JPH092515A - 中 栓 - Google Patents

中 栓

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JPH092515A
JPH092515A JP7159292A JP15929295A JPH092515A JP H092515 A JPH092515 A JP H092515A JP 7159292 A JP7159292 A JP 7159292A JP 15929295 A JP15929295 A JP 15929295A JP H092515 A JPH092515 A JP H092515A
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JP
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cap
fitting
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plug
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JP7159292A
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Isato Arai
勇人 新井
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】内容物充填後のボトルに、中栓組込みキャップ
を装着するときの締めトルクを減じて、内容物使用時の
ボトルからキャップを取り外す開けトルクを適正にす
る。 【構成】中栓100組込みキャップ200の中栓100
において、中栓100の側壁110の下方外側に、キャ
ップ200の側壁110内側の嵌合リング212と嵌合
する複数個の嵌合突起111,112を水平方向に等間
隔に設け、これら複数の嵌合突起111,112間の側
壁110の内側に、ボトル300の口頚部310上方の
嵌合リング212と嵌合する複数個の嵌合突起111,
112を水平方向に等間隔に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、トイレタリー、
洗剤、化粧品、医薬品などのボトルに装着される中栓組
込みキャップの中栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の中栓組込みキャップにおける中栓
(400)は、図4に示すように、側壁(410)の下
方の外側に設けられた嵌合リング(411)をキャップ
(200)の側壁(210)内側の嵌合リング(21
2)に嵌合させて、この嵌合力によってキャップ内に保
持されており、キャップがボトル(300)に装着され
たのちに、キャップがボトルから取り外されたときに
は、中栓(400)は、側壁の内側に設けられた嵌合リ
ング(412)をボトルの口頚部(310)の上方外側
の嵌合リング(312)に嵌合させて、キャップの側壁
内側の嵌合リング(212)と中栓の側壁外側の嵌合リ
ング(411)との嵌合力より強いこの嵌合力によって
ボトルの口頚部にキャップから分離して保持されるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内容物
を充填したボトルに従来の中栓組込みキャップをキャッ
ピングマシンで装着すると、中栓の側壁内側に設けられ
た嵌合リングが、ボトルの口頚部の上方外側に設けられ
た嵌合リングを乗り越えるときに、中栓の側壁の変形
が、側壁の外側にキャップと嵌合する嵌合リングがある
ため変形しにくく、大きな締めトルク(回転力)を必要
とした。この結果、キャップがボトルの口頚部に強く装
着され、消費者が内容物を使用するときに、キャップの
開けトルクが大きく、キャップをボトルから取り外しに
くいことがあった。
【0004】本発明は、従来の中栓組込みキャップにお
ける上述の問題点を解決したものであり、内容物を充填
したボトルへの中栓組込みキャップの装着時の締めトル
クを減じて、消費者が内容物を使用するときのキャップ
の開けトルクを適正に改善させる中栓組込みキャップ用
の中栓を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、中栓組込
みキャップの中栓において、図1(a)及び(b)又は
図2(a)及び(b)に示すように、中栓(100)の
側壁(110)の下方外側に、キャップ(200)の側
壁(210)内側の嵌合リング(212)と嵌合する複
数個の嵌合突起(111)を水平方向に等間隔に設け、
