JP2002371249A - 粘着テープ巻回体 - Google Patents
粘着テープ巻回体Info
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Abstract
を用いることなく、ロール状に巻回された粘着テープ巻
回体の切断面(側端面)の粘着性を抑制し、ホコリなど
の付着や巻回体の側端面同士の粘着や固着を防止した粘
着テープ巻回体を提供する。 【解決手段】 支持体の片面もしくはその両面に粘着剤
層が積層された粘着テープがロール状に巻回されてい
る。この粘着テープ巻回体の側端面に露出する粘着剤層
が、側端面からその内側方向に向かって1〜6μmの厚
さで非粘着処理されている。非粘着処理が紫外線反応性
モノマーと熱反応性モノマーとの混合物の塗布によって
行うことが好ましく、塗布後に紫外線照射および加熱処
理または、紫外線照射および赤外線照射処理を施す。
Description
に関する。さらに詳しくは、支持体上に粘着剤層が積層
された粘着テープがロール状に巻回され、その側端面が
非粘着処理されている粘着テープ巻回体に関する。
々の分野において、粘着テープがロール状に巻回された
各種粘着テープ巻回体が用いられている。この粘着テー
プ巻回体は、通常、プラスチックフィルムや不織布、
紙、織布や編布などからなるテープ状もしくはシート状
の支持体上に、粘着剤層が積層された粘着テープやシー
トを、円筒形をした巻芯に所定の長さに巻き取った後、
所定幅に切断して製造する。
は、所定幅に切断された後、粘着剤層の断面、即ち巻回
体側端面の粘着剤層が露出することになる。また、巻き
取り時の残留応力による巻締まりや、軟らかい粘着剤を
使用した場合には、粘着剤が流動して、粘着剤が切断面
よりはみ出すことがある。このためにホコリなどの汚れ
が切断面に付着して、外観を損ねたり、粘着テープ巻回
体を重ねた場合に、側端面同士が粘着して固着してしま
うという問題点を生じるものである。
などの離型紙を切断面に貼り合わせる方法や、切断面保
護用のカセットで覆う方法、炭酸カルシウムやポリエチ
レンなどの粉末を付着させる方法などの方法が採用され
る。しかしながら、これらの方法によっても完全に上記
問題点を解決できるものではなく、それぞれ一長一短が
ある。
法によれば、包装時にはホコリなどの付着や巻回体同士
の固着を防止することはできるが、使用時に離型紙を剥
離すれば粘着端面が露出するので、上記問題点の根本的
な解決までには至らなかった。また、巻回体の形状に合
ったドーナツ状の離型紙を巻回体の切断面に貼り付けた
まま使用する場合もあるが、粘着テープが使用されて巻
回体の径が小さくなると、離型紙がはみ出した状態にな
り使用時の操作性が低下する。
場合には、巻回体の側端面同士が固着することを防止す
ることできるが、粘着剤層が軟らかく、切断面からの粘
着剤のはみ出しが多いと、巻回体自体がカセットの内面
に貼り付いてしまい、使用時にカセットからの粘着テー
プの繰り出しが困難になる。
は、切断面を処理したのちに経時的に糊のはみ出しが生
じた場合には効果が低下してしまう。
技術の問題点を解決すべくなされたものであって、離型
紙や切断面保護用のカセット、粉末などを用いることな
く、ロール状に巻回された粘着テープ巻回体の切断面
(側端面)の粘着性を抑制し、ホコリなどの付着や巻回
体の側端面同士の粘着、固着を防止することにある。
解決するために鋭意検討を重ねた結果、巻回体の側端面
に紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モノマーの混合
物の塗布するなどの処理を行い特定の厚みで非粘着処理
を施すことによって、巻回体の側端面にホコリが付着す
ることがなく、また、巻回体の側端面同士の粘着や固着
が防止できることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
の両面に粘着剤層が積層された粘着テープがロール状に
巻回された粘着テープ巻回体であって、当該粘着テープ
巻回体の側端面に露出する粘着剤層が、側端面からその
内側方向に向かって1〜6μmの厚さで非粘着処理され
ていることを特徴とする粘着テープ巻回体を提供するも
のである。
側端面への紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モノマ
ーの混合物の塗布によって行なわれ、その後、紫外線照
射および加熱処理を行なうことによって非粘着処理を施
すことが、確実な非粘着処理の点で好ましいものであ
る。
持体の片面もしくはその両面に粘着剤層が積層された粘
着テープをロール状に巻回されたものであって、当該粘
着テープ巻回体の側端面に露出する粘着剤層が、側端面
からその内側方向に向かって1〜6μmの厚さで非粘着
処理されていることを特徴としている。
