JPH09251782A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09251782A
JPH09251782A JP8058006A JP5800696A JPH09251782A JP H09251782 A JPH09251782 A JP H09251782A JP 8058006 A JP8058006 A JP 8058006A JP 5800696 A JP5800696 A JP 5800696A JP H09251782 A JPH09251782 A JP H09251782A
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JP
Japan
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sense amplifier
bit line
bar
memory cell
read
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Withdrawn
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JP8058006A
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Inventor
Takashi Ozawa
敬 小澤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C11/417Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction for memory cells of the field-effect type
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリセルアレイの微細化を図り、かつデータ
の読み出し動作時にビット線をフル振幅動作させなが
ら、データ読み出し速度を高速化し得る半導体記憶装置
を提供する。 【解決手段】メモリセルアレイは、多数のワード線WL
と、ビット線対BL,バーBLとの間にそれぞれ記憶セ
ルCが接続されて構成される。ワード線WLで選択され
た記憶セルCからビット線対BL,バーBLにセル情報
が読み出され、ビット線対BL,バーBLに読みだされ
たセル情報が、メインセンスアンプ5で増幅されて、読
み出しデータOUT,バーOUTとして出力される。セ
ル情報に基づくビット線対BL,バーBLの電位差を増
幅してメインセンスアンプ5に出力するプリセンスアン
プ14が、ビット線対BL,バーBLに接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
のデータ読み出し回路に関するものである。近年の半導
体記憶装置では、高集積化及び動作速度の高速化が進
み、かつ低消費電力化を図るために、電源電圧の低電圧
化が図られている。このような半導体記憶装置で使用さ
れるデータ読み出し回路は、電源電圧の低電圧化を図り
ながら、読み出し速度の高速化を図る必要がある。
【0002】
【従来の技術】図5は、クロック信号に同期してワード
線が選択されるパルスワード方式のSRAMを示す。
【0003】クロックゼネレータ1は、外部クロック信
号CKの入力に基づいて、内部クロック信号CLKを生
成して出力する。コラムデコーダ2は、外部から入力さ
れるコラムアドレス信号ADcの入力に基づいて、コラ
ム選択信号をコラムセレクタ3に出力する。
【0004】ロウデコーダ4には、前記クロック信号C
LKとロウアドレス信号ADrが入力され、例えばクロ
ック信号CLKがHレベルとなると、ロウアドレス信号
ADrに基づいて、多数のワード線WLの中からいずれ
か一本のワード線WLを選択する。
【0005】前記ワード線WLと、多数対のビット線B
L,バーBLとの間には、それぞれ記憶セルCが接続さ
れる。そして、ワード線WLの選択に基づいて、当該ワ
ード線WLに接続されている記憶セルCから各ビット線
BL,バーBLにセル情報が読みだされる。
【0006】前記コラムセレクタ3は、コラム選択信号
