JPH09251231A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09251231A
JPH09251231A JP8059805A JP5980596A JPH09251231A JP H09251231 A JPH09251231 A JP H09251231A JP 8059805 A JP8059805 A JP 8059805A JP 5980596 A JP5980596 A JP 5980596A JP H09251231 A JPH09251231 A JP H09251231A
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JP
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JP8059805A
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Inventor
Shuji Yoshida
修自 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一連の画像形成を中断なく最後まで続けるこ
とができ、作業能率の向上が図れるとともに待ち時間を
なくして使用者の苛立ち感を解消できる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 トナーカートリッジ24から現像器23
へのトナー補給量の合計を把握し、その合計量からトナ
ーカートリッジ24内のトナー24aの残量を検出し、
その検出結果に応じてコピーの実行を許容または禁止
し、かつ必要に応じてトナーエンプティの表示を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機などの画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置は、原稿台に
載置される原稿の画像を露光走査して読取り、その読取
り画像に対応する静電潜像を感光体ドラム上に形成し、
その感光体ドラム上の静電潜像を現像器で顕像化して被
画像形成媒体であるところのコピー用紙に転写する。
【0003】現像器で用いる現像剤いわゆるトナーは予
めトナーカートリッジに収容されており、そのトナーカ
ートリッジから現像器へとトナーが補給される。トナー
カートリッジ内のトナーがなくなり、さらに現像器内の
トナーがなくなると、以後の画像形成いわゆるコピーが
不可能となる。そこで、トナーを検知するためのセンサ
を現像器に設け、トナーが検知されない場合に、その旨
のいわゆるトナーエンプティを操作パネルで表示するよ
うにしている。
【0004】使用者は、トナーエンプティの表示に従
い、空になったトナーカートリッジを取外し、それに代
えて、トナーが充填された新しいトナーカートリッジを
装着することにより、以後のコピーを続けることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数枚のコピーを実行
している最中に、トナーエンプティの表示が出ることが
ある。この場合、使用者は一連のコピー作業を中断し、
トナーカートリッジを新しいものと交換しなければなら
ない。しかも、交換後のトナーカートリッジから現像器
へトナーが補給されて、トナーエンプティの表示が解除
されるまで、使用者は装置の前でじっと待つことにな
る。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、一連の画像形成を中断なく最
後まで続けることができ、作業能率の向上が図れるとと
もに待ち時間をなくして使用者の苛立ち感を解消できる
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の画像形
成装置は、画像に対応する静電潜像を感光体上に形成
し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体に
転写するものであって、現像剤を収容した容器と、この
容器内の現像剤を現像器に補給する補給手段と、この補
給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段と、この
第1検出手段の検出残量から画像形成可能量を検出する
第2検出手段と、この第2検出手段の検出結果を報知す
る報知手段と、を備える。
【0008】請求項2の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して被画像形成媒体に転写するものであっ
て、現像剤を収容した容器と、この容器内の現像剤を現
像器に補給する補給手段と、現像器内の現像剤の濃度を
検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応じて
上記補給手段の動作および補給量を制御する制御手段
と、この制御手段の制御による補給量の合計から容器内
の現像剤の残量を検出する第1検出手段と、この第1検
出手段の検出残量から画像形成可能量を検出する第2検
出手段と、この第2検出手段の検出結果を報知する報知
手段と、を備える。
【0009】請求項3の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して被画像形成媒体に転写するものであっ
て、現像剤を収容した容器と、この容器内の現像剤を現
像器に補給する補給手段と、現像器内の現像剤の濃度を
検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応じて
上記補給手段の動作および補給量を制御する制御手段
と、この制御手段の制御による補給量の合計から容器内
の現像剤の残量を検出する第1検出手段と、この第1検
出手段の検出残量から画像形成可能量を検出する第2検