に限定されるものではなく、例えば各種プラスチックフ
ィルム、不織布、織布、紙、編布などを用いることがで
きる。また、プラスチックフィルムとしては、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルポ
リマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/プ
ロピレン共重合体などのオレフィン系ポリマー、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエーテルポリエステル、ポ
リ酢酸ビニル、エチレン/酢酸ビニル共重合体などのエ
ステル系ポリマー、ポリエーテルポリアミドブロックポ
リマーなどのポリアミド系ポリマー、ポリエーテルウレ
タン、ポリエステルウレタンなどのウレタン系ポリマ
ー、その他アイオノマーや、各種モノマーとの共重合体
などからなるフィルムが挙げられる。これらの支持体
は、その使用目的に応じて適宜好ましいものを採用す
る。
層される粘着剤層は、粘着テープに一般的に用いられる
粘着剤から形成されるものであって、特に限定されるも
のではない。具体的にはアクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤、シリコーン系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤、ウ
レタン系粘着剤を用いることができ、これらは一種類も
しくは二種類以上を混合して用いることができる。
効果を最大限に発揮できる粘着剤としては、巻締まりな
どによる側端面からの粘着剤層のはみ出しや、ホコリな
どの付着を起こしやすいものであり、例えば、粘着剤層
中に高級脂肪酸エステルや、ソルビタンエステル、グリ
コール類、多価アルコールなどの有機液状成分を含有す
る比較的軟らかい粘着剤である。
ープ状の支持体の片面もしくはその両面に粘着剤層を積
層することにより、粘着テープを作製することができる
が、このような粘着テープの製造方法としては、例えば
剥離紙上に粘着剤層を形成したのちに支持体に粘着剤層
を転写させる方法や、支持体上に直接、粘着剤溶液を塗
布、乾燥する方法などが用いられる。
ープを、紙やプラスチックから作製された巻芯に所定の
長さで巻回して、粘着テープ巻回体を作製する。
ることができるが、一般的には上記したように、製造効
率を考慮して、幅広のシート状支持体の片面もしくはそ
の両面に粘着剤層を積層して粘着シートを作製した後、
巻芯に巻回し、得られた粘着シート巻回体を、所望の幅
に切断して粘着テープ巻回体を作製する。
にして得られた粘着テープ巻回体の側端面に露出する粘
着剤層を側端面からその内側方向に向かって1〜6μm
の厚さで非粘着処理したものである。この厚みが1μm
に満たない場合には、本発明の効果が充分に得られず、
巻回体の側面同士を重ね合わせた場合には粘着や固着が
生じる恐れがある。また、厚みが6μmを越えると、確
実な非粘着処理が行なわれて本発明の効果を充分に発揮
するが、露出側面だけでなく、被着体に粘着すべき粘着
面まで非粘着化するので、幅の狭い粘着テープの場合に
は被着体への粘着性が低下してしまい、粘着テープとし
ての本来の機能が低下してしまい実用性に欠けるのであ
る。
を測定するには、粘着テープ巻回体の側端面に2重量%
のルテニウム酸による染色処理を1時間施し、その後、
凍結切断法によって粘着テープ巻回体の断面をFE−S
EM(日立製作所社製、S−4000、加速電圧15k
V)にて観察すると共に、XMA(Kevex社製、X
線マイクロアナライザ、加速電圧15kV)にて元素分
析を行なう。ライン分析によってケイ素元素の検出領域
を観察した後、当該SEM画像の倍率から非粘着処理さ
れた厚みを求める。
ープ巻回体の側端面への紫外線反応性モノマーおよび熱
反応性モノマーの混合物の塗布によって行なうことが、
一貫した製造工程で処理することが可能であり、また、
製造コスト低減の点からも好ましい。
線を照射することによって架橋反応が生じるようなモノ
マーであり、具体的には紫外線照射による光反応開始剤
としてのテレフタルアルデヒドやベンゾフェノンの存在
下、トリメチロールプロパントリアクリレートや、ペン
タエリスリトールトリアクリレートの如き多官能性モノ
マーなどの紫外線反応性モノマーを用いることができ
る。
外線照射によって架橋反応を生じるようなモノマーであ
って、具体的には熱反応開始剤としてのシリコーンCA
T−PM−10A(信越化学工業社製)やSYL−OF
F7922(東レ・ダウコーニングシリコン社製)など
の存在下、シリコーンX−52−195(信越化学工業
社製)やSYL−OFF7900(東レ・ダウコーニン
グシリコン社製)などの熱反応性モノマーを用いること
ができる。
