JPH09249307A - 容器位置決め搬送装置 - Google Patents

容器位置決め搬送装置

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JPH09249307A
JPH09249307A JP8467596A JP8467596A JPH09249307A JP H09249307 A JPH09249307 A JP H09249307A JP 8467596 A JP8467596 A JP 8467596A JP 8467596 A JP8467596 A JP 8467596A JP H09249307 A JPH09249307 A JP H09249307A
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circular container
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の形状、変形等にかかわらず、容器を高
精度に位置決めした状態で搬送できるようにする。 【解決手段】 コンベヤ1と平行して往復動する往復動
テーブル7上に、コンベヤ1の幅方向に開閉するスライ
ドユニット13,14からなる開閉駆動機構11を設
け、この開閉駆動機構11を構成するスライドユニット
13,14の前端側に取付けたクランプ板15,16に
よってコンベヤ1上を搬送される楕円容器2をクランプ
する構成とする。これにより、コンベヤ1上を搬送され
る楕円容器2をその搬送方向に位置決めすることがで
き、例えばラベル貼付装置3によって楕円容器2に貼付
されるラベルの位置精度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化粧品、薬
品、食料品等を内容物とする容器の搬送ラインに適用さ
れ、容器を位置決め状態で搬送するのに好適に用いられ
る容器位置決め搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧品、薬品、食料品等の内容物が容器
内に充填された製品は、通常、製品の名称、内容物等を
記載したラベルを容器の表面に貼付した状態で出荷され
る。そして、容器の表面にラベルを貼付する作業は、一
般に、内容物が充填されて蓋体が締結された状態の容器
をコンベヤ等の搬送ラインによってラベル貼付装置に搬
送し、該ラベル貼付装置によって自動的に行うようにし
ている。
【0003】この場合、容器に対するラベルの貼付位置
が製品ごとに位置ずれを生じていると製品価値が損なわ
れてしまうため、コンベヤ上を搬送される容器を適正に
位置決めした状態でラベル貼付装置に供給することによ
り、ラベルを容器に対して常に一定の位置に貼付する必
要がある。
【0004】このため、従来では、例えば搬送ラインの
途中(ラベル貼付装置の上流側)で人手によって容器の
位置を随時修正することにより、容器を位置決めした状
態でラベル貼付装置に供給するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラベル貼付装
置に供給される容器の位置を人手によって修正する場合
には、容器ごとの位置決めが必ずしも一定せず、ラベル
貼付装置によって容器に貼付されたラベルの位置が容器
ごとに誤差を生じてしまうという問題がある。
【0006】これに対し、コンベヤ上を搬送される容器
の位置決めを自動的に行う位置決め装置が実用に供され
ており、この位置決め装置は、例えば、円形容器の外周
面を挟み込んだ状態で該円形容器を回転させる複数のロ
ーラと、該各ローラによって円形容器が回転する間に該
円形容器の外周面に設けられた合いマークを検出するセ
ンサ等とからなり、該センサが合いマークを検出したと
きに円形容器の回転を停止させることにより、該円形容
器を回転方向の所定位置に位置決めする構成となってい
る。
【0007】しかし、容器が円形状の断面形状を有する
円形容器ではなく、例えば楕円形状や多角形状の断面形
状を有する異形容器である場合には、該異形容器を複数
のローラによってコンベヤ上で回転させることが難し
く、上述の容器位置決め装置を適用することができない
という問題がある。
【0008】また、上述の如き容器の位置決め装置で
は、通常、センサが円形容器の回転中心に対して固定さ
れているから、例えば真円度が低いガラス製の円形容
器、あるいは複数のローラに挟み込まれることにより容
易に変形を生じるような樹脂製の円形容器では、円形容
器の形状あるいは変形に応じてセンサと合いマークとの
間隔が変化してしまう。このため、センサが合いマーク
を誤検出してしまい、円形容器の位置決めが適正に行わ
れないままラベル貼付装置に供給される結果、貼付され
るラベルの位置精度が低下してしまうという問題があ
る。
【0009】さらに、ラベル貼付装置の上流側で容器の
位置決めを行っても、位置決めされた容器がラベル貼付
装置まで搬送される間に移動してしまい、結果的にラベ
ルが容器に対して位置ずれを生じてしまうという問題が