出手段と、この第2検出手段の検出結果を報知する報知
手段と、上記第2検出手段の検出結果に応じて画像形成
の実行を許容または禁止する制御手段と、を備える。
【0010】請求項4の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して被画像形成媒体に転写するものであっ
て、現像剤を収容した容器と、この容器内の現像剤を現
像器に補給する補給手段と、現像器内の現像剤の濃度を
検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応じて
上記補給手段の動作および補給量を制御する制御手段
と、上記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手
段と、この第1検出手段の検出結果に応じて容器内の現
像剤の残量を検出する第2検出手段と、この第2検出手
段の検出結果から画像形成可能量を検出する第3検出手
段と、この第3検出手段の検出結果を報知する報知手段
と、上記第3検出手段の検出結果に応じて画像形成の実
行を許容または禁止する制御手段と、を備える。
【0011】請求項5の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して被画像形成媒体に転写するものであっ
て、現像剤を収容した容器と、この容器内の現像剤を現
像器に補給する補給手段と、現像器内の現像剤の濃度を
検知する検知手段と、この検知手段の検知結果に応じ
て、上記補給手段の動作を制御するとともにその補給量
を段階的に制御する制御手段と、上記補給手段の補給量
の合計を検出する第1検出手段と、この第1検出手段の
検出結果から容器内の現像剤の残量を検出する第2検出
手段と、予め設定される画像形成条件から、一回分の画
像形成に必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、
上記第2検出手段の検出結果および上記第3検出手段の
検出結果から画像形成可能回数を検出する第4検出手段
と、この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段
と、上記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像
形成回数との比較により、画像形成の実行を許容または
禁止する制御手段と、を備えている。
【0012】請求項6の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して用紙に転写するものであって、現像剤
を収容した容器と、この容器内の現像剤を現像器に補給
する補給手段と、現像器内の現像剤の濃度を検知する検
知手段と、この検知手段の検知結果に応じて、上記補給
手段の動作を制御するとともにその補給量を段階的に制
御する制御手段と、上記補給手段の補給量の合計を検出
する第1検出手段と、この第1検出手段の検出結果から
容器内の現像剤の残量を検出する第2検出手段と、予め
設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に必要
な現像剤の量を検出する第3検出手段と、上記第2検出
手段の検出結果および上記第3検出手段の検出結果から
画像形成可能枚数を検出する第4検出手段と、この第4
検出手段の検出結果を報知する報知手段と、上記第4検
出手段の検出結果と予め設定される画像形成枚数との比
較により、画像形成の実行を許容または禁止する制御手
段と、を備えている。
【0013】請求項7の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して用紙に転写するものであって、現像器
に着脱自在に設けられ、現像器で使用するための現像剤
を収容した容器と、現像器に設けられ、容器内の現像剤
を現像器に補給するための補給手段と、現像器に設けら
れ、現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知結果に応じて、上記補給手段の動作を
制御するとともにその補給量を段階的に制御する制御手
段と、上記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出
手段と、この第1検出手段の検出結果から容器内の現像
剤の残量を検出する第2検出手段と、予め設定される画
像形成条件から、一枚分の画像形成に必要な現像剤の量
を検出する第3検出手段と、上記第2検出手段の検出結
果を上記第3検出手段の検出結果で除算することによ
り、画像形成可能枚数を検出する第4検出手段と、この
第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、上記第
4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成枚数と
の比較により、画像形成の実行を許容または禁止する制
御手段と、を備える。
【0014】請求項8の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して用紙に転写するものであって、現像器
に着脱自在に設けられ、現像器で使用するための現像剤
を収容した容器と、現像器に設けられ、容器内の現像剤
を現像器に補給するための補給手段と、現像器に設けら
れ、現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知濃度が、第2設定値未満かつ第1設定
値以上のとき上記補給手段を所定の補給量分だけ動作さ
せ、第1設定値未満のときその検知濃度が所定値以上に
なるまで上記補給手段を動作させる制御手段と、上記補
給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段と、この
第1検出手段の検出結果から容器内の現像剤の残量を検
