JPH09254301A - 多重袋用巻回フィルム - Google Patents
多重袋用巻回フィルムInfo
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Abstract
製袋充填包装するために使用され、得られた密封袋が耐
ピンホール性、耐落下衝撃性等の機械特性に優れ、且つ
自動製袋充填機における作業性が格段に優れた、2枚以
上の相互にラミネートされていない自由に横すべりする
ことができるフィルムからなる多重袋用巻回フィルムを
提供する。 【解決手段】 2層以上の相互に自由移動できるフィル
ムを重ね合わせて巻回された多重フィルムであって、該
多重フィルムは側縁部において、2層以上のフィルムを
一体に結合するスポット融着部が散在していると共に、
該スポット融着部の表面に凹凸が生じている。更に上記
スポット融着部が散在していると共に、微細な傷痕群が
密集して設けられている。
Description
る液状物、粉状物或いは半流動体等を自動的に製袋充填
包装するために使用され、得られた包装袋が耐ピンホー
ル性、耐落下衝撃性等の機械特性に優れ、且つ自動製袋
充填機における作業性が格段に優れた2枚以上の相互に
ラミネートされていない自由に横すべりすることができ
るフィルムからなる多重袋用巻回フィルムに関する。
体、粉体などの物質は金属製の容器に充填して輸送、保
管、販売等の流通に供されていた。しかしながら、金属
製の容器は使用後の容器が嵩張ること、内容物を取出し
難いこと、使用後の容器処理の困難性などの欠点があっ
た。近時、これら内容物をプラスチック製の袋に充填し
た状態で段ボール製の箱に収納して流通させる、いわゆ
るバッグインボックスと呼ばれる包装方法が広く実用化
されつつある。
内容物充填包装の効率を考慮すると、自動製袋充填機に
より充填することが好ましい。一方、包装袋は内容物の
重量が大きく大型であることより高度の機械的強度が要
求される。また内容物が微小な破れなどから漏出し易
く、漏出するとその処置に窮する流体、半流動体或いは
粉体などであることが多く、耐落下衝撃性、耐ピンホー
ル性、耐寒性等の機械的強度が要求されている。
ン、ポリエステル等の高強度フィルムを用い、熱融着性
層を積層する方法等は周知である。更に強度を高めるべ
く他の種々のフィルム素材を積層したり、高強度層の厚
みを増加することは可能であるが、フィルムの厚みの極
度の増加はフィルムを硬くし、フィルムに加わる曲げ応
力が増大し、屈曲疲労性、耐ピンホール性、耐落下衝撃
性が劣化し、充填の作業性が低下し、フィルムの厚みの
増加のみでは解決し得ない現状である。
トされず、相互に移動可能な状態にある多重袋が提案さ
れた。この多重袋は1枚のフィルムにピンホールが生じ
ても他の1枚は無傷であり、また屈曲応力に対しても、
個々の独立したフィルム1枚がその応力を受け、他の1
枚は滑って逃げることができるため極度の屈曲応力が加
わるおそれもなく、優れた機械的強度を有し、バッグイ
ンボックス用の袋として優れている。
ィルム同士を重ねただけの多重フィルムは巻回が困難
で、自動製袋充填機で充填できず、現実に使用されてい
る多重袋は製袋と充填が別々に行われる方式、即ち、予
め製袋した多重袋に内容物を充填する方法が採用されて
いる。この方法は作業効率が悪い上、密封袋内に空気の
残留を免れず、残留した空気は内容物の変質を早めるお
それがある。自動製袋充填機を使用するために、異種の
フィルムを単に重ね合わせて巻回してもフィルムが位置
ずれして巻き崩れ到底実用に供することができなかっ
た。
て連続的に熱融着して自動製袋充填機に供給する方法も
提案されているが、この方法にあっても、下に巻かれる
フィルムと上に巻かれるフィルムとはその径が微妙に異
なり、これが厚く巻回されるとこのわずかな相違がフィ
ルムのシワやタルミとして表れ、巻取ったフィルムが乱
れるため小巻きフィルムしか提供することができず、頻
繁なロール交換のために全体としては作業性向上につな
がらない現状である。更に、この方法にはフィルム両側
縁部の融着という工程が加わり、この工程は一定の加熱
時間を必要とし全体として加工に長時間を要し、実用的
な方法ではない。そこで、自動製袋充填機を用いて容易
に多重袋を製造することができるフィルムが求められて
いた。
することを目的とし、その構成は、2層以上の相互に自
由移動できるフィルムを重ね合わせて巻回された多重フ
ィルムであって、該多重フィルムは側縁部において、2
層以上のフィルムを一体に結合するスポット融着部が散
在していると共に、該スポット融着部の表面に凹凸が生
じていることを特徴とし、更に上記スポット融着部が散
在していると共に、微細な傷痕群が密集して設けられて
いることを特徴とする。
に自由移動できる2層以上のフィルムの両側縁部に点状
のスポット融着部を設けることにより、2層以上のフィ