ある。
【0010】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、容器の形状、変形等にかかわらず、
容器を高精度に位置決めした状態で搬送できるようにし
た容器位置決め搬送装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、上流側から下流側に向けて
異形容器を直立状態で搬送するコンベヤと、該コンベヤ
と平行して往復動可能に設けられ、該コンベヤと同期し
て移動した後に再び復帰する往復動テーブルと、前記コ
ンベヤを挟んで対向するように該往復動テーブルに設け
られ、前記コンベヤ上を搬送される異形容器と同期して
移動しつつ該コンベヤの幅方向に開閉するように駆動す
る開閉駆動手段と、該開閉駆動手段が閉駆動したときに
前記コンベヤ上を搬送される異形容器をクランプして搬
送方向に位置決めするために該開閉手段に着脱可能に設
けられ、異形容器の形状に応じた係合部を有する位置決
めクランプと、前記開閉駆動手段よりも下流側に位置し
て前記コンベヤの上方に設けられ、該位置決めクランプ
によって搬送方向に位置決めされた異形容器を前記コン
ベヤとの間で上,下方向から押えつつ下流側に搬送させ
る容器押え手段とから構成してなる。
【0012】上記構成によれば、コンベヤ上を異形容器
が搬送されるとき、往復動テーブルに設けられた開閉駆
動手段が、異形容器と同期して搬送方向に移動しつつコ
ンベヤの幅方向に閉駆動する。この場合、開閉駆動手段
には異形容器の形状に応じた係合部を有する位置決めク
ランプが設けられているから、位置決めクランプが異形
容器をクランプすることにより、該異形容器を搬送方向
に位置決めすることができる。そして、位置決めクラン
プによって搬送方向に位置決めされた異形容器は、容器
押え手段によって上,下方向から押えられた状態で下流
側へと搬送されるから、一旦位置決めされた異形容器が
下流側へと搬送される間に位置ずれ等を生じるのを防止
することができる。
【0013】また、請求項2の発明は、合いマークが設
けられた円形容器を上流側から下流側に向けて直立状態
で搬送するコンベヤと、該コンベヤと平行して往復動可
能に設けられ、該コンベヤと同期して移動した後に再び
復帰する往復動テーブルと、前記コンベヤを挟んで対向
するように該往復動テーブルに設けられ、前記コンベヤ
上を搬送される円形容器と同期して移動しつつ該コンベ
ヤの幅方向に開閉するように駆動する開閉駆動手段と、
該開閉駆動手段が閉駆動したときに円形容器に当接し該
円形容器を前記コンベヤ上で回転させる容器回転手段
と、該容器回転手段によって回転される円形容器に対し
て進退可能に設けられ、該円形容器の外周面にほぼ一定
の間隔をもって対向しつつ合いマークを検出する合いマ
ーク検出手段と、該合いマーク検出手段が合いマークを
検出したとき前記容器回転手段を停止させ、円形容器の
合いマークを回転方向の所定位置に位置決めする回転制
御手段と、前記開閉駆動手段よりも下流側に位置して前
記コンベヤの上方に設けられ、該回転制御手段によって
回転方向に位置決めされた容器を前記コンベヤとの間で
上,下方向から押えつつ下流側に搬送させる容器押え手
段とから構成してなる。
【0014】上記構成によれば、コンベヤ上を円形容器
が搬送されるとき、往復動テーブルに設けられた開閉駆
動手段が、円形容器と同期して搬送方向に移動しつつコ
ンベヤの幅方向に閉駆動する。そして、開閉駆動手段に
設けられた容器回転手段が円形容器に当接してこれをコ
ンベヤ上で回転させる間に、合いマーク検出手段が円形
容器に設けられた合いマークを検出する。この場合、合
いマーク検出手段は、回転される円形容器の外周面にほ
ぼ一定の間隔をもって対向しつつ合いマークを検出する
から、例えば容器回転手段によって回転される間に円形
容器が変形等を生じたとしても、合いマーク検出手段に
よって的確に合いマークを検出することができる。そし
て、合いマーク検出手段によって合いマークが検出され
ると、回転制御手段によって容器回転手段が停止し、合
いマークを回転方向の所定位置に位置決めした状態で円
形容器の回転が停止する。そして、回転方向に位置決め
された円形容器は、容器押え手段によって上,下方向か
ら押えられた状態で下流側へと搬送されるから、一旦位
置決めされた円形容器が下流側へと搬送される間もに位
置ずれ等を生じるのを防止することができる。
【0015】さらに、請求項3の発明は、前記合いマー
ク検出手段は、前記容器回転手段によって回転される円
形容器の径方向に進退可能に設けられ該円形容器の外周
面に常時当接する接触子と、該接触子に取付けられ前記
円形容器の外周面との間に一定の間隔を保ちつつ合いマ
ークを検出するセンサとから構成したことにある。
【0016】上記構成によれば、円形容器の径方向に進
退可能に設けられた接触子は、容器回転手段によって回
転される間に円形容器が変形等を生じた場合でも、該円
形容器の変形に追従してその外周面に常時当接する。こ
のため、接触子に取付けられたセンサは、円形容器の外