出する第2検出手段と、予め設定される画像形成条件か
ら、一枚分の画像形成に必要な現像剤の量を検出する第
3検出手段と、上記第2検出手段の検出結果を上記第3
検出手段の検出結果で除算することにより、画像形成可
能枚数を検出する第4検出手段と、この第4検出手段の
検出結果を報知する報知手段と、上記第4検出手段の検
出結果と予め設定される画像形成枚数との比較により、
画像形成の実行を許容または禁止する制御手段と、を備
える。
【0015】請求項9の発明の画像形成装置は、画像に
対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像を
現像器で現像して用紙に転写するものであって、現像器
に着脱自在に設けられ、現像器で使用するための現像剤
を収容した容器と、現像器に設けられ、容器内の現像剤
を現像器に補給するための補給手段と、現像器に設けら
れ、現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、こ
の検知手段の検知濃度が、第2設定値未満かつ第1設定
値以上のとき上記補給手段を所定の補給量分だけ動作さ
せ、第2設定値未満のとき画像形成を中断して検知濃度
が所定値以上になるまで上記補給手段を動作させる制御
手段と、上記補給手段の補給量の合計を検出する第1検
出手段と、この第1検出手段の検出結果から容器内の現
像剤の残量を検出する第2検出手段と、予め設定される
画像形成条件から、一枚分の画像形成に必要な現像剤の
量を検出する第3検出手段と、上記第2検出手段の検出
結果を上記第3検出手段の検出結果で除算することによ
り、画像形成可能枚数を検出する第4検出手段と、この
第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、上記第
4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成枚数と
の比較により、画像形成の実行を許容または禁止する制
御手段と、を備える。
【0016】請求項10の発明の画像形成装置は、画像
に対応する静電潜像を感光体上に形成し、その静電潜像
を現像器で現像して用紙に転写するものであって、現像
器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するための現像
剤を収容した容器と、現像器に設けられ、容器内の現像
剤を現像器に補給するための補給手段と、現像器に設け
られ、現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、
この検知手段の検知濃度が、第3設定値未満かつ第2設
定値以上のとき上記補給手段を予め設定される画像形成
条件に対応の所定の補給量分だけ動作させ、第2設定値
未満かつ第1設定値以上のとき上記補給手段を画像形成
条件にかかわらず一定時間動作させ、第1設定値未満の
とき画像形成を中断して検知濃度が所定値以上になるま
で上記補給手段を動作させる制御手段と、上記補給手段
の補給量の合計を検出する第1検出手段と、この第1検
出手段の検出結果から容器内の現像剤の残量を検出する
第2検出手段と、予め設定される画像形成条件から、一
枚分の画像形成に必要な現像剤の量を検出する第3検出
手段と、上記第2検出手段の検出結果を上記第3検出手
段の検出結果で除算することにより、画像形成可能枚数
を検出する第4検出手段と、この第4検出手段の検出結
果を報知する報知手段と、上記第4検出手段の検出結果
と予め設定される画像形成枚数との比較により、画像形
成の実行を許容または禁止する制御手段と、を備える。
【0017】請求項11の発明の画像形成装置は、原稿
の画像を露光走査して読取り、その読取り画像に対応す
る静電潜像を感光体上に形成し、その感光体上の静電潜
像を現像器で現像して顕像化し、それを用紙に転写する
ものであって、現像器に着脱自在に設けられ、現像器で
使用するための現像剤を収容した容器と、現像器に設け
られ、容器内の現像剤を現像器に補給するための補給手
段と、現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検
知する検知手段と、この検知手段の検知濃度が、第3設
定値未満かつ第2設定値以上のとき上記補給手段を予め
設定される画像形成条件に対応の所定の補給量分だけ動
作させ、第2設定値未満かつ第1設定値以上のとき上記
補給手段を画像形成条件にかかわらず一定時間動作さ
せ、第1設定値未満のとき画像形成を中断して検知濃度
が所定値以上になるまで上記補給手段のオン・オフ動作
を繰返す制御手段と、上記補給手段の補給量の合計を検
出する第1検出手段と、この第1検出手段の検出結果と
容器の初期収容量とから容器内の現像剤の残量を検出す
る第2検出手段と、予め設定される用紙サイズ、濃度、
倍率などの画像形成条件から、一枚分の画像形成に必要
な現像剤の量を検出する第3検出手段と、上記第2検出
手段の検出結果を上記第3検出手段の検出結果で除算す
ることにより、画像形成可能枚数を検出する第4検出手
段と、この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段
と、上記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像
形成枚数との比較により、画像形成の実行を許容または
禁止する制御手段と、を備えている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。まず、図2は画像形成装置
たとえば複写機の内部構成を示している。本体1の上部
に原稿台2があって、その原稿台2と対応する位置に自
動原稿送り装置3が装着される。この自動原稿送り装置
3は、セットされる原稿を一枚ずつ原稿台2に自動送り
する。
【0019】本体1内の略中央部に、感光体ドラム20
が回転自在に設けられる。この感光体ドラム20の周囲