に基づいて、多数対のビット線の中からいずれか一対の
ビット線BL,バーBLを選択して、当該ビット線B
L,バーBLに読みだされたセル情報をデータバスD
B,バーDBに転送する。
【0007】メインセンスアンプ5は、データバスD
B,バーDBに出力されたセル情報を増幅して、読み出
しデータOUT,バーOUTとして出力する。前記各ビ
ット線BL,バーBL間にはプリチャージ回路6がそれ
ぞれ設けられ、そのプリチャージ回路6には前記クロッ
ク信号CLKが入力される。そして、プリチャージ回路
6は、ワード線WLが選択されないとき、すなわち例え
ばクロック信号CLKがLレベルのとき活性化されて、
各ビット線対を例えばVcc/2にリセットする。
【0008】上記のようなSRAMでは、記憶容量の大
容量化のために、メモリセルアレイはますます微細化さ
れ、各記憶セルCの微細化にともなって、各記憶セルC
の負荷駆動能力が小さくなっている。
【0009】また、メモリセルアレイの微細化にともな
って、ビット線BL,バーBLの寄生容量及びビット線
BL,バーBLの寄生抵抗も増大している。大きな負荷
が寄生しているビット線BL,バーBLを、負荷駆動能
力の小さい記憶セルCで駆動し、かつ読み出し速度を高
速化するために、ビット線BL,バーBLに読みだされ
るセル情報の振幅を抑え、メインセンスアンプ5に入力
感度の高い差動増幅器を使用する場合がある。
【0010】図6は、ビット線BL,バーBLを小振幅
で駆動するSRAMで使用するメインセンスアンプ5a
を示す。ビット線BL,バーBLは、負荷抵抗R1を介
して電源Vccに接続される。この負荷抵抗R1の抵抗値
は、この負荷抵抗R1と、前記記憶セルCを構成するト
ランジスタのオン抵抗とで電源Vccを分圧することによ
り、ビット線BL,バーBLの振幅を100mV〜数1
0mVに抑制するように設定される。
【0011】前記メインセンスアンプ5aは、データバ
スDB,バーDBにNPNトランジスタTr1,Tr2のベ
ースが接続され、同トランジスタTr1,Tr2のコレクタ
はそれぞれ抵抗R2を介して電源Vccに接続される。
【0012】前記トランジスタTr1,Tr2のエミッタ
は、NチャネルMOSトランジスタTr3を介して電源V
ssに接続され、同トランジスタTr3のゲートには、活性
化信号LEがインバータ回路6aを介して入力される。
そして、トランジスタTr1,Tr2のコレクタから読み出
しデータOUT,バーOUTが出力される。
【0013】このようにバイポーラトランジスタによる
差動増幅回路で構成したメインセンスアンプ5aでは、
活性化信号LEがLレベルとなるとトランジスタTr3が
オンされて活性化される。
【0014】すると、読みだされたセル情報によるデー
タバスDB,バーDBの微細な電位差がトランジスタT
r1,Tr2の動作により増幅され、読み出しデータOU
T,バーOUTとして出力される。
【0015】ところが、このようなメインセンスアンプ
5aは、電源Vccを低電圧化するにつれて、入力感度が
低下する。また、ビット線の振幅を設定するための負荷
抵抗R1の抵抗値は、電源Vccの変化、あるいはビット
線の寄生容量及び寄生抵抗の変化に応じて設定する必要
がある。
【0016】従って、センスアンプ5aの入力感度に合
わせて、ビット線BL,バーBLの振幅が最適となるよ
うに、負荷抵抗R1の抵抗値を設定することは極めて煩
雑であり、事実上困難である。
【0017】このような事情から、記憶セルCからのセ
ル情報の読み出し動作に基づいて、記憶セルCによりビ
ット線BL,バーBLの振幅を電源Vccと電源Vssとの
電位差でフル振幅動作させる構成が採用されるようにな
った。
【0018】ビット線フル振幅方式で使用されるメイン
センスアンプ5bの具体的構成を図7に示す。このメイ
ンセンスアンプ5bは、MOSトランジスタで差動増幅
器が構成されたものである。PチャネルMOSトランジ
スタTr4,Tr5のソースは電源Vccに接続され、両トラ
ンジスタTr4,Tr5のゲートは互いに接続されるととも
に、同トランジスタTr4及びNチャネルMOSトランジ
スタTr6のドレインに接続される。
【0019】前記トランジスタTr6のゲートは、データ