周面との間に常時一定の間隔を保ちつつ合いマークを検
出することができ、センサによる誤検出を防止すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1ないし図13に基づいて詳細に説明する。
【0018】まず、図1ないし図6は本発明による第1
の実施例を示している。
【0019】図において、1はフロア上にフレーム(い
ずれも図示せず)等を介して左,右方向に伸長するよう
に設けられたコンベヤを示し、該コンベヤ1は後述する
各楕円容器2を、直立状態で図中の左側(上流側)から
右側(下流側)に向けて搬送するものである。
【0020】2,2,…は、例えば化粧品、薬品、食料
品等の内容物が充填された楕円状の断面形状を有する異
形容器としての楕円容器で、該各楕円容器2は図2に示
すように直立状態でコンベヤ1上を搬送され、例えばコ
ンベヤ1の下流側に配設されたラベル貼付装置3に順次
供給される。そして、該ラベル貼付装置3によって楕円
容器2の外周面にラベル4が順次貼付されるようになっ
ている。
【0021】5はコンベヤ1の上流側に設けられ、該コ
ンベヤ1の搬送方向に沿って延びるタイミングスクリュ
を示し、該タイミングスクリュ5の外周面には、コンベ
ヤ1の上流側から下流側に向けて漸次幅寸法が増大する
螺旋状のスクリュ突起5Aが設けられている。
【0022】そして、該タイミングスクリュ5は、例え
ばモータ(図示せず)によって回転されることにより、
スクリュ突起5Aが見かけ上コンベヤ1の搬送方向に沿
って上流側から下流側に進行するように作動し、このと
きのスクリュ突起5Aの進行速度は、コンベヤ1の搬送
速度と等しく設定されている。これにより、コンベヤ1
上を直立状態で搬送されてくる各楕円容器2は、タイミ
ングスクリュ5に対向して配設された案内板6に案内さ
れつつ、タイミングスクリュ5のスクリュ突起5A間に
押込まれ、このスクリュ突起5Aの進行によって順次下
流側に移動することにより、一定のピッチをもってコン
ベヤ1上に整列するようになる。
【0023】7はコンベヤ1の下方に位置し、該コンベ
ヤ1に平行して往復動可能となった往復動テーブルを示
し、該往復動テーブル7は、例えばコンベヤ1の下方に
固定された平板状のベース8と、コンベヤ1の幅方向に
離間して該ベース8上に設けられ、コンベヤ1の搬送方
向に沿って延びる一対のガイドレール9,9と、該各ガ
イドレール9に摺動可能に嵌合する往復動テーブル本体
10とを有している。
【0024】そして、往復動テーブル本体10は、例え
ばボールねじ機構等の駆動手段(図示せず)を作動させ
ることにより、各ガイドレール9に規制されつつコンベ
ヤ1に平行して、図1に示す上流位置と図5に示す下流
位置との間を往復動するものである。ここで、往復動テ
ーブル本体10が上流位置から下流位置に移動するとき
の移動速度は、例えばコンベヤ1の搬送速度と等しく設
定されている。
【0025】11は往復動テーブル7の往復動テーブル
本体10上に位置し、コンベヤ1を幅方向で挟むように
設けられた開閉駆動機構で、該開閉駆動機構11は、コ
ンベヤ1の搬送方向に離間して往復動テーブル本体10
上に設けられ、コンベヤ1の幅方向に伸長した一対の案
内レール12,12と、該各案内レール12に摺動可能
に嵌合し、コンベヤ1を挟んで対向するスライドユニッ
ト13,14とを有している。
【0026】ここで、スライドユニット13は、案内レ
ール12に沿って摺動するスライドブロック13Aと、
該スライドブロック13Aの前面側に上,下、左,右方
向に離間して突設された4個のアーム13B,13B,
…と、案内レール12に沿って伸長しスライドブロック
13Aの下端側に螺合したボールねじ13Cと、往復動
テーブル本体10に固定され、該ボールねじ13Cを回
転駆動するモータ13Dとを有している。そして、モー
タ13Dによってボールねじ13Cを正,逆方向に回転
することにより、スライドブロック13Aが各アーム1
3Bを伴ってコンベヤ1の幅方向に移動する。
【0027】また、スライドユニット14は、案内レー
ル12に沿って摺動するスライドブロック14Aと、該
スライドブロック14Aの前面側に上,下方向に離間し
て突設された一対の取付板14B,14Bと、案内レー
ル12に沿って伸長しスライドブロック14Aの下端側
に螺合したボールねじ14Cと、往復動テーブル本体1
0に固定され、該ボールねじ14Cを回転駆動するモー
タ14Dとを有している。そして、モータ14Dによっ
てボールねじ14Cを正,逆方向に回転することによ
り、スライドブロック14Aが各取付板14Bを伴って
コンベヤ1の幅方向に移動する。
【0028】かくして、開閉駆動機構11が閉駆動した
ときには、各スライドユニット13,14が互いに接近
する方向に移動し、開閉駆動機構11が開駆動したとき
には、各スライドユニット13,14が互いに離間する
方向に移動するようになっている。
【0029】15,15,…はスライドユニット13を
構成する各アーム13Bの前端側にボルトを介して着脱