に、帯電チャージャ21、露光部22a、現像器23、
転写チャージャ25、剥離チャージャ26、クリーナ2
7、除電器28が順次に配設される。
【0020】本体1内の上部に、露光系22が設けられ
る。この露光系22は、露光ランプ41、第1ないし第
3の反射ミラー42a,42b,42c、変倍用レンズ
ブロック43、第4ないし第6の反射ミラー42d,4
2e,42fによって構成される。
【0021】露光ランプ41は往復動自在なキャリッジ
40に設けられており、そのキャリッジ40の図示右方
向への往動と露光ランプ41の発光とにより、原稿台2
の全面にわたって露光走査が行なわれる。この露光走査
により、原稿台2に載置される原稿の反射光像が得ら
れ、それが上記各反射ミラーおよび変倍用レンズブロッ
ク43によって上記露光部22aに投影される。
【0022】本体1内の底部に、給紙手段として複数の
給紙カセット10が設けられる。これら給紙カセット1
0には、被画像形成媒体として、互いに異なるサイズの
コピー用紙Pが多数枚収容されている。
【0023】コピーキー(図示しない)のオン操作に応
じて、かつ原稿サイズセンサ(図示しない)の検知結果
に応じて、各給紙カセット10のいずれか一つからコピ
ー用紙Pが一枚ずつ取出される。この取出し用として、
ピックアップローラ30が設けられている。
【0024】取出されたコピー用紙Pは、分離器31に
よりそれぞれ給紙カセットから分離され、レジストロー
ラ32に送られてそこで感光体ドラム20の回転を待つ
ことになる。
【0025】帯電チャージャ21は、高圧電源部(図示
しない)から供給される高電圧を感光体ドラム20に印
加し、感光体ドラム20の表面に静電荷を帯電させる。
この帯電と、感光体ドラム20に対する露光系22から
の結像により、感光体ドラム20上に静電潜像が形成さ
れる。
【0026】感光体ドラム20上の静電潜像は現像器2
3で現像剤のトナーを受けることにより顕像化され、転
写チャージャ25へ移行する。この転写チャージャ25
には感光体ドラム20の回転と同期してレジストローラ
32からコピー用紙Pが送られ、そのコピー用紙Pに感
光体ドラム20上の顕像が転写される。
【0027】顕像が転写されたコピー用紙Pは剥離チャ
ージャ26で感光体ドラム20から剥離され、搬送ベル
ト33によって定着ローラ34に送られる。そして、定
着の済んだコピー用紙Pは排紙ローラ35によって本体
側部の排紙トレイ36へ排出される。なお、転写後、感
光体ドラム20はクリーナ27および除電器28を経て
次のコピーに備える。
【0028】現像器23は、図3にも示すように、トナ
ーを収容しておくための容器としてトナーカートリッジ
24を付属して備え、そのトナーカートリッジ24から
補給されるトナーを現像用マグネットローラ23aによ
って感光体ドラム20の表面に付着させる。トナーカー
トリッジ24は、所定量のトナー24aを収容したもの
が新品として用意されており、現像器23に対する着脱
が自在である。
【0029】また、現像器23は、トナーモータ23M
を有するとともに、トナーセンサ23bを有する。トナ
ーモータ23Mは、トナーカートリッジ24内のトナー
24aを当該現像器23に補給するためのトナー補給手
段として機能する。
【0030】トナーセンサ23bは、現像器23内のト
ナーの濃度を検知するもので、図4に示すように、濃度
が高いほど出力電圧のレベルが低くなる特性を有する。
この特性が、センサ出力特性データとして後述のメモリ
53に記憶される。
【0031】制御回路の要部を図1に示す。装置全体を
制御するための制御部50に、複写機後部51、操作パ
ネル52、不揮発性のメモリ53、および現像器23が
接続される。
【0032】複写機構部51は、図2に示した本体1の
構成(現像器23を除く)を一つにまとめたものであ
る。操作パネル52は、本体1の上面部に設けられ、様
々なコピー条件(コピー枚数・用紙サイズ・濃度・倍率
など)の設定、コピー開始の指示、コピーに係わる情報
の表示などを行なうもので、入力部52aおよび表示部
52bを有する。
【0033】メモリ53は、『センサ出力特性データ』
のほかに、後述する『レベル“1”の補給回数データ』
『レベル“2”の補給回数データ』『レベル“3”の補
給回数データ』『補給サイクル回数データ』『初期収容
量データ』『トナー補給時間設定条件』などを記憶して
いるそして、制御部50は、主要な機能手段として、次
の[1]から[5]を備える。
【0034】[1]原稿台2に載置される原稿の画像を
露光系22の露光走査により読取り、その読取り画像に
対応する静電潜像を感光体ドラム20上に形成し、その
感光体ドラム20上の静電潜像を現像器23で現像して
顕像化し、それをコピー用紙Pに転写せしめるコピー手
段。
【0035】[2]トナーセンサ23bの検知濃度に応
じて、トナーモータ23Mの動作を制御し、かつトナー
モータ23Mの動作によるトナー補給量を段階的に制御
する制御手段。
【0036】具体的には、トナーセンサ23bの検知濃
度(出力電圧レベル)が、第3設定値以上( 4.0V未
満)のレベル“0”のときトナーモータ23Mを動作さ
せず、第3設定値未満( 4.0V以上)かつ第2設定値以
上( 4.4V未満)のレベル“1”のときトナーモータ2
3Mを予め設定されるコピー条件に対応の所定の補給量
分(たとえば一枚分のコピーに必要なトナーの量)だけ
動作させ、第2設定値未満( 4.4V以上)かつ第1設定
値以上( 4.8V未満)のレベル“2”のときトナーモー
タ23Mをコピー条件にかかわらず一定時間動作させ、
第1設定値未満(4.8V以上)のレベル“3”のときコ
ピーを中断して検知濃度が所定値以上(たとえば、少な
くとも 4.6V未満)になるまでトナーモータ23Mのオ
ン・オフ動作を繰返す。
【0037】[3]トナーモータ23Mによるトナーの
