JPH09253318A - 遊技機島 - Google Patents

遊技機島

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JPH09253318A
JPH09253318A JP6804496A JP6804496A JPH09253318A JP H09253318 A JPH09253318 A JP H09253318A JP 6804496 A JP6804496 A JP 6804496A JP 6804496 A JP6804496 A JP 6804496A JP H09253318 A JPH09253318 A JP H09253318A
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JP6804496A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機島の各遊技機から貯留タンク内に落下す
る遊技媒体の衝撃力を緩和し、それにより衝撃によるタ
ンク内壁の傷みを防いで耐久性を向上させると共に、不
快な騒音の発生を防止すること。 【解決手段】下段ユニット10C内の貯留タンク40
は、上面側が開口し島長手方向に底面部41が傾斜して
延びる箱型に形成され、該貯留タンク41内の上部に、
各パチンコ機11から排出されるパチンコ球を受け、衝
撃が緩和されたパチンコ球を底面部41側へ導く防音受
け樋50を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機を並
設する天板下方の島下段内に、各遊技機から排出された
り島内に補給される遊技媒体を蓄える貯留タンクを設置
して成る遊技機島に関する。ここで遊技機とは主にパチ
ンコ機を指すものであり、遊技媒体はパチンコ球であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機島では、パチンコ球は島下
段内に配設された貯留タンクに集められていったん貯留
され、タンク最下部位となる底面一端側から必要に応じ
て研磨揚送装置の下端側に取り込まれていた。各パチン
コ機から排出されたパチンコ球は、上面側が大きく開口
している貯留タンク内にそのまま落下し、貯留タンクの
底面部に直接ぶつかったり、既にタンク内に溜っている
球にぶつかったりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の遊技機
島では、各パチンコ機から落下したパチンコ球が貯留タ
ンクの底面部等に直接衝突するから、強い衝撃や騒音が
発生していた。かかる衝撃は、貯留タンクの主に底面部
に傷を生じさせるものであり、また、騒音は周囲にいる
遊技客に対して容認しがたい不快感を与えるという問題
点があった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、貯留タンク内に落下
する遊技媒体の衝撃力を緩和し、それにより衝撃による
タンク内壁の傷みを防いで耐久性を向上させると共に、
不快な騒音の発生を防止することができる遊技機島を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 1 複数の遊技機(11)を並設する天板(22)下方
の島下段(10C)内に、各遊技機(11)から排出さ
れたり島内に補給される遊技媒体を蓄える貯留タンク
(40)を設置して成る遊技機島(10)において、前
記貯留タンク(40)は上面側が開口し島長手方向に底
面部(41)が傾斜して延びる箱型に形成され、該貯留
タンク(40)内の上部に、各遊技機(11)から排出
される遊技媒体を受け、衝撃が緩和された遊技媒体を底
面部(41)側へ導く防音受け樋(50)を配設したこ
とを特徴とする遊技機島(10)。
【0006】2 前記防音受け樋(50)の途中部位
に、遊技媒体の落下孔(54)を設けたことを特徴とす
る1項記載の遊技機島(10)。
【0007】3 前記防音受け樋(50)を段ボールで
形成したことを特徴とする1項または2項記載の遊技機
島(10)。
【0008】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。1項記載の遊技機島(10)によれば、各遊技機
(11)から排出された遊技媒体は、先ず貯留タンク
(40)内の上部に配設された防音受け樋(50)上に
落下し、落下による衝撃が緩和される。それにより、遊