可能に取付けられ、後述する各クランプ板16と共に位
置決めクランプを構成する4個のクランプ板を示し、該
各クランプ板15は、例えば樹脂材料等から互いに等し
い形状をもって形成されている。ここで、図4に示すよ
うに、各クランプ板15の前端側には、コンベヤ1上を
搬送される楕円容器2の半断面形状に適合する係合部と
しての湾曲状凹陥部15Aが形成されている。
【0030】16,16はスライドユニット14に設け
られた各取付板14Bの前端側にボルトを介して着脱可
能に取付けられ、前記各クランプ板15と共に位置決め
クランプを構成する2個のクランプ板を示し、該各クラ
ンプ板16は、例えば樹脂材料等から互いに等しい形状
をもって形成されている。そして、各クランプ板16の
前端側には、前記湾曲状凹陥部15Aと等しい形状を有
する係合部としての湾曲状凹陥部16Aが長手方向に離
間した2箇所に形成されている。ここで、該各湾曲状凹
陥部16Aのピッチと、上述したタイミングスクリュ5
によってコンベヤ1上に整列した各楕円容器2のピッチ
とは互いに等しく設定されている。
【0031】そして、開閉駆動機構11が開駆動状態か
ら閉駆動状態に移行し、スライドユニット13とスライ
ドユニット14とが互いに接近することにより、コンベ
ヤ1上を搬送される楕円容器2が各クランプ板15と各
クランプ板16とによってクランプされ、このとき、コ
ンベヤ1上を搬送されてきた楕円容器2は、図4中に示
すように、その長軸が搬送方向に対して傾いた状態(一
点鎖線の状態)から、搬送方向に対して水平となるよう
に位置決めされるようになっている。
【0032】17は開閉駆動機構11よりも下流側に位
置してコンベヤ1の上方に設けられた容器押え機構を示
し、該容器押え機構17は、コンベヤ1の搬送方向に伸
長した支持フレーム18と、該支持フレーム18の両端
側に回転可能に設けられた駆動プーリ19A,従動プー
リ19Bと、該各プーリ19A,19B間に巻回された
ベルト20とから大略構成されている。ここで、支持フ
レーム18はコンベヤ1の近傍に立設されたガイドポス
ト21に沿って上,下方向に移動可能となっており、コ
ンベヤ1上を搬送される楕円容器2の高さ寸法に応じ
て、ベルト20とコンベヤ1との間隔を調整できるよう
になっている。
【0033】そして、該容器押え機構17は、各クラン
プ板15,16によって搬送方向に位置決めされた各楕
円容器2を、周回駆動するベルト20とコンベヤ1との
間で上,下方向から押え込みつつコンベヤ1の下流側に
搬送し、ラベル貼付装置3に供給する。
【0034】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、以下、その動作について説明する。
【0035】まず、コンベヤ1上を直立状態で搬送され
てきた複数の楕円容器2が、案内板6に案内されつつタ
イミングスクリュ5のスクリュ突起5A間に押込まれ、
このスクリュ突起5Aの進行によって順次下流側に移動
し、一定のピッチをもってコンベヤ1上に整列した状態
で下流側に順次搬送される。このとき、各楕円容器2
は、その長軸が搬送方向に対して傾いた状態でコンベヤ
1上を搬送される。
【0036】そして、コンベヤ1上を搬送される各楕円
容器2が、開閉駆動機構11のスライドユニット13と
スライドユニット14との間に達すると、開閉駆動機構
11が閉駆動し、該各スライドユニット13,14が互
いに接近する。これにより、図4に示すように、スライ
ドユニット13の前端側に取付けられた各クランプ板1
5と、スライドユニット14の前端側に取付けられた各
クランプ板16とによって2個の楕円容器2が同時にク
ランプされる。
【0037】このとき、図4中に一点鎖線で示すように
搬送方向に対して長軸が傾いた各楕円容器2の姿勢が、
クランプ板15の湾曲状凹陥部15Aとクランプ板16
の湾曲状凹陥部16Aとの間で実線で示すように矯正さ
れ、各楕円容器2をその長軸が搬送方向に対して水平に
なるように位置決めすることができる。
【0038】かくして、クランプ板15,16によって
楕円容器2がクランプされた状態で、図5に示すように
往復動テーブル7がコンベヤ1と同期して下流位置に移
動する。このとき、往復動テーブル7が上流位置から下
流位置に移動する間に、各クランプ板15,16にクラ
ンプされた楕円容器2は、容器押え機構17のベルト2
0とコンベヤ1との間で上,下方向から押え込まれつつ
コンベヤ1上を搬送されていく。
【0039】そして、往復動テーブル7が下流位置まで
移動し、コンベヤ1上の楕円容器2がラベル貼付装置3
の直前に達すると、開閉駆動機構11が開駆動して各ス
ライドユニット13,14が互いに離間し、クランプ板
15,16が楕円容器2に対するクランプを解除した
後、往復動テーブル7が開閉駆動機構11を伴って下流
位置から上流位置へと復帰する。
【0040】このとき、楕円容器2は容器押え機構17
のベルト20とコンベヤ1との間で上,下方向から押え
込まれているから、クランプ板15,16によるクラン
プが解除されても、楕円容器2がラベル貼付装置3に供