補給量の合計を検出する第1検出手段。 [4]第1検出手段の検出結果とトナーカートリッジ2
4のトナー24aの初期収容量とから、トナーカートリ
ッジ24内のトナー24aの残量を検出する第2検出手
段。
【0038】[5]操作パネル52の入力部52aで予
め設定される用紙サイズ、濃度、倍率などのコピー条件
から、一枚分のコピーに必要なトナーの量を検出する第
3検出手段。
【0039】[6]第2検出手段の検出結果を第3検出
手段の検出結果で除算することにより、コピー可能枚数
を検出する第4検出手段。 [7]第4検出手段の検出結果を操作パネル52におけ
る表示部52bの表示により報知する報知手段。
【0040】[8]第4検出手段の検出結果と操作パネ
ル52の入力部52aで予め設定されるコピー枚数との
比較により、コピーの実行を許容または禁止する制御手
段。つぎに、上記の構成の作用を図5のフローチャート
を参照して説明する。
【0041】メモリ53内の『レベル“1”の補給回数
データ』『レベル“2”の補給回数データ』『レベル
“3”の補給回数データ』および『補給サイクル回数デ
ータ』に従い、トナーモータ23Mによるトナーカート
リッジ24から現像器23へのトナー24aの補給量の
合計が求められる(ステップ101 )。
【0042】トナーカートリッジ24のトナー24aの
『初期収容量データ』がメモリ53に記憶されており、
その初期収容量から上記求められた合計補給量が減算さ
れることにより、トナーカートリッジ24内のトナー2
4aの残量が検出される(ステップ102 )。
【0043】操作パネル52の入力部52aで予め設定
される用紙サイズ、濃度、倍率などのコピー条件が読取
られ(ステップ103 )、その読取り内容から、一枚分の
コピーに必要なトナーの量が求められる(ステップ104
)。
【0044】ステップ102 で求められたトナー残量が、
上記ステップ104 で求められた一枚分の必要量で除算さ
れることにより、コピー可能枚数Nsが求められる(ス
テップ105 )。
【0045】求められたコピー可能枚数Nsは、操作パ
ネル52の表示部52bで表示される。この表示によ
り、使用者は望みの枚数のコピーが可能か否かを判断す
ることができる。
【0046】また、検出されたコピー可能枚数Nsと操
作パネル52の入力部52aで予め設定されるコピー枚
数Nとが比較される(ステップ107 )。コピー可能枚数
Nsが設定コピー枚数Nと同じまたはそれより多ければ
(ステップ107 のYES )、コピーの実行が許容される
(ステップ108 )。
【0047】ただし、コピー可能枚数Nsが設定コピー
枚数Nよりも少なければ(ステップ107 のNO)、コピー
の実行が禁止されるとともに(ステップ109 )、操作パ
ネル52の表示部52bでエンプティが表示される(ス
テップ110 )。
【0048】使用者は、エンプティ表示に従い、トナー
カートリッジ24の交換が必要なことをコピー作業の開
始前に知ることができる。一方、コピーの実行が許容さ
れると、トナーセンサ23bで検知される現像器23内
のトナーの濃度(出力電圧レベル)とメモリ53内の
『センサ出力特性データ』とが対照される(ステップ10
1,102,103 )。
【0049】(a) 検知濃度がレベル“0”のとき(ステ
ップ111 のYES )、トナーモータ23Mは動作されず、
トナーカートリッジ24から現像器23へのトナー補給
がなされない(ステップ114 )。
【0050】(b) 検知濃度がレベル“1”のとき(ステ
ップ112 のYES )、トナーモータ23Mがコピー条件に
対応の所定の補給量分だけ動作される。たとえば、過度
に補給されないよう、一枚分のコピーに必要な量だけ補
給がなされる(ステップ115 )。そして、メモリ53内
の『レベル“1”の補給回数データ』が1アップされる
(ステップ116 )。
【0051】なお、レベル“1”での補給量は、具体的
にはトナーモータ23Mの動作時間に置き換えられる。
すなわち、図7に示す『トナー補給時間設定条件』がメ
モリ53に記憶されており、それとコピー条件である用
紙サイズ・倍率との対照により、トナーモータ23Mの
動作時間が導き出される。
【0052】たとえば、設定される用紙サイズが“A
4”、倍率が“ 90%”の場合、“A4”の長さ 210mmに対
応する走査長として“HALF( 216mm)”が選択され、そ
の走査長“HALF”の欄と倍率“ 90%”の欄との交差位置
にある“ 1.051秒”がトナーモータ23Mの動作時間と
して選択される。
【0053】走査長というのは、感光体ドラム20に形
成される静電潜像の大きさに相当する。静電潜像の大き
さは、用紙Pに転写される画像の量、ひいてはトナーの
必要量に相当する。
【0054】用紙サイズが“A4”、倍率が“100%(等
倍)”の場合、上記同様に走査長として“HALF( 216m
m)”が選択され、その走査長“HALF”の欄と倍率“100
%”の欄との交差位置にある“ 1.168秒”がトナーモー
タ23Mの動作時間として選択される。
【0055】倍率が“拡大”の場合、用紙サイズが共通
であれば、トナーの必要量は倍率“100%”の場合と
同じである。このことから、倍率“拡大”については、
倍率“100%”と同じ動作時間が選択される。
【0056】(c) 検知濃度がレベル“2”のとき(ステ
ップ113 のYES )、トナー消費が多い場合であっても補
給量を十分に追従させるべく、コピー条件にかかわらず
一定時間たとえば 4秒間、トナーモータ23Mが動作さ
れる(ステップ117 )。この動作は、キャリッジ40の
往動時に実行される。そして、メモリ53内の『レベル
“2”の補給回数データ』が1アップされる(ステップ
118 )。
【0057】(d) 検知濃度がレベル“3”のとき(ステ
ップ113 のNO)、強制補給ルーチンが実行される(ステ
ップ200 )。そして、メモリ53内の『レベル“3”の
補給回数データ』が1アップされる(ステップ119 )。