バスDBに接続され、ソースはNチャネルMOSトラン
ジスタTr8のドレインに接続される。前記トランジスタ
Tr5のドレインは、NチャネルMOSトランジスタTr7
のドレインに接続され、同トランジスタTr7のゲートは
データバス・バーDBに接続され、ソースは前記トラン
ジスタTr8のドレインに接続される。
【0020】前記トランジスタTr8のゲートには、活性
化信号LEがインバータ回路6bを介して入力され、ソ
ースは電源Vssに接続される。そして、前記トランジス
タTr5,Tr7のドレインから出力信号OUTが出力さ
れ、前記トランジスタTr4,Tr6のドレインから出力信
号・バーOUTが出力される。
【0021】このようなメインセンスアンプ5bでは、
記憶セルCによりビット線BL,バーBLの電位が電源
Vccと電源Vssとの電位差に拡大される過程で、その振
幅が所定値以上となったとき動作して、フル振幅の出力
信号OUT,バーOUTを出力する。
【0022】このメインセンスアンプ5bでは、その動
作速度が前記メインセンスアンプ5aに比して遅くなる
が、低電源電圧に対し動作マージンを確保することが容
易である。
【0023】このようなビット線フル振幅方式のSRA
Mのデータ読み出し動作を図8に従って説明する。各ビ
ット線BL,バーBLがVcc/2にプリチャージされ、
コラム選択信号に基づいて、コラムセレクタ3により特
定のビット線BL,バーBLが選択されている状態か
ら、クロック信号CLKがHレベルに立ち上がると、ロ
ウアドレス信号に基づいてロウデコーダ4により選択さ
れた特定のワード線WLがHレベルに立ち上がる。
【0024】すると、当該ワード線WLで選択された記
憶セルCからビット線BL,バーBLにセル情報が読み
だされて、ビット線BL,バーBLに電位差が生じ、そ
の電位差が徐々に拡大される。
【0025】次いで、活性化信号LEがLレベルに立ち
下がって、メインセンスアンプ5bが活性化されると、
メインセンスアンプ5bはビット線BL,バーBLの電
位差を増幅して、例えばフル振幅の読み出しデータOU
T,バーOUTを反転させる。
【0026】また、クロック信号CLKがLレベルに立
ち下がると、選択されていたワード線WLがHレベルか
らLレベルに立ち下げられ、プリチャージ回路6の動作
により、ビット線BL,バーBLがVcc/2にリセット
される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなビット線
フル振幅方式のSRAMでは、メモリセルアレイの微細
化にともなって、各記憶セルCの負荷駆動能力が低下
し、かつビット線BL,バーBLの寄生容量及び寄生抵
抗が増大している。
【0028】この結果、ワード線WLがHレベルに立ち
上がってから、記憶セルCの動作に基づいて、ビット線
BL,バーBLの振幅がメインセンスアンプ5bの入力
感度を十分に満たす振幅に拡大されるまでに要する時間
が長くなる。
【0029】従って、データ読み出し速度を十分に高速
化することができないという問題点がある。この発明の
目的は、メモリセルアレイの微細化を図り、かつデータ
の読み出し動作時にビット線をフル振幅動作させなが
ら、データ読み出し速度を高速化し得る半導体記憶装置
を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の原理説
明図である。すなわち、メモリセルアレイは、多数のワ
ード線WLと、ビット線対BL,バーBLとの間にそれ
ぞれ記憶セルCが接続されて構成される。ワード線WL
で選択された記憶セルCからビット線対BL,バーBL
にセル情報が読み出され、前記ビット線対BL,バーB
Lに読みだされたセル情報が、メインセンスアンプ5で
増幅されて、読み出しデータOUT,バーOUTとして
出力される。前記セル情報に基づく前記ビット線対B
L,バーBLの電位差を増幅して前記メインセンスアン
プ5に出力するプリセンスアンプ14が、ビット線対B
L,バーBLに接続される。
【0031】請求項2では、前記ビット線対には、それ
ぞれ複数の記憶セルから構成される複数のブロックの記
憶セルが接続され、前記各ブロック毎に前記プリセンス
アンプが設けられ、前記プリセンスアンプは、当該ブロ