ルムが一体に融着され、融着されていない部分は2層以
上のフィルムが相互に自由移動できる状態にした。その
結果、相互に自由移動できる2層以上のフィルムを一体
として巻取り、巻出しすることができ、スポット融着に
より生じた凹凸が相互に絡まり巻崩れを防止して確実に
巻回することができる。
縁部にのみ存在するため、巻回した場合に、側縁部が肉
厚になって図1に示すように盛り上がって巻回される。
相互に自由移動できるフィルムの最内層のフィルムと最
外層のフィルムとではその巻径がわずかに相違している
が、そのまま大量に巻回するとこの微妙な巻径の差が巻
シワとなり、一定張力で巻回できない結果となるが、本
発明においては両側縁部が肉厚でしっかりと同一張力で
巻回されているため、中央部はフィルムがたるんだ状態
で巻回され、2層以上のフィルムの巻径の差に由来する
シワやタルミが生じない。
の一体化であるが、スポット融着部とスポット融着部が
離れているため両側縁部のスポット融着されていない部
位はスポット融着間隙となり、この間隙において相互に
自由移動できる2層以上のフィルムのズレを吸収するこ
とができる。したがって、交互に異種フィルムが巻かれ
ていてもシワやタルミが生じることなく、フィルム同士
がブロッキングすることもなく円滑に一体化した多重フ
ィルムが巻出され、あたかも積層された1層のフィルム
のように自動製袋充填することができる。スポット融着
された部位は製袋時には袋の融着部或いは融着部の外側
となるため袋本体の気密性及び強度に何ら影響しない。
2層以上のフィルムが側縁部以外の部位において、相互
に自由に移動できる状態にあり、密着されていないこと
である。すなわち、融着も接着もされていない非ラミネ
ート状態にあることである。また、多重フィルムを形成
する各フィルムは単層フィルムであることを要件とせ
ず、2軸延伸ナイロン、2軸延伸ポリエステル、2軸延
伸ポリプロピレン等の強靱な基材フィルムと、線状低密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン等の熱融着性フィ
ルムとの積層品が広く使用される。更に、内容物によっ
ては、ポリ塩化ビニリデン系フィルム層、エチレン−ビ
ニルアルコール系樹脂フィルム層、アルミニウム箔、ア
ルミニウム蒸着層等のガスバリア性層を積層することが
できる。
きる各フィルムの外層は、両面が熱融着性層であること
が好ましい。ただし、製袋した場合に最外層となる面は
熱融着性層でなくとも差支えない。本発明の多重フィル
ムとは2層、3層或いはそれ以上の独立した互いに積層
されていない複数層のフィルムをまとめて1層とみなし
た称呼である。多重袋は多重フィルムからなる袋であ
り、実質的にフィルムを多層に重ね合わせ、四方融着
袋、三方融着袋、ピロー型袋、ガセット袋等、必要な端
部を融着して内容物を充填し、密封した袋である。多重
袋用フィルムは多重袋の原料として使用されるフィルム
であり、必然的に多重フィルムである。スポット融着が
施される部位は側縁部の袋の融着部或いは融着部の外側
である。
以上のフィルムが接着剤や熱融着や共押出し等の方法に
よって一体化していない状態の複数のフィルムである。
したがって、各フィルムは独立しているため、相互に滑
って相対的位置を変動することができる状態にある。
面には粗面加工をすることが好ましい。粗面加工とはフ
ィルム面に微細な凹凸を設ける加工であり、一般に梨地
加工とも呼ばれている。例えば、フィルム製膜時に冷却
ロールに微細な凹凸を有するマットロールを使用する方
法、サンドブラスト、硬い凹凸面を有する加工具でフィ
ルムを押圧する等の方法で加工することができる。粗面
加工されたフィルム面は、凹凸が存在するため接触部が
凸部のみとなり、実質的に接触面積が減少して一層滑り
易くなり、結果的に多重フィルムの性能を増大する。粗
面加工は相互に自由移動できる2層のフィルム面の接触
面の両方に施すことが好ましいが、一方であっても本発
明の効果が得られる。
視図であり、図2〜図4はスポット融着部の拡大模式図
である。1は第1のフィルム、2は第2のフィルムであ
り、仮想線で示した3は第3のフィルムを用いた場合に
おける第3のフィルムである。4はスポット融着部であ
り、スポット融着部4とスポット融着部4との間に存在
する融着されていない部位がスポット融着間隙5であ
り、多重フィルムを巻回した場合に生じるシワやタルミ
がスポット融着間隙5により吸収され、均一な張力によ
り硬く巻回された多重フィルムが得られる。6は巻回す
るための紙管であり、7は巻回された多重フィルムであ
る。
構成する全部のフィルムが局部的に一体に融着されてい
る状態である。場合によっては接着剤による接着であっ
ても多重フィルムの全てのフィルムが局所的に一体化さ
れていれば本発明の効果を有する。更に、本発明の融着
とは、図2に示すように単にフィルム同士が融着固定さ