技媒体が貯留タンク(40)の底面部(41)に勢いよ
く直接ぶつからずにすみ、大きな衝突音も発生しない。
【0009】防音受け樋(50)上に落ちた遊技媒体は
そのまま流下し、貯留タンク(40)の底面部(41)
側へ穏やかに導かれる。また、貯留タンク(40)内に
溜った遊技媒体は、島長手方向に傾斜した底面部(4
1)上をスムーズに流下し、タンク最下部位となる底面
一端側から通常は研磨揚送装置の下端側へと順次取り込
まれて揚送される。
【0010】2項記載の遊技機島(10)では、防音受
け樋(50)の途中部位に遊技媒体の落下孔(54)を
設けたので、防音受け樋(50)上に落ちた遊技媒体
は、防音受け樋(50)の下流端まで必ずしも流下する
ことなく途中の落下孔(54)からも貯留タンク(4
0)の底面部(41)上へと導かれる。それにより、貯
留タンク(40)内にて遊技媒体が一か所に集中するの
を防ぐことができる。
【0011】また、3項記載の遊技機島(10)によれ
ば、防音受け樋(50)を段ボールで形成したから、極
めて安価に抑えることができ、しかも段ボールのクッシ
ョン性や強度等の特性を活かして、遊技媒体の落下の衝
撃を十分に緩和することができ、しかも耐久性も期待す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する各種の実施の形態を説明する。図1〜図4は本発明
の第1の実施の形態を示している。本実施形態に係る遊
技機島10は、図1及び図2に示すように、遊技機とし
てのパチンコ機11の各種関連設備がそれぞれ内設され
る上段ユニット(島上段)10Aと下段ユニット(島下
段)10Cの間に、各パチンコ機11が列をなす中段ユ
ニット(島中段)10Bを配置して成る。
【0013】島全体の土台となる下段ユニット10C
は、フロア上に立設される前後の腰部支持板21,21
と、各腰部支持板21の上端に略水平に設けられてパチ
ンコ機11が設置される前後の天板22,22、それに
底板23を具備して成る。かかる下段ユニット10Cは
合成樹脂等により一体成形されている。下段ユニット1
0Cには、島中央部に立設される研磨揚送装置55を間
にして左右対称に島長手方向にそれぞれ延びる貯留タン
ク40,40が内設されている。
【0014】貯留タンク40は、その一端側(島中央
側)に向い下方へ傾斜する底面部41と、前壁42、後
壁43、それに両側壁44,44とから箱型に形成さ
れ、略水平な上面側は大きく開口し、各パチンコ機11
から排出された球を受入れられるようになっている。な
お、貯留タンク40の他端側上方には、島端側に位置す
るパチンコ機11から排出されたパチンコ球を受けて貯
留タンク40内へ導く補助回収樋47が配設されてい
る。
【0015】図3および図4に示すように、貯留タンク
40内の上部には、各パチンコ機11から排出されたパ
チンコ球を受け、衝撃が緩和された球を底面部41側へ
導く防音受け樋50が配設されている。防音受け樋50
は平板状の部材であり、貯留タンク40の長手方向に亘
って延び、かつ貯留タンク40の底面部41の傾斜に合
せて一端側に向い下方へなだらかに傾斜するように配設
されている。
【0016】詳しく言えば、防音受け樋50の上流端5
1は、貯留タンク40の後壁43の上端縁に連続するよ
う支持される一方、防音受け樋50の下流端52と貯留
タンク40の前壁42との間には球が落下するための隙
間が空けられている。また、防音受け樋50の両端縁5
3,53は、貯留タンク40の両側壁44,44に隙間
なく連続するよう支持されている。
【0017】また、防音受け樋50の途中部位に、両側
方向に細幅状に延びる落下孔54が設けられている。こ
の落下孔54は、上流端51側に落ちた球をその下流端
52まで必ずしも流下させることなく、途中で底面部4
1側へ落下させるためのものである。以上のような防音
受け樋50は、各パチンコ機11から落下してきた球の
衝撃を緩和・吸収できる材質により成形されており、例
えば段ボールが適している。
【0018】ここで段ボールとは包装用板紙の一種であ
り、波状に成形した紙の片面または両面に厚紙を張り合
わせたものである。なお、防音受け樋50の成形材料は
前記段ボールに必ずしも限定されるわけではなく、ある
程度のクッション性と剛性を兼ね備えたコルクボードの
他、硬質ゴムや木屑を合成樹脂でシート状に固めたもの
等でもよい。
【0019】貯留タンク40内の球が自然に集まる一端
側の前壁42下端には、後述する研磨揚送装置55の下