ック内の記憶セルが選択されたとき活性化されて、当該
ビット線対の電位差を増幅する。
【0032】請求項3では、前記プリセンスアンプは、
前記ブロック内のワード線の選択信号を遅延させる遅延
回路から出力される制御信号に基づいて活性化される。
請求項4では、前記プリセンスアンプは、前記ブロック
内のワード線の選択信号を遅延させる遅延回路から出力
される制御信号に基づいて活性化され、前記プリセンス
アンプの活性化後に前記メインセンスアンプが活性化さ
れる。
【0033】請求項5では、前記プリセンスアンプは、
前記メインセンスアンプから遠くに位置するものほど、
負荷駆動能力を高くした。 (作用)請求項1では、記憶セルCからビット線対B
L,バーBLにセル情報が読みだされて、ビット線対B
L,バーBLに僅かな電位差が生じると、プリセンスア
ンプ14が活性化されてビット線対BL,バーBLの電
位差が増幅され、その増幅された電位差に基づいてメイ
ンセンスアンプ5が動作する。
【0034】請求項2では、選択された記憶セルが含ま
れるブロックに対応するプリセンスアンプが活性化され
て、ビット線対の電位差が増幅される。請求項3では、
ワード線が選択されて記憶セルが選択されると、その当
該ワード線の選択信号に基づいて制御信号が生成され、
選択された記憶セルが含まれるブロックに対応するプリ
センスアンプが、記憶セルの選択から所定の遅延時間後
に活性化される。
【0035】請求項4では、プリセンスアンプが活性化
されて、ビット線対の電位差が増幅された後に、メイン
センスアンプが活性化される。請求項5では、メインセ
ンスアンプから遠くに位置するプリセンスアンプほど負
荷が大きくなっても、各プリセンスアンプでビット線対
の電位差を増幅する速度は等しくなる。
【0036】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)図2は、この発明を具体化したパ
ルスワード方式のSRAMの一実施の形態を示す。説明
を簡略化するために、4ビットのロウアドレス信号AD
1〜AD4に基づいて、ロウデコーダ11で16本のワ
ード線WLのいずれかを選択する構成を示す。
【0037】パルスゼネレータ1、コラムデコーダ2、
コラムセレクタ3、メインセンスアンプ5b及びプリチ
ャージ回路6は、前記従来例と同様である。前記ロウデ
コーダ11は、プリデコーダ12と、ワード線駆動回路
13とから構成される。
【0038】前記プリデコーダ12は、ロウアドレス信
号AD1〜AD4に基づいて選択信号SL1〜SL10
を出力する。前記選択信号SL1〜SL8は、ロウアド
レス信号AD1〜AD3に基づいて、いずれか一つがH
レベルとなり、前記選択信号SL9,SL10は、ロウ
アドレス信号AD4に基づいて、いずれか一方がHレベ
ルとなる。
【0039】前記ワード線駆動回路13は、前記選択信
号SL1〜SL10に基づいて、16本のワード線WL
のいずれか一本をHレベルとする。共通のビット線B
L,バーBLに接続される16個の記憶セルCのうち、
8個ずつのブロックB1,B2の記憶セルCの中間部に
は、プリセンスアンプ14a,14bがそれぞれ接続さ
れる。
【0040】前記プリセンスアンプ14aには、前記選
択信号SL10が遅延回路を構成する3段のインバータ
回路15aを介して制御信号CPとして入力され、その
制御信号CPがインバータ回路15bを介して制御信号
CNとして入力される。
【0041】前記プリセンスアンプ14bには、前記選
択信号SL9が同じく遅延回路を構成する3段のインバ
ータ回路16aを介して制御信号CPとして入力され、
その制御信号CPが、インバータ回路16bを介して制
御信号CNとして入力される。
【0042】前記プリセンスアンプ14a,14bは同
一構成であり、その一例を図3に示す。このプリセンス
アンプ14aは、CMOSインバータ回路をループ接続
したフリップフロップ回路で構成され、トランジスタT
r11 ,Tr13 のドレイン及びトランジスタTr12 ,Tr1
4 のゲートがビット線BLに接続され、トランジスタT
r11 ,Tr13 のゲート及びトランジスタTr12 ,Tr14
のドレインがビット線・バーBLに接続される。