れた状態のもの、図3に示すように融着された結果中央
部に穿孔8が生じこの穿孔8の周囲に融着された肉厚部
9が形成されているもの、図4に示すように融着部位の
中央部が多少肉薄になり、その周囲が肉厚になり凹凸1
0が生じたもの等各種の状態を包含する。スポット融着
部は上記の融着部が点状であり、この点状の融着部位が
スポット融着間隙を介して互いに離れて存在することを
意味する。
工具を押圧することにより容易に得られる。先端の面積
が小さい場合や圧力が大きい場合には図3に示すような
穿孔8を生じるが、その周囲にフィルムが相互に融着し
た肉厚部が生じるため本発明の効果を有する。また、先
端の面積が大きい場合や圧力が小さい場合には穿孔は生
じないがこの場合も図4に示すように融着部の中央部が
肉薄になり、その周囲に肉厚部が生じて凹凸が生じ本発
明の効果を発揮する。スポット融着部の凹凸は巻回した
場合に隣接する多重フィルム同士を絡み合わせる効果が
あり、図1に示すように巻回した場合に両端が肉厚にな
り、中央部の多重フィルム自体は緩く巻回される結果と
なり、相互にブロッキングすることもなくシワやタルミ
も発生せず以後の自動製袋充填工程が円滑に行われる。
なく、例えば、円形、長円形、角型などが用いられる。
スポットの大きさは融着熱が相互に自由移動できるフィ
ルムの厚みの全体に伝播する必要があるため、例えば円
形の場合では直径1〜10mm、好ましくは2〜5mm
である。しかしながらこの大きさはフィルムの厚みや素
材構成により変動し、一般に薄いフィルムや溶融し易い
フィルムの場合には小径のスポットで充分である。
易さ、重ねるフィルムの枚数、融着強度、他の加工を併
用するか否かによって異なり、一般には1〜30cm、
好ましくは5〜20cmである。要するに相互に自由移
動できる多重フィルムの各フィルムが移動し、その相対
的位置を変動してもその際のズレを吸収できる広さがス
ポット融着間隙に確保されていればよい。この要件が充
足されているならば巻回されたフィルムの両側縁部以外
の部位にシワやタルミが生じない。
他に微細な傷痕群を密集して設けると本発明の効果は一
層増大される。傷痕とは多重フィルムの一方の側から先
端のやや尖った突起が密集している工具で押圧すること
により得られた傷であり、この傷は多重フィルムの他方
の面でフィルムが突出する程度の傷が好ましい。例えば
2層からなる多重フィルムを例にとれば、第1のフィル
ムと第2のフィルムは単に重ね合わせたのみで何ら結合
しておらず、傷痕以外の部位は相互に自由移動できる状
態にある。第1のフィルム1から第2のフィルム2に向
かって加工具で押圧することにより凹部が形成され、第
1のフィルム1が第2のフィルム2に嵌入してこの部位
で両フィルムは結合する。更に間接的に押圧された第2
のフィルム2は反対側の表面に押し出されて突出部を形
成する。突出部は相互に自由移動できる2以上のフィル
ムを、必要な期間連結しておくクサビの作用を有する。
する必要はなく、第1のフィルムが第2のフィルム内に
嵌入していればよい。第2のフィルム2の外面が突出し
ていても、突出していなくとも両フィルムが確実に仮結
合されていれば本発明の目的は達成される。また、フィ
ルムが3層以上であっても同様であり、傷痕群を設ける
幅は3〜15mm幅が好ましい。
ット融着部と傷痕群を併用した場合も多重フィルムが巻
出されてから自動製袋充填機で製袋、充填、密封される
までの間、多重フィルムを一体化させる機能を有するも
のであればよい。傷痕群を設けるにあたっては特に限定
はないが、回転する円盤を用いて多重フィルムの側縁部
を押圧することが好ましい。この円盤は円周に多数の突
起を有し、この突起が多重フィルムの側縁部を押圧す
る。突起は断面三角錐の形状である。傷痕を形成する錐
状に尖った点状の突起を散在させるか、千鳥状に配列す
ることが好ましい。また、細長い尾根状の突起を配列し
て用いることもできる。この場合も突起の横断面が三角
錐形状であることが好ましい。
ルムの種類によって異なり、多重フィルムの一方の面か
ら押圧して他方の面に突起が現れる程度である。或い
は、他方の面に突起が現れなくとも、多重フィルムの各
層が絡まり合い、スポット融着部との相乗効果により、
自動製袋充填機において巻出されてから、製袋、充填、
密封されるまでの間に多重フィルムの各層が離れない程
度に仮に結合していればい。スポット融着部は傷痕群と
重ねて設けても、別の位置に設けてもよい。
ィルムを用い、第2のフィルム或いは第3のフィルムと
して相互にブロッキング状態になっている2層のフィル
ムを用いることもできる。ブロッキング状態とは、接触
している熱融着性フィルム同士が接着剤や熱融着により
完全に一体化して硬くなった状態ではなく、接触してい
るフィルム同士が相互の粘着性、例えば自己粘着性、可
塑剤による仮の粘着性等により弱く結合した状態であ