給されるまでの間にコンベヤ1上で移動するのを確実に
防止することができる。
【0041】従って、楕円容器2を搬送方向に対して適
正に位置決めした状態でラベル貼付装置3に供給するこ
とができ、該ラベル貼付装置3によって楕円容器2に貼
付されるラベル4の位置精度を大幅に向上することがで
きる。
【0042】上述の如く、本実施例によれば、コンベヤ
1に平行して往復動する往復動テーブル7上に、コンベ
ヤ1の幅方向に開閉するスライドユニット13,14か
らなる開閉駆動機構11を設け、該開閉駆動機構11を
構成するスライドユニット13,14の前端側に取付け
たクランプ板15,16によってコンベヤ1上を搬送さ
れる楕円容器2をクランプすることにより、該楕円容器
2をコンベヤ1上で搬送方向に位置決めすることができ
る。この結果、例えばラベル貼付装置3によって楕円容
器2に貼付されるラベル4の位置精度を向上することが
できる。
【0043】また、開閉駆動機構11の下流側に位置し
てコンベヤ1の上方に容器押え機構17を設け、該容器
押え機構17のベルト20とコンベヤ1との間で楕円容
器2を上,下方向から押え込みつつ下流側に搬送させる
構成としたから、クランプ板15,16によって搬送方
向に位置決めされた楕円容器2が、開閉駆動機構11か
ら下流側へと搬送される間に位置ずれ等を生じるのを確
実に防止することができる。
【0044】なお、前記実施例では、楕円容器2を各ク
ランプ板15と各クランプ板16とでクランプすること
により、搬送方向に位置決めする場合を例に挙げたが、
例えば搬送される異形容器が、図6中に示すように多角
形状の断面形状を有する多角形容器22である場合に
は、該多角形容器22の半断面形状と等しい形状の凹陥
部23A,24Aを有する各クランプ板23,24に交
換すれば、コンベヤ1上を搬送される多角形容器22の
搬送方向における位置決めを行うことができる。このよ
うに、コンベヤ1上を搬送される異形容器の形状に応じ
てクランプ板の形状を変えることにより、種々の形状を
有する異形容器の位置決めを行うことができる。
【0045】次に、図7ないし図13は本発明による第
2の実施例を示している。なお、本実施例では、上述し
た第1の実施例と同一の構成要素には同一の符号を付
し、その説明を省略する。
【0046】図において、31,31,…はコンベヤ1
上を搬送される円形容器を示し、該円形容器31は、例
えば樹脂材料等から円形の断面形状をもって形成され、
その円筒状の外周面には合いマーク32が、例えば印
刷、貼着等の手段によって設けられている。
【0047】33は開閉駆動機構11に設けられた容器
回転機構で、該容器回転機構33は、開閉駆動機構11
を構成するスライドユニット13の前端側に設けられた
左,右の回転ローラユニット34,34と、スライドユ
ニット14の前端側に設けられた左,右の駆動ローラユ
ニット35,35と、該各駆動ローラ35を個別に回転
駆動すべくスライドユニット14に設けられたローラモ
ータ36A,36Bとから大略構成されている。
【0048】ここで、各回転ローラユニット34は、基
端側がスライドユニット13に取付けられ、先端側が二
又状の分岐端となった上,下一対の支持アーム34A,
34Aと、該各支持アーム34Aの分岐端に回転可能に
設けられた4個のゴムローラ34B,34B,…とから
なっている。
【0049】また、各駆動ローラユニット35は、スラ
イドユニット14の前端側に軸支された回転軸35A
と、上,下方向に離間して該回転軸35Aに取付けられ
た2個のゴムローラ35B,35Bとからなり、例えば
歯車等の動力伝達機構(図示せず)を介してローラモー
タ36の出力が回転軸35Aに伝達されることにより、
各ゴムローラ35Bが回転駆動されるようになってい
る。
【0050】そして、各回転ローラユニット34のゴム
ローラ34Bと各駆動ローラユニット35のゴムローラ
35Bとは、開閉駆動機構11が閉駆動してスライドユ
ニット13,14が互いに接近することにより円形容器
31の外周面に当接し、この状態でローラモータ36
A,36Bを作動させることにより、円形容器31がコ
ンベヤ1上で回転するようになっている。
【0051】37A,37Bは円形容器31に設けられ
た合いマーク32を検出するため、各回転ローラユニッ
ト34の一方,他方に配設された合いマーク検出機構を
示し、該合いマーク検出機構37A,37Bは図8に示
すように、回転ローラユニット34の各支持アーム34
A,34A間に固定されたライナ38に基端側が摺動可
能に挿通された摺動軸39A、該摺動軸39Aの先端側
に固着されたホルダ39B、および該ホルダ39Bの先
端側に回転可能に設けられた小径ゴムローラ39Cから
なる接触子39と、該接触子39のホルダ39Bにブラ
ケット等を介して固定されたセンサ40とから構成され
ている。
【0052】ここで、ライナ38とホルダ39Bとの間
には圧縮ばね41が縮装され、該圧縮ばね41は接触子
39を円形容器31側に常時付勢している。従って、接
触子39は円形容器31の径方向に進退可能となって該