マーおよび熱反応性モノマーの混合液を用いて粘着テー
プ巻回体の側端面処理を行なって非粘着処理を施すこと
が好ましいが、紫外線反応性モノマーは側面に存在する
粘着性部分を素早く被覆する役割を有するものであり、
熱反応性モノマーは側面の肌触りを滑らかにする役割を
果たすのである。
布に際しては、粘着剤層を溶解しないように有機溶剤を
用いることは好ましくなく、水系、例えばエマルジョン
系の溶液として塗布することが好ましい。具体的には、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルやジアル
キルスルホコハク酸エステルナトリウム塩などの乳化剤
を一種類もしくは二種類以上混合してエマルジョン状態
のモノマーを用いるのである。ただし、既に乳化された
市販品を用いる場合には改めて乳化剤を添加する必要が
ないことは云うまでもない。
は、上記処理液を塗布後、紫外線照射および加熱処理を
行なう。紫外線を照射するには、市販の紫外線照射装
置、例えばアイキュアーライトスポットUP−200F
(アイグラフィックス社製)などを用い、500〜50
00mJ/cm2 、好ましくは2000〜3000mJ
/cm2 の照射線量で巻回体の側端面に照射する。照射
線量が500mJ/cm2に満たない場合には、上記紫
外線反応性モノマーが充分に反応せず、巻回体の側端面
の粘着剤が非粘着化されないことがある。また、照射線
量が5000mJ/cm2を越えると、粘着剤層の非粘
着化領域が大きくなり、粘着テープとしての粘着領域が
少なくなってしまう恐れがあり好ましくない。
クロム線、白金線など)、ホットプレート(電球)など
を用いた加熱処理のほか、赤外線照射による処理を行う
ことができる。加熱処理の場合には、50〜200℃、
好ましくは60〜120℃の雰囲気下で、1〜60秒、
好ましくは10〜20秒程度加熱処理を行えばよいが、
加熱温度の制御のしやすさなどの点から赤外線照射装置
による処理が好ましい。
線照射装置、例えば近紫外線ランプIRE−N−020
−1−003(アイグラフィックス社製)などを用い、
200V、2kW、発光長500mmのランプを用い、
500〜2000mJ/cm 2 、好ましくは1000〜
1800mJ/cm2 の条件で赤外線を巻回体の側端面
に照射する。照射線量が500mJ/cm2 に満たない
場合には、上記熱反応性モノマーが充分に反応せず、巻
回体の側端面の粘着剤が非粘着化されないことがある。
また、照射線量が2000mJ/cm2 を越えると、粘
着剤層の非粘着化領域が大きくなり、粘着テープとして
の粘着領域が少なくなってしまう恐れがあり好ましくな
い。
処理液の組成などによって、紫外線や赤外線を同一の線
量で照射しても非粘着化される領域の大きさが異なるの
で、巻回体の側端面からその内側方向に向かって1〜6
μmの厚さで粘着剤層が非粘着処理されるように、上記
範囲内で適宜照射線量を設定する必要がある。
巻回体の側端面を特定の処理液にて特定の厚さで非粘着
化処理を行なっているので、巻回体の側端面にホコリが
付着したり、側端面同士の固着や糊のはみ出しを防止す
ることができる。
体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない
範囲で種々の応用、変形ができるものである。また、以
下において、「部」、および「%」は「重量部」および
「重量%」を意味する。
95部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中で共重合し
て得られたアクリル系共重合体を得、この共重合体10
0部に対して、トリオレイン酸ソルビタン66.7部、
架橋剤として多官能性イソシアネート(コロネートH
L、日本ポリウレタン社製)0.14部を加えて粘着剤
溶液を調製した。
によって剥離処理を施した剥離紙の処理面に、乾燥後の
厚みが50μmになるように塗布し、100℃で3分間
乾燥して、粘着剤層を作製した。
ル共重合物を混合した樹脂を、厚さ100μm、幅12
50mm、長さ7000mmのシート状に製膜した支持
体の片面に、上記にて作製した粘着剤層を転写、積層し
て粘着シートを作製し、剥離紙を剥がしながら紙製の円
筒形をした巻芯に巻き取り、粘着シート巻回体を作製し
た。
加温熟成させた後、12mm幅に裁断して、粘着テープ
巻回体を得た。
ルアルデヒド3.9部、紫外線反応性モノマーとしての
トリメチロールプロパントリアクリレート3.9部を、
トルエン中で混合、溶解して紫外線反応性モノマー溶液
を調製し、乳化剤としてのポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル4.7部、ジアルキルスルホコハク酸
エステルナトリウム塩1.2部の混合水溶液と混合、攪
拌して紫外線反応性モノマーのエマルジョンを作製し