り、軽い力により容易に剥離するものである。一言で言
えば、フィルム同士が幾分ベトベトした状態である。
法により積層し、LL15/PE15/KON#15 /PE20
/LL30からなる積層フィルムである幅1mの第1のフ
ィルムを製造した。なお、この時両端のLLは押出し時
に冷却ロール面を梨地面とすることにより粗面加工し
た。ここで、LLは線状低密度ポリエチレンの略称であ
り、PEは低密度ポリエチレンの、KONはポリ塩化ビ
ニリデンをコートした2軸延伸ナイロンの、それぞれ略
称であり、これらの略称の後に付した縮小数字はμ単位
の厚さを示す。縮小数字の前に付した「#」の印はフィ
ルムであることを意味する。
のLL#75 の第2のフィルムを重ね合わせながら、両側
縁部に直径3mmの円形の点状のスポット融着部4をス
ポット融着間隙として10cmを保って1列に配列し、
これを第2のフィルム、LL#75 側を袋の内側になるよ
うにして紙管に巻回した。図1に示すような、両端がや
や膨れた巻崩れのない安定した巻回多重フィルムが得ら
れた。スポット加工は直径3mmの円形の突起を円周面
に有する直径10cmの円盤を270℃に加熱し、この
加熱円盤とシリコーンゴムをライニングした受けロール
の間に重ね合わせた第1のフィルムと第2のフィルムを
通すことによって行った。
の巻回多重フィルムを第2のフィルム、LL#75 側を袋
の内側になるようにしてピロー型袋に製袋しながら水1
0kgを充填した。第1のフィルムと第2のフィルムは
剥離せず、ずれることもなく円滑に連続運転することが
できた。充填袋を段ボール箱に入れ、この段ボール箱5
0個を振動試験機で振動幅50mm、振動数168回/
分の振動条件で水平方向に30分間振動させて耐ピンホ
ール性を試験した。30分間振動後に破袋して水が漏洩
したピロー袋は1袋もなかった。
/PE20/LL30とLL#75 のフィルムを重ね合わせて
側縁部にスポット融着部4を設けることなくそのまま紙
管に巻回した。縁が揃わず、途中ですべって巻崩れ、一
定の張力で巻回すること自体が不可能であった。
第2のフィルムをドライラミネート法により積層して、
LL15/PE15/KON#15 /PE20/LL30//LL
#75 のフィルムを製造した。実施例1と同様の試験を行
ったところ、50個中9個が破袋した。
20/LL30からなる第1のフィルム1のLL30の面とL
L#50 −LL#50 の第2のフィルム2の2枚のフィルム
を実施例1の方法で重ね合わせた。更に、本実施例にお
いては、スポット融着部の外面に点状の傷痕群を3.5m
m幅に7列千鳥状に配列した。加工にあたっては幅3.5
mmの回転円盤の円周面に三角形の突起を7列千鳥状に
配列した加工具を、多重フィルムの側縁部のスポット融
着部の更に外側に押圧した。
度ポリエチレンをインフレーション成形法により厚みが
50μ、周囲約2mのフィルムを成形し、引取り用ニッ
プロールでフィルムを引取ると同時にチューブ状のフィ
ルムを折りたたんで加圧後、フィルム両端の折曲げ部分
をスリッターで切り離すことにより得られた内面が相互
にプロッキングした、すなわち、べとついた合計厚み1
00μの線状低密度ポリエチレンフィルムである。
チ、紙厚12mmの紙管に巻回したところ、長さ500
m巻回して巻きジワが全くない直径360mmの巻回フ
ィルムが得られた。多重フィルムの側縁部にスポット融
着と微小な傷痕群を密集して設けた場合には、紙管に巻
回した場合には巻き崩れないばかりでなく、巻きジワの
発生を阻止し自動製袋充填機に使用する場合により円滑
に巻出せる効果が認められた。
で巻回することができ、安心して自動製袋充填機により
効率的に製袋充填密封を行うことができる。得られた充
填袋は耐ピンホール性、耐落下衝撃性及び耐寒性等の機
械的特性に優れ、バッグインボックス用の内容袋として
好ましい密封袋が得られる。更に、自動製袋充填機によ
る液体や半流動体の充填包装が可能になったため、密封
袋内に空気を残留させない包装ができ、内容物の変質を
防止することができる。
ムの斜視図である。
明図である。
明図である。
明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2層以上の相互に自由移動できるフィル
ムを重ね合わせて巻回された多重フィルムであって、該
多重フィルムは側縁部において、2層以上のフィルムを
一体に結合するスポット融着部が散在していることを特
徴とする多重袋用巻回フィルム。 - 【請求項2】 多重フィルムのスポット融着部の表面に
凹凸が生じていることを特徴とする請求項1記載の多重
袋用巻回フィルム。 - 【請求項3】 2層以上の相互に自由移動できるフィル
ムを重ね合わせて巻回された多重フィルムであって、該
多重フィルムは側縁部において、2層以上のフィルムを
一体に結合するスポット融着部が散在していると共に、