円形容器31の外周面に常時当接し、これにより、該接
触子39に伴って円形容器31の径方向に進退するセン
サ40が、該円形容器31の外周面との間に常時一定の
間隔を保つことができるようになっている。
【0053】そして、センサ40は、前記容器回転機構
33によって円形容器31がコンベヤ1上で回転する間
に合いマーク32と正対したとき、該合いマーク32を
検出して後述の回転制御手段42に検出信号を出力する
ものである。
【0054】42は各合いマーク検出機構37A,37
Bのセンサ40が円形容器31の合いマーク32を検出
したとき、前記容器回転機構33を停止させる回転制御
機構を示し、該回転制御機構42はマイクロコンピュー
タ等により構成され、図9に示すように、入力側に合い
マーク検出機構37Aのセンサ40と、合いマーク検出
機構37Bのセンサ40とがそれぞれ個別に接続され、
また、出力側には前記ローラモータ36A,36Bがそ
れぞれ個別に接続されている。
【0055】そして、回転制御機構42は、例えば合い
マーク検出機構37Aのセンサ40から検出信号が出力
されたときにはローラモータ36Aに停止信号を出力
し、合いマーク検出機構37Bのセンサ40から検出信
号が出力されたときにはローラモータ36Bに停止信号
を出力する。これにより、ローラモータ36Aによって
回転される円形容器31は、例えばその合いマーク32
が合いマーク検出機構37Aのセンサ40と正対した位
置で停止し、また、ローラモータ36Bによって回転さ
れる円形容器31は、例えばその合いマーク32が合い
マーク検出機構37Bのセンサ40と正対した位置で停
止するようになっている。
【0056】本実施例は上述の如き構成を有するもの
で、以下、その動作について説明する。
【0057】まず、コンベヤ1上を直立状態で搬送され
てきた複数の円形容器31は、案内板6に案内されつつ
タイミングスクリュ5のスクリュ突起5A間に押込ま
れ、このスクリュ突起5Aの進行によって順次下流側に
移動し、一定のピッチをもってコンベヤ1上に整列した
状態で下流側に順次搬送される。このとき、各円形容器
31に設けられた合いマーク32は、それぞれ回転方向
においてに任意の位置にある。
【0058】そして、コンベヤ1上を搬送される各円形
容器31が、開閉駆動機構11のスライドユニット13
とスライドユニット14との間に達すると、開閉駆動機
構11が閉駆動し、該各スライドユニット13,14が
互いに接近する。これにより、図10に示すように、ス
ライドユニット13の前端側に取付けられた各回転ロー
ラユニット34と、スライドユニット14の前端側に取
付けられた各駆動ローラユニット35との間に2個の円
形容器31が挟み込まれる。
【0059】この状態で各ローラモータ36A,36B
が作動し、各駆動ローラユニット35と各回転ローラユ
ニット34とが協働してコンベヤ1上で円形容器31を
回転させる。
【0060】かくして、各駆動ローラユニット35と各
回転ローラユニット34との間で円形容器31が回転す
る間、一方の回転ローラユニット34に設けられた合い
マーク検出機構37Aのセンサ40と、他方の回転ロー
ラユニット34に設けられた合いマーク検出機構37B
のセンサ40とが、それぞれ対応する円形容器31に設
けられた合いマーク32を検出する。
【0061】このとき、合いマーク検出機構37A(3
7B)を構成する接触子39は、円形容器31の径方向
に進退可能となって該円形容器31の外周面に常時当接
するから、該接触子39に設けられたセンサ40は、図
11に示すように円形容器31の外周面との間に常時一
定の間隔Lを保ちつつ合いマーク32を検出する。
【0062】従って、円形容器31が、例えば薄い樹脂
製の容器であって、駆動ローラユニット35と回転ロー
ラユニット34とに挟み込まれることにより変形し、例
えば図12に示すように円形容器31の外周面に窪み部
Sが生じた場合でも、接触子39は円形容器31の径方
向に窪み部S分だけ伸長し、該窪み部Sの外周面に当接
する状態を保つ。この結果、該接触子39に設けられた
センサ40は、円形容器31の窪み部Sとの間でも一定
の間隔Lを保つことができ、例えば合いマーク32が設
けられた部分に変形等が生じた場合でも、センサ40は
円形容器31の変形にかかわらず的確に合いマーク32
を検出することができる。
【0063】かくして、合いマーク検出機構37Aのセ
ンサ40が円形容器31の合いマーク32を検出して回
転制御機構42に検出信号を出力すると、回転制御機構
42はローラモータ36Aに停止信号を出力する。これ
により、ローラモータ36Aによってコンベヤ1上で回
転していた円形容器31は、例えば合いマーク32がセ
ンサ40と正対した位置にて停止し、各円形容器31を
コンベヤ1上で回転方向に位置決めすることができる。
【0064】また、これと同様に、合いマーク検出機構
37Bのセンサ40が対応する円形容器31の合いマー
クを検出すると、回転制御機構42がローラモータ36
Bに停止信号を出力することにより、ローラモータ36