【0058】強制補給ルーチンは、レベル2の補給では
間に合わない事態に対処するべく用意されており、図6
に示すように、コピーが中断されて補給動作のみ強制的
に実行される。
【0059】すなわち、コピーが中断され(ステップ20
1 )、トナーモータ23Mのオン・オフによる補給動作
が1サイクル行なわれる(ステップ202 )。1サイクル
中のオン時間とオフ時間はそれぞれ一定の値に定められ
ている。
【0060】補給動作の1サイクルごとに、メモリ53
内の『補給サイクル回数データ』が1アップされる(ス
テップ203 )。そして、『補給サイクル回数データ』と
許容最大回数に相当する設定値とが比較される(ステッ
プ204 )。
【0061】『補給サイクル回数データ』が設定値未満
で、しかもトナーセンサ23bの出力電圧レベルが 4.4
V以上であれば(検知濃度がレベル“2”またはレベル
“3”;ステップ205 のNO)、ステップ202 の補給サイ
クルおよびステップ203 のカウントアップが繰り返され
る。
【0062】トナーセンサ23bの出力電圧レベルが
4.4V未満になると(検知濃度がレベル“1”;ステッ
プ205 のYES )、トナー濃度が正常に回復したとの判断
の下に、メモリ53内の『補給サイクル回数データ』が
クリアされる(ステップ207 )。これで、強制補給ルー
チンの終了となる。
【0063】トナーセンサ23bの出力電圧レベルが
4.4V未満に至らないうちに『補給サイクル回数デー
タ』が設定値に達した場合には、出力電圧レベルの比較
値として4.4Vよりも低濃度側の 4.6Vが採用される
(ステップ206 )。
【0064】トナーセンサ23bの出力電圧レベルが
4.6V未満であれば(ステップ206 のYES )、トナー濃
度がほぼ正常に回復しているとの判断の下に、メモリ5
3内の『補給サイクル回数データ』がクリアされ(ステ
ップ207 )、強制補給ルーチンの終了となる。
【0065】ただし、トナーセンサ23bの出力電圧レ
ベルが 4.6V以上であれば(ステップ206 のYES )、ト
ナー濃度の正常への回復は困難であるとの判断の下に、
上記ステップ109 に移行してコピーの実行が禁止される
とともに、操作パネル52の表示部52bでエンプティ
が表示される(ステップ110 )。
【0066】このように、トナーカートリッジ24から
現像器23へのトナー補給量の合計を把握し、その合計
量からトナーカートリッジ24内のトナー24aの残量
を検出し、その検出結果に応じてコピーの実行を許容ま
たは禁止し、かつ必要に応じてトナーエンプティの表示
を出すことにより、使用者はコピー作業を始める前にト
ナーカートリッジ24aを新しいものと交換するなどの
適切な準備をすませることができる。よって、一連のコ
ピー作業を中断なく最後まで続けることができ、作業能
率の向上が図れる。
【0067】一連のコピー作業が中断した場合は使用者
に装置前での待機が強要されるが、中断がないため、そ
のような待機による使用者の苛立ち感を解消できる。な
お、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【0068】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明の画像形成装
置は、容器から現像器へのトナー補給量の合計を把握
し、その合計量から容器内の現像剤の残量を検出し、そ
の検出結果を報知し、または検出結果に応じて画像形成
の実行を許容または禁止する構成としたので、一連の画
像形成を中断なく最後まで続けることができ、作業能率
の向上が図れるとともに待ち時間をなくして使用者の苛
立ち感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図2】同実施例の内部構成を示す図。
【図3】同実施例における現像器の外観を示す斜視図。
【図4】同実施例におけるトナーセンサのセンサ出力特
性データを示す図。
【図5】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】同実施例における強制補給ルーチンのフローチ
ャート。
【図7】同実施例におけるトナー補給時間設定条件のフ
ォーマットを示す図。
【符号の説明】
1…本体 2…原稿台 20…感光体ドラム 22…露光系 23…現像器 23b…トナーセンサ 23M…トナーモータ 24…トナーカートリッジ(容器) 24a…トナー(現像剤) 50…制御部 51…複写機構部 52…操作パネル 53…メモリ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体
    に転写する画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 この補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出残量から画像形成可能量を検出
    する第2検出手段と、 この第2検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体
    に転写する画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 前記現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて前記補給手段の動作お
    よび補給量を制御する制御手段と、 この制御手段の制御による補給量の合計から前記容器内
    の現像剤の残量を検出する第1検出手段と、 この第1検出手段の検出残量から画像形成可能量を検出
    する第2検出手段と、 この第2検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体