これら複数の嵌合突起(111)間の側壁(110)の
内側に、ボトル(300)の口頚部(310)上方の嵌
合リング(312)と嵌合する複数個の嵌合突起(11
2)を水平方向に等間隔に設けたことを特徴とする中栓
(100)である。
【0006】第2の発明は、中栓組込みキャップがボト
ルに装着されたときに、図2(a)又は(b)に示すよ
うに、前記の中栓(100)の側壁(110)の内側に
設けられた複数個の嵌合突起(112)とボトル(30
0)の口頚部(310)上方の嵌合リング(312)と
の嵌合力が、前記の中栓の側壁下方の外側に設けられた
複数個の嵌合突起(111)とキャップ(200)の側
壁(210)上方の内側の嵌合リング(212)との嵌
合力よりも大きいことを特徴とする第1の発明に記載の
中栓(100)である。
【0007】上述の中栓は、一般的にはポリエチレン、
ポリプロピレンなどの合成樹脂を用いて、使用目的に応
じた形状に射出成形法で成形する。
【0008】
【作用】本発明の中栓は、図1(a)に示すように、ボ
トルと嵌合する側壁(110)内側に設けた嵌合突起
(112)が、従来の中栓のようにリング状ではなく、
水平方向に等間隔に複数個設けたものである。また、こ
れらの複数の嵌合突起(112)と相対応するの側壁
(110)外側には、従来の中栓のようにキャップと嵌
合する嵌合リングがない。このため、本発明の中栓を用
いた中栓組込みキャップは、内容物を充填したボトルに
キャッピングマシンで装着すると、図3に示すように、
中栓(100)の側壁(110)内側に設けられた嵌合
リング(112)が、ボトル(300)の口頚部(31
0)の上方外側に設けられた嵌合リング(312)を乗
り越えるときに、キャップ(200)の側壁(210)
と中栓(100)の側壁(110)とに間隙があるた
め、中栓の側壁の変形が容易となり、キャップを装着す
るための締めトルクを従来の中栓組込みキャップより低
くすることができる。この結果、キャップをボトルの口
頚部に従来の中栓組込みキャップより低い適正な強度で
装着でき、消費者が内容物を使用するときに、キャップ
の開けトルクが従来より小さくてすみ、キャップをボト
ルから取り外し易くなる。
【0009】また、本発明の中栓を用いた中栓組込みキ
ャップをボトルに装着すると、図2(a)に示す中栓
(100)の側壁(110)の内側に設けられた複数個
の嵌合突起(112)とボトル(300)の口頚部(3
10)上方の嵌合リング(312)との嵌合力が、図2
(b)に示す中栓(100)の側壁(110)下方の外
側に設けられた複数個の嵌合突起(111)とキャップ
(200)の側壁(210)上方の内側の嵌合リング
(212)との嵌合力よりも大きいため、キャップをボ
トルから取り外すと、キャップから離脱した中栓がボト
ルの口頚部に冠着した状態で残る。
【0010】
【実施例】まず、本実施例の中栓を、低密度ポリエチレ
ンを用いて射出成形法で作製した。この本実施例の中栓
(100)は、図1(a)及び(b)に示すように、側
壁(110)の下方外側に、キャップの側壁内側の嵌合
リングと嵌合する複数個の嵌合突起(111)を水平方
向に等間隔に設け、これら複数の嵌合突起間の側壁の内
側に、ボトルの口頚部上方の嵌合リングと嵌合する複数
個の嵌合突起(112)を水平方向に等間隔に設けたも
のであり、また、天板(120)の中央に注出孔(12
1)を設け、天板の内側には、ボトルの口部に嵌入する
インナーリング(122)を設けた。次に本実施例の中
栓を組み込む中栓組込みキャップを、着色したポリプロ
ピレンを用いて射出成形法で作製した。このキャップ
(200)は、図2(a)又は(b)に示すように、側
壁(210)の上方内側に、中栓の複数個の嵌合突起
(111)と嵌合する嵌合リング(212)を設け、側
壁の下方内側に、ボトルの口頚部の雄ねじと螺合する雌
ねじ(211)を設けたものであり、また、天板(22
0)の内側中央には、中栓の注出孔(121)に嵌入す
る嵌挿突起(221)を設け、中栓の内側には、中栓の
天板と当接するコンタクトリング(222)を設けた。
次に、本実施例の中栓を組み込んだ中栓組込みキャップ
を装着するボトルを、ポリエチレンテレフタレートを用
いて二軸延伸ブロー成形法で作製した。このボトル(3
00)には、図2(a)に示すように、口頚部(31
0)の上方外側に、本実施例の中栓(100)の側壁内
側の複数個の嵌合突起(112)と嵌合する嵌合リング
(312)を設け、口頚部の下方外側に、キャップ(2
00)の側壁内側の雌ねじ(211)と螺合する雄ねじ
(311)を設けた。なお、本実施例の中栓を組み込ん
だ中栓組込みキャップをボトルに装着したときに、中栓
