JPH09253804A - 金属薄帯の製造装置 - Google Patents

金属薄帯の製造装置

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JPH09253804A
JPH09253804A JP6263996A JP6263996A JPH09253804A JP H09253804 A JPH09253804 A JP H09253804A JP 6263996 A JP6263996 A JP 6263996A JP 6263996 A JP6263996 A JP 6263996A JP H09253804 A JPH09253804 A JP H09253804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般に、金属薄帯を長時間にわたって製造す
る場合には、冷却ロール周辺を薄帯片等が浮遊してお
り、この浮遊物がパドルへ侵入(飛び込み)しやすいと
いう問題点があり、本発明ではこの問題点を解決するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明の金属薄帯の製造装置は、溶融金
属3 を、ノズル5 の射出孔5aから高速移動下にある冷却
体9 表面に噴射し、急冷凝固させて金属薄帯8 を製造す
る装置であって、ノズル5 の側面5bから、冷却体9 の、
少なくとも溶融金属噴射位置9bへ移動する部分9cの上方
位置にかけて、浮遊物の落下付着を防止する保護カバー
13を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属を、ノズ
ルのスリット状の射出孔から高速移動下にある冷却体表
面に噴射し、急冷凝固させて金属薄帯を製造する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】溶融金属を急冷凝固して金属薄帯を得る
プロセスは、種々の方法があるが、中でも単ロール法は
工業的規模の薄帯製造が可能なプロセスとして注目され
ている。
【0003】単ロール法は、図5に示すように、冷却体
に冷却ロール20を使用し、溶融金属21を、ノズルの射出
孔22から高速回転下にある冷却ロール20に噴出供給し、
その表面20a から抜熱して金属薄帯23を連続的に得る方
法である。ノズル射出孔22から射出された溶湯24は、冷
却ロール表面20a 上で、パドル25と称する湯だまりを形
成し、その後、このパドル25を速やかに急冷凝固させる
ことによって薄帯23となって引き出される。
【0004】このパドル25は、冷却ロール表面20a とノ
ズル射出孔22との間の0.05〜数mmの範囲内に形成される
ごく小さなものであり、健全なパドルの形成は、表面の
美麗な金属薄帯を得るのに重要な役割を果たすことが一
般的に知られている。従って、パドルの形成状態は重要
な操業因子であり、例えばパドルに空気が侵入すると、
薄帯の表面にエアーポケットと称する凹みが多数発生す
る傾向にある。
【0005】このように空気がパドルに侵入するだけで
も、薄帯にこのような欠陥を生じさせるわけであり、従
って、当然の如くパドルへの異物の侵入は、たとえそれ
が小さくても、薄帯に孔などの大きな欠陥が生じ、最悪
の場合には薄帯が破断する等のトラブルを誘発するおそ
れがあった。
【0006】また、冷却ロール表面上に、酸化物や付着
物等の蓄積物が存在する場合にも、同様な理由から、連
続して金属薄帯を製造することは困難であった。
【0007】さて、工業的に大量の金属薄帯を得るため
の製造装置としては、図5で示した冷却ロール20やノズ
ルの他に、金属の溶解装置、ノズルと直結したタンディ
ッシュ、冷却ロールから金属薄帯を剥離させる装置、薄
帯の巻取り装置、及びそれらを制御する装置などで構成
されるのが一般的である。
【0008】このような製造装置を用いて工業的に大量
の金属薄帯を得るには、長時間安定して健全なパドルを
形成することが少なくとも必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に、金属薄帯を長
時間にわたって製造する場合には、前述したように、ロ
ール表面への蓄積物やパドルへの異物の侵入(飛び込
み)が生じやすいという問題点があり、このため、長時
間にわたって表面性状に優れた金属薄帯を大量に製造す
るには、この問題点を解決することが重要な課題とな
る。
【0010】特開昭58−25848 号公報、特開平7−1785
16号公報、及び特開平7−178517号公報には、ノズルの
上流側にブラシロールを設け、このブラシロールを冷却