【0043】前記トランジスタTr11 ,Tr12 のソース
は、PチャネルMOSトランジスタTr15 を介して電源
Vccに接続され、前記トランジスタTr13 ,Tr14 のソ
ースは、NチャネルMOSトランジスタTr16 を介して
電源Vssに接続される。
【0044】そして、前記トランジスタTr15 のゲート
に前記制御信号CPが入力され、前記トランジスタTr1
6 のゲートに前記制御信号CNが入力される。このよう
に構成されたプリセンスアンプ14a,14bでは、制
御信号CPがLレベル、制御信号CNがHレベルとなる
と活性化されて、ビット線BL,バーBLの電位差を拡
大し、制御信号CPがHレベル、制御信号CNがLレベ
ルとなると不活性化される。
【0045】上記のように構成されたビット線フル振幅
方式のSRAMのデータ読み出し動作を図4に従って説
明する。各ビット線BL,バーBLがVcc/2にプリチ
ャージされ、コラム選択信号に基づいて、コラムセレク
タ3により特定のビット線BL,バーBLが選択されて
いる状態から、クロック信号CLKがHレベルに立ち上
がると、ロウアドレス信号に基づいてロウデコーダ11
により選択された特定のワード線WLがHレベルに立ち
上がる。
【0046】すると、当該ワード線WLで選択された記
憶セルCからビット線BL,バーBLにセル情報が読み
だされて、ビット線BL,バーBLに電位差が生じる。
例えば、ブロックB1の中のワード線WLが選択される
とき、選択信号SL10はHレベルとなる。すると、イ
ンバータ回路15aの動作遅延時間後に制御信号CPが
Lレベルとなり、制御信号CNがHレベルとなる。
【0047】すると、プリセンスアンプ14aが活性化
されて、ビット線BL,バーBLの電位差が拡大され
る。次いで、活性化信号LEがLレベルに立ち下がっ
て、メインセンスアンプ5bが活性化されると、ビット
線BL,バーBLの電位差は、プリセンスアンプ14a
の動作により、メインセンスアンプ5bが増幅動作を開
始するために十分な電位差に拡大されている。
【0048】従って、メインセンスアンプ5bは直ちに
増幅動作を開始して、読み出しデータOUT,バーOU
Tを出力する。また、ブロックB2のワード線WLが選
択されると、そのワード線WLが選択されてから、イン
バータ回路16aの動作遅延時間後にプリセンスアンプ
14bが活性化されて、ビット線BL,バーBLに読み
だされたセル情報がプリセンスアンプ14bにより増幅
される。
【0049】そして、プリセンスアンプ14bで増幅さ
れたビット線BL,バーBLの電位差に基づいて、メイ
ンセンスアンプ5bが速やかに動作して、読み出しデー
タOUT,バーOUTが出力される。
【0050】また、クロック信号CLKがLレベルに立
ち下がると、選択されていたワード線WLがHレベルか
らLレベルに立ち下げられ、プリチャージ回路6の動作
により、ビット線BL,バーBLがVcc/2にリセット
される。
【0051】上記のようなビット線フル振幅方式のSR
AMでは、次に示すような作用効果を得ることができ
る。 (イ)特定のワード線WLが選択されて、当該ワード線
WLで選択された記憶セルCからビット線BL,バーB
Lにセル情報が読みだされると、当該ワード線WLが属
するブロックに設けられたプリセンスアンプが動作し
て、ビット線BL,バーBLの微小な電位差が増幅され
る。
【0052】そして、ビット線BL,バーBLの電位差
が十分に拡大された後に、メインセンスアンプが動作し
て、読み出しデータOUT,バーOUTを出力する。従
って、メモリセルアレイの微細化にともなって、各記憶
セルCの負荷駆動能力が低下し、かつビット線BL,バ
ーBLの寄生容量及び寄生抵抗が増大しても、まず選択
された記憶セルCに近接して位置するプリセンスアンプ
の動作によりビット線BL,バーBLの電位差がメイン
センスアンプ5bの入力感度を十分に満たす振幅に速や
かに拡大され、その拡大された電位差に基づいてメイン
センスアンプ5bが速やかに動作する。従って、データ
読み出し速度を十分に高速化することができる。 (ロ)ワード線WLが選択された後、インバータ回路1
5a若しくは同15bの動作遅延時間後にプリセンスア