の側壁の内側に設けられた複数個の嵌合突起(112)
とボトルの口頚部上方の嵌合リング(312)との嵌合
力が、中栓の側壁下方の外側に設けられた複数個の嵌合
突起(111)とキャップの側壁上方の内側の嵌合リン
グ(212)との嵌合力よりも大きくなるように設計し
た。
【0011】次に、作製したボトルに充填機で内容物を
充填し、キャッピングマシンでボトルの口頚部に、本実
施例の中栓を組み込んだ中栓組込みキャップを装着し
た。キャップは、従来より弱い締めトルクで十分に安定
してボトルに装着した。このキャップで密封したボトル
を、倒立状態にして通常の保管と流通過程を経たのち、
内容物のボトル口部からの液漏れを調べたが皆無であっ
た。次に、キャップをボトルから手で取り外してみた
が、取り外しにくいものはなかった。また、これとは別
個に、本実施例の中栓を組み込んだ中栓組込みキャップ
も、通常の保管と流通過程を経たのち、中栓のキャップ
からの脱落を調べてみたが皆無であった。
【0012】
【発明の効果】本発明の中栓を組み込んだ中栓組込みキ
ャップを使用すると、内容物を充填したボトルへのキャ
ップの装着時の締めトルクが減じて、キャップのキャッ
ピング適性が向上する。また、ボトルに装着されたキャ
ップは、開けトルクが従来より低く安定し、内容物使用
時にキャップをボトルから手で取り外すときの使用感が
良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施例の中栓の底面図で
あり、(b)は、そのB−B′断面図である。
【図2】(a)は、ボトルにキャップを装着したときの
中栓の図1(a)のA−A′方向の断面図であり、
(b)は、B−B′方向の断面図である。
【図3】本発明の一実施例の中栓を組み込んだキャップ
を、ボトルの口頚部に装着するときに、中栓の内側の嵌
合突起が、ボトルの口頚部の嵌合リングを乗り越えると
きの状態を示す説明図である。
【図4】従来の一例の中栓を組み込んだキャップを、ボ
トルの口頚部に装着するときに、中栓の内側の嵌合リン
グが、ボトルの口頚部の嵌合リングを乗り越える直前の
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100,400……中栓 110,210,410……側壁 111,112……嵌合突起 120,220,420……天板 121……注出孔 122……インナーリング 200……キャップ 211……雌ねじ 212,312,411,412……嵌合リング 221……嵌挿突起 222……コンタクトリング 300……ボトル 310……口頚部 311……雄ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中栓組込みキャップの中栓において、中栓
    の側壁の下方外側に、キャップの側壁内側の嵌合リング
    と嵌合する複数個の嵌合突起を水平方向に等間隔に設
    け、これら複数の嵌合突起間の側壁の内側に、ボトルの
    口頚部上方の嵌合リングと嵌合する複数個の嵌合突起を
    水平方向に等間隔に設けたことを特徴とする中栓。
  2. 【請求項2】中栓組込みキャップがボトルに装着された
    ときに、前記の中栓の側壁の内側に設けられた複数個の
    嵌合突起とボトルの口頚部上方の嵌合リングとの嵌合力
    が、前記の中栓の側壁下方の外側に設けられた複数個の
    嵌合突起とキャップの側壁上方の内側の嵌合リングとの
    嵌合力よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の中
    栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002019817A (ja) * 2000-07-13 2002-01-23 Toppan Printing Co Ltd 2ピースキャップ
JP2004217241A (ja) * 2003-01-14 2004-08-05 Nippon Seikan Kk 缶口密封キャップ及び密封装置
CN106219052A (zh) * 2016-09-13 2016-12-14 桐城市申达包装有限公司 一种能防止上盖被撬的瓶盖及其安装有该瓶盖的瓶子

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CN106219052A (zh) * 2016-09-13 2016-12-14 桐城市申达包装有限公司 一种能防止上盖被撬的瓶盖及其安装有该瓶盖的瓶子

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