Bによってコンベヤ1上で回転していた円形容器31
を、その合いマーク32がセンサ40と正対した位置に
停止させて回転方向に位置決めすることができる。
【0065】そして、開閉駆動機構11は、往復動テー
ブル7が図13に示す下流位置に達するまで閉駆動状態
を継続し、この間にそれぞれ回転方向に位置決めされた
2個の円形容器31は、回転ローラユニット34の各ゴ
ムローラ34Bと、回転が停止した駆動ローラユニット
35の各ゴムローラ35Bとによってコンベヤ1上で位
置決め状態に把持される。
【0066】そして、往復動テーブル7が下流位置まで
移動し、コンベヤ1上の円形容器31がラベル貼付装置
3の直前に達すると、開閉駆動機構11が開駆動して各
スライドユニット13,14が互いに離間し、回転ロー
ラユニット34の各ゴムローラ34Bと駆動ローラユニ
ット35の各ゴムローラ35Bとが円形容器31から離
脱した後、往復動テーブル7が開閉駆動機構11を伴っ
て下流位置から上流位置へと復帰する。
【0067】このとき、円形容器31は容器押え機構1
7のベルト20とコンベヤ1との間で上,下方向から押
え込まれているから、回転ローラユニット34の各ゴム
ローラ34Bと駆動ローラユニット35の各ゴムローラ
35Bとが円形容器31から離脱しても、円形容器31
が、ラベル貼付装置3に供給されるまでの間にコンベヤ
1上で移動するのを確実に防止することができる。
【0068】従って、円形容器31を回転方向に適正に
位置決めした状態でラベル貼付装置3に供給することが
でき、該ラベル貼付装置3によって各円形容器31に貼
付されるラベルの位置精度を大幅に向上することができ
る。
【0069】上述の如く、本実施例によれば、コンベヤ
1上で回転する円形容器31に設けた合いマーク32を
検出する合いマーク検出機構37A,37Bを、円形容
器31の径方向に進退可能となって該円形容器31の外
周面に常時当接する接触子39と、該接触子39に取付
けたセンサ40とから構成することにより、センサ40
が円形容器31の外周面との間に常時一定の間隔Lを保
ちつつ合いマーク32を検出するようにしたから、例え
ば円形容器31の合いマーク32が設けられた部分に変
形等が生じた場合でも、センサ40は的確に合いマーク
32を検出することができ、円形容器31をその変形に
かかわらずコンベヤ1上で正確に位置決めすることがで
きる。
【0070】なお、前記第2の実施例では、接触子39
の先端側に小径ゴムローラ39Cを設けた場合を例に挙
げたが、本発明はこれに限らず、例えばボールプランジ
ャ等の球状の転動体を用いてもよい。
【0071】また、前記各実施例では、容器の外周面に
ラベルを貼付する場合の位置決め作業に用いた場合を例
に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば容器と蓋体
との位置合わせ作業等に適用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、コンベヤに平行して往復動する往復動テーブル上
に該コンベヤの幅方向に開閉する開閉駆動手段を設け、
該開閉駆動手段に取付けた位置決めクランプによってコ
ンベヤ上を搬送される異形容器をクランプすることによ
り、該異形容器をコンベヤ上で搬送方向に位置決めする
構成としたから、コンベヤ上を搬送される異形容器の形
状に応じた係合部を有する位置決めクランプを用いるこ
とにより、種々の形状を有する異形容器の位置決めを行
うことができる。
【0073】また、開閉駆動手段の下流側に位置してコ
ンベヤの上方に容器押え手段を設け、該容器押え手段と
コンベヤとの間で異形容器を上,下方向から押え込みつ
つ下流側に搬送させる構成としたから、位置決めクラン
プによって一旦位置決めされた異形容器が、開閉駆動手
段から下流側へと搬送される間に位置ずれ等を生じるの
を確実に防止することができる。
【0074】また、請求項2の発明によれば、コンベヤ
上を円形容器が搬送されるとき、容器回転手段が円形容
器に当接してこれをコンベヤ上で回転させる間に、該円
形容器に設けた合いマークを検出する合いマーク検出手
段を設け、該合いマーク検出手段を、回転する円形容器
の外周面にほぼ一定の間隔をもって対向しつつ合いマー
クを検出する構成としたから、例えば真円度が低い円形
容器に設けた合いマークを検出する場合や、容器回転手
段によって回転される間に円形容器が変形等を生じた場
合でも、合いマーク検出手段によって的確に合いマーク
を検出することができ、円形容器を回転方向に確実に位
置決めすることができる。
【0075】さらに、請求項3の発明によれば、円形容
器の径方向に進退可能に設けられた接触子と、該接触子
に取付けたセンサとから合いマーク検出手段を構成する
ことにより、例えば円形容器の合いマークが設けられた
部分に変形等が生じた場合でも、センサは、円形容器の
形状に追従する接触子に伴って、容器の外周面との間に
常時一定の間隔を保ちつつ的確に合いマークを検出する
ことができ、円形容器をその変形にかかわらずコンベヤ