端側に連通する球流出口が形成され、この球流出口には
開閉可能なシャッター42aが設けられている。シャッ
ター42aは、駆動手段であるロータリーソレノイド
(図示せず)により自動的に開閉させることができ、閉
じた際に貯留タンク40内の球が研磨揚送装置55側に
流入するのを阻止する役割を果たすものである。
【0020】貯留タンク40の底面部41は、前述した
ように一端側に向い下方へ傾斜するように複数の支持脚
48で支持されており、各支持脚48の下端には、底板
23上に取付けられたレール部材24に移動可能に外嵌
する馬蹄形のベアリング48aが設けられている。な
お、貯留タンク40の全体的な構成は、図示したように
始めから所定の大きさの一つのタンクとして一体成形し
たものに限らず、複数に分割されたタンクブロックを長
手方向に連結して構成してもよい。
【0021】島略中央、すなわち島両側の貯留タンク4
0,40の間には研磨揚送装置55が立設されている。
この研磨揚送装置55は、前記貯留タンク40内の球を
島上段10A側へと研磨しながら揚送するための装置で
ある。研磨揚送装置55の具体的構成としては、上下に
延びる螺旋体の回転駆動により球と研磨材を混合しなが
ら揚送するタイプや、互いに対接しながら上下に延びる
ように配設された一対の研磨ベルトにより球を磨きつつ
揚送するタイプがある。本遊技機島10においては何れ
のタイプでもかまわない。
【0022】図2に示すように中段ユニット10Bは、
前記天板22上に所定間隔おきに立設されて上段ユニッ
ト10Aを下から支える複数の中段支持体16,16…
と、各中段支持体16を間にして背中合わせに前後2列
に配設される複数のパチンコ機11とから構成されてい
る。所定間隔おきに並ぶ中段支持体16は、それらの間
に架設された複数のパイプ部材17,17…により互い
に連結されている。
【0023】パチンコ機11は、ハンドルの回転操作に
よってパチンコ球を盤面上に打ち出し、打球の入賞を競
い楽しむものである。また、各パチンコ機11間には球
貸機11Aが介装されている。この球貸機11Aは、後
述する貨幣識別装置77からの信号を受けた際に、相当
数の球を計数しつつ払い出す関連機器である。
【0024】中段支持体16を間にした前後の天板2
2,22上には、各パチンコ機11の下端が所定範囲で
前後左右に移動可能に支持される載置レール12が設け
られている。載置レール12の奥側にはパチンコ機11
下端が島長手方向に移動可能に嵌合する突起12aが突
設されており、また載置レール12の手前側は球箱台と
なっている。また、後述する上段ユニット10Aの支持
基板71には、各パチンコ機11の上端に突設した被嵌
合レール11aが前後方向に回動可能かつ島長手方向に
も移動可能に内嵌する吊下レール14が設けられてい
る。
【0025】吊下レール14は略C字形断面であり図2
の紙面に垂直に延びており、かかる吊下レール14は、
上段ユニット10Aの支持基板71に島奥行方向にスラ
イド可能に装着された上方ブラケット13に対して、高
さ位置を調整できるようねじ軸を介して吊下げられてい
る。更に上方ブラケット13には、上下に進退可能なね
じ状の角度調整部材15が螺合している。この角度調整
部材15は、各パチンコ機11上端の前端縁側を適度に
押圧することにより、前記被嵌合レール11aを回動中
心とした各パチンコ機11の微妙な傾き角度を調整する
ための部材である。
【0026】載置レール12の下面にはスプリング付き
ベアリング(図示せず)が取付けられており、かかる載
置レール12は、天板22上を島長手方向及び島奥行方
向に移動できるようになっている。また、スプリングの
弾性変形により、載置レール12上のパチンコ機11下
端は、その傾斜角度に応じて略水平面に対して適宜変位
できるように設定されている。
【0027】研磨揚送装置55の前後に位置するパチン
コ機列中央には、景品球計数機18が介装されている。
景品球計数機18は遊技客が投入した景品球を内部の球
計数機やコンピューターで計数し、その結果を表示部に
目視可能に表示したり、計数された球数を印刷したレシ
ート、或はリサイクルカードを払い出すための関連機器
である。なお、上段ユニット10Aの荷重は、中段支持
体16のみならず前後2列に配設された各パチンコ機1
1でも受けるように構成されている。
【0028】また、上段ユニット10Aは、島長手方向
に互いに平行に延びる略水平な支持基板71と、該支持
基板71上に所定間隔おきに島長手方向と略直交するよ