ロール表面と接触させることにより、ロール表面に付着
した微小な蓄積物や酸化物等の汚染物を除去する手段が
開示されている。
【0011】しかしながら、パドルに侵入する異物は、
予めロール表面に付着したものだけに限らないことを、
発明者らは、製造装置の周辺に設置した高速ビデオカメ
ラの画像により確認した。
【0012】すなわち、ロール表面に射出した直後に発
生する針状の薄帯片や、何らかの原因で薄帯が破断した
際に発生する微小な薄帯片等々が、ロールの高速回転に
よって引き起こされた気流に乗ってロール周辺を浮遊し
ており、この浮遊物がノズル後面(上流側)のロール表
面上に落下して、パドルに侵入する場合があることを確
認した。
【0013】また、ブラシロール本来の薄帯片の除去の
原理は、薄帯片をブラシの中に取り込んだり、周辺にか
き落とすことであるが、ブラシの回転あるいは振動でブ
ラシの中に取り込んだ薄帯片が再びブラシから外に飛び
出したり、あるいはかき落とされたものが気流に乗っ
て、ロール周辺を浮遊する場合がある。そのため、ブラ
シロールのみによる薄帯片の除去では、浮遊している薄
帯片等のパドルへの侵入を十分に防止しているとは言え
ず、より一層の改善が望まれるところである。
【0014】さらに、空気の、溶湯内への侵入や冷却ロ
ール表面上への付着を防止する手段を開示したものとし
ては、特開平6−63704 号公報がある。
【0015】この公報に記載の連続鋳造設備は、双ロー
ル法を実施するためのものであり、冷却体に一対の冷却
ロールを使用し、これらの冷却ロールを回転させなが
ら、これらの間から連続的に引き抜くことで金属薄帯を
製造する設備であり、特に、シールのため薄い柔軟性を
有した鋼板製のシール板をロールに摺接させて溶湯内を
真空引きすることによって、空気の、溶湯内への侵入や
ロール表面上への付着を防止したものである。
【0016】しかしながら、この公報に記載の設備は、
冷却ロール表面に、シール板との摺接によって円周方向
に擦り傷が入るという問題点があり、ミクロン単位の薄
帯を製造する単ロール法においては、薄帯の品質( たと
えば、孔などの欠陥) に重大な影響を与えるため、この
公報に記載の設備では、高品質な薄帯の製造が困難であ
る。
【0017】その他にも、浮遊している薄帯片を除去す
るのに、集塵機で吸引除去するという解決策もあるた
め、発明者らがこの点についても別途検討・実施したと
ころ、この方法は、開いた空間を吸引することになるた
め、通常のファンでは吸引力が不十分であった。また、
吸引力を増大させることも考えられるが、吸引力を過度
に増大させると、パドル周辺が過度に冷却されてノズル
詰まりが生じやすくなり、あるいは周辺の粉塵等までも
引き寄せることにもなるため、風量、吸い込み口の形
状、流路などの最適化が面倒であるという問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め、本発明の金属薄帯の製造装置は、ノズルの側面か
ら、冷却体の、溶融金属噴射位置へ移動する側の部分の
少なくとも上方位置にかけて、冷却体表面上への浮遊物
の落下付着を防止する保護カバーを設けたものである。
これによって、周辺を浮遊している薄帯片等異物の冷却
体表面上への落下を防いでパドルへの異物の侵入を防止
できる。
【0019】尚、ここでいう冷却体とは、溶融金属を急
冷凝固できる高速移動表面をもつ冷却体を意味し、具体
的には、冷却ロール、冷却ベルト等である。加えて、冷
却体の溶融金属噴射位置へ移動する側の部分とは、いわ
ゆるノズルの上流側に位置する冷却体部分を意味し、例
えば、冷却体が冷却ロールの場合には、図1に示すよう
に、冷却ロール9が停止している状態を仮定し、冷却ロ
ール9の、溶融金属噴射位置9bと、回転軸心16とを含
む平面Sでこの冷却ロール9を部分9c,9dに2分割
した場合の、溶融金属噴射位置9bに向かって回転する
側の冷却ロール部分9cを意味し、また、冷却体が冷却
ベルトの場合には、その溶融金属噴射位置で冷却ベルト
を2分割したときの、溶融金属噴射位置に到達していな
い側に位置する冷却ベルト部分を意味する。
【0020】さらに、保護カバーと冷却体の間を、ノズ
ルの側面位置にて、保護カバーと直交する方向に測った
距離が 5〜100mm であること、及び保護カバーと冷却体
の間に、不活性ガス又は CO2ガスを吹き込むことがより
好適である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に従う代表的な製
造装置を模式的に示したものであり、図中1はヒータ