た。
ーンCAT−PM−10エマルジョン(信越化学工業社
製)1部と、赤外線反応性モノマーとしてのシリコーン
X−52−195(信越化学工業社製)20部を混合、
攪拌して赤外線反応性モノマーのエマルジョンを作製し
た。
14部(モノマー量換算で10部)と、赤外線反応性モ
ノマーエマルジョン35部(モノマー量換算で10部)
を混合した処理液60mgを上記粘着テープ巻回体の側
端面に塗布(片面30mg)し、紫外線3000mJ/
cm2 、赤外線1400mJ/cm2 を照射して、本発
明の巻回体を作製した。
10mgにした以外は、実施例1と同様にして粘着テー
プ巻回体を作製した。
m2 から500mJ/cm2 に変更し、赤外線も照射し
なかった以外は、実施例1と同様にして粘着テープ巻回
体を作製した。
行なわなかった以外は、実施例1と同様にして粘着テー
プ巻回体を作製した。
100mgにし、紫外線照射線量を3000mJ/cm
2 から6000mJ/cm2 に変更した以外は、実施例
1と同様にして粘着テープ巻回体を作製した。
照射処理(加熱処理)のみを行なった以外は、実施例1
と同様にして粘着テープ巻回体を作製した。
テープ巻回体について、以下に示す評価試験を行い、そ
の結果を表1に記載した。
巻回体の側端面に2%ルテニウム酸による染色処理を1
時間行い、凍結切断法によって、粘着テープ巻回体の断
面をFE−SEM(日立製作所社製、S−4000、加
速電圧15V)を用いて観察すると共に、XMAを用い
て元素分析を行なった。
て、ライン分析でケイ素が検出された範囲をFE−SE
Mの倍率により換算して、最大厚みと最小厚みを求め
た。
で微細化された炭粉末上に、各粘着テープ巻回体の側端
面を静置し、1分間放置後、粘着テープ巻回体を持ち上
げ、この巻回体側端面に触れずに炭粉末を払い落とし
た。付着している炭粉末の量を付着面積で目視観察し、
10%以下を「○」、10%を超える面積に付着してい
る場合を「×」として判定した。
回体の側端面同士を重ね合わせて、250gの荷重で1
分間圧着後、上側の粘着テープ巻回体を持って持ち上げ
た。このとき、粘着テープ巻回体が固着して、下側の粘
着テープ巻回体が持ち上がった場合には「×」、持ち上
がらなかった場合には「○」として判定した。
の側端面から1〜6μmの厚み(深さ)で非粘着領域が
形成されており、炭微粉末の付着がほとんどなく、側端
面同士の固着を防止できるものであった。一方、比較例
1では非粘着領域の形成があるものの充分な厚みで形成
されていないので、炭微粉末の付着性において充分な効
果が得られず、比較例2および比較例3では非粘着領域
の形成が不充分であるために、炭微粉末付着性や側端面
同士の固着性において満足できる効果を得ることができ
なかった。
に形成されているので、炭付着性や固着性は良好であっ
たが、粘着性の点で実施例1のものと比べて劣るもので
あった。(実施例1:100g/12mm幅(対ベーク
ライト板)、比較例4:80g/12mm幅(対ベーク
ライト板))。
端面からその内側方向において、1〜6μmの厚みで非
粘着処理が施されているので、側端面付近にある粘着剤
層の流動化が防止され、ホコリの付着を防止すると共
に、粘着テープ巻回体の側端面同士の固着を防止するこ
とができる。
体の側端面に紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モノ
マーの混合物を塗布し、紫外線照射および加熱処理を行
なうという比較的簡単な方法によって作製することがで
きるので、汎用性が高いものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体の片面もしくはその両面に粘着剤
層が積層された粘着テープがロール状に巻回された粘着
テープ巻回体であって、当該粘着テープ巻回体の側端面
に露出する粘着剤層が、側端面からその内側方向に向か
って1〜6μmの厚さで非粘着処理されていることを特
徴とする粘着テープ巻回体。 - 【請求項2】 非粘着処理が、粘着テープ巻回体の側端
面への紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モノマーの
混合物の塗布によって行なわれる請求項1記載の粘着テ
ープ巻回体。 - 【請求項3】 紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モ
ノマーの混合物の塗布後、紫外線照射および加熱処理を
行なう請求項2記載の粘着テープ巻回体。 - 【請求項4】 紫外線反応性モノマーおよび熱反応性モ
ノマーの混合物の塗布後、紫外線照射および赤外線照射
処理を行なう請求項2記載の粘着テープ巻回体。
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