上で正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による容器位置決め搬送
装置を示す外観図である。
【図2】図1中の矢示 II − II 方向からみた断面図で
ある。
【図3】図1中の矢示 III−III 方向からみた拡大断面
図である。
【図4】図1中の楕円容器、クランプ板等を示す要部拡
大図である。
【図5】図1中の往復動テーブルが下流位置に移動した
状態を示す図1と同様位置の外観図である。
【図6】クランプ板の変形例を示す図4と同様位置の要
部拡大図である。
【図7】本発明の第2の実施例による容器位置決め搬送
装置を示す外観図である。
【図8】図7中の矢示 VIII − VIII 方向からみた拡大
断面図である。
【図9】回転制御機構と、合いマーク検出機構およびロ
ーラモータとの接続状態を示すブロック図である。
【図10】センサが円形容器の合いマークを検出する状
態を示す図8と同様位置の拡大断面図である。
【図11】図10中の矢示 XI − XI 方向からみた断面
図である。
【図12】変形した円形容器の合いマークをセンサが検
出する状態を示す図11と同様位置の拡大断面図であ
る。
【図13】図7中の往復動テーブルが下流位置に移動し
た状態を示す図7と同様位置の外観図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 楕円容器 7 往復動テーブル 11 開閉駆動機構(開閉駆動手段) 15,16 クランプ板(位置決めクランプ) 15A,16A 湾曲状凹陥部(係合部) 17 容器押え機構(容器押え手段) 31 円形容器 32 合いマーク 33 容器回転機構(容器回転手段) 37A,37B 合いマーク検出機構(合いマーク検出
手段) 39 接触子 40 センサ 42 回転制御機構(回転制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側から下流側に向けて異形容器を直
    立状態で搬送するコンベヤと、該コンベヤと平行して往
    復動可能に設けられ、該コンベヤと同期して移動した後
    に再び復帰する往復動テーブルと、前記コンベヤを挟ん
    で対向するように該往復動テーブルに設けられ、前記コ
    ンベヤ上を搬送される異形容器と同期して移動しつつ該
    コンベヤの幅方向に開閉するように駆動する開閉駆動手
    段と、該開閉駆動手段が閉駆動したときに前記コンベヤ
    上を搬送される異形容器をクランプして搬送方向に位置
    決めするために該開閉手段に着脱可能に設けられ、異形
    容器の形状に応じた係合部を有する位置決めクランプ
    と、前記開閉駆動手段よりも下流側に位置して前記コン
    ベヤの上方に設けられ、該位置決めクランプによって搬
    送方向に位置決めされた異形容器を前記コンベヤとの間
    で上,下方向から押えつつ下流側に搬送させる容器押え
    手段とから構成してなる容器位置決め搬送装置。
  2. 【請求項2】 合いマークが設けられた円形容器を上流
    側から下流側に向けて直立状態で搬送するコンベヤと、
    該コンベヤと平行して往復動可能に設けられ、該コンベ
    ヤと同期して移動した後に再び復帰する往復動テーブル
    と、前記コンベヤを挟んで対向するように該往復動テー
    ブルに設けられ、前記コンベヤ上を搬送される円形容器
    と同期して移動しつつ該コンベヤの幅方向に開閉するよ
    うに駆動する開閉駆動手段と、該開閉駆動手段が閉駆動
    したときに円形容器に当接し該円形容器を前記コンベヤ
    上で回転させる容器回転手段と、該容器回転手段によっ
    て回転される円形容器に対して進退可能に設けられ、該
    円形容器の外周面にほぼ一定の間隔をもって対向しつつ
    合いマークを検出する合いマーク検出手段と、該合いマ
    ーク検出手段が合いマークを検出したとき前記容器回転
    手段を停止させ、円形容器の合いマークを回転方向の所
    定位置に位置決めする回転制御手段と、前記開閉駆動手
    段よりも下流側に位置して前記コンベヤの上方に設けら
    れ、該回転制御手段によって回転方向に位置決めされた
    容器を前記コンベヤとの間で上,下方向から押えつつ下
    流側に搬送させる容器押え手段とから構成してなる容器
    位置決め搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記合いマーク検出手段は、前記容器回
    転手段によって回転される円形容器の径方向に進退可能
    に設けられ該円形容器の外周面に常時当接する接触子
    と、該接触子に取付けられ前記円形容器の外周面との間
    に一定の間隔を保ちつつ前記合いマークを検出するセン
    サとから構成してなる請求項2に記載の容器位置決め搬
    送装置。
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