ー、2は溶解炉、3は溶融金属、4は受皿部、5はノズ
ル、6はタンディッシュ、7は噴射装置、8は金属薄
帯、9は冷却ロール、10は剥離装置、11は巻取装置、12
はブラシロール、13は保護カバーである。この図の製造
装置は、溶解炉2、その周りに配置したヒーター1、及
びこれによる加熱によって溶解炉2内で溶融させた金属
3を一時的に貯蔵待機させる受皿部4と溶融金属を噴射
するノズル5とをもつタンディッシュ6からなる噴射装
置7と、ノズル5の射出孔5aから噴射した溶融金属3
を速やかに急冷凝固させて金属薄帯8を製造するための
高速回転表面をもつ冷却ロール9と、この冷却ロール9
から金属薄帯8を剥離させる剥離装置10と、剥離させた
金属薄帯8を巻き取る巻取装置11と、ノズル5の上流側
15に冷却ロール9の表面9aの付着物を除去するためこ
れに接触させて配置したブラシロール12と、それらを制
御する装置(図示せず) とで構成してあり、特にノズル
5の側面5bから、冷却ロール9の溶融金属噴射位置9
bへ向かって移動する側の部分9cの少なくとも上方位
置にかけて、冷却ロール表面上への浮遊物の落下付着を
防止する保護カバー13を設けたものである。
【0022】上記構成を採用することによって、周辺を
浮遊している薄帯片等が冷却ロール表面上に落下するの
を防止することができ、パドルへの異物の侵入も抑制で
きることから、長時間にわたって欠陥のない金属薄帯を
製造することができる。
【0023】尚、保護カバー13は、ノズル側面5bか
ら、ノズル5の上流側15に位置する冷却ロール部分9c
の上方位置に配置しさえすれば上記の効果が得られる
が、金属薄帯の製造に支障をきたさない範囲で、できる
限り冷却ロール9の表面に近接配置する方が望ましい。
【0024】すなわち、保護カバー13と冷却ロール表面
9a間の距離Lが大きすぎると、保護カバー13がない場
合に比べて、パドル17への異物の侵入の確率は減少する
ものの、その空間18内で乱気流等によって、横から侵入
した薄帯片等の異物が水平方向に冷却ロール表面9a上
まで移動することになって、ロール表面9a上に落下す
る事例が認められたからである。
【0025】図3に、保護カバー13と冷却ロール表面9
a間をノズルの側面5b位置にて測った距離L(図2)
を変化させたときの、ノズル詰まり頻度と、異物のパド
ルへの飛び込み頻度について調べた結果を示す。この結
果から、前記距離が5mm 未満だと、冷却に起因すると考
えられるノズル詰まりが多発し、一方、前記距離が 100
mmを超えると、パドルへの異物の飛び込み頻度が増加す
ることがわかる。従って、前記距離Lは、ノズル詰まり
とパドルへの異物の侵入とをより一層防止する場合には
5〜100mm にするのが好ましい。
【0026】また、金属薄帯の表面性状をより一層改善
するための周知の手段としては、例えば特開平5−1383
08号公報に開示されているように、パドルにガスを吹き
付ける方法があり、この方法を本発明に適用することも
できる。すなわち、図1にも示してあるが、保護カバー
13とブラシロール12の間にガス吹付けノズル14を配置
し、保護カバー13と冷却ロール9で形成した空間18に、
Ar, Heのような不活性ガス又は CO2ガスを吹き込むこと
で、金属薄帯の表面をより一層美麗にすることができ
る。
【0027】尚、保護カバー13と冷却ロール9間の距離
Lが小さいときに、不活性ガス又はCO2ガスを吹き込む
場合には、パドル17が冷却されることに起因したと思わ
れるノズル詰まりが発生することがあるが、この場合に
は、保護カバー13と冷却ロール9間の距離Lを大きくな
るように設定すればよく、ガス種等に応じて前記距離L
を適宜変更することができる。
【0028】加えて、本発明では、図4に示すように、
保護カバ13ーを、ノズル側面5bからブラシロール12ま
での間に、冷却ロール9に沿って配設してもよく、この
場合には、図1に示す装置に比べて、浮遊物の冷却ロー
ル表面上への落下をより一層防止することができる
(尚、図1に示す装置の場合には、ノズル5の下流側19
が観察できる利点がある)。
【0029】さらに、保護カバー13を、冷却ロール9の
溶融金属噴射位置9bに向かって移動する部分9cの上
方位置だけでなく、ノズルの上流側15の広い範囲にわた
って及び/又はノズルの下流側19に配置してもよく、ま
た、冷却ロールの側面までを覆うように配置してもよ
く、保護カバー13の配設位置及びその形状等について
は、特に限定せず、必要に応じて適宜変更することがで
きる。
【0030】
【実施例】250kg のFe78Si13B9合金を用い、幅100mm,板