う垂設される複数の仕切板72と、各仕切板72間を連
結するよう架設される複数のパイプ部材73とを主要骨
組として、その周囲に上面板74や内側壁75、それに
外壁をなす幕板76を予め組付けて構成されている。
【0029】各仕切板72の略中央には、給配樋80が
上下に移動可能に挿通する中空部72aが形成されてい
る。また、各仕切板72には、前記中空部72aに挿通
させた給配樋80を所望の高さ位置に支持するための樋
支持部材72bが装着されている。なお、給配樋80の
途中箇所には、図示省略したが各パチンコ機11及び各
球貸機11Aに対応した配給シュートと称される球の供
給部材が取付けられている。
【0030】各パイプ部材73には、それぞれ長手方向
に延びるスリットが形成され、該スリットよりパイプ部
材73内に遊技関連設備の各種信号線が束ねられるよう
に収納されている。また、上段ユニット10A内には、
各パチンコ機11にパチンコ球を供給する前記給配樋8
0の他、貨幣識別装置77や貨幣搬送装置78等の関連
設備も組付けられている。
【0031】貨幣識別装置77は、紙幣や硬貨の投入口
79に投入された紙幣や貨幣を磁気・光方式で特定する
各種センサの他、CPU,RAM,ROM等を含むマイ
クロコンピューターを備えている。貨幣搬送装置78
は、前記貨幣識別装置77から排出された紙幣や硬貨を
搬送するために、島長手方向に延びるように張設される
コンベヤベルトを具備して成る。
【0032】次に作用を説明する。各パチンコ機11か
ら排出されたパチンコ球は、貯留タンク40の底面部4
1には直接落下せず、先ず貯留タンク40内の上部に配
設された防音受け樋50上に落下する。それにより、落
下してきた球の衝撃が防音受け樋50により緩和され、
球が貯留タンク40の底面部41に勢いよく直接ぶつか
らずにすみ、遊技客にとって耳障りな大きな衝突音も発
生しない。
【0033】防音受け樋50上に落ちたパチンコ球はそ
のまま流下し、貯留タンク40の底面部41側へ穏やか
に導かれる。すなわち、防音受け樋50の上流端51側
に落ちた球は緩やかに流下し、途中にある落下孔54か
らさほど高低差のない底面部41側へと落下する。ま
た、前記落下孔54に落ちなかったり、落下孔54より
も下流端52側に落ちた球は、結局下流端52と貯留タ
ンク40の前壁42との間の隙間より底面部41側へと
落下する。
【0034】このように防音受け樋50上に落ちた球
は、防音受け樋50の下流端52まで必ずしも流下する
ことなく、途中の落下孔54からも貯留タンク40の底
面部41上へと導かれるので、貯留タンク40内にて球
が最下部位に集中するのを防ぐことができる。また、本
実施形態では防音受け樋50を段ボールで形成したか
ら、極めて安価でコストを抑えることができる。
【0035】貯留タンク40内にて球は島長手方向に傾
斜した底面部41を転がり、貯留タンク40内で最深部
となる一端側に集まった球は、前壁42下端にあるシャ
ッター42aの開閉によって研磨揚送装置55の下端側
へ受け渡される。そして、研磨揚送装置55の下端から
取込まれた球は、研磨されつつ上段ユニット10Aまで
揚送され、給配樋80内を流下して再び各パチンコ機1
1へ供給される。
【0036】更にまた、本実施形態に係る遊技機島10
によれば、図2に示すように、上段ユニット10Aと下
段ユニット10Cとの間に中段ユニット10Bを配置し
て成り、上段ユニット10A及び下段ユニット10C
は、それぞれ独立の構造体として別々に工場等で規格化
して量産することができる。
【0037】一方、中段ユニット10Bは、後付けする
パチンコ機11を含むため予め総て一体化される構成で
はないが、天板22上に立設され支持基板71を下から
支える複数の中段支持体16,16…により、下段ユニ
ット10Cと上段ユニット10Aとの間に極めて簡易
に、前後2列に並ぶ各パチンコ機11の取付けスペース
を確保することができる。
【0038】各中段支持体16は、あくまで背中合わせ
に並ぶ各パチンコ機列間に配されるので、たとえ各パチ
ンコ機11の横幅や背面側の出っ張り具合等が多少異な
っていても、従来のフレーム材から成る定形的な枠組の
如く、枠組自体がパチンコ機11の組付け作業に支障を
来すおそれはなく、必要な作業スペースも十分確保でき
る。
【0039】また、パチンコ機11上端の被嵌合レール
11aは、吊下レール14に嵌合した状態でレール長手
方向に移動可能であり、パチンコ機11下端も載置レー
