプルの透気度を測定した。
【0033】〔透湿度〕JIS L−1099法(カッ
プ法)に準じてサンプルの透湿度を測定した。
【0034】〔剥離力〕サンプルの剥離部に、テープ幅
25mmの使い捨てオムツ用ファスニングテープ(F−1
50K、日東電工株式会社製)を2kgの圧着ローラを
1往復させて貼り合わせ、20分放置後、引張り試験機
を使用して引張速度300mm/min 、180°剥離を行
ったときの抵抗値を測定した。
【0035】〔外観〕剥離処理を行った後のサンプルの
外観を目視にて観察し、収縮ジワ等の発生を確認した。
収縮ジワ等サンプルの外観に変化が確認されたときを
×、変化が確認されなかったときを○とした。
【0036】〔実用試験1〕市販の使い捨てオムツの裏
面シート正面部にサンプルを貼り付け、子供にオムツを
着用させた後、ファスニングテープの着脱を3回繰り返
した時のサンプルの状態を目視にて観察した。この時、
ファスニングテープの着脱がスムーズでサンプルに変化
がなかった場合を○、ファスニングテープ剥離時にサン
プルが伸びた場合を△、ファスニングテープ剥離時にサ
ンプルが破れた場合を×とした。
【0037】〔実用試験2〕子供に使い捨てオムツを着
用させ、使用中に、ファスニングテープが剥離部から剥
離するかどうか確認した。この時、ファスニングテープ
が剥離部から剥離した場合を×、使用中にファスニング
テープが剥離せず、剥離部にしっかりと固定されていた
場合を○とした。
【0038】評価結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチ
ックシートは上記の構成を有しているので、剥離処理に
伴う外観不良の発生や、多孔質プラスチックシートの通
気性・透湿性の低下を防止することができる。従って、
本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシートは、
従来、加熱工程を伴って剥離処理をおこなっていた同様
の多孔質プラスチックシートに比較し、収縮ジワ等の発
生に起因する製品歩留りの低下を防止することが可能と
なり、さらに紫外線、電子線を利用したシリコーン硬化
システムを採用することによって剥離処理工程の生産性
を向上させることが可能となる。また本発明の剥離部を
有する多孔質プラスチックシートを裏面シートとして使
用した使い捨てオムツは、剥離部に貼り付けたファスニ
ングテープを貼り直す場合に、裏面シートを破ったり、
変形させることなくスムーズに剥離することができるの
で、使い捨てオムツの耐久性を向上させることができ
る。さらに、使い捨てオムツ着用中はファスニングテー
プが剥離部から剥離することがないので使い捨てオムツ
の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートの断面を示す概略図である。
【図2】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートを裏面シートに使用した使い捨てオムツの概略図で
ある。
【図3】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートを裏面シートに使用した使い捨てオムツの平面図で
ある。
【図4】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートを裏面シートに使用した使い捨てオムツの平面図で
ある。
【図5】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートを裏面シートに使用した使い捨てオムツの平面図で
ある。
【図6】本発明の剥離部を有する多孔質プラスチックシ
ートを裏面シートに使用した使い捨てオムツの平面図で
ある。
【符号の説明】
1 剥離部 2 多孔質プラスチックシート 3 裏面シート 4 ファスニングテープ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電離性放射線硬化型シリコーンからなる
    剥離部が多孔質プラスチックシートの少なくとも片面の
    全面に設けられ、電離性放射線硬化型シリコーンの塗布
    量が0.05〜3.0g/m2 であることを特徴とする
    剥離部を有する多孔質プラスチックシート。
  2. 【請求項2】 電離性放射線硬化型シリコーンからなる
    剥離部が多孔質プラスチックシートの少なくとも片面に
    部分的に設けられたことを特徴とする剥離部を有する多
    孔質プラスチックシート。
  3. 【請求項3】 液透過性表面シート、液不透過性裏面シ
    ートおよび該両シート間に介在させた吸収体と、着用者
    に固定するための手段として粘着テープからなる使い捨
    てオムツにおいて、裏面シートが請求項1または2記載
    の剥離部を有する多孔質プラスチックシートからなるこ
    とを特徴とする使い捨てオムツ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の使い捨てオムツにおい
    て、裏面シートに設けられた剥離部の剥離力が50〜8
    00g/25mmであることを特徴とする使い捨てオムツ。
JP8065997A 1996-03-22 1996-03-22 剥離部を有する多孔質プラスチックシートおよびそれを利用した使い捨てオムツ Pending JPH09254330A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200384A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 株式会社ダイセル 積層体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021200384A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 株式会社ダイセル 積層体

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