厚25μm の非晶質金属薄帯を製造した実施例について以
下に説明する。前記合金を溶解炉2に入れ、1300℃で加
熱溶融した後、溶融した合金3をタンディッシュ6に移
し、この溶融合金3を、0.17kgf/cm2 の供給圧力で、タ
ンディッシュ6のノズル射出孔5a(0.7mm×100mm ) か
ら、25cm/sの周速で高速回転するφ600mm の銅製の冷却
ロール9に噴出供給し、巻取り装置11にて巻き取り、コ
イル状の薄帯8を得た。ノズルの上流側15に金属製のブ
ラシロール12を設置した。また、ノズル5の側面5bか
らブラシロール12の上方にわたって鋼製の保護カバー13
を設け、保護カバー13と冷却ロール9の間の前記距離L
を30mmとした。保護カバー13と冷却ロール9の間にはガ
ス吹付ノズル14を設置し、このノズル14からArガスを冷
却ロール表面9aに向かって300l/min. の流量で吹き付
けた。この装置で15チャージ実施した。比較のため、保
護カバーを設置しない従来例についても同様に15チャー
ジ実施した。
【0031】その結果、従来例は、15チャージの実施に
対して6チャージが巻取り途中でパドルへの異物飛び込
みにより薄帯の破断が発生した。なお、薄帯が破断した
6例とも、異物がパドルに飛び込むのが観察されてお
り、飛び込みと同時に薄帯にスジ状の欠陥が発生し、い
ずれもその直後に破断した。一方、本発明の実施例は、
15チャージとも最後まで薄帯をコイル状に巻取ることが
でき、薄帯の破断は全く発生しなかった。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ノズル
の側面から、冷却体の、少なくとも溶融金属噴射位置へ
移動する部分の上方位置にかけて、浮遊物の落下付着を
防止する保護カバーを設けることにより、周辺を浮遊し
ている薄帯片等が冷却体表面上へ落下するのを防いで、
パドルへの薄帯片等の異物の侵入が抑制され、従って、
長時間にわたって品質の良い金属薄帯を製造することが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う代表的な金属薄帯の製造装置の概
略部分断面図である。
【図2】図1の領域Aの部分を拡大した図である。
【図3】保護カバーと冷却ロール表面間の距離Lを変化
させたときの、ノズル詰まり頻度と、異物のパドルへの
飛び込み頻度についてプロットした図である。
【図4】本発明に従う他の製造装置の概略部分断面図で
ある。
【図5】一般的な単ロール法を説明するための概念図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒーター 2 溶解炉 3 溶融金属 4 タンディッシュ6 の受皿部 5 ノズル 6 タンディッシュ 7 噴射装置 8 金属薄帯 9 冷却ロール 10 剥離装置 11 巻取り装置 12 ブラシロール 13 保護カバー 14 ガス吹付ノズル 15 ノズル5 の上流側 16 冷却ロール9 の回転軸心 17 パドル 18 保護カバー13と冷却ロール9 で形成した空間 19 ノズル5 の下流側 20 冷却ロール 21 溶融金属 22 ノズル射出孔 23 金属薄帯 24 溶湯 25 パドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中里 和樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内 (72)発明者 木村 政彦 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属を、ノズルのスリット状の射出
    孔から高速移動下にある冷却体表面に噴射し、急冷凝固
    させて金属薄帯を製造する装置において、 ノズルの側面から、冷却体の、溶融金属噴射位置へ移動
    する側の部分の少なくとも上方位置にかけて、冷却体表
    面上への浮遊物の落下付着を防止する保護カバーを設け
    てなることを特徴とする金属薄帯の製造装置。
  2. 【請求項2】 保護カバーと冷却体の間を、ノズルの側
    面位置にて、保護カバーと直交する方向に測った距離が
    5〜100mm であることを特徴とする請求項1に記載の製
    造装置。
  3. 【請求項3】 保護カバーと冷却体の間に、不活性ガス
    又は CO2ガスを吹き込むことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の金属薄帯の製造装置。
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