ル12上を島長手方向に移動できる。しかも、上方ブラ
ケット13は、上段ユニット10Aの支持基板71に対
して島奥行方向に一定範囲でスライド可能であり、載置
レール12は天板22上を島奥行方向に移動できる。
【0040】図5および図6は本発明の第2の実施の形
態を示している。本実施形態は、貯留タンク40の内部
に、底面部41の略中心線に沿って上方に延び該タンク
内を長手方向に亘って2分割して、受入れた球をタンク
内にて各パチンコ機列別に区分けする分割壁49を設け
たものである。防音受け樋50も分割壁49により長手
方向に2分割されている。
【0041】それにより、背中合せに並ぶ2列のパチン
コ機列をなす各パチンコ機11から排出されたパチンコ
球は、各パチンコ機列毎に、下方に配された貯留タンク
40内にて分割壁49で区分けされたタンク内各片側空
間に分かれるように貯留される。従って、各パチンコ機
列をなすパチンコ機11の機種、あるいは割数に関する
営業形態等の違いに基づき各パチンコ機列間で球の排出
量が大きく異なったとしても、各パチンコ機列から排出
された球はそれぞれ別々に、狭く区分けされたタンク内
各片側空間に片寄りなく貯留される。
【0042】なお、本発明に係る遊技機島の具体的構成
は、図示した実施の形態に限定されるものではない。例
えば、防音受け樋の途中部位に、複数の落下孔を所定間
隔で並ぶように連設してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島によれば、島下段
内に設置する貯留タンク内の上部に、各遊技機から排出
される遊技媒体を受け、衝撃が緩和された遊技媒体をタ
ンクの底面部側へ導く防音受け樋を配設したから、遊技
媒体が貯留タンクの底面部に勢いよく直接ぶつかること
がなく、タンク内壁の傷みを防いで耐久性を向上させる
ことができ、また、不快な騒音の発生を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機島を示す正
面図であり、下段ユニット(島下段)は内部構造を示し
ている。
【図2】本発明の第1実施形態に係る遊技機島を示す横
断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る遊技機島の下段ユ
ニット(島下段)を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る遊技機島の下段ユ
ニット(島下段)に設置する貯留タンクを示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態に係る遊技機島の下段ユ
ニット(島下段)を示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る遊技機島の下段ユ
ニット(島下段)に設置する貯留タンクを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…遊技機島 10A…上段ユニット(島上段) 10B…中段ユニット(島中段) 10C…下段ユニット(島下段) 11…パチンコ機(遊技機) 40…貯留タンク 50…防音受け樋 54…落下孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機を並設する天板下方の島下段
    内に、各遊技機から排出されたり島内に補給される遊技
    媒体を蓄える貯留タンクを設置して成る遊技機島におい
    て、 前記貯留タンクは上面側が開口し島長手方向に底面部が
    傾斜して延びる箱型に形成され、該貯留タンク内の上部
    に、各遊技機から排出される遊技媒体を受け、衝撃が緩
    和された遊技媒体を底面部側へ導く防音受け樋を配設し
    たことを特徴とする遊技機島。
  2. 【請求項2】前記防音受け樋の途中部位に、遊技媒体の
    落下孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機
    島。
  3. 【請求項3】前記防音受け樋を段ボールで形成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の遊技機島。
JP6804496A 1996-03-25 1996-03-25 遊技機島 Pending JPH09253318A (ja)

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