微細な傷痕群が密集して設けられていることを特徴とす
る多重袋用巻回フィルム。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09183296A JP3559384B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 多重袋用巻回フィルム |
US08/821,197 US5981028A (en) | 1996-03-22 | 1997-03-19 | Film for multiple bag |
TW088219911U TW439659U (en) | 1996-03-22 | 1997-03-19 | Film for multiple bag and apparatus for producing packed multiple bag |
AU16401/97A AU689740B2 (en) | 1996-03-22 | 1997-03-20 | Film for multiple bag |
DE69734125T DE69734125D1 (de) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Mehrlagenfolie für Beutel |
CA002200640A CA2200640C (en) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Film for multiple bag |
EP97400640A EP0796802B1 (en) | 1996-03-22 | 1997-03-21 | Multiple film for bags |
KR1019970009959A KR100225366B1 (en) | 1996-03-22 | 1997-03-22 | Multiple film for bags |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09183296A JP3559384B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 多重袋用巻回フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254301A true JPH09254301A (ja) | 1997-09-30 |
JP3559384B2 JP3559384B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=14037582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09183296A Expired - Lifetime JP3559384B2 (ja) | 1996-03-22 | 1996-03-22 | 多重袋用巻回フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3559384B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003097472A1 (fr) | 2002-05-15 | 2003-11-27 | Kyoraku Co., Ltd. | Sachet a parois stratifiees et son procede de production et sachet a parois multiples destine a la fabrication et au remplissage de sachets |
-
1996
- 1996-03-22 JP JP09183296A patent/JP3559384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003097472A1 (fr) | 2002-05-15 | 2003-11-27 | Kyoraku Co., Ltd. | Sachet a parois stratifiees et son procede de production et sachet a parois multiples destine a la fabrication et au remplissage de sachets |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3559384B2 (ja) | 2004-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A521 | Written amendment |
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