ンプ14a,14bが活性化されるので、選択された記
憶セルCからビット線BL,バーBLにセル情報が読み
だされた後に、プリセンスアンプ14a,14bを活性
化して、誤データの読み出しを確実に防止することがで
きる。
【0053】また、この発明は上記実施の形態以外に
も、次のような構成とすることもできる。 (1)プリセンスアンプは、各ビット線BL,バーBL
に対し、少なくとも一つあればよい。 (2)共通のビット線BL,バーBLに接続される複数
のプリセンスアンプは、メインセンスアンプから遠くに
位置するものほど、負荷駆動能力を高くするように構成
してもよい。
【0054】このような構成により、メインセンスアン
プから遠くに位置するプリセンスアンプの出力信号と、
近くに位置するプリセンスアンプの出力信号とのメイン
センスアンプへの伝達時間を等しくすることができる。 (3)上記構成を、DRAM等の他の半導体記憶装置に
適用してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はメモリ
セルアレイの微細化を図り、かつデータの読み出し動作
時にビット線をフル振幅動作させながら、データ読み出
し速度を高速化し得る半導体記憶装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 一実施の形態を示す回路図である。
【図3】 プリセンスアンプを示す回路図である。
【図4】 一実施の形態の動作を示すタイミング波形図
である。
【図5】 従来例を示す回路図である。
【図6】 従来例のメインセンスアンプを示す回路図で
ある。
【図7】 メインセンスアンプを示す回路図である。
【図8】 従来例の動作を示すタイミング波形図であ
る。
【符号の説明】
5 メインセンスアンプ 14 プリセンスアンプ WL ワード線 BL,バーBL ビット線対 C 記憶セル OUT,バーOUT 読み出しデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のワード線と、ビット線対との間に
    それぞれ記憶セルを接続してメモリセルアレイを構成
    し、ワード線で選択された記憶セルからビット線対にセ
    ル情報を読み出し、前記ビット線対に読みだされたセル
    情報を、メインセンスアンプで増幅して、読み出しデー
    タとして出力する半導体記憶装置であって、 前記セル情報に基づく前記ビット線対の電位差を増幅し
    て前記メインセンスアンプに出力するプリセンスアンプ
    を、前記ビット線対に接続したことを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ビット線対には、それぞれ複数の記
    憶セルから構成される複数のブロックの記憶セルを接続
    し、前記各ブロック毎に前記プリセンスアンプを設け、
    前記プリセンスアンプは、当該ブロック内の記憶セルが
    選択されたとき活性化されて、当該ビット線対の電位差
    を増幅することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 前記プリセンスアンプは、前記ブロック
    内のワード線の選択信号を遅延させる遅延回路から出力
    される制御信号に基づいて活性化したことを特徴とする
    請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記プリセンスアンプは、前記ブロック
    内のワード線の選択信号を遅延させる遅延回路から出力
    される制御信号に基づいて活性化し、前記プリセンスア
    ンプの活性化後に前記メインセンスアンプを活性化する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記プリセンスアンプは、前記メインセ
    ンスアンプから遠くに位置するものほど、負荷駆動能力
    を高くしたことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶
    装置。
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