    に転写する画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 前記現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて前記補給手段の動作お
    よび補給量を制御する制御手段と、 この制御手段の制御による補給量の合計から前記容器内
    の現像剤の残量を検出する第1検出手段と、 この第1検出手段の検出残量から画像形成可能量を検出
    する第2検出手段と、 この第2検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第2検出手段の検出結果に応じて画像形成の実行を
    許容または禁止する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体
    に転写する画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 前記現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて前記補給手段の動作お
    よび補給量を制御する制御手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果に応じて前記容器内の現像
    剤の残量を検出する第2検出手段と、 この第2検出手段の検出結果から画像形成可能量を検出
    する第3検出手段と、 この第3検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第3検出手段の検出結果に応じて画像形成の実行を
    許容または禁止する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して被画像形成媒体
    に転写する画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 前記現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて、前記補給手段の動作
    を制御するとともにその補給量を段階的に制御する制御
    手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一回分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果および前記第3検出手段の
    検出結果から画像形成可能回数を検出する第4検出手段
    と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    回数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して用紙に転写する
    画像形成装置において、 現像剤を収容した容器と、 この容器内の現像剤を前記現像器に補給する補給手段
    と、 前記現像器内の現像剤の濃度を検知する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて、前記補給手段の動作
    を制御するとともにその補給量を段階的に制御する制御
    手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果および前記第3検出手段の
    検出結果から画像形成可能枚数を検出する第4検出手段
    と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して用紙に転写する
    画像形成装置において、 前記現像器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するた
    めの現像剤を収容した容器と、 前記現像器に設けられ、前記容器内の現像剤を現像器に
    補給するための補給手段と、 前記現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知結果に応じて、前記補給手段の動作
    を制御するとともにその補給量を段階的に制御する制御
    手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果を前記第3検出手段の検出
    結果で除算することにより、画像形成可能枚数を検出す
    る第4検出手段と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して用紙に転写する
    画像形成装置において、 前記現像器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するた
    めの現像剤を収容した容器と、 前記現像器に設けられ、前記容器内の現像剤を現像器に
    補給するための補給手段と、 前記現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知濃度が、第2設定値未満かつ第1設
    定値以上のとき前記補給手段を所定の補給量分だけ動作
    させ、第1設定値未満のときその検知濃度が所定値以上
    になるまで前記補給手段を動作させる制御手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果を前記第3検出手段の検出
    結果で除算することにより、画像形成可能枚数を検出す
    る第4検出手段と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像に対応する静電潜像を感光体上に形
    成し、その静電潜像を現像器で現像して用紙に転写する
    画像形成装置において、 前記現像器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するた
    めの現像剤を収容した容器と、 前記現像器に設けられ、前記容器内の現像剤を現像器に
    補給するための補給手段と、 前記現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知濃度が、第2設定値未満かつ第1設
    定値以上のとき前記補給手段を所定の補給量分だけ動作
    させ、第2設定値未満のとき画像形成を中断して検知濃
    度が所定値以上になるまで前記補給手段を動作させる制
    御手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果を前記第3検出手段の検出
    結果で除算することにより、画像形成可能枚数を検出す
    る第4検出手段と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像に対応する静電潜像を感光体上に
    形成し、その静電潜像を現像器で現像して用紙に転写す
    る画像形成装置において、 前記現像器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するた
    めの現像剤を収容した容器と、 前記現像器に設けられ、前記容器内の現像剤を現像器に
    補給するための補給手段と、 前記現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知濃度が、第3設定値未満かつ第2設
    定値以上のとき前記補給手段を予め設定される画像形成
    条件に対応の所定の補給量分だけ動作させ、第2設定値
    未満かつ第1設定値以上のとき前記補給手段を画像形成
    条件にかかわらず一定時間動作させ、第1設定値未満の
    とき画像形成を中断して検知濃度が所定値以上になるま
    で前記補給手段を動作させる制御手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果から前記容器内の現像剤の
    残量を検出する第2検出手段と、 予め設定される画像形成条件から、一枚分の画像形成に
    必要な現像剤の量を検出する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果を前記第3検出手段の検出
    結果で除算することにより、画像形成可能枚数を検出す
    る第4検出手段と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 原稿の画像を露光走査して読取り、そ
    の読取り画像に対応する静電潜像を感光体上に形成し、
    その感光体上の静電潜像を現像器で現像して顕像化し、
    それを用紙に転写する画像形成装置において、 前記現像器に着脱自在に設けられ、現像器で使用するた
    めの現像剤を収容した容器と、 前記現像器に設けられ、前記容器内の現像剤を現像器に
    補給するための補給手段と、 前記現像器に設けられ、現像器内の現像剤の濃度を検知
    する検知手段と、 この検知手段の検知濃度が、第3設定値未満かつ第2設
    定値以上のとき前記補給手段を予め設定される画像形成
    条件に対応の所定の補給量分だけ動作させ、第2設定値
    未満かつ第1設定値以上のとき前記補給手段を画像形成
    条件にかかわらず一定時間動作させ、第1設定値未満の
    とき画像形成を中断して検知濃度が所定値以上になるま
    で前記補給手段のオン・オフ動作を繰返す制御手段と、 前記補給手段の補給量の合計を検出する第1検出手段
    と、 この第1検出手段の検出結果と前記容器の初期収容量と
    から前記容器内の現像剤の残量を検出する第2検出手段
    と、 予め設定される用紙サイズ、濃度、倍率などの画像形成
    条件から、一枚分の画像形成に必要な現像剤の量を検出
    する第3検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果を前記第3検出手段の検出
    結果で除算することにより、画像形成可能枚数を検出す
    る第4検出手段と、 この第4検出手段の検出結果を報知する報知手段と、 前記第4検出手段の検出結果と予め設定される画像形成
    枚数との比較により、画像形成の実行を許容または禁止
    する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038812B2 (en) 2000-02-23 2006-05-02 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus, image forming apparatus, image processing method, and image forming method that allow forming of an appropriate image with small amount of recording material remaining

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038812B2 (en) 2000-02-23 2006-05-02 Minolta Co., Ltd. Image processing apparatus, image forming apparatus, image processing method, and image forming method that allow forming of an appropriate image with small amount of